JP3178826B2 - 難燃性液状シリコーンゴム組成物 - Google Patents
難燃性液状シリコーンゴム組成物Info
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Description
剤と有機過酸化物を主成分とした有機過酸化物硬化型シ
リコーンゴム組成物に、白金化合物,カーボンブラッ
ク,トリアゾール系化合物,酸化鉄等の難燃性付与剤を
添加配合すれば、その難燃性が向上することは知られて
いる。また、これらのシリコーンゴム組成物の難燃性
は、不燃性成分である充填剤成分の配合量を多くし、可
燃性成分であるオルガノポリシロキサン配合量を少なく
することにより更に向上することも知られている。とこ
ろが、これらの方法で得られた難燃性シリコーンゴム組
成物は、非常に粘度の高いものであり、射出成形用材料
等流動性を要求される用途には使用できないものであっ
た。また低粘度のオルガノポリシロキサンと補強性充填
剤と白金系触媒を主成分とした付加反応硬化型液状シリ
コーンゴム組成物に、上記のような難燃性付与剤を添加
配合することにより、その難燃性を向上させる試みも為
されている。ところが、この方法では、満足すべき難燃
性と機械的強度を得るためには補強性充填剤の配合量を
極端に増加させる必要があった。そしてこの方法で得ら
れた難燃性液状シリコーンゴム組成物は、それ自体の粘
度が高く、もはや液状シリコーンゴム組成物とは呼べな
いものであり、特に射出成形用材料等流動性を要求され
る用途には適さないものであった。このような問題点を
解消するため補強性充填剤の代わりに増粘性の低い充填
剤、すなわち粒子径の大きい無機質充填剤を選択して使
用することにより難燃性をシリコーンゴム組成物を得る
試みも検討されている。ところが、この方法で得られた
液状シリコーンゴム組成物は、加熱硬化後のシリコーン
ゴム成形品の機械的強度が大幅に低下するという欠点が
あり、その用途が制限されるという問題点があった。
ており、硬化後は難燃性に優れており、かつ、機械的強
度が高いシリコーンゴム成形品となり得る液状シリコー
ンゴム組成物の出現が望まれていた。
果、特定の付加反応硬化型液状シリコーンゴム組成物
に、3種類の特定の難燃性付与剤を特定の割合で配合す
れば、上記のような問題点は一挙に解消されることを見
出し、本発明に到達した。
おり、成形性に優れ、硬化後は難燃性に優れると同時に
機械的強度の高いシリコーンゴム成形品となり得る液状
シリコーンゴム組成物を提供するにある。
基であり、R1は脂肪族不飽和炭化水素基であり、aは1.
90〜2.05であり、bは0.0005〜0.1であり、a+bは1.9
1〜2.06である。]で表わされ、25℃における粘度が100
センチストークス〜100000センチストークスであるオル
ガノポリシロキサン 100重量部、 (B)1分子中に少なくとも3個のケイ素原子結合水素
原子を有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン
[本成分の量は、本組成物中のケイ素原子結合水素原子
のモル数と(A)成分中のケイ素原子結合アルケニル基
のモル数の比が0.5:1〜20:1となる量である。] (C)白金系触媒 触媒量、 (D)比表面積100m2/g以上のフュームドシリカ 20〜50
重量部、 (E)平均粒子径1〜30μmの無機充填剤 0〜200重量
部、 (F)比表面積100m2/g以上のカーボンブラック0.1〜10
重量部、 (G)平均粒子径0.1μm以下のフュームド二酸化チタ
ン 2〜10重量部、 および (H)トリアゾール系化合物 0.001〜1重量部 からなる難燃性液状シリコーンゴム組成物によって達成
される。
であり、上式中、Rメチル基,エチル基,プロピル基,
ブチル基,オクチル基等のアルキル基;フェニル基で例
示される脂肪族不飽和結合を有しない1価炭化水素基で
ある。これらの中でもメチル基が好ましい。R1はビニル
基,アリル基で例示される脂肪族不飽和炭化水素基であ
る。aは1.90〜2.05であり、bは0.005〜1.0であり、a
+bは1.91〜2.06である。このオルガノポリシロキサン
の分子構造は通常は直鎖状であるが若干分枝していても
よい。脂肪族不飽和炭化水素基は分子鎖末端もしくは側
鎖のいずれか、さらにはそれらの両方に存在していても
よいが、硬化後の機械的特性の点から少なくとも分子鎖
量末端に存在することが好ましい。この脂肪族不飽和炭
化水素基は1分子中に1種のみでもよく、2種以上混在
していてもよい。このオルガノポリシロキサンの粘度
は、25℃において100〜100,000センチストークスの範囲
内であり、100〜50,000センチストークスの範囲内にあ
ることが好ましい。これはこの粘度が低すぎると引裂強
度が低下し、高すぎると液状シリコーンゴム組成物自体
の粘度が高くなり過ぎ、流動性に劣るからである。
ニルシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン、両末端ジ
メチルビニルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチ
ルビニルシロキサン共重合体,両末端ジメチルビニルシ
ロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルフェニルシロ
キサン共重合体が挙げられる。
物の架橋剤である。すなわち、(B)成分のケイ素原子
結合水素原子が(C)成分の白金系触媒の存在下、
(A)成分のケイ素原子結合アルケニル基に付加反応
し、その結果本発明組成物が架橋し硬化にいたるのであ
る。(B)成分のオルガノポリシロキサンは1成分中に
少なくとも3個のケイ素原子結合水素原子を有すること
が必要である。ケイ素原子結合水素原子以外の有機基と
してはメチル基,エチル基,プロピル基で例示されるア
ルキル基;フェニル基,トリル基で例示されるアリール
基;3,3,3−トリフロロプロピル基,3−クロロプロピル基
で例示される置換アルキル基等が挙げられる。(B)成
分の分子構造としては直鎖状,分岐を含む直鎖状,環
状,網目状のいずれでもよい。(B)成分の分子量は特
に限定はないが、25℃における粘度が3〜10000センチ
ポイスの範囲であることが好ましい。また(B)成分の
配合量は、本成分中のケイ素原子結合水素原子のモル数
とケイ素原子結合アルケニル基のモル数の比が0.5:1〜2
0:1となる量であり、好ましくは1:1〜3:1となる量であ
る。
硬化が不十分となり、20を越えると過剰な水素が発生し
て発泡することがあるからである。
ための触媒である。このような白金系触物としては、塩
化白金酸,塩化白金酸のアルコール溶液、塩化白金酸と
オレフィン類との錯化合物,塩化白金酸とジビニルシロ
キサンとの錯体,白金黒,白金あるいは白金を担持させ
たもの等が挙げられる。(C)成分の添加量は、白金系
触媒の種類により異なり、特に限定されないが、通常
は、(A)成分100重量部に対して白金系金属自体とし
て1〜1000ppmであり、好ましくは5〜100ppmである。
り、主に本発明組成物に機械的強度を与える成分であ
る。また可燃性成分である(A)成分の配合比率を低下
させ、難燃性を向上させる働きもする。そしてこのフュ
ームドシリカは、本発明組成物に機械的強度を付与する
ためにには、その比表面積が100m2/g以上であることが
必要である。本成分の配合量は、(A)成分100重量部
に対し20〜50重量部である。これはこの配合量が少なす
ぎると高い機械的強度が得られず、逆に多すぎると本発
明組成物の粘度が高くなり過ぎ、液状シリコーンゴム組
成物として特性である流動性がなくなるからである。ま
た本成分はオルガノシラン,オルガノシラザン、シリコ
ーンオイル等で表面処理された比表面積200m2/gのフュ
ームドシリカが機械的強度、特に引裂強さを向上させる
ので好ましい。
応じて添加配合される成分であり、本成分を配合するこ
とにより、(D)成分のみを配合した場合よりも本発明
組成物中における可燃性成分である(A)成分の配合比
率を低下させ、難燃性を向上させる働きをする。この無
機質充填剤は、その平均粒子径が1〜30μmであり好ま
しくは3〜10μmである。これは、この平均粒子径が小
さすぎると本発明組成物の粘度が高くなり過ぎ、逆に平
均粒子径が大きすぎるとシリコーンゴム成形品の機械的
強度特に引裂強度が低下するからでありる。本成分の配
合量は(A)成分100重量部に対して0〜200重量部であ
り、好ましくは本成分と(D)成分の配合量の合計が
(A)成分100重量部に対して50重量部以上である範囲
内である。本成分の具体例としては、例えば、石英粉
末,アルミナ,けいそう土,炭酸カルシウム等が挙げら
れる。
性を付与する働きをし、特に本成分と(F)成分および
(H)成分を併用して使用することにより本発明組成物
の難燃性を向上させる働きをする。この(F)成分はそ
の比表面積が100m2/g以上であることが必要である。こ
のような(F)成分としてはアセチレブラック,ファー
ネストブラック,サーマルブラック,チャンネルブラッ
ク等が挙げられる。本成分の配合量は多すぎると機械的
強度が低下するので(A)成分100重量部当り0.1〜10重
量部である。
および(H)成分と併用することにより本発明組成物の
難燃性を向上させる働きをする。このフュームド二酸化
チタはその平均粒子径が0.1以下であることが必要であ
る。本成分の配合量は(A)成分100重量部当り2〜10
重量部である。
(F),(G)成分と併用することにより本発明組成物
の難燃性を著しく向上させる成分であり、この代表的な
ものに1,2,3−トリアゾール、1,2,4−トリアゾール,ベ
ンゾトリアゾールおよびこれらの誘導体がある。
えば、1−メチル−1,2,3−トリアゾール、1−フェニ
ル−1,2,3−トリアゾール、4−メチル−2−フェニル
−1,2,3−トリアゾール、1−ベンジル−1,2,3−トリア
ゾール、4−ヒドロキシ−1,2,3−トリアゾール1−ア
ミノ−1,2,3−トリアゾール、1−ベンズアミド−4−
メチル1,2,3−トリアゾール、1−アミノ−4,5−ジフェ
ニル−1,2,3トリアゾール−4−アルデヒド、2−メチ
ル−1,2,3−トリアゾール−4−カルボン酸、4−シア
ノ−1,2,3−トリアゾール、5−ヒドロキシ−1,2,3−ト
リアゾール−1−イル酢酸等が挙げられる。
−メチル−1,2,4トリアゾール、1,3−ジフェニル−1,2,
4−トリアゾール、5−アミノ−3−メチル−1,2,4−ト
リアゾール、3−メルカプト−1,2,4−トリアゾール、
1,2,4−トリアゾール−3−カルボン酸、1−フェニル
−1,2,4−トリアゾール−5−オン、1フェニルラウゾ
ール等が挙げられる。
メチルベンゾトリアゾール、5,6−ジメチルベンゾトリ
アゾール、2−フェニルベンゾトリアゾール、1−ヒド
ロキシベンゾトリアゾール、1−ベンゾトリアゾールカ
ルボン酸メチル、2−(3′−t−ブチル2′−ヒドロ
キシ−5−メチル−フェニル)−5−クロロベンゾトリ
アゾール、2−(3′・5′−ジ−tブチル−2′−ヒ
ドロキシ−フェニル)−ベンゾトリアゾール、2−
(3′・5′−ジ−t−ブチル−2′−ヒドロキシ−フ
ェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール等が挙げられ
る。
多いので、シリコーンゴム組成物中に均一に分散させる
に際して、エタノール、イソプロピルアルコール、ベン
ゼン、トルエン、キシレンなどの有機溶媒に溶解して使
用してもよい。この(H)成分は少なすぎても多すぎて
もシリコーンゴム成形品の難燃性を向上する効果が認め
られず、逆に、多すぎると加硫阻害をおこし易くなるの
で、その配合量は(A)成分100重量部に対し0.001〜1
重量部とすることが必要である。
定量を均一に混合することによって容易に製造される。
ここで(A)成分〜(H)成分の添加順序は特に限定さ
れないが、(A)成分と(D)成分と(E)成分を減圧
下で加熱混合した後、冷却し、しかる後、この混合物に
(B)成分(C)成分(F)成分(G)成分および
(H)成分を添加して混合することが好ましい。本発明
組成物は室温で時間と共に徐々に硬化反応が進むため、
長時間保持する必要があるときは従来公知の付加反応抑
制剤、例えばエチニルシクロヘキサノール、ジメチルホ
ルムアミド、トリフェニルホスフィン、環状メチルビニ
ルシロキサン、3−メチル−1−ブチン−3−オール、
3,5−ジメチル−1−ヘキサン−3−オール、シクロヘ
キシルブチノール、3−フェニル−1−ブチン−3−オ
ール、ジフェニルエチニルカルビノール、3,5−ジメチ
ル−3−ヘキセン−1−インなどを添加してもよい。ま
た本発明組成物に耐熱剤、接着付与剤などを必要に応じ
て添加してもよい。
とあるのは重量部のことであり、オルガノポリシロキサ
ンの粘度は25℃において回転粘度計で測定した値であ
る。ベースコンパウンドおよびシリコーンゴム組成物の
粘度は25℃においてせん断速度10sec-1における測定値
である。シリコーンゴム成形品の物性の測定は、JISK63
01に規定された測定方法で行なった。また引裂強度はJI
SK6301に規定するA型ダンベルによって測定した。
て得られたシリコーンゴム成形品を長さ130mm幅13mm厚
さ2mmに切断して試験片とし、これを無風下に垂直に固
定し、その試験片の下端がブンゼンバーナの炎(火炎11
mm内炎20mm外炎高さ40mm)の内炎上部にわずかに接する
位置で15秒間炎をあてて着火し、次いでブンゼンバーナ
ーを遠ざけ、消炎するまでの時間(秒)を測定した。こ
こで、試験片5枚について各2回の接炎試験を行ない、
合計10回の平均値(秒)をもって難燃性のデータとし
た。
た粘度10,000センチポイズのジメチルポリシロキサン10
0部に比表面積200m2/gのフュームドシリカ40部、平均粒
径3μmの水酸化アルミニウム20部、シリカの表面処理
剤としてヘキサメチルジシラザン10部、水3部を均一に
なるまで混合し、更に真空下、170℃で2時間加熱処理
をしてベースコンパウンドを得た。これに分子鎖両末端
がトリメチルシロキシ基で封鎖されたジメチルシロキサ
ン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合体(ケイ素
原子結合水素原子含有量0.7重量%)1.3部、塩化白金酸
を白金金属量として20ppm、比表面積が200m2/gのアセチ
レンブラック2部、平均粒径0.05μmのフュームド二酸
化チタン0.8部、ベンゾトリアゾール0.03部を加えて、
均一に混合し、液状シリコーンゴム組成物を得た。この
液状シリコーンゴム組成物を150℃で10分間の加熱条件
下でプレス硬化させて厚さ2mmのシート状のシリコーン
ゴム成形品を得た。
ムドシリカの量を10部、平均粒径3μmの水酸化アルミ
ニウムの量を150部添加した以外は上記方法と同様にし
てシリコーンゴム組成物を調製し、この組成物について
上記と同様にして厚さ2mmのシート状シリコーンゴム成
形品を得た。これらのシリコーンゴム成形品の粘度,物
理特性,難燃性を測定した。これらの測定結果を第1表
に示した。
良い5000ポイズを示し、硬化後は優れた物理特性と優れ
た難燃性を示した。これに対して、比較例の液状シリコ
ーンゴム組成物は粘度は適当であり、難燃性も優れてい
るが、硬化後のシリコーンゴム成形品の物理特性、特に
引裂強度が低かった。
た粘度10,000センチポイズのジメチルポリシロキサン10
0部に比表面積200m2/gのフュームドシリカ40部、平均粒
径5μmの石英粉末30部、フュームドシリカの表面処理
剤としてヘキサメチルジシラザン10部、水3部を均一に
なるまで混合した後、真空下で、170℃で2時間加熱処
理をして液状シリコーンゴムベースを得た。次いで、こ
のベースコンパウンドに分子鎖両末端がトリメチルシロ
キシ基で封鎖されたジメチルシロキサン・メチルハイド
ロジェンシロキサン共重合体(ケイ素原子結合水素原子
含有量0.7重量%)1.3部、塩化白金酸を白金金属量とし
て20ppm、比表面積が200m2/gのアセチレンブラック2
部、平均粒子径0.05μmのフュームド二酸化チタン2
部、ベンゾトリアゾール0.05部を加えて均一に混合し、
液状シリコーンゴム組成物を得た。この液状シリコーン
ゴム組成物を金型に仕込み、圧力25kg/cm2、温度150
℃、加熱時間10分間の条件下で圧縮成形して、厚さ2mm
のシート状のシリコーンゴム成形品を得た。また、比較
のため上記において、アセチレンブラック、フュームド
二酸化チタン、ベンゾトリアゾールの3者のうち全成分
およびこれらの内いずれかを添加しない以外は上記方法
と同様にして厚さ2mmのシート状シリコーンゴム成形品
を得た。これらのシリコーンゴム成形品の物理特性およ
び難燃性を測定した結果を第2表に示した。
れた難燃性を有することが判明した。一方、比較例の液
状シリコーンゴム組成物の測定結果から、アセチレンブ
ラック、フュームド二酸化チタン、ベンゾトリアゾール
の内1つでも欠けた液状シリコーンゴム組成物は、本発
明の液状シリコーンゴム組成物より難燃性が大幅に劣る
ことが判明した。
分〜(H)成分から成り、特に(F)成分、(G)成
分、(H)成分を含有しているので、硬化前は適度な流
動性を有し、成形性に優れており、硬化後は難燃性に優
れ、かつ、機械的強度の高いシリコーンゴム成形品とな
り得るという特徴を有する。
Claims (1)
- 【請求項1】(A)平均単位式RaR1 bSiO
(4−a−b)/2 [式中、Rは脂肪族不飽和結合を有しない1価炭化水素
基であり、R1は脂肪族不飽和炭化水素基であり、aは1.
90〜2.05であり、bは0.0005〜1.0であり、a+bは1.9
1〜2.06である。]で表され、25℃における粘度が100セ
ンチストークス〜100000センチストークスであるオルガ
ノポリシロキサン 100重量部、 (B)1分子中に少なくとも3個のケイ素原子結合水素
原子を有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン
[本成分の量は、本成分中のケイ素原子結合水素原子の
モル数と(A)成分中のケイ素原子結合アルケニル基の
モル数の比が0.5:1〜20:1となる量である。]、 (C)白金系触媒 触媒量、 (D)比表面積100m2/g以上のフュームドシリカ 20〜50
重量部、 (E)平均粒子径1〜30μmの無機充填剤 0〜200重量
部、 (F)比表面積100m2/g以上のカーボンブラック0.1〜10
重量部、 (G)平均粒子径0.1μm以下のフュームド二酸化チタ
ン 2〜10重量部、 および (H)トリアゾール系化合物 0.001〜1重量部 からなる難燃性液状シリコーンゴム組成物。
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