JP3105950B2 - オルガノポリシロキサンゴム組成物 - Google Patents
オルガノポリシロキサンゴム組成物Info
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- JP3105950B2 JP3105950B2 JP03178655A JP17865591A JP3105950B2 JP 3105950 B2 JP3105950 B2 JP 3105950B2 JP 03178655 A JP03178655 A JP 03178655A JP 17865591 A JP17865591 A JP 17865591A JP 3105950 B2 JP3105950 B2 JP 3105950B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は硬化して圧縮永久歪率の
小さいオルガノポリシロキサンゴム成形品になり得るオ
ルガノポリシロキサンゴム組成物に関する。
小さいオルガノポリシロキサンゴム成形品になり得るオ
ルガノポリシロキサンゴム組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】白金系触媒の存在下に、珪素原子結合水
素原子が珪素原子結合アルケニル基に付加反応して硬化
するオルガノポリシロキサンゴム組成物(以下、付加反
応硬化型オルガノポリシロキサンゴム組成物という)は
知られている。この組成物は取扱いが容易であり、有機
過酸化物により硬化するオルガノポリシロキサンゴム組
成物に比較して、低温で短時間で硬化するため、OA機
器や自動車等の部品に使用されている。
素原子が珪素原子結合アルケニル基に付加反応して硬化
するオルガノポリシロキサンゴム組成物(以下、付加反
応硬化型オルガノポリシロキサンゴム組成物という)は
知られている。この組成物は取扱いが容易であり、有機
過酸化物により硬化するオルガノポリシロキサンゴム組
成物に比較して、低温で短時間で硬化するため、OA機
器や自動車等の部品に使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この種の付加
反応硬化型オルガノポリシロキサンゴム組成物は、硬化
後2次加熱処理を行わない場合には、JIS K 6301に規定
された圧縮永久歪率が大きく、低圧縮永久歪率を要求さ
れる用途には使用できないものであった。そこでかかる
用途に付加反応硬化型オルガノポリシロキサンゴム組成
物を使用する場合は、加熱硬化後さらに長時間の2次加
熱処理が必要であり、作業効率が悪く生産性がきわめて
低いという問題点があった。したがって、2次加熱処理
が不要であり、圧縮永久歪率の小さい付加反応硬化型オ
ルガノポリシロキサンゴム組成物の開発が求められてい
た。本発明者は上記の問題点を解消すべく鋭意検討した
結果、付加反応硬化型オルガノポリシロキサンゴム組成
物に特定の化合物を配合すれば、2次加熱処理しなくて
も硬化後のオルガノポリシロキサンゴム成型品の圧縮永
久歪率が小さくなることを確認し、本発明に到達した。
すなわち、本発明の目的は硬化後、2次加熱処理しなく
ても圧縮永久歪率の小さいオルガノポリシロキサンゴム
成形品となり得るオルガノポリシロキサンゴム組成物を
提供することにある。
反応硬化型オルガノポリシロキサンゴム組成物は、硬化
後2次加熱処理を行わない場合には、JIS K 6301に規定
された圧縮永久歪率が大きく、低圧縮永久歪率を要求さ
れる用途には使用できないものであった。そこでかかる
用途に付加反応硬化型オルガノポリシロキサンゴム組成
物を使用する場合は、加熱硬化後さらに長時間の2次加
熱処理が必要であり、作業効率が悪く生産性がきわめて
低いという問題点があった。したがって、2次加熱処理
が不要であり、圧縮永久歪率の小さい付加反応硬化型オ
ルガノポリシロキサンゴム組成物の開発が求められてい
た。本発明者は上記の問題点を解消すべく鋭意検討した
結果、付加反応硬化型オルガノポリシロキサンゴム組成
物に特定の化合物を配合すれば、2次加熱処理しなくて
も硬化後のオルガノポリシロキサンゴム成型品の圧縮永
久歪率が小さくなることを確認し、本発明に到達した。
すなわち、本発明の目的は硬化後、2次加熱処理しなく
ても圧縮永久歪率の小さいオルガノポリシロキサンゴム
成形品となり得るオルガノポリシロキサンゴム組成物を
提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段およびその作用】本発明
は、 (A)1分子中に少なくとも2個の珪素原子結合アルケニ
ル基を有するオルガノポリシロキサン
100重量部、 (B)1分子中に少なくとも2個の珪素原子結合水素原子
を有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン 本成分中の珪素原子結合水素原子のモル数と(A)成分中
の珪素原子結合アルケニル基のモル数の比が(0.5:
1)〜(20:1)となるような量、 (C)白金系触媒 (A)成分と(B)成分の合計量100万重量部に対して白
金金属として0.1〜500重量部、および (D)環内に少なくとも1個の炭素・窒素不飽和結合を有
する六員環化合物またはその誘導体
0.0001〜1重量部 からなる、オルガノポリシロキサンゴム組成物に関す
る。
は、 (A)1分子中に少なくとも2個の珪素原子結合アルケニ
ル基を有するオルガノポリシロキサン
100重量部、 (B)1分子中に少なくとも2個の珪素原子結合水素原子
を有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン 本成分中の珪素原子結合水素原子のモル数と(A)成分中
の珪素原子結合アルケニル基のモル数の比が(0.5:
1)〜(20:1)となるような量、 (C)白金系触媒 (A)成分と(B)成分の合計量100万重量部に対して白
金金属として0.1〜500重量部、および (D)環内に少なくとも1個の炭素・窒素不飽和結合を有
する六員環化合物またはその誘導体
0.0001〜1重量部 からなる、オルガノポリシロキサンゴム組成物に関す
る。
【0005】これを説明すると、本発明に使用される
(A)成分のオルガノポリシロキサンは本発明の組成物の
主成分であり、1分子中に少なくとも2個の珪素原子結
合アルケニル基を有することが必要である。ここで、ア
ルケニル基としては、ビニル基,アリル基,プロペニル
基等が例示される。アルケニル基以外の有機基として
は、メチル基,エチル基,プロピル基で例示されるアル
キル基;フェニル基,トリル基で例示されるアリ−ル
基;3,3,3−トリフロロプロピル基,3−クロロプロ
ピル基で例示される置換アルキル基等が挙げられる。
(A)成分の分子構造は直鎖状,分岐を含む直鎖状のいず
れであっても良い。(A)成分の分子量は特に限定はな
く、粘度の低い液状のものから粘度の高い生ゴム状のも
のまで使用できるが、硬化してゴム状弾性体になるため
には25℃における粘度が100センチポイズ以上であ
ることが好ましい。
(A)成分のオルガノポリシロキサンは本発明の組成物の
主成分であり、1分子中に少なくとも2個の珪素原子結
合アルケニル基を有することが必要である。ここで、ア
ルケニル基としては、ビニル基,アリル基,プロペニル
基等が例示される。アルケニル基以外の有機基として
は、メチル基,エチル基,プロピル基で例示されるアル
キル基;フェニル基,トリル基で例示されるアリ−ル
基;3,3,3−トリフロロプロピル基,3−クロロプロ
ピル基で例示される置換アルキル基等が挙げられる。
(A)成分の分子構造は直鎖状,分岐を含む直鎖状のいず
れであっても良い。(A)成分の分子量は特に限定はな
く、粘度の低い液状のものから粘度の高い生ゴム状のも
のまで使用できるが、硬化してゴム状弾性体になるため
には25℃における粘度が100センチポイズ以上であ
ることが好ましい。
【0006】本発明に使用される(B)成分のオルガノポ
リシロキサンは本発明の組成物の架橋剤であり、(C)成
分の白金系触媒の存在下に(B)成分の珪素原子結合水素
原子が、(A)成分の珪素原子結合アルケニル基に付加反
応し、その結果、架橋し硬化に至るものである。(B)成
分のオルガノポリシロキサンは1分子中に少なくとも2
個の珪素原子結合水素原子を有することが必要である。
ここで珪素原子結合水素原子以外の有機基としてはメチ
ル基,エチル基,プロピル基で例示されるアルキル基;
フェニル基,トリル基で例示されるアリ−ル基;3,3,
3−トリフロロプロピル基,3−クロロプロピル基で例
示される置換アルキル基等が挙げられる。(B)成分の分
子構造は、直鎖状,分岐を含む直鎖状,環状,網目状の
いずれでも良い。(B)成分の分子量は特に限定はない
が、25℃における粘度が3〜10000センチポイズ
の範囲であることが好ましい。また、(B)成分の配合量
は、本成分中の珪素原子結合水素原子のモル数と(A)成
分中の珪素原子結合アルケニル基のモル数の比が(0.
5:1)〜(20:1)となるような量であり、好まし
くは(1:1)〜(3:1)の範囲である。これはこの
モル比が 0.5より小さいと本発明の組成物が充分に硬
化することができず、20より大きいと発泡することが
あるからである。
リシロキサンは本発明の組成物の架橋剤であり、(C)成
分の白金系触媒の存在下に(B)成分の珪素原子結合水素
原子が、(A)成分の珪素原子結合アルケニル基に付加反
応し、その結果、架橋し硬化に至るものである。(B)成
分のオルガノポリシロキサンは1分子中に少なくとも2
個の珪素原子結合水素原子を有することが必要である。
ここで珪素原子結合水素原子以外の有機基としてはメチ
ル基,エチル基,プロピル基で例示されるアルキル基;
フェニル基,トリル基で例示されるアリ−ル基;3,3,
3−トリフロロプロピル基,3−クロロプロピル基で例
示される置換アルキル基等が挙げられる。(B)成分の分
子構造は、直鎖状,分岐を含む直鎖状,環状,網目状の
いずれでも良い。(B)成分の分子量は特に限定はない
が、25℃における粘度が3〜10000センチポイズ
の範囲であることが好ましい。また、(B)成分の配合量
は、本成分中の珪素原子結合水素原子のモル数と(A)成
分中の珪素原子結合アルケニル基のモル数の比が(0.
5:1)〜(20:1)となるような量であり、好まし
くは(1:1)〜(3:1)の範囲である。これはこの
モル比が 0.5より小さいと本発明の組成物が充分に硬
化することができず、20より大きいと発泡することが
あるからである。
【0007】本発明に使用される(C)成分の白金系触媒
は本発明の組成物を硬化させるための触媒であり、例え
ば、塩化白金酸,塩化白金酸のアルコ−ル溶液,塩化白
金酸とオレフィン類との錯化合物,塩化白金酸とアルケ
ニルシロキサンとの錯化合物,白金黒,シリカ等の担体
に白金を担持させたものが挙げられる。(C)成分の添加
量は(A)成分と(B)成分の合計量100万重量部に対し
て白金金属として 0.1〜500重量部であり、好まし
くは1〜50重量部である。これは 0.1重量部未満で
は硬化が充分に進行せず、500重量部を超えると不経
済であるためである。
は本発明の組成物を硬化させるための触媒であり、例え
ば、塩化白金酸,塩化白金酸のアルコ−ル溶液,塩化白
金酸とオレフィン類との錯化合物,塩化白金酸とアルケ
ニルシロキサンとの錯化合物,白金黒,シリカ等の担体
に白金を担持させたものが挙げられる。(C)成分の添加
量は(A)成分と(B)成分の合計量100万重量部に対し
て白金金属として 0.1〜500重量部であり、好まし
くは1〜50重量部である。これは 0.1重量部未満で
は硬化が充分に進行せず、500重量部を超えると不経
済であるためである。
【0008】本発明に使用される(D)成分の環内に少な
くとも1個の炭素・窒素不飽和結合を有する六員環化合
物またはその誘導体は本発明の特徴をなす成分である。
かかる六員環合化合物としては、ピリジン,ピラジン,
ピリミジン,1,3,5−トリアジン等が例示される。こ
こで例示された化合物の化学構造式は次に示す通りであ
る。
くとも1個の炭素・窒素不飽和結合を有する六員環化合
物またはその誘導体は本発明の特徴をなす成分である。
かかる六員環合化合物としては、ピリジン,ピラジン,
ピリミジン,1,3,5−トリアジン等が例示される。こ
こで例示された化合物の化学構造式は次に示す通りであ
る。
【化1】 また、かかる化合物の誘導体としては、キノリン,シア
ヌル酸等が挙げられる。本成分の配合量は、(A)成分1
00重量部に対して 0.0001〜1重量部であり、好
ましくは0.01〜1重量部である。これは0.0001
重量部未満になると硬化後のオルガノポリシロキサンゴ
ムの圧縮永久歪率が小さくならず、また1重量部を超え
ると硬化が不十分となるためである。
ヌル酸等が挙げられる。本成分の配合量は、(A)成分1
00重量部に対して 0.0001〜1重量部であり、好
ましくは0.01〜1重量部である。これは0.0001
重量部未満になると硬化後のオルガノポリシロキサンゴ
ムの圧縮永久歪率が小さくならず、また1重量部を超え
ると硬化が不十分となるためである。
【0009】本発明の硬化性オルガノポリシロキサンゴ
ム組成物は、上記(A)成分〜(D)成分からなるものであ
るが、これに流動性を調節したり、成型品の機械的強度
を向上させるため従来のオルガノポリシロキサンゴム組
成物に添加配合することが周知とされる各種の添加剤を
添加配合することは、本発明の目的を損わない限り差し
支えない。このような添加剤としては、例えば、沈澱シ
リカ,ヒュ−ムドシリカ,焼成シリカ,ヒュ−ムド酸化
チタン等の補強充填剤;粉砕石英,珪藻土,アスベス
ト,アルミノ珪酸,酸化鉄,酸化亜鉛,炭酸カルシウム
等の非補強充填剤;これらの充填剤をオルガノシラン,
オルガノポリシロキサン等の有機珪素化合物で表面処理
したものが挙げられる。また、本発明の硬化性オルガノ
ポリシロキサン組成物に硬化反応を抑制するための添加
剤としてアセチレン系化合物,ヒドラジン類,トリアゾ
−ル類,フォスフィン類,メルカプタン類を微量または
少量添加することは、本発明の目的を損わない限り差し
支えない。また必要に応じて顔料,耐熱剤,難燃剤,内
部離型剤,可塑剤,無官能のシリコ−ンオイル等を添加
配合しても良い。本発明のオルガノポリシロキサンゴム
組成物は、上記(A)成分〜(D)成分さらには必要に応じ
て各種添加剤を2本ロ−ル,ニ−ダ−ミキサ−などの公
知の混練手段により均一に混合することにより容易に製
造することができる。以上のような本発明のオルガノポ
リシロキサンゴム組成物は、硬化して圧縮永久歪率の小
さいオルガノポリシロキサンゴム成形品となるので、か
かる特性が要求される分野において使用される。
ム組成物は、上記(A)成分〜(D)成分からなるものであ
るが、これに流動性を調節したり、成型品の機械的強度
を向上させるため従来のオルガノポリシロキサンゴム組
成物に添加配合することが周知とされる各種の添加剤を
添加配合することは、本発明の目的を損わない限り差し
支えない。このような添加剤としては、例えば、沈澱シ
リカ,ヒュ−ムドシリカ,焼成シリカ,ヒュ−ムド酸化
チタン等の補強充填剤;粉砕石英,珪藻土,アスベス
ト,アルミノ珪酸,酸化鉄,酸化亜鉛,炭酸カルシウム
等の非補強充填剤;これらの充填剤をオルガノシラン,
オルガノポリシロキサン等の有機珪素化合物で表面処理
したものが挙げられる。また、本発明の硬化性オルガノ
ポリシロキサン組成物に硬化反応を抑制するための添加
剤としてアセチレン系化合物,ヒドラジン類,トリアゾ
−ル類,フォスフィン類,メルカプタン類を微量または
少量添加することは、本発明の目的を損わない限り差し
支えない。また必要に応じて顔料,耐熱剤,難燃剤,内
部離型剤,可塑剤,無官能のシリコ−ンオイル等を添加
配合しても良い。本発明のオルガノポリシロキサンゴム
組成物は、上記(A)成分〜(D)成分さらには必要に応じ
て各種添加剤を2本ロ−ル,ニ−ダ−ミキサ−などの公
知の混練手段により均一に混合することにより容易に製
造することができる。以上のような本発明のオルガノポ
リシロキサンゴム組成物は、硬化して圧縮永久歪率の小
さいオルガノポリシロキサンゴム成形品となるので、か
かる特性が要求される分野において使用される。
【0010】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明を説明する。実施
例中、部とあるのは重量部のことであり、粘度は25℃
における値である。オルガノポリシロキサンゴム成形品
の一般物性および圧縮永久歪率の測定はJIS K 6301加硫
ゴム物理試験方法に規定された方法に従って測定した。
また、圧縮永久歪率の測定は180℃で22時間後の2
5%圧縮条件下で行った。
例中、部とあるのは重量部のことであり、粘度は25℃
における値である。オルガノポリシロキサンゴム成形品
の一般物性および圧縮永久歪率の測定はJIS K 6301加硫
ゴム物理試験方法に規定された方法に従って測定した。
また、圧縮永久歪率の測定は180℃で22時間後の2
5%圧縮条件下で行った。
【0011】
【実施例1】分子鎖両末端がジメチルビニルシロキシ基
で封鎖された粘度10000センチポイズのジメチルポ
リシロキサン(ビニル基含有量 0.13重量%)100
重量部に、比表面積200m2/gのヒュームドシリカ4
0部と石英粉末20部、シリカの表面処理剤としてヘキ
サメチルジシラザン8部と水2部を加えて均一になるま
で混合し、更に真空下で170℃、2時間の条件下で加
熱処理してベースコンパウンドを作成した。これに分子
鎖両末端がトリメチルシロキシ基で封鎖されたジメチル
シロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合体
(珪素原子結合水素原子含有量0.7重量%)1.3重量
部、塩化白金酸とテトラメチルジビニルジシロキサンと
の錯体を白金金属として20ppm、ピラジン0.1重量部
を均一に混合し、25℃においてせん断速度 10sec-1
で粘度が5500ポイズである液状の付加反応硬化型オ
ルガノポリシロキサンゴム組成物を得た。この付加反応
硬化型オルガノポリシロキサンゴム組成物をトランスフ
ァ−プレスで170℃/1分間の条件下で硬化させ、JI
S K 6301に規定された一般物性測定用ゴムシ−トおよび
圧縮永久歪測定用試験体を作成した。これらの試験体お
よびゴムシートについてそれぞれ硬度,引張強さ,引張
伸びおよび圧縮永久歪率を測定した。また、比較例とし
て、上記オルガノポリシロキサンゴム組成物においてピ
ラジンを添加しなかった以外は上記と同様にしてオルガ
ノポリシロキサンゴム組成物を得た。この組成物の特性
を上記と同様に測定した。これらの測定結果を表1に示
した。
で封鎖された粘度10000センチポイズのジメチルポ
リシロキサン(ビニル基含有量 0.13重量%)100
重量部に、比表面積200m2/gのヒュームドシリカ4
0部と石英粉末20部、シリカの表面処理剤としてヘキ
サメチルジシラザン8部と水2部を加えて均一になるま
で混合し、更に真空下で170℃、2時間の条件下で加
熱処理してベースコンパウンドを作成した。これに分子
鎖両末端がトリメチルシロキシ基で封鎖されたジメチル
シロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合体
(珪素原子結合水素原子含有量0.7重量%)1.3重量
部、塩化白金酸とテトラメチルジビニルジシロキサンと
の錯体を白金金属として20ppm、ピラジン0.1重量部
を均一に混合し、25℃においてせん断速度 10sec-1
で粘度が5500ポイズである液状の付加反応硬化型オ
ルガノポリシロキサンゴム組成物を得た。この付加反応
硬化型オルガノポリシロキサンゴム組成物をトランスフ
ァ−プレスで170℃/1分間の条件下で硬化させ、JI
S K 6301に規定された一般物性測定用ゴムシ−トおよび
圧縮永久歪測定用試験体を作成した。これらの試験体お
よびゴムシートについてそれぞれ硬度,引張強さ,引張
伸びおよび圧縮永久歪率を測定した。また、比較例とし
て、上記オルガノポリシロキサンゴム組成物においてピ
ラジンを添加しなかった以外は上記と同様にしてオルガ
ノポリシロキサンゴム組成物を得た。この組成物の特性
を上記と同様に測定した。これらの測定結果を表1に示
した。
【表1】
【0012】
【実施例2】分子鎖両末端がジメチルビニルシロキシ基
で封鎖された粘度2000センチポイズのジメチルポリ
シロキサン(ビニル基含有量 0.23重量%)100重
量部とジメチルジクロルシランで表面処理された比表面
積200m2/gの乾式法シリカ20重量部を均一になる
まで混合してベースコンパウンドを作成した。これに、
Me2HSiO1/2単位とSiO4/2単位とから成り、そのモル比が
9:5である粘度20センチポイズのレジン状メチルハ
イドロジェンポリシロキサン(珪素原子結合水素原子
1.0重量%)1.1重量部、塩化白金酸とテトラメチル
ジビニルジシロキサンとの錯体を白金金属として3pp
m、ピラジン0.01重量部を均一に混合し、せん断速度
10sec-1で粘度が3000ポイズである液状のオルガ
ノポリシロキサンゴム組成物を得た。次いで実施例1と
同様の方法で、JIS K 6301に規定された一般物性測定用
ゴムシ−トおよび圧縮永久歪測定用試験体を作成した。
これらの試験体およびゴムシートについてそれぞれ硬
度,引張強さ,引張伸びおよび圧縮永久歪率を測定し
た。また、比較例として、上記オルガノポリシロキサン
ゴム組成物においてピラジンを添加しなかった以外は上
記と同様にしてオルガノポリシロキサンゴム組成物を得
た。この組成物の特性を上記と同様に測定した。これら
の測定結果を表2に示した。
で封鎖された粘度2000センチポイズのジメチルポリ
シロキサン(ビニル基含有量 0.23重量%)100重
量部とジメチルジクロルシランで表面処理された比表面
積200m2/gの乾式法シリカ20重量部を均一になる
まで混合してベースコンパウンドを作成した。これに、
Me2HSiO1/2単位とSiO4/2単位とから成り、そのモル比が
9:5である粘度20センチポイズのレジン状メチルハ
イドロジェンポリシロキサン(珪素原子結合水素原子
1.0重量%)1.1重量部、塩化白金酸とテトラメチル
ジビニルジシロキサンとの錯体を白金金属として3pp
m、ピラジン0.01重量部を均一に混合し、せん断速度
10sec-1で粘度が3000ポイズである液状のオルガ
ノポリシロキサンゴム組成物を得た。次いで実施例1と
同様の方法で、JIS K 6301に規定された一般物性測定用
ゴムシ−トおよび圧縮永久歪測定用試験体を作成した。
これらの試験体およびゴムシートについてそれぞれ硬
度,引張強さ,引張伸びおよび圧縮永久歪率を測定し
た。また、比較例として、上記オルガノポリシロキサン
ゴム組成物においてピラジンを添加しなかった以外は上
記と同様にしてオルガノポリシロキサンゴム組成物を得
た。この組成物の特性を上記と同様に測定した。これら
の測定結果を表2に示した。
【表2】
【0013】
【実施例3】分子鎖両末端がジメチルビニルシロキシ基
で封鎖された粘度10000センチポイズのジメチルポ
リシロキサン(ビニル基含有量 0.13重量%)100
重量部に、比表面積200m2/gのヒュームドシリカ4
0部と石英粉末20部、シリカの表面処理剤としてヘキ
サメチルジシラザン8部と水2部を加えて均一になるま
で混合し、更に真空下で170℃、2時間の条件下で加
熱処理してベースコンパウンドを作成した。これに分子
鎖両末端がトリメチルシロキシ基で封鎖されたジメチル
シロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合体
(珪素原子結合水素原子含有量0.7重量%)1.3重量
部、塩化白金酸とテトラメチルジビニルジシロキサンと
の錯体を白金金属として20ppm、ピリミジン0.1重量
部を均一に混合し、25℃においてせん断速度 10sec
-1で粘度が5500ポイズである液状の付加反応硬化型
オルガノポリシロキサンゴム組成物を得た。この付加反
応硬化型オルガノポリシロキサンゴム組成物をトランス
ファ−プレスで170℃で1分間加熱して硬化させ、JI
S K 6301に規定された一般物性測定用ゴムシ−トおよび
圧縮永久歪測定用試験体を作成した。これらの試験体お
よびゴムシートについてそれぞれ硬度,引張強さ,引張
伸びおよび圧縮永久歪率を測定した。また、比較例とし
て、上記オルガノポリシロキサンゴム組成物においてピ
リミジンを添加しなかった以外は上記と同様にしてオル
ガノポリシロキサンゴム組成物を得た。この組成物の特
性を上記と同様に測定した。これらの測定結果を表3に
示した。
で封鎖された粘度10000センチポイズのジメチルポ
リシロキサン(ビニル基含有量 0.13重量%)100
重量部に、比表面積200m2/gのヒュームドシリカ4
0部と石英粉末20部、シリカの表面処理剤としてヘキ
サメチルジシラザン8部と水2部を加えて均一になるま
で混合し、更に真空下で170℃、2時間の条件下で加
熱処理してベースコンパウンドを作成した。これに分子
鎖両末端がトリメチルシロキシ基で封鎖されたジメチル
シロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合体
(珪素原子結合水素原子含有量0.7重量%)1.3重量
部、塩化白金酸とテトラメチルジビニルジシロキサンと
の錯体を白金金属として20ppm、ピリミジン0.1重量
部を均一に混合し、25℃においてせん断速度 10sec
-1で粘度が5500ポイズである液状の付加反応硬化型
オルガノポリシロキサンゴム組成物を得た。この付加反
応硬化型オルガノポリシロキサンゴム組成物をトランス
ファ−プレスで170℃で1分間加熱して硬化させ、JI
S K 6301に規定された一般物性測定用ゴムシ−トおよび
圧縮永久歪測定用試験体を作成した。これらの試験体お
よびゴムシートについてそれぞれ硬度,引張強さ,引張
伸びおよび圧縮永久歪率を測定した。また、比較例とし
て、上記オルガノポリシロキサンゴム組成物においてピ
リミジンを添加しなかった以外は上記と同様にしてオル
ガノポリシロキサンゴム組成物を得た。この組成物の特
性を上記と同様に測定した。これらの測定結果を表3に
示した。
【表3】
【0014】
【実施例4】分子鎖両末端がジメチルビニルシロキシ基
で封鎖された粘度2000センチポイズのジメチルポリ
シロキサン(ビニル基含有量 0.23重量%)100重
量部とジメチルジクロルシランで表面処理された比表面
積200m2/gの乾式法シリカ20重量部を均一になる
まで混合してベースコンパウンドを作成した。これに、
Me2HSiO1/2単位とSiO4/2単位とから成り、そのモル比が
9:5である粘度20センチポイズのレジン状メチルハ
イドロジェンポリシロキサン(珪素原子結合水素原子含
有量1.0重量%)1.1重量部、塩化白金酸とテトラメ
チルジビニルジシロキサンとの錯体を白金金属として3
ppm、キノリン0.01重量部を均一に混合し、せん断速
度 10sec-1で粘度が3000ポイズである液状のオル
ガノポリシロキサンゴム組成物を得た。次いでこの組成
物から実施例1と同様の方法で、JIS K 6301に規定され
た一般物性測定用ゴムシ−トおよび圧縮永久歪測定用試
験体を作成した。これらの試験体およびゴムシートにつ
いてそれぞれ硬度,引張強さ,引張伸びおよび圧縮永久
歪率を測定した。また、比較例として、上記オルガノポ
リシロキサンゴム組成物においてキノリンを添加しなか
った以外は上記と同様にしてオルガノポリシロキサンゴ
ム組成物を得た。この組成物の特性を上記と同様に測定
した。これらの測定結果を表4に示した。
で封鎖された粘度2000センチポイズのジメチルポリ
シロキサン(ビニル基含有量 0.23重量%)100重
量部とジメチルジクロルシランで表面処理された比表面
積200m2/gの乾式法シリカ20重量部を均一になる
まで混合してベースコンパウンドを作成した。これに、
Me2HSiO1/2単位とSiO4/2単位とから成り、そのモル比が
9:5である粘度20センチポイズのレジン状メチルハ
イドロジェンポリシロキサン(珪素原子結合水素原子含
有量1.0重量%)1.1重量部、塩化白金酸とテトラメ
チルジビニルジシロキサンとの錯体を白金金属として3
ppm、キノリン0.01重量部を均一に混合し、せん断速
度 10sec-1で粘度が3000ポイズである液状のオル
ガノポリシロキサンゴム組成物を得た。次いでこの組成
物から実施例1と同様の方法で、JIS K 6301に規定され
た一般物性測定用ゴムシ−トおよび圧縮永久歪測定用試
験体を作成した。これらの試験体およびゴムシートにつ
いてそれぞれ硬度,引張強さ,引張伸びおよび圧縮永久
歪率を測定した。また、比較例として、上記オルガノポ
リシロキサンゴム組成物においてキノリンを添加しなか
った以外は上記と同様にしてオルガノポリシロキサンゴ
ム組成物を得た。この組成物の特性を上記と同様に測定
した。これらの測定結果を表4に示した。
【表4】
【0015】
【実施例5】分子鎖両端がジメチルビニルシロキシ基で
封鎖された粘度2000センチポイズのジメチルポリシ
ロキサン(ビニル基含有量 0.23重量%)100重量
部に比表面積200m2/gのヒュームドシリカ40部と
石英粉末20部、シリカの表面処理剤としてヘキサメチ
ルジシラザン8部と水2部を加えて均一になるまで混合
し、さらに真空下で170℃、2時間の条件下で加熱処
理してベースコンパウンドを作成した。これに分子鎖両
末端がトリメチルシロキシ基で封鎖されたジメチルシロ
キサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合体(珪
素原子結合水素原子含有量0.8重量%)1.6重量部、
塩化白金酸とテトラメチルジビニルジシロキサンとの錯
体を白金金属として5ppm、1,3,5−トリアジン0.0
3重量部を均一に混合し、25℃においてせん断速度
10sec-1で粘度が3800ポイズである液状の付加反
応硬化型オルガノポリシロキサンゴム組成物を得た。こ
の付加反応硬化型オルガノポリシロキサンゴム組成物を
トランスファープレスを使用して、170℃で1分間加
熱硬化させ、JIS K 6301に規定された一般物性測定用ゴ
ムシ−トおよび圧縮永久歪測定用試験体を作成した。こ
れらの試験体およびゴムシートについてそれぞれ硬度,
引張強さ,引張伸びおよび圧縮永久歪率を測定した。ま
た、比較例として、上記オルガノポリシロキサンゴム組
成物においてトリアジンを添加しなかった以外は上記と
同様にしてオルガノポリシロキサンゴム組成物を得た。
この組成物の特性を上記と同様に測定した。これらの測
定結果を表5に示した。
封鎖された粘度2000センチポイズのジメチルポリシ
ロキサン(ビニル基含有量 0.23重量%)100重量
部に比表面積200m2/gのヒュームドシリカ40部と
石英粉末20部、シリカの表面処理剤としてヘキサメチ
ルジシラザン8部と水2部を加えて均一になるまで混合
し、さらに真空下で170℃、2時間の条件下で加熱処
理してベースコンパウンドを作成した。これに分子鎖両
末端がトリメチルシロキシ基で封鎖されたジメチルシロ
キサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合体(珪
素原子結合水素原子含有量0.8重量%)1.6重量部、
塩化白金酸とテトラメチルジビニルジシロキサンとの錯
体を白金金属として5ppm、1,3,5−トリアジン0.0
3重量部を均一に混合し、25℃においてせん断速度
10sec-1で粘度が3800ポイズである液状の付加反
応硬化型オルガノポリシロキサンゴム組成物を得た。こ
の付加反応硬化型オルガノポリシロキサンゴム組成物を
トランスファープレスを使用して、170℃で1分間加
熱硬化させ、JIS K 6301に規定された一般物性測定用ゴ
ムシ−トおよび圧縮永久歪測定用試験体を作成した。こ
れらの試験体およびゴムシートについてそれぞれ硬度,
引張強さ,引張伸びおよび圧縮永久歪率を測定した。ま
た、比較例として、上記オルガノポリシロキサンゴム組
成物においてトリアジンを添加しなかった以外は上記と
同様にしてオルガノポリシロキサンゴム組成物を得た。
この組成物の特性を上記と同様に測定した。これらの測
定結果を表5に示した。
【表5】
【0016】
【実施例6】分子鎖両端がジメチルビニルシロキシ基で
封鎖された粘度10000センチポイズのジメチルポリ
シロキサン(ビニル基含有量 0.13重量%)100重
量部とジメチルジクロルシランで表面処理した比表面積
200m2/gの乾式シリカ20重量部を均一になるまで
混合してベースコンパウンドを作成した。これに分子鎖
両末端がトリメチルシロキシ基で封鎖されたジメチルシ
ロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合体
(珪素原子結合水素原子含有量 0.5重量%)2重量
部、塩化白金酸とテトラメチルジビニルジシロキサンと
の錯体を白金金属として20ppm、シアヌル酸0.2重量
部を均一に混合し、25℃においてせん断速度 10sec
-1で粘度が6000ポイズである液状の付加反応硬化型
オルガノポリシロキサンゴム組成物を得た。次いで実施
例1と同様にして、JIS K 6301に規定された一般物性測
定用ゴムシ−トおよび圧縮永久歪測定用試験体を作成し
た。これらの試験体およびゴムシートについてそれぞれ
硬度,引張強さ,引張伸びおよび圧縮永久歪率を測定し
た。また、比較例として、上記オルガノポリシロキサン
ゴム組成物においてシアヌル酸を添加しなかった以外は
上記と同様にしてオルガノポリシロキサンゴム組成物を
得た。この組成物の特性を上記と同様に測定した。これ
らの測定結果を表6に示した。
封鎖された粘度10000センチポイズのジメチルポリ
シロキサン(ビニル基含有量 0.13重量%)100重
量部とジメチルジクロルシランで表面処理した比表面積
200m2/gの乾式シリカ20重量部を均一になるまで
混合してベースコンパウンドを作成した。これに分子鎖
両末端がトリメチルシロキシ基で封鎖されたジメチルシ
ロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合体
(珪素原子結合水素原子含有量 0.5重量%)2重量
部、塩化白金酸とテトラメチルジビニルジシロキサンと
の錯体を白金金属として20ppm、シアヌル酸0.2重量
部を均一に混合し、25℃においてせん断速度 10sec
-1で粘度が6000ポイズである液状の付加反応硬化型
オルガノポリシロキサンゴム組成物を得た。次いで実施
例1と同様にして、JIS K 6301に規定された一般物性測
定用ゴムシ−トおよび圧縮永久歪測定用試験体を作成し
た。これらの試験体およびゴムシートについてそれぞれ
硬度,引張強さ,引張伸びおよび圧縮永久歪率を測定し
た。また、比較例として、上記オルガノポリシロキサン
ゴム組成物においてシアヌル酸を添加しなかった以外は
上記と同様にしてオルガノポリシロキサンゴム組成物を
得た。この組成物の特性を上記と同様に測定した。これ
らの測定結果を表6に示した。
【表6】
【0017】
【発明の効果】本発明のオルガノポリシロキサンゴム組
成物は、(A)成分〜(D)成分からなり、特に(D)成分の
環内に少なくとも1個の炭素・窒素不飽和結合を有する
六員環化合物またはその誘導体を含有しているので、硬
化後、2次加熱をしなくても圧縮永久歪率が小さいオル
ガノポリシロキサンゴム成形品になり得るという特徴を
有する。
成物は、(A)成分〜(D)成分からなり、特に(D)成分の
環内に少なくとも1個の炭素・窒素不飽和結合を有する
六員環化合物またはその誘導体を含有しているので、硬
化後、2次加熱をしなくても圧縮永久歪率が小さいオル
ガノポリシロキサンゴム成形品になり得るという特徴を
有する。
Claims (1)
- 【請求項1】 (A)1分子中に少なくとも2個の珪素原
子結合アルケニル基を有するオルガノポリシロキサン
100重量部、 (B)1分子中に少なくとも2個の珪素原子結合水素原子
を有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン 本成分中の珪素原子結合水素原子のモル数と(A)成分中
の珪素原子結合アルケニル基のモル数の比が(0.5:
1)〜(20:1)となるような量、 (C)白金系触媒 (A)成分と(B)成分の合計量100万重量部に対して白
金金属として0.1〜500重量部、および (D)環内に少なくとも1個の炭素・窒素不飽和結合を有
する六員環化合物またはその誘導体
0.0001〜1重量部 からなる、オルガノポリシロキサンゴム組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03178655A JP3105950B2 (ja) | 1991-02-20 | 1991-06-24 | オルガノポリシロキサンゴム組成物 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4764691 | 1991-02-20 | ||
JP3-47646 | 1991-02-20 | ||
JP03178655A JP3105950B2 (ja) | 1991-02-20 | 1991-06-24 | オルガノポリシロキサンゴム組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04339863A JPH04339863A (ja) | 1992-11-26 |
JP3105950B2 true JP3105950B2 (ja) | 2000-11-06 |
Family
ID=26387810
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03178655A Expired - Fee Related JP3105950B2 (ja) | 1991-02-20 | 1991-06-24 | オルガノポリシロキサンゴム組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3105950B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3406773B2 (ja) * | 1996-03-26 | 2003-05-12 | 東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社 | フッ素樹脂被覆定着ロール用シリコーンゴム組成物およびフッ素樹脂被覆定着ロール |
US5998515A (en) * | 1997-12-29 | 1999-12-07 | General Electric Company | Liquid injection molding silicone elastomers having primerless adhesion |
US5977220A (en) * | 1997-12-29 | 1999-11-02 | General Electric Company | Process for imparting low compression set to liquid injection moldable silicone elastomers |
US5998516A (en) * | 1997-12-29 | 1999-12-07 | General Electric Company | Liquid injection molding silcone elastomers having low compression set |
US6040366A (en) * | 1998-02-27 | 2000-03-21 | General Electric Company | Liquid injection molding silicone elastomers having primerless adhesion |
JP5475295B2 (ja) | 2009-02-02 | 2014-04-16 | 東レ・ダウコーニング株式会社 | 高透明のシリコーン硬化物を与える硬化性シリコーン組成物 |
JP5568240B2 (ja) * | 2009-02-02 | 2014-08-06 | 東レ・ダウコーニング株式会社 | 硬化性シリコーンゴム組成物 |
JP5475296B2 (ja) | 2009-02-02 | 2014-04-16 | 東レ・ダウコーニング株式会社 | 高透明のシリコーン硬化物を与える硬化性シリコーン組成物 |
-
1991
- 1991-06-24 JP JP03178655A patent/JP3105950B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04339863A (ja) | 1992-11-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |