JP3177393B2 - 4−メトキシ−2,2’,6’−トリメチルジフェニルアミンの製造方法 - Google Patents

4−メトキシ−2,2’,6’−トリメチルジフェニルアミンの製造方法

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感熱記録紙及び感圧記
録紙用の発色剤製造の中間体として有用な4−メトキシ
−2,2’,6’−トリメチルジフェニルアミンの工業
的に改良された製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
4−メトキシ−2,2’,6’−トリメチルジフェニル
アミンは2−メチル−4−メトキシアニリンのアセチル
化物と2,6−ジメチルブロモベンゼンまたは1−ブロ
モ−4−メトキシ−2−メチルベンゼンと2,6−ジメ
チルアニリンのアセチル化物との脱臭化水素反応、脱ア
シル化を経る方法によって製造されていた。
【0003】しかしこれらの従来法は反応工程が複雑で
あったり、反応速度が小さいなどの欠点があった。これ
らの欠点を克服するために、水素移動触媒の存在下、水
素受容体として2,6−ジメチルフェノールを使用し、
系内にて2,6−ジメチルシクロヘキサノンを生成させ
ながら2,6−ジメチルシクロヘキサノンと2−メチル
−4−メトキシアニリンとを反応させて4−メトキシ−
2,2’,6’−トリメチルジフェニルアミンを製造す
る方法(特開昭60−193949号公報)を本発明者
らは先に提案した。
【0004】この特開昭60−193949号公報の方
法においても、反応工程の簡略化、及び反応速度の改良
はなされたものの、4−メトキシ−2,2’,6’−ト
リメチルジフェニルアミンの選択率が悪いなどの欠点が
あり、工業的に満足の行く製造方法とは言い難く、改良
の余地があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等はこの特開昭
60−193949号の方法を改良し、より工業的に有
利な製法を確立すべく検討した。その過程で、本発明者
らは2,6−ジメチルフェノールに水素受容体としての
能力が欠けており、反応系内に脱水素により生成した水
素が大量に滞留し、この水素により中間体である2,6
−ジメチルシクロヘキサノンと2−メチル−4−メトキ
シアニリンとの間のシッフ塩基が接触的に水素化され、
その結果、4−メトキシ−2,2’,6’−トリメチル
ジフェニルアミンの選択率が低下していることを発見し
た。また、脱水素により生成した水素はアミン類の接触
的な水素化分解にも使用されており、このことも4−メ
トキシ−2,2’,6’−トリメチルジフェニルアミン
の選択率の低下の原因となっていることも合わせて発見
した。さらに、系内にて生成する水についても極力系外
へ放出することにより、より高収率で目的物が得られる
ことを見出した。その結果を基に、鋭意検討した結果、
脱水素触媒の存在下、2,6−ジメチルシクロヘキサノ
ンと2−メチル−4−メトキシアニリンとを反応させる
に際し、発生する水素及び水を反応系外に放出しつつ反
応させることで、高選択率で目的生成物が得られること
を見出し、本発明に到達した。
【0006】即ち、本発明方法は、脱水素触媒の存在
下、2,6−ジメチルシクロヘキサノンと2−メチル−
4−メトキシアニリンとを発生する水素及び水を反応系
外に放出しつつ加熱反応させることを特徴とする4−メ
トキシ−2,2’,6’−トリメチルジフェニルアミン
の製造方法である。
【0007】本発明方法は、酸触媒存在下、2−メチル
−4−メトキシアニリンと2,6−ジメチルシクロヘキ
サノンとの脱水反応により中間体であるシッフ塩基が生
成し、続いて、中間体を脱水素触媒により接触的に脱水
素し、それにより生成した水素をシッフ塩基生成時に副
成した水とともに反応系外に放出しながら目的生成物で
ある4−メトキシ−2,2’,6’−トリメチルジフェ
ニルアミンを得る一連の2つの反応を一工程で行うもの
である。
【0008】本発明方法に使用される2,6−ジメチル
シクロヘキサノンは公知の水素化触媒を用いて2,6−
ジメチルフェノールを水素化することにより容易に製造
できる。
【0009】本発明に使用される2−メチル−4−メト
キシアニリンは公知の水素化触媒を用いてo−ニトロト
ルエンを酸性条件下、メタノールを溶媒として用いて水
素化することにより容易に製造できる。
【0010】本発明方法に使用される2,6−ジメチル
シクロヘキサノンと2−メチル−4−メトキシアニリン
のモル比については、2,6−ジメチルシクロヘキサノ
ンと2−メチル−4−メトキシアニリンのモル比が2:
1〜1:2の間にあれば良いが、好ましくは2:1〜
1:1、さらに好ましくは1.1:1〜1.5:1が良
く、これ以下でもこれ以上でも選択率が低下し好ましく
ない。
【0011】本発明の方法において使用される触媒は、
通常好適な水素化還元反応触媒は脱水素反応にも適する
ためこれらの水素化還元反応触媒を使用する。具体的に
は、ラネーニッケル、還元ニッケルもしくはニッケル担
体触媒、ラネーコバルト、還元コバルトもしくはコバル
ト担体触媒、ラネー銅、還元銅もしくは銅担体触媒、周
期律表第8族の貴金属触媒もしくはその貴金属が担体と
して、炭素、アルミナ、炭酸バリウム等に担持された触
媒、レニウム−炭素等のレニウム触媒、銅−クロム酸化
物触媒等が挙げられる。これらの触媒のうち、好ましく
はパラジウムであり、特に炭素、アルミナ及びマグネシ
ア等の担体に担持されたパラジウム担持触媒が好まし
い。その使用量は2−メチル−4−メトキシアニリン1
グラム原子に対し金属原子として通常0.001〜0.
2グラム原子、好ましくは0.004〜0.1グラム原
子が良い。
【0012】本発明方法では、有機アミン化合物、アル
カリ金属化合物、アルカリ土類金属化合物を助触媒とし
て添加するのが好ましい。有機アミン化合物としては、
ジエチレントリアミン、ペンタメチルジエチレントリア
ミン、トリブチルアミン、ジアミルアミン、トリアミル
アミン、テトラエチレンペンタミン、トリエタノールア
ミン、アミノエチルエタノールアミン等が挙げられる
が、中でもペンタメチルジエチレントリアミンが好まし
い。アルカリ金属化合物、アルカリ土類金属化合物とし
ては、アルカリ金属、アルカリ土類金属の水酸化物、炭
酸塩、重炭酸塩等が使用できる。具体的には、水酸化リ
チウム、水酸化ナトリウム、水酸化ナトリウム、水酸化
カルシウム、水酸化マグネシウム、炭酸ナトリウム、炭
酸カリウム、炭酸水素ナトリウム等が挙げられるが、中
でも水酸化ナトリウム及び水酸化カリウムが好ましい。
これら助触媒は1種又は2種以上を混合して用いる。こ
れら助触媒は前記脱水素触媒とは別に反応系へ添加して
も良く、又貴金属担持触媒を製造した後、溶液から追加
担持することによって調整した触媒を使用しても良い。
この助触媒の使用量は触媒金属に対し、2重量%以上あ
れば良く、好ましくは5〜150重量%である。これよ
り多くなると反応速度が低下傾向にあり、逆に少ない場
合は収率が悪化する傾向にある。特に、これら塩基は2
−メチル−4−メトキシアニリンの脱アンモニア反応の
抑制効果が認められる。
【0013】本発明方法において、2−メチル−4−メ
トキシアニリンの装入方法は、一括装入でも滴下装入で
も特に問題はないが、好ましくは滴下装入であり、滴下
することで、高選択率、高収率で4−メトキシ−2,
2’,6’−トリメチルジフェニルアミンが得られる。
その際、2,6−ジメチルシクロヘキサノンとの混合液
として滴下するのが収率及び操作性の面からも有利であ
る。
【0014】反応温度は通常150〜300℃で、好ま
しくは180〜250℃の範囲で選ばれる。これ以下だ
と反応速度が遅くなり、これ以上だと選択率が悪くなり
好ましくない。
【0015】本発明方法において反応圧は特に限定され
るものではないが、常圧〜4.0kg/cm2Gが好ま
しい。これ以上の反応圧では生成物の選択率が低下し、
好ましくない。加圧下においては、その反応圧は、その
反応に不活性な気体を封入しても良いし、基質、溶媒の
蒸気圧をもってしても良い。
【0016】本発明の方法に使用される溶媒は、技術上
公知の溶媒であれば特に問題はないが、2,6−ジメチ
ルフェノールを使用すればその一部を2,6−ジメチル
シクロヘキサノンに変換させてから2、6−ジメチルシ
クロヘキサノンの2、6−ジメチルフェノール溶液とし
てそのまま本発明方法に使用できるので特に好ましい。
【0017】本発明方法において、脱水反応時に生成す
る水は反応系外に取り除かなくとも従来法より高収率と
なるが、ベンゼン、トルエン等の非水系の共沸脱水剤を
用いて生成水を反応系外へ取り除くと脱水速度が大きく
なり、且つ、高収率で目的物が得られ好ましい。その
際、系内含水量を1%以下とすればよいが、好ましくは
0.3%以下、特に好ましくは0.1%以下に保ちなが
ら反応することにより高収率で目的物を得ることができ
る。
【0018】本発明方法において、脱水反応の触媒とし
て酸を使用しなくても本発明は効果を発揮するので特に
問題はないが、酸を使用すると脱水速度が大きくなるの
で好ましい。酸触媒の具体的な例としては、塩酸、硫
酸、硝酸、燐酸などの無機酸、酢酸、フェニル酢酸、ト
リフロロ酢酸、プロピオン酸、酪酸、オクチル酸、ラウ
リン酸、蟻酸、安息香酸及びその核置換体、フェニルス
ルホン酸及びその核置換体、シュウ酸、フタル酸(o
−,m−,p−)、トリメリット酸、ピロメリット酸な
どの有機酸が挙げられるが特に限定されるものではな
い。好ましくは安息香酸、オクチル酸、トリフロロ酢
酸、フタル酸、ピロメリット酸等の有機酸が好ましい。
その使用量は4−メトキシ−2−メチルアニリンに対し
0.5〜20重量%、好ましくは1〜10重量%であ
る。
【0019】生成した4−メトキシ−2,2’,6’−
トリメチルジフェニルアミンは反応終了後の混合物を蒸
留、晶析、抽出等の常法に従って処理することにより得
られる。例えば反応終了液をろ過し、触媒を分離、回収
する。この回収触媒は再使用できる。ろ液を濃縮し、溶
媒を回収する。その溶媒はそのまま反応系へ戻す。釜内
の4−メトキシ−2,2’,6’−トリメチルジフェニ
ルアミンは蒸留、晶析等により精製分離する。
【0020】
【実施例】以下、本発明の方法を実施例、及び比較例に
よって具体的に説明する。 実施例1 脱水精留塔、還流器、分液槽、及び圧力調整弁を備えた
ステンレス製500ml反応器を反応装置として準備し
た。反応器内で生成した蒸気を脱水精留塔を経て還流器
で凝縮させ、分液槽に受け入れ後、分液された上層部の
一部を反応器内に戻す仕組みとなっている。また、反応
系内の圧力を一定に保つため分液槽上部に圧力調整弁を
取り付けてある。このオートクレーブに予め2,6−ジ
メチルフェノールを水素化することにより調製した2,
6−ジメチルシクロヘキサノンの2、6−ジメチルフェ
ノール溶液159.2g(内、2,6−ジメチルシクロ
ヘキサノン49.2g、0.39モル)、安息香酸3.
0g、日本エヌ・イー・ケムキャット社製5%Pd/C
2.1g、トルエン20gを仕込み、分液槽(100m
l)にはトルエンを反応器に戻す管まで装入した。
【0021】系内のガス相を窒素で置換し、内圧を1.
5kg/cm2Gにした後、徐々に昇温し、反応器液温
が150℃となったところで内圧は2.0kg/cm2
Gとなった。さらに、内圧をこのまま2.0kg/cm
2Gに圧力調整弁を用いて保ちながら220℃まで昇温
を続けた。この時、脱水精留塔の塔頂温度は160℃と
なった。撹拌下にその温度及び内圧を保ったまま滴下装
置内の4−メトキシ−2−メチルアニリン41.2g
(0.3モル)を5時間かけて滴下した。4−メトキシ
−2−メチルアニリンの滴下開始と共に生成した水蒸気
は脱水精留塔よりトルエンと共に留出し始め、還流管で
冷却され、分液槽でトルエンと水とを分離した。分液槽
では水は下層側に、トルエンは上層側にためられ、上層
のトルエンの一部は分液槽より反応器内に戻した。同時
に発生した水素は内圧が2.0kg/cm2Gに保たれ
るように圧力調整弁を用いて反応系外へ連続的に放出し
た。滴下終了後、さらにこの温度及び内圧を保ったまま
2時間撹拌を続けた。次いで反応器内を冷却し、反応混
合液より5%Pd/Cを濾別した。濾液の一部を採取し
ガスクロマトグラフィーにより分析したところ、4−メ
トキシ−2−メチルアニリンの転化率は95.1%、4
−メトキシ−2,2’,6’−トリメチルジフェニルア
ミンの選択率は94.3%であった。
【0022】実施例2 オートクレーブに2,6−ジメチルフェノール110.
0g、イソフタル酸0.75g、日本エヌ・イー・ケム
キャット社製5%Pd/C(含水率50重量%)6.5
9g、ペンタメチルジエチレントリアミン(1%トルエ
ン溶液)1.65g、トルエン20gを仕込み、内圧を
1.0kg/cm2Gに保った以外は実施例1と同様に
225℃まで昇温した。撹拌下にその温度及び内圧を保
ったまま滴下装置内の4−メトキシ−2−メチルアニリ
ン41.2g(0.3モル)と2,6−ジメチルシクロ
ヘキサノン49.2g(0.39モル)の混合溶液を6
時間かけて滴下し、内圧を1.0kg/cm2Gに保っ
た以外は実施例1と同様に反応を行なった。実施例1と
同様に処理、分析を行なったところ、4−メトキシ−2
−メチルアニリンの転化率は99.5%、4−メトキシ
−2,2’,6’−トリメチルジフェニルアミンの収率
は96.5%(選択率97.0%)であった。
【0023】比較例1 発生した水素を反応系外に放出せず、即ち圧力調整弁を
作動させずに実施例1と同様に反応、処理した。この
時、反応器内の内圧は、4−メトキシ−2−メチルアニ
リンの滴下開始時の2.3kg/cm2Gから3.5k
g/cm2Gへと上昇した。実施例1と同様に分析した
ところ4−メトキシ−2−メチルアニリンの転化率は9
7.1%、4−メトキシ−2,2’,6’−トリメチル
ジフェニルアミンの選択率は64.1%であった。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、従来技術では達成され
なかった4−メトキシ−2,2’,6’−トリメチルジ
フェニルアミンの高収率、高選択率での製造ができるよ
うになり本発明の意義は大きい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 成瀬 洋 福岡県大牟田市浅牟田町30番地 三井東 圧化学株式会社内 (72)発明者 永田 輝幸 福岡県大牟田市浅牟田町30番地 三井東 圧化学株式会社内 審査官 伊藤 幸司 (56)参考文献 特開 昭60−193949(JP,A) 特開 平1−224343(JP,A) 特開 昭61−218560(JP,A) 特開 昭61−100529(JP,A) 特開 昭62−149648(JP,A) 特公 昭63−19503(JP,B2) 欧州特許出願公開535484(EP,A 2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07C 217/92 B01J 23/44 C07C 213/02 C07B 61/00 300

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱水素触媒の存在下、2,6−ジメチル
    シクロヘキサノンと2−メチル−4−メトキシアニリン
    とを発生する水素及び水を反応系外に放出しつつ加熱反
    応させることを特徴とする4−メトキシ−2,2’,
    6’−トリメチルジフェニルアミンの製造方法。
  2. 【請求項2】 脱水素触媒がパラジウムである請求項1
    記載の方法。
  3. 【請求項3】 反応圧力が常圧〜4.0kg/cm2
    である請求項1記載の方法。
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