JP3175715B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路等
の半導体装置に関し、詳しくは、アライメントマーク部
及びコンタクト部の構造に特徴を有する半導体装置、及
びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体の高集積化に伴い配線抵抗を減ら
すために、金属シリサイドを多結晶シリコン上に形成し
たポリサイド構造がゲート電極や上部配線に用いられて
いる。DARAMにおけるポリサイド構造のゲート電極
とその上方に形成されたポリサイド構造のビット線との
コンタクト部を、図15(a)に示す。以下、この図面
に基づき説明する。
【0003】シリコン基板50にトレンチ分離膜52が
形成され、トレンチ分離膜52上にゲート酸化膜54を
介して多結晶シリコン膜56とタングステンシリサイド
膜58とが形成され、多結晶シリコン膜56とタングス
テンシリサイド膜58とが所定のゲート電極60の形状
にパターニングされている。また、ゲート電極60上の
層間絶縁膜62に形成されたコンタクト孔64を介し
て、タングステンシリサイド膜58に接触する多結晶シ
リコン膜66とタングステンシリサイド膜68とが形成
されている。タングステンシリサイド膜58と多結晶シ
リコン膜66とは、ビット線70を構成している。
【0004】また、従来、素子分離技術には、LOCO
S法による素子分離技術が用いられてきた。しかし、近
年、LSIの微細化に伴い、シリコン基板に溝を形成
し、そこに酸化膜を埋め込んで素子分離を行うトレンチ
分離技術が用いられるようになってきている。このよう
なトレンチ分離技術を用いて製造されたLSIにおける
アライメントマーク部を、図15(b)に示す。アライ
メントマークとは、リソグラフィー工程においてステッ
パーで露光を行うときに位置合わせのために用いられる
ものである。以下、この図面に基づき説明する。
【0005】シリコン基板50に、CMP(Chemical Me
chanical Polishing)を用いてトレンチ分離膜52が形
成されている。トレンチ分離膜52は、露光用アライメ
ントマーク70の形状に形成されている。露光用アライ
メントマーク70上には、ゲート酸化膜54を介して多
結晶シリコン膜54とタングステンシリサイド膜56か
らなるポリサイド構造のゲート電極層61が形成されて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】第一の問題点は、図1
5(a)に示すコンタクト部において、ゲート電極60
とビット線70とのコンタクト抵抗が、1KΩ程度あ
り、高いことである。コンタクト抵抗が高いと、半導体
装置の動作速度が劣化する。
【0007】その理由は、タングステンシリサイド膜5
8と多結晶シリコン膜66とが直接接触しているため、
多結晶シリコン膜66内に含有されているリンがタング
ステンシリサイド膜58へ拡散することにより、多結晶
シリコン膜66とタングステンシリサイド膜58との界
面での不純物濃度が下がるためである。
【0008】第二の問題点は、図15(b)に示すアラ
イメントマーク部において、ゲート電極60をパターニ
ングするためのリソグラフィーを行う際に、ゲート電極
層61の下地のトレンチ分離膜52で形成した露光用ア
ライメントマーク72をステッパーが検出しにくいこと
である。
【0009】その理由は、トレンチ分離膜52を形成し
た場合、CMPの平坦化により段差がなくなった面上
に、タングステンシリサイド膜58などの反射率の大き
い膜を用いてゲート電極層61を形成しているからであ
る。
【0010】
【発明の目的】そこで、本発明の目的は、ステッパーに
よる露光用アライメントマークの検出を容易にすると同
時にコンタクト抵抗の低抵抗化を可能にする、半導体装
置及びその製造方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る半導体装置
は、下層の多結晶シリコン膜及び上層の金属シリサイド
膜からなる下側配線膜に、少なくとも多結晶シリコン膜
からなる上側配線膜が層間絶縁膜を貫通して電気的に接
続されたコンタクト部と、露光用アライメントマークが
トレンチ分離膜によって形成されたアライメントマーク
部と、を備えたものである。そして、前記コンタクト部
及び前記アライメントマーク部では、前記金属シリサイ
ド膜が除去されている。
【0012】コンタクト部では、金属シリサイド膜が除
去されているので、下側配線膜の多結晶シリコン膜と上
側配線膜の多結晶シリコン膜とが直接接触している。そ
のため、上側配線膜の多結晶シリコン膜から下側配線膜
の金属シリサイド膜への不純物拡散が起こらないので、
上側配線膜と下側配線膜とのコンタクト抵抗は低い。ア
ライメントマーク部では、金属シリサイド膜が除去され
ているので、露光用アライメントマークを構成するトレ
ンチ分離膜上に金属シリサイド膜がない。そのため、露
光用アライメントマーク上で光が反射しないので、ステ
ッパーは露光用アライメントマークを見つけやすくな
る。
【0013】本発明に係る半導体装置の製造方法は、本
発明に係る半導体装置を製造する方法であって、シリコ
ン基板にトレンチ分離膜を形成するとともに当該トレン
チ分離膜の一部によって前記露光用アライメントマーク
を形成する工程と、前記シリコン基板全面に前記下側配
線膜となる下層の多結晶シリコン膜及び上層の金属シリ
サイド膜を形成する工程と、前記コンタクト部及び前記
アライメントマーク部における前記金属シリサイド膜を
除去する工程と、前記露光用アライメントマークを使用
して、前記下側配線膜、前記上側配線膜、前記コンタク
ト部等を形成する工程とを備えたものである。
【0014】アライメントマーク部では、金属シリサイ
ド膜が除去されているので、露光用アライメントマーク
を構成するトレンチ分離膜上に金属シリサイド膜がな
い。そのため、露光用アライメントマーク上で光が反射
しないので、ステッパーは露光用アライメントマークを
見つけやすくなる。そして、この露光用アライメントマ
ークを使用して、下側配線膜、上側配線膜、コンタクト
部等を形成することにより、これらの高精度の加工が可
能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る半導体装置
の第一実施形態を示す断面図である。以下、この図面に
基づき説明する。
【0016】本実施形態の半導体装置は、下層の多結晶
シリコン膜56及び上層のタングステンシリサイド膜1
0からなるゲート電極12(下側配線膜)に、下層の多
結晶シリコン膜66及び上層のタングステンシリサイド
膜68からなるビット線70(上側配線膜)が層間絶縁
膜62を貫通して電気的に接続されたコンタクト部14
と、露光用アライメントマーク72がトレンチ分離膜5
2によって形成されたアライメントマーク部16とを備
えている。そして、コンタクト部14及びアライメント
マーク部16ではタングステンシリサイド膜10が除去
されている。
【0017】コンタクト部14では、タングステンシリ
サイド膜10が除去されているので、ゲート電極12の
多結晶シリコン膜56とビット線70の多結晶シリコン
膜66とが直接接触している。そのため、多結晶シリコ
ン膜66からタングステンシリサイド膜10への不純物
拡散が起こらないので、ビット線70とゲート電極12
とのコンタクト抵抗は低い。
【0018】アライメントマーク部16では、タングス
テンシリサイド膜10が除去されているので、露光用ア
ライメントマーク72を構成するトレンチ分離膜52上
にタングステンシリサイド膜10がない。そのため、露
光用アライメントマーク72上で光が反射しないので、
ステッパーは露光用アライメントマーク72を見つけや
すくなる。アライメントマーク部16は、露光用アライ
メントマーク72に加えアライメント誤差測定用パター
ンがトレンチ分離膜52によって形成されているものと
してもよい。
【0019】図2乃至図7は、図1の半導体装置を製造
する方法を示す断面図である。以下、図1乃至図7に基
づき説明する。
【0020】まず、シリコン基板50上に厚さ10[n
m]のシリコン酸化膜18と厚さ200[nm]のシリ
コン窒化膜20とを形成した後、フォトレジスト22を
所定の形状にパターニングする。続いて、パターニング
したフォトレジスト22をマスクとしてシリコン窒化膜
20とシリコン酸化膜18とシリコン基板50とをドラ
イエッチングにより除去し、シリコン基板50に深さ3
00[nm]程度の溝24を形成する(図2)。
【0021】続いて、フォトレジスト22を除去した
後、CVD法によりシリコン酸化膜(図示せず)を60
0[nm]堆積する。続いて、堆積されたシリコン酸化
膜をシリコン窒化膜20をストッパー膜としてCMPに
より研磨する。その後、シリコン窒化膜20を高温の燐
酸溶液で、シリコン酸化膜18をフッ酸溶液でそれぞれ
除去する。これにより、シリコン酸化膜で埋め込まれた
トレンチ分離膜52が形成される(図3)。
【0022】続いて、厚さ8[nm]のゲート酸化膜5
4を形成した後、ゲート電極層13として、リンをドー
ピングした厚さ100[nm]の多結晶シリコン膜56
と厚さ100[nm]のタングステンシリサイド膜10
とを形成する(図4)。
【0023】続いて、フォトレジスト26を用いて、所
定の形状にパターニングを行った後、塩素と酸素とによ
るドライエッチングによりタングステンシリサイド膜1
0を除去する。これにより、アライメントマーク部16
及びコンタクト部14におけるタングステンシリサイド
膜10が除去される(図5)。
【0024】続いて、フォトレジスト26を除去してゲ
ート電極パターニング用のフォトレジスト28を塗布す
る(図6)。そして、ステッパーにより露光用アライメ
ントマーク72を検出し、位置合わせを行った後に露光
を行い、所定のゲート電極形状にパターニングする。
【0025】続いて、ドライエッチングにより多結晶シ
リコン膜56とタングステンシリサイド膜10とをエッ
チングしゲート電極12を形成する(図7)。
【0026】続いて、BPSG膜を用いて厚さ500
[nm]の層間絶縁膜62を形成した後、フォトレジス
ト(図示せず)によりパターニングを行い、ドライエッ
チングを用いてコンタクト孔64を形成する。最後に、
リンをドーピングした厚さ100[nm]の多結晶シリ
コン膜66と厚さ100[nm]のタングステンシリサ
イド膜68とを形成し、所定の形状にパターニングする
ことによりビット線70を形成する(図1)。
【0027】この製造方法によれば、アライメントマー
ク部16では、タングステンシリサイド膜10が除去さ
れているので、露光用アライメントマーク72を構成す
るトレンチ分離膜52上にタングステンシリサイド膜1
0がない。そのため、露光用アライメントマーク72上
で光が反射しないので、ステッパーは露光用アライメン
トマーク72を見つけやすくなる。そして、この見つけ
やすい露光用アライメントマーク72を使用して、ゲー
ト電極12、ビット線70、コンタクト部14等を形成
することにより、これらの高精度の加工が可能となる。
【0028】図8は、本発明に係る半導体装置の第ニ実
施形態を示す断面図である。以下、この図面に基づき説
明する。
【0029】本実施形態の半導体装置では、コンタクト
部30が第一実施形態と異なっている。コンタクト部3
0は、タングステンシリサイド膜10が除去されている
部分と、タングステンシリサイド膜10が除去されてい
ない部分とからなる。タングステンシリサイド膜10が
除去されている部分では、ゲート電極12の多結晶シリ
コン膜56とビット線70の多結晶シリコン膜66とが
直接接触している。タングステンシリサイド膜10が除
去されていない部分では、多結晶シリコン膜56と多結
晶シリコン膜66とがタングステンシリサイド膜10を
介して接触している。本実施形態の半導体装置によれ
ば、ゲート電極12とビット線70との接触面積をより
大きくすることができるため、さらにコンタクト抵抗を
低減できる。
【0030】図9乃至図14は、図8の半導体装置を製
造する方法を示す断面図である。以下、図8乃至図14
に基づき説明する。
【0031】まず、第一実施形態と同様の方法でシリコ
ン基板50上にトレンチ分離膜52を形成する。続い
て、厚さ8[nm]のゲート酸化膜54を形成した後、
ゲート電極層13として、リンをドーピングした厚さ1
00[nm]の多結晶シリコン膜56と厚さ100[n
m]のタングステンシリサイド膜10とを形成する(図
9)。
【0032】続いて、フォトレジスト26を用いて、所
定の形状にパターニングを行った後、塩素と酸素とによ
るドライエッチングによりタングステンシリサイド膜1
0を除去する。これにより、アライメントマーク部16
及びコンタクト部30におけるタングステンシリサイド
膜10が除去される(図10)。
【0033】続いて、フォトレジスト26を除去し、厚
さ100[nm]のシリコン窒化膜32を形成する(図
11)。続いて、ゲート電極パターニング用のフォトレ
ジスト(図示せず)を塗布し、ステッパーにより露光用ア
ライメントマーク72を検出し、位置合わせを行った後
に露光を行い、所定のゲート電極形状にパターニングす
る。
【0034】続いて、ドライエッチングによりシリコン
窒化膜32と多結晶シリコン膜56とタングステンシリ
サイド膜10とをエッチングすることにより、ゲート電
極12を形成する(図12)。続いて、BPSG膜を用
いて厚さ500[nm]の層間絶縁膜62を形成した
後、フォトレジスト(図示せず)によりパターニングを行
い、シリコン窒化膜32の表面を露出させるコンタクト
孔64をドライエッチングにより形成する(図13)。
【0035】続いて、高温の燐酸溶液を用いたウェット
エッチングによりシリコン窒化膜32の一部を除去する
(図14)。
【0036】最後に、リンをドーピングした厚さ100
[nm]の多結晶シリコン膜66と厚さ100[nm]
のタングステンシリサイド膜68とを形成し、所定の形
状にパターニングすることにより、ビット線70を形成
する。
【0037】この製造方法では、ゲート電極12上にシ
リコン窒化膜32を形成し、コンタクト孔64のドライ
エッチング後、ウェットエッチングによりシリコン窒化
膜32に対する等方性エッチングを行っている。そのた
め、コンタクト部30において、ゲート電極12とビッ
ト線70との接触面積をより大きくすることができるた
め、さらにコンタクト抵抗を低減できる。
【0038】
【発明の効果】本発明に係る半導体装置によれば、コン
タクト部及びアライメントマーク部で金属シリサイド膜
が除去されていることにより、次の効果を奏する。コン
タクト部では、下側配線膜の多結晶シリコン膜と上側配
線膜の多結晶シリコン膜とが直接接触しているため、上
側配線膜と下側配線膜とのコンタクト抵抗を低減でき
る。例えば、コンタクト抵抗を従来の1[kΩ]に対し
て500[Ω]程度に低減できる。しかも、アライメン
トマーク部では、露光用アライメントマークを構成する
トレンチ分離膜上に金属シリサイド膜がないため、露光
用アライメントマーク上で光の反射を防止できる。これ
により、ステッパーが露光用アライメントマークを見つ
けやすくなるので、微細加工を高精度化できる。
【0039】本発明に係る半導体装置の製造方法によれ
ば、見やすくなった露光用アライメントマークを使用し
て、下側配線膜、上側配線膜、コンタクト部等を形成す
ることにより、これらを高精度に加工できる。
【0040】請求項2記載の半導体装置によれば、下側
配線膜の多結晶シリコン膜と上側配線膜の多結晶シリコ
ン膜とが直接接触する部分に加え、下側配線膜の多結晶
シリコン膜と上側配線膜の多結晶シリコン膜とが金属シ
リサイド膜を介して接触する部分も有するので、コンタ
クト部の抵抗をさらに低減できる。
【0041】請求項3記載の半導体装置によれば、アラ
イメントマーク部にアライメント誤差測定用パターンが
形成されているので、露光後のアライメント誤差の測定
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体装置の第一実施形態を示す
断面図である。
【図2】図1の半導体装置を製造する方法を示す断面図
である。
【図3】図1の半導体装置を製造する方法を示す断面図
である。
【図4】図1の半導体装置を製造する方法を示す断面図
である。
【図5】図1の半導体装置を製造する方法を示す断面図
である。
【図6】図1の半導体装置を製造する方法を示す断面図
である。
【図7】図1の半導体装置を製造する方法を示す断面図
である。
【図8】本発明に係る半導体装置の第二実施形態を示す
断面図である。
【図9】図2の半導体装置を製造する方法を示す断面図
である。
【図10】図2の半導体装置を製造する方法を示す断面
図である。
【図11】図2の半導体装置を製造する方法を示す断面
図である。
【図12】図2の半導体装置を製造する方法を示す断面
図である。
【図13】図2の半導体装置を製造する方法を示す断面
図である。
【図14】図2の半導体装置を製造する方法を示す断面
図である。
【図15】従来例を示す断面図であり、図15(a)が
コンタクト部、図15(b)がアライメントマーク部で
ある。
【符号の説明】
10,68 タングステンシリサイド膜 12 ゲート電極(下側配線膜) 14,30 コンタクト部 16 アライメントマーク部 32 シリコン窒化膜(絶縁膜) 50 シリコン基板 52 トレンチ分離膜 56,66 多結晶シリコン膜 62 層間絶縁膜 70 ビット線(上側配線膜) 72 露光用アライメントマーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/027 H01L 21/768

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下層の多結晶シリコン膜及び上層の金属
    シリサイド膜からなる下側配線膜に、少なくとも多結晶
    シリコン膜からなる上側配線膜が層間絶縁膜を貫通して
    電気的に接続されたコンタクト部と、 露光用アライメントマークがトレンチ分離膜によって形
    成されたアライメントマーク部と、 を備えた半導体装置において、 前記コンタクト部及び前記アライメントマーク部では前
    記金属シリサイド膜が除去されていることを特徴とする
    半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記コンタクト部は、前記金属シリサイ
    ド膜が除去されている部分と、当該金属シリサイド膜が
    除去されていない部分とからなり、 当該金属シリサイド膜が除去されている部分では、前記
    下側配線膜の多結晶シリコン膜と前記上側配線膜の多結
    晶シリコン膜とが直接接触し、 当該金属シリサイド膜が除去されていない部分では、前
    記下側配線膜の多結晶シリコン膜と前記上側配線膜の多
    結晶シリコン膜とが当該金属シリサイド膜を介して接触
    している、 請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記アライメントマーク部には、前記露
    光用アライメントマークに加えアライメント誤差測定用
    パターンが前記トレンチ分離膜によって形成されてい
    る、請求項1又は2記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記金属シリサイド膜がタングステンか
    らなる、請求項1、2又は3記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3又は4記載の半導体装
    置を製造する方法であって、 シリコン基板にトレンチ分離膜を形成するとともに当該
    トレンチ分離膜の一部によって前記露光用アライメント
    マークを形成する工程と、 前記シリコン基板全面に前記下側配線膜となる下層の多
    結晶シリコン膜及び上層の金属シリサイド膜を形成する
    工程と、 前記コンタクト部及び前記アライメントマーク部におけ
    る前記金属シリサイド膜を除去する工程と、 前記露光用アライメントマークを使用して、前記下側配
    線膜、前記上側配線膜、前記コンタクト部等を形成する
    工程と、 を備えた半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項2記載の半導体装置を製造する方
    法であって、 シリコン基板にトレンチ分離膜を形成するとともに当該
    トレンチ分離膜の一部によって前記露光用アライメント
    マークを形成する工程と、 前記シリコン基板全面に前記下側配線膜となる下層の多
    結晶シリコン膜及び上層の金属シリサイド膜を形成する
    工程と、 前記コンタクト部及び前記アライメントマーク部におけ
    る前記金属シリサイド膜を除去する工程と、 前記露光用アライメントマークを使用して、前記下側配
    線膜、前記上側配線膜、前記コンタクト部等を形成する
    工程と備え、 前記コンタクト部を形成する工程は、前記金属シリサイ
    ド膜を除去した後に絶縁膜を形成する工程と、この絶縁
    膜上に層間絶縁膜を形成する工程と、この層間絶縁膜に
    前記絶縁膜に至るコンタクト孔を形成する工程と、この
    コンタクト孔を通して前記絶縁膜を等方性エッチングす
    ることにより前記金属シリサイド膜上に空洞を形成する
    工程と、この空洞及び前記コタクト孔の内壁に前記上側
    配線膜の多結晶シリコン膜を形成する工程とを含む、 半導体装置の製造方法。
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