JP3175540B2 - クリーニングカード - Google Patents

クリーニングカード

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JP3175540B2
JP3175540B2 JP15761095A JP15761095A JP3175540B2 JP 3175540 B2 JP3175540 B2 JP 3175540B2 JP 15761095 A JP15761095 A JP 15761095A JP 15761095 A JP15761095 A JP 15761095A JP 3175540 B2 JP3175540 B2 JP 3175540B2
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峰雄 阿部
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気カード等を取り込
んで読み書きをするカードリーダのカードを搬送する搬
送ベルトの汚れを除去するためのクリーニングカードに
関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、この種のカードリーダは
対向する一対の無端状の搬送ベルトが配設され、カード
挿入口から挿入されたカードの先端部がこれら搬送ベル
ト間に圧接挟持され、搬送ベルトの走行によりカードが
カードリーダ内に取り込まれ、磁気ヘッド等により磁気
情報の読み書きが行われたのち、再びカード挿入口ある
いはカード返却口から返却される。この搬送ベルトの圧
接挟持によりカードを搬送する際に、カード表面に印刷
されたインキや手垢等が搬送ベルトに付着し次第に堆積
される。これが次に搬送されてくるカードの表面に付着
して、カードの汚れの原因となっていた。また、これが
搬送ベルトの摩擦係数を低下させ、カードスリップの原
因にもなっていた。したがって、定期的にクリーニング
カードをカードリーダ内に挿入して、この搬送ベルトの
汚れを除去している。
【0003】図4は従来のクリーニングカードの使用状
態を示す断面図である。同図において、全体を符号20
で示すカードリーダは、前面板22、後面板23および
側面板24からなる箱状の筐体21とこの筐体21内に
設置されたカード搬送機構25とを備えている。カード
搬送機構25は、前面板22に穿設されたスリット状の
カード挿入口27と、カード挿入口27の開口縁に沿う
ように設けた上下一対の対向する取り込み板28と、搬
送手段としての一対の対向する無端状の搬送ベルト3
3、34とから概略構成される。
【0004】搬送ベルト33,34は、駆動ローラ31
と従動ローラ29および駆動ローラ32と従動ローラ3
0間にそれぞれ張設されており、駆動ローラ31は同軸
上に軸着したプーリ36が伝達ベルト38を介してモー
タ37の回転を伝達されることにより回転駆動され、こ
れにより搬送ベルト33が走行する。35は磁気カード
(図示せず)の磁気情報を読み書きする磁気ヘッド、3
9はカードガイドである。
【0005】このような構造のカードリーダにおいて、
クリーニングカード40により搬送ベルト33,34の
汚れを除去するには、クリーニングカード40をカード
挿入口27から先端が搬送ベルト33,34に圧接挟持
される深さまで挿入し、この位置においてクリーニング
カード40の後端を把持した手41によりクリーニング
カード40を保持する。クリーニングカード40がカー
ド搬送機構35に挿入されると図示を省略した検出器に
よりカード40を検出してモータ37が駆動され、搬送
ベルト33,34が走行する。手41によって保持され
たクリーニングカード40に対して、搬送ベルト33,
34が走行するので、クリーニングカード40の表面に
搬送ベルト33,34が摺接して搬送ベルト33,34
の表面の汚れがクリーニングカード40面に転移するこ
とによって除去される。クリーニングが終了したら、ク
リーニングカード40を抜き取る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のクリーニングカードを使用してのクリーニング
動作においては、クリーニングカード40がカードリー
ダ内に取り込まれないように手41によって保持してい
るため、手に負担がかかるとともに、誤ってカードリー
ダ内に取り込まれてしまうと、クリーニングの機能が得
られないといった欠点があった。また、手41で保持し
ているため、カード挿入口27から挿入される部分が目
分量で決められ、クリーニングに使用した部分の長さL
が一定しないので、クリーニングに使用される部分が不
均一となり、安定した効率の良いクリーニングが得られ
ないといった欠点もあった。
【0007】したがって、本発明は上記した従来の欠点
に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、操作性の向上を図るとともに、安定した効率の良い
クリーニングが得られるクリーニングカードを提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係るクリーニングカードは、カードリーダ
のカード挿入口からカード搬送路内に挿入し、挿入され
た部分が搬送ベルトに圧接されることにより搬送ベルト
の汚れを除去する汚れ除去部を備えたクリーニングカー
ドであって、その表面に前記カード挿入口の周縁に係止
されるストッパを着脱自在に取り付ける係入孔をカード
挿入方向に沿って複数設け、これら係入孔に対応して前
記汚れ除去部を複数設けたものである。また、本発明に
係るクリーニングカードは、複数の汚れ除去部の境界を
表記したものである。
【0009】
【作用】本発明によれば、ストッパの取付位置をずらす
ことにより、複数個の汚れ除去部が順次使用される。ま
た、本発明によれば、使用済みの汚れ除去部は表記され
た境界から切断される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。図1は本発明に係るクリーニングカードの全体を
示す斜視図、図2は同じく平面図、図3は同じく使用状
態を示す断面図である。これらの図において、上述した
図4に示す従来技術において説明した同一または同等の
部材については、同一の符号を付し詳細な説明は省略す
る。全体を符号1で示すものは、本発明に係るクリーニ
ングカードであって、その表面に、このカード1のカー
ド搬送機構25への挿入方向(矢印C方向)に沿って、
六対の係入孔2〜7が穿設されている。これら係入孔2
〜7は、カード挿入方向Cに対して直交する方向に対を
なし、かつ互いに等間隔となるように設けられている。
【0011】また、このクリーニングカード1の表面に
は、係入孔2〜7に対応しカード挿入方向Cに対して直
交する方向に互いに等間隔となるように切断線14a〜
14eが表記されている。これら切断線14a〜14e
と、カード挿入方向Cに沿ったカード中心線C−Cとが
境界となって、クリーニングカード1には、6箇所の汚
れ除去部8a〜13aと、6箇所の汚れ除去部8b〜1
3bとの計12箇所の汚れ除去部が形成されている。1
5は細長く形成された直方体を呈するストッパであっ
て、その底部には前記係入孔2〜7に係入される先端が
円錐状に形成された一対のダボ16が突設されている。
搬送ベルト33,34は、カード挿入口27から挿入さ
れたクリーニングカード1のC−C線の一側部側、すな
わち前記汚れ除去部8a〜13a側に配設されている。
【0012】次に、このような構造のクリーニングカー
ドの使用方法を説明する。まず、ストッパ15のダボ1
6,16をカード挿入端から最も近い係入孔2,2に係
入して、ストッパ15をクリーニングカード1に取り付
ける。この状態で、クリーニングカード1をカード挿入
口27からカード搬送機構25内にストッパ15がカー
ド挿入口27の周縁に係止されるまで挿入する。クリー
ニングカード1の挿入は、図示を省略した検出器によっ
て検出され、これによってモータ37が駆動され、搬送
ベルト33,34が走行する。両搬送ベルト33,34
は、ストッパ15がカード挿入口27の周縁に係止され
たクリーニングカード1を圧接挟持しながら走行するの
で、両搬送ベルト33,34上の汚れがクリーニングカ
ード1によって除去される。
【0013】ストッパ15によって、クリーニング動作
中にクリーニングカード1が両搬送ベルト33,34の
走行によって取り込まれることがないので、従来のよう
に手で把持する必要がなく、かつクリーニングに使用し
た長さLが一定となる。このとき、両搬送ベルト33,
34には、汚れ除去部8aが位置しており、両搬送ベル
ト33,34は汚れ除去部8aによって汚れを除去され
る。所定時間後にクリーニングカード1をカード挿入口
27から引き出すことによってクリーニングが終了す
る。汚れ除去部8aでのクリーニングを数回行い、汚れ
除去部8aの表裏が汚れてきたら、クリーニングカード
1を表裏反転させる。反転させたクリーニングカード1
をカード挿入口27から挿入すると、両搬送ベルト3
3,34には、先の汚れ除去部8aと対称の汚れ除去部
8bが位置する。
【0014】クリーニング動作によって汚れ除去部8b
の表裏が汚れてきたら、切断線14aにおいて切断して
使用済みの汚れ除去部8を取り除く。同時にストッパ1
5のダボ16を係入孔2から取り外し、係入孔3に係入
させて、ストッパ15をクリーニングカード1に取り付
ける。こうすることにより、カード挿入口27から挿入
されたクリーニングカード1は、汚れ除去部9が両搬送
ベルト33,34に位置して、両搬送ベルト33,34
の汚れはこの汚れ除去部9によって除去される。
【0015】このように順次切断線14a〜14eを切
断するとともに、ストッパ15の取付位置を係入孔2〜
7へ移動させることにより、1枚のクリーニングカード
1で12個の汚れ除去部8a〜13bが使用できる。ま
た、ストッパ15の取付用の係入孔2〜7に対応して切
断線14a〜14eが表記されているので、使用済みの
汚れ除去部を正確に取り除くことができ、このため汚れ
除去部8〜13をすべて使用することができるため経済
的であり、かつ切断を迅速に行えるため、使い勝手が向
上する。
【0016】なお、本実施例では、クリーニングカード
1を同一機種のカードリーダ20に使用した例を示した
が、機種が異なり、例えばクリーニングカード1の挿入
長さLが2Lとなったときには、ストッパ15を係入孔
2に取り付けずに係入孔3に取り付ける等、ストッパ1
5の取付位置を適宜変更することによって対応すること
が可能である。
【0017】また、係入孔2〜7をクリーニングカード
1の表面上に穿設したが、クリーニングカード1の表面
両側端縁に平面視半円状に形成してもよい。また、スト
ッパ15の幅をクリーニングカード1の幅よりも長く形
成してもよく、この場合には、ストッパ15の厚みを薄
くすることもできる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ク
リーニングカードの表面にカード挿入口の周縁に係止さ
れるストッパを設けたことにより、従来のようにクリー
ニングカードを手で把持することがないので、操作性が
向上するとともに、挿入長さが常に一定となるので、汚
れ除去部をむらなく効率よく使用することができる。ま
た、ストッパを着脱自在に取り付ける係入孔をカード挿
入方向に沿って複数設け、これら係入孔に対応して汚れ
除去部を複数設けたことにより、1枚のクリーニングカ
ードによって、複数の汚れ除去部を使用することができ
るので経済的である。
【0019】また、本発明によれば、複数個の汚れ除去
部の境界を表記したことにより、使用済みの汚れ除去部
を正確にかつ迅速に取り除くことができるので、経済的
でかつ使い勝手が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るクリーニングカードの全体を示
す斜視図である。
【図2】 本発明に係るクリーニングカードの全体を示
す平面図である。
【図3】 本発明に係るクリーニングカードの使用状態
を示す断面図である。
【図4】 従来のクリーニングカードの使用状態を示す
断面図である。
【符号の説明】
1…クリーニングカード、2〜7…係入孔、8〜13…
汚れ除去部、14a〜14e…切断線、15…ストッ
パ、16…ダボ、20…カードリーダ、27…カード挿
入口、33,34…搬送ベルト。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カードリーダのカード挿入口からカード
    搬送路内に挿入し、挿入された部分が搬送ベルトに圧接
    されることにより搬送ベルトの汚れを除去する汚れ除去
    部を備えたクリーニングカードであって、その表面に前
    記カード挿入口の周縁に係止されるストッパを着脱自在
    に取り付ける係入孔をカード挿入方向に沿って複数設
    け、これら係入孔に対応して前記汚れ除去部を複数設け
    たことを特徴とするクリーニングカード。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のクリーニングカードにお
    いて、複数の汚れ除去部の境界を表記したことを特徴と
    するクリーニングカード。
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