JPS62276682A - カ−ド読取機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ガラスファイバーを用いた摺触反射式の読取
ヘッドを用いたマークカードの読取装置に関するもので
ある。

〔従来技術〕

この種のカード読取装置は一般に、カード走行ベース上
に挿入されたマークカードを１対のローラの間に挟んで
搬送しつつ、読取ヘッドに摺触せしめて、ガラスファイ
バーにより摺触反射読取を行い、読取結果を電気信号と
して出力する構造である。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記のカード読取装置を使用する場合、実際問題として
マークカードに異物が付着していることが屡々である。

金属粉や砂塵などの硬い微粒状の異物がマークカードに
付着していると、読取ヘッドのガラスファイバーを傷つ
ける。

また、油脂、ガム等の粘着性異物がマークカードに付着
していると、該粘着性異物が読取ヘッドのガラスファイ
バーに付着して誤反射を誘発したり、ローラ類に付着し
て搬送機能に悪影響を及ぼしたりする。

本発明は上述の事情に鑑みて為されたもので、その目的
とするところは、マークカードに付着している異物を自
動的に除去して、読取ヘッドやローラ類に悪影響を及ぼ
さしめないカード読取機を提供しようとするものである
。

〔問題点を解決するための手段〕

上記の目的を解消するため、本発明の読取装置は、カー
ド走行ベースにゴミ落とし孔を設置すると共に、該ゴミ
落とし孔の上方にブラシを設けて、該ブラシを搬送中の
マークカードに摺触せしめ、かつ、前記ゴミ落とし孔の
下方にダストボックスを設けたことを特徴とする。

〔作用〕

以上のように構成すると、マークカードに異物が付着し
ている場合、該マークカードが搬送される際に自動的に
ブラシで異物を払い除かれる。除去された異物は走行ベ
ースに設けたゴミ落し孔からダストボックス内に落下し
て留まるので、その排除（廃棄若しくは回収）が容易で
ある。

特に、異物をエアーで吹き飛ばしたりなどせずに、異物
をダストボックス内に収容する機能を有しているため、
マークカードに付着していた異物の種類や量を調査する
に便利であるにのため、異物の付着を防止する対策を講
じるための資料が得られることの意義は少なからぬもの
がある。

〔実施例〕

第２図は本発明を適用して構成したカード読取装置の１
実施例を示す全体的斜視図である。これを面Ｓで切断す
ると切口のｌｉｅが出来る。この断面を矢印Ｉ−１方向
に見た断面図を第１図に示す。

１２はマークカードで、矢印Ａはその挿入方向を１示し
ている・ 挿入されるマークカード１２は、カード挿入ガイド７に
案内されてカード走行ベース８上を図の左方へ滑動する
。

図の左方に滑動したマークカードは、加圧ローラ４と駆
動ローラ３との間に挟みこまれる。上記の駆動ローラ３
は図示右回り方向に駆動されており、挟み込まれたマー
クカードを更に左方へ矢印Ｂ方向に送る。送られたマー
クカードは、更に加圧ローラ４′と駆動ローラ３′との
間に挟みこまれて矢印Ｂ方向に搬送され、その途中で読
取ヘッド５の下方を通過してマークの読み取りが行われ
る。

６は、マークカードを上方に押し上げて読取ヘッド５に
摺触せしめるプレッシャローラである。

上述のようにしてマークカード１２を搬送して読取ヘッ
ド５に摺触せしめるには、加圧ローラ４と駆動ローラ３
とを１対設ければ足りるが、複数対設けることを妨げな
い。従って、本発明において「マークカードを１対のロ
ーラの間に挟んで搬送する」とは、「マークカードを少
なくとも１対のローラの間に挟んで搬送する意」である
。

そして本実施例においては、１対のローラ３゜４の上流
側（搬送方向矢印Ｂの反対方向）に位置せしめて、カー
ド走行ベース８にゴミ落し孔１１を設ける。そして、該
走行ベース８の上方に、ゴミ落し孔に対向せしめてブラ
シ１０を設ける。

上記のブラシ１０は、毛の先端を下方に向け、該先端を
カード走行ベース８にほぼ接せしめる。

詳しくは、ブラシ１０の毛の先端を走行ベース８との間
隔寸法を、マークカード１２の厚さ寸法ｔよりも小さく
設定する。

前記ゴミ落とし孔１１の下方に、ダストボックス９を設
置する。本発明を実施する際、上記のダストボックスは
、カード走行ベース８．若しくはマークカード読取機２
のベース部材（図示省略）に対して着脱自在に装着する
構造とすることが望ましい。

以上のように構成したカード読取装置（第１図）におい
ては、矢印Ａ方向に挿入されたマークカード１２は、加
圧ローラ４と駆動ローラ３との間に挟み込まれて矢印Ｂ
方向に送られ、読取ヘッド５に摺触しつつその下方を通
過して読み取られる。そして、該マークカード１２に異
物が付着していた場合はブラシ１０で払い除かれる。除
去された異物はゴミ落とし孔１１を通ってダストボック
ス９内に落下して留められる。

〔発明の効果〕

以上詳述したように、本発明を適用するとマークカード
に付着している異物を自動的に除去して読取ヘッドやロ
ーラ類に異物が付着することを未然に防止し、異物によ
る悪影響を及ばしめない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るカード読取機の１実施例の断面図
、第２図は上記実施例の全体的斜視図である。 ２・・・マークカード読取機、３．３’・・・駆動ロー
ラ、４，４′・・加圧ローラ、５・・・読取ヘッド、８
・・・カード走行ベース、９・・・ダストボックス、１
０・・・ブラシ、１１・・・ゴミ落とし孔。 特許出願人　日立電子エンジニアリング株式会社代理人
弁理士　秋　　　本　　′　正　　　実第１図 ゞ３′（に妨ローフ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、カード走行ベース上に挿入されたマークカードを１
   対のローラの間に挟んで搬送し、読取ヘッドに摺触せし
   めるカード読取機において、前記のカード走行ベースに
   ゴミ落とし孔を設けると共に、該ゴミ落し孔の上方にブ
   ラシを設けて搬送中のマークカードに摺触せしめ、かつ
   、前記ゴミ落とし孔の下方にダストボックスを設けたこ
   とを特徴とするカード読取機。