JPS587256B2 - 魚肉の摺身製造装置 - Google Patents

魚肉の摺身製造装置

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Publication number
JPS587256B2
JPS587256B2 JP53042309A JP4230978A JPS587256B2 JP S587256 B2 JPS587256 B2 JP S587256B2 JP 53042309 A JP53042309 A JP 53042309A JP 4230978 A JP4230978 A JP 4230978A JP S587256 B2 JPS587256 B2 JP S587256B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fat
machine
fish meat
degreasing
bleaching machine
Prior art date
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Expired
Application number
JP53042309A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54135265A (en
Inventor
栗原義範
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BIBUN KK
Original Assignee
BIBUN KK
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Publication date
Application filed by BIBUN KK filed Critical BIBUN KK
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Publication of JPS54135265A publication Critical patent/JPS54135265A/ja
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  • Processing Of Meat And Fish (AREA)
  • Fish Paste Products (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は魚肉の摺身製造装置に関する。
近時、すけそうだらなどかまぼこ原料としての魚獲量が
減り、いわし、さばなど近海魚を使用して摺身を製造す
ることが考えられているが、これらの魚は脂肪分が高い
ので脱脂処理を行う必要がある。
しかして従来脱脂処理された脂肪分は水と共に廃棄され
るため公害の問題があり、また多量の水を洗滌用に費消
し無駄にするなどの問題があった。
本発明は斯かる欠点を除去せんとするものであって、以
下、本発明装置実施の一例を図面にもとづいて説明する
第1図は本発明装置の配置を模式的に示す図解線図、第
2図は脱脂水晒し機の斜視図、第3図は脂肪分離槽の部
分破断側面図である。
図面に於いて、1は原魚洗滌機であって、3台配置され
ている状態が示されている。
2は洗魚搬送コンベアーであって、洗滌された魚を調理
台3に移送させるようになす。
調理台3は魚の内蔵物と頭などを除去するところであっ
て、残滓はコンベアー4によりラインから外部へ取出さ
れるが、魚体はコンベアー5及び6を経て自動洗滌機7
に送り込まれる。
しかして、洗滌された魚体はコンベアー8を経て魚肉採
取機9に投入され、該機で採取される魚肉は水晒促進機
10に入り、ついでボンプ11を介して脱脂水晒し機1
2に送り込まれる。
こ匁で、脱脂水晒し機12は第2図で示す如き構成であ
って、12a,12a’は槽内に回動自在に設置される
攪拌羽根、12b,12b’はその回転軸であって図示
されないモーター及び減速機を介して回動されるように
なっている。
12cは槽内に設けられている仕切壁であって、攪拌翼
による攪拌混合で分離して浮上する脂肪液がオーバーフ
ローするようになっている。
一方、12dはPHメーター、12eは調整機、12f
はPH液自動供給機であり、PH液自動供給機はタンク
内部に攪拌翼12gが設けられ、モーター12hにより
回動させられるようになっている。
他方、12iはPH液流出口であって電磁弁12jが前
記PHメーター12dの指針と連動ずる調整器12eの
指令で開閉せしめられることにより、タンク内のPH調
整液が断続的に流下してPR調整が自動的に行われるよ
うになっている。
なお、12kは送水管である。
13は魚肉取出管でポンプ14を介して自動晒し機15
に送り込まれる。
こゝに自動晒し機15は円筒状の金網を回転させる構成
のもので、魚肉は回動する金網内で水分を振り切られな
がら送ら籾このさい脱水液は下方の貯槽16に貯えられ
るようになされると共に、魚肉は再び前記同様の構成の
脱脂水晒し機17に入り、仕上げのための脱脂水晒が行
われる。
18は脂肪分離槽であって、前記脱脂水晒し機12及び
17の仕切壁からオーバーフローする脂肪液が管18a
,18a’を経て槽内に投入せしめられる。
こゝに槽18は第3図に示す如き構成で、槽内の上面に
は掻取板18bが無端帯18cに一定間隔毎に取付けら
れてなり、該無端帯18cがローラー1 8 d ,
l 8d’の回動により援徐に回動せしめられることに
より、槽内の上面に浮上する脂肪分を掻取って側壁端の
樋口18eから、容器缶18f内に集められるようにな
す。
しかして、該槽内の水は管18gから後述する回収用回
転篩に対し、ポンプ19を使用して間歇的に駆動されて
送り込まれるようになっている。
20は今1つの自動晒し機であって、脱脂水晒し機17
で脂肪の分離された魚肉がボンプ22を介して送り込ま
れる。
こゝに脱脂水晒し機は15と同じ円筒状の金網が回転す
る構成でまた脱水液は下方の貯槽21に貯えられるよう
になっており、水分を振り切られながら進行する魚肉は
、あとスクリュープレス25で金網との間で挾圧される
ことによりケーキとして取出されコンベアー26で運ば
れて裏漉機27に入り、小骨などが除去されるようにな
っている。
なお、貯槽21には脱脂水晒し機15に於ける貯槽16
の脱水液が併せて流れ込むようになっており、該貯槽内
の脱水液は管23によりポンプ19を介し7て回収用回
転篩24に送り込まれるようになっている。
こ匁に回収用回転篩24は前記脱脂水晒し機15,17
と同様の構成で、回転する円筒状の金網内に脱水液が流
入されることにより、残留する肉質が最終的に分離され
、これに対し脱水液は貯槽28内に貯留される。
しかして、該貯槽内の分離液は管29により原魚洗滌機
1に於ける洗滌用水として還流させ、再使用に供さしめ
るものである。
本発明装置は以上の如く構成せしめてなり、本発明装置
によれば脂肪分の完全除去を可能とし、また多量に使用
される水の再利用を図ることができて効率的な作業を遂
行することのできるものである。
【図面の簡単な説明】
添附図面は本発明装置実施の一例を示すもので、第1図
は全体の配置を模式的に示す図解線図、第2図は脱脂水
晒し機の斜視図、第3図は脂肪分離槽の部分破断側面図
である。 1・・・・・・原魚洗滌機、3・・・・・・調理台、7
・・・・・・自動洗滌機、9・・・・・・魚肉採取機、
10・・・・・・水晒促進機、12・・・・・・脱脂水
晒し機、15・・・・・泪動晒し機、17・・・・・・
脱脂水晒し機、18・・・・・・脂肪分離槽、20・・
・・・自動晒し機、24・・・・・・回収用回転篩、2
5・・・・・・スクリュープレス。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 魚肉採取機、攪拌羽根による脱脂水晒し機、回転篩
    による晒し機及び脱水装置がこの順序で配列されてなる
    魚肉の摺身製造工程途中に、脱脂水晒し機のオーバーフ
    ロー堰から流出する脂肪分を含んだ廃液を貯留し、且つ
    脂肪を分離するための脂肪分離槽を設け、液面上に浮遊
    する脂肪分が掻取り除去されるようになされていること
    を特徴とした魚肉の摺身製造装置。 2 攪拌羽根による脱脂水晒し機と回転篩による晒し機
    を組として直列状態に2組設置し、各組の脱脂水晒し機
    のオーバーフロー堰から流出する脂脂分を含んだ廃液を
    集めて貯留し、且つ分離するための脂肪分離槽が設けら
    れていることを特徴とした特許請求の範囲第1項記載の
    魚肉の摺身製造装置。 3 魚肉採取機、攪拌羽根による脱脂水晒し機、回転篩
    による晒し機及び脱水装置がこの順序で配列されてなる
    魚肉の摺身製造工程途中に、脱脂水晒し機のオーバーフ
    ロー堰から流出する脂肪分を含んだ廃液を貯留し、且つ
    脂肪を分離するための脂肪分離槽を設け、液面上に浮遊
    する脂肪分が掻取り除去されるようになさしめるのほか
    、残り液を晒し機の廃液と共に別に設けた回転篩機を通
    したのち、原魚洗滌用に再利用するようになされている
    ことを特徴とした魚肉の摺身製造装置。 4 攪拌羽根にうる脱脂水晒し機と回転篩による晒し機
    を組として直列状態に2組設置し、各組の脱脂水晒し機
    のオーバーフロー堰から流出する脂肪分を含んだ廃液を
    集めて貯留し、且つ分離するだめの脂肪分離槽が設けら
    れていることを特徴とした特許請求の範囲第3項記載の
    魚肉の摺身製造装置。
JP53042309A 1978-04-10 1978-04-10 魚肉の摺身製造装置 Expired JPS587256B2 (ja)

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JP53042309A JPS587256B2 (ja) 1978-04-10 1978-04-10 魚肉の摺身製造装置

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JP53042309A JPS587256B2 (ja) 1978-04-10 1978-04-10 魚肉の摺身製造装置

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Publication Number Publication Date
JPS54135265A JPS54135265A (en) 1979-10-20
JPS587256B2 true JPS587256B2 (ja) 1983-02-09

Family

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JP53042309A Expired JPS587256B2 (ja) 1978-04-10 1978-04-10 魚肉の摺身製造装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6253755U (ja) * 1985-09-20 1987-04-03
JPS62276682A (ja) * 1986-05-26 1987-12-01 Hitachi Electronics Eng Co Ltd カ−ド読取機
JPH0227249U (ja) * 1988-08-08 1990-02-22

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2837671B1 (fr) * 2002-03-26 2004-07-09 Patrimoniale Chantreau Production industrielle de produits alimentaires intermediaires (p.a.i) a base de chair de poisson et p.a.i. conditionnes ainsi produits

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JPS54135265A (en) 1979-10-20

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