JP3175344U - 包装用箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】シート部材を天板内面全体に貼着しても蓋部側板が、物品の挿入を妨げることがない、物品が挿入しやすい収容部を有する包装用箱の提供。
【解決手段】少なくとも一側面に開放部が形成される箱本体12と、箱本体12の一端に連設される天板31と、天板31に対して起立され隣接するもの同士が連結される複数の蓋部側板(第一蓋部側板32と第二蓋部側板33)と、を有し、開放部を閉塞自在とする蓋部13と、蓋部13に設けた物品収容部71と、を備えた包装用箱11であって、物品収容部71は、天板31を覆うシート部材72と蓋部13間の周縁を固着して物品収容空間が形成され、シート部材72の周縁の一部を非固着の挿入口74が形成され、挿入口74の近傍に位置する蓋部側板(第一蓋部側板32)が、天板31に対して折り曲げられて起立した状態と、天板31に対して曲げ戻されて展開した状態との間で起倒自在である。
【選択図】図1

Description

本考案は、紙箱の保冷体収容構造に関し、より詳細には、低温度に保つ必要のあるケーキなど保冷食品を収容する紙箱の保冷体収容構造に関する。
従来、低温下で持ち運びする必要のあるケーキなど生菓子類を収容する紙箱にあっては、生菓子類を低温に保つため、保冷剤やドライアイスなどを生菓子類と一緒に紙箱に収容することが行われている。保冷剤を紙箱内の天井部分に収容保持するものとして、特許文献1に示すように、紙箱の天板部内面に、シート部材を一方向のみが開放状態となるように周縁部を貼着し、紙箱の天板部内面とシート状材との間に保冷剤を収容して保持する物品収容部を形成したものが知られている。
このような紙箱にあっては、箱体が小さい場合、保冷剤を収容する収容部を大きく確保するために、シート部材を天面の全面に渡って設けなければならない。しかしながら、天板に起立する側板が邪魔とならない位置に収容口を設けなければならず、収容部のスペースの確保には限界がある。
このような技術においては、例えば特許文献1に示すように、蓋部が天板と、その天板の周縁に連設された天板側板からなり、隣接する前記天板側板同士を連結板により固着して、天板前側板と天板左右側板が連動して組み立てられ又は折畳まれる蓋部を有する箱体である。この箱体は、天板の内面にシート状材を貼着して物品収容部を形成させる場合には、シートの周囲に天板側板(蓋部側板)が立設されているため、前記物品収容部の開口部(挿入口)から保冷体を挿入する際に、天板側板が挿入口を塞ぐ位置にあり保冷体の挿入の妨げとなり、保冷体を挿入しにくいという問題があった。物品収容部を大きく設けるために、保冷剤収容部の開口部を天板周縁に近づけて貼着すると、さらに保冷体は挿入し難くなる。
特許第3953445号公報
本考案は、上記課題を解決すべくなされたものである。本考案の目的は、シート部材を天板内面全体に貼着しても蓋部側板が、物品の挿入を妨げることがない、物品が挿入しやすい収容部を有する包装用箱の提供である。
本考案の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、少なくとも一側面に開放部が形成される箱本体と、当該箱本体の一端に連設される天板と、当該天板に対して起立され隣接するもの同士が連結される複数の蓋部側板と、を有し、前記開放部を閉塞自在とする蓋部と、当該蓋部に設けた物品収容部と、を備えた包装用箱であって、前記物品収容部は、前記天板を覆うシート部材と前記蓋部、又は前記天板を覆うシート部材間の周縁を固着して物品収容空間が形成され、前記シート部材の周縁の一部を非固着の挿入口が形成され、当該挿入口の近傍に位置する前記蓋部側板は、前記天板に対して折り曲げられて起立した状態と、前記天板に対して曲げ戻されて展開した状態との間で起倒自在であるものである。
請求項2においては、前記複数の蓋部側板は、前記挿入口の近傍に位置する第一蓋部側板と、当該第一蓋部側板に連結される第二蓋部側板と、を有し、前記第一蓋部側板には、前記第二蓋部側板側の端部を折畳み可能とする第一折目線が形成され、前記物品収容部に物品を収容する際に、当該第一折目線を折り曲げることで、前記第一蓋部側板の前記第二蓋部側板側の端部同士が重なるように折畳まれ、前記第二蓋部側板が前記天板側に倒され、前記第一蓋部側板が前記天板に対して展開された状態とするものである。
請求項3においては、前記第一蓋部側板は、前記天板側に倒されるとともに、前記第一折目線を折り曲げることで、外面同士が重なるように折畳まれ、前記第二蓋部側板は、前記天板側に倒されるものである。
請求項4においては、前記第二蓋部側板は、前記第一蓋部側板側の端部を折畳み可能とする第二折目線が形成され、当該第二折目線で、前記第二蓋部側板の内面同士が重なるように折畳まれるものである。
請求項5においては、前記第二蓋部側板は、前記第一蓋部側板側の端部同士を重ねて折畳み可能とする第二折目線が形成され、当該第二折目線で折り曲げることで、前記第二蓋部側板の外面同士が重なるように折畳まれるものである。
請求項6においては、前記物品収容部の前記挿入口は、前記第一蓋部側板に配置されるものである。
請求項7においては、前記物品収容部の前記挿入口は、前記天板の縁周部に配置されるものである。
請求項8においては、前記物品収容空間の前記挿入口と対向する端縁は、前記箱本体上に配置されるものである。
本考案の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、シート部材を天板全体に貼着しても、挿入口の近傍に位置する蓋部側板は、天板に対して曲げ戻されて展開した状態とすることで、物品収容部に物品を収容する際に、蓋部側板が挿入口への物品挿入を妨げることなく、物品収容空間への物品の挿入が容易となる。
請求項2においては、請求項1の効果に加えて、物品収容部に物品を収容する際に、第一折目線を折り曲げることで、第一蓋部側板の第二蓋部側板側の端部同士が重なるように折畳まれ、前記第二蓋部側板を天板側に倒され、第一蓋部側板を天板に対して展開した状態とすることができる。したがって、第一蓋部側板が挿入口への物品挿入を妨げることなく、物品収容空間への物品の挿入が容易となる。
請求項3においては、請求項2の効果に加えて、第一蓋部側板が、天板側に倒されるとともに、第一折目線を折り曲げることで、外面同士が重なるように折畳まれ、第二蓋部側板が、天板側に倒されるので、蓋部をコンパクトに折畳むことができる。
請求項4においては、請求項2の効果に加え、第二蓋部側板の内面同士が重なるように折畳まれるので、蓋部をコンパクトに折畳むことができる。
請求項5においては、請求項2の効果に加え、第二蓋部側板の第一蓋部側板側の端部の外面同士が重なるように折畳まれることで、第二蓋部側板と連結される第一蓋部側板は、天板側へと折り曲げられる。したがって、蓋部をコンパクトに折畳むことができる。
請求項6においては、請求項2から請求項5の効果に加え、物品収容部の挿入口が、第一蓋部側板に配置されるので、物品収容部の物品収容空間を大きくすることができる。
請求項7においては、請求項1から請求項5の効果に加え、物品収容部の挿入口が、天板の縁周部に配置されるので、挿入口に物品を挿入する際に、第一蓋部側板がガイドとなり、挿入口へ物品を挿入し易い。
請求項8においては、請求項1から請求項7の効果に加え、物品収容空間の前記挿入口と対向する端縁は、箱本体上に配置されるので、物品収容部の物品収容空間を大きくすることができる。
第一実施形態の包装用箱11に物品81が挿入されている状態を示す斜視簡略図。 展開形成体の包装用箱11を示す平面図。 半完成状態の包装用箱11を示す平面図。 包装用箱11の組み立てが完了した状態を示す斜視簡略図。 包装用箱11の一部が途中まで折畳まれた状態を示す平面図。 図5の包装用箱11がさらに折畳まれた状態を示す平面図。 底板21に対して後側板23と左右側壁が起立した状態を示す斜視簡略図。 蓋部13が組み立てられた状態を示す斜視簡略図。 第二実施形態の展開形成体の包装用箱111を示す平面図。 (A)展開形成体の状態から一部が折畳まれた蓋部113を示す平面図。(B)半完成状態の蓋部113を示す平面図。 (A)天板31に対して蓋部側板が起立した状態を示す斜視簡略図。(B)物品が挿入されている第二実施形態及び第三実施形態の蓋部113・213の状態を示す斜視簡略図。 第三実施形態の展開形成体の包装用箱211を示す平面図。 (A)展開形成体の状態から一部が折畳まれた蓋部213を示す平面図。(B)半完成状態の蓋部213を示す平面図。 第四実施形態の展開形成体の包装用箱311を示す平面図。 物品が挿入されている蓋部313の状態を示す斜視簡略図。 包装用箱311の組み立てが完了した状態を示す斜視簡略図。
次に、考案の実施の形態について図を用いて説明する。
本考案の実施形態に係る第一実施形態の包装用箱11について、図1から図4を用いて説明する。
本考案の包装用箱11は、図1に示すように、物品を物品収容部71に収容する際に、挿入口74近傍に挿入の妨げとなる側板などがない物品が挿入し易い包容用箱である。
本実施形態に係る包装用箱11は、図1に示すように、箱本体12に蓋部13が開閉自在に連設されるヒンジ式の紙箱である。包装用箱11は、図2に示す展開形成体を組み立てて形成される。包装用箱11は、板紙、段ボールなどの厚紙で形成されて、菓子等の物品を収容する。包装用箱11は、厚紙の他、樹脂素材を用いた板状部材等で形成されてもよい。包装用箱11は図3に示すように、折畳まれた半完成状態で菓子店等に納品され、物品を収容する前に組み立ての一部が行われて、物品収容後にさらに組み立てが行われて完成状態の包装用箱11とされる(図4参照)。
以下では、説明を容易にするため、箱本体12に蓋部13が連設される側を後側、後側に対向する側を前側とし、他方の対向する側を左右側とする。すなわち、図1では図示右下側が前方となり、左上側が後方となる。また、上下方向は、包装用箱11を組み立てて、底板21を下にして載置した状態で、底板21側を下方とする。また、展開形成体の左右対称に現れる箇所は、左側を主として説明をする。尚、本実施形態の包装用箱11の平面形状は長方形であるが、正方形等の他の形状に変更してもよい。
図2に示す展開形成体に従って、包装用箱11の箱本体12を構成する部分を説明する。図2は、包装用箱11の内側となる面を紙面手前側として示している。
底板21は、包装用箱11の底部を構成する部分である。底板21の前端縁(図示下端縁)には、箱本体12の前側を構成する前側板22が、前板折目線41を介して連設される。底板21の後端縁(図示上端縁)には、箱本体12の後側を構成する後側板23が、後板折目線42を介して連設される。底板21の左右端縁には、箱本体12の左右側壁の外側を構成する一対の左右外側板24が、左右折目線43を介して連設される。さらに、前記後側板23の左右端縁には、箱本体12の左右側壁の内側を構成する一対の左右内側板25が、左右内折目線44を介して連設される。
前記前側板22の上端縁となる端縁(図示下端縁)には、挟持フラップ26が挟持フラップ折目線45を介して連設される。さらに、前側板22の左右の端縁には、一対の側部フラップ27が側部フラップ折目線46を介して連設される。
左右外側板24の前端縁となる端縁(図示下端縁)には、前部フラップ28が前部フラップ折目線48を介して連設される。左右外側板24の上端縁となる端縁(図示左右端縁)には、上部フラップ29が上部フラップ折目線49を介して形成される。
折畳用折目線47は、左右外側板24と前部フラップ28を全体として略二等分するように、底板21の後の角から前部フラップ28の開放端部にかけて形成される。
次に、包装用箱11の蓋部13を構成する部分を説明する。
前記後側板23の上端には、蓋部13の天部を構成する天板31が、蓋部連結折目線51を介して連設される。天板31の前端縁となる端縁(図示上端縁)には、蓋部13の前部の側板を構成する第一蓋部側板32が、第一蓋部折目線52を介して連設される。天板31の対向する左右端縁には、蓋部13の左右の側板を構成する第二蓋部側板33が、第二蓋部折目線53を介して連設される。
第一蓋部折目線52の端部近傍から第二蓋部側板33の開放端の左右中途部に掛けて、第一蓋部側板32を折畳み可能とする第一折目線54が形成される。第一蓋部側板32の左右両端部には、連結フラップ34が連結フラップ折目線55を介して連設される。
物品収容部71を形成する保冷体収容部材としてのシート部材72は、不織布やレーヨン紙などの素材で形成される方形の部材であり、天板31の内面の略全面を覆う形状を有している。シート部材72の周縁部には、天板31の内面とシート部材72の内面とを貼着固定する固着部73が配置される。この固着部73は、シート部材72の前端部となる端部(図示上端部)の左右中央部を非固着の開口である挿入口74が形成することで略凹形状に形成される。この固着部73によって、天板31とシート部材72との空間が物品81を収容保持する物品収容空間として形成される(図1参照)。また、挿入口74は、物品81を物品収容空間へと挿入する開口である。尚、本実施形態では、保冷体収容部材は1枚のシート部材72としたが、不織布やレーヨン紙を筒状、袋状にし、その内部に保冷体収空間を形成した物品収容部を天板31に貼着固定してもよい。
次に、包装用箱11を展開形成体から半完成状態まで組み立てる手順について説明する。
箱本体12は、図2に示す展開形成体の状態から図5に示す状態へと折畳まれる。具体的には、側部フラップ折目線46を谷折することで、側部フラップ27は前側板22に重なるように折畳まれる。さらに、挟持フラップ折目線45を谷折することで、挟持フラップ26は、側部フラップ27及び前側板22に重なるように折畳まれる。挟持フラップ26と前側板22の接触する部分は、挟持フラップ固定部61が形成されており、その挟持フラップ固定部61に接着剤等の固着手段を付することで、挟持フラップ26と前側板22は貼着固定される。但し、側部フラップ27と挟持フラップ26とが重なる部分は、固着されずに間隙が形成される。
さらに、左右折目線43を谷折りすることで、左右外側板24は底板21に重なるように折畳まれる。そして、折畳用折目線47を山折することで、左右外側板24同士が重なるように折畳まれる。左右内折目線44を谷折りすることで、左右内側板25は後側板23に重なるように折畳まれる。
蓋部13は、図5に示す展開形成体の状態から図6に示す状態へと折畳まれる。具体的には、第一折目線54を谷折りすることで、第一蓋部側板32の第二蓋部側板33側の端部(左右両端部)同士が重なるように折畳まれる。第一蓋部側板32の両端部がそれぞれ折畳まれたことで、第一蓋部側板32から延設された連結フラップ34が、天板31に貼着されたシート部材72に重なる。そして、第二蓋部折目線53を谷折することで、第二蓋部側板33が天板31に貼着されたシート部材72に重なるように折畳まれる。第二蓋部側板33は、シート部材72の上面にある連結フラップ34にも重ね合わされる。さらに、連結フラップ34と第二蓋部側板33の接触する部分には、連結フラップ固定部62が形成され、この連結フラップ固定部62に接着剤等の固着手段を付することで、連結フラップ34と第二蓋部側板33は貼着固定される。
ここで、図示は省略するが、蓋部13を上記状態よりもコンパクトに折畳むことも可能である。具体的には、上記状態から、第二蓋部側板33は、天板31に対して起立される。さらに、第一蓋部側板32は、天板31側に倒されるとともに、第一折目線54を折り曲げなおす(つまり、山折する)ことで、第一蓋部側板32の外面同士が重なるように折畳まれる。つまり、第一蓋部側板32がシート部材72が貼着された天板31に接触するように折畳まれる。そして、第一蓋部側板32の外面同士が重なることで、第二蓋部側板33は、天板31側に倒され、シート部材72に重なるように折畳まれる。すると、平面視において、蓋部13全体が、天板31と同じ大きさに折畳まれる。このように構成し、折畳むことで、蓋部13をコンパクトに折畳むことができる。
続いて、包装用箱11は、図6に示す状態から図3に示す状態へと折畳まれる。つまり、箱本体12の後板折目線42を谷折りすることで、左右外側板24が左右内側板25に重なるように、底板21が後側板23側に折畳まれる。さらに、左右内側板25と左右外側板24の接触する部分には、側板固定部63が形成され、この側板固定部63に接着剤等の固着手段を付することで、左右内側板25と左右外側板24は貼着固定される。そして、包装用箱11は図3に示す略半分に折畳まれた平坦な半完成状態となる。
次に、折畳まれた半完成状態の包装用箱11を完成状態まで組み立てる手順について説明する。
まず、略三角形状に折畳まれた左右外側板24(図6参照)は、略同一平面となるように展開される。すると、図7に示すように、左右外側板24は、底板21に対して略直角に起立される。左右外側板24が展開されることにより、左右外側板24に固着された左右内側板25は、左右外側板24の内側に重なりながら底板21に起立される。
また、左右内側板25が底板21に起立されると同時に、左右内側板25に連設された後側板23は、左右内折目線44が谷折されて左右内側板25に対して略直角となり、後板折目線42が谷折されて底板21に対して起立される。つまり、左右外側板24を同一平面となるように展開することで、底板21に対して三側壁である後側板23、左右側壁(左右外側板24・24、左右内側板25・25)が起立した状態となる。
この状態において、包装用箱11の前部及び上部は、開放された状態である。従って、菓子等の物品を箱本体12へと収容する際には、この包装用箱11の前部及び上部の開放部から、物品を包装用箱11内に収容することができる。
物品を箱本体12へと収容した後、包装用箱11は、図7に示す状態から図1に示す状態とされる。つまり、前板折目線41を谷折することで、前側板22は底板21に対して起立される。さらに、前部フラップ折目線48を谷折りすることで包装用箱11の内側へと折り返された前部フラップ28が、側部フラップ27と挟持フラップ26とによって形成された間隙に差し込まれる。したがって、前部フラップ28は、側部フラップ27と挟持フラップ26に挟持され、前側板22が底板21に対して安定した形で起立される。また、前部フラップ28に連設された左右外側板24も底板21に対して安定した形で起立される。続いて、上部フラップ折目線49を谷折することで、上部フラップ29は包装用箱11の内側へと折り返される。よって、図1に示すように、箱本体12が組み立てられる。
次に、物品収容部71に物品81を収容する場合について説明する。
図1の状態では、第一蓋部側板32は、第一蓋部折目線52を谷折りしていないので、天板31に対して展開された状態にある。そのため、挿入口74から物品収容部71の内部である物品収容空間とは、略真っ直ぐに連通している。したがって、従来のような天板31に蓋部側板(第一蓋部側板32、第二蓋部側板33)が起立した状態では、蓋部側板が物品81の挿入の妨げとなっていたが、本実施形態の第一蓋部側板32は天板31に対して展開された状態とすることができるため、挿入口74へと物品81を挿入しやすくなっている。さらに、物品81を第一蓋部側板32の内面に沿うようにして挿入口74へと挿入することができるため、挿入しやすくなっている。また、挿入口74を大きく広げるために、シート部材72の自由端部を挟持する際にも、第一蓋部側板32が挟持の妨げとなることなく、挿入口74を大きく広けることが容易となるため、さらに挿入しやすくなっている。
また、この状態では、第一蓋部側板32や第二蓋部側板33は、天板31に対して起立していないため、物品81を挿入する際に、第一蓋部側板32や第二蓋部側板33に手指が接触して挿入の妨げになることもなく、物品81を物品収容部71に容易に挿入することができる。
次に、物品81を物品収容部71に収容した状態で、蓋部13を組み立てる手順について説明する。
図1に示す状態からから図8に示す状態となるように、第二蓋部側板33は、天板31に対して引き起こすようにして起立される。すると、連結フラップ34を介して、第二蓋部側板33と連結された第一蓋部側板32は、第二蓋部側板33と連動して天板31に対して起立される。また、第一蓋部側板32が天板31に起立されることにより、第一蓋部側板32は、連結フラップ折目線55が谷折りされて、第二蓋部側板33に対して略直角に折り曲げられる。そして、第一蓋部側板32は、第二蓋部側板33側の両端部が折り重なった状態から同一平面となるように展開される。
このようにして、図8に示すように、天板31に対して第一蓋部側板32と第二蓋部側板33とが起立した状態である蓋部13の組み立てが完了する。
また、蓋部13の組み立ての際に、天板31に対して第一蓋部側板32が起立することにより、物品収容部71の挿入口74側が第一蓋部側板32により閉鎖される。そのため、物品収容部71に収容された物品81が、挿入口74から不用意に落下することが防止される。
物品81を物品収容部71に収容して、蓋部連結折目線51を谷折りすることで、箱本体12の上部の開放部を覆うように、箱本体12に対して蓋部13を閉じた状態を図4に示す。つまり、箱本体12の上部の開口部は、蓋部13によって閉塞される。具体的には、蓋部連結折目線51を谷折することで、天板31が前方に折り曲げられる。続いて、左右外側板24の外面が第二蓋部側板33の内面に、前側板22の外面が第一蓋部側板32の内面に接触するように、箱本体12の上部が蓋部13に内挿される。よって、包装用箱11は、完成状態となる。
本実施形態の包装用箱11は、少なくとも一側面に開放部が形成される箱本体12と、当該箱本体12の一端に連設される天板31と、当該天板31に対して起立され隣接するもの同士が連結される複数の蓋部側板(第一蓋部側板32と第二蓋部側板33)と、を有し、前記開放部を閉塞自在とする蓋部13と、当該蓋部13に設けた物品収容部71と、を備えた包装用箱11であって、前記物品収容部71は、前記天板31を覆うシート部材72と前記蓋部13、又は前記天板31を覆うシート部材間の周縁を固着して物品収容空間が形成され、前記シート部材72の周縁の一部を非固着の挿入口74が形成され、当該挿入口74の近傍に位置する前記蓋部側板(第一蓋部側板32)は、前記天板31に対して折り曲げられて起立した状態と、前記天板31に対して曲げ戻されて展開した状態との間で起倒自在である。
このように構成することで、シート部材72を天板31全体に貼着しても、挿入口74の近傍に位置する蓋部側板(第一蓋部側板32)は、天板31に対して曲げ戻されて展開した状態とすることで、物品収容部71に物品81を収容する際に、蓋部側板(第一蓋部側板32)が挿入口74への物品挿入を妨げることなく、物品収容空間への物品81の挿入が容易となる。
本実施形態の包装用箱11において、前記複数の蓋部側板は、前記挿入口74の近傍に位置する第一蓋部側板32と、当該第一蓋部側板32に連結される第二蓋部側板33と、を有し、前記第一蓋部側板32には、前記第二蓋部側板33側の端部を折畳み可能とする第一折目線54が形成され、前記物品収容部71に物品81を収容する際に、当該第一折目線54を折り曲げることで、前記第一蓋部側板32の前記第二蓋部側板33側の端部同士が重なるように折畳まれ、前記第二蓋部側板33が天板31側に倒され、前記第一蓋部側板32が前記天板31に対して展開した状態とされる。
このように構成することで、第一蓋部側板32が挿入口74への物品挿入を妨げることなく、物品収容空間への物品81の挿入が容易となる。
本実施形態の包装用箱11において、前記物品収容部71の前記挿入口74は、前記天板31の縁周部に配置される。
このように構成することで、挿入口74に物品81を挿入する際に、第一蓋部側板32がガイドとなり、挿入口74へ物品81を挿入し易い。
[第二実施形態]
次に、本考案の実施形態に係る第二実施形態の包装用箱111について、図9から図11を用いて説明する。尚、第一実施形態と同様の部分は同じ符号を付して、説明を省略することとする。
第一実施形態の第二蓋部側板33には、折目線が施されていなかったが、図9に示す第二実施形態の第二蓋部側板133には、第一蓋部側板32側の端部を折畳み可能とする第二折目線56が、天板31の前(図示上)の角から第二蓋部側板133の開放端部の前後中途部にかけて形成される。
次に、この第二実施形態の包装用箱111を半完成状態まで組み立てる手順について蓋部113を中心に説明する。
蓋部113は、図9に示す展開形成体の状態から図10Aに示すように折畳まれる。具体的には、連結フラップ折目線55を谷折りすることで、連結フラップ34が第一蓋部側板32に重なるように折畳まれる。さらに、第二蓋部折目線53を谷折することで、第二蓋部側板133が天板31に貼着されたシート部材72に重なるように折畳まれる。さらに、この第二蓋部側板133は、第二折目線56を山折することで、第二蓋部側板133の第一蓋部側板32側の端部同士が重なるように折畳まれる。そして、図10Aの状態から図10Bに示す状態へと蓋部113は折畳まれる。つまり、第一蓋部折目線52を谷折りすることで、第一蓋部側板32は、天板31に貼着されたシート部材72に重なるように折畳まれる。そのとき、第一蓋部側板32と連接される連結フラップ34は、折畳まれた第二蓋部側板133に重ね合わされる。そして、連結フラップ34と第二蓋部側板133の接触する部分には、連結フラップ固定部64が形成され、この連結フラップ固定部64に接着剤等の固定手段を付することで、連結フラップ固定部64と第二蓋部側板133の第一蓋部側板32側の端部は貼着固定される。
包装用箱111において、前記第二蓋部側板133は、前記第一蓋部側板32側の端部同士を重ねて折畳み可能とする第二折目線56が形成され、当該第二折目線56で折り曲げることで、前記第二蓋部側板133の外面同士が重なるように折畳まれる。
このように構成することで、第二蓋部側板133と連結される第一蓋部側板32は、天板31側へと折り曲げられる。したがって、蓋部113をコンパクトに折畳むことができる。
次に、折畳まれた半完成状態の包装用箱111の蓋部113が物品81を収容可能とする状態へと組み立てられる手順について説明する。
この半完成状態の包装用箱111は、第一実施形態の箱本体12と同様に組み立てられる。さらに、蓋部113において、物品81を物品収容空間へと収容し易くするための状態へと組み立てられる。つまり、図10Bに示す第一蓋部側板32側の端部が折り重ねられた状態の第二蓋部側板133が、同一平面となるように展開される。すると、天板31に対して第二蓋部側板133が起立され、第二蓋部側板133と連結フラップ34を介して連接された第一蓋部側板32も天板31に対して起立される。この図11Aに示す第一蓋部側板32と第二蓋部側板133とが天板31に対して起立した状態を経て、さらに、第一折目線54を谷折りすることで、図11Bに示す第一蓋部側板32の第二蓋部側板133側の端部同士が重なるように折畳まれる。
すると、第二実施形態の第一蓋部側板32も天板31に対して折り曲げられて起立した状態から、第一実施形態と同様に、天板31に対して曲げ戻されて展開した状態とされる。したがって、第一実施形態と同様に、第二実施形態においても物品収容部71に物品81を挿入し易い状態とすることができる。
このように構成することで、半完成状態のときには、蓋部113をコンパクトに折畳むことができ、さらに、物品81等を物品収容部71へと収容する際には、側板(第一蓋部側板32、第二蓋部側板133)が妨げることなく挿入しやすい。
[第三実施形態]
次に、本考案の実施形態に係る第三実施形態の包装用箱211について、図12から図14を用いて説明する。尚、第一実施形態及び第二実施形態と同様の部分は同じ符号を付して、説明を省略することとする。
第二実施形態の第二蓋部側板133と同様に、第三実施形態の第二蓋部側板133も第一蓋部側板32側の端部を折畳み可能とする第二折目線56が、天板31の前(図示上)の角から第一蓋部側板32の開放端部の前後中途部にかけて形成される。さらに、第三実施形態の連結フラップ134は、第二蓋部側板133が第二折目線56で折畳まれた場合に連結フラップ134同士が折畳まれない程度の大きさに形成されている。
次に、この第三実施形態の包装用箱211を半完成状態まで組み立てる手順について蓋部213を中心に説明する。
蓋部213は、図12に示す展開形成体の状態から図13Aに示すように折畳まれる。具体的には、第一蓋部折目線52を谷折りすることで、第一蓋部側板32は天板31に貼着されたシート部材72に重なるように折畳まれる。すると、第一蓋部側板32から延設される連結フラップ134は、第二蓋部側板133に重なる。さらに第二折目線56を谷折りすることで、第二蓋部側板133の第一蓋部側板32側の端部は、連結フラップ134に重なるように折畳まれる。そして、連結フラップ134と第二蓋部側板133の接触する部分には、連結フラップ固定部65が形成され、この連結フラップ固定部65に接着剤等の固定手段を付することで、連結フラップ134と第二蓋部側板133の端部は貼着固定される。すると、図13Bに示す、天板から左右方向に突出する半完成状態の蓋部213とされる。
包装用箱211において、前記第二蓋部側板133は、前記第一蓋部側板32側の端部を折畳み可能とする第二折目線56が形成され、当該第二折目線56で、前記第二蓋部側板133の内面同士が重なるように折畳まれる。
このように構成することで、蓋部213をコンパクトに折畳むことができる。
次に、折畳まれた半完成状態の包装用箱211の蓋部213が物品81を収容する状態とされる手順について説明する。
この半完成状態の包装用箱211の蓋部213は、第一蓋部側板32側の端部が折畳まれた状態の第二蓋部側板133が、同一平面となるように展開される(第二実施形態の図11参照)。すると、天板31に対して第二蓋部側板133が起立され、第二蓋部側板133と連結フラップ134を介して連接された第一蓋部側板32も天板31に対して起立される。この第一蓋部側板32と第二蓋部側板133とが天板31に対して起立した状態を経て、さらに、第一折目線54を谷折りすることで、第一蓋部側板32の第二蓋部側板133側の端部同士が重なるように折畳まれる。
すると、第三実施形態の第一蓋部側板32も天板31に対して折り曲げられて起立した状態から、第一実施形態と同様に、天板31に対して曲げ戻されて展開した状態とされる。したがって、第一実施形態と同様に、第三実施形態においても物品収容部71に物品81を挿入し易い状態とすることができる。
[第四実施形態]
次に、本考案の実施形態に係る第四実施形態の包装用箱311について、図14から図16を用いて説明する。
第一実施形態のシート部材72は、天板31からはみだすことなく内面全体に配置され、物品収容部71を形成している。第四実施形態のシート部材172は、その前後端部が、天板31の端部である蓋部連結折目線51と第一蓋部折目線52を超えて、後側板23と第一蓋部側板32に配置されるものである。
物品収容部171を形成する保冷体収容部材としてのシート部材172は、第一実施形態と同様に不織布やレーヨン紙などの素材で形成される方形の部材である。シート部材172は、図14に示すように、天板31の略全面、並びに、第一蓋部側板32及び後側板23の一部を覆う形状を有している。シート部材172の周縁部には、天板31、第一蓋部側板32及び後側板23の内面と、シート部材172の内面とを貼着固定する固着部173が配置される。この固着部173は、シート部材172の前端部となる端部(図示上端部)の左右中央部を非固着の開口である挿入口174が形成することで略凹形状に形成される。この固着部173によって、天板31と第一蓋部側板32との空間が物品81を収容保持する物品収容空間として形成される。ここで、固着部173の後部は、後側板23のみに形成され、固着部173の前部は、第一蓋部側板32に形成される。
第一実施形態の物品収容部71と比べて、第四実施形態の物品収容部171は、固着部173の前部および後部がそれぞれ、第一蓋部側板32および後側板23に形成されている。そのため、物品収容空間は、前後方向において大きく形成することができる。
包装用箱311において、前記物品収容部171の前記挿入口174は、前記第一蓋部側板32に配置される。
このように構成することで、物品収容部171の物品収容空間を大きくすることができる。
包装用箱311において、前記物品収容空間の前記挿入口174と対向する端縁は、前記箱本体12上に配置される。
このように構成することで、物品収容部171の物品収容空間を大きくすることができる。
第四実施形態の包装用箱311も、第一実施形態の包装用箱11と同様の工程を経て、半完成状態へと組み立てることができる。
次に、物品収容部171に物品81を収容する場合について説明する。
図15に示す状態では、第一蓋部側板32は天板31と略同一平面にあるため、固着部173が配置されていない開口部である挿入口174から物品収容部171の内部(物品収容空間)とは、略真っ直ぐに連通している。従来のように、天板31に第一蓋部側板32が起立した状態では、物品81を挿入口174へと挿入しようとすると、挿入口174側のシート部材172が屈曲されて物品収容空間の奥へと挿入することができない。しかし、第四実施形態の第一蓋部側板32は天板31と略同一平面であるため、挿入口174へと物品81を挿入しやすくなっている。
さらに、挿入口174が自由端部とされているため、挿入口174は、手指等でシート部材172の自由端を挟持し、開口した状態を保持できるため、物品81を第一蓋部側板32の内面に沿うようにして挿入口174へと挿入することができ、物品81の挿入が容易である。
また、この状態では、第一蓋部側板32や第二蓋部側板33は天板31に対して起立していないため、物品81を挿入する際に、第一蓋部側板32や第二蓋部側板33に手指が接触して邪魔になることもなく、物品81を物品収容部171に容易に挿入することができる。
物品81が物品収容部171に収容され、包装用箱311の組み立てが完了すると、第一蓋部折目線52が谷折りされて、第一蓋部側板32が天板31に対して起立され、蓋部連結折目線51が谷折りされて、第二蓋部側板33が天板31に対して起立される。すると、天板31、第一蓋部側板32、及び第二蓋部側板33に貼着されたシート部材172は、天板31、第一蓋部側板32、及び第二蓋部側板33に沿う形で、第一蓋部折目線52及び蓋部連結折目線51に接触する箇所で屈曲される。
図16に示すように、包装用箱311の蓋部13を閉じて、箱本体12の上部の開口部を閉塞すると、箱本体12の前側板22によって物品収容部171の挿入口174側の屈曲部が押さえられるため、より確実に物品81の落下を防止することができる。
尚、第二実施形態及び第三実施形態の包装用箱111・211は、物品収容部71に換えて、第四実施形態の物品収容部171を設けて、物品収容空間を大きくする構成とすることもできる。
さらに、本実施形態の包装用箱11・111・211・311は、挿入口74・174が蓋部13・113・213の前側に配置されているが限定するものではない。例えば、蓋部13・113・213の左右の少なくとも一側に、挿入口を設ける構成としてもよい。
11 包装用箱
12 箱本体
13 蓋部
21 底板
22 前側板
23 後側板
24 左右外側板
25 左右内側板
26 挟持フラップ
27 側部フラップ
28 前部フラップ
29 上部フラップ
31 天板
32 第一蓋部側板
33 第二蓋部側板
34 連結フラップ
41 前板折目線
42 後板折目線
43 左右折目線
44 左右内折目線
45 挟持フラップ折目線
46 側部フラップ折目線
47 折畳用折目線
48 前部フラップ折目線
49 上部フラップ折目線
51 蓋部連結折目線
52 第一蓋部折目線
53 第二蓋部折目線
54 第一折目線
55 連結フラップ折目線
56 第二折目線
61 挟持フラップ固定部
62 連結フラップ固定部
63 側板固定部
64 連結フラップ固定部
65 連結フラップ固定部
71 物品収容部
72 シート部材
73 固着部
74 挿入口
81 物品
111 包装用箱
113 蓋部
133 第二蓋部側板
134 連結フラップ
171 物品収容部
172 シート部材
173 固着部
174 挿入口
211 包装用箱
213 蓋部
311 包装用箱
313 蓋部

Claims (8)

  1. 少なくとも一側面に開放部が形成される箱本体と、
    当該箱本体の一端に連設される天板と、当該天板に対して起立され隣接するもの同士が連結される複数の蓋部側板と、を有し、前記開放部を閉塞自在とする蓋部と、
    当該蓋部に設けた物品収容部と、を備えた包装用箱であって、
    前記物品収容部は、
    前記天板を覆うシート部材と前記蓋部、又は前記天板を覆うシート部材間の周縁を固着して物品収容空間が形成され、
    前記シート部材の周縁の一部を非固着の挿入口が形成され、
    当該挿入口の近傍に位置する前記蓋部側板は、前記天板に対して折り曲げられて起立した状態と、前記天板に対して曲げ戻されて展開した状態との間で起倒自在であることを特徴とする包装用箱。
  2. 前記複数の蓋部側板は、
    前記挿入口の近傍に位置する第一蓋部側板と、
    当該第一蓋部側板に連結される第二蓋部側板と、を有し、
    前記第一蓋部側板には、前記第二蓋部側板側の端部を折畳み可能とする第一折目線が形成され、
    前記物品収容部に物品を収容する際に、
    当該第一折目線を折り曲げることで、
    前記第一蓋部側板の前記第二蓋部側板側の端部同士が重なるように折畳まれ、
    前記第二蓋部側板が前記天板側に倒され、
    前記第一蓋部側板が前記天板に対して展開された状態とすることを特徴とする請求項1に記載の包装用箱。
  3. 前記第一蓋部側板は、前記天板側に倒されるとともに、前記第一折目線を折り曲げることで、外面同士が重なるように折畳まれ、
    前記第二蓋部側板は、前記天板側に倒されることを特徴とする請求項2に記載の包装用箱。
  4. 前記第二蓋部側板は、
    前記第一蓋部側板側の端部を折畳み可能とする第二折目線が形成され、
    当該第二折目線で、前記第二蓋部側板の内面同士が重なるように折畳まれることを特徴とする請求項2に記載の包装用箱。
  5. 前記第二蓋部側板は、
    前記第一蓋部側板側の端部同士を重ねて折畳み可能とする第二折目線が形成され、
    当該第二折目線で折り曲げることで、
    前記第二蓋部側板の外面同士が重なるように折畳まれることを特徴とする請求項2に記載の包装用箱。
  6. 前記物品収容部の前記挿入口は、前記第一蓋部側板に配置されることを特徴とする請求項2から請求項5のいずれか一項に記載の包装用箱。
  7. 前記物品収容部の前記挿入口は、前記天板の縁周部に配置されることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の包装用箱。
  8. 前記物品収容空間の前記挿入口と対向する端縁は、前記箱本体上に配置されることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の包装用箱。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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