JP3165821U - 包装用箱 - Google Patents

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一晴 坂本
一晴 坂本
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Abstract

【課題】蓋板の変形を防止するとともに、包装用箱の外観体裁を良好とすることを課題とする。【解決手段】包装用箱10において、開口部を有する箱本体12と、前記箱本体12に連設され前記開口部を覆う第1蓋板31と、前記箱本体12に連設され前記第1蓋板31の上方に少なくとも一部が重なる第2蓋板32とを備え、前記第2蓋板32には、前記第1蓋板31の縁部を抱持する抱持部(折畳フラップ61)が連設される構成とする。そして、前記第1蓋板31と前記第2蓋板32は、前記開口部の縁部の対向する位置に設けられ、前記抱持部(折畳フラップ61)は、前記第2蓋板32の側方の辺に形成され、少なくとも前記第2蓋板32が前記箱本体12に連設されている連設側の辺に対向する開放側の辺の端部に接する位置において、前記第1蓋板31の縁部を抱持する。【選択図】図5

Description

包装用箱の構造に関し、より詳細には、包装用箱の蓋板の係止状態を保持する構造に関する。
従来、菓子等の物品を収納する包装用箱にあっては、一枚のブランクからなる種々の形態の包装用箱が知られている。
例えば、特許文献1に示す包装用箱は、上部を開放可能な箱本体と蓋板とで構成され、蓋板の一部を切り欠くことで挿入片が形成され、この挿入片に対応するフラップ部分が箱本体に形成される。蓋板は、挿入片をフラップ部分に挿入することで箱本体側に係止される。したがって、蓋板が箱本体に対して浮き上がる変形を解消でき、箱本体に対する蓋板の強固な閉鎖が可能に構成されている。
しかしながら、上記特許文献1に記載の包装用箱では、挿入片とフラップ部分の切り込みが露出しており、外観上の問題がある。
実開昭61−48121号公報
本考案は前記課題に鑑みてなされたものであって、蓋板の変形を防止するとともに、包装用箱の外観体裁を良好とすることを課題とする。
本考案の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、第1の考案では、
開口部を有する箱本体と、
前記箱本体に連設され前記開口部を覆う第1蓋板と、
前記箱本体に連設され前記第1蓋板の上方に少なくとも一部が重なる第2蓋板と、を備え、
前記第2蓋板には、前記第1蓋板の縁部を抱持する抱持部が連設される構成である。
第2の考案では、第1の考案において、
前記第1蓋板と前記第2蓋板は、前記開口部の縁部の対向する位置に設けられ、前記抱持部は、前記第2蓋板の側方の辺に形成され、少なくとも前記第2蓋板が前記箱本体に連設されている連設側の辺に対向する開放側の辺の端部に接する位置において、前記第1蓋板の縁部を抱持する構成である。
第3の考案では、第1の考案において、
前記第1蓋板と前記第2蓋板は、前記開口部の縁部の対向する位置に設けられ、前記抱持部は、前記第2蓋板の側方の辺において、前記連設側の辺の端部から、前記開放側の辺の端部まで形成される構成である。
第4の考案では、第1から第3の考案において、
前記第1蓋板と前記第2蓋板は、前記開口部の縁部の対向する位置に設けられ、前記抱持部は、前記第2蓋板の両側方の辺に設けられる構成である。
第5の考案では、第1から第4の考案において、
前記抱持部は、前記箱本体を構成する第1側板と、前記第1蓋板とによって挟持される構成である。
第6の考案では、第1から第4の考案において、
前記箱本体は、少なくとも底板と、前記底板の対向する辺において前記底板に対して立設される第1側板と、前記第1側板が連設される辺に隣接する辺において前記底板に対して立設される第2側板とを備え、
前記第1蓋板又は前記第2蓋板のいずれか一方が前記第2側板に連設され、
前記抱持部は、前記第1側板と、前記第1蓋板とによって挟持される構成である。
第7の考案では、第6の考案において、
前記箱本体は、前記第2側板が連設される辺に対向する辺において前記底板に対して立設される第3側板を備え、
前記第1蓋板又は前記第2蓋板のいずれか一方が前記第2側板に連設され、
前記第1蓋板又は前記第2蓋板のいずれか他方が前記第3側板に連設され、
前記抱持部は、前記第2蓋板の側方の辺に折目線を介して連設され、前記折目線を折畳み前記第1蓋板と前記第1側板によって挟持される構成である。
第8の考案では、第6の考案において、
前記第1蓋板又は前記第2蓋板のいずれか一方が前記第2側板に連設され、
前記第2側板が連設される辺に対向する前記底板の辺に連設され、
前記抱持部は、前記第2蓋板の側方の辺に折目線を介して連設され、前記折目線を折畳み前記第1蓋板と前記第1側板によって挟持される構成である。
第9の考案では、第6から第8の考案において、
前記第2側板において、前記底板に連設される辺が、前記第1蓋板または前記第2蓋板のいずれか一方が連設される辺よりも短く形成されることで、
前記第2側板に連設される前記第1蓋板または前記第2蓋板のいずれか一方の側方の縁部が前記第1側板よりも前記箱本体の外方へ突出する構成である。
第10の考案では、第7の考案において、
前記第2側板と前記第3側板において、前記底板に連設される辺が、前記第1蓋板および前記第2蓋板が連設される辺よりも短く形成されることで、
前記第1蓋板と前記第2蓋板の側方の縁部が前記第1側板よりも前記箱本体の外方へ突出する構成である。
第11の考案では、第5から第10の考案において、
前記底板と前記第1側板との間に介設される折畳板を備え、
当該折畳板を前記底板上に折畳み、
前記第1側板を前記底板に対して立設することで、
前記第1蓋板と前記第2蓋板の側方の縁部が前記第1側板よりも前記箱本体の外方へ突出する構成である。
第12の考案では、第5から第11の考案において、
前記第1側板は、前記底板に対して前記箱本体の中央側に傾斜するように立設されることで、
前記第1蓋板と前記第2蓋板の側方の縁部が前記第1側板よりも前記箱本体の外方へ突出する構成である。
第13の考案では、第5から第12の考案において、
前記抱持部は、前記第1蓋板と前記第1側板の前記開口部側の端部の一部とによって挟持される接触部を有する構成である。
第14の考案では、第5から第13の考案において、
前記抱持部は、前記第1蓋板と前記第1側板の前記開口部側の端部とによって挟持される接触部と挟持されない非接触部とが前記第2蓋板の前記連設側の辺の端部から、前記開放側の辺の端部の間で交互に形成される構成である。
15の考案では、第13および第14の考案において、
前記抱持部は、前記接触部が前記第2蓋板の前記開放側に形成される構成である。
第16の考案では、第1から第15の考案において、
前記第2蓋板の前記開放側に連設される差込片と、前記差込片に対応し前記第1蓋板上または前記第1蓋板の周辺に形成される差込口とを有し、
前記差込片が前記差込口と係合可能とする係止部を備える構成である。
本考案の効果として、以下に示すような効果を奏する。
第1の考案においては、抱持部が第1蓋板の縁部を抱持するため、第1蓋板に対する第2蓋板の浮き上がりを防止することができ、包装用箱の外観体裁を良好とすることができる。
第2の考案においては、第1の考案の効果に加え、少なくとも前記第2蓋板が前記箱本体に連設されている連設側の辺に対向する開放側の辺の端部に接する位置において、前記第1蓋板の縁部を抱持するため、第2蓋板の開放側の辺の端部の周辺における浮き上がりを防止することができる。
第3の考案においては、第1の考案の効果に加え、前記抱持部が、前記第2蓋板の側方の辺における前記連設側の辺の端部から前記開放側の辺の端部までの範囲で第2蓋板の浮き上がりを防止することができる。
第4の考案においては、第1から第3の考案の効果に加え、第1蓋板に対する第2蓋板の両側の縁部における浮き上がりを防止することができる。
第5の考案においては、第1から第4の考案の効果に加え、抱持部が、第1側板と第1蓋板とによって挟持されるため、抱持部の周辺における第1蓋板に対する第2蓋板の浮き上がりを確実に防止することができる。
第6から第8の考案においては、第1から第4の考案の効果に加え、抱持部が第1側板と第1蓋板とによって挟持されるため、抱持部の露出を少なくすることができ包装用箱の外観体裁を良好とすることができる。
第9の考案においては、第6から第8の考案の効果に加え、前記第2側板において、底板が連設される辺が、第1蓋板または第2蓋板のいずれか一方が連設される辺よりも短く形成されることで、前記第2側板に連設される前記第1蓋板または前記第2蓋板のいずれか一方の側方の縁部が前記第1側板よりも前記箱本体の外方へ突出することができ、抱持部が第1蓋板と第1側板によって挟持され易くなり、抱持部の周辺における第1蓋板に対する第2蓋板の浮き上がりを確実に防止することができる。
第10の考案においては、第7の考案の効果に加え、第2側板と第3側板において、底板が連設される辺が第1蓋板および第2蓋板が連設される辺よりも短く形成されることで、第1蓋板と第2蓋板の側方の縁部が第1側板よりも箱本体の外方へ突出することができ、抱持部が第1蓋板と第1側板によって挟持され易くなり、抱持部の周辺における第1蓋板に対する第2蓋板の浮き上がりを確実に防止することができる。
第11の考案においては、第5から10の考案の効果に加え、折畳板が底板と第1側板との間に介設されることで、第1蓋板と第2蓋板の側方の縁部が第1側板よりも箱本体の外方へ突出することができ、抱持部が第1蓋板の側方の縁部と第1側板に挟持され易くなり、抱持部の周辺における第1蓋板に対する第2蓋板の浮き上がりを確実に防止することができる。
第12の考案においては、第5から11の考案の効果に加え、第1側板は、底板に対して箱本体の中央側に傾斜するように立設されることで、第1蓋板と第2蓋板の側方の縁部が第1側板よりも箱本体の外方へ突出することができ、抱持部が第1蓋板の側方の縁部と第1側板に挟持され易くなり、抱持部の周辺における第1蓋板に対する第2蓋板の浮き上がりを確実に防止することができる。
第13の考案においては、第5から第12の考案の効果に加え、抱持部が第1蓋板と第1側板に挟持されていない箱本体の外方の部分を手掛かりとすることで、抱持部の挟持状態を容易に解除することができる。
第14の考案においては、第5から第13の考案の効果に加え、第1蓋板と第1側板の前記開口部側の端部とによって挟持される接触部と挟持されない非接触部とが前記第2蓋板の前記連設側の辺の端部から、前記開放側の辺の端部の間で交互に形成されることで、抱持部による前記第2蓋板の前記連設側の辺の端部から前記開放側の辺の端部の間の第2蓋板の浮き上がりを確実に防止することができる。また、非接触部を手掛かりとすることで、抱持部の挟持状態を容易に解除することができる。
第15の考案においては、第13および第14の考案の効果に加え、接触部が第2蓋板の開放側に形成されることで、第2蓋板の浮き上がりがおこり易い側に接触部が形成されることとなり、第2蓋板の変形を確実に防止することができる。
第16の考案においては、第1から第15の考案の効果に加え、抱持部によって第2蓋板の浮き上がりを防止しずらい箇所も、係止部によって第2蓋板の浮き上がりを防止することができる。
第1実施形態に係る包装用箱の箱展開形成体の平面図。 同じく包装用箱が折り畳たまれた状態を示す平面図。 同じく底板に対して左右側板が起立した状態を示す斜視簡略図。 同じく底板に対して左右側板、前フラップ、及び後フラップが起立し保持され、保冷体が保冷体収納部に収納される状態を示す斜視簡略図。 同じく包装用箱の箱本体が組み立てられた状態の斜視簡略図。 同じく箱本体に対して蓋部を閉じ、係止部によって第2蓋板が第1蓋板に重なる状態を保持している状態を示す図。(A)は斜視簡略図。(B)は図6の(A)中に示すC方向矢視における前側面図。 (A)図6の(B)中に示すD方向矢視における斜視簡略図。(B)図7の(A)の状態から抱持部が第1蓋板と左右側板とに挟持された状態を示す斜視簡略図。 同じく箱本体に対して蓋部を閉じ、第2蓋板が第1蓋板に重なる状態を抱持部および係止部によって保持している状態を示す図。 第2実施形態に係る包装用箱の箱展開形成体の平面図。 同じく底板に対して左右側板が起立した状態を示す斜視簡略図。 同じく箱本体に対して蓋部を閉じ、係止部によって第2蓋板が第1蓋板に重なる状態を保持している状態を示す図。(A)は斜視簡略図。(B)は図11の(A)中に示すE方向矢視における前側面図。 同じく図11の状態から抱持部が第1蓋板と左右側板とに挟持された状態を示す図。(A)は斜視簡略図。(B)は前側面図。 第3実施形態に係る包装用箱の箱展開形成体の平面図。 (A)第2実施形態に係る第1後フラップおよび左右側板を示す平面図。(B)第3実施形態に係る第1後フラップおよび左右側板を示す平面図。 第3実施形態に係る底板に対して左右側板、前フラップ、及び後フラップが起立した状態が保持される状態を示す斜視簡略図。 同じく箱本体に対して蓋部を閉じ、係止部によって第2蓋板が第1蓋板に重なる状態を保持している状態を示す図。(A)は斜視簡略図。(B)は図16の(A)中に示すF方向矢視における前側面図。 同じく図16の状態から抱持部が第1蓋板と左右側板とに挟持された状態を示す図。(A)は斜視簡略図。(B)は前側面図。
次に、本考案の第1実施形態に係る包装用箱10について、図1から図8を用いて説明する。
包装用箱10は、図1に示す箱展開形成体11を組み立てて形成される。包装用箱10は、板紙、段ボールなどの厚紙で形成されて、菓子等の物品を収納する。包装用箱10は、厚紙の他、樹脂素材を用いた板状部材等で形成されてもよい。包装用箱10は図2に示すように、折畳まれた半完成状態で菓子店等に納品され、物品を収納する前に組み立ての一部が行われて、物品収納後にさらに組み立てが行われて完成状態の包装用箱10とされる(図8参照)。
以下では、説明を容易に行うため、箱本体12に第1蓋板31が連設される側を前側、前側に対向する側を後側とし、他方の対向する側を左右側とする。すなわち、図3では図示右下側が前方となり、左上側が後方となる。また、上下方向は、包装用箱10を組み立てて、底板21を下にして載置した状態で、底板21側を下方とする。また、箱展開形成体11の左右対称にあらわれる箇所は、左側を主として説明をする。尚、本実施形態の包装用箱10の平面形状は長方形であるが、正方形等の他の形状に変更してもよい。
図1に示す箱展開形成体11に従って、包装用箱10の箱本体12を構成する部分を説明する。図1は、包装用箱10の内側となる面を紙面手前側として示している。
底板21は、包装用箱10の底板を構成する部分である。底板21の前縁部(図示下縁部)には、箱本体12の外側の前側面を構成する第2側板である前側板22が、前側板折目線41を介して連設される。底板21の後縁部(図中上縁部)には、箱本体12の後側を構成する第3側板である後側板23が、後側板折目線42を介して連設される。底板21の左右縁部には、折畳板折目線43を介して一対の折畳板24が連設される。さらに、折畳板24の左右外縁部には、箱本体12の左右側面を構成する第1側板である一対の左右側板25が、左右側板折目線44を介して連設される。左右側板25の下辺となる辺は、上辺となる辺よりも長く形成される。左右側板25は、全体として略台形状に形成される。
左右側板25の前部となる縁部(図示下縁部)には、左右側板25の前側を連結するための第1前フラップ26と第2前フラップ27が前フラップ折目線45を介してそれぞれ連設される。第1前フラップ26と第2前フラップ27の自由端部付近には、前連結用切目26a・27aが開放端を図示左向きとして形成されている。第1前フラップ26と第2前フラップ27は、それらが係合されることで前側面の内側となる部分である。
左右側板25の後部となる縁部(図示上縁部)には、左右側板25の後側を連結するための第1後フラップ28と第2後フラップ29が後フラップ折目線46を介してそれぞれ連設される。第1後フラップ28と第2後フラップ29の自由端部付近には、後連結用切目28a・29aが開放端を図示右向きとして形成されている。第1後フラップ28と第2後フラップ29は、それらが係合されることで後側面の内側となる部分である。
次に、包装用箱10の蓋部13を構成する部分を説明する。
蓋部13は、箱本体12の上部に形成される開口部を覆うためのものである。前記前側板22の図示下辺には、蓋部13の一部を構成する第1蓋板31が、第1蓋板折目線51を介して連設される。第1蓋板31の後部となる縁部(図示下縁部)の左右中央には、略半円状の切り欠部である後述する保冷体収納部70の一部を構成する保冷体挿入口72が形成される。第1蓋板折目線51の左右中央には、係止部62の一部を構成する差込口62aが後述する差込片62bに対応するように形成される。さらに差込口62a左右中央部から図示上方に突出するように半円状の切欠部62cが形成されている。当該切欠部62cは、差込片62bと差込口62aの差込および係合状態を解除し易くするためのものである。
前記後側板23の図示上辺には、蓋部13の一部を構成する第2蓋板32が、第2蓋板折目線52を介して連設される。第2蓋板32の図示上辺には、差込片折目線53を介して、係止部62の一部を構成する差込片62bが連設される。
第2蓋板32の対向する左右縁部には、抱持部を構成する折畳フラップ61が、折畳フラップ折目線54を介して連設される。折畳フラップ61には、図示上部が左右外方に突出するように接触部61aが形成され、図示下部が接触部よりも左右幅の短い非接触部61bが形成される。接触部61aでは、折畳フラップ折目線54から接触部61aの開放端までの(左右方向の)長さが、折畳フラップ折目線54から左右側板25の上辺までの(左右方向の)長さよりも若干長く形成される。つまり、接触部61aは折畳板24の左右方向の長さよりも長く形成され、非接触部61bは折畳板24の左右方向の長さよりも短く形成される。
次に、包装用箱10の保冷体収納部70を構成する部分を説明する。
保冷体収納部70を形成する保冷体収納部材としてのシート状部材71は、不織布やレーヨン紙などの素材で形成される方形の部材である。シート状部材71は、第1蓋板31の大部分と前側板22の上側の略半分の内面を覆う形状を有している。シート状部材71の周縁部のうち、第1蓋板31の後側の一辺は、その左右中央部が開放部とされる。つまり、シート状部材71は、開放部である保冷体挿入口72を残してその周縁部をシート状部材取付部73に接着剤等の固着手段を付すことで、貼着固定される。さらに、シート状部材71は、前側板22の上辺側の縁周部から差込口62a近傍にかけてシート状部材取付部73に接着剤等の固着手段を付すことで、貼着固定される。
したがって、第1蓋板31とシート状部材71との間の空間(隙間)によって保冷体81を挟持することで収納可能とする保冷体収納部70が形成される。尚、本実施形態では、保冷体収納部材は1枚のシート状部材71としたが、不織布やレーヨン紙を筒状、袋状にし、内部に保冷体収納部70を形成したものを第1蓋板31に貼着固定してもよい。
次に、包装用箱10は、箱展開形成体11の状態から図2に示す半完成状態となるように組み立てる。具体的には、図1に示す箱展開形成体11の状態から、折畳板折目線43を谷折することで、図2に示すように、折畳板24は底板21に重なるように折畳まれる。折畳板24と底板21の接触する部分には、折畳板固定部24aが形成される。当該折畳板固定部24aに接着剤等の固着手段を付すことで、折畳板24と底板21は貼着固定される。従って、包装用箱10は略半分に折畳まれた略I字状の半完成状態となる。半完成状態では、包装用箱10は厚さが薄く、コンパクトであるため、保管や運搬が容易となる。
次に、折畳まれた半完成状態の包装用箱10を完成体まで組み立てる手順について説明する。
先ず、左右側板折目線44を山折して図3に示すように、左右側板25を底板21と折畳板24に対して略直角に立設させる。この状態において、包装用箱10の前後部と上部は、開放された状態にある。従って、菓子等の物品を収納する際には、この包装用箱10の前後部と上部のいずれかの開放部から、菓子などの物品を包装用箱10の底板21に載置して容易に収納することができる。ただし、底板21に対して三側面または四側面が起立した状態において、物品を収納することも可能である。
そして、後フラップ折目線46を谷折して、左右の第1後フラップ28と第2後フラップ29を後側で交差させ、それぞれの端部に形成された後連結用切目28a・29aを互いに差し込むことで左右の第1後フラップ28と第2後フラップ29は連結される。よって、第1後フラップ28と第2後フラップ29は、包装用箱10の内側の後側面を形成するとともに、それぞれの下辺が底板21と接触することで、左右側板25の後側は底板21に対して安定した形で起立される。
さらに、前フラップ折目線45を谷折して、左右の第1前フラップ26と第2前フラップ27を後側で交差させ、それぞれの端部に形成された前連結用切目26a・27aを互いに差し込むことで左右の第1前フラップ26と第2前フラップ27が連結される。よって、第1前フラップ26と第2前フラップ27は、包装用箱10の内側の前側面を形成するとともに、それぞれの下辺が底板21と接触することで、左右側板25の前側は底板21に対して安定した形で起立される。そして、図4に示すように、底板21に対して四側面が起立した状態となる。
ここで、保冷体収納部70に保冷体81を収納する。保冷体81は、シート状部材71と保冷体挿入口72との隙間を広げながらから挿入され、シート状部材71と第1蓋板31によって挟持される。
そして、後側板折目線42を谷折して後側板23を底板21に対して立設させる。同じく、前側板折目線41を谷折して前側板22を底板21に対して立設させる。したがって、図5に示すように、底板21に対して四側面(前側板22、後側板23、前後フラップ26・27・28・29、及び左右側板25・25)が起立した状態において、包装用箱10の上部が開放された箱本体12が組み立てられる。
次に、蓋部13を組み立てる場合について説明する。
図5と図6に示すように、まず、前フラップ折目線45の傾斜に沿うように、前側板22を傾斜させながら、第1蓋板折目線51を谷折することで、第1蓋板31が後方に折り返され、箱本体12の上部の開放部が第1蓋板31によって閉鎖される。続いて、差込片折目線53を谷折して第2蓋板32に対して略直角となるように、差込片62bが折り曲げられる。そして、後フラップ折目線46の傾斜に沿うように、後側板23を傾斜させながら、第2蓋板折目線52を谷折することで、第2蓋板32が前方に折り返される。さらに、差込口62aに差込片62bを挿入しながら、第2蓋板32を第1蓋板31の上面に重なり合わせる。したがって、図6に示すように、係止部62である差込口62aと差込片62bが係合することで、第2蓋板32の左右中央部における第1蓋板31と第2蓋板32とが重なる状態が保持される。ただし、第1蓋板31と第2蓋板32の左右両端部において、係止部62のみでは、第1蓋板31の左右両端部(特に、前側)が第2蓋板32に対して離間してしまう。
ここで、抱持部である折畳フラップ61は、箱本体12の外方に突設されており、図7の(A)に示すように折畳フラップ折目線54を谷折することで、図7の(B)に示す左右側板25の上辺と第1蓋板31との間隙に挿入される。従って、図7および図8に示すように、折畳フラップ61が第2蓋板32とともに第1蓋板31の縁部を抱き込むように保持しながら、折畳フラップ61の接触部61aが左右側板25の上辺と第1蓋板31に挟持される。このため、第2蓋板32の左右の開放端部が反り返ることなく第1蓋板31に接触した状態で箱本体12の開口部を閉塞し、包装用箱10の形状が保持される。また、包装用箱10が組み立てられたときに、折畳フラップ61の接触部61aが、第2蓋板32の差込片62b側の辺の左右両端部、つまり、第2蓋板32が第1蓋板に対して反り返り易い箇所の近傍に形成されているので、第1蓋板31と第2蓋板32が強固にその重なった状態を保持することができる。
一方、包装用箱10を開放する場合には、左右側板25よりも外方の非接触部61bを手がかりとして箱本体12の斜め下方向に引っ張ることで、折畳フラップ61が左右側板25の上辺と第1蓋板31に挟持されている状態を容易に解除することができる。そして、係止部62である差込片62bを差込口62aから分離することで、箱本体12に対して第1蓋板31および第2蓋板32を開放する。尚、包装用箱10を廃棄する場合には、組み立て手順と逆の手順で容易に包装用箱10を半完成状態に折畳むことができ、包装用箱10の嵩を小さくして廃棄することができる。
以上の如く、第1実施形態の包装用箱10は、
開口部を有する箱本体12と、
前記箱本体12に連設され前記開口部を覆う第1蓋板31と、前記箱本体12に連設され前記第1蓋板31の上方に少なくとも一部が重なる第2蓋板32と、を備え、
前記第2蓋板32には、前記第1蓋板31の縁部を抱持する抱持部(折畳フラップ61)が連設される構成である。
このように構成することにより、抱持部(折畳フラップ61)が第1蓋板31の縁部を抱持するため、第1蓋板31に対する第2蓋板32の浮き上がりを防止することができ、包装用箱10の外観体裁を良好とすることができる。
第1実施形態の包装用箱10において、
前記第1蓋板31と前記第2蓋板32は、前記開口部の縁部の対向する位置に設けられ、前記抱持部(折畳フラップ61)は、前記第2蓋板32の側方の辺に形成され、少なくとも前記第2蓋板32が前記箱本体12に連設されている連設側の辺に対向する開放側の辺の端部に接する位置において、前記第1蓋板31の縁部を抱持する構成である。
このように構成することにより、少なくとも前記第2蓋板32が前記箱本体12に連設されている連設側の辺に対向する開放側の辺の端部に接する位置において、前記第1蓋板31の縁部を抱持するため、第2蓋板32の開放側の辺の端部の周辺における浮き上がりを防止することができる。
第1実施形態の包装用箱10において、
前記第1蓋板31と前記第2蓋板32は、前記開口部の縁部の対向する位置に設けられ、前記抱持部(折畳フラップ61)は、前記第2蓋板32の側方の辺において、前記連設側の辺の端部から、前記開放側の辺の端部まで形成される構成である。
このように構成することにより、前記抱持部(折畳フラップ61)が、前記第2蓋板32の側方の辺における前記連設側の辺の端部から前記開放側の辺の端部までの範囲で第2蓋板32の浮き上がりを防止することができる。
第1実施形態の包装用箱10において、
前記第1蓋板31と前記第2蓋板32は、前記開口部の縁部の対向する位置に設けられ、前記抱持部(折畳フラップ61)は、前記第2蓋板32の両側方の辺に設けられる構成である。
このように構成することにより、第1蓋板31に対する第2蓋板32の両側の縁部における浮き上がりを防止することができる。
第1実施形態の包装用箱10において、
前記抱持部(折畳フラップ61)は、前記箱本体12を構成する第1側板(左右側板25)と、前記第1蓋板31とによって挟持される構成である。
このように構成することにより、抱持部(折畳フラップ61)が、第1側板(左右側板25)と第1蓋板31とによって挟持されるため、抱持部(折畳フラップ61)の周辺における第1蓋板31に対する第2蓋板32の浮き上がりを確実に防止することができる。
第1実施形態の包装用箱10において、
前記箱本体は、少なくとも底板21と、前記底板21の対向する辺において前記底板21に対して立設される第1側板(左右側板25)と、前記第1側板(左右側板25)が連設される辺に隣接する辺において前記底板21に対して立設される第2側板(前側板22)とを備え、
前記第1蓋板31又は前記第2蓋板32のいずれか一方が前記第2側板(前側板22)に連設され、
前記抱持部(折畳フラップ61)は、前記第1側板(左右側板25)と、前記第1蓋板31とによって挟持される構成である。
第1実施形態の包装用箱10において、
前記箱本体12は、前記第2側板(前側板22)が連設される辺に対向する辺において前記底板21に対して立設される第3側板(後側板23)を備え、
前記第1蓋板31又は前記第2蓋板32のいずれか一方が前記第2側板(前側板22)に連設され、
前記第1蓋板31又は前記第2蓋板32のいずれか他方が前記第3側板(後側板23)に連設され、
前記抱持部(折畳フラップ61)は、前記第2蓋板32の側方の辺に折目線(折畳フラップ折目線54)を介して連設され、前記折目線(折畳フラップ折目線54)を折畳み前記第1蓋板31と前記第1側板(左右側板25)によって挟持される構成である。
第1実施形態の包装用箱10において、
前記第1蓋板31又は前記第2蓋板32のいずれか一方が前記第2側板(前側板22)に連設され、
前記第2側板(前側板22)が連設される辺に対向する前記底板21の辺に連設され、
前記抱持部(折畳フラップ61)は、前記第2蓋板32の側方の辺に折目線(折畳フラップ折目線54)を介して連設され、前記折目線(折畳フラップ折目線54)を折畳み前記第1蓋板31と前記第1側板(左右側板25)によって挟持される構成である。
このように構成することにより、抱持部(折畳フラップ61)が第1側板(左右側板25)と第1蓋板31とによって挟持されるため、抱持部(折畳フラップ61)の露出を少なくすることができ包装用箱10の外観体裁を良好とすることができる。
第1実施形態の包装用箱10において、
前記底板21と前記第1側板(左右側板25)との間に介設される折畳板24を備え、
当該折畳板24を前記底板21上に折畳み、
前記第1側板(左右側板25)を前記底板21に対して立設することで、
前記第1蓋板31と前記第2蓋板32の側方の縁部が前記第1側板(左右側板25)よりも前記箱本体12の外方へ突出する構成である。
第1実施形態の包装用箱10において、
前記第1側板(左右側板25)は、前記底板21に対して前記箱本体12の中央側に傾斜するように立設されることで、
前記第1蓋板31と前記第2蓋板32の側方の縁部が前記第1側板(左右側板25)よりも前記箱本体12の外方へ突出する構成である。
このように構成することにより、抱持部(折畳フラップ61)が第1蓋板31の側方の縁部と第1側板(左右側板25)に挟持され易くなり、抱持部(折畳フラップ61)の周辺における第1蓋板31に対する第2蓋板32の浮き上がりを確実に防止することができる。
第1実施形態の包装用箱10において、
前記抱持部(折畳フラップ61)は、前記第1蓋板(左右側板25)と前記第1側板(左右側板25)の前記開口部側の端部の一部とによって挟持される接触部61aを有する構成である。
このように構成することにより、抱持部(折畳フラップ61)が第1蓋板31と第1側板(左右側板25)に挟持されていない箱本体12の外方の部分を手掛かりとすることで、抱持部(折畳フラップ61)の挟持状態を容易に解除することができる。
第1実施形態の包装用箱10において、
前記抱持部(折畳フラップ61)は、前記接触部61aが前記第2蓋板32の前記開放側に形成される構成である。
このように構成することにより、接触部61aが第2蓋板32の前記開放側に形成されることで、第2蓋板32の浮き上がりがおこり易い側に接触部61aが形成されることとなり、第2蓋板32の変形を確実に防止することができる。
第1実施形態の包装用箱10において、
前記第2蓋板32の前記開放側に連設される差込片62bと、前記差込片62bに対応し前記第1蓋板31上または前記第1蓋板31の周辺に形成される差込口62aとを有し、
前記差込片62bが前記差込口62aと係合可能とする係止部62を備える構成である。
このように構成することにより、抱持部(折畳フラップ61)によって第2蓋板32の浮き上がりを防止しずらい箇所も、係止部62によって第2蓋板32の浮き上がりを防止することができる。
次に、本考案の第2実施形態にかかる包装用箱210について、図9から図12を用いて説明する。
尚、第2実施形態に係る包装用箱210は、第1実施形態の折畳板24を設けずに、前側板222および後側板223の左右方向の長さにおいて、下辺(底辺)よりも上辺が長くなるように形成することによって、第1蓋板231と第2蓋板232の左右辺が左右側板25の上辺よりも箱本体212の外方へ突出するように構成したものである。そのため、第1実施形態と共通する部分に関しては、以下、同じ符号を付し説明は省略する。
図9に示す箱展開形成体211に従って、包装用箱210の箱本体212を構成する部分を説明する。図9は、包装用箱210の内側となる面を紙面手前側として示している。
底板21は、包装用箱210の底板を構成する部分である。底板21の前縁部(図示下縁部)には、箱本体212の外側の前側面を構成する第2側板である前側板222が、前側板折目線41を介して連設される。底板21の後縁部(図中上縁部)には、箱本体212の後側面を構成する第3側板である後側板223が、後側板折目線42を介して連設される。前側板222と後側板223は、組み立てられた箱本体212において、それらの下辺(底辺)となる辺がそれらの上辺となる辺よりも短く形成される。つまり、前側板222と後側板223は、底辺が上辺よりも短い台形状に形成される。底板21の左右縁部には、箱本体212の左右側面を構成する第1側板である一対の左右側板25が、左右側板折目線244を介して連設される。
左右側板25の前部となる縁部(図示下縁部)には、左右側板25の前側を連結するための第1前フラップ226と第2前フラップ227が前フラップ折目線45を介してそれぞれ連設される。第1前フラップ226と第2前フラップ227の自由端部付近には、前連結用切目226a・227aが開放端を図示左向きとして形成されている。第1前フラップ226と第2前フラップ227は、それらが係合されることで前側面の内側となる部分である。
左右側板25の後部となる縁部(図示上縁部)には、左右側板25の後側を連結するための第1後フラップ228と第2後フラップ229が後フラップ折目線46を介してそれぞれ連設される。第1後フラップ228と第2後フラップ229の自由端部付近には、後連結用切目228a・229aが開放端を図示右向きとして形成されている。第1後フラップ228と第2後フラップ229は、それらが係合されることで後側面の内側となる部分である。
次に、包装用箱210の蓋部213を構成する部分を説明する。
前記前側板222の図示下辺には、蓋部213の一部を構成する第1蓋板231が、第1蓋板折目線251を介して連設される。第1蓋板231の左右幅は、前記前側板222の上辺となる辺の長さと略同じ長さに構成される。第1蓋板231の後部となる縁部(図示下縁部)の左右中央を略半円状に切り欠くことによって、手掛部231aが形成される。手掛部231aは、第1蓋板231を箱本体212に対して離間する(開ける)ときに、手を掛け易くするための部分である。第1蓋板折目線251の左右中央には、係止部62の一部を構成する差込口62aが後述する差込片62bに対応するように形成される。さらに差込口62a左右中央部から図示上方に突出するように半円状の切欠部62cが形成されている。
前記後側板223の図示上辺には、蓋部213の一部を構成する第2蓋板232が、第2蓋板折目線252を介して連設される。第2蓋板232の左右幅は、前記後側板223の上辺となる辺の長さと略同じ長さに構成される。第2蓋板232の図示上辺には、差込片折目線53を介して、係止部62の一部を構成する差込片62bが連設される。
第2蓋板232の対向する左右縁部には、抱持部を構成する折畳フラップ61が、折畳フラップ折目線54を介して連設される。折畳フラップ61は、図示上部が左右外方に突出するように接触部61aが形成され、図示下部が接触部61aよりも左右幅の短い非接触部61bが形成される。つまり、包装用箱210が組み立てられた状態において、接触部61aでは、折畳フラップ折目線54から接触部61aの開放端までの左右方向の長さが、折畳フラップ折目線54から左右側板25の上辺までの左右方向の長さよりも若干長く形成される。非接触部61bでは、折畳フラップ折目線54から非接触部61bの開放端までの左右方向の長さが、折畳フラップ折目線54から左右側板25の上辺までの左右方向の長さよりも若干短く形成される。
次に、箱展開形成体211の状態の包装用箱210を完成体まで組み立てる手順について説明する。
先ず、左右側板折目線244を谷折して左右側板25を底板21に対して略直角に立設させ図10に示す状態とする。さらに、後フラップ折目線46を谷折して、左右の第1後フラップ228と第2後フラップ229を後側で交差させ、それぞれの端部に形成された後連結用切目228a・229aを互いに差し込むことで左右の第1後フラップ228と第2後フラップ229は連結される。よって、第1後フラップ228と第2後フラップ229は、包装用箱210の内側の後側面を形成するとともに、それぞれの下辺が底板21と接触することで、左右側板25の後側は底板21に対して安定した形で起立される。
さらに、前フラップ折目線45を谷折して、左右の第1前フラップ226と第2前フラップ227を後側で交差させ、それぞれの端部に形成された前連結用切目226a・227aを互いに差し込むことで左右の第1前フラップ226と第2前フラップ227が連結される。よって、第1前フラップ226と第2前フラップ227は、包装用箱210の内側の前側面を形成するとともに、それぞれの下辺が底板21と接触することで、左右側板25の前側は底板21に対して安定した形で起立される。そして、底板21に対して四側面が起立した状態となる。
そして、後側板折目線42を谷折して後側板223を底板21に対して立設させる。同じく、前側板折目線41を谷折して前側板222を底板21に対して立設させる。したがって、底板21に対して四側面(前側板222、後側板223、前後フラップ226・227・228・229、及び左右側板25・25)が起立した状態において、包装用箱210の上部が開放された箱本体212が組み立てられる。
次に、蓋部213を組み立てる場合について説明する。
第1実施形態と同様に、まず、前フラップ折目線45の傾斜に沿うように、前側板222を傾斜させながら、第1蓋板折目線251を谷折することで、第1蓋板231が後方に折り返され、箱本体212の上部の開放部が第1蓋板231によって閉鎖される。続いて、差込片折目線53を谷折して第2蓋板232に対して略直角となるように、差込片62bが折り曲げられる。そして、後フラップ折目線46の傾斜に沿うように、後側板223を傾斜させながら、第2蓋板折目線252を谷折することで、第2蓋板232が前方に折り返される。さらに、図11に示すように、差込口62aに差込片62bを挿入しながら、第2蓋板232を第1蓋板231の上面に重なり合わせる。したがって、係止部62である差込口62aと差込片62bが係合することで、第2蓋板232の左右中央部における第1蓋板231と第2蓋板232とが重なる状態が保持される。
抱持部である折畳フラップ61は、箱本体212の外方に突出されており、図11に示す折畳フラップ折目線54を谷折することで、図12に示す左右側板25の上辺と第1蓋板231との間隙に挿入される。従って、折畳フラップ61が第2蓋板232とともに第1蓋板231の縁部を抱き込むように保持しながら、折畳フラップ61の接触部61aが左右側板25の上辺と第1蓋板231に挟持される。このため、第2蓋板232の左右の折畳フラップ折目線54の周辺が反り返ることなく第1蓋板231に接触した状態で箱本体212の開口部を閉塞し続けて、包装用箱210の形状が保持される。さらに、接触部61aが係止部62側(前側板222側)で左右側板25の上辺と第1蓋板231に挟持されるので、係止部62によって第1蓋板231と第2蓋板232間の閉鎖状態を保持しきれなかった箇所をより強固に保持することが可能となる。
以上の如く、第2実施形態の包装用箱210は、
前記第2側板(前側板222)において、前記底板21に連設される辺が、前記第1蓋板231または前記第2蓋板232のいずれか一方が連設される辺よりも短く形成されることで、
前記第2側板(前側板222)に連設される前記第1蓋板231または前記第2蓋板232のいずれか一方の側方の縁部が前記第1側板(左右側板25)よりも前記箱本体212の外方へ突出する構成である。
第2実施形態の包装用箱210において、
前記第2側板(前側板222)と前記第3側板(後側板223)において、前記底板21に連設される辺が、前記第1蓋板231および前記第2蓋板232が連設される辺よりも短く形成されることで、
前記第1蓋板231と前記第2蓋板232の側方の縁部が前記第1側板(左右側板25)よりも前記箱本体212の外方へ突出する構成である。
このように構成することにより、抱持部(折畳フラップ61)が第1蓋板231と第1側板(左右側板25)によって挟持され易くなり、抱持部(折畳フラップ61)の周辺における第1蓋板231に対する第2蓋板232の浮き上がりを確実に防止することができる。
次に、本考案の第3実施形態にかかる包装用箱310について、図13から図17を用いて説明する。
図13に示す箱展開形成体311に従って、包装用箱310の箱本体312を構成する部分を説明する。図13は、包装用箱310の内側となる面を紙面手前側として示している。
底板21の左右縁部には、箱本体312の左右側面を構成する第1側板である一対の左右側板325が、左右側板折目線344を介して連設される。左右側板325は、長方形に形成される。
左右側板325の前部となる縁部(図示下縁部)には、左右側板325の前側を連結するための第1前フラップ326と第2前フラップ327が前フラップ折目線345を介してそれぞれ連設される。第1前フラップ326と第2前フラップ327の自由端部付近には、前連結用切目326a・327aが開放端を図示左向きとして形成されている。
左右側板325の後部となる縁部(図示上縁部)には、左右側板325の後側を連結するための第1後フラップ328と第2後フラップ329が後フラップ折目線346を介してそれぞれ連設される。第1後フラップ328と第2後フラップ329の自由端部付近には、後連結用切目328a・329aが開放端を図示右向きとして形成されている。
ここで、図14の(A)に示すように、第2実施形態の第1後フラップ228において、後連結用切目228aから後フラップ折目線46までの上辺側の長さW1が下辺側の長さW2と略同じとなるように形成される。同様に、第1前フラップ226、第2前フラップ227、および第2後フラップ229も同じ長さとなるように形成される。したがって、箱本体12が組み立てられてときに、左右側板25は底板21に対して略直角に起立される。
一方、図14の(B)に示すように、第3実施形態の第1後フラップ328において、後連結用切目328aから後フラップ折目線346までの上辺側の長さW3が下辺側の長さW4よりも短くなるように形成される。同様に、第1前フラップ326、第2前フラップ327、および第2後フラップ329も上辺側の長さが下辺側の長さよりも短くなるように形成される。したがって、箱本体312が組み立てられてときに、左右側板325は図15に示すように底板21に対して箱本体312の中央側に傾斜するように立設される。
次に、包装用箱310の蓋部313を構成する部分を説明する。
図13に示すように、前記前側板22の図示下辺には、蓋部313の一部を構成する第1蓋板331が、第1蓋板折目線51を介して連設される。第1蓋板331の後部となる縁部(図示下縁部)の左右中央を略半円状に切り欠くことによって、手掛部331aが形成される。第1蓋板331の前後幅は、底板21の前後幅よりも若干短くなるように形成される。
前記後側板23の図示上辺には、蓋部313の一部を構成する第2蓋板332が、第2蓋板折目線52を介して連設される。第2蓋板332の前後幅は、底板21の前後幅よりも若干長いまたは略同じ長さとなるように形成される。
第2蓋板332の対向する左右縁部には、抱持部を構成する折畳フラップ361が、折畳フラップ折目線54を介して連設される。折畳フラップ361は、図示上部が左右外方に突出するように二つの接触部361aが前後方向に所定間隔をあけて形成される。つまり、折畳フラップ361は、凸部である接触部361aと凹部である非接触部361bが前後方向に交互に形成される。包装用箱310を組み立てたとき、接触部361aにおける折畳フラップ折目線54から接触部361aの開放端までの左右方向の長さは、折畳フラップ折目線54から左右側板325の上辺までの左右方向の長さよりも若干長く形成される。非接触部361bにおける折畳フラップ折目線54から非接触部361bの開放端までの左右方向の長さは、箱本体312を組み立てたときの折畳フラップ折目線54から左右側板325の上辺までの左右方向の長さよりも若干短く形成される。
次に、図13に示す箱展開形成体311の状態から包装用箱310を完成体まで組み立てる手順について説明する。
先ず、左右側板折目線344を山折して左右側板325を底板21に対して立設させる。そして、後フラップ折目線346を谷折して、左右の第1後フラップ328と第2後フラップ329を後側で交差させ、それぞれの端部に形成された後連結用切目328a・329aを互いに差し込むことで左右の第1後フラップ328と第2後フラップ329は連結される。よって、第1後フラップ328と第2後フラップ329は、包装用箱310の内側の後側面を形成するとともに、それぞれの下辺が底板21と接触することで、左右側板325の後側は底板21に対して安定した形で起立される。
さらに、前フラップ折目線345を谷折して、左右の第1前フラップ326と第2前フラップ327を後側で交差させ、それぞれの端部に形成された前連結用切目326a・327aを互いに差し込むことで左右の第1前フラップ326と第2前フラップ327が連結される。よって、第1前フラップ326と第2前フラップ327は、包装用箱310の内側の前側面を形成するとともに、それぞれの下辺が底板21と接触することで、左右側板325の前側は底板21に対して安定した形で起立される。そして、図15に示すように、左右側板325は底板21に対して箱本体312の中央側に傾斜するように立設される。前フラップ326・327および後フラップ328・329は、底板21に対して略垂直となるように起立される。
そして、後側板折目線42を谷折して後側板23を底板21に対して立設させる。同じく、前側板折目線41を谷折して前側板22を底板21に対して立設させる。したがって、底板21に対して四側面(前側板22、後側板23、前後フラップ326・327・328・329、及び左右側板325・325)が起立した状態において、包装用箱310の上部が開放された箱本体312が組み立てられる。
次に、蓋部313を組み立てる場合について説明する。
まず、第1蓋板折目線51を谷折することで、第1蓋板331が後方に折り返され、箱本体312の上部の開放部が第1蓋板331によって閉鎖される。続いて、差込片折目線53を谷折して第2蓋板332に対して略直角となるように、差込片62bが折り曲げられる。そして、第2蓋板折目線52を谷折することで、第2蓋板332が前方に折り返される。さらに、差込口62aに差込片62bを挿入しながら、第2蓋板332を第1蓋板331の上面に重なり合わせる。したがって、図16に示すように、係止部62である差込口62aと差込片62bが係合することで、第2蓋板332の左右中央部における第1蓋板331と第2蓋板332とが重なる状態が保持される。
抱持部である折畳フラップ361は、箱本体312の外方に突出されており、図16に示す折畳フラップ折目線54を谷折することで、図17に示す左右側板325の上辺と第1蓋板331との間隙に挿入される。従って、折畳フラップ361が第2蓋板332とともに第1蓋板331の縁部を抱き込むように保持しながら、折畳フラップ361の接触部361aが、左右側板325の上辺と第1蓋板31に、箱本体312の前部および後部で挟持される。このため、折畳フラップ折目線54の周辺の第2蓋板32が反り返ることなく、第2蓋板32が第1蓋板31に対して前後方向に略均一に接触することができる。これによって、箱本体312の開口部を第1蓋板331および第2蓋板332が閉塞し、包装用箱310の形状が保持される。
一方、包装用箱310を開放する場合には、折畳フラップ361の非接触部361bの開放端を手掛かりとして箱本体312の外方に引っ張ることで、折畳フラップ361と左右側板325の上辺と第1蓋板331との係止関係(挟持関係)を解消させる。そして、抱持部である差込片62bを差込口62aから分離することで、箱本体312の上部から第1蓋板331および第2蓋板332を分離させる。そして、組み立て手順と逆の手順で容易に包装用箱310を半完成状態に折畳むことができ、包装用箱310の嵩を小さくして廃棄することができる。
尚、第1実施形態の折畳板24と、第2実施形態の前側板222および後側板223と、第3実施形態の第1前フラップ326、第2前フラップ327、第1後フラップ328、および第2後フラップ329を全て備えた包装用箱を構成してもよい。
また、第1実施形態から第3実施形態において、第1側面である左右側板25・325を四角形に形成している。しかし、第1側板(左右側板)が三角形に形成され、第2側板(前側板)または第3側板(後側板)のいずれか一方が設けられずに、底面、左右側板(第1側板)、および、第2側板(前側板)または第3側板(後側板)のいずれか他方によって、開口部を有した箱本体が形成されてもよい。つまり、底面に対して三側面が起立した状態の箱本体が形成され、底面に第1蓋板または第2蓋板のいずれか一方が連設され、箱本体の開口部を第1蓋板および第2蓋板が閉鎖するように構成してもよい。
尚、第1実施形態から第3実施形態において、第2蓋板32(232・332)の左右辺(折畳フラップ折目線54)の前端から後端にかけて折畳フラップ61(361)が連設されているが、左右辺の一部に連設されていてもよい。つまり、折畳フラップ61(361)がその前後方向の長さを全体的に短くして第2蓋板32の左右辺の前部に連設されていても、第2蓋板32の左右辺の後部に連設されていてもよい。
以上の如く、第3実施形態の包装用箱310は、
前記抱持部(折畳フラップ361)は、前記第1蓋板331と前記第1側板(左右側板325)の前記開口部側の端部とによって挟持される接触部361aと挟持されない非接触部361bとが前記第2蓋板332の前記連設側の辺(第2蓋板折目線52)の端部から、前記開放側の辺(差込片折目線53)の端部の間で交互に形成される構成である。
このように構成することにより、第1蓋板331と第1側板(左右側板325)の前記開口部側の端部とによって挟持される接触部361aと挟持されない非接触部361bとが前記第2蓋板332の前記連設側の辺の端部から、前記開放側の辺の端部の間で交互に形成されることで、抱持部(折畳フラップ361)による前記第2蓋板332の前記連設側の辺の端部から前記開放側の辺の端部の間の第2蓋板332の浮き上がりを確実に防止することができる。また、非接触部361bを手掛かりとすることで、抱持部(折畳フラップ361)の挟持状態を容易に解除することができる。
10 包装用箱
12 箱本体
21 底板
22 前側板(第2側板)
23 後側板(第3側板)
24 折畳板
25 左右側板(第1側板)
31 第1蓋板
32 第2蓋板
41 前側板折目線
42 後側板折目線
52 第2蓋板折目線
54 折畳フラップ折目線
61 折畳フラップ(抱持部)
61a 接触部
62 係止部
62a 差込口
62b 差込片
210 包装用箱
212 箱本体
222 前側板(第2側板)
223 後側板(第3側板)
231 第1蓋板
232 第2蓋板
251 第1蓋板折目線
252 第2蓋板折目線
310 包装用箱
325 左右側板(第1側板)
331 第1蓋板
332 第2蓋板
361 折畳フラップ(抱持部)
361a 接触部
361b 非接触部

Claims (16)

  1. 開口部を有する箱本体と、
    前記箱本体に連設され前記開口部を覆う第1蓋板と、
    前記箱本体に連設され前記第1蓋板の上方に少なくとも一部が重なる第2蓋板と、を備え、
    前記第2蓋板には、前記第1蓋板の縁部を抱持する抱持部が連設されることを特徴とする包装用箱。
  2. 前記第1蓋板と前記第2蓋板は、前記開口部の縁部の対向する位置に設けられ、前記抱持部は、前記第2蓋板の側方の辺に形成され、少なくとも前記第2蓋板が前記箱本体に連設されている連設側の辺に対向する開放側の辺の端部に接する位置において、前記第1蓋板の縁部を抱持することを特徴とする請求項1に記載の包装用箱。
  3. 前記第1蓋板と前記第2蓋板は、前記開口部の縁部の対向する位置に設けられ、前記抱持部は、前記第2蓋板の側方の辺において、前記連設側の辺の端部から、前記開放側の辺の端部まで形成されることを特徴とする請求項1に記載の包装用箱。
  4. 前記第1蓋板と前記第2蓋板は、前記開口部の縁部の対向する位置に設けられ、前記抱持部は、前記第2蓋板の両側方の辺に設けられることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の包装用箱。
  5. 前記抱持部は、前記箱本体を構成する第1側板と、前記第1蓋板とによって挟持されることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の包装用箱。
  6. 前記箱本体は、少なくとも底板と、前記底板の対向する辺において前記底板に対して立設される第1側板と、前記第1側板が連設される辺に隣接する辺において前記底板に対して立設される第2側板とを備え、
    前記第1蓋板又は前記第2蓋板のいずれか一方が前記第2側板に連設され、
    前記抱持部は、前記第1側板と、前記第1蓋板とによって挟持されることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の包装用箱。
  7. 前記箱本体は、前記第2側板が連設される辺に対向する辺において前記底板に対して立設される第3側板を備え、
    前記第1蓋板又は前記第2蓋板のいずれか一方が前記第2側板に連設され、
    前記第1蓋板又は前記第2蓋板のいずれか他方が前記第3側板に連設され、
    前記抱持部は、前記第2蓋板の側方の辺に折目線を介して連設され、前記折目線を折畳み前記第1蓋板と前記第1側板によって挟持されることを特徴とする請求項6に記載の包装用箱。
  8. 前記第1蓋板又は前記第2蓋板のいずれか一方が前記第2側板に連設され、
    前記第2側板が連設される辺に対向する前記底板の辺に連設され、
    前記抱持部は、前記第2蓋板の側方の辺に折目線を介して連設され、前記折目線を折畳み前記第1蓋板と前記第1側板によって挟持されることを特徴とする請求項6に記載の包装用箱。
  9. 前記第2側板において、前記底板に連設される辺が、前記第1蓋板または前記第2蓋板のいずれか一方が連設される辺よりも短く形成されることで、
    前記第2側板に連設される前記第1蓋板または前記第2蓋板のいずれか一方の側方の縁部が前記第1側板よりも前記箱本体の外方へ突出することを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載の包装用箱。
  10. 前記第2側板と前記第3側板において、前記底板に連設される辺が、前記第1蓋板および前記第2蓋板が連設される辺よりも短く形成されることで、
    前記第1蓋板と前記第2蓋板の側方の縁部が前記第1側板よりも前記箱本体の外方へ突出することを特徴とする請求項7に記載の包装用箱。
  11. 前記底板と前記第1側板との間に介設される折畳板を備え、
    当該折畳板を前記底板上に折畳み、
    前記第1側板を前記底板に対して立設することで、
    前記第1蓋板と前記第2蓋板の側方の縁部が前記第1側板よりも前記箱本体の外方へ突出することを特徴とする請求項5から10のいずれか1項に記載の包装用箱。
  12. 前記第1側板は、前記底板に対して前記箱本体の中央側に傾斜するように立設されることで、
    前記第1蓋板と前記第2蓋板の側方の縁部が前記第1側板よりも前記箱本体の外方へ突出することを特徴とする請求項5から11のいずれか1項に記載の包装用箱。
  13. 前記抱持部は、前記第1蓋板と前記第1側板の前記開口部側の端部の一部とによって挟持される接触部を有することを特徴とする請求項5から12のいずれか1項に記載の包装用箱。
  14. 前記抱持部は、前記第1蓋板と前記第1側板の前記開口部側の端部とによって挟持される接触部と挟持されない非接触部とが前記第2蓋板の前記連設側の辺の端部から、前記開放側の辺の端部の間で交互に形成されることを特徴とする請求項5から13のいずれか一項に記載の包装用箱。
  15. 前記抱持部は、前記接触部が前記第2蓋板の前記開放側に形成されることを特徴とする請求項13または14に記載の包装用箱。
  16. 前記第2蓋板の前記開放側に連設される差込片と、前記差込片に対応し前記第1蓋板上または前記第1蓋板の周辺に形成される差込口とを有し、
    前記差込片が前記差込口と係合可能とする係止部を備えることを特徴とする請求項1から15のいずれか1項に記載の包装用箱。
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