JP3150258U - 連結箱型小物収容具 - Google Patents

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Abstract

【課題】収まり良く効率的に配置できる連結箱型小物収容具を提供する。【解決手段】第1,2包装箱1,2が連結された連結箱型小物収容具を対象とする。本収容具は、前後方向に延びる連結片5を備え、連結片5の前部一側縁に第1包装箱1の側縁部が設けられるとともに、連結片5の後部他側縁に第2包装箱2の側縁部が設けられる。連結片5の長さ方向に沿った軸回りに、第1,2包装箱1,2が回動操作自在に構成される。前記回動操作によって、両包装箱1,2が前後に並んで配置される閉塞縦並び形態と、第1包装箱1が連結片5の前部一側方に位置し、第2包装箱2が連結片5の後部他側方に位置するように両包装箱1,2が斜めに並んで配置される拡開形態との間で形態変更自在に構成される。【選択図】図3

Description

本考案は、小物等を収容できる包装箱が複数連結された連結箱型小物収容具に関する。
ハンカチ等を贈答用として包装するような場合、紙製の包装箱に収容するのが一般的であるが、近年において、ペアとなっている2枚のハンカチ等の小物を贈答用に包装する際の小物収容具として、下記特許文献1に示すように、一対の連結箱が連結された連結箱型小物収容具が周知である。
この小物収容具は、一対の包装箱と、一方の包装箱の一側縁および他方の包装箱の他側縁間を連結する連結片とを備え、連結片を中心にして、一対の包装箱を左右に並べて配置する拡開形態と、両包装箱の背面同士を接触させるように一対の包装箱を厚み方向に積み重ねる折り畳み形態との間で形態変更自在に構成されている。
そして、贈答のための配送時や、携行時、あるいは陳列時には、折り畳み形態に保持されるとともに、小物を取り出す際には、折り畳み形態から開いて拡開形態とし、各包装箱を開放して、小物を取り出すようにしている。
また特許文献1以外において、複数の紙箱が連結されたものとして、下記特許文献2〜5に示すものが従来より周知である。
実用新案登録第3120444号 実開昭58−65219号公報 実開昭59−141016号公報 実開昭62−191618号公報 実開昭63−156918号公報
ところで、上記特許文献1に示す従来の連結箱型小物収容具においては、配送時、携行時、陳列時等に、一対の包装箱を折り畳み形態に保持するようにしているが、この折り畳み形態では、一対の包装箱が積み重ねられるため、厚みが厚く、嵩高になってしまい、配送時等に、効率良く配置できなかったり、携行時に収まりが悪くなってしまう、という課題があった。
この考案は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、収まり良く効率的に配置することができる連結箱型小物収容具を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本考案は、以下の構成を備えている。
[1]全周が覆われた独立室をそれぞれ有する第1,2包装箱が連結された連結箱型小物収容具であって、
前後方向に延びる連結片を備え、
前記連結片の前部一側縁に前記第1包装箱の側縁部が設けられるとともに、前記連結片の後部他側縁に前記第2包装箱の側縁部が設けられ、
前記連結片の長さ方向に沿った軸回りに、前記第1,2包装箱が回動操作自在に構成され、
前記回動操作によって、前記第1包装箱の後面に前記第2包装箱の前面が対向するように両包装箱が前後に並んで配置される閉塞縦並び形態と、前記第1包装箱が前記連結片の前部一側方に位置するとともに、前記第2包装箱が前記連結片の後部他側方に位置するように両包装箱が斜めに並んで配置される拡開形態との間で形態変更自在に構成されたことを特徴とする連結箱型小物収容具。
[2]前記閉塞縦並び形態において係脱自在に係合されて、その係合によって閉塞縦並び形態に維持するための係合手段を備える前項1に記載の連結箱型小物収容具。
[3]前記閉塞縦並び形態において、前記第1包装箱の後面と、前記第2包装箱の前面とが接触するように配置される前項1または2に記載の連結箱型小物収容具。
[4]前記閉塞縦並び形態から前記拡開形態に移行する際に、前記第1包装箱の後面と、前記第2包装箱の前面とが互いに係合する傾斜面に形成される前項3に記載の連結箱型小物収容具。
[5]前記連結片は、帯板形状に形成され、
前記連結片における前半部一側縁に、前記第1包装箱の背面が連設されるとともに、前記連結片における後半部他側縁に、前記第2包装箱の背面が連設され、
前記第1包装箱は、前記連結片の一側縁に沿った軸回りに回動操作自在に構成されるとともに、前記第2包装箱は、前記連結片の他側縁に沿った軸回りに回動操作自在に構成される前項1〜4のいずれか1項に記載の連結箱型小物収容具。
[6]前記第1包装箱の後端に後方に延び、かつ前記閉塞縦並び形態において、前記第2包装箱の正面を覆う表カバー片が設けられるとともに、前記第2包装箱の前端に前方に延び、かつ前記閉塞縦並び形態において、前記第1包装箱の正面を覆う裏カバー片が設けられる前項5に記載の連結箱型小物収容具。
[7]前記連結片の一側縁に、表表紙部が連設されて、その表表紙部の前半部が前記第1包装箱の背面を構成する背面構成片として構成されるとともに、後半部が前記表カバー片として構成され、
前記連結片の他側縁に、裏表紙部が連設されて、その裏表紙部の後半部が前記第2包装箱の背面を構成する背面構成片として構成されるとともに、前半部が裏カバー片として構成される前項6に記載の連結箱型小物収容具。
考案[1]の連結箱型小物収容具によれば、閉塞縦並び形態に設定することにより、厚みを薄くすることができ、収まり良く効率的に配置することができる。
考案[2]の連結箱型小物収容具によれば、閉塞縦並び形態に維持できて、第1,2包装箱が不用意にばらけるのを防止できる。
考案[3]の連結箱型小物収容具によれば、閉塞縦並び形態において、第1,2包装箱を整列させることができ、よりコンパクトな状態に設定することができる。
考案[4]の連結箱型小物収容具によれば、簡単な構成で、閉塞縦並び形態に維持できて、第1,2包装箱が不用意にばらけるのを防止できる。
考案[5]〜[7]の連結箱型小物収容具によれば、上記の効果をより確実に得ることができる。
図1はこの考案の実施形態である連結箱型小物収容具を閉塞縦並び形態で示す斜視図である。 図2は実施形態の連結箱型小物収容具を少量開いた状態で示す斜視図である。 図3は実施形態の連結箱型小物収容具を半開きの状態で示す斜視図である。 図4は実施形態の連結箱型小物収容具を拡開形態で示す斜視図である。 図5は実施形態の連結箱型小物収容具を開封状態で示す斜視図である。 図6は実施形態の連結箱型小物収容具を展開状態で示す斜視図である。 図7は実施形態の連結箱型小物収容具の縦断面図である。 図8は図7の一点鎖線で囲まれる部分を拡大して示す断面図である。 図9はこの考案の変形例である連結箱型小物収容具を示す斜視図である。
図1〜6はこの考案の実施形態である連結箱型小物収容具を示す図である。これらの図に示すように、本実施形態の小物収容具は、型抜き加工によって形成された1枚の紙製ブランク板(図6参照)を組み立てることによって製作されており、互いに独立した第1,2包装箱(1)(2)と、両包装箱(1)(2)を連結する連結片(5)とを基本的な構成要素として備えている。
なお本実施形態の小物収容具では、図6の展開状態における上下方向を「前後方向」とし、左右方向を「左右方向」として説明する。
本実施形態の小物収容具において、連結片(5)は、前後方向に延びる帯板形状に形成されている。この連結片(5)の左側縁(一側縁)には、表表紙部(10)が連設されるとともに、右側縁には、裏表紙部(20)が連設されている。
表表紙部(10)の前半部領域は、第1包装箱(1)の背面を構成する背面構成片(12)として構成されるとともに、表表紙部(10)の後半部領域は、後述するように第2包装箱(2)の正面を覆うための表カバー片(41)として構成されている。換言すれば、連結片(5)の前半部左側縁には、背面構成片(12)が連設されるとともに、後半部左側縁には、表カバー片(41)が連設されている。
裏表紙部(20)の後半部領域は、第2包装箱(1)の背面を構成する背面構成片(22)として構成されるとともに、裏表紙部(20)の前半部領域は、後述するように第1包装箱(2)の正面を覆うための裏カバー片(42)として構成されている。換言すれば、連結片(5)の後半部右側縁には、背面構成片(22)が連設されるとともに、前半部右側縁には、裏カバー片(42)が連設されている。
図6の展開状態において、第1包装箱(1)における背面構成片(12)の側縁には、第1包装箱(1)の外側面を構成する外側面構成片(14)と、第1包装箱(1)の正面を構成する正面構成片(11)と、第1包装箱(1)の内側面を構成する内側面構成片(13)とが順次連設されている。
さらに背面構成片(12)の前端縁には、第1包装箱(1)の前面を構成する前面構成片(15)が連設されるとともに、正面構成片(11)の後端縁には、第1包装箱(1)の後面を構成する後面構成片(16)が連設されている。
また内側面構成片(13)の前後両端縁、外側面構成片(14)の前後両端縁、前面構成片(15)の前端縁、および後面構成片(16)の後端縁には、それぞれ差込フラップ(131)(141)(151)(161)が連設されている。さらに内側面構成片(13)の側縁には、のり付けフラップ(132)が連設されている。
一方、第2包装箱(2)側も上記第1包装箱(1)側と実質的に同様に構成されている。すなわち背面構成片(22)の側縁には、第2包装箱(2)の外側面を構成する外側面構成片(24)と、第2包装箱(2)の正面を構成する正面構成片(21)と、第2包装箱(2)の内側面を構成する内側面構成片(23)とが順次連設されている。
さらに背面構成片(22)の後端縁には、第2包装箱(2)の後面を構成する後面構成片(26)が連設されるとともに、正面構成片(21)の前端縁には、第2包装箱(2)の前面を構成する前面構成片(25)が連設されている。
また内側面構成片(23)の前後両端縁、外側面構成片(24)の前後両端縁、前面構成片(25)の前端縁、および後面構成片(26)の後端縁には、それぞれ差込フラップ(231)(241)(251)(261)が連設されている。さらに内側面構成片(23)の側縁には、のり付けフラップ(232)が連設されている。
そして、背面構成片(12)(22)に対し、内側面構成片(13)(23)、正面構成片(11)(21)、外側面構成片(14)(24)およびのり付けフラップ(132)(232)を、図6の破線に示す折り曲げ線に沿って谷折りで90°ずつ折り曲げて、のり付けフラップ(132)(232)を背面構成片(12)(22)にのり付け固定することにより、図5に示すように、第1,2包装箱(1)(2)が、その前後が開放された角筒形状に組み立てられる。
さらに角筒形状に組み立てられた第1,2包装箱(1)(2)において、前面構成片(15)(25)および後面構成片(16)(26)を、図6の破線に示す折り曲げ線に沿って谷折りで90°ずつ折り曲げて、各差込フラップ(131)(141)(151)(161)(231)(241)(251)(261)を折り曲げ線(破線)に沿って谷折りで90°ずつ折り曲げて、第1,2包装箱(1)(2)内に差し込むことにより、図4に示すように、前後両端が前面構成片(15)(25)および後面構成片(16)(26)によって閉塞されて、周囲6面を全て閉塞面とする第1,2包装箱(1)(2)が組み立てられる。
この組立状態においては、連結片(5)の前半部一側縁に、第1包装箱(1)の側縁における背面構成片(12)が連設されるとともに、連結片(5)の後半部他側縁に、第2包装箱(2)の側縁における背面構成片(22)が連設されている。
またこうして組み立てられた第1,2包装箱(1)(2)は、互いに独立し、かつ各箱内には、全周(周囲4面全て)が覆われた独立室がそれぞれ形成されている。さらに各包装箱(1)(2)は、前後寸法および左右幅寸法に比べて、厚み寸法が小さい薄型扁平な直方体形状を有している。
また本実施形態において、第1,2包装箱(1)(2)は、互いに同一の形状で同一の大きさに形成されている。
なお前後両面構成片(15)(25)(16)(26)によって、第1,2包装箱(1)(2)の前後両端開口部を閉塞した際には、その閉塞状態に保持されているが、言うまでもなく、前後両面構成片(15)(25)(16)(26)を、それに指を掛けて展開すれば、図5に示すように、第1,2包装箱(1)(2)の前後両端開口部を開放できるようになっている。
本実施形態の連結箱型小物収容具においては、連結片(5)の両側縁に沿った軸回りに、表表紙部(10)および裏表紙部(20)が回動操作自在に構成されている。そしてその回動操作によって、表表紙部(10)が裏表紙部(20)に対し開閉操作自在に構成されて、図4に示すように表表紙部(10)を裏表紙部(20)に対し開いた拡開形態と、図1に示すように表表紙部(10)を裏表紙部(20)に対し閉じた閉塞縦並び形態との間で形態変更自在に構成されている。
拡開形態においては図4に示すように、表表紙部(10)の前半部に第1包装箱(1)が配置されるとともに、裏表紙部(20)の後半部に第2包装箱(2)が配置されて、両包装箱(1)(2)が連結片(5)を挟んで斜めに配列されている。さらにこの拡開形態においては第1,2包装箱(1)(2)の各正面が、共に同一の方向に向いて配置されている。
また閉塞縦並び形態においては図1に示すように、第1包装箱(1)の後面構成片(16)と、第2包装箱(2)の前面構成片(25)とが接合した状態で、両包装箱(1)(2)が前後方向に並んで配列されている。さらにこの閉塞形態においては第1包装箱(1)の正面と第2包装箱(2)の正面とが各正面が相反する方向に向いて配置されている。さらにこの閉塞縦並び形態においては、表裏カバー片(41)(42)が、第1,2包装箱(1)(2)の各正面の主要領域を覆うように配置される。
ここで本実施形態の連結箱型小物収容具においては、閉塞縦並び形態でロックするための係合手段が設けられている。すなわち図7,8に示すように、閉塞縦並び形態においては、第1包装箱(1)における後面構成片(16)の外面によって構成される後面(16a)と、第2包装箱(2)における前面構成片(25)の外面によって構成される前面(25a)とが接合されるが、互いの接合面(16a)(25a)が、包装箱(1)(2)の表裏面と直交する横断面に対し、傾斜して配置されている。詳細に説明すると、第1包装箱(1)の後面(16a)は、その背面構成片(12)側が第2包装箱(2)に向けて突出し、かつ正面構成片(11)側が第2包装箱(2)に向けて凹むような傾斜面によって構成されるとともに、第2包装箱(2)の前面(25a)は、その正面構成片(21)側が第1包装箱(1)に向けて突出し、かつ背面構成片(22)側が第1包装箱(1)に向けて凹むような傾斜面によって構成されている。これにより、互いの接合面(16a)(25a)が接触した閉塞縦並び形態においては、第1包装箱(1)が第2包装箱(2)に対し離間する方向へ移動する際(開放する際)には、接合面(16a)(25a)同士が互いに係合するため、不用意な開放動作が防止され、閉塞縦並び形態に維持される。なお形態において、第1包装箱(1)を第2包装箱(2)に対し軽い力で引き離すように開けば簡単に、両包装箱(1)(2)間の係合を解除できて無理なく開放することができる。
本実施形態においては、第1,2包装箱(1)(2)の互いに係合状態に接合可能な後面(16a)(25a)によって、係合手段が構成されている。
以上のように構成された本実施形態の連結箱型小物収容具において、贈答用として手渡ししたり、配送したりする場合や、あるいは携行したり、陳列するような場合には、第1,2包装箱(1)(2)内に、小物を収容した状態で閉塞縦並び形態とする。この形態においては、第1,2包装箱(1)(2)が前後方向(縦方向)に並んで配置されるため、厚み寸法が、各包装箱(1)(2)の厚み寸法とほぼ等しくなり、2つの包装箱を厚み方向に積み重ねる場合と比較して、半分の厚みになる。このように閉塞縦並び形態での厚みが薄いため、収まり良く効率的に配置でき、配送、携行、陳列等を不具合なくスムーズに行うことができる。
しかも本実施形態においては、上記したように、第1,2包装箱(1)(2)の接合面(16a)(25a)を傾斜面に形成して、接合状態で軽くロックされるように構成しているため、配送や携行時等に、不用意に両包装箱(1)(2)がばらけて拡開されるのを有効に防止でき、配送や携行をより一層スムーズに行うことができる。
さらに本実施形態においては、第1,2包装箱(1)(2)が互いに接触して係合されているため、包装箱(1)(2)ががたつくような不具合も確実に防止することができる。
一方、閉塞縦並び形態の連結箱型小物収容具から小物を取り出す場合には、第1包装箱(1)を第2包装箱(2)に対し引き離すように開けば、両包装箱(1)(2)を拡開できる。従ってその拡開形態において上記したように、両包装箱(1)(2)の前後構成片(15)(16)(25)(26)を開放すれば、両包装箱(1)(2)内の小物を取り出すことができる。
さらに拡開形態においては、両包装箱(1)(2)が斜めに大きく離れて配置されるとともに、各包装箱(1)(2)の前後左右方向(周囲4方向)が開放されるため、各包装箱(1)(2)を開封する際に、障害となる部位が存在しないので、各包装箱(1)(2)の開封操作を容易に行うことできる。
また言うまでもなく、本実施形態の連結箱型小物収容具では、閉塞縦並び形態において、リボン、包装紙、テープ、巻回バンド、外嵌スリーブ等でラッピングして装飾するようにしても良い。
なお上記実施形態においては、包装箱(1)(2)が2つ設けられる連結箱型小物収容具を例に挙げて説明したが、それだけに限られず、本発明の連結箱型小物収容具において、包装箱の形成数は特に限定されるものではなく、包装箱を3つ以上形成するようにしても良い。例えば図9に示すように、連結片(5)の前部および後部左側に、第1,3包装箱(1)(3)が設けるとともに、中間部右側に、第2包装箱(2)が設けるようにしても良い。要は、包装箱が複数設けられていれば良い。
さらに包装箱を3つ以上設けるような場合、必ずしも、連結片(5)を挟んで包装箱を左右に1つずつ交互に配置する必要はない。例えば1番目の包装箱は左側、2,3番目の包装箱は右側に配置したり、1〜3番目の包装箱は左側、4番目の包装箱は右側に配置するようにしても良い。要は、連結片を挟んで左側に1つ以上、右側に1つ以上の包装箱がそれぞれ配置されていれば良い。
また上記実施形態においては、包装箱(1)(2)の正面形状や断面形状が、方形状(四角形状)になるように形成しているが、本発明において、包装箱(1)(2)の形状は特に限定されるものではない。例えば本発明においては、包装箱の正面形状や断面形状は、三角形状や、五角形状等の多角形状の他、円形、楕円形、長円形、異形形状等に形成されていても良い。
また本発明においては、複数の包装箱の形状を、必ずしも同一に形成する必要もなく、個々の包装箱をそれぞれ別々の形状に形成するようにしても良い。さらに本発明においては、各包装箱の大きさを、必ずしも同一に形成する必要はなく、それぞれ異なる大きさに形成するようにしても良い。
また上記実施形態においては、連結箱型小物収容具を1枚のブランク板によって構成するようにしているが、それだけに限られず、本発明においては、小物収容具を、独立した複数の部材を、糊等で貼り合わせて形成するようにしても良い。
また上記実施形態において、第1,2包装箱(1)(2)の接合面(16a)(25a)を傾斜面として、両接合面(16a)(25a)を、両包装箱(1)(2)を閉塞縦並び形態でロックするための係合手段として構成しているが、本発明の係合手段は、上記のものだけに限られず、閉塞縦並び状態で係脱自在にロック(係合)できるものであれば、どのような形式の係合手段を用いるようにしても良い。
さらに本発明においては、係合手段を採用せずに、テープや、リボン、装飾バンド等で閉塞縦並び形態に維持するようにしても良い。
本考案の連結箱型小物収容具は、複数の小物等を贈答する際等に好適に用いられる。
1:第1包装箱
10:表表紙部
16a:後面
2:第2包装箱
20:裏表紙部
25a:前面
41:表カバー片
42:裏カバー片
5:連結片

Claims (7)

  1. 全周が覆われた独立室をそれぞれ有する第1,2包装箱が連結された連結箱型小物収容具であって、
    前後方向に延びる連結片を備え、
    前記連結片の前部一側縁に前記第1包装箱の側縁部が設けられるとともに、前記連結片の後部他側縁に前記第2包装箱の側縁部が設けられ、
    前記連結片の長さ方向に沿った軸回りに、前記第1,2包装箱が回動操作自在に構成され、
    前記回動操作によって、前記第1包装箱の後面に前記第2包装箱の前面が対向するように両包装箱が前後に並んで配置される閉塞縦並び形態と、前記第1包装箱が前記連結片の前部一側方に位置するとともに、前記第2包装箱が前記連結片の後部他側方に位置するように両包装箱が斜めに並んで配置される拡開形態との間で形態変更自在に構成されたことを特徴とする連結箱型小物収容具。
  2. 前記閉塞縦並び形態において係脱自在に係合されて、その係合によって閉塞縦並び形態に維持するための係合手段を備える請求項1に記載の連結箱型小物収容具。
  3. 前記閉塞縦並び形態において、前記第1包装箱の後面と、前記第2包装箱の前面とが接触するように配置される請求項1または2に記載の連結箱型小物収容具。
  4. 前記閉塞縦並び形態から前記拡開形態に移行する際に、前記第1包装箱の後面と、前記第2包装箱の前面とが互いに係合する傾斜面に形成される請求項3に記載の連結箱型小物収容具。
  5. 前記連結片は、帯板形状に形成され、
    前記連結片における前半部一側縁に、前記第1包装箱の背面が連設されるとともに、前記連結片における後半部他側縁に、前記第2包装箱の背面が連設され、
    前記第1包装箱は、前記連結片の一側縁に沿った軸回りに回動操作自在に構成されるとともに、前記第2包装箱は、前記連結片の他側縁に沿った軸回りに回動操作自在に構成される請求項1〜4のいずれか1項に記載の連結箱型小物収容具。
  6. 前記第1包装箱の後端に後方に延び、かつ前記閉塞縦並び形態において、前記第2包装箱の正面を覆う表カバー片が設けられるとともに、前記第2包装箱の前端に前方に延び、かつ前記閉塞縦並び形態において、前記第1包装箱の正面を覆う裏カバー片が設けられる請求項5に記載の連結箱型小物収容具。
  7. 前記連結片の一側縁に、表表紙部が連設されて、その表表紙部の前半部が前記第1包装箱の背面を構成する背面構成片として構成されるとともに、後半部が前記表カバー片として構成され、
    前記連結片の他側縁に、裏表紙部が連設されて、その裏表紙部の後半部が前記第2包装箱の背面を構成する背面構成片として構成されるとともに、前半部が裏カバー片として構成される請求項6に記載の連結箱型小物収容具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20230001418U (ko) * 2022-01-04 2023-07-11 주식회사 엠앤케이 복수의 수납공간을 갖는 포장 박스

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