JP2009196669A - ポケット付包装用紙箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】 包装用紙箱本体内の収納スペースを狭めることなく保冷材、ローソク等を収納することのできるポケット部を有する包装用紙箱を提供する。
【解決手段】 箱本体1の天壁又は側壁2の外面に保冷材等を収納するポケット部Pを備え、該ポケット部を備えた前記天壁又は側壁2に、箱本体内とポケット部とに連通する複数個の空気流通孔10が設けられている。ポケット部は、前記天壁又は側壁に対して接離自在に揺動する主壁6と、主壁の左右両側端に連設された側板20と、ポケット部の開口を閉蓋する蓋片22とを備えている。前記側板20の一端に、箱本体内に位置される揺動案内板21が連設されている。該揺動案内板21の遊端に、箱本体内に向かって突出するストッパー片25が設けられ、該ストッパー片25が前記天壁又は側壁2の内面に当接することにより、ポケット部主壁6の揺動範囲が規制される。
【選択図】 図1

Description

この発明は、ケーキ等の生菓子の包装に好適な包装用紙箱であって、特に保冷材やローソク等の附属品を収容するポケット部を備えたポケット付包装用紙箱に関する。
ケーキ等の生菓子の持ち帰り時に、ケーキの鮮度が落ちたり傷んだりしないように、蓋冷剤パックやドライアイス等の保冷材を用いることが普通に行われている。
また、保冷材は、保冷効果を高めるためには包装用紙箱の中に収納されていることが好ましいが、保冷材とケーキとが直接接触することを避けるために、包装用紙箱内に保冷材を収納するための独立した収納空間を形成する保冷材収納部が区画形成された包装用紙箱が一般に用いられている。
従来、このような箱本体内に保冷材収納部が形成されている包装用紙箱は、下記特許文献1〜2に示されるように種々の構成のものが提案されている。
特開2004−315024号公報 特開2007−186219号公報
しかしながら、上記包装用紙箱のように、保冷材収納部が包装用紙箱本体内に別途区画された独立空間として設けられていると、所期する保冷効果は良好に達成することができるものの、区画された保冷材収納部の存在が、包装用紙箱本体内の収納スペースを狭めることになり、その分箱本体の大型化傾向によって材料コストの増大を招くのみならず、箱内スペースに存在する上記保冷材等収納部がケーキ等の本来の収納物の出し入れに邪魔になり、物理的な相互干渉により、あるいはまた保冷材との直接接触による過度の冷熱干渉により、ケーキ等の収納物を損傷するおそれがある等の問題点があった。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、包装用紙箱本体内の収納スペースを狭めることなく保冷材等を簡単に収納でき、かつケーキ等本来の収納物の出し入れも行いやすく、かつ損傷を生じるおそれもないポケット付包装用紙箱を提供することを目的とする。
而して、この発明の包装用紙箱は、下記[1]〜[7]の構成を有する。
[1] 箱本体の天壁又は側壁の外側に保冷剤等を収納するポケット部を備え、該ポケット部を備えた前記天壁又は側壁に、箱本体内とポケット部とに連通する空気流通孔が設けられていることを特徴とする包装用紙箱。
[2] 前記ポケット部は、下辺を揺動軸として前記側壁に対して接離自在に揺動する該主壁と、主壁の左右両側端に連設された側板と、ポケット部の開口を閉蓋する蓋片とを備え、
前記側板の一端に、箱本体の左右の側壁の内側に沿って位置される揺動案内板が連設されると共に、該揺動案内板の遊端に、箱本体内方に向かって突出するストッパー片が設けられ、該ストッパー片が前記側壁の内面に当接することにより、ポケット部主壁の揺動範囲が規制されるものとなされている前項1に記載の包装用紙箱。
[3] 前記揺動案内板は、箱本体の内フラップと該内フラップが対応する箱本体側壁との間に介在されてなる前項2に記載の包装用紙箱。
[4] 前記内フラップの前記ストッパー片に対応する端縁は、ストッパー片の移動軌跡に対応し、該ストッパー片の裏面に摺接する円弧状に形成されている前項3に記載の包装用紙箱。
[5] 1枚のブランクシートから形成された箱本体の側壁の外側に保冷剤等を収納するポケット部を備え、該ポケット部を備えた前記側壁に、箱本体内とポケット部とに連通する空気流通孔が設けられた包装用紙箱であって、
前記ポケット部は、下辺を揺動軸として前記側壁に対して接離自在に揺動する主壁と、主壁の左右両側端に連設された側板と、ポケット部の開口を閉蓋する蓋片とを備え、
前記ポケット部の主壁が箱本体の底壁の一端縁から連設されると共に、該主壁の左右両側端に連設された側板の一端に、箱本体の左右の側壁内面に沿って位置される揺動案内板が連設されると共に、該揺動案内板の遊端に、箱本体内方に向かって突出するストッパー片が連設され、該ストッパー片が前記側壁の内面に当接することにより、ポケット部主壁の揺動範囲が規制されるものとなされていることを特徴とする包装用紙箱。
[6] 前記揺動案内板は、箱本体の内フラップと該内フラップが対応する箱本体側壁との間に介在されてなる前項5に記載の包装用紙箱。
[7] 前記内フラップのストッパー片に対応する端縁は、ストッパー片の移動軌跡に対応し、ストッパー片の裏面に摺接する円弧状に形成されている前項6に記載の包装用紙箱。
[1]の発明にかかる包装用紙箱では、箱本体の外側に保冷材等を収納するポケット部が設けられているので、箱本体の収納スペースが保冷材収納部の存在のために狭められることがなく、上記収納スペースの全域をケーキ等の収納専用スペースとして有効に使用しうるのはもとより、保冷材収納部が箱本体の外側に存在するため収納スペース内部で邪魔になることがなく、ケーキ等の収納物の出し入れが行いやすいし、損傷するおそれもない。
また、ポケット部を備えた天壁又は側壁に箱本体内とポケット部とに連通する空気流通孔が設けられているので、ポケット部に収納された保冷材の冷気が箱本体内に流通し、所期する必要かつ十分な保冷効果が得られる。
[2]の発明にかかる包装用紙箱では、ポケット部の主壁が、その下辺を揺動軸として、側壁に対して接離自在に揺動するものとなされているので、ポケット部を所期する保冷材収納部を形成した作用形態と、主壁が側壁に重なり合った扁平な非作用形態とに相互に簡単に変換でき、使用に供する迄はポケット部を扁平な形態とした状態で保管しておくことができるので、保管管理上も有利である。
また、ストッパー片が前記側壁の内面に当接することにより、ポケット部主壁の揺動範囲が規制されるものとなされているので、ポケット部に保冷材等を収納した場合に、その荷重により主壁が所期する傾斜状態を越えて不本意に傾いたりすることがなく、安定した収納空間が得られる。
[3]の発明にかかる包装用紙箱では、揺動案内板が、内フラップと該内フラップが対応する箱本体側壁との間に介在されているので、揺動案内板と包装用紙箱内のケーキ等の被包装物との相互干渉がなく、揺動案内板のスムーズな揺動が保証される。
[4]の発明にかかる包装用紙箱では、内フラップのストッパー片に対応する端縁が、ストッパー片の移動軌跡に対応し、ストッパー片の裏面に当接する円弧状に形成されているので、揺動案内板の揺動がより一層スムーズに行われる。
[5]の発明にかかる包装用紙箱では、前記[1]〜[4]の奏する効果と同等の効果を奏することはもとより、1枚のブランクシートから形成されているので、箱本体とポケット部とを常に一体的に取り扱え、予め所定箇所を貼着しておくことにより、簡単に組み立てられ、作業性の向上を図れるという利点を有する。
[6]の発明にかかる包装用紙箱では、揺動案内板が、内フラップと該内フラップが対応する箱本体側壁との間に介在されているので、揺動案内板と包装用紙箱内のケーキ等の収納物との相互干渉がなく、揺動案内板のスムーズな揺動が保証される。
[7]の発明にかかる包装用紙箱では、内フラップのストッパー片に対応する端縁が、ストッパー片の移動軌跡に対応し、ストッパー片の裏面に当接する円弧状に形成されているので、揺動案内板の揺動がより一層スムーズに行われる。
以下、この発明に係る包装用紙箱の実施形態を、図面を参照して具体的に説明する。
図1は、包装用紙箱の斜視図、図2は、図1のII−II線断面図、図3は、展開状態の平面図、図4〜図6は、箱本体の組立途上の斜視図、図7は、箱本体の仮組立状態の斜視図、図8は、箱本体にケーキを収納する途上の斜視図、図9は、ケーキ収納後の箱本体及びポケット部の組立途上の斜視図である。
この実施形態の包装用紙箱(A)は、特にケーキの持ち帰りに好適な提げ手付き包装用紙箱であって、箱本体(1)の側面を開口部としてケーキの出し入れが行いやすくなされると共に、側壁(2)に保冷材等を収納するポケット部(P)が設けられ、天壁(3)に提げ手(30)が設けられている。
箱本体(1)は、図3に展開状態で示すように、前側壁(2)、天壁(3)、後側壁(4)、底壁(5)及びポケット部主壁(6)が、折目(41)(42)(43)(44)を介して一連に連設されると共に、前側壁(2)の他端に折目(47)を介して胴貼り用接合片(7)が連設されている。
前側壁(2)の左右側縁には折目(51)(51)を介して第1内フラップ(11)(11)が連設され、該第1内フラップ(11)(11)の各上縁(11a)(11a)は、後述する揺動案内板(21)(21)に設けられたストッパー片(25)(25)の移動軌跡に対応する円弧状に形成され、揺動案内板(21)(21)及びストッパー片(25)(25)がスムーズに移動できるようになされている。
また、前側壁(2)の下部には、箱本体(1)内とポケット部(P)とに連通する複数個の空気流通孔(10)(10)…が設けられている。
天壁(3)には、一対の第1半円状切目(32)(32)と、この第1半円状切目(32)より大きい第2半円状切目(33)(33)と、第1半円状切目(32)と第2半円状切目(33)の端部に連なる折目(57)(57)とが設けられ、該第1半円状切目(32)と第2半円状切目(33)と切目(57)(57)に囲まれた部位が提げ手構成片(31)(31)として、切り起こし形成され、合掌状の提げ手(30)が形成されるものとなされている。
また、天壁(3)の左右両側縁には、折目(52)(52)を介して、天壁(3)から下方に向けて垂れ下がる第2内フラップ(12)(12)が連設されている。
該第2内フラップ(12)の上端部中央には、前記折目(52)(52)を分断するようなコ字状切目(36)が設けられ、第2内フラップ(12)が下向きに折り曲げられた際に、図6に示すようなスリット(37)が現出されるものとなされている。このスリット(37)は、後述する左右両側壁(8)(8)の差込舌片(9)(9)が差し込まれる差込口となるものである。
一方、天壁(3)の前記コ字状切目(36)との対応位置には、該コ字状切目(36)に連なる半円状切欠部(35)(35)が設けられている。この半円状切欠部(35)は、前記スリット(37)に差し込まれた差込舌片(9)を抜脱する際の指先挿入部となる。
天壁(3)の内面には、提げ手構成片(31)(31)が切り起こされた後の切欠切除部を塞ぐために、図3に一点鎖線で示すような透明の合成樹脂フィルム(38)が貼着されている。
後側壁(4)の左右両側縁には、折目(53)(53)を介して内フラップ(13)(13)が連設されている。
底壁(5)の左右両側縁には、折目(54)(54)を介して左側壁(8)、右側壁(8)が連設され両側壁(8)(8)の各々の上縁に折目(56)(56)を介して前記天壁(3)の第2内フラップ(12)のスリット(37)に挿入される差込舌片(9)(9)が突設されている。
底壁(5)に連設されたポケット部主壁(6)は、その左右両側縁から折目(55)(55)を介して側板(20)(20)が連設されると共に、上縁に折目(45)を介して蓋片(22)が連設されている。
このポケット部の蓋片(22)の先端にはポケット部(P)内方へ折り込まれる内方折り込み片(23)が折目(46)を介して連設されている。
前記側板(20)には、常に箱本体(1)内に位置される揺動案内板(21)が連設されると共に、該揺動案内板(21)の上端に折目(49)を介してストッパー片(25)が連設され、組立時に該ストッパー片(25)を箱本体(1)内に向けて水平に折り曲げることによりストッパーとしての機能を奏するものとなされている。
このような展開状態の包装用紙箱(A)は、次のようにして組み立てて使用される。
先ず、図3に示す展開状態から、胴貼り用接合片(7)を折目(47)から前側壁(2)の内面に折り返した後、前側壁(2)と天壁(3)とを面一にした状態で折目(42)から、後側壁(4)と底壁(5)との内面に折り返し、予め底壁(5)の胴貼り用接合片(7)との対応位置に塗布された接着剤(7a)を介して、胴貼り用接合片(7)を底壁(5)に貼着し、全体を扁平な折り畳み状態とする。
輸送時あるいは使用に供するまでは、この扁平折り畳み状態で取り扱われる。
このような扁平折り畳み状態から、所期する箱形態に組み立てるには、先ず、前側壁(2)及び後側壁(5)を起立させて、図4に示すように、箱本体を左右に開口した筒状にすると、第1内フラップ(11)(11)(13)(13)及び左右両側壁(8)(8)が側方に突出する。
この状態からポケット部主壁(6)、その左右の側板(20)(20)、揺動案内板(21)(21)、蓋片(22)、内方折り込み片(23)及び内フラップ(24)を面一としたまま起立させ、図5に示すように、箱本体前側壁(2)及び第1内フラップ(11)(13)に重ね合わせる。
次に、揺動案内板(21)のストッパー片(25)(25)を内側水平方向に折り曲げ、該ストッパー片(25)(25)を第1内フラップ(11)(13)の上縁に載せるようにし、側板(20)及び揺動案内板(21)を第1内フラップ(11)(11)と一緒に、箱本体(1)の開口を塞ぐ位置にまで折り曲げると共に、後側壁(4)の第3内フラップ(13)(13)も同様に箱本体(1)の開口を塞ぐ位置にまで折り曲げる。
その後、第2内フラップ(12)を、下方に折り曲げて前記第1内フラップ(11)及び第2フラップ(13)に重ねるようにすると共に、左側壁(8)を起立させて第2内フラップ(12)に重ね合わせ、その差込舌片(9)を天壁(3)の切目(37)に差し込むことにより、差込舌片(9)が天壁(3)と第2内フラップ(12)との間に保持され、図7に示すような仮組立状態が得られる。
ケーキ店等では、保管スペースがあれば、予めこのような仮組立状態の包装用紙箱を複数個用意しておくか、あるいは保管スペースに余裕がなければ前記扁平折り畳み状態のまま保管しておいて、需要に応じてこのような仮組立状態とし、以下に示す手順を経てケーキを箱本体(1)内に収納し、ポケット部(P)に保冷材等を収納するのである。
而して、上記仮組立状態から、ケーキ及び保冷材等を包装する手順について説明すると、図8に示すように、起立状態にあって箱本体(1)の左右の開口を塞いでいた片方の側壁(8)、ここでは左側壁(8)の差込舌片(9)を天壁(3)から連設された第2内フラップ(12)上端のスリット(37)から引き抜いて、下方に揺動させ、底壁(5)と面一とする。
これと共に、第2内フラップ(12)を少なくとも水平状態にまで跳ね上げる一方、第1内フラップ(11)(11)を前後側壁(2)(4)と略々面一となるように開いて、箱本体(1)の側面を開口する。
なお、図8において隠れている右側壁(8)は、仮組立状態における起立姿勢を保持した開口閉塞状態のままにしておけば良い。
この状態において、底壁(5)と面一になっている左側壁(8)の内面上にケーキ(K)を載せ、該側壁(8)上を滑らせてケーキ(K)を底壁(5)内面上、すなわち箱本体(1)内に移動させて収納する。
次に、図9に示すように、第1内フラップ(11)(11)を、箱本体(1)の開口を閉じるように折り曲げ、天壁(3)の第2内フラップ(12)を、下方に折り曲げて前記第1内フラップ(11)(11)に重ね合わせると共に、左側壁(8)を起立させて第2内フラップ(12)に重ね合わせ、その差込舌片(9)を天壁(3)の切目(37)に差し込むことにより、差込舌片(9)が天壁(3)と第2内フラップ(12)との間に保持され、包装が完了する。
そして、ポケット部主壁(6)を折目(44)による下辺を揺動軸として手前側に揺動させると、その揺動に従って揺動案内板(21)が揺動して、両側板(20)(20)が箱本体(1)外に引き出され、両側板(20)(20)とポケット部主壁(6)と箱本体(1)の前側壁(2)との間に保冷材等を収納しうる空間が得られる。
ポケット部主壁(6)を手前側へ大きく揺動させた場合には、前記ストッパー片(25)が前側壁(2)の内面に当接することにより、揺動案内板(21)ひいてはポケット部主壁(6)の前方への揺動が規制される。
最後に、保冷材をポケット部(P)内に収納した後、ポケット部(P)の内フラップ(24)(24)を折り曲げ、さらに蓋片先端の内方折り込み片(23)を内方に折り込むことにより、ポケット部(P)への保冷材の収納が完了する。
もとより、このポケット部(P)には、保冷材以外に、サイズが合えば誕生日用のローソク等を収納することもできる。
この状態においては、図2に示すように、ポケット部蓋片(22)先端の内方折り込み片(23)が前側壁(2)内面に当接することにより、閉蓋状態が保持されると共に、ポケット主壁(6)の前側壁(2)外面に接近する方向への揺動が規制され、ポケット部(P)の収納空間が確保される。
必要に応じて、天壁(3)の提げ手構成片(31)(31)を切り起こして、両構成片を起立させると、合掌状の提げ手(30)が突出し、この包装用紙箱(A)の提持携行が行いやすくなる。
而して、ポケット部(P)に収納された保冷材(C)の冷気は、前側壁(2)の複数個の空気流通孔(10)(10)…を通って箱本体(1)内に流通し、箱本体(1)内が冷却される。
また、保冷材(C)を収納するポケット部(P)が箱本体外に設けられているので、箱本体(1)の収納スペースを全域に亘って広く有効に利用することができる。
なお、この実施形態の包装用紙箱(A)においては、前側壁(2)の外面にポケット部(P)が設けられているが、該ポケット部(P)は、前側壁(2)以外の他の側壁の外面に設けられていても良いし、あるいは天壁の外面に設けられていても良い。
また、実施形態の包装用紙箱(A)においては、ポケット部(P)を構成する主壁(6)及び側板(20)(20)が箱本体(1)の底壁(5)から連設されているが、これらを箱本体(1)とは別体とし、箱本体(1)に接着して取り付けるものとしても良い。
さらに、上記実施形態の包装用紙箱(A)は、その用途をケーキ等の生菓子の包装用として説明したが、本願発明の包装用紙箱は、箱本体に収納される収納物が、ケーキ等の生菓子に限定されるものではなく、他の物品を収納することも自由であり、ケーキ用に限定されない。従ってまたポケット部も、上記においては保冷材を収納するものとして説明したが、収納物との関係で他の附属品類、例えばローソク、表示プレート、簡易ナイフ、フォーク等を保冷材と一緒に、あるいは単独に収納するものとしても良い。即ち、本発明に係る包装用紙箱は、ケーキ包装用のみに限定されるものではない。
この発明に係る包装用紙箱の斜視図である。 図1のII−II線断面図である。 展開状態の平面図である。 箱本体の組立途上の斜視図である。 箱本体の組立途上の斜視図である。 箱本体の組立途上の斜視図である。 箱本体の仮組立状態の斜視図である 箱本体にケーキを収納する途上の斜視図である。 箱本体及びポケット部の組立途上の斜視図である。
符号の説明
A・・・・・・・包装用紙箱
C・・・・・・・保冷材
P・・・・・・・ポケット部
1・・・・・・・箱本体
2・・・・・・・前側壁
3・・・・・・・天壁
4・・・・・・・後壁
6・・・・・・・ポケット部主壁
10・・・・・・・空気流通孔
11・・・・・・・第1内フラップ
12・・・・・・・第3内フラップ
13・・・・・・・第2内フラップ
20・・・・・・・側板
21・・・・・・・揺動案内板
22・・・・・・・蓋片
25・・・・・・・ストッパー片

Claims (7)

  1. 箱本体の天壁又は側壁の外側に保冷材等を収納するポケット部を備え、該ポケット部を備えた前記天壁又は側壁に、箱本体内とポケット部とに連通する1ないし複数個の空気流通孔が設けられていることを特徴とする包装用紙箱。
  2. 前記ポケット部は、下辺を揺動軸として前記側壁に対して接離自在に揺動する主壁と、該主壁の左右両側端に連設された側板と、ポケット部の開口を閉蓋する蓋片とを備え、
    前記側板の一端に、箱本体の左右の側壁の内側に沿って位置される揺動案内板が連設されると共に、該揺動案内板の遊端に、箱本体内方に向かって突出するストッパー片が設けられ、該ストッパー片が前記側壁の内面に当接することにより、ポケット部主壁の揺動範囲が規制されるものとなされている請求項1に記載の包装用紙箱。
  3. 前記揺動案内板は、箱本体の内フラップと該内フラップが対応する箱本体側壁との間に介在されてなる請求項2に記載の包装用紙箱
  4. 前記内フラップの前記ストッパー片に対応する端縁は、ストッパー片の移動軌跡に対応し、該ストッパー片の裏面に摺接する円弧状に形成されている請求項3に記載の包装用紙箱。
  5. 1枚のブランクシートから形成された箱本体の側壁の外側に保冷材等を収納するポケット部を備え、該ポケット部を備えた前記側壁に、箱本体内とポケット部とに連通する空気流通孔が設けられた包装用紙箱であって、
    前記ポケット部は、下辺を揺動軸として前記側壁に対して接離自在に揺動する主壁と、主壁の左右両側端に連設された側板と、ポケット部の開口を閉蓋する蓋片とを備え、
    前記ポケット部の主壁が箱本体の底壁の一端縁から連設され、該主壁の左右両側端に連設された側板の一端に、箱本体の左右の側壁内面に沿って位置される揺動案内板が連設されると共に、該揺動案内板の遊端に、箱本体内方に向かって突出するストッパー片が連設され、該ストッパー片が前記側壁の内面に当接することにより、ポケット部主壁の揺動範囲が規制されるものとなされていることを特徴とする包装用紙箱。
  6. 前記揺動案内板は、箱本体の内フラップと該内フラップが対応する箱本体側壁との間に介在されてなる請求項5に記載の包装用紙箱
  7. 前記内フラップのストッパー片に対応する端縁は、ストッパー片の移動軌跡に対応し、ストッパー片の裏面に摺接する円弧状に形成されている請求項6に記載の包装用紙箱。

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