JP3173766U - 浴衣ローブ - Google Patents
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Abstract
【課題】女性用色浴衣を外出着としてではなく、部屋着、くつろぎ着として浴衣ローブを提供する。
【解決手段】女性用色浴衣を、部屋着、くつろぎ着として着用するために、通常の着丈より25cm〜30cm短くし、帯ではなく腰紐8のようなものを装着することとし、はだけることを防ぐように各前身頃に結び紐2,3,4,5を取り付け、腰紐のようなもののずれを防ぐために輪6,7を取り付け、色浴衣の持つ可憐で爽やかで艶やかな雰囲気を保ちながらバスローブのように簡単に気軽に着用できる。
【選択図】図2
【解決手段】女性用色浴衣を、部屋着、くつろぎ着として着用するために、通常の着丈より25cm〜30cm短くし、帯ではなく腰紐8のようなものを装着することとし、はだけることを防ぐように各前身頃に結び紐2,3,4,5を取り付け、腰紐のようなもののずれを防ぐために輪6,7を取り付け、色浴衣の持つ可憐で爽やかで艶やかな雰囲気を保ちながらバスローブのように簡単に気軽に着用できる。
【選択図】図2
Description
本考案は、女性用色浴衣に関する。
一般に、女性用色浴衣は、着丈より長く仕立てた長着で、腰のあたりで着丈に合わせて、おはしょりを作り、そのおはしょりの上に帯を締める。おはしょりを作ることによって、着丈を合わせ、胴のしわを隠し、腰の形を整えることができる。そしてその上に帯を締める。色浴衣とは、旅館の寝間着など多数が同じデザインのものと区別する意味で、以後も使用するものである。
女性用色浴衣は、日本人にとってその可憐さ、爽やかさ艶やかさは他の追随を許さない存在であるが、おはしょりをきれいに作ることや、その上に帯をしめることは、一定の技術を要し、誰でも気軽に色浴衣を楽しむことはなかなか難しい。だが、色浴衣を部屋着・くつろぎ着として考えた場合、着丈をちょうどに合わせる必要もないので、おはしょり部分をなくし、さらに帯を紐(装飾性はある)にかえることで、誰でも簡単に装着でき、気軽に浴衣を楽しめないという問題点を解決しようとするものである。この場合、旅館などでの多数同じデザインの寝間着風の浴衣とは、ひとつひとつ個性的な模様の色浴衣とは区別するものである。
本考案は、おはしょり部分をなくして、その上にバスローブのように結び紐や腰紐を装着することにより帯のかわりにする。また、両身頃の端に結び紐をつけてはだけるのを防ぎ、更にウェスト部分に結び紐や腰紐のずれを防ぐ輪を縫い付け、その輪に結び紐や腰紐を後ろから前に通し前で結ぶことにより、色浴衣を気軽に楽しむことが難しいという問題点を、色浴衣をバスローブのように簡単に着てくつろぎ着として楽しめる浴衣ローブとして提供し、解決している。色浴衣を素肌のうえに着て、くつろぎ着として考える適合性も否定できない。
本考案は、色浴衣を、部屋着、くつろぎ着と考えることとし、おはしょりをなくし、帯を紐(装飾性はある)に替え、結び紐や輪を取り付けることによりはだけることもずれることもなく、誰でもが簡単に色浴衣の持つ可憐さ爽やかさ艶やかな雰囲気を、浴衣ローブとして装着することができる。
女性用色浴衣の着丈を仕立て上がりより25cm〜30cm短く切り、もしくは、あらかじめ通常の着丈より25cm〜30cm短く仕立てる。その上ウェスト位置近くにはだけることを防ぐために、両身頃に結び紐をつける。腰紐のような紐のずれを防ぎ安定するために輪をつける。その輪に後ろから前に腰紐のような紐を通し、前で結ぶことによって、色浴衣をバスローブのように簡単に着てくつろぎ着として楽しめる浴衣ローブとなる。
以下、添付図面に従って実施例を説明する。1は浴衣ローブ本体、2は右前身頃側の結び紐、3は左そで下(浴衣内側)からの結び紐、5は左前身頃の結び紐、4は右そで下(浴衣外側)の結び紐となる。2と3、4と5を結ぶ。6は、ウェスト右側に輪、7はウェスト左側の輪、6、7の輪に腰紐のようなもの8を、後ろから通し前で結ぶ。
1 浴衣ローブ本体
2 結び紐
3 結び紐
4 結び紐
5 結び紐
6 輪
7 輪
8 腰紐
9 おはしょり
2 結び紐
3 結び紐
4 結び紐
5 結び紐
6 輪
7 輪
8 腰紐
9 おはしょり
Claims (5)
- 女性用色浴衣を外出着ではなく、部屋着、くつろぎ着として着用するために、通常の着丈より25cm〜30cm短くし、帯ではなく腰紐のようなものを装着することとし、はだけることを防ぐように各前身頃に結び紐を取り付け、腰紐のようなもののずれを防ぐために輪を取り付け、色浴衣の持つ可憐で爽やかで艶やかな雰囲気を保ちながらバスローブのように簡単に気軽に着用できる、浴衣ローブとして提供する。
- 前記着丈は、通常女性用色浴衣着丈より、おはしょり部分としての長さである25cm〜30cm短くするために、既製色浴衣の場合は裾またはウェストあたりを切り、新規縫製の場合は通常着丈より、あらかじめ25cm〜30cm短く仕上げる。
- 前記のように、前身頃がはだけることを防ぐために、上前身頃と下前身頃の両端にバスローブや作務衣にあるように結び紐を取り付ける。
- 前記のように、帯ではなくバスローブのように腰紐のようなものを装着することとし、その腰紐のようなものは、レースなどを使い装飾性のあるものとし、前で結ぶこととする。
- 前記のように、腰紐のようなもののずれを防ぐためにウェスト部分の左右両方に輪を取り付けることとする。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011002696U JP3173766U (ja) | 2011-04-22 | 2011-04-22 | 浴衣ローブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011002696U JP3173766U (ja) | 2011-04-22 | 2011-04-22 | 浴衣ローブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3173766U true JP3173766U (ja) | 2012-02-23 |
Family
ID=48000975
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011002696U Expired - Lifetime JP3173766U (ja) | 2011-04-22 | 2011-04-22 | 浴衣ローブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3173766U (ja) |
-
2011
- 2011-04-22 JP JP2011002696U patent/JP3173766U/ja not_active Expired - Lifetime
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