JP3178189U - リフォーム着物 - Google Patents
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Abstract
【課題】和服に関し、所蔵している古い着物をリフォームして、洋服のように一人で簡単に着ることができ、しかも、着くずれしにくい構造としたリフォーム着物を提供する。
【解決手段】所蔵している古い着物を略腰丈付近で切断して上衣部1と下衣部とに分離し、該上衣部1に於いて、衿首3が肩山4より後ろに75mm〜80mm繰越すよう衿6を縫い付けし直し、該上衣部1の下端にお端折り7を形成し、該上衣部1の下前身頃8の下部表面と上前身頃9の下部裏面とに面ファスナー10を取り付ける。さらに、該下衣部に於いて、胴回り部分に面ファスナー10を取り付けして、巻きスカート状に形成する。
【選択図】図1
【解決手段】所蔵している古い着物を略腰丈付近で切断して上衣部1と下衣部とに分離し、該上衣部1に於いて、衿首3が肩山4より後ろに75mm〜80mm繰越すよう衿6を縫い付けし直し、該上衣部1の下端にお端折り7を形成し、該上衣部1の下前身頃8の下部表面と上前身頃9の下部裏面とに面ファスナー10を取り付ける。さらに、該下衣部に於いて、胴回り部分に面ファスナー10を取り付けして、巻きスカート状に形成する。
【選択図】図1
Description
本考案は、和服に関し、特に、着物に係るものである。
従来の着物は、着物の構造、着付けの手順、腰紐など多数の紐の使用、帯締めの必要などの理由から、着付け途中で着物の一部を押さえつけながら締め付けを行なったり、着物の後姿の各部位の位置調整を行なう必要があったりするため、初心者又は着なれない人にとって、一人で着付けを行なうのは大変困難であった。
さらには、着用時の着くずれの心配が伴うものであった。
本考案は、上記従来有する問題点に鑑み、所蔵している古い着物をリフォームして、洋服のように一人で簡単に着ることができ、しかも、着くずれしにくい構造としたリフォーム着物を提供しようとするものである。
本考案は、所蔵している古い着物を略腰丈付近で切断して上衣部1と下衣部2とに分離し、該上衣部1に於いて、衿首3が肩山4より後ろに75mm〜80mm繰越すよう衿6を縫い付けし直し、該上衣部1の下端にお端折り7を形成し、該上衣部1の下前身頃8の下部表面と上前身頃9の下部裏面とに面ファスナー10を取り付けし、及び、該下衣部2に於いて、胴回り部分11に面ファスナー10を取り付けし、巻きスカート状に形成した構造を以て構成したことを特徴とした。
本考案によれば、所蔵している古い着物をリフォームして成すことから、長年、しまわれていた着物を活用することができる。
また、着物を上衣部と下衣部とに分離したことで、着物の着用が極めて簡単になり、かつ、該上衣部の下前身頃の下部表面と上前身頃の下部裏面と該下衣部の胴回り部分とに面ファスナーを取り付けしたことにより、紐を使うことなく簡単に着物を着ることができ、着付けた後は着くずれが起こりにくいという効果が期待できる。
また、該上衣部に於いて、衿首が肩山より後ろに75mm〜80mm繰越すよう衿を縫い付けし直し、かつ、該上衣部の下端にお端折りを形成したことにより、簡単に、きれいな「衣紋抜き」「お端折り」を得ることができる。
さらには、帯を締めることで、一部式着物の着姿と同様な一体感を伴った着姿を得ることができる。
本考案を応用すれば、所蔵している古い着物のリフォームに限らず、新しい着物をリフォームすることも容易である。
以下、本考案の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1及び図2、図3、図4に示すように、本考案は、所蔵している古い着物を略腰丈付近で切断して上衣部1と下衣部2とに分離し、該上衣部1に於いて、衿首3が肩山4より後ろに75mm〜80mm繰越すよう衿6を縫い付けし直し、該上衣部1の下端にお端折り7を形成し、該上衣部1の下前身頃8の下部表面と上前身頃9の下部裏面とに面ファスナー10を取り付けし、及び、該下衣部2に於いて、胴回り部分11に面ファスナー10を取り付けして、巻きスカート状に形成した構造を以て構成したことを特徴とした。
図1及び図2、図3、図4に示すように、本考案は、所蔵している古い着物を略腰丈付近で切断して上衣部1と下衣部2とに分離し、該上衣部1に於いて、衿首3が肩山4より後ろに75mm〜80mm繰越すよう衿6を縫い付けし直し、該上衣部1の下端にお端折り7を形成し、該上衣部1の下前身頃8の下部表面と上前身頃9の下部裏面とに面ファスナー10を取り付けし、及び、該下衣部2に於いて、胴回り部分11に面ファスナー10を取り付けして、巻きスカート状に形成した構造を以て構成したことを特徴とした。
1 上衣部
2 下衣部
3 衿首
4 肩山
5 繰り越し
6 衿
7 お端折り
8 下前身頃
9 上前身頃
10 面ファスナー
11 胴回り部分
2 下衣部
3 衿首
4 肩山
5 繰り越し
6 衿
7 お端折り
8 下前身頃
9 上前身頃
10 面ファスナー
11 胴回り部分
Claims (1)
- 所蔵している古い着物を略腰丈付近で切断して上衣部と下衣部とに分離し、該上衣部に於いて、衿首が肩山より後ろに75mm〜80mm繰越すよう衿を縫い付けし直し、該上衣部の下端にお端折りを形成し、該上衣部の下前身頃の下部表面と上前身頃の下部裏面とに面ファスナーを取り付けし、及び、該下衣部に於いて、胴回り部分に面ファスナーを取り付けして、巻きスカート状に形成した構造を以て構成したことを特徴とするリフォーム着物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012004062U JP3178189U (ja) | 2012-06-18 | 2012-06-18 | リフォーム着物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012004062U JP3178189U (ja) | 2012-06-18 | 2012-06-18 | リフォーム着物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3178189U true JP3178189U (ja) | 2012-09-06 |
Family
ID=48004944
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012004062U Expired - Lifetime JP3178189U (ja) | 2012-06-18 | 2012-06-18 | リフォーム着物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3178189U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020186497A (ja) * | 2019-05-17 | 2020-11-19 | 房江 天野 | リフォーム着物およびその作製方法 |
-
2012
- 2012-06-18 JP JP2012004062U patent/JP3178189U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020186497A (ja) * | 2019-05-17 | 2020-11-19 | 房江 天野 | リフォーム着物およびその作製方法 |
JP7328672B2 (ja) | 2019-05-17 | 2023-08-17 | 房江 天野 | リフォーム着物およびその作製方法 |
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