JP3159483U - ネックカバーおよび衣装セット - Google Patents

ネックカバーおよび衣装セット Download PDF

Info

Publication number
JP3159483U
JP3159483U JP2010001362U JP2010001362U JP3159483U JP 3159483 U JP3159483 U JP 3159483U JP 2010001362 U JP2010001362 U JP 2010001362U JP 2010001362 U JP2010001362 U JP 2010001362U JP 3159483 U JP3159483 U JP 3159483U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
neck
scarf
pair
human body
hook
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010001362U
Other languages
English (en)
Inventor
恵美 深田
恵美 深田
美穂 山田
美穂 山田
Original Assignee
有限会社姉妹ソーイング
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社姉妹ソーイング filed Critical 有限会社姉妹ソーイング
Priority to JP2010001362U priority Critical patent/JP3159483U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3159483U publication Critical patent/JP3159483U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)

Abstract

【課題】首を完全に覆い、首の傷跡を隠すことができるネックカバーおよび衣装セットを提供する。【解決手段】ネックカバー11のスカーフ本体21に、人体の首に巻いた状態で人体の左右の耳にそれぞれ引っ掛け可能な1対の耳掛け部を有する。スカーフ本体21は帯状であって、長手方向に沿った一方の縁部の互いに所定の間隔離れた2箇所にゴム糸が縫い付けられて、1対のギャザー21aが形成されている。生地部分が各ギャザー21aの互いに遠い側の外側端部付近に縫い付けられて耳掛け部が形成されている。スカーフ本体21は1対のうち一方の面ファスナーを有し、衣服12が後ろ襟12aの内側に1対のうち他方の面ファスナーを有している。【選択図】図3

Description

本考案は、ネックカバーおよび衣装セットに関する。
従来、遺体に装着する衣装として、死に装束や経帷子などの浴衣風の白装束が一般的に使用されている。また、近年では、ドレスやケープなどの洋装を装着させて、旅立たせることも行われるようになっている(例えば、特許文献1または2参照)。
実用新案登録第3143110号公報 実用新案登録第3126175号公報
わが国では、近年自殺者数が高い水準で推移しており、自殺の手段としては男性女性とも全年齢に渡って首吊り自殺が最も多い状況である。首吊り自殺者には、首に傷跡が残る。首吊り自殺者を弔う際、弔問客から遺体の首の傷跡を隠したいという遺族の要望がある。化粧では首の傷跡を完全に隠すことは難しいため、衣装などで首を覆い隠すことが望ましい。しかしながら、特許文献1または2に記載の衣装では、首を完全に覆うことはできず、首の傷跡を隠しきれないという課題があった。
本考案は、このような課題に着目してなされたもので、首を完全に覆い、首の傷跡を隠すことができるネックカバーおよび衣装セットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案に係るネックカバーは、スカーフ本体に、人体の首に巻いた状態で人体の左右の耳にそれぞれ引っ掛け可能な1対の耳掛け部を有することを、特徴とする。
本考案に係るネックカバーは、スカーフ本体を首に巻き、1対の耳掛け部をそれぞれ左右の耳に引っ掛けることにより、左右の耳から首にかけて被覆することができる。これにより、左右の耳の位置から顔の前方にかけて、下顎や首を覆うことができ、また、首の後ろ側も完全に覆うことができる。このため、首に傷跡がある場合であっても、首を完全に覆い、首の傷跡を隠すことができる。
本考案に係るネックカバーは、首に傷跡がある遺体に好適に使用することができるが、首に傷跡のない遺体や一般の人に使用してもよい。本考案に係るネックカバーは、首に巻いたスカーフ本体を留める留め具を有していてもよい。本考案に係るネックカバーは、火葬の際に有害物質を発生しない綿や絹などの可燃性の材質から成ることが好ましい。
本考案に係るネックカバーにおいて、前記スカーフ本体は帯状であって、長手方向に沿った一方の縁部の互いに離れた2箇所にそれぞれゴム糸が縫い付けられてギャザーが形成され、各ギャザーより他方の縁部寄りの生地部分が各ギャザー付近に三重に折り重ねられて各ギャザーの互いに遠い側の外側端部付近に縫い付けられて前記耳掛け部が形成されていることが好ましい。
この場合、ギャザーの部分が耳に掛かって縫い付けられた箇所で留まり、スカーフ本体で左右の耳から首にかけて自然な感じで被覆することができる。また、特別な器具などを用いずに、スカーフ本体を耳に引っ掛けて留めることができる。
本考案に係る衣装セットは、本考案に係るネックカバーと、後ろ襟を有する衣服とを有し、前記スカーフ本体は、各耳掛け部をそれぞれ人体の両耳に引っ掛けて人体の首に巻かれたとき首の後側に位置する箇所に1対の面ファスナーの一方を有し、前記衣服は前記後ろ襟の内側に前記1対の面ファスナーの他方を有することを、特徴とする。
本考案に係る衣装セットは、本考案に係るネックカバーの各耳掛け部をそれぞれ人体の両耳に引っ掛けてスカーフ本体を首に巻くことにより、首に傷跡がある場合であっても、首を完全に覆い、首の傷跡を隠すことができる。首に巻いたスカーフ本体の面ファスナーを、衣服の面ファスナーに留めることにより、スカーフ本体をずれにくくすることができ、首が露出するのを防ぐことができる。また、遺体に使用する場合には、スカーフ本体の面ファスナーを衣服の面ファスナーに留めることにより、スカーフ本体を装着しやすくすることができる。なお、本考案に係る衣装セットは、ドレスやケープなどの洋装であっても、和装であってもよい。
本考案によれば、首を完全に覆い、首の傷跡を隠すことができるネックカバーおよび衣装セットを提供することができる。
本考案の実施の形態のネックカバーを示す背面図である。 (a)本考案の実施の形態のネックカバーの使用状態を示す側面図、(b)本考案の実施の形態の衣装セットの衣服の胸部から上の部分を示す正面図である。 本考案の実施の形態の衣装セットの使用状態の、胸部から上の部分を示す(a)側面図、(b)正面図である。 本考案の実施の形態の衣装セットの留め具を有する変形例の使用状態の、胸部から上の部分を示す正面図である。
以下、図面に基づき本考案の実施の形態について説明する。
図1乃至図4は、本考案の実施の形態のネックカバーおよび衣装セットを示している。
図1乃至図3に示すように、本考案の実施の形態の衣装セットは、ネックカバー11と衣服12とを有している。
図1に示すように、ネックカバー11のスカーフ本体21は、1枚の帯状の、細長い矩形の布から成っている。スカーフ本体21は、長手方向に沿った一方の縁部の互いに所定の間隔離れた2箇所にゴム糸が縫い付けられて、1対のギャザー21aが形成されている。各ギャザー21aより、長手方向に沿った他方の縁部寄りの生地部分が各ギャザー21a付近に三重に折り重ねられ、各ギャザー21aの互いに遠い側の外側端部付近21cに縫い付けられて耳掛け部が形成されている。外側端部付近21cの縫付けは、スカーフ本体21の長手方向に対して垂直方向に伸びている。
スカーフ本体21は、長手方向に沿った他方の縁部の背面側の中央部に面ファスナー12bを有している。図2(a)および図3に示すように、スカーフ本体21は、人体1の首に巻いた状態で、各耳掛け部のギャザー21aをそれぞれ人体1の左右の耳に引っ掛けて、左右の耳から首にかけて被覆することができる。また、スカーフ本体21は、各耳掛け部をそれぞれ人体1の両耳に引っ掛けて人体の首に巻かれたとき、首の後ろ側に位置する箇所の外面に、1対のうち一方の面ファスナー21bが位置するようになっている。
図2(b)および図3に示すように、衣服12は、人体1に装着可能であり、後ろ襟12aの内側に1対のうち他方の面ファスナー12bを有している。衣服12の面ファスナー12bは、人体1の首に巻いたスカーフ本体21の面ファスナー21bに着脱可能になっている。
なお、具体的な一例では、衣服12はドレスであるが、ケープなどの他の洋装であってもよく、和装であってもよい。また、スカーフ本体21は、衣服12が男性用の場合にはサテン地、衣服12がドレスの場合にはオーガンジーなど、衣服12の種類に応じて材質が異なっていてもよい。また、ネックカバー11および衣服12は、遺体用として使用される場合には、火葬の際に有害物質を発生しない綿や絹などの可燃性の材質から成ることが好ましい。スカーフ本体21は、一例で長さが約140cm、幅が約30cmである。
次に、作用について説明する。
本考案の実施の形態の衣装セットは、首に傷跡がある遺体に好適に使用することができるが、首に傷跡のない遺体や一般の人に使用してもよい。ネックカバー11は、スカーフ本体21を首に巻き、1対のギャザー21aをそれぞれ左右に耳に引っ掛けることにより、左右の耳から首にかけて被覆することができる。これにより、左右の耳の位置から顔の前方にかけて、下顎や首を覆うことができ、また、首の後ろ側も完全に覆うことができる。このため、首に傷跡がある場合であっても、首を完全に覆い、首の傷跡を隠すことができる。
特に、ネックカバー11は、生地部分が各ギャザー21a付近に三重に折り重ねられ、外側端部付近21cに縫い付けられて耳掛け部が形成されているため、ギャザー21aの部分が耳に掛かって縫い付けられた箇所で留まり、スカーフ本体21で左右の耳から首にかけて自然な感じで被覆することができる。また、特別な器具などを用いずに、スカーフ本体21を耳に引っ掛けて留めることができる。
図3に示すように、首に巻いたスカーフ本体21の面ファスナー21bを、衣服12の面ファスナー12bに留めることにより、スカーフ本体21をずれにくくすることができ、首が露出するのを防ぐことができる。また、遺体に使用する場合には、スカーフ本体21の面ファスナー21bを衣服12の面ファスナー12bに留めることにより、スカーフ本体21を装着しやすくすることができる。
なお、図4に示すように、ネックカバー11は、首に巻いたスカーフ本体21を留める留め具22を有していてもよい。この場合、留め具22により、スカーフ本体21を首に巻いた状態で外れないよう留めておくことができる。装飾的な留め具22を使用した場合には、見栄えを良くすることができる。図4に示す具体的な一例で、留め具22は、真珠を模した装飾性の高い部材から成っている。留め具22の材質は、火葬の際に有害物質を発生しない可燃性の材質である。このような留め具22を遺体に使用することにより、遺体の見栄えをさらに良くし、故人をより美しく着飾ることができる。また、これにより、故人との最期のお別れを心のこもった厳かなものにすることができる。
1 人体
11 ネックカバー
12 衣服
12a 後ろ襟
12b 面ファスナー
21 スカーフ本体
21a ギャザー
21b 面ファスナー
21c 外側端部付近
22 留め具

Claims (3)

  1. スカーフ本体に、人体の首に巻いた状態で人体の左右の耳にそれぞれ引っ掛け可能な1対の耳掛け部を有することを、特徴とするネックカバー。
  2. 前記スカーフ本体は帯状であって、長手方向に沿った一方の縁部の互いに離れた2箇所にそれぞれゴム糸が縫い付けられてギャザーが形成され、各ギャザーより他方の縁部寄りの生地部分が各ギャザー付近に三重に折り重ねられて各ギャザーの互いに遠い側の外側端部付近に縫い付けられて前記耳掛け部が形成されていることを、特徴とする請求項1記載のネックカバー。
  3. 請求項1記載のネックカバーと、後ろ襟を有する衣服とを有し、
    前記スカーフ本体は、各耳掛け部をそれぞれ人体の両耳に引っ掛けて人体の首に巻かれたとき首の後側に位置する箇所に1対の面ファスナーの一方を有し、
    前記衣服は前記後ろ襟の内側に前記1対の面ファスナーの他方を有することを、
    特徴とする衣装セット。

JP2010001362U 2010-03-04 2010-03-04 ネックカバーおよび衣装セット Expired - Fee Related JP3159483U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010001362U JP3159483U (ja) 2010-03-04 2010-03-04 ネックカバーおよび衣装セット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010001362U JP3159483U (ja) 2010-03-04 2010-03-04 ネックカバーおよび衣装セット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3159483U true JP3159483U (ja) 2010-05-20

Family

ID=54862749

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010001362U Expired - Fee Related JP3159483U (ja) 2010-03-04 2010-03-04 ネックカバーおよび衣装セット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3159483U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7449010B2 (ja) 2019-08-23 2024-03-13 梨沙 西原 遺体の孔部の封止方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7449010B2 (ja) 2019-08-23 2024-03-13 梨沙 西原 遺体の孔部の封止方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20090126078A1 (en) Convertible scarf
JP5771003B2 (ja) 対丈着物
US20130042381A1 (en) Convertible garment, method of making convertible garment, kit for making convertible garment, and bands for use therewith
KR101443338B1 (ko) 착용감이 개선된 한복 저고리
JP3159483U (ja) ネックカバーおよび衣装セット
KR101511919B1 (ko) 매듭이 편리한 한복 저고리의 옷고름을 다는 방법과 그 옷고름
KR20090012902A (ko) 바스트 탑
JP2013002021A (ja) きもの及びきものセット並びにゆかた
JP3200971U (ja) 二部式着物
JP3213789U (ja) 二部式着物
JP3209333U (ja) 女性用きもの
US20170332707A1 (en) Shirt sleeves with pompoms
JP3200705U (ja) 浴衣
JP6366919B2 (ja) 服飾用簡易インナーおよび服飾用簡易インナーの生産方法
JP3168790U (ja) 着物風エプロン
CN213029784U (zh) 一种多功能汉服齐胸襦裙
JP3231954U (ja) 襦袢
JP3133284U (ja) ブラジャー
JP5697016B2 (ja) 死装束
JP3143110U (ja) 遺体用衣装
JP3210755U (ja)
JP3152364U (ja) 身だしなみ帽子
JP2010126858A (ja) アクセサリーの着脱自在な被服
JP3156120U (ja) 三角巾
CN202135727U (zh) 连衣裙

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20100305

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130421

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130421

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140421

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees