JP3173526B2 - インパクトドットプリンタ - Google Patents

インパクトドットプリンタ

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JP3173526B2 JP15942892A JP15942892A JP3173526B2 JP 3173526 B2 JP3173526 B2 JP 3173526B2 JP 15942892 A JP15942892 A JP 15942892A JP 15942892 A JP15942892 A JP 15942892A JP 3173526 B2 JP3173526 B2 JP 3173526B2
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惠一 久保田
茂樹 水野
克彦 西澤
洋 城取
素行 新村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインパクトドットプ
リンタに関し、より詳しくは、騒音軽減機構に特徴を有
するインパクトドットプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】インパクトドットプリンタにおいては、
印字時に生じる騒音を抑える機構について多くの提案が
なされており、実開昭64−48263号公報に開示さ
れた機構は、プリンタ本体の上面を覆うプリンタカバー
の内面に紙排出方向と直交する向きのリブと紙排出方向
に延びるリブを交叉させることによって、印字時に生じ
る騒音をこれらのリブにより形成される空洞間で反射さ
せて減衰させることにより、外部に漏出させないように
したものであるが、用紙の先端がこれらのリブと接触し
て紙詰りを生じさせ易い関係上、印字部を覆う部分では
消音リブを省かなければならず、その分消音効果が低下
して不十分な騒音低減効果しかもたらし得ないといった
問題を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
印字された用紙を円滑に排出することができると同時
に、内部で発生した騒音を効果的に低減させることので
きる新たなインパクトドットプリンタを提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明はこの
ような課題を達成するために、印字部から紙排出経路に
かけての上面を覆うようにして、内面に、紙排出方向と
直交する向きの消音リブと、消音リブを結ぶようにして
紙排出方向に延びる紙案内リブを設けたプリンタカバー
を有するインパクトドットプリンタにおいて、これらの
消音リブと紙案内リブのうちの印字部側部分の各突出量
を紙排出側部分の突出量よりも大きく形成するととも
に、紙案内リブの下縁を、消音リブの下縁よりも紙排出
経路側に突出形成するようにしたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】そこで以下に本発明の実施例につ
いて説明する。図面はいずれも本発明の一実施例を示し
たものである。
【0006】このインパクトドットプリンタ本体100
のケース3には他端にシートガイド12が設けられてい
て、その下方に設けた給紙口14から引込んだ用紙4を
トラクタ5によりプラテン6と印字ヘッド8の間に送り
込んで印字した上、シートガイド12の上面に沿わせて
外部に排出するように構成されている。
【0007】図中符号1、2は、このケース3の上面を
覆う第1、第2のプリンタカバーで、第1プリンタカバ
ー1は、プラテン6と印字ヘッド8の上部を覆い得るよ
う一端をケース3の開口端部3aに開閉自在に枢支さ
れ、また、第2プリンタカバー2は、シートガイド12
の上面を覆い得るよう第1プリンタカバー1の他端に回
動自在に連接されている。
【0008】第1プリンタカバー1に設けた傾斜段部1
bは透明部材により形成され、また、印字状態を視認す
ることができるよう、このプリンタカバー1の内面に
は、プラテン6と印字ヘッド8が対向する部分を除いて
幾つかの消音リブ1a‥‥が排紙方向と直交する向き
に、かつプラテン6の方向に長く突き出すように突出形
成されている。
【0009】このプリンタカバー1の内面には、排紙方
向に延びる幾つかの紙案内リブ1dが排紙方向に向け
て、かつ消音リブ1aよりも若干丈高に突出形成され、
さらに、これらの紙案内リブ1d‥‥の下縁は、図3に
示したように、プラテン6の周面近傍から第2プリンタ
カバー1との結合点に向って緩い曲線を画きつつ、プラ
テン6から送りだされてきた用紙4の軌跡に対して狭い
角度θで交わるように延出されていて、用紙4に僅かな
押戻し力faしか与えずに案内することができるように
構成されている。
【0010】すなわち、紙案内リブ1dの下縁によって
用紙4が受ける圧力をfとした場合、用紙4が押戻され
る力faは、 fa=fsinθ として表わされるから、紙案内リブ1dの下縁と用紙4
の軌跡との間の角度θを可能な限り小さくするように構
成されている。
【0011】なお、図中符号1cは、第1プリンタカバ
ー1の他端に設けたペーパーカッタで、第2プリンタカ
バー2を第1プリンタカバー1の上面へ背中合わせに反
転させてこのペーパーカッタ1cを端部から露出させる
ことにより、用紙4を切断できるように構成されてい
る。
【0012】これに対して、第2のプリンタカバー2の
内面にも幾つかの消音リブ2a‥‥と案内リブ2d‥‥
が、排紙方向と直交する向きと、排紙方向とにそれぞれ
突出形成されている。
【0013】これらのリブ2a、2dは、浮き上がった
用紙4の先端と接触して引掛ることがないよう、シート
ガイド12の面と一定の間隔を保つようにほぼ均一の高
さに形成され、さらにこれらは、排紙口15へ近づくに
つれて徐々に低くなるように形成されている。
【0014】なお、図中符号7は、印字ヘッド8の上部
を覆うようにして第1プリンタカバー1の内面に貼着さ
れた吸音材を示しており、また12aは、排出された用
紙4の先端をシートガイド12の上面から浮かせて摘ま
み易くするよう、シートガイド12の上面に突出形成し
たガイド片を示している。
【0015】このように構成されたプリンタは、第1プ
リンタカバー1を閉止した状態のもとで、透明材により
形成された傾斜段部1bから消音リブ1aを省いた部分
を通して、印字状態を適宜監視しながら印字操作を行な
う。
【0016】そして、印字部に送り込まれた用紙4の上
に所要の印字が行われると、プラテン6の周面から離脱
して延び上がった用紙4の先端は、消音リブ1aよりも
下方に突出した紙案内リブ1dの下縁と狭い角度で滑ら
かに接触しつつ、この下縁に沿ってシートガイド12の
上へと導かれる。
【0017】他方、印字ワイヤとプラテン6との衝突
や、印字ヘッド8内部での印字ワイヤ駆動部材相互の衝
突によって発生した騒音は、一部が第1プリンタカバー
1の内面に添着した吸音材7により吸収され、残りの大
半は、用紙4が第1、第2プリンタカバー1、2との間
を通過する過程で、消音リブ1a、2aと案内リブ1
b、2bとによって形成される空洞内で効果的に減衰さ
せられる。
【0018】すなわち、音波は、その伝達経路中に断面
積が大きく変化する部分があるとその部分を境として媒
質の粒子速度が不連続となって音波の反射を起し、この
反射は断面積の変化量が大きいほど大きくなるが、第1
プリンタカバー1に設けた消音リブ1aは、第2プリン
タカバー2に設けた消音リブ2aよりも突出量が大きく
空洞の断面積変化量も大きいため、紙排出経路を通過す
る過程で騒音の大部分は第1プリンタカバー1内面の空
洞により反射が繰返されて音波の持つエネルギが大幅に
減らされ、ついで、第2プリンタカバー2の内面に設け
た空洞により残りのエネルギが減衰させられた上、排紙
口15より放出されてゆく。
【0019】図5は、第1、第2の各プリンタカバー
1、2に消音リブ1a、2aを設けた場合と、設けなか
った場合のそれぞれの騒音スペクトルを示したもので、
印字ワイヤとプラテン6との衝突による騒音と、印字ヘ
ッド8の内部で発生する騒音はいずれも耳障りの大きな
1KHz以上のものが主であるが、この周波数の騒音
は、高さを異にした第1プリンタカバー1の消音リブ1
aと第2プリンタカバー2の消音リブ2aによって効果
的に減衰させることができることが明らかとなった。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、印字
部側の消音リブと紙案内リブの各突出量を排紙側のそれ
よりも大きく形成したので、印字部で発生して用紙とと
もに排紙方向に流れる騒音の大部分を、紙排出経路面か
ら消音リブと紙案内リブとで形成される断面積の大きな
この部分の空洞内に導き、これを内部で繰返し反射させ
ることによって騒音の持つ大きなエネルギを急速に軽減
させると同時に、紙案内リブの下縁を消音リブの下縁よ
りも大きく形成することにより、残りの騒音を紙排出経
路に沿わせて外部に漏出させる過程でこれをも効果的に
低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例をなすインパクトドットプリ
ンタの外観を示した斜視図である。
【図2】同上プリンタの内部を示した断面図である。
【図3】プリンタカバーの要部を示した断面図である。
【図4】同上プリンタカバーを内面から見た図である。
【図5】消音リブを設けた場合と設けない場合の各騒音
スペクトルについて示した図である。
【符号の説明】
1 第1プリンタカバー 1a 消音リブ 1b 紙案内リブ 2 第2プリンタカバー 2a 消音リブ 2b 紙案内リブ 6 プラテン 7 吸音材 14 給紙口 15 排紙口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西澤 克彦 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイ コーエプソン株式会社内 (72)発明者 城取 洋 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイ コーエプソン株式会社内 (72)発明者 新村 素行 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイ コーエプソン株式会社内 (56)参考文献 実開 平3−88758(JP,U) 実開 昭52−153407(JP,U) 実開 平3−88757(JP,U) 実開 昭64−48263(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 29/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字部から紙排出経路にかけての上面を
    覆うようにして、内面に、紙排出方向と直交する向きの
    消音リブと、該消音リブを結ぶようにして紙排出方向に
    延びる紙案内リブを設けたプリンタカバーを有するイン
    パクトドットプリンタにおいて、前記消音リブと前記紙案内リブのうち、印字部側部分の
    各突出量を紙排出側部分の突出量よりも大きく形成する
    とともに、前 記紙案内リブの下縁を、記消音リブの下
    縁よりも紙排出経路側に突出形成したことを特徴とする
    インパクトドットプリンタ。
  2. 【請求項2】 記紙案内リブの下縁を、用紙先端の排
    出軌跡に対して僅かな角度を持たせて延出形成したこと
    を特徴とする請求項1記載のインパクトドットプリン
    タ。
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