JP3284456B2 - プリンタカバー - Google Patents
プリンタカバーInfo
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- JP3284456B2 JP3284456B2 JP35516096A JP35516096A JP3284456B2 JP 3284456 B2 JP3284456 B2 JP 3284456B2 JP 35516096 A JP35516096 A JP 35516096A JP 35516096 A JP35516096 A JP 35516096A JP 3284456 B2 JP3284456 B2 JP 3284456B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- paper guide
- cover
- face plate
- lower edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Description
ドットプリンタに適用するカバーに関する。
書込みを行うインパクト式のドットプリンタは、重ねら
れた複数の記録紙に同時に記録書込みを行える利点を有
するが、半面、打接音により執務環境を損ねるといった
問題を有している。
7−314855号公報に見られるように、前面をカバ
ーで覆って打接音の漏れを抑えるようにしているが、こ
のような構造を採っても、通紙部からの打接音の漏れを
十分に抑えることができないといった問題を有してい
る。
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
インパクト式ドットプリンタが抱える打接音の漏れを、
より効果的に抑えることのできる新たなプリンタカバー
を提供することにある。
ような課題を達成するためのプリンタカバーとして、プ
リンタの紙案内面上方を覆うカバーの面板内面に、面板
と平行な向きの壁板と、紙搬送方向に平行な向きの複数
の紙案内リブとを、これらの各下縁が紙案内面との間に
微小な間隙を有するように形成して、面板と壁板との間
に、紙案内リブによって区画された衝撃音減衰用の複数
の小室を形成するようにしたものである。
て外部へ漏れようとする打接音を、小室とその前後の間
隙を通す過程でラビリンス効果により効率よく減衰させ
る。
いて説明する。図面はいずれも本発明の一実施例を示し
たものである。
ンタ本体10の頂部に設けた支軸11を支点として排紙
側の紙案内面を覆うよう開閉自在に設けたカバーで、閉
止状態でその面板2を排紙側に大きく傾斜させて位置す
るこのカバー1には、図2に示したように、面板2の背
面下端部に、面板2と平行な向きの垂壁板3と、紙搬送
方向と平行な向きの多数の紙案内リブ4‥‥とによって
区画された騒音減衰用の小室5が、開放端を紙案内面1
2に向けた状態で多数形成されている。
面板2の下縁2aには、ペーパーカッタとしての機能を
もたらすようシャープなエッジが形成され、さらにこの
下縁2aは、面板2の両側端に設けた当接片6、6に支
持された状態で、紙案内面12との間に僅かな間隙δを
おいて対向している。
案内リブ4も、その下縁4aを紙案内面12と僅かな間
隙をおいて対向位置し、また面板2寄りの下縁4bは、
カット性をよくするために、面板2下縁2aと同一面を
なすよう一段高く形成されており、さらに、垂壁板3寄
りの下縁4cは垂壁板3の下縁3aにアールをもって接
続し、この部分によって記録紙の先端を紙案内面に添わ
せるように構成されている。
際に、垂壁板3の背面と排紙ローラ受け13の壁面13
aとの間にできる通路20の上部を閉塞する機能と、カ
バー1を排紙ローラ受け13に緩く当接させる機能を持
たすべく、垂壁板3の背面に設けた緩衝部材で、同時に
吸音材としての効果を持たすよう発泡材等によって形成
されており、また、図中符号14はプラテン、15はイ
ンパクト式の記録ヘッド、16はスタッカをそれぞれ示
している。
ま、インパクト式の記録ヘッド15により記録紙上に印
字ワイヤにより所要の記録書込みを行っていくと、記録
紙は、紙案内リブ4の垂壁板3寄りに設けたアール状の
下縁4cに導かれつつ順に面板2側へ送られ、ここでさ
らに一段高く形成された紙案内リブ4の下縁4bに導か
れて、スタッカ16上へ円滑に排出される。
ー1の外へ漏れ出そうとする打接音の一部は、はじめ
に、排紙ローラ受け13の壁面13aとの間の狭い隙間
から通路20内へ入り、ついで垂壁板3との間の狭い隙
間から小室5内へ入り、さらにここから狭い隙間を通っ
て外部へ漏れ出す間に、これらの部分でラビリンス作用
を受けて急激に減衰し、また、通路20から上方へ漏れ
出ようとする打接音は、この上部を閉塞している緩衝部
材7によって吸音される。
ファンフォールド紙等の記録紙は、ここで、適宜の部分
で切断する必要が生じた場合に、その直前の一側をつか
んで斜め上方へ引張ることにより、面板2下縁2aに設
けた手掛けを兼ねたエッジ部分によって切断される。
内面上方を覆うカバーの内面に、下縁が紙案内面との間
に微小な間隔を有するような壁板と紙案内リブとによっ
て区画された複数の小室が形成され、さらに、吸音材を
底面とする通路をその前段に設けているので、記録紙面
を伝って外方へ漏出しようとする打接音を、小室とその
前後の間隙を通すことによって生じるラビリンス効果に
より急激に減衰させることができるばかりでなく、紙案
内リブの紙搬送方向上手側の下縁部分を壁板に連なるア
ール形状とし、また、紙搬送方向下手側の下縁部分を面
板に連なる一段高い面となしたので、記録紙を紙案内面
と紙案内リブとの間で安定的に導くことを可能とし、さ
らには面板に連接するぶぶんを一段高く形成するととも
に、面板の下端にエッジを設けたことにより、記録紙を
紙案内面と紙案内リブとの間で保持した状態で、必要と
するところから正確に切断することができる。
面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 プリンタの紙案内面の上方を覆うカバー
の面板の内面に、紙搬送方向と直交する向きの垂直な壁
板と、紙搬送方向に延びる複数の垂直な紙案内リブを設
けて、前記面板と壁板と紙案内リブによって区画される
空間を衝撃音減衰用の複数の小室として形成するととも
に、これらの下縁を紙案内面と微小な間隙を残して対向
させ、かつ、前記紙案内リブの下縁を、他の下縁よりも
一段紙案内面に近接させて形成したことを特徴とするプ
リンタカバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35516096A JP3284456B2 (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | プリンタカバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35516096A JP3284456B2 (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | プリンタカバー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10181154A JPH10181154A (ja) | 1998-07-07 |
JP3284456B2 true JP3284456B2 (ja) | 2002-05-20 |
Family
ID=18442295
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35516096A Expired - Fee Related JP3284456B2 (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | プリンタカバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3284456B2 (ja) |
-
1996
- 1996-12-20 JP JP35516096A patent/JP3284456B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10181154A (ja) | 1998-07-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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