JPH07300Y2 - 印字装置の防音構造 - Google Patents

印字装置の防音構造

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JPH07300Y2
JPH07300Y2 JP1986138084U JP13808486U JPH07300Y2 JP H07300 Y2 JPH07300 Y2 JP H07300Y2 JP 1986138084 U JP1986138084 U JP 1986138084U JP 13808486 U JP13808486 U JP 13808486U JP H07300 Y2 JPH07300 Y2 JP H07300Y2
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源治 押野
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Tohoku Ricoh Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、用紙を給紙口から供給し、それに印字を行
って後排紙口から排出する、プリンタ・プロッタ・タイ
プライタ等の印字装置に適用することができる。詳しく
は、そのような印字装置において、装置本体の内部で発
生する印字音等が給紙口や排紙口を通して外部へと漏れ
ることを防止する防音構造に関する。
従来の技術 上述したプリンタ等の印字装置では、装置本体の内部で
印字音や振動音等の音を発生する。この音は、用紙を供
給排出する開口部を通して外部へと漏洩し、騒音とな
る。
そこで、従来は、たとえば第5図に示すように、開口部
にサイレンサカバー(1)を配し、開口部を挟めてそこ
から外部へと漏洩する音をできるだけ少なくし、騒音の
発生を低減していた。
考案が解決しようとする問題点 しかし、それだけでは、なお用紙(2)を供給する供給
口(3)および排出する排紙口(4)から音が漏洩し、
騒音低減効果が低かった。
そこで、この考案の目的は、印字装置において、装置本
体の内部で発生する音が外部に漏れることを防ぎ、騒音
の発生を効果的に防止することにある。
問題点を解決するための手段 そのため、この考案による防音構造は、たとえば以下の
図示実施例に示すとおり、プラテン(10)の上方で装置
本体から上向きに開口して給紙口(20)と排紙口(21)
とを備え、用紙(12)を給紙口(20)から供給し、それ
に印字終了後排紙口(21)から排出する印字装置におい
て、前記装置本体に前記給紙口(20)と対応して防音カ
バー(19)のような1の防音部材を設けるとともに前記
排紙口(21)と対応してサイレンサカバー(18)のよう
な他の防音部材を設け、それらの防音部材の壁面(19
a)・(18a)で各々前記給紙口(20)および前記排紙口
(21)を形成するとともに、該1の防音部材内に、その
壁面(19a)を隔てて前記給紙口(20)と隣接して空間
(24)を形成し、および他の防音部材内に、その壁面
(18a)を隔てて前記排紙口(21)と隣接して空間(2
5)を形成し、それらの空間(24)・(25)を外部と遮
蔽して上向きに漸次減少する断面台形形状とする一方、
1の空間(24)と前記給紙口(20)とを連通する通孔
(22)………を前記壁面(19a)に形成し、および他の
空間(25)と前記排紙口(21)とを連通する通孔(23)
………を前記壁面(18a)に形成してなる、ことを特徴
とする。
作用 そして、装置本体の内部で発生する音を通孔(22)……
および(23)……を通して空間(24)・(25)内に入
れ、そこで対向する壁面(19a)・(18a)間で反射を繰
り返し次第に減衰して外部への漏洩を防止するものであ
る。
実施例 以下、図示実施例にしたがい、この考案につき具体的か
つ詳細に説明する。
第1図はプリンタ・プロッタ・タイプライタ等の印字装
置における装置本体の内部を部分的に示すもので、図中
符号(10)はプラテンである。プラテン(10)の前方に
は、印字ヘッド(11)を対向して設けて該プラテン(1
0)にセットする用紙(12)に順次印字を行い得るよう
にする。また、プラテン(10)の下方には、プラテン軸
と平行にプレッシャローラ(13)・(14)を前後2列に
配してそれぞれ該プラテン(10)に押し当てまたはその
押し当てを解除可能とする。さらに、そのプラテン(1
0)の下方には、後方から前方にかけて該プラテン(1
0)の下面に沿ってディフレクタ(15)を配してそのプ
ラテン(10)にセットする用紙(12)を案内する。
このようなプラテン(10)の上側には、フロントカバー
(16)とリアカバー(17)との間で開口部を形成し、そ
こに防音部材であるサイレンサカバー(18)を配してな
る。そして、リアカバー(17)上には別の防音部材であ
る防音カバー(19)を設け、その防音カバー(19)と上
記サイレンサカバー(18)との間に用紙(12)を供給す
る給紙口(20)を形成する。他方、上記サイレンサカバ
ー(18)とフロントカバー(16)との間には、印字終了
後の用紙(12)を排出する排紙口(21)を形成する。し
かして、それら給紙口(20)および排紙口(21)を形成
する壁面のうち、通過用紙の背面側となる壁面(19a)
・(18a)にそれぞれ複数の通孔(22)……および(2
3)……をあける。これらの通孔(22)……および(2
3)……は、各々防音カバー(19)およびサイレンサカ
バー(18)内の空間(24)・(25)に連通する。一方の
空間(24)は壁面(19a)を隔てて給紙口(20)と隣接
して設け、他方の空間(25)は壁面(18a)を隔てて排
紙口(21)と隣接して設ける。そして、外部と遮蔽し、
上方に行くに従い漸次減少するように設ける。
しかして、給紙口(20)から用紙(12)を挿入し、ディ
フレクタ(15)で案内してプラテン(10)にセットして
後、印字ヘッド(11)で順次印字を行い、印字終了後排
紙口(21)から排出する。
ところで、このとき装置本体の内部で印字音や振動音等
の音を発生する。この音は、給紙口(20)および排紙口
(21)を通過するとき、通孔(22)・(23)から空間
(24)・(25)内に入り、第2図に示すように対向する
壁面間で反射を繰り返して次第に減衰する。実施例のよ
うに、空間(24)・(25)を上方に向かうに従い漸次減
少することにより、音波の干渉を生じて減衰効果を高め
ることができる。同様に第3図に示すごとく、空間(2
4)・(25)内に吸音材(26)・(27)を設けることに
より、さらに減衰効果を高めることもできる。
なお、この考案による防音構造では、上述した実施例で
使用する防音カバー(19)を適宜変更し、たとえば第3
図に示すようにその一部を延長し、用紙ガイド部(19
b)を形成してそれで挿入用紙を案内してもよく、また
第4図に示すように防音カバー(19)をリアカバー(1
7)と一体に形成するようにしてもよい。
考案の効果 したがって、この考案によれば、印字装置の給紙口およ
び排紙口を形成する壁面にそれぞれ通孔を形成するとと
もに、その通孔と連通する空間を上記壁面を隔ててそれ
ら給紙口および排紙口と隣接しかつそれぞれ外部と遮蔽
して設けるから、装置本体の内部で発生する印字音や振
動音等の音はそれら給紙口および排紙口から通孔を通っ
て空間内に入り、そこで減衰して外部への漏洩が阻止さ
れる。そして、この考案では、空間(24)・(25)を上
向きに漸次減少する断面台形形状とすることにより、音
波の干渉を生じて減衰効果を高め、印字装置における騒
音の発生を効果的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例であり、印字装置における
装置本体の内部を部分的に示す断面図、第2図は通孔を
通った音が反射減衰することを説明する説明図である。
第3図および第4図は、それぞれこの考案の他の実施例
を示す断面図である。第5図は、従来の構造を示す断面
図である。 (12)……用紙 (18a)・(19a)……壁面 (20)……給紙口 (21)……排紙口 (22)・(23)……通孔 (24)・(25)……空間

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラテンの上方で装置本体から上向きに開
    口して給紙口と排紙口とを備え、用紙をその給紙口から
    供給し、それに印字終了後前記排紙口から排出する印字
    装置において、前記装置本体に前記給紙口と対応して1
    の防音部材を設けるとともに前記排紙口と対応して他の
    防音部材を設け、それらの防音部材の壁面で各々前記給
    紙口および前記排紙口を形成するとともに、該防音部材
    内に、その壁面を隔て、前記給紙口と隣接しおよび前記
    排紙口と隣接してそれぞれ空間を形成し、それらの空間
    を外部と遮蔽して上向きに漸次減少する断面台形形状と
    する一方、該空間と前記給紙口とを連通しおよび前記空
    間と前記排紙口とを連通する通孔を前記壁面にそれぞれ
    形成してなる、印字装置の防音構造。
JP1986138084U 1986-09-09 1986-09-09 印字装置の防音構造 Expired - Lifetime JPH07300Y2 (ja)

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JPS6343760U JPS6343760U (ja) 1988-03-24
JPH07300Y2 true JPH07300Y2 (ja) 1995-01-11

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ID=31042744

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6085958U (ja) * 1983-11-19 1985-06-13 株式会社リコー サイレンサ付プリンタ
JPS60134643U (ja) * 1984-02-17 1985-09-07 ブラザー工業株式会社 プリンタ
JPS60134644U (ja) * 1984-02-17 1985-09-07 ブラザー工業株式会社 プリンタ
JPS6273980A (ja) * 1985-09-27 1987-04-04 Ricoh Co Ltd インパクトプリンタ

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JPS6343760U (ja) 1988-03-24

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