JP3097717B2 - インパクトドットプリンタ - Google Patents

インパクトドットプリンタ

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JP3097717B2
JP3097717B2 JP04159427A JP15942792A JP3097717B2 JP 3097717 B2 JP3097717 B2 JP 3097717B2 JP 04159427 A JP04159427 A JP 04159427A JP 15942792 A JP15942792 A JP 15942792A JP 3097717 B2 JP3097717 B2 JP 3097717B2
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ribs
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修 輿石
茂樹 水野
惠一 久保田
克彦 西澤
素行 新村
洋 城取
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインパクトドットプ
リンタに関し、より詳しくは、騒音軽減機構に特徴を有
するインパクトドットプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】インパクトドットプリンタにおいては、
印字時に生じる騒音を抑える機構について多くの提案が
なされており、実開昭64−48263号公報に開示さ
れた機構は、プリンタ本体の上面を覆うプリンタカバー
の内面に紙排出方向と直交する向きの消音リブを突設す
ることによって、印字時に生じる騒音を外部に漏出させ
ないようにしたものであるが、印字部を覆う部分では排
出されてきた用紙と接触しないよう消音リブを省くよう
に構成されている関係上、その分消音効果が低下し、ま
た、排紙経路を覆う部分では、浮上った用紙と接触する
ことがないよう消音リブと排紙経路との間にある程度の
隙間を設けるように構成されている関係上、これまた十
分な騒音低減効果をもたらし得ない問題を有していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
印字された用紙を円滑に案内することができると同時
に、内部で発生した騒音を効果的に低減させることので
きる新たなインパクトドットプリンタを提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明はかか
る課題を達成するためのインパクトドットプリンタとし
て、プラテンから排紙ガイドに至る用紙の排出経路に、
下面を紙案内面とする排紙板を配設するとともに、プリ
ンタ本体の上面を覆うプリンタカバーの内面を、排紙板
の上方を覆う第1の部分と、排紙ガイドの上方を覆う第
2の部分とにより構成して、第1の部分には、排紙方向
と直交する向きの消音リブと排紙方向に延びる補強リブ
を、それぞれ第2の部分の各消音リブと紙案内リブの高
さよりも排紙板に向けて高く形成することにより、プラ
テンから離間してきた用紙を排紙板により排紙ガイドに
向けて確実に案内するとともに、排紙板に沿って漏出し
ようとする騒音を第1の部分に設けた消音リブと補強リ
ブとによって効果的に減衰させるようにしたものであ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】そこで以下に本発明の実施例につ
いて説明する。図面はいずれも本発明の一実施例を示し
たものである。
【0006】このインパクトドットプリンタ本体100
のケース3には、その他端に、印字処理した用紙4を排
出するためのシートガイド12が、内端をプラテン6よ
りも若干紙排出方向に位置させるように設けられてい
て、その下方に設けた給紙口14から引込んだ用紙4を
トラクタ5によりプラテン6と印字ヘッド8の間に送り
込んで印字した上、シートガイド12の上面に沿わせて
外部に排出するように構成され、また、プラテン6の上
方には、記録書込み処理されてプラテン6の表面から離
間した用紙4をシートガイド12に向けて案内する排紙
板17が配設されている。
【0007】図中符号1、2は、ケース3の上面を覆う
第1、第2のプリンタカバーで、第1プリンタカバー1
は、上記した排紙板17の上面17cを覆い得るよう一
端をケース3の開口端部3aに開閉自在に枢支され、ま
た、第2プリンタカバー2は、シートガイド12の上面
を覆い得るよう第1プリンタカバー1の他端に回動自在
に連接されている。
【0008】第1プリンタカバー1に設けた傾斜部1b
は印字状態を視認することができるよう透明材により形
成されていて、その内面には、この部分を除いて幾つか
の消音リブ1a‥‥が排紙方向と直交する向きに、かつ
排紙板17に向けて長く突き出すように形成されてい
る。
【0009】このプリンタカバー1の内面には、また、
排紙方向に延びる幾つかの補強リブ1dが消音リブ1a
と同じ高さで、かつこれらを結ぶように突出形成され、
さらに、これらの補強リブ1d‥‥の下縁は、図3に示
したように、排紙板17の上面17cに沿って第2プリ
ンタカバー1の結合点に向かう緩い曲線をなしている。
【0010】なお、この第1プリンタカバー1の他端に
は、その内面側に用紙4を切断するためのペーパーカッ
タ1cが設けられていて、第2プリンタカバー2を第1
プリンタカバー1の上面へ背中合わせに反転させてペー
パーカッタ1cを端部から露出させることにより、用紙
4を切断できるように構成されている。
【0011】これに対して、第2のプリンタカバー2の
内面には幾つかの消音リブ2a‥‥と紙案内リブ2d‥
‥が、排紙方向と直交する向きと、排紙方向とにそれぞ
れ突出形成されている。
【0012】これらのリブ2a、2dは、第1プリンタ
カバー1に設けた消音リブ1aや補強リブ1bよりも丈
が低く、かつ用紙4と接触して引掛からないよう、シー
トガイド12の面と一定の間隔を保つようにほぼ均一の
高さに形成された上、排紙口15へ近づくにつれて徐々
に低くなるように形成されている。
【0013】なお図中符号7は、印字ヘッド8の上部を
覆うようにして第1プリンタカバー1の内面に貼着され
た吸音材を示しており、また、12aは、排出されてき
た用紙4の先端をシートガイド12の上面から浮かせて
摘み易くするよう、シートガイド12の上面に突出形成
したガイド片、18は、プラテン6の排紙方向下手側に
設けた紙送りローラをそれぞれ示している。
【0014】このように構成されたプリンタは、透明材
により形成された第1プリンタカバー1の傾斜部1bか
ら消音リブ1aを省いた内部を通して適宜印字部を監視
しつつ印字を行なう。
【0015】そして、印字部に送り込まれた用紙4の上
に所要の印字が行なわれると、プラテン6から離間した
用紙4は、排紙板17下面の紙案内面17bに沿って紙
送りローラ18のもとへ導かれた上、シートガイド12
の上面に沿って外部に送り出される。
【0016】また一方、これと同時に、印字ワイヤとプ
ラテン6との衝突や、印字ヘッド8の内部で印字ワイヤ
駆動部材相互の衝突によって、プリンタ本体100の内
部に騒音が発生するが、この騒音の一部は、第1プリン
タカバー1の内面に設けた吸音材7により吸収され、残
りの大半は、排紙板17の上面17cからシートガイド
12の上を通過する過程で、消音リブ1a、2aと補強
リブ1bや案内2bによって形成される空洞内で効果的
に減衰させられる。
【0017】すなわち、音波は、その伝達経路中に断面
積が大きく変化する部分があるとその部分を境として媒
質の粒子速度が不連続となって音波の反射を起し、しか
も、その反射は断面積の変化量が大きいほど大きくなる
が、第1プリンタカバー1に設けた消音リブ1aは排紙
板17の上面に近接していて、しかも第2プリンタカバ
ー2に設けた消音リブ2aよりも丈が高く、空洞の断面
積を大きく変化させるように形成されているため、排紙
板17の上面17cを通過する過程で、騒音の大部分
は、第1プリンタカバー1の内面に形成された空洞と排
紙板17との間で反射が繰返され、この間に音波の持つ
エネルギが大幅に減らされ、ついで、第2プリンタカバ
ー2の内面に設けた丈の低い空洞により残りのエネルギ
が減らされた上、排紙口15より放出されてゆく。
【0018】図5は、第1、第2の各プリンタカバー
1、2に消音リブ1a、2aを設けた場合と、設けなか
った場合のそれぞれの騒音スペクトルについて示したも
ので、印字ワイヤとプラテン6との衝突による騒音と、
印字ヘッド8の内部で発生する騒音はいずれも耳障りの
大きな1KHz以上のものが主であるが、この周波数の
騒音は、高さを異にした第1プリンタカバー1の消音リ
ブ1aと第2プリンタカバー2の消音リブ2aによって
効果的に減衰させることができることが明らかとなっ
た。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、プラ
テンから排紙ガイドに至る用紙の排出経路に下面を紙案
内面とする排紙板を設けるとともに、プリンタ本体の上
面を覆うプリンタカバーのうちの排紙板を覆う部分の内
面に消音リブと補強リブを設けて、これらのリブを排紙
ガイドを多う部分に設けたリブよりも高く形成するよう
にしたので、印字処理を終えてプラテンから離脱した用
紙の先端を排紙板に沿わせつつこれを円滑に排出するこ
とができると同時に、排紙板の上面に沿って外部に漏出
しようとする騒音を、消音リブと補強リブとによって形
成した深い空洞と排紙板との間で繰返し反射させること
によって、この騒音の大部分を効率よく減衰させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すインパクトドットプリン
タの外観を示した斜視図である。
【図2】同上プリンタの内部を示した断面図である。
【図3】プリンタカバーの要部を示した断面図である。
【図4】同上プリンタカバーを内面から見た図である。
【図5】消音リブを設けた場合と設けない場合の各騒音
スペクトルについての図である。
【符号の説明】
1 第1プリンタカバー 1a 消音リブ 1b 補強リブ 2 第2プリンタカバー 2a 消音リブ 2b 紙案内リブ 6 プラテン 7 吸音材 14 給紙口 15 排紙口 17 排紙板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西澤 克彦 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイ コーエプソン株式会社内 (72)発明者 新村 素行 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイ コーエプソン株式会社内 (72)発明者 城取 洋 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイ コーエプソン株式会社内 (56)参考文献 実開 平3−88758(JP,U) 実開 昭52−153407(JP,U) 実開 平3−88757(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 29/08 B41J 29/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラテンから排紙ガイドに至る用紙の排
    出経路に、下面を紙案内面とする排紙板を配設するとと
    もに、プリンタ本体の上面を覆うプリンタカバーの内面
    を、上記排紙板の上方を覆う第1の部分と、上記排紙ガ
    イドの上方を覆う第2の部分とにより構成して、上記第
    1の部分には、排紙方向と直交する向きの消音リブと排
    紙方向に延びる補強リブを、それぞれ上記第2の部分の
    各消音リブと紙案内リブの高さよりも排紙経路に向けて
    高く形成したことを特徴とするインパクトドットプリン
    タ。
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