JP3158725B2 - インクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタ

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JP3158725B2
JP3158725B2 JP27056792A JP27056792A JP3158725B2 JP 3158725 B2 JP3158725 B2 JP 3158725B2 JP 27056792 A JP27056792 A JP 27056792A JP 27056792 A JP27056792 A JP 27056792A JP 3158725 B2 JP3158725 B2 JP 3158725B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインクカートリッジをキ
ャリッジに搭載する形式のインクジェットプリンタに関
する。特に、インクカートリッジのキャリッジへの取付
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、インクカートリッジをキャリ
ッジに搭載する形式のインクジェットプリンタが提案さ
れている。
【0003】このような形式のプリンタは、インクカー
トリッジをキャリッジに搭載せずにインクタンクから配
管を通じてキャリッジ上のヘッドにインクを供給する形
式のものに比べて、コンパクトに構成することができ
る。
【0004】また、例えば、特開平3−101949号
公報にみられるように、インクカートリッジのキャリッ
ジへの取り付け取り外し操作を、レバーの操作によって
簡単に行なうことができるようにしたものが提案されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したような、イン
クカートリッジの取り付け取り外し操作をレバーの操作
で行なうようにした従来のプリンタにあっては、インク
カートリッジの取付操作が完全に行なわれていない場合
でも、キャリッジが往復動するように構成されていた。
【0006】このため、インクカートリッジの取付が不
完全な状態でキャリッジが往復動すると、キャリッジか
らインクカートリッジが脱落するおそれがあり、プリン
タ内の紙経路や用紙を汚してしまうおそれがあった。
【0007】また、キャリッジの移動方向においてキャ
リッジとインクカートリッジとの間には何等の緩衝部材
も介装されていなかったので、キャリッジの反転動作時
に、インクカートリッジの慣性力が直接キャリッジに伝
わってしまい、これが大きな振動および反転音の原因と
なっていた。
【0008】本発明の第1の目的は、以上のような問題
点を解決し、インクカートリッジの取り付け取り外し操
作をレバーの操作で行なうようにしたものにおいて、イ
ンクカートリッジの脱落を防止することにある。
【0009】また第2の目的は、振動および反転音の低
減を図ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によるインクジェ
ットプリンタは、印字領域に沿って移動するキャリッジ
と、このキャリッジに搭載されたヘッドと、キャリッジ
に取り付けられてヘッドにインクを供給するインクカー
トリッジと、このインクカートリッジをキャリッジに対
して取り付け取り外すべく、インクカートリッジの一部
に係脱可能としたレバーとを備えたインクジェットプリ
ンタであって、キャリッジの移動に伴ってレバーの非係
止操作域に進退動し、かつ進入時にキャリッジの移動を
停止させるストッパを備えたものである。
【0011】請求項2記載のインクジェットプリンタ
は、請求項1記載のインクジェットプリンタにおいて、
インクカートリッジをキャリッジに対して取り付け取り
外しするためのキャリッジ停止位置を設定し、このキャ
リッジ停止位置の近くにストッパを設けたものである。
【0012】請求項3記載のインクジェットプリンタ
は、請求項1または2記載のインクジェットプリンタに
おいて、キャリッジ停止位置を、ヘッドにキャップが装
着されるキャッピング位置としたものである。
【0013】請求項4記載のインクジェットプリンタ
は、請求項1または2または3記載のインクジェットプ
リンタにおいて、ストッパをプリンタのケースに一体的
に形成したものである。
【0014】上記第2の目的を達成するために、請求項
5記載のインクジェットプリンタは、請求項1記載のイ
ンクジェットプリンタにおいて、インクカートリッジ
を、キャリッジの移動方向において弾性部材を介してキ
ャリッジに支持したものである。
【0015】請求項6記載のインクジェットプリンタ
は、請求項5記載のインクジェットプリンタにおいて、
弾性部材をレバーで構成させたものである。
【0016】
【作用】請求項1記載のインクジェットプリンタによれ
ば、レバーによるインクカートリッジの取付操作が完全
に行なわれていない場合には、レバーがストッパに当接
してキャリッジの移動が停止する。
【0017】したがって、不完全に取り付けられたイン
クカートリッジのキャリッジからの脱落が未然に防止さ
れる。
【0018】請求項2記載のインクジェットプリンタに
よれば、請求項1記載のインクジェットプリンタにおい
て、インクカートリッジをキャリッジに対して取り付け
取り外しするためのキャリッジ停止位置が設定され、こ
のキャリッジ停止位置の近くに前記ストッパが設けられ
ているので、レバーによるインクカートリッジの取付操
作が完全に行なわれていない状態でキャリッジが動きだ
した際には、すぐにレバーがストッパに当接してキャリ
ッジの移動が停止する。
【0019】したがって、不完全に取り付けられたイン
クカートリッジのキャリッジからの脱落がいち早く未然
に防止される。
【0020】請求項3記載のインクジェットプリンタに
よれば、請求項1または2記載のインクジェットプリン
タにおいて、キャリッジ停止位置が、ヘッドにキャップ
が装着されるキャッピング位置となっているので、キャ
リッジにインクカートリッジを取り付ける際に生じるイ
ンク流路内の圧力上昇によってヘッドからインクが吐出
するようなことがあっても、そのインクはキャップによ
って回収されることとなり、プリンタ内が汚れることが
なくなる。。
【0021】請求項4記載のインクジェットプリンタ
は、請求項1または2または3記載のインクジェットプ
リンタにおいて、ストッパが、プリンタのケースに一体
的に形成されているので、簡単な構造でストッパを得る
ことができる。
【0022】請求項5記載のインクジェットプリンタに
よれば、インクカートリッジが、キャリッジの移動方向
において弾性部材を介してキャリッジに支持されている
ので、キャリッジの反転動作時におけるインクカートリ
ッジの慣性力は弾性部材を介してキャリッジに伝達され
る。このため、インクカートリッジの慣性力は緩衝され
た状態でキャリッジに伝わることとなり、したがって振
動および反転音が低減される。
【0023】請求項7記載のインクジェットプリンタに
よれば、請求項6記載のインクジェットプリンタにおい
て、弾性部材が請求項1記載のレバーで構成されている
ので、インクカートリッジの脱落を防止されると同時
に、振動および反転音の小さなプリンタが得られる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0025】図1は本発明に係るインクジェットプリン
タの一実施例を示す左側断面図である。
【0026】先ずこのプリンタの概要について説明す
る。
【0027】図1において、10は自動給紙装置、20
は自動給紙経路、30は紙送りローラ、21は紙送りロ
ーラ30に圧接して従動するゲートローラ、22は紙送
りローラ30に圧接して従動するピンチローラ、Aは印
字領域、60はインクカートリッジ90が搭載されたキ
ャリッジ、Bは排紙経路、23は排紙経路Bに設けられ
た搬送部、24は用紙を凹状にして排出する排出部、2
5は排紙トレイである。
【0028】自動給紙装置10は、プリンターの下ケー
ス11の底部11aによって直接、用紙Pのスタッカが
形成されている。
【0029】用紙Pは、中央部に1個だけ設けられてい
る給紙ローラ12の作動により、一枚ずつ自動給紙経路
20に給送される。
【0030】給送された用紙は、給紙ローラ12が回転
しているとき、紙送り方向と逆方向に回転する紙送りロ
ーラ30とゲートローラ21との間にその先端が押しつ
けられて給紙ローラ12部を中心に回動することにより
スキュー取りがなされ、その後紙送り方向に回転する紙
送りローラ30に巻き回され、ピンチローラ22を経て
印字領域Aに達する。
【0031】印字領域Aは、図1において紙面と直交す
る方向に往復動するキャリッジ60に取り付けられたイ
ンクジェットヘッド70と、中間フレーム110の上面
との間に形成されている。61はキャリッジ60の一端
を案内するガイドシャフト、120はキャリッジ60の
他端を案内する上フレームである。
【0032】印字領域Aにて印字されたP1用紙は、搬
送部23、排出部24を経て、排紙トレイ25上に排出
される。
【0033】次にインクカートリッジ(以下単にカート
リッジともいう)90のキャリッジ60への取付構造に
ついて説明する。
【0034】図2はカートリッジ90を搭載した状態の
キャリッジ60を示す平面図、図3はカートリッジが搭
載されていない状態のキャリッジ60を示す平面図、図
4は図3におけるIV−IV断面図である。
【0035】これらの図に示すように、キャリッジ60
は、キャリッジ本体62と、キャリッジカバー63とで
構成されている。
【0036】キャリッジ本体62には、予めヘッド70
を固定したヘッド基板71が組み込まれている。ヘッド
基板71には、インクカートリッジ90との接続部75
が一体的に形成されている。接続部75は円筒状に形成
されており、その中心部には、インクカートリッジの封
を破るための針75aが形成されている。針75aの中
心部には、ヘッドのインク流路70bに連通するインク
流路75cが形成されている。
【0037】キャリッジカバー63は、キャリッジ本体
62の手前側角部に設けられた丸穴62b,62bとは
まり合うピン63b,63bと、キャリッジ本体62の
側壁に開けられた角穴62a,62aと係合する爪部6
3a,63aとを備え、ピン63bを丸穴62bにはめ
込み、爪部63aを角穴62aに係合させることにより
キャリッジ本体62に固定されている。
【0038】64はインクカートリッジ90の装着部で
あり、キャリッジカバー63と一体に箱形に形成されて
いる。65は底部に開けられた長穴であり、この長穴6
5にヘッド基板の接続部75が嵌入されている。装着部
64の左右の側壁には、後述するインクカートリッジの
ピン94の通り道となる比較的幅広のスリット67が形
成されている(図2,図5参照)。
【0039】インクカートリッジ90は、図5に示すよ
うに、その底部にヘッド基板71との接続部91が形成
されている。この接続部91は、インクカートリッジ9
0が前記装着部64に装着された際にヘッド基板の接続
部75と接続され、同時にその封92が針75aによっ
て破られるようになっている。封92が破られると、針
75aの中心部にあるインク流路75cを通じ、ヘッド
のインク流路70bを介してヘッドのノズル部70aに
インクが供給される。
【0040】インクカートリッジ90の両側面には、図
2および図5に示すようにそれぞれ、半球状の凸部93
と、ピン94が一体的に形成されている。
【0041】80はレバーであり、インクカートリッジ
90をキャリッジ60に対して取り付け取り外しするた
めのものである。
【0042】レバー80は、図6にも示すように、摘み
部81と、この摘み部81と一体的に形成された一対の
アーム部82,82とからなっている。アーム部82の
外側には軸83が一体的に形成されており、この軸83
がキャリッジカバー63の上面に形成された支持部66
に回動可能に支持されることによって、図5矢印a1,
a2方向に回動可能に支持されている。
【0043】84はアーム部82の内側に形成されたカ
ム溝である。カム溝84は、図7に示すように、前述し
たカートリッジのピン94の導入溝84aと、この導入
溝84aと連なる始点部84bと、この始点部84bに
湾曲溝84cを介して連なる終点部84dとからなって
いる。湾曲溝84cは、前記軸83を中心とする曲率半
径Rが、始点部84bから終点部84dに向かうにした
がって徐々に大きくなるように形成されている。なお、
図6から明らかなように、導入溝84a以外の部分84
b,84c,84dは、アーム部の内面から外面に抜け
る開口となっている。
【0044】85はアーム部82にU字形のスリット8
6をもって一体的に形成された舌片であり、弾性部材と
しての役割を果たすものである。この舌片85の先端部
分には長穴85aが形成されている。
【0045】舌片85は、図2および図5に示すように
インクカートリッジ90を装着した際、その弾性により
撓みつつ長穴85aがインクカートリッジの半球状の凸
部93と係合し、インクカートリッジ90の上部を、キ
ャリッジの移動方向(図2で左右方向)において弾性的
に保持する。
【0046】図6において87はストップピンであり、
レバー80をa2方向に回動させた際、キャリッジカバ
ー63の支持部66と当接してレバー80の必要以上の
回動を規制するようになっている。
【0047】以上のようなレバー80によるインクカー
トリッジ90の取り付け取り外し操作について、主とし
て図8を参照して説明する。
【0048】先ず、レバー80を矢印a2方向に回動さ
せ、空になったインクカートリッジを取り除く。
【0049】次いで、新しいインクカートリッジ90
を、装着部64(図2,5参照)に上方から軽くはめ込
む(この状態を仮想線で示し、対応する符号には「’」
を付して示す)。この際、カートリッジのピン94’は
装着部64のスリット67を通り、さらにレバー80’
のカム溝の導入溝84a’に案内されて紙溝の始点部8
4b’に達する。
【0050】そこでレバー80’を矢印a1方向に回動
させると、ピン94’が相対的に湾曲溝84cに入り込
んでゆく。湾曲溝84cは、前述したように軸83を中
心とする曲率半径が始点部84bから終点部84dに向
かうにしたがって徐々に大きくなるように形成されてい
るから、レバー80’の回動にしたがって、ピン94’
は前記スリット67中を下方に押し下げられてゆく。す
なわちカートリッジ90’が徐々に下方に押し下げられ
てゆくこととなる。また、カートリッジの接続部91’
が徐々にヘッド基板の接続部75と接続されてゆくと同
時に、封92’も徐々に破られてゆく。
【0051】このようにしてレバー80’が完全にa1
方向に回動して実線で示す位置80に達すると、ピン9
4がカム溝の終点部84dに達し、カートリッジが完全
に装着される。この際、レバーの舌片85の長穴85a
がクリック感をもってカートリッジの凸部93とはまり
合うので、完全な装着状態が得られたことを使用者が確
認し易い。
【0052】なお、インクカートリッジ90のインクが
空になった場合には、先に説明したように、レバー80
をa2方向に回動させ、カートリッジを持ち上げるだけ
で容易に取り外すことができる。
【0053】以上のような操作を行なうためのキャリッ
ジ停止位置を図9に示す。
【0054】このキャリッジ停止位置は、ヘッド70に
キャップ100が装着されるキャッピング位置となって
いる。キャップ100は、キャリッジの停止時にヘッド
70に装着されて、ヘッドのノズル部のインクの乾燥を
防止し、あるいは、ヘッドのノズル部にインク詰まりが
生じたときにノズル部からインクを吸引してインク詰ま
りを解消するためのものである。101はキャップ10
0を上下動作せるためのレバー、102は吸引動作を行
なうためのポンプユニットである。
【0055】図10は図9におけるX−X視図である。
【0056】図9、図10において、13はプリンタの
上ケースであり、その天井部13aの一部(前記キャリ
ッジ停止位置と対応する部分)13bが切り欠かれて開
口となっており、これによって前記レバー80の回動操
作が可能となっている。
【0057】天井部13aの前端縁は、下方に伸びる垂
下部13cとなっており、その右端面13dがストッパ
となっている。
【0058】すなわち、図10に示すように、レバー8
0が完全にa1方向に回動され、したがってインクカー
トリッジ90が完全に装着部64に装着された場合に
は、レバー80は天井部13aの下方を通過することが
可能であり、したがって、キャリッジ60は図9左方に
移動可能である。ところが、図11に示すように、レバ
ー80のa1方向への回動が不完全であり、レバー80
によるインクカートリッジ90の取付操作が完全に行な
われていない場合には、レバー80がストッパ13dに
当接してキャリッジ60の移動が停止されるようになっ
ている。
【0059】以上のようなプリンタによれば次のような
作用効果が得られる。
【0060】(i)レバー80によるインクカートリッ
ジ90の取付操作が完全に行なわれていない場合には、
レバー80がストッパ13dに当接してキャリッジ60
の移動が停止するので、不完全に取り付けられたインク
カートリッジ90のキャリッジ60からの脱落が未然に
防止される。この場合、インクカートリッジ90がスト
ッパ13dに当接するのではなく、レバー80がストッ
パ13dに当接することによってキャリッジ60の移動
が停止されるので、インクカートリッジ90の脱落が確
実に防止され、またインクカートリッジの破損も防止さ
れる。
【0061】(ii)インクカートリッジ90をキャリ
ッジ60に対して取り付け取り外しするためのキャリッ
ジ停止位置が設定され、このキャリッジ停止位置の近く
にストッパ13dが設けられているので、レバー80に
よるインクカートリッジ90の取付操作が完全に行なわ
れていない状態でキャリッジ60が動きだした際には、
すぐにレバー80がストッパ13dに当接してキャリッ
ジ60の移動が停止する。
【0062】したがって、不完全に取り付けられたイン
クカートリッジ90のキャリッジ60からの脱落がいち
早く未然に防止される。
【0063】(iii)キャリッジ停止位置は、ヘッド
70にキャップ100が装着されるキャッピング位置と
なっているので、キャリッジ60にインクカートリッジ
90を取り付ける際に生じるインク流路内の圧力上昇に
よってヘッド70からインクが吐出するようなことがあ
っても、そのインクはキャップ100によって回収され
ることとなり、プリンタ内が汚れることがなくなる。
【0064】(iv)ストッパ13dは、プリンタのケ
ース13に一体的に形成されているので、簡単な構造で
ストッパ13dを得ることができる。
【0065】(v)インクカートリッジ90は、キャリ
ッジ60の移動方向においてレバーの舌片85を介して
キャリッジ60に弾性的に支持されているので、キャリ
ッジ60の反転動作時におけるインクカートリッジ90
の慣性力は舌片85を介してキャリッジ60に伝達され
る。このため、インクカートリッジ90の慣性力は緩衝
された状態でキャリッジ60に伝わることとなり、した
がって振動および反転音が低減される。
【0066】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能である。
【0067】
【発明の効果】本発明によれば、インクカートリッジの
取り付け取り外し操作をレバーの操作で行なうようにし
たものにおいて、インクカートリッジの脱落を防止する
ことができる。
【0068】また、振動および反転音の低減を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインクジェットプリンタの一実施
例を示す左側断面。
【図2】インクカートリッジを搭載した状態のキャリッ
ジを示す平面図。
【図3】インクカートリッジが搭載されていない状態の
キャリッジを示す平面図。
【図4】図4は図3におけるIV−IV断面図。
【図5】インクカートリッジを搭載した状態のキャリッ
ジを示す断面図。
【図6】レバーの斜視図。
【図7】図6におけるVII−VII断面図。
【図8】レバーの作動説明図。
【図9】キャリッジ停止位置を示すプリンタの部分切断
正面図。
【図10】ストッパを示すプリンタの部分右側断面図。
【図11】ストッパの作動説明図。
【符号の説明】
A 印字領域 13 上ケース 13d ストッパ 60 キャリッジ 70 インクジェットヘッド 80 レバー 85 舌片(弾性部材) 90 インクカートリッジ 100 キャップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−86264(JP,A) 特開 平3−193451(JP,A) 特開 平5−162328(JP,A) 実開 昭61−953(JP,U) 特表 平1−501693(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/01 B41J 2/175

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字領域に沿って移動するキャリッジ
    と、このキャリッジに搭載されたヘッドと、前記キャリ
    ッジに取り付けられてヘッドにインクを供給するインク
    カートリッジと、このインクカートリッジを前記キャリ
    ッジに対して取り付け取り外すべく、前記インクカート
    リッジの一部に係脱可能としたレバーとを備えたインク
    ジェットプリンタであって、前記キャリッジの移動に伴
    って前記レバーの非係止操作域に進退動し、かつ進入時
    に前記キャリッジの移動を停止させるストッパを備えた
    ことを特徴とするインクジェットプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記インクカートリッジを前記キャリッ
    ジに対して取り付け取り外しするためのキャリッジ停止
    位置を設定し、このキャリッジ停止位置の近くに前記ス
    トッパを設けたこと特徴とする請求項1記載のインクジ
    ェットプリンタ。
  3. 【請求項3】 前記キャリッジ停止位置を、前記ヘッド
    にキャップが装着されるキャッピング位置としたことを
    特徴とする請求項1または2記載のインクジェットプリ
    ンタ。
  4. 【請求項4】 前記ストッパをプリンタのケースに一体
    的に形成したことを特徴とする請求項1または2または
    3記載のインクジェットプリンタ。
  5. 【請求項5】 前記インクカートリッジを、前記キャリ
    ッジの移動方向において弾性部材を介して前記キャリッ
    ジに支持したことを特徴とする請求項1記載のインクジ
    ェットプリンタ。
  6. 【請求項6】 前記弾性部材を前記レバーで構成させた
    ことを特徴とする請求項5記載のインクジェットプリン
    タ。
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