JP2677259B2 - インクジェット式記録装置 - Google Patents

インクジェット式記録装置

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JP2677259B2 JP16430695A JP16430695A JP2677259B2 JP 2677259 B2 JP2677259 B2 JP 2677259B2 JP 16430695 A JP16430695 A JP 16430695A JP 16430695 A JP16430695 A JP 16430695A JP 2677259 B2 JP2677259 B2 JP 2677259B2
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wiper
ink
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ink jet
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ等に用いられ
るインクジェット記録装置に関し、詳しくは、印字ヘッ
ドの清掃に特徴を有するインクジェット記録装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図3は、インクジェット記録装置の第一
従来例を示す一部を断面で示した構成図である。以下、
この図面に基づき説明する。
【0003】本従来例のインクジェット記録装置は、イ
ンクジェット式の印字ヘッド50を設けたキャリッジ5
2と、キャリッジ52がプラテン54に沿って往復移動
するのを案内する案内バー56と、プラテン54の一端
部に装備されたヘッド清掃手段としてのワイパー58と
を備えたものである。印字ヘッド50は、プラテン54
上を搬送されてきた用紙Pに対し、インクを噴射して記
録を行う。ワイパー58は、印字ヘッド50にインクの
噴射不良等が発生しないように、印字ヘッド50のイン
ク噴射面を清掃するものである。すなわち、ワイパー5
8は、印字ヘッド50のインク噴射面に付着したイン
ク、紙粉等の汚れを清掃する。ワイパー58の外側の印
字ヘッド停止位置には、印字ヘッド50を保護するため
のキャップ60が設けられている。
【0004】ワイパー58には、印字ヘッド50のイン
ク噴射面を清掃することにより、インク及び紙粉等の汚
れが徐々に付着していく。これらの汚れは、自然に乾燥
し復活するように構成されている。ところが、長期間に
わたって使用した場合や、連続して使用した場合に、自
然乾燥が不十分となる。そのため、印字ヘッド50のイ
ンク噴射面を正常に清掃できなくなり、ひいては、印字
ヘッド50の噴射不良を引き起こすという問題がある。
【0005】この問題を解決するものとして、次の第二
従来例が例えば特開平2−266949号公報に開示さ
れている。図4は、インクジェット記録装置の第二従来
例を示す一部を断面で示した構成図である。以下、この
図面に基づき説明する。ただし、図3と同一部分は同一
符号を付すことにより重複説明を省略する。
【0006】本従来例のインクジェット記録装置では、
ワイパー62の汚れを吸引する吸引手段64が設けられ
ている。ワイパー62の汚れは、定期的に吸引手段64
によってワイパー58の外へ吸い出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第二従
来例のインクジェット記録装置では、ワイパー62の使
用頻度の高い部分すなわち最も汚れが残りやすい部分
に、何ら考慮がなされていない。そのため、ワイパー6
2の汚れを十分に除去できないという問題があった。
【0008】
【発明の目的】そこで、本発明の目的は、ワイパーの汚
れを十分に除去できるようにしたインクジェット記録装
置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るインクジェ
ット式記録装置は、インクジェット式の印字ヘッドを設
けたキャリッジと、このキャリッジがプラテンに沿って
往復移動するのを案内する案内バーと、前記プラテンの
一端部に装備されたヘッド清掃手段とを備えたものであ
る。そして、前記ヘッド清掃手段は、前記印字ヘッドの
汚れを拭き取るワイパーと、この拭き取られた汚れを当
該ワイパーを介して吸引するインク吸引機構とを備えて
いる。また、前記ワイパーは、前記印字ヘッドと当接す
る側に吸引口を有する中空枠体と、この中空枠体に被装
された多孔質部材とを備えている。
【0010】
【作用】キャリッジ及び案内バーは、プラテンに沿って
印字ヘッドを往復移動させる。印字ヘッドは、プラテン
上の用紙に対しインクを噴射して記録を行う。一方、印
字ヘッドのインク噴射面には、インク、紙粉等の汚れが
付着する。そのため、ワイパーは、印字ヘッドでインク
の噴射不良等が発生しないように、印字ヘッドのインク
噴射面を定期的に清掃する。
【0011】ワイパーの多孔質部材に付着する汚れは、
印字ヘッドに当接する部分が最も多い。この部分の多孔
質部材の内側に中空枠体の吸引口があり、この吸引口か
ら汚れがインク吸引機構によって吸引される。
【0012】
【実施例】図1は、本発明に係るインクジェット式記録
装置の一実施例を示す一部を断面で示した構成図であ
る。図2は、図1におけるワイパーを示す斜視図であ
る。以下、この図面に基づき説明する。ただし、図4と
同一部分は同一符号を付すことにより重複説明を省略す
る。
【0013】本実施例のインクジェット式記録装置は、
インクジェット式の印字ヘッド50を設けたキャリッジ
52と、キャリッジ52がプラテン54に沿って往復移
動するのを案内する案内バー56と、プラテン54の一
端部に装備されたヘッド清掃手段としてのワイパー12
及びインク吸引機構16とを備えている。ワイパー12
は、印字ヘッド50に付着しているインク、紙粉等の汚
れを拭き取るものである。インク吸引機構16は、ワイ
パー12によって拭き取られた汚れをワイパー12を介
して吸引するものである。
【0014】ワイパー12は、印字ヘッド50と当接す
る側に吸引口18を有するとともに断面がかまぼこ状と
なっている中空枠体20と、中空枠体20に被装された
多孔質部材22とを備えている。
【0015】インク吸引機構16は、キャップ60とワ
イパー12とを連通する連通管24と、連通管24が接
続された吸引手段64と、キャップ60とワイパー12
とのいずれかを選択して吸引手段64に接続する切換え
弁28とを備えている。吸引手段64は、例えば一般的
なエアーポンプである。切換え弁28は、一般的な電磁
弁であり、弁体30と弁体30を駆動する駆動部32と
から構成されている。駆動部32は、例えばソレノイド
である。
【0016】ワイパー12の多孔質部材22には、印字
ヘッド50のインク噴射面から拭き取った汚れが付着す
る。中空枠体20の吸引口18は、印字ヘッド50と当
接する側の多孔質部材22の内側に位置している。この
ような構造によって、多孔質部材22の汚れの付着が多
い箇所を集中的に吸引できる。
【0017】吸引を行うタイミングは、制御部34によ
り、例えばワイパー12で印字ヘッド50を清掃した直
後に吸引を行うというように制御されている。
【0018】また、インク吸引機構16は、新たに設け
てもよいし、印字ヘッド50のインク噴射孔内のインク
を吸引するために既に具備されているものを使用しても
よい。既に具備されているインク吸引機構16を使用す
る場合は、ワイパー12を吸引するときとその他(図1
ではキャップ60)を吸引するときとで、吸引箇所を変
更するための切換え弁28を有し、この切換え弁28は
制御部34により制御される。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、印
字ヘッドを清掃する多孔質部材の最も汚れが付着する部
分の内側に、中空枠体の吸引口を設け、この吸引口から
インク吸引機構により汚れを吸引するようにしたことに
より、多孔質部材に付着する汚れを十分に除去できる。
したがって、ワイパーの清掃性能を長期にわたり維持で
きることから、印字ヘッドのインク噴射面を常にきれい
に清掃でき、ひいては、印字ヘッドによるインクの噴射
を安定的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインクジェット式記録装置の一実
施例を示す一部を断面で示した構成図である。
【図2】図1におけるワイパーを示す斜視図である。
【図3】インクジェット記録装置の第一従来例を示す一
部を断面で示した構成図である。
【図4】インクジェット記録装置の第二従来例を示す一
部を断面で示した構成図である。
【符号の説明】
12 ワイパー(ヘッド清掃手段) 16 インク吸引機構(ヘッド清掃手段) 18 吸引口 20 中空枠体 22 多孔質部材 24 連通管 28 切換え弁 50 印字ヘッド 52 キャリッジ 54 プラテン 56 案内バー 64 吸引手段

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクジェット式の印字ヘッドを設けた
    キャリッジと、このキャリッジがプラテンに沿って往復
    移動するのを案内する案内バーと、前記プラテンの一端
    部に装備されたヘッド清掃手段とを備えたインクジェッ
    ト式記録装置において、 前記ヘッド清掃手段は、前記印字ヘッドの汚れを拭き取
    るワイパーと、この拭き取られた汚れを当該ワイパーを
    介して吸引するインク吸引機構とを備え、 前記ワイパーは、前記印字ヘッドと当接する側に吸引口
    を有する中空枠体と、この中空枠体に被装された多孔質
    部材とを備えたことを特徴とするインクジェット式記録
    装置。
  2. 【請求項2】 前記ワイパーの中空枠体の断面形状を、
    かまぼこ状に形成したことを特徴とする請求項1記載の
    インクジェット式記録装置。
  3. 【請求項3】 前記ヘッド清掃手段の外側の印字ヘッド
    停止位置にキャップが設けられ、前記インク吸引機構
    は、当該キャップと前記ワイパーとを連通する連通管
    と、この連通管が接続された吸引手段と、前記キャップ
    と前記ワイパーとのいずれかを選択して前記吸引手段に
    接続する切換え弁とを備えたことを特徴とする請求項1
    記載のインクジェット式記録装置。
JP16430695A 1995-06-29 1995-06-29 インクジェット式記録装置 Expired - Fee Related JP2677259B2 (ja)

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