JP4570239B2 - 自己洗浄式インクジェットプリンタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般的には、自己洗浄式インクジェットプリンタとその洗浄方法とに関するものであり、とくには、固定されたひさし型の溝部を有するインクジェットプリンタのためのワイパーブレードアセンブリに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
インクジェットプリンタは、インク液滴を画像的な形態でレシーバ媒体(receiver medium)上に噴射することにより画像を生成する。普通紙である媒体に印刷することができるといった印刷能力に加えて、非押圧、低騒音、低エネルギ消費、低コスト操作といった利点があり、市販のインクジェットプリンタとしての幅広い利用に大いに対応することができる。
【0003】
「オンデマンド(on demand)」式のインクジェットプリンタは、プリントヘッドのオリフィスでインクジェット液滴を生成するために、加圧アクチュエータを利用する。ここにおいて、熱式アクチュエータ及び圧電式アクチュエータの2つのタイプのアクチュエータのうち、いずれか一方が用いられることができる。
熱式アクチュエータでは、適当な位置に配置されたヒータがインクを加熱し、ある量のインクがガス状の蒸気気泡に相変化し、インク液滴が記録媒体に放出されるのに十分となるよう、内部のインク圧力を上昇させる。圧電式アクチュエータでは、機械的な応力が加えられたときに電場が生成されるといった特性をもつ圧電材料が用いられる。逆もまた真である。すなわち、電場が加えられたときには、材料内に機械的な応力が生成される。このような特徴をもつ天然産出の材料は水晶及び電気石(トルマリン)である。最も普通に製造される圧電セラミックは、ジルコン酸チタン酸鉛、チタン酸バリウム、チタン酸鉛、メタニオブ酸鉛である。
【0004】
「連続式」のインクジェットプリンタの場合は、インク液滴が流れの形態で噴射されている地点に近接して、静電気帯電トンネルが配置される。選択された液滴は、帯電トンネルによって帯電させられる。帯電させられた液滴は、それらの間に予め決められた電位差をもつ偏向板の存在により、下流に向かって偏向させられる。帯電された液滴を遮るのに溝部が用いられるが、帯電されていない液滴は自由に記録媒体に衝突する。
【0005】
高速インクジェットプリンタ用のインクは、「連続式」のタイプであるか「圧電式」のタイプであるかにかかわりなく、多数の特別な特徴をもたなければならない。例えば、インクは非乾燥性を備えるべきであり、これによりインク噴射室内のインクが乾燥し、インク液滴がたまにしか吐出されないことに起因して空洞部及びこれに対応するノズルが開きっぱなしになるといった状態が防止又は低減される。グリコールの添加は、インクジェット室を通してのインクの自由な流れを促進する。もちろん、インクジェットプリントヘッドは、インクジェット印刷が行なわれる環境に露出される。かくして、前記のノズルは、空気中に生じた多種の粒子にさらされる。粒子状の異物は、ノズルの周囲に形成された表面部に堆積するかもしれず、かつノズル及び室自体に堆積するかもしれない。すなわち、インクは、このような粒子状の異物と結合して、ノズルを閉塞し、あるいはインク液滴の適切な形成を禁止するための表面濡れ性を低下させるぎざぎざ状の障害物(interference burr)を形成するかもしれない。粒子状の異物は、表面部及びノズルから掃除(洗浄)・除去されて、適切な液滴の形成が回復されるべきである。従来技術においては、この掃除は、普通、ブラシがけ、拭い取り、スプレーがけ、真空吸引、及び/又はノズルを通してのインクの吐出により実施されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
かくして、インクジェットプリンタは、次のような問題を有するといえる。すなわち、インクは、ノズルの中及び周囲で乾燥して、ノズルに閉塞を引き起こす傾向がある。ノズルプレートの拭い取りは、プレート及びワイパーに磨耗を生じさせ、ワイパー自体がノズルを閉塞する粒子を生成する。さらに、固定された溝部の配置に起因する限定された受入性をもつインクジェットプリンタの掃除(洗浄)は、掃除部材の設計及びその使用方法に格別の要求をもたらす。
【0007】
インクジェットヘッドの掃除器(クリーナ)は既知である。インクジェットプリントヘッド用の拭い取りシステムは、ウィリアム S.オズボーンらの名において、1997年3月25日に発行された「インクジェットプリントヘッド用の直交式回転拭い取りシステム」と題された米国特許第5,614,930号に開示されている。この特許は、ワイパー支持タンブラを有する回転式サービスステーションを開示している。タンブラは、回転して直線状に整列されたノズルの全長にわたってプリントヘッドを拭う。さらに、ワイパー掻き取りシステムは、ワイパーを掻き取り、該ワイパーを掃除する。しかしながら、オズボーンらにかかる特許は、掃除を助ける外部溶剤の使用を開示しておらず、また外部溶剤の完全な除去も開示していない。また、ワイパー掻き取りシステムは、プリントヘッド自体によって課せられる寸法制限による制約を受ける。これは、プリントヘッドの表面部を部分的に覆っている固定溝部インクジェットプリントヘッドシステムについて、とくに当てはまる。固定溝部システムは、プリントヘッドを掃除するために、一体化された溝部によって課せられる小さい許容範囲内で働くことができる機構(メカニズム)を要求する。
【0008】
それゆえ、掃除機構を備えた適切なインクジェットプリンタと、掃除機構がプリントヘッド表面を掃除することができるようになっているインクジェットプリンタの組み立て方法とを提供する必要がある。また、洗浄液(掃除液)を供給して、プリントヘッドノズルプレートの磨耗を生じさせない仕様で、掃除を円滑化し、助勢することが必要である。さらに、固定されたひさし型の溝部によって課せられる小さい許容範囲内で操作することができる機構を必要とする。
【0009】
それゆえ、本発明の1つの目的は、掃除機構を備えた自己洗浄式インクジェットプリンタと、プリンタに属するプリントヘッドの表面部を掃除(洗浄)するインクジェットプリンタの組み立て方法とを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の目的に鑑みてなされた本発明は、以下のように定義される。
すなわち、本発明にかかる自己洗浄式インクジェットプリンタは、(a)その上に表面部を有するプリントヘッドと、(b)インクを収容しているインク容器と、(c)非印刷モードにおいて上記インキを遮るための、上記プリントヘッドに一体的に連結された溝部(groove)と、(d)ワイパーブレードアセンブリ(組立体)を備えた、上記プリントヘッド表面部を洗浄(掃除)するための洗浄アセンブリ(組立体)とを含んでいることを特徴とするものである。
【0011】
本発明にかかる洗浄機構(掃除機構)は、その中に複数のオリフィスを含んでいる表面部を有するプリントヘッドを備えたインクジェットプリンタ用の洗浄機構であって、上記プリンタは、非印刷モードにおいてインクを遮るための、上記プリントヘッドに一体的に連結(接続、結合)された溝部を有していて、これらの組立体は、(a)上記プリントヘッド表面部を洗浄(掃除)するためのワイパーブレードアセンブリと、(b)上記ワイパーブレードアセンブリを移動させ、位置決めし、かつ整列(align)させるための手段と、(c)上記プリントヘッド表面部への洗浄液(掃除液)の流れを促進するためのひさし部(canopy)と、(d)上記洗浄液を供給するための供給手段と、(e)上記洗浄液を真空吸引(vacuum suction)するための吸引手段と、(f)上記ひさし部の真空吸引により還流された上記液体から汚染物(contaminant)を除去するためのフィルタと、(g)上記液体を吸引するための真空ポンプと、(h)液体容器とを含み、上記液体が、上記供給手段によって上記プリントヘッド表面部に供給され、そして上記吸引手段により上記フィルタに吸い戻され、これにより、上記液体が上記供給手段を介して戻されるべき上記液体容器に排出される前に、上記吸引手段を介して戻された上記液体から上記汚染物が除去されるようになっていることを特徴とするものである。
【0012】
本発明にかかるワイパーブレードアセンブリは、その中に複数のノズルを含んでいる表面部を有するプリントヘッドを備えた自己洗浄式インクジェットプリンタのワイパーブレードアセンブリであって、上記プリンタは、非印刷モードにおいて上記ノズルを介して流れているインクを遮るための、上記プリントヘッドに一体的に連結された溝部と、取り付けブロック(mounting block)とを有していて、これらの組立体は、(a)上記プリントヘッド表面部を洗浄するためのワイパーブレードと、(b)上記ワイパーブレードを移動させ、位置決めし、そして整列させるための手段と、(c)上記ワイパーブレードに取り付けられ、洗浄液の供給及び真空吸引のための通路を有するひさし部と、(d)上記ひさし部の上記真空吸引により還流された上記液体から汚染物を除去するためのフィルタと、(e)上記液体を吸引するための真空ポンプと、(f)液体容器とを含み、上記液体が、上記ひさし部内の上記供給通路によって上記プリントヘッド表面部に供給され、そして上記真空通路を介して上記フィルタに吸い戻され、これにより、上記液体が上記ひさし部の上記供給通路を介して戻されるべき上記液体容器に排出される前に、上記通路を介して戻された上記液体から上記汚染物が除去されるようになっていることを特徴とするものである。
【0013】
本発明にかかる方法は、自己洗浄式プリンタにおいて、その上にプリントヘッド表面部を有するインクジェットプリンタヘッドを洗浄する方法であって、上記インクジェットプリンタは、固定された溝部アセンブリと、ワイパーブレードと、上記表面部から汚染物を除去するための洗浄アセンブリと、コントローラとを含んでいて、上記方法が、(a)上記コントローラからメンテナンスモードを示す電気信号(電子信号)を受け取るステップと、(b)上記プリントヘッドを、予め設定されたメンテナンス位置に移動させるステップと、(c)上記ワイパーブレード洗浄アセンブリを、予め設定された基本位置(home position)から第1の位置に移動させるステップと、(d)上記第1の位置から最後の位置への上記ワイパーブレード洗浄アセンブリの移動を含む洗浄サイクル(掃除サイクル)を管理する(導く)ステップと、(e)上記ワイパーブレード洗浄アセンブリを洗浄するステップと、(f)上記ワイパーブレード洗浄アセンブリを、上記最後の位置から上記基本位置まで移動させるステップと、(g)上記プリントヘッドを、予め設定された印刷位置まで移動させるステップとを含んでいることを特徴とするものである。
【0014】
本発明の典型的な態様によれば、それぞれノズル内に終端する複数のインク通路を内部に形成しているプリントヘッドを含む自己洗浄式プリンタが提供される。プリンタヘッドはまた、その上に、全てのノズルを囲む表面部を有している。
プリントヘッドは、ノズルを介してインクを噴射することができ、このインクジェットはこの後加熱されて液滴を形成し、印刷を行なうために液滴を選択的に偏向させる。インクの液滴は、レシーバ又は溝部のいずれかによって遮られる。1つの操作方法によれば、インクは、プリントヘッドと隣り合って配置されたプラテン(platen)によって支持されたレシーバ(例えば、紙又は透明物)の上に偏向させられ、他方偏向させられなかったインク液滴は、溝部によって遮られる。
溝部によって遮られたインクは循環させられることができる。油性のフィルム状堆積物又は粒状物などの汚染物は、表面部に留まり、ノズルを完全に又は部分的に閉塞させるかもしれない。油性のフィルムは、例えばグリースであるかもしれず、粒状物はごみ、ちり、金属及び/又は乾燥インクのかさぶた(encrustation)であるかもしれない。汚染物の存在は、各ノズルからのインク液滴の適切な噴射を妨害し、それゆえ帯模様などといった望ましくない画像物を生じさせるかもしれない。それゆえ、表面部及びノズルから汚染物を洗浄(掃除)するのが望ましい。
【0015】
それゆえ、洗浄機構は、表面部に沿う及び/又はノズルを横切る洗浄液の流れを方向付けるための表面部及び/又はノズルに対して相対的に配置され、表面部及び/又はノズルから汚染物を洗浄(掃除)するためにワイパーブレード組立体と直接摺接する。ここに詳しく述べられているように、洗浄機構は、ワイパーブレードアセンブリによる洗浄を促進し、増大させるために、洗浄液をプリントヘッド表面部に導入するように構成されている。さらに、ワイパーブレードアセンブリは、ワイパー本体部(body)を含み、洗浄液を供給するための内部通路と洗浄液を除去するための真空吸引部とを有している。あるいは、ワイパーブレードは、洗浄液を供給するための通路と、ワイパーブレードの先端領域の吸引部とを含む別体の部材と組み合わされてもよい。もう1つの実施態様においては、洗浄液は、溝部内に設けられた通路を介してプリントヘッドの表面部に供給されることができる。この場合、ワイパーブレード内の真空通路は、プリントヘッド表面部から洗浄液を除去するのに用いられることができる。ワイパーブレード又は溝部を介して洗浄液を供給し、かつワイパーブレード内の真空通路を吸引するためのポンプが設けられている。さらに、液体から粒状物をろ過して後で廃棄するために、フィルタが設けられている。また、ワイパーブレードに付着しているごみを除去するために、拭い取りパッドも設けられている。さらにもう1つの実施態様においては、ワイパーブレード本体部は、超音波トランデューサと組み合わされてもよい。
【0016】
本発明の特徴は、プリントヘッド表面部と溝部との間の限定されたスペースに適合(fit)し、表面部及び/又はノズルから汚染物を除去することができる、液体及び真空を供給するための通路を備えた細長いワイパーブレードを備えていることである。
本発明のもう1つの特徴は、プリントヘッド表面部に対して洗浄液を供給し及び除去するためのパイプ回路を備えていることである。
本発明のさらにもう1つの特徴は、洗浄操作時にワイパーブレードを配置(align)し及び移動させるための機構を備えていることである。
本発明のさらにもう1つの特徴は、ワイパーブレード及び洗浄液により洗浄動作を活発化させる超音波トランデューサを備えていることである。
【0017】
本発明の1つの利点は、本発明に属する洗浄アセンブリが、プリントヘッド表面部と固定された溝部との間の限定されたスペース内で、表面部及び/又はノズルから汚染物を洗浄(掃除)することである。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の目的、特徴及び利点は、本発明の図示的な実施の形態を示し、ないしは記述している添付の図面を参照しつつなされる以下の詳細な記述を読むことにより、当業者にとって明らかなものとなるであろう。すなわち、本発明は、添付の図面を参照しつつなされる以下の詳細な記述からより良く理解されるであろうと確信される。
【0019】
ここでの記載は、とくに、本発明にかかる装置の一部を形成し、又はより直接的に協働する部材に向けられたものである。とくに示されず又は記述されていない部材は、当業者にとって既知の種々の形態をとることができるということが理解されるべきである。
【0020】
かくして、図1及び図2には、自己洗浄式プリンタシステムの実施形態が、それぞれ、400及び410で包括的に示されている。このシステムは、ラスター画像データ、ページ記述語(page description language)の形態の概略画像データ(outline image data)、又はその他の形態のデジタル画像データを与えるスキャナ又はコンピュータなどといった画像源10を含んでいる。画像源10は、メモリ内に画像データを格納する画像処理ユニット12によって、中間色のビットマップ(bitmap)画像データに変換される。複数のヒータ制御回路14は、画像処理ユニット12内のメモリからデータを読み、経時的に変化する電気パルスを、プリントヘッド16の一部である1組のノズルヒータ50に印加する。印刷に用いられる際におけるノズルヒータ50及びプリントヘッド16の動作は、図4に示されている。ここでは、電気パルスは、適当な時刻に、適当なノズルに印加され、その結果液滴23が連続的なインクの流れを形成して、記録媒体18、典型的には紙の上の、画像処理ユニット12のメモリ内のデータによって指定された適当な位置に、スポット(点)を生成する。非印刷領域内に形成された偏向されていないインク液滴21は、図示されているように、プリントヘッド16に固定された溝部17によって遮られる。
【0021】
図1及び図2に示すように、記録媒体18は、記録媒体搬送システム20によって、プリントヘッド16に対して相対的に移動させられる。ここで、、記録媒体搬送システム20は、マイクロコントローラ24により制御される紙搬送制御システム22(紙搬送制御器)によって電子的に制御される。図1及び図2中に示された紙媒体搬送システム22は、典型的な形態で示されているだけであり、当業者にとっては、多数の異なる機械的な構成が可能である。例えば、記録媒体18へのインク液滴23の移動を促進するために、搬送ローラを、紙媒体搬送システム22として用いることができる。このような搬送ローラ技術は、この技術分野ではよく知られている。ページ幅プリントヘッドの場合は、記録媒体18を静止型のプリントヘッドの上で移動させるのが最も便利である。しかしながら、走査プリントシステムの場合は、(図2中に模式的に示されているように)、通常、相対的なラスター運動における垂直軸に沿って(主走査方向に)記録媒体18を移動させ、かつ1つの軸に沿って(副走査方向に)プリントヘッドを移動させるのが最も便利である。
【0022】
図1、図2、図4及び図5に示すように、インクは、加圧状態でインク容器28内に貯留されている。非印刷状態においては、連続的なインクジェット液滴の流れは、この流れを妨げてインクの一部がインク循環ユニット19によって循環させられるのを可能にする溝部17のため、記録媒体18に到達することができない。インク循環ユニット19は、インクを元の状態に戻してインク容器28に還流させる。このようなインク循環ユニットは、この技術分野ではよく知られている。最適な操作に適したインク圧力は、ノズルの形状及び熱的な特性、並びにインクの熱的特性を含む多数の要因に依存する。一定のインク圧力は、インク圧力調整器26(レギュレータ)の制御下でインク容器28に圧力をかけることによって達成される。
【0023】
図5に示すように、インクは、インク通路デバイス30によって、インク通路31を介してプリントヘッド16の裏側の表面に分布させられる。インクは、好ましく、プリントヘッド16のシリコン基板を貫通して、複数のノズル25及びヒータ50が位置する基板前面15(表面部)までエッチングされたスロット及び/又は穴部を通って流れる。図3は、プリントヘッド16及び溝部17の等方的な図(isotropic view)である。シリコンで形成されたプリントヘッド16においては、ヒータ制御回路14をプリントヘッド16と一体化することが可能である。偏向されていないインク液滴21は、溝部17によって遮断され、他方偏向されたインク液滴23は記録媒体18の上に到達する。偏向は、チワレク(Chwalek)らにかかる米国特許出願第08/954317号中で論じられている非対称加熱方法(asymmetric heating method)を含む種々の方法によって惹起されることができる。
【0024】
ここにおいて、図6に示すように、前面15が汚染物55(contaminant)によって汚染されるかもしれない。汚染物55は、例えば、前面15の表面に留まっている油性フィルム又は粒状物であるかもしれない。汚染物55はまた、複数のノズル25中の1つ又は複数を部分的に又は完全に閉塞させるかもしれない。
粒状物は、例えば、ごみ、ちり、金属及び/又は乾燥したインクのかさぶたの粒子であるかもしれない。油性フィルムは、例えば、グリース又はこれに類するものであるかもしれない。汚染物55が複数のノズル25の1つ又は複数を完全に閉塞させたときには、インクがノズル25から噴射されるのが妨げられるので、汚染物55の存在は望ましくない。なお、「ノズル」との語は、単数又は複数のいずれの場合についても用いられるものである。
【0025】
また、汚染物55がノズル25を部分的に閉塞させたときには、インク液滴60の飛行コースは(図示されているように)第1の軸63からそらされ、インク液滴60は第2の軸65に沿って移動するかもしれない。もし、インク液滴60が第2の軸65に沿って移動すると、インク液滴60は、記録媒体18の、意図から外れた位置に付着するであろう。このように、かかるノズル25の完全な又は部分的な閉塞は、「帯状模様」などといった印刷加工(printing artifact)、すなわち非常に望ましくない結果につながる。もし、選択されていない液滴21が第3の軸66に沿って移動すると、同様の印刷加工が生じる結果となる。また、汚染物55の存在は、表面の濡れ性を減衰させ、液滴60の適切な形成を妨害する。それゆえ、上記の印刷加工を回避するため、汚染物55を洗浄(清掃)する(すなわち、除去する)のが望ましい。
【0026】
それゆえ、本発明にかかる自己洗浄式プリンタシステム400、500には、プリントヘッド16及びノズル25の前表面15から汚染物55を同時に除去するために用いられることができる洗浄機構140(掃除機構)が設けられている。洗浄機構140は、表面部15に沿って及びノズル25を横切って移動しこれらから汚染物55を洗浄(掃除)するとともに、ワイパーブレード190を用いて洗浄液300の流れを方向付けるためのワイパーブレードアセンブリ32を含む。上記洗浄液300としては、水、イソプロパノール、ジエチレングリコール、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、オクタン、酸及び塩基、界面活性剤溶液、及びこれらの任意の組み合わせなどといったあらゆる適当な液体溶剤組成物を用いることができる。ミクロエマルジョン(microemulsion)、ミセル界面活性剤溶液(micellar surfactant solution)、気泡(vesicle)及び固体粒子が洗浄液300中に分散させられたものなどといった複合液組成物もまた用いられることができる。
【0027】
図7に、ワイパーブレードアセンブリ32の断面模式図が示されている。ワイパーブレードアセンブリ32は、ひさし部80及びワイパーブレード190をワイパー本体部193に取り付けた構成とされている。ワイパーブレード190は、「ショアA(Shore A)」硬度が70〜80であるポリウレタンなどといった弾性重合体材料(エラストマ材料)で好ましく構成されることができる。好ましく、ワイパーブレード190の先端は、傾斜したエッジ195を有している。
ひさし部80は、ろ過された又は未使用の洗浄液300を前表面15に供給し、かつ吸引を行なって使用済みの洗浄液305を除去するために、内部通路250、260と一体的に構成されている。図示されているように、循環ポンプ36との連携により、吸引は通路260を介して行なわれ、洗浄液300は通路250を介して供給される。
【0028】
この構成により、洗浄液300の流れは、ワイパーブレード190とひさし部80と前表面15との間のスペースに形成されたギャップ210内に生成され、ノズル25と前表面15とから汚染物55を洗浄(掃除)することができる。洗浄液300の流れは、もし必要であれば、通路250、260を切り替えることにより逆転させることができる。1つの実施形態においては、ひさし部80は、ワイパー本体部193を貫通するようにくり貫いて配列された通路250、260に取り付けられている。ワイパー本体部193には、循環ポンプ36の動作により、フィルタ280を介して流れている使用済みの洗浄液305を貯留している洗浄液容器270から洗浄液300が供給される。吸引(真空)もまた循環ポンプ36によって行なわれる。ワイパーブレードアセンブリ32を介して、ろ過された洗浄液300及び使用済み洗浄液305の両方を運ぶのに用いられるフローチューブ310、320には、可撓性パイプを用いるのが好ましいであろう。
あるいは、ワイパー本体部193に吸引を行なうのに、別のポンプ(図示せず)が用いられてもよい。フィルタ280は、使用済みの洗浄液305中の汚染物55を除去するのに用いられる。
【0029】
操作時においては、マイクロコントローラ24及び洗浄アセンブリ制御器40から適当な電子信号を受けて、プリントヘッド16は、第1の矢印44aの方向に移動させられ、ワイパーブレードアセンブリ32は、エレベータ(図示せず)又はその他の類似の装置でもって、第4の矢印46bの方向に持ち上げられる。
ワイパーブレードアセンブリ32は、前表面15に接触し、かつ溝部17との衝突を回避するよう、予め好ましく配列(配置)されている。これに代えて、洗浄アセンブリ32は、ワイパーブレードアセンブリ32と表面部15との間での精密なドッキング(docking)を確実化するための追加の移動及び配列を行なうことができる。プリントヘッド16がワイパーブレードアセンブリ32に向かって第1の矢印44aの方向に移動するのに伴い、ワイパーブレード190が表面部15に接触するので、汚染物55はワイパーブレード190によって洗浄(掃除)される。さらに、ひさし部80に導入される真空吸引と洗浄液の流れとに起因して、ノズル25もまた洗浄されるであろう。プリントヘッド16の移動の最後に、ワイパーブレードアセンブリ32は、第3の矢印46aの方向に下降させられ、ワイパーブレード190を表面部15から離脱させる。この後、プリントヘッド16は、その印刷位置に向かって、第2の矢印44bの方向に戻され、ワイパーブレードアセンブリ32は、第4の矢印46bの方向に沿って上昇させられ、次の洗浄操作の間にプリントヘッド16を受け入れることになる。
【0030】
ワイパーブレードアセンブリ32は、プリントヘッド16及びノズル25の表面部15を洗浄するのに用いられることができる多数の設計形態(design)の一例である。かくして、図8は、包括的に197で示され、洗浄液300を輸送するとともに吸引を行なうようになっている内部通路250、260を備えた代替的なワイパーブレードアセンブリを示している。これに代えて、もう1つの設計形態は、別体の手段を用いて洗浄液300が供給される、内部通路を備えていないワイパーブレードを含んでいる。さらにもう1つの設計態様は、溝部17などといったその他の装置を介して供給される洗浄液300を除去するための適正な吸引通路を備えたワイパーブレードを有している。
【0031】
1つの実施形態においては、インク29自体が、洗浄溶液として用いられる。
再び図1、図2及び図3に示すように、インク29は、圧力調整器26によって加えられた低い正圧を用いて、ノズル25を介して表面部15に供給されることができる。それゆえ、このような代替的なワイパーブレードの設計形態は、ワイパーブレードアセンブリ32と置き換えられることができるといったことが予測される。
【0032】
図1及び図2中に示された構成では、ワイパーブレード190は、一時、ノズルの1つと交差し、汚染物55を他のノズルに向かって押し出すことがあるということが注目されるべきである。汚染物55を他のノズルに向かって押し出すのを避けるために、図9中に示されているように、第5の矢印70aの方向にワイパーブレードアセンブリ32を移動させるのが有利である。それゆえ、本発明のもう1つの実施形態によれば、自己洗浄式インクジェットプリンタシステム420には、第5の矢印70aの方向に移動させられるときに、少なくともプリントヘッド16の長さと等しい長さをもつワイパーブレード190を有するワイパーブレードアセンブリ32が設けられている。
【0033】
操作時には、洗浄アセンブリ制御器40及びマイクロコントローラ24から適当な電子信号を受けて、プリントヘッド16は、、ワイパーブレードアセンブリ32に向かって、予め設定された位置まで第1の矢印44aの方向に移動させられる。洗浄アセンブリ動作制御器40を経由して、マイクロコントローラ24から電子信号を受け取ると、ワイパーブレードアセンブリ32は、エレベータ(図示せず)を用いて第4の矢印46bの方向に持ち上げられ、その結果ワイパーブレード190を表面部15と係合させる。この後、ワイパーブレード190は、モータ(図示せず)を用いて、第5の矢印70aの方向に摺動(移動)させられる。
【0034】
ワイパーブレードアセンブリ32が移動するときに、ワイパーブレード190は、プリントヘッドの前表面15と摺接する。ワイパーブレード190は、同時に全てのノズル25を洗浄し、汚染物55がノズルからノズルへ押し出されるのを防止する。ワイパーブレードアセンブリ32は、溝部17との衝突を避けるため、予め設定されたスピードで、予め設定された距離を移動するようにプログラム化されることができる。移動の最後に、ワイパーブレードアセンブリ32は、表面部15と摺接しながら、第6の矢印70bの方向に引っ込められる(後退させられる)ことができる。これに代えて、ワイパーブレードアセンブリ32は、ワイパーブレードアセンブリ32が第6の矢印70bの方向に引っ込められる前に、エレベータ(図示せず)を用いて、第3の矢印46aの方向に下降させられてワイパーブレード190を表面部15から離脱させることができる。ワイパーブレードアセンブリ32が安息位置(rest position)にあるときに、マイクロコントローラ24は、ワイパーブレード190を洗浄するために、オプションとして、ギャップ210を介して洗浄液300を循環させるようプログラム化されることができる。図9は、単なる例示として、1ページ幅のプリントヘッドを示していることが理解されるべきである。ページ幅サイズよりも小さい走査タイプのプリントヘッドも、上記の方法の変形例を用いて洗浄されることができる。
【0035】
図10、図11及び図12に示すように、第3の実施形態にかかる自己洗浄式プリンタシステム430は、表面部15とノズル25とから、汚染物55を同時に除去することができる。プリンタシステム430は、ワイパーブレードアセンブリ33aがプリントヘッド16と同一のブロック(block)に取り付けられていることを除けば、プリンタシステム400と実質的に同様(類似)である。第3の実施形態にかかるプリンタシステム430によれば、ワイパーブレードアセンブリ33aは、プリントヘッド16に隣り合って、かつ予め表面部15及び溝部17と並んで取り付けられている。洗浄アセンブリ制御器40及びマイクロコントローラ24から適当な電気信号を受けると、図11に示すように、ワイパーブレードアセンブリ33aは活動し、ガイドバー77を用いて、第7の矢印75aの方向に移動させられる。ワイパーブレードアセンブリ33aを駆動するモータは図示されていない。
【0036】
マイクロコントローラ24及び洗浄アセンブリ制御器40はまた、表面部15上での拭い取り動作時に、ひさし部80への洗浄液の供給及び吸引を行なわせるためにも電子信号を発する。また、ワイパーブレード190からごみを除去するための拭い取りパッド90も、オプションとして設けられている。この後、ワイパーブレードアセンブリ33aは、表面部15との接触を維持しながら、第8の矢印75bの方向にその安息位置まで、すべり戻される。これに代えて、ワイパーブレードアセンブリ33aは、持ち上げられ、この後その安息位置まで、第8の矢印75bの方向に移動させられてもよい。持ち上げて移動させるための機構は、この技術分野でよく知られているので、図示されていない。
【0037】
図13、図14及び図15に示すように、第4の実施形態にかかるインクジェットプリンタシステム440は、プリントヘッド表面部15とノズル25とから、汚染物55を同時に除去することができる。第4の実施形態にかかるインクジェットプリンタシステム440は、ワイパーブレードアセンブリ33bのワイパーブレード190が少なくともプリントヘッド16と同一の長さをもち第9の矢印79aの方向に沿って移動することを除けば、第3の実施形態にかかるインクジェットプリンタシステム430と実質的に同様(類似)である。第4の実施形態にかかるプリンタシステム440では、ワイパーブレードアセンブリ33bは、プリントヘッド16に隣り合って、かつプリントヘッド16と同一のブロックの上に取り付けられている。洗浄アセンブリ制御器40を経由してマイクロコントローラ24から適当な電気信号を受け取ると、ワイパーブレードアセンブリ33bは、フレーム110を用いて第9の矢印79aの方向に移動させられ、正確な移動が確実化される。ワイパーブレードアセンブリ33bを駆動するモータは図示されていない。
【0038】
マイクロコントローラ24はまた、洗浄アセンブリ動作制御器40を経由して、表面部15上での拭い取り動作時に、ひさし部80への洗浄液の供給及び真空を行なうためにも電気信号を発する。また、ワイパーブレードアセンブリ33bの安息位置に、ごみを除去してワイパーブレード195を乾燥させるための拭い取りパッド90も、オプションとして設けられている。拭い取りパッド90は、例えば、繊維(ファイバ)又は開放セルフォーム(open cell foam)の材料で形成されることができる。この後、ワイパーブレードアセンブリ33bは、表面部15との接触を維持しながら、第5の矢印70aの方向にその安息位置まで、すべり戻される。これに代えて、ワイパーブレードアセンブリ33bは、持ち上げられ、この後その安息位置まで、第4の矢印79bの方向に移動させられてもよい。持ち上げて移動させるための機構は、この技術分野でよく知られているので、図示されていない。
【0039】
図16及び図17に示すように、第5の実施形態にかかるインクジェットプリンタシステム450の一例は、プリントヘッド表面部15とノズル25とから、汚染物55を同時に除去することができる。第5の実施形態にかかるインクプリンタシステム450は、洗浄液300が修正型の溝部17aを介して表面部15に供給されることを除けば、それぞれ、第1、第2、第3及び第4の実施形態にかかるプリンタシステム400、410、420、430と実質的に同様(類似)である。図18に示すように、修正型の溝部17aは、洗浄液をプリントヘッド表面部15に供給するための内部通路を有している。洗浄アセンブリ制御器40を経由してマイクロコントローラ24から電子信号を受け取ると、ワイパーブレードアセンブリ33cの間での摺接時又はその直前のいずれかで、プリントヘッド表面部15に洗浄液がスプレーされる。同時に吸引も行なわれる。
【0040】
第5の実施形態においては、ワイパーブレードアセンブリ33cには吸引だけが行なわれるのが好ましい。ワイパー本体部193及びひさし部80もまた、洗浄液300が修正型の溝部17aによってちょうど供給されるように、ギャップ200に吸引を行なうためのただ1つの通路でもって構成されるのが好ましい。
修正型の溝部17aを介してプリントヘッド表面部15に供給された洗浄液300は、真空ポンプ34により行なわれる吸引によって、表面部15からギャップ200にリカバー(recover)される。使用済みの洗浄溶液305は、容器307に集められ、再循環されることができる。再循環のための装置は図示されていない。
【0041】
図19及び図20に示すように、第6の実施形態にかかるインクジェットプリンタシステム460の一例は、プリントヘッド表面部15とノズル25とから、汚染物55を同時に除去することができる。第6の実施形態にかかるインクジェットプリンタシステム460は、ワイパーブレードアセンブリ33d又は内部通路197を備えたワイパーブレードが、超音波トランデューサ490と組み合わされていることを除けば、それぞれ、第1、第2、第3、第4及び第5の実施形態にかかるインクジェットプリンタシステム400、410、420、430、440と実質的に同様(類似)である。図19及び図20は、限定的なものではなく、単なる例示として、超音波トランデューサ490がワイパーブレードアセンブリ33dと組み合わされている自己洗浄式インクジェットプリンタシステム460を示している。電気的インターフェース470は、洗浄アセンブリ制御器40からの電気信号及び電力を、電気コンジット480(electrical conduit)を介して超音波トランデューサ490に伝達する。図19及び図20にはただ1つの例が示されているだけであるが、トランデューサ490は、ワイパーブレードアセンブリ33dと種々の仕様でもって結合されることができるのは明らかである。例えば、トランデューサ490は、ワイパーブレードアセンブリ33dと関連する洗浄液を供給するパイプ又は通路と結合されことができ、また修正型の溝部17aへの洗浄液供給部とも結合されることができる。
【0042】
それゆえ、提供され開示されているものは、プリンタのプリントヘッド表面部15とノズル25とを同時に洗浄することができる洗浄機構140を備えた自己洗浄式プリンタに対応するメカニズム及び組み立て方法を提供する、ワイパーブレードアセンブリ32、33a、33b、33c、33dと対応する自己洗浄式のプリンタシステム400、410、420、430、440、450、460の実施形態及び変形例である。
【0043】
本発明は、その好ましい実施形態にとくに関連して説明されているが、当業者にとっては、本発明の範囲から逸脱することなく、種々の変形が行なわれることができ、かつ均等なものが好ましい実施形態における各要素と置き換えられることができるということが理解されるであろう。例えば、ワイパーブレードの材料は、プラスチック、フォーム(発泡体)あるいはフェルトで構成されることができる。さらに、本発明の基本的な(ないしは必須の)教示から逸脱することなく、特別な場面及び材料を、本発明の教示に適合させる多数の修正がなされることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 プリントヘッドと隣り合って配置された固定された溝部及び洗浄機構を備えた1ページ幅のプリントヘッドが装着された、第1の実施の形態にかかるプリンタの単純化されたブロック線図である。
【図2】 第1の実施の形態にかかるプリンタの単純化されたブロック線図であって、該プリンタには、プリントヘッドと隣り合って配置された固定された溝部及び洗浄機構を備えた往復移動するプリントヘッドが装着されている。
【図3】 固定された溝部を備えたプリントヘッドの等方的な図であり、該プリントヘッドは、その中に、それぞれノズル内に終端する複数の通路を画成している。
【図4】 本発明にかかるプリントヘッドの側面図であり、レシーバ媒体に向かって方向付けられた偏向されたインク液滴と、固定された溝部によって遮断された偏向されていないインク液滴とを示している。
【図5】 図4に示されたプリントヘッドの部分的な断面図である。
【図6】 汚染物に起因して誤って配列されたインク液滴の模式的な描写を伴った、汚染されたプリントヘッドの部分的な断面図である。
【図7】 第1の典型的な実施の形態にかかる、洗浄液の流れと、プリントヘッドの表面部からの汚染物の除去態様とを示す、ワイパーブレードアセンブリを含んでいる洗浄機構の拡大された断面図である。
【図8】 第2の典型的な実施の形態にかかる、洗浄液の流れと、プリントヘッドの表面部からの汚染物の除去態様とを示す、洗浄液を輸送するための内部通路を有するワイパーブレードアセンブリを含んでいる洗浄機構の拡大された断面図である。
【図9】 プリントヘッドと隣り合って配置された固定された溝部及び洗浄機構を備えた1ページ幅のプリントヘッドが装着された、典型的な第2の実施の形態にかかるプリンタの単純化されたブロック線図である。
【図10】 プリントヘッドと同一のブロックに配置された固定された溝部及び洗浄機構を備えた往復移動するプリントヘッドが装着された、典型的な第3の実施の形態にかかるプリンタの単純化されたブロック線図である。
【図11】 幅方向の移動のために配列されたワイパーブレードアセンブリを備えたプリントヘッドの等方的な図である。
【図12】 幅方向の移動のために配列された、図11に記載のワイパーブレードアセンブリの側面図である。
【図13】 プリントヘッドと同一のブロックに配置された固定された溝部及び洗浄機構を備えた1ページ幅のプリントヘッドが装着された、典型的な第4の実施の形態にかかるプリンタの単純化されたブロック線図である。
【図14】 第3の典型的な実施の形態にかかる、長手方向の移動のために配列されたワイパーブレードアセンブリを備えたプリントヘッドの等方的な図である。
【図15】 図14に記載のワイパーブレードアセンブリの側面図である。
【図16】 プリントヘッドと同一のブロックに配置された固定された溝部及び洗浄機構を備えた1ページ幅のプリントヘッドが装着された、典型的な第5の実施の形態にかかるプリンタの単純化されたブロック線図であって、ここでは洗浄液が固定された溝部内の通路によって供給されている。
【図17】 幅方向の移動モードに配列されたワイパーひさし部アセンブリの等方的な図であり、固定された溝部を介しての洗浄液の供給を示している。
【図18】 内部洗浄液供給通路が設けられた、修正型の溝部の断面図である。
【図19】 ワイパー本体部に結合された超音波トランデューサを用いているプリントヘッドと同一のブロックに配置された固定された溝部及び洗浄機構を備えた1ページ幅のプリントヘッドが装着された、典型的な第6の実施の形態にかかるプリンタの単純化されたブロック線図である。
【図20】 長手方向の移動のために配列された超音波トランデューサと組み合わされたワイパーブレードアセンブリの側面図である。
【符号の説明】
10…画像源、12…画像処理ユニット、14…ヒータ制御回路、15…前面(表面部)、16…プリントヘッド、17…溝部、17a…修正型の溝部、18…記録媒体、19…インク循環ユニット、20…記録媒体移動システム、21…偏向されていないインク液滴、22…記録媒体移動制御システム、23…偏向されたインク液滴、24…マイクロコントローラ、25…ノズル、26…インク圧力調整器、28…インク容器、29…インク、30…インク通路デバイス、31…インク通路、32…ワイパーブレードアセンブリ、33a…ワイパーブレードアセンブリ、33b…ワイパーブレードアセンブリ、33c…ワイパーブレードアセンブリ、33d…超音波トランデューサを含んでいるワイパーブレードアセンブリ、34…真空ポンプ、36…循環ポンプ、38…パイプ、40…洗浄アセンブリ動作制御器、42…洗浄アセンブリ動作制御器、44a…第1の矢印、44b…第2の矢印、46a…第3の矢印、46b…第4の矢印、50…ノズルヒータ、55…汚染物、60…インク液滴、63…第1の軸、65…第2の軸、70a…第5の矢印、70b…第6の矢印、75a…第7の矢印、75b…第8の矢印、77…ガイドバー、79a…第9の矢印、79b…第10の矢印、80…ひさし部、90…拭い取りパッド、110…フレーム、140…洗浄機構、190…ワイパーブレードアセンブリ、193…ワイパー本体部、195…エッジ、197…内部通路を備えたワイパーブレード、250…ひさし内の洗浄液通路、260…ひさし内の吸引通路、270…洗浄液容器、300…洗浄液、305…使用済み洗浄液、307…使用済み洗浄液の容器、400…第1の実施の形態にかかるプリンタシステム、410…第2の実施の形態にかかるプリンタシステム、420…第3の実施の形態にかかるプリンタシステム、430…第4の実施の形態にかかるプリンタシステム、440…第5の実施の形態にかかるプリンタシステム、460…第6の実施の形態にかかるプリンタシステム、470…超音波トランデューサのための電気インタフェース、480…電気コンジット(電線管)、490…超音波トランデューサ。

Claims (5)

  1. (a)複数のノズル(25)を備えた表面部(15)を有するプリントヘッド(16)と、
    (b)インクを収容しているインク容器(28)と、
    (c)非印刷モードにおいて、上記ノズルから噴射されたインを遮るための、上記プリントヘッドに一体的に連結されて固定された溝部(17)と、
    (d)上記プリントヘッド表面部に直接摺接して該表面部を洗浄するためのワイパーブレードアセンブリ(32)とを含んでいて、
    上記ワイパーブレードアセンブリは、上記直接摺接による洗浄を行うために、上記の一体的に連結されて固定された溝部と上記プリントヘッドの表面部との間に位置することができるように構成され、
    さらに、上記ワイパーブレードアセンブリは、洗浄液を供給するための通路(250)と洗浄液を真空吸引するための通路(260)とを有するひさし部(80)を備えていることを特徴とする自己洗浄式インクジェットプリンタ。
  2. その中に複数のオリフィスを含んでいる表面部を有するプリントヘッドを備えたインクジェットプリンタのための洗浄機構であって、
    上記インクジェットプリンタは、非印刷モードにおいてインクを遮るための、上記プリントヘッドに一体的に連結された溝部を有していて、該洗浄機構は、
    (a)上記プリントヘッド表面部を洗浄するためのワイパーブレードアセンブリであって、ワイパー本体部と、上記ワイパー本体部に取り付けられたひさし部と、上記ワイパー本体部又はひさし部に設けられたワイパーブレードとを有し、上記ひさし部が上記プリントヘッドの表面部へ洗浄液を供給するとともに、上記プリントヘッドの表面部から上記洗浄液を還流させるように構成されているワイパーブレードアセンブリと、
    (b)上記ワイパーブレードアセンブリを移動させ、位置決めるための手段(40)と、
    (c)上記洗浄液を上記ひさし部に供給するための供給手段と、
    )上記洗浄液を上記ひさし部から真空吸引するための真空吸引手段と、
    )上記真空吸引手段により還流された上記洗浄液から汚染物を除去するためのフィルタと、
    上記真空吸引手段内の上記洗浄液を吸引するための真空ポンプと、
    上記供給手段と上記真空吸引手段とに接続された、上記洗浄液を収容する液体容器とを含み、
    上記洗浄液が、上記供給手段によって上記プリントヘッド表面部に供給され、そして上記真空吸引手段により上記フィルタに吸い戻され、
    これにより、上記洗浄液が上記液体容器に排出される前に、上記真空吸引手段を介して戻された上記洗浄液から上記汚染物が除去されるようになっていることを特徴とする洗浄機構。
  3. その中に複数のノズルを含んでいる表面部を有するプリントヘッドを備えた自己洗浄式インクジェットプリンタのワイパーブレードアセンブリであって、
    上記インクジェットプリンタは、非印刷モードにおいて上記ノズルを介して流れているインクを遮るための、上記プリントヘッドに一体的に連結された溝部を有していて、該ワイパーブレードアセンブリは、
    (a)上記プリントヘッド表面部を洗浄するためのワイパーブレードと、
    (b)上記ワイパーブレードを移動させ、位置決めるための手段と、
    (c)上記ワイパーブレードに取り付けられ、上記プリントヘッドの表面部への洗浄液の供給のための通路と上記プリントヘッドの表面部からの上記洗浄液の真空吸引のための通路を有するひさし部と、
    (d)上記ひさし部の上記真空吸引のための通路を介して還流された上記洗浄液から汚染物を除去するためのフィルタと、
    (e)上記真空吸引のための通路内の上記洗浄液を吸引するための真空ポンプと、
    (f)上記供給のための通路と上記真空吸引のための通路とに接続された、上記洗浄液を収容する液体容器とを含み、
    上記洗浄液が、上記ひさし部内の上記供給のための通路によって上記プリントヘッド表面部に供給され、そして上記真空吸引のための通路を介して上記フィルタに吸い戻され、
    これにより、上記洗浄液が上記液体容器に排出される前に、上記真空吸引のための通路を介して戻された上記洗浄液から上記汚染物が除去されるようになっていることを特徴とするワイパーブレードアセンブリ。
  4. 請求項2に記載の洗浄機構を用いて、インクジェットプリンタを制御するコントローラを備えている該インクジェットプリンタのプリントヘッドを洗浄する方法であって、上記方法は、
    (a)上記コントローラから非印刷モードを示す電気信号を受け取るステップと、
    (b)上記プリントヘッドを、予め設定された非印刷位置に移動させるステップと、
    (c)ワイパーブレードアセンブリを、予め設定された基本位置から第1の位置に移動させるステップと、
    (d)上記第1の位置から最後の位置への上記ワイパーブレードアセンブリの移動を含む洗浄サイクルを管理するステップと、
    (e)上記ワイパーブレードアセンブリにより上記プリントヘッドを洗浄するステップと、
    (f)上記ワイパーブレードアセンブリを、上記最後の位置から上記基本位置まで移動させるステップと、
    (g)上記プリントヘッドを、予め設定された印刷位置まで移動させるステップとを含んでいることを特徴とする方法。
  5. 上記ひさし部は、ワイパー本体部に取り付けられ、該ひさし部と上記ワイパーブレードとの間に上記洗浄液の供給及び真空吸引を促進するギャップを形成していることを特徴とする、請求項1に記載の自己洗浄式インクジェットプリンタ。
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