JPH0143265Y2 - - Google Patents

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JPH0143265Y2
JPH0143265Y2 JP4306383U JP4306383U JPH0143265Y2 JP H0143265 Y2 JPH0143265 Y2 JP H0143265Y2 JP 4306383 U JP4306383 U JP 4306383U JP 4306383 U JP4306383 U JP 4306383U JP H0143265 Y2 JPH0143265 Y2 JP H0143265Y2
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JP
Japan
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recording paper
shelf board
recess
opening
protrusion
Prior art date
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JP4306383U
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English (en)
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JPS59148353U (ja
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Publication date
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Priority to JP4306383U priority Critical patent/JPS59148353U/ja
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  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、プリンタ用ケースに関する。
周知のとおり、インパクト式プリンタはその印
字動作時にかなりの騒音を周囲にまき散らす。プ
リンタケースには記録紙の挿入および吐出用の開
口部が備わつており、この開口部から騒音の大部
分が外部へ漏れ出る。騒音の漏れを少なくするに
は、この開口部を狭くすれば或る程度解消できる
が、その反面で記録紙のセツトが非常に行ない難
くなる。
そこで本考案は、記録紙のセツトの容易性を損
なうことなしに印字動作時の騒音を著しく減少で
きるプリンタ用ケースを提供せんとするものであ
る。
第1図において、下ケース1と上ケース2とに
よつてプリンタケースが構成され、上ケース2は
上面部が開口し、この開口部をカバー3が塞いで
いる。カバー3は第1図および第3図示の如く上
ケース2の端部に形成されている顎部4に単に載
置してあるのみであつて、取外し自在である。カ
バー3はその一端部(第1図左端部)を上ケース
2に回転自在に枢着されることもある。
プリンタケース内部では、側板5に固着された
ガイド軸6,7によつてキヤリツジ8が摺動自在
に受けられ、その上にインパクト式プリントヘツ
ド9が搭載されている。プリントヘツド9にイン
クリボン10を介して対向するようにプラテン1
1が配置され、その上方位置に紙送り用のピンホ
イール12が位置している。プリンタケース2の
上面とカバー3の端部との間に記録紙13の挿入
および吐出し用の開口部14が形成されている。
記録紙13の未印字部はこの開口部14より内部
へ挿入され、さらに側板5に固定されたガイド1
5,16間の通路17を通つてプラテン11とプ
リントヘツド9との間に導かれる。そしてプリン
トヘツド9によつて印字された記録紙13はピン
ホイール12によつて紙送りされ、印字済み部が
開口部14から外部へ吐出される。
記録紙13の未印字部と印字済み部との間には
棚板18が挿置され、その一端部19が開口部1
4の近傍で回転自在にかつ着脱可能に支持されて
いる。すなわち、一端部19は環体部19aを有
し、この環体部19aが小判形の軸20に回転自
在に嵌合し、環体部19aには軸20の細幅より
も僅に大である切欠部19bが形成されている。
したがつて棚板18は、それをほぼ垂直に起こし
たとき軸20への嵌入または取外しが可能であ
る。棚板18の一端部19上はカバー3の端部で
覆われており、カバー3下面と一端部19外周面
との間には記録紙13の印字済み部が通り得る程
度の僅かな間隙があいている。棚板18が対向す
る上ケース2上面には凹部21が記録紙13の幅
方向に延伸するように形成され、また棚板18下
面には、凹部21内へ進入する突起22が突出形
成されている。
第4図に示すように、棚板18の側縁部は上ケ
ース2の上面に設けてある顎部23によつて受け
られ、これによつて突起22は凹部22の上面に
対して僅かな間隙を生じている。
記録紙13のセツチングは、第2図示の如くカ
バー3を外して棚板18を適宜の角度に開き、記
録紙13を一端部19(環体部19a)と上ケー
ス2上面との間より挿入する。このとき棚板18
を垂直に起こしてそれを軸20より取外した上で
行なうこともできる。記録紙13は紙ガイド1
5,16間の通路17を通し、さらにプリントヘ
ツド9とプラテン11の間およびピンホイール1
2を経由して上方へ引き出される。しかる後に棚
板18を閉じ、カバー3を装着することによつて
記録紙13のセツチングが完了する(第1図)。
記録紙13にはプリントヘツド9によつて所望の
印字が為され、ピンホイール12によつて記録紙
13の改行が為される。この印字動作時に発生す
る騒音は、下記の如くプリンタケース内にほとん
ど閉じ込められ、外部への漏れは非常に少ない。
すなわち、記録紙13の吐出側では棚板18の一
端部19とカバー3との間の間隙が非常に小さ
く、また挿入側でも一端部19と上ケース2上面
の間隙が小さい。しかも凹部21と突起22の位
置では、記録紙13はこの部分を蛇行的に通過
し、かつ記録紙13は小さいながらも剛性がある
ため凹部21の両肩部および突起22と摺接して
進む。すなわち、凹部21の両肩部は記録紙13
の下面に摺接し、突起22はその上面に摺接する
から、この部分では音漏れの原因となる隙間はほ
ぼ完全に閉ざされるのである。また音漏れは、印
字動作時に記録紙13が微振動することによつて
も生じるが、記録紙13は凹部21の両肩部と突
起22の摩擦によつて負荷が与えられ、これによ
つて通路17内でも緊張し、かつ記録紙13の微
振動が突起22によつて鎮静される。したがつて
記録紙13の微振動によるビビリ音およびそれに
よる外部への音漏れも非常に少なくなる。
なお、本考案は上記実施例に限るものではな
く、必要に応じて種々の改変が可能である。例え
ば、凹部21と突起22の組を適宜に増やすこと
ができる。また棚板18に凹部を設け、プリンタ
ケース2上面に突起を突設してもよい。
また棚板18の自重によつて突起22が凹部2
1上面に接触するように設定することも可能であ
る。これによつて音漏れはより一層少なくなる。
さらに棚板18は必ずしも着脱自在である必要は
ない。
また突起22がそれが対向する面に対して僅か
な間隙を持たせる構造についても上記実施例に限
らない。
上述した本考案のプリンタ用ケースによれば、
記録紙のセツトの容易性を損なうことなしに、印
字動作時の音を著しく減少でき、オフイス等でプ
リンタを使用するときでも、その室内が静粛で快
適なものとなる。また構造が簡単であるから安価
に製造できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図は記録紙をセツトするときの状態を示す同上断
面図、第3図は第1図−線断面図、第4図は
第1図−線拡大断面図である。 1,2……プリンタケース、3……カバー、9
……インパクト式プリントヘツド、13……記録
紙、14……開口部、18……棚板、19……棚
板の一端部、20……棚板の支軸、21……凹
部、22……突起。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 プリンタケースとそのカバー端部との間に形成
    された開口部より記録紙が内部へ挿入され、内部
    のインパクト式プリントヘツドによつて印字され
    た記録紙が上記開口部から吐出されるインパクト
    式プリンタにおいて、 記録紙の未印字部と印字済み部との間に棚板が
    挿置され、上記棚板はその一端部が上記開口部近
    傍で回転自在に支持され、上記棚板の下面とそれ
    が対向する上記プリンタケース上面との一方に凹
    部が、その他方に当該凹部に進入する突起が形成
    され、上記凹部と上記突起は上記記録紙の幅方向
    に延伸しかつ両者の間を上記記録紙の未印字部が
    通過するようにしたプリンタ用ケース。
JP4306383U 1983-03-25 1983-03-25 プリンタ用ケ−ス Granted JPS59148353U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4306383U JPS59148353U (ja) 1983-03-25 1983-03-25 プリンタ用ケ−ス

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JP4306383U JPS59148353U (ja) 1983-03-25 1983-03-25 プリンタ用ケ−ス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59148353U JPS59148353U (ja) 1984-10-03
JPH0143265Y2 true JPH0143265Y2 (ja) 1989-12-15

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ID=30173591

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4306383U Granted JPS59148353U (ja) 1983-03-25 1983-03-25 プリンタ用ケ−ス

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JP (1) JPS59148353U (ja)

Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0616767Y2 (ja) * 1989-05-15 1994-05-02 株式会社ピーエフユー プリンタの給紙口の防音構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59148353U (ja) 1984-10-03

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