JPH05262010A - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

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Publication number
JPH05262010A
JPH05262010A JP6487792A JP6487792A JPH05262010A JP H05262010 A JPH05262010 A JP H05262010A JP 6487792 A JP6487792 A JP 6487792A JP 6487792 A JP6487792 A JP 6487792A JP H05262010 A JPH05262010 A JP H05262010A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
printer
sound
paper feed
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6487792A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoyuki Niimura
素行 新村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP6487792A priority Critical patent/JPH05262010A/ja
Publication of JPH05262010A publication Critical patent/JPH05262010A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリンタに於いて、複数の開口部からの放射
騒音を容易な方法で遮閉する。 【構成】 給紙経路の合流点より内側に弾性を有するシ
ート状遮音部材14を設ける。 【効果】 内部で合流する複数の給紙開口部1b、1c
からの音漏れを1つの遮音部材14で抑制することがで
きる。このため部品点数の増加やコストアップ、スペー
ス増大によるプリンタの大型化を伴わずに印字騒音の低
減が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2種類以上の用紙挿入
経路を有するプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】今日、パーソナルコンピュータやワード
プロセッサーの普及にともない、その記録手段として使
用されるプリンタの騒音が、オフィスや一般家庭に於い
てクローズアップされてきている。そのためプリンタに
於いて騒音を発生させないようにするための工夫や、発
生した騒音を外部に放射させないようにするための技術
が様々開発されている。そのなかで後者の技術として、
プリンタ印字装置の周囲を囲む外装ケースやカバー類で
音の放射を防ぐものが多々存在する。
【0003】シリアルプリンタ、特にインパクトドット
プリンタに於いては、印字ヘッドに内蔵した印字ワイヤ
をインクリボン、用紙を介してプラテンに打ちつけ印字
する際に大きな騒音が発生し、印字ヘッド、プラテン、
用紙の全てが音源となり得る。特に印字ヘッドに内蔵さ
れる印字ワイヤが、インクリボンを介して用紙、プラテ
ンを打撃する際に、用紙やプラテンが振動して音を発生
させる。また印字ヘッド自体も内部部品の作動により音
を発生している。印字ヘッドやプラテン、用紙の発生さ
せる騒音は分離しにくいが、それらを足し合わせたとき
の騒音は、プリンタ騒音の5割以上、特にインパクトド
ッドタイプでは8割以上を占めることもある。この音を
ケース内で吸音し、さらに開口部より漏れる音を軽減す
るために、以下の従来技術が存在する。
【0004】例えば、図4に示す特開昭60−4628
2にみられるように、給紙・排紙開口部1・2に用紙9
を挟むかたちで対になった主・従圧接ローラ16・17
を設けて用紙9の振動を抑え、かつ、主・従圧接ローラ
16・17が隙間を塞いで音の漏れを防ぐものがある。
また、図5に示す特開昭60−171186にみられる
ように、給紙・排紙開口部1・2に吸音材や振動減衰材
18を設けることにより、用紙9の振動を抑え、かつ、
給紙・排紙開口部1・2からの音漏れを防ぐものも見受
けられる。いずれもプリンタの給紙・排紙開口部1・2
から漏れる音を遮断しようとするものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】用紙9の供給・排出の
必要性から給紙・排紙開口部1・2はプリンタに必要不
可欠なものであるが、その部分からの漏れる音はプリン
タケース13を通り抜けてプリンタ外部に漏れる音に較
べて大きいため、前述の従来技術が行った給紙・排紙開
口部1・2の防音・消音対策は有効なものであった。
【0006】しかしながら、最近開発されるプリンタの
中には、使用者の使い勝手を考慮し、複数の給紙開口部
1を有しているものが存在し、個々の給紙開口部1に対
して防音・遮音対策を施すと、そのために要する対策部
材の点数が増加するためコストアップし、対策部材を設
置する空間も極端に増加することから、プリンタが必然
的に大型化する。
【0007】そこで本発明は、従来のこの様な問題を鑑
みて為されたものであり、低コストで大型化という弊害
を伴わない低騒音のプリンタを提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のプリンタ装置は、内部にて合流する2つ以
上の給紙経路を有するプリンタ装置に於いて、用紙経路
の合流点より内側に弾性を有するシート状遮音部材を設
けたことを特徴とする。
【0009】
【実施例】本発明を適用するプリンタの用紙経路につい
て図1を用いて説明する。
【0010】このプリンタでは、従来の機種が備えてい
る後方給紙開口部1aからの用紙9の供給に加え、プリ
ンタ前方給紙開口部1b、プリンタ下方給紙開口部1c
からも用紙9が供給できるようになっている。後方給紙
開口部1aから供給された用紙9は、用紙案内10に導
かれプラテン3と印字ヘッド4の間に挿入され、印字が
行われる。印字が完了した用紙9は、排紙開口部2から
プリンタケース13の外部へ排出される。
【0011】前方給紙開口部1bから供給された用紙9
は、用紙案内板11に沿ってプリンタ内に導かれ、下方
給紙開口部1cの上方を経由して用紙案内板12に導か
れてプラテン3と印字ヘッド4の間に到達する。
【0012】同様に下方給紙開口部1cから挿入された
用紙9は、用紙案内板11に突き当たったのち、用紙案
内板12によってプラテン3と印字ヘッド4の間に導か
れ、印字されたのち排紙開口部2よりプリンタケース1
3の外部へと排出される。
【0013】次に本発明の実施例を断面図の図2、遮音
部材近傍の斜視断面図の図3を用いて説明する。
【0014】遮音部材14は弾性変形できるゴムあるい
は合成樹脂等のシート材よりなり、前方給紙口1bから
の用紙経路と下方給紙口1cからの用紙経路が合流する
点より内側の用紙案内板11のプラテン3側端の給紙経
路の裏側に固定され、遮音部材14の自由端は、プラテ
ン3側を向いて用紙案内板12に弾性的に接する。この
遮音部材14を上記の方向に向けて取り付けることによ
り、用紙9挿入方向に対しての抵抗が少なく、紙送りに
対する影響を最小限度に抑えることができる。また、遮
音部材14の設置場所は、前方給紙口1bと下方給紙口
1cより充分に奥にあるため、用紙9の挿入口の違いに
よる用紙9引き込み力、用紙9送り精度に差を生じさせ
ることがない。
【0015】プリンタの音源は、プラテン3、印字ヘッ
ド4、印字部分の用紙9が考えられるが、それらより放
射された音は、プリンタケース13内で反射し、その
後、或いは直接排紙開口部2、および前方給紙開口部1
b、下方給紙開口部1cからプリンタ外部へと放射され
る。その際、前方給紙開口部1bと下方給紙開口部1c
に向かう音は、遮音部材14に伝達され、遮音部材14
を一旦振動させたのち、反対側の空気を振動させること
になるため、ここで音響エネルギーのロスが発生する。
このように1つの遮音部材14を設けたことで、前方給
紙開口部1bと下方給紙開口部1c双方から漏れる音の
レベルは低下し、プリンタ前方に位置するオペレータに
到達する音量は減少する。
【0016】本実施例に於いては給紙経路を2つ備えた
プリンタを例に説明したが、内部にて合流する2つ以上
の給紙経路を備えたプリンタに於いても同様の効果が得
られることはいうまでもない。
【0017】
【発明の効果】本発明のプリンタ装置に於いては、以上
説明したように給紙経路の合流点より内側にシート状の
遮音部材を設けることにより、複数の用紙経路に対して
一つの遮音部材で対応でき、部品点数の増加やコストア
ップ、遮音部材設置スペース増大によるプリンタの大型
化を伴わずにプリンタの騒音を低減することができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用するプリンタの用紙経路の断面
図。
【図2】本発明実施例の断面図。
【図3】本発明実施例の遮音材近傍の斜視断面図。
【図4】特開昭60−46282で示される従来技術の
断面図。
【図5】特開昭60−171186で示される従来技術
の断面図。
【符号の説明】
1 給紙開口部 1a 後方給紙開口部 1b 前方給紙開口部 1c 下方給紙開口部 2 排紙開口部 3 プラテン 4 印字ヘッド 5 振動減衰材 6 キャリア 7 フレーム 8 プリンタカバー 9 用紙 10 用紙案内 11 用紙案内板 12 用紙案内板 14 遮音部材 15 紙送りローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にて合流する2つ以上の給紙経路を
    有するプリンタ装置に於いて、前記用紙経路の合流点よ
    り内側に弾性を有するシート状遮音部材を設けたことを
    特徴とするプリンタ装置。
JP6487792A 1992-03-23 1992-03-23 プリンタ装置 Pending JPH05262010A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6487792A JPH05262010A (ja) 1992-03-23 1992-03-23 プリンタ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6487792A JPH05262010A (ja) 1992-03-23 1992-03-23 プリンタ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05262010A true JPH05262010A (ja) 1993-10-12

Family

ID=13270797

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6487792A Pending JPH05262010A (ja) 1992-03-23 1992-03-23 プリンタ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05262010A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020095509A (ja) * 2018-12-13 2020-06-18 富士通アイソテック株式会社 プリンタ装置の印刷位置制御方法および印刷位置制御プログラム、プリンタ装置、並びに、プリンタシステム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020095509A (ja) * 2018-12-13 2020-06-18 富士通アイソテック株式会社 プリンタ装置の印刷位置制御方法および印刷位置制御プログラム、プリンタ装置、並びに、プリンタシステム

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010314