JP3510686B2 - 画像記録機の排紙装置 - Google Patents
画像記録機の排紙装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、使用時に画像記録機本
体外に引出し、不使用時には画像記録機本体内に収納す
るように構成された引出し式の排紙台を備えた画像記録
機の排紙装置に関するものである。
体外に引出し、不使用時には画像記録機本体内に収納す
るように構成された引出し式の排紙台を備えた画像記録
機の排紙装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば印刷機、複写機等による画像記録
機の排紙装置では、不使用時におけるスペース効率を考
慮し、記録処理されて画像記録機本体外に送り出された
記録用紙が積載される排紙台を画像記録機本体内に収納
するように構成されている。図7に示すように、排紙台
21は、画像記録機本体の開口22より画像記録機本体
の内外に出し入れ自在に構成されて記録用紙Wが積載さ
れる底板21aを有している。また、底板21aには記
録用紙Wの送出方向に対向した突き当て板21bが設け
られている。
機の排紙装置では、不使用時におけるスペース効率を考
慮し、記録処理されて画像記録機本体外に送り出された
記録用紙が積載される排紙台を画像記録機本体内に収納
するように構成されている。図7に示すように、排紙台
21は、画像記録機本体の開口22より画像記録機本体
の内外に出し入れ自在に構成されて記録用紙Wが積載さ
れる底板21aを有している。また、底板21aには記
録用紙Wの送出方向に対向した突き当て板21bが設け
られている。
【0003】このような画像記録機の排紙装置におい
て、画像記録機本体内に配設された図示しない画像記録
部にて記録処理された記録用紙Wは、搬送手段20によ
り画像記録機本体内から外の排紙台21に向かって略水
平に勢い良く送り出される。そして、送り出された記録
用紙Wは、排紙台21の底板21aの上方を飛行してか
ら、その送出先端部が突き当て板21bに衝突して飛行
を止められ、下方の底板21a上に落下して積載され
る。
て、画像記録機本体内に配設された図示しない画像記録
部にて記録処理された記録用紙Wは、搬送手段20によ
り画像記録機本体内から外の排紙台21に向かって略水
平に勢い良く送り出される。そして、送り出された記録
用紙Wは、排紙台21の底板21aの上方を飛行してか
ら、その送出先端部が突き当て板21bに衝突して飛行
を止められ、下方の底板21a上に落下して積載され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の画像記録機の排紙装置では、記録用紙Wが突き
当て板21bに衝突すると、その反動で記録用紙Wはそ
れまでの飛行方向とは反対の方向に跳ね返り、送出後端
部が排紙台21の出し入れのために設けられた開口22
から画像記録機本体内に進入してしまう。
た従来の画像記録機の排紙装置では、記録用紙Wが突き
当て板21bに衝突すると、その反動で記録用紙Wはそ
れまでの飛行方向とは反対の方向に跳ね返り、送出後端
部が排紙台21の出し入れのために設けられた開口22
から画像記録機本体内に進入してしまう。
【0005】すなわち、図8(a)に示すように、画像
記録機本体内に進入した記録用紙W1が発生すると、記
録用紙W1は図8(b)に示すように次に排紙台21に
飛び込んで来た記録用紙W2の跳ね返りの力を受けて更
に画像記録機本体内の奥へ押し込まれ、その一部が先に
積層された他の記録用紙Wの上から零れ落ちてしまう。
記録機本体内に進入した記録用紙W1が発生すると、記
録用紙W1は図8(b)に示すように次に排紙台21に
飛び込んで来た記録用紙W2の跳ね返りの力を受けて更
に画像記録機本体内の奥へ押し込まれ、その一部が先に
積層された他の記録用紙Wの上から零れ落ちてしまう。
【0006】また、図8(c)に示すように、排紙台2
1上の記録用紙Wを取り出すために排紙台21を引出す
際に、記録用紙W1の送出先端部が機枠23に突き当た
っていると、排紙台21を引き出すに従って記録用紙W
1が排紙台21に対し排紙台21の引出し方向とは逆の
方向へ相対的に移動し、やがて排紙台21の端から画像
記録機本体内に滑り落ちるので、画像記録した全ての記
録用紙Wを残らず回収することができなかった。
1上の記録用紙Wを取り出すために排紙台21を引出す
際に、記録用紙W1の送出先端部が機枠23に突き当た
っていると、排紙台21を引き出すに従って記録用紙W
1が排紙台21に対し排紙台21の引出し方向とは逆の
方向へ相対的に移動し、やがて排紙台21の端から画像
記録機本体内に滑り落ちるので、画像記録した全ての記
録用紙Wを残らず回収することができなかった。
【0007】特に、この傾向は葉書のように小さくて厚
い所謂腰の強い用紙ほど著しく、葉書のように腰が強く
且つ長さの短い用紙の場合は、突き当て板21bに衝突
した際の跳ね返しが大きいので、排紙台21から記録用
紙W全体が落ち易く、其を取り除くことが極めて困難で
あるばかりでなく、装置内に手を入れることとなるの
で、安全性においても問題があった。
い所謂腰の強い用紙ほど著しく、葉書のように腰が強く
且つ長さの短い用紙の場合は、突き当て板21bに衝突
した際の跳ね返しが大きいので、排紙台21から記録用
紙W全体が落ち易く、其を取り除くことが極めて困難で
あるばかりでなく、装置内に手を入れることとなるの
で、安全性においても問題があった。
【0008】また、記録用紙Wが排紙台21から画像記
録機本体内に零れ落ちると、記録用紙Wが画像記録機本
体内の潤滑油および埃等によって汚れるとともに、記録
用紙Wが排紙台21の使用位置及び収納位置への移動の
妨げとなるなど種々の問題があった。
録機本体内に零れ落ちると、記録用紙Wが画像記録機本
体内の潤滑油および埃等によって汚れるとともに、記録
用紙Wが排紙台21の使用位置及び収納位置への移動の
妨げとなるなど種々の問題があった。
【0009】そこで本発明は、上記課題を解消するため
に、画像記録機本体内への記録用紙の進入を防止し、記
録用紙の取出し作業性が良く且つ記録用紙の汚れが生じ
ない画像記録機の排紙装置を提供することを目的として
いる。
に、画像記録機本体内への記録用紙の進入を防止し、記
録用紙の取出し作業性が良く且つ記録用紙の汚れが生じ
ない画像記録機の排紙装置を提供することを目的として
いる。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明による画像記録機の排紙装置は、画像記録機本体
から記録処理した記録用紙を排出するための排出口と、
前記排出口の下方に設けた開口と、前記開口から前記記
録用紙の排出方向に引き出され前記排出口から排出され
る記録用紙を積載する使用位置と前記画像記録機本体内
に収納される位置とに移動可能とした排紙台と、該排紙
台に設けられ、前記排出口から排出される記録用紙の排
出方向先方端を規制する突き当て部と、前記排出口から
排紙台上に排出される記録用紙の排出方向後方への移動
を規制して該記録用紙が前記開口から前記画像記録機本
体内に進入することを阻止する進入阻止手段と、を備え
たことを特徴としている。
本発明による画像記録機の排紙装置は、画像記録機本体
から記録処理した記録用紙を排出するための排出口と、
前記排出口の下方に設けた開口と、前記開口から前記記
録用紙の排出方向に引き出され前記排出口から排出され
る記録用紙を積載する使用位置と前記画像記録機本体内
に収納される位置とに移動可能とした排紙台と、該排紙
台に設けられ、前記排出口から排出される記録用紙の排
出方向先方端を規制する突き当て部と、前記排出口から
排紙台上に排出される記録用紙の排出方向後方への移動
を規制して該記録用紙が前記開口から前記画像記録機本
体内に進入することを阻止する進入阻止手段と、を備え
たことを特徴としている。
【0011】また、前記進入阻止手段は、前記突き当て
部から前記記録用紙の排出方向後方に所定距離離れて前
記排紙台上に上向きに形成された一又は複数の突起から
なる構成とされている。この突起は、前記記録用紙の排
出方向後方端が衝突する排紙台の引き出し方向に沿った
小板状とされている。
部から前記記録用紙の排出方向後方に所定距離離れて前
記排紙台上に上向きに形成された一又は複数の突起から
なる構成とされている。この突起は、前記記録用紙の排
出方向後方端が衝突する排紙台の引き出し方向に沿った
小板状とされている。
【0012】そして、前記進入阻止手段は、前記開口を
塞ぐように開口の上縁側から下縁側へ下向きに設けられ
た可撓性材料からなる仕切りにより形成され、該仕切り
の裾部に形成された切れ目に前記突起が挿通されるよう
になっている。
塞ぐように開口の上縁側から下縁側へ下向きに設けられ
た可撓性材料からなる仕切りにより形成され、該仕切り
の裾部に形成された切れ目に前記突起が挿通されるよう
になっている。
【0013】
【0014】また、前記突き当て部は、前記排紙台を画
像記録機本体内に収納したときに前記排出口及び前記開
口を覆う形状とされている。
像記録機本体内に収納したときに前記排出口及び前記開
口を覆う形状とされている。
【0015】
【作用】記録が施された記録用紙は、排出口より画像記
録機本体内から外の排紙台に向かって略水平に排出され
る。排出された記録用紙は、排紙台上を飛行してから、
その排出方向先方端が突き当て部に衝突して飛行を止め
られ、排紙台上に落下して積載される。そして、記録用
紙が突き当て部に衝突すると、その反動で記録用紙はそ
れまでの飛行方向とは反対の方向に跳ね返るが、排出方
向後方への移動が進入阻止手段によって規制され、開口
から画像記録機本体内への記録用紙の進入が阻止されて
排紙台上に載置される。
録機本体内から外の排紙台に向かって略水平に排出され
る。排出された記録用紙は、排紙台上を飛行してから、
その排出方向先方端が突き当て部に衝突して飛行を止め
られ、排紙台上に落下して積載される。そして、記録用
紙が突き当て部に衝突すると、その反動で記録用紙はそ
れまでの飛行方向とは反対の方向に跳ね返るが、排出方
向後方への移動が進入阻止手段によって規制され、開口
から画像記録機本体内への記録用紙の進入が阻止されて
排紙台上に載置される。
【0016】また、進入阻止手段が排紙台上の上方に形
成された一又は複数の突起からなる構成とされた場合、
記録用紙は突き当て部に衝突した後にその反動でそれま
での飛行方向とは反対の方向に跳ね返るが、排出方向後
方端が突起に衝突することにより、開口から画像記録機
本体内への記録用紙の進入が阻止されて排紙台上に載置
される。
成された一又は複数の突起からなる構成とされた場合、
記録用紙は突き当て部に衝突した後にその反動でそれま
での飛行方向とは反対の方向に跳ね返るが、排出方向後
方端が突起に衝突することにより、開口から画像記録機
本体内への記録用紙の進入が阻止されて排紙台上に載置
される。
【0017】さらに、進入阻止手段が開口の上縁側から
下縁側へ下向きに設けられた一又は複数の突出体からな
る構成とされた場合、記録用紙は突き当て部に衝突した
後にその反動でそれまでの飛行方向とは反対の方向に跳
ね返り、排出方向後方端が突出体に衝突することによ
り、開口から画像記録機本体内への記録用紙の進入が阻
止されて排紙台上に載置される。
下縁側へ下向きに設けられた一又は複数の突出体からな
る構成とされた場合、記録用紙は突き当て部に衝突した
後にその反動でそれまでの飛行方向とは反対の方向に跳
ね返り、排出方向後方端が突出体に衝突することによ
り、開口から画像記録機本体内への記録用紙の進入が阻
止されて排紙台上に載置される。
【0018】またさらに、進入阻止手段が排紙台の少な
くとも上面に該排紙台の前記移動方向に沿って平行に形
成した一又は複数の長孔と、機枠に支持され前記開口の
上縁側から下縁側へ延びる下端部を前記長孔内に遊嵌さ
れたリブとからなる構成とされた場合、記録用紙は、突
き当て部に衝突した後にその反動でそれまでの飛行方向
とは反対の方向に跳ね返り、排出方向後方端がリブに衝
突することにより、開口から画像記録機本体内への記録
用紙の進入が阻止されて排紙台上に載置される。また、
排紙台が収納される位置に移動する際、リブが長孔内を
通過する。
くとも上面に該排紙台の前記移動方向に沿って平行に形
成した一又は複数の長孔と、機枠に支持され前記開口の
上縁側から下縁側へ延びる下端部を前記長孔内に遊嵌さ
れたリブとからなる構成とされた場合、記録用紙は、突
き当て部に衝突した後にその反動でそれまでの飛行方向
とは反対の方向に跳ね返り、排出方向後方端がリブに衝
突することにより、開口から画像記録機本体内への記録
用紙の進入が阻止されて排紙台上に載置される。また、
排紙台が収納される位置に移動する際、リブが長孔内を
通過する。
【0019】また、排紙台を収納位置に移動した際、突
き当て部が記録用紙の排出開放部を覆い、画像記録機本
体の記録用紙排出側の外装カバーを兼ねる。
き当て部が記録用紙の排出開放部を覆い、画像記録機本
体の記録用紙排出側の外装カバーを兼ねる。
【0020】
【実施例】以下、本発明による画像記録機の排紙装置の
第一実施例を図面を参照して具体的に説明する。図1お
よび図2に示すように、この実施例の画像記録機1は、
感熱記録シートに感熱穿孔製版した原版を外周面に支持
した画像記録部としての印刷ドラム2と、印刷を施した
記録用紙を排出口3から画像記録機1本体の記録用紙排
出側の開放部1aを通して画像記録機1本体の外に送り
出す搬出手段4とを有する公知の輪転式孔版印刷機であ
る。
第一実施例を図面を参照して具体的に説明する。図1お
よび図2に示すように、この実施例の画像記録機1は、
感熱記録シートに感熱穿孔製版した原版を外周面に支持
した画像記録部としての印刷ドラム2と、印刷を施した
記録用紙を排出口3から画像記録機1本体の記録用紙排
出側の開放部1aを通して画像記録機1本体の外に送り
出す搬出手段4とを有する公知の輪転式孔版印刷機であ
る。
【0021】搬出手段4は上面に複数の外気吸入孔を穿
ち印刷ドラム2から剥がされた記録用紙を吸い寄せる吸
引ボックス5と、吸引ボックス5で吸い寄せた記録用紙
を送る無端の回転ベルト6とを備えている。
ち印刷ドラム2から剥がされた記録用紙を吸い寄せる吸
引ボックス5と、吸引ボックス5で吸い寄せた記録用紙
を送る無端の回転ベルト6とを備えている。
【0022】このような画像記録機1に設けられた排紙
装置は、搬出手段4より送り出された記録用紙を積載収
納する排紙台7を基に構成されている。排紙台7は画像
記録機1本体の底部1cと吸引ボックス5との間の空間
1bにおいて引出し式に設けられており、記録用紙排出
側である吸引ボックス5の下側に形成された開口1dを
通って前記空間1b内より記録用紙排出方向に引き出さ
れる底板7aを基部としている。
装置は、搬出手段4より送り出された記録用紙を積載収
納する排紙台7を基に構成されている。排紙台7は画像
記録機1本体の底部1cと吸引ボックス5との間の空間
1bにおいて引出し式に設けられており、記録用紙排出
側である吸引ボックス5の下側に形成された開口1dを
通って前記空間1b内より記録用紙排出方向に引き出さ
れる底板7aを基部としている。
【0023】底板7aは画像記録機1の本体内に設けた
案内軌条8に沿い開口1dを通って画像記録機1本体内
の空間1bに収納された収納位置と、画像記録機1本体
外に引き出された使用位置との間を移動可能に設けられ
ている。
案内軌条8に沿い開口1dを通って画像記録機1本体内
の空間1bに収納された収納位置と、画像記録機1本体
外に引き出された使用位置との間を移動可能に設けられ
ている。
【0024】案内軌条8は、図2に示すように排紙台7
の引出後端の両側部に設けられたガイドピン7dを略水
平に案内規制する案内部8aとガイドピン7dを係止す
る複数の係止凹部8b,8c,8dとからなり、これら
係止凹部8b,8c,8dにガイドピン7dを係止する
ことにより、図3乃至図5に示すように使用位置の排紙
台7を3種類の用紙サイズに対応させることができる。
各係止凹部8b,8c,8dにそれぞれ係止された排紙
台7は、開口1dの下側に設けられた支持部8eにより
引出先端側が下方に傾斜して支持される。
の引出後端の両側部に設けられたガイドピン7dを略水
平に案内規制する案内部8aとガイドピン7dを係止す
る複数の係止凹部8b,8c,8dとからなり、これら
係止凹部8b,8c,8dにガイドピン7dを係止する
ことにより、図3乃至図5に示すように使用位置の排紙
台7を3種類の用紙サイズに対応させることができる。
各係止凹部8b,8c,8dにそれぞれ係止された排紙
台7は、開口1dの下側に設けられた支持部8eにより
引出先端側が下方に傾斜して支持される。
【0025】また、底板7aの引出前端部には上方に突
出した突き当て部としての突き当て板7bが固定されて
いる。この突き当て板7bは排紙台7を収納位置に移動
したときに、図2に示すように開放部1aを塞ぐ外装カ
バーを兼ねている。
出した突き当て部としての突き当て板7bが固定されて
いる。この突き当て板7bは排紙台7を収納位置に移動
したときに、図2に示すように開放部1aを塞ぐ外装カ
バーを兼ねている。
【0026】底板7aの両側部には用紙の排出経路を挟
むように一対の側板7cが設けられている。この側板7
cは、底板7aの上面に設けられたスライドレール7e
によってそれぞれ記録用紙の用紙サイズに対応するよう
に摺動自在に設けられていて、印刷された記録用紙の両
側部を規制する。さらに、側板7cは排紙台7の使用時
の起立位置と収納時の倒伏位置とに回動および係止可能
に設けられている。
むように一対の側板7cが設けられている。この側板7
cは、底板7aの上面に設けられたスライドレール7e
によってそれぞれ記録用紙の用紙サイズに対応するよう
に摺動自在に設けられていて、印刷された記録用紙の両
側部を規制する。さらに、側板7cは排紙台7の使用時
の起立位置と収納時の倒伏位置とに回動および係止可能
に設けられている。
【0027】底板7aの引出後端部には、排紙台7の引
き出しの際に空間1bの開口1dを挿通し得る程の高さ
で上方に起立した複数の突起9が設けられている。突起
9は図1に示すように小板状に形成され、排紙台7の引
き出し方向に沿って立設されるのが好ましく、その他図
示しないが空間1bの開口1dを挿通し得る程の高さで
あれば特に形状に制限はない。また。突起9は印刷可能
な最も小さい用紙の用紙幅内にあれば単一個であっても
よい。
き出しの際に空間1bの開口1dを挿通し得る程の高さ
で上方に起立した複数の突起9が設けられている。突起
9は図1に示すように小板状に形成され、排紙台7の引
き出し方向に沿って立設されるのが好ましく、その他図
示しないが空間1bの開口1dを挿通し得る程の高さで
あれば特に形状に制限はない。また。突起9は印刷可能
な最も小さい用紙の用紙幅内にあれば単一個であっても
よい。
【0028】そして、吸引ボックス5の下面には、その
上縁部が下面に固定されて空間1bの開口1dを塞ぐよ
うに開口1dの上縁側から下縁側へ下向きに設けられ、
ゴム,合成ゴムまたは軟質性の合成樹脂より成形された
可撓性部材からなる突出体としての仕切り11が設けら
れている。
上縁部が下面に固定されて空間1bの開口1dを塞ぐよ
うに開口1dの上縁側から下縁側へ下向きに設けられ、
ゴム,合成ゴムまたは軟質性の合成樹脂より成形された
可撓性部材からなる突出体としての仕切り11が設けら
れている。
【0029】この仕切り11は、図3および図4に示す
ように引き出された排紙台7の底板7a上面に対してそ
の下縁部が常に当接し、底板7a上側の開口1dを閉塞
する。この仕切り11は、図5に示すように開口1d外
に引き出された排紙台7の底板7a上側に関し、突起9
と共同して底板7a上側の開口1dを閉塞する。
ように引き出された排紙台7の底板7a上面に対してそ
の下縁部が常に当接し、底板7a上側の開口1dを閉塞
する。この仕切り11は、図5に示すように開口1d外
に引き出された排紙台7の底板7a上側に関し、突起9
と共同して底板7a上側の開口1dを閉塞する。
【0030】また、仕切り11の裾部には各突起9に対
応する切れ目10が設けられ、排紙台7を引き出した際
に、切れ目10に突起9が挿通されるようになってい
る。そして、これら突起9と仕切り11はそれぞれ単独
で又は共同して進入阻止手段を構成している。
応する切れ目10が設けられ、排紙台7を引き出した際
に、切れ目10に突起9が挿通されるようになってい
る。そして、これら突起9と仕切り11はそれぞれ単独
で又は共同して進入阻止手段を構成している。
【0031】なお、仕切り11に設けられた切れ目10
は、図1に示すような線状に切り込まれたものの他に、
突起9が挿通されるように突起9の外形に沿って設けら
れていてもよい。
は、図1に示すような線状に切り込まれたものの他に、
突起9が挿通されるように突起9の外形に沿って設けら
れていてもよい。
【0032】このように構成された画像記録機の排紙装
置において、印刷ドラム2にて印刷が施された記録用紙
Wは、搬送手段4により画像記録機1本体内から外の排
紙台7に向かって略水平に勢い良く排出される。排出さ
れた記録用紙Wは、排紙台7の底板7aの上方を飛行し
てから、その排出方向先方端が突き当て板7bに衝突し
て飛行を止められ、下方の底板7a上に落下して積載さ
れる。
置において、印刷ドラム2にて印刷が施された記録用紙
Wは、搬送手段4により画像記録機1本体内から外の排
紙台7に向かって略水平に勢い良く排出される。排出さ
れた記録用紙Wは、排紙台7の底板7aの上方を飛行し
てから、その排出方向先方端が突き当て板7bに衝突し
て飛行を止められ、下方の底板7a上に落下して積載さ
れる。
【0033】そして、記録用紙Wが突き当て板7bに衝
突すると、その反動で記録用紙Wはそれまでの飛行方向
とは反対の方向に跳ね返り、その記録用紙Wの排出方向
後方端が開口1dを閉塞した仕切り11および/または
突起9に衝突して排紙台7の底板7a上に載置される。
突すると、その反動で記録用紙Wはそれまでの飛行方向
とは反対の方向に跳ね返り、その記録用紙Wの排出方向
後方端が開口1dを閉塞した仕切り11および/または
突起9に衝突して排紙台7の底板7a上に載置される。
【0034】詳述すると、図3に示すように、排紙台7
のガイドピン7dを係止凹部8bに係止させて排紙台7
を葉書,B5およびA4等の小さい用紙サイズに対応さ
せて引き出した場合、印刷が施された記録用紙Wは、図
中矢印Aで示すように一旦突き当て板7bに衝突し、続
いて反対方向に跳ね返り仕切り11に衝突して排紙台7
の底板7a上に落下する。そして、底板7a上に落下し
た記録用紙Wは、排紙台7の傾斜に沿って底板7aの引
出先端部に積載される。
のガイドピン7dを係止凹部8bに係止させて排紙台7
を葉書,B5およびA4等の小さい用紙サイズに対応さ
せて引き出した場合、印刷が施された記録用紙Wは、図
中矢印Aで示すように一旦突き当て板7bに衝突し、続
いて反対方向に跳ね返り仕切り11に衝突して排紙台7
の底板7a上に落下する。そして、底板7a上に落下し
た記録用紙Wは、排紙台7の傾斜に沿って底板7aの引
出先端部に積載される。
【0035】また、図4に示すように、排紙台7のガイ
ドピン7dを係止凹部8cに係止させて排紙台7をB4
等の中程度の用紙サイズに対応させて引き出した場合、
印刷が施された記録用紙Wは、図中矢印Bで示すように
一旦突き当て板7bに衝突し、続いて反対方向に跳ね返
り仕切り11に衝突して排紙台7の底板7a上に落下す
る。あるいは、図中矢印B’のように突き当て板7bの
反対方向に跳ね返り突起9に衝突して排紙台7の底板7
a上に落下する。そして、底板7a上に落下した記録用
紙Wは、排紙台7の傾斜に沿って底板7aの引出先端部
に積載される。
ドピン7dを係止凹部8cに係止させて排紙台7をB4
等の中程度の用紙サイズに対応させて引き出した場合、
印刷が施された記録用紙Wは、図中矢印Bで示すように
一旦突き当て板7bに衝突し、続いて反対方向に跳ね返
り仕切り11に衝突して排紙台7の底板7a上に落下す
る。あるいは、図中矢印B’のように突き当て板7bの
反対方向に跳ね返り突起9に衝突して排紙台7の底板7
a上に落下する。そして、底板7a上に落下した記録用
紙Wは、排紙台7の傾斜に沿って底板7aの引出先端部
に積載される。
【0036】さらに、図5に示すように、排紙台7のガ
イドピン7dを係止凹部8dに係止させて排紙台7を上
記用紙サイズを越える用紙サイズに対応させて引き出し
た場合、印刷が施された記録用紙Wは、図中矢印Cで示
すように一旦突き当て板7bに衝突し、続いて反対方向
に跳ね返り仕切り11に衝突して排紙台7の底板7a上
に落下する。あるいは、図中矢印C’のように突き当て
板7bの反対方向に跳ね返り突起9に衝突して排紙台7
の底板7a上に落下する。そして、底板7a上に落下し
た記録用紙Wは、排紙台7の傾斜に沿って底板7aの引
出先端部に積載される。
イドピン7dを係止凹部8dに係止させて排紙台7を上
記用紙サイズを越える用紙サイズに対応させて引き出し
た場合、印刷が施された記録用紙Wは、図中矢印Cで示
すように一旦突き当て板7bに衝突し、続いて反対方向
に跳ね返り仕切り11に衝突して排紙台7の底板7a上
に落下する。あるいは、図中矢印C’のように突き当て
板7bの反対方向に跳ね返り突起9に衝突して排紙台7
の底板7a上に落下する。そして、底板7a上に落下し
た記録用紙Wは、排紙台7の傾斜に沿って底板7aの引
出先端部に積載される。
【0037】したがって、このように構成された第一実
施例による画像記録機の排紙装置では、突き当て板7b
に突き当たって飛行方向とは反対の方向に跳ね返った記
録用紙Wは突起9または仕切り11よりもその方向へは
行けないので、開口1dより空間1b内に進入したり排
紙台7の引出後端部から落下するようなことがなく、開
口1dから空間1bへの記録用紙Wの進入を防止するこ
とができる。
施例による画像記録機の排紙装置では、突き当て板7b
に突き当たって飛行方向とは反対の方向に跳ね返った記
録用紙Wは突起9または仕切り11よりもその方向へは
行けないので、開口1dより空間1b内に進入したり排
紙台7の引出後端部から落下するようなことがなく、開
口1dから空間1bへの記録用紙Wの進入を防止するこ
とができる。
【0038】また、開口1dから空間1bへの記録用紙
Wの進入を防止したことにより、画像記録した全ての記
録用紙Wを残らず容易に回収することができ、作業性を
向上するとができる。
Wの進入を防止したことにより、画像記録した全ての記
録用紙Wを残らず容易に回収することができ、作業性を
向上するとができる。
【0039】そして、空間1bに記録用紙Wが進入しな
いことにより、従来のように開口1dから画像記録機1
本体内に手等を差し込む必要がなく安全性を向上するこ
とができる。
いことにより、従来のように開口1dから画像記録機1
本体内に手等を差し込む必要がなく安全性を向上するこ
とができる。
【0040】さらに、空間1bに記録用紙Wが進入しな
いことにより、従来のように記録用紙Wが画像記録機1
本体内の潤滑油および埃等によって汚れたり、記録用紙
Wが排紙台7の使用位置及び収納位置への移動の妨げと
なるようなことがない。
いことにより、従来のように記録用紙Wが画像記録機1
本体内の潤滑油および埃等によって汚れたり、記録用紙
Wが排紙台7の使用位置及び収納位置への移動の妨げと
なるようなことがない。
【0041】また、空間1bに記録用紙Wが進入しない
ことにより、排紙装置の構成において、例えば吸引ボッ
クス5の下側に開閉自在な蓋部を設け、画像記録機1本
体内に記録用紙Wが進入した処置として、前記蓋部を開
け画像記録機1本体内に手等を差し込んで記録用紙Wを
取るような機構を必要とせず、排紙装置の構成を簡素化
させることができるとともに、安全性を確保することが
できる。
ことにより、排紙装置の構成において、例えば吸引ボッ
クス5の下側に開閉自在な蓋部を設け、画像記録機1本
体内に記録用紙Wが進入した処置として、前記蓋部を開
け画像記録機1本体内に手等を差し込んで記録用紙Wを
取るような機構を必要とせず、排紙装置の構成を簡素化
させることができるとともに、安全性を確保することが
できる。
【0042】以下、本発明による画像記録機の排紙装置
の第二実施例を図面を参照して具体的に説明する。な
お、以下に説明する第二実施例において、上述した第一
実施例と同一または同等部分には同一符号を付して説明
を省略する。
の第二実施例を図面を参照して具体的に説明する。な
お、以下に説明する第二実施例において、上述した第一
実施例と同一または同等部分には同一符号を付して説明
を省略する。
【0043】図6に示すように、この実施例による排紙
装置は、画像記録機1本体の底部1cと吸引ボックス5
との間の空間1bにおいて、記録用紙排出側となる吸引
ボックス5の下側には吸引ボックス5に対して別体また
は一体のエプロン12が設けられ、このエプロン12の
下方に排紙台7が引き出し可能な必要最小限の開口1d
が形成されている。
装置は、画像記録機1本体の底部1cと吸引ボックス5
との間の空間1bにおいて、記録用紙排出側となる吸引
ボックス5の下側には吸引ボックス5に対して別体また
は一体のエプロン12が設けられ、このエプロン12の
下方に排紙台7が引き出し可能な必要最小限の開口1d
が形成されている。
【0044】エプロン12の下端には、開口1dの一部
に掛かるように下向きに突出形成されたリブ13が設け
られている。このリブ13は図6で示すように小板状に
形成され、排紙台7の引き出し方向に沿って設けられる
のが好ましく、その他図示しないが開口1dの一部に掛
かるものであれば特に形状に制限はない。
に掛かるように下向きに突出形成されたリブ13が設け
られている。このリブ13は図6で示すように小板状に
形成され、排紙台7の引き出し方向に沿って設けられる
のが好ましく、その他図示しないが開口1dの一部に掛
かるものであれば特に形状に制限はない。
【0045】また、排紙台7の底板7a上面には、側板
7cの一対のスライドレール7eの間を通り排紙台7の
引き出し方向に延在する長孔14が貫通形成されてい
る。この長孔14には、リブ13の下縁部が遊嵌され、
開口1dである底板7aの上面とエプロン12の下端と
の間の隙間の一部が常に塞がれている。そして、排紙台
7の引き出しの際には、固定されたリブ13が長孔14
内を長孔14の長手方向(排紙台7の引き出し方向)に
沿って通過する。なお、長孔14は底板7aに貫通形成
されていると説明したが、この限りではなく、溝状に形
成されていてもよい。また、互いに対応したリブ13お
よび長孔14は、図6中では一組であるが、スライドレ
ール7eに干渉しなければ複数組形成されていてもよ
い。
7cの一対のスライドレール7eの間を通り排紙台7の
引き出し方向に延在する長孔14が貫通形成されてい
る。この長孔14には、リブ13の下縁部が遊嵌され、
開口1dである底板7aの上面とエプロン12の下端と
の間の隙間の一部が常に塞がれている。そして、排紙台
7の引き出しの際には、固定されたリブ13が長孔14
内を長孔14の長手方向(排紙台7の引き出し方向)に
沿って通過する。なお、長孔14は底板7aに貫通形成
されていると説明したが、この限りではなく、溝状に形
成されていてもよい。また、互いに対応したリブ13お
よび長孔14は、図6中では一組であるが、スライドレ
ール7eに干渉しなければ複数組形成されていてもよ
い。
【0046】このように構成された第二実施例による画
像記録機の排紙装置において、印刷ドラム2にて印刷が
施された記録用紙Wは、搬送手段4により画像記録機1
本体内から外の排紙台7に向かって略水平に勢い良く排
出される。排出された記録用紙Wは、排紙台7の底板7
aの上方を飛行してから、その排出方向先方端が突き当
て板7bに衝突して飛行を止められ、下方の底板7a上
に落下して積載される。
像記録機の排紙装置において、印刷ドラム2にて印刷が
施された記録用紙Wは、搬送手段4により画像記録機1
本体内から外の排紙台7に向かって略水平に勢い良く排
出される。排出された記録用紙Wは、排紙台7の底板7
aの上方を飛行してから、その排出方向先方端が突き当
て板7bに衝突して飛行を止められ、下方の底板7a上
に落下して積載される。
【0047】そして、記録用紙Wが突き当て板7bに衝
突すると、その反動で記録用紙Wはそれまでの飛行方向
とは反対の方向に跳ね返り、その記録用紙Wの排出方向
後方端が開口1dの一部を閉塞したリブ13に衝突して
排紙台7の底板7a上に載置される。
突すると、その反動で記録用紙Wはそれまでの飛行方向
とは反対の方向に跳ね返り、その記録用紙Wの排出方向
後方端が開口1dの一部を閉塞したリブ13に衝突して
排紙台7の底板7a上に載置される。
【0048】したがって、このように構成された第一実
施例による画像記録機の排紙装置では、突き当て板7b
に突き当たって飛行方向とは反対の方向に跳ね返った記
録用紙Wはリブ13よりもその方向へは行けないので、
開口1dより空間1b内に進入したり排紙台7の引出後
端部から落下するようなことがなく、開口1dから空間
1bへの記録用紙Wの進入を防止することができる。
施例による画像記録機の排紙装置では、突き当て板7b
に突き当たって飛行方向とは反対の方向に跳ね返った記
録用紙Wはリブ13よりもその方向へは行けないので、
開口1dより空間1b内に進入したり排紙台7の引出後
端部から落下するようなことがなく、開口1dから空間
1bへの記録用紙Wの進入を防止することができる。
【0049】また、開口1dから空間1bへの記録用紙
Wの進入を防止したことにより、画像記録した全ての記
録用紙Wを残らず容易に回収することができ、作業性を
向上するとができる。
Wの進入を防止したことにより、画像記録した全ての記
録用紙Wを残らず容易に回収することができ、作業性を
向上するとができる。
【0050】そして、空間1bに記録用紙Wが進入しな
いことにより、従来のように開口1dから画像記録機1
本体内に手等を差し込む必要がなく安全性を向上するこ
とができる。
いことにより、従来のように開口1dから画像記録機1
本体内に手等を差し込む必要がなく安全性を向上するこ
とができる。
【0051】さらに、空間1bに記録用紙Wが進入しな
いことにより、従来のように記録用紙Wが画像記録機1
本体内の潤滑油および埃等によって汚れたり、記録用紙
Wが排紙台7の使用位置及び収納位置への移動の妨げと
なるようなことがない。
いことにより、従来のように記録用紙Wが画像記録機1
本体内の潤滑油および埃等によって汚れたり、記録用紙
Wが排紙台7の使用位置及び収納位置への移動の妨げと
なるようなことがない。
【0052】また、空間1bに記録用紙Wが進入しない
ことにより、排紙装置の構成において、例えば吸引ボッ
クス5の下側に開閉自在な蓋部を設け、画像記録機1本
体内に記録用紙Wが進入した処置として、前記蓋部を開
け画像記録機1本体内に手等を差し込んで記録用紙Wを
取るような機構を必要とせず、排紙装置の構成を簡素化
させることができるとともに、安全性を確保することが
できる。
ことにより、排紙装置の構成において、例えば吸引ボッ
クス5の下側に開閉自在な蓋部を設け、画像記録機1本
体内に記録用紙Wが進入した処置として、前記蓋部を開
け画像記録機1本体内に手等を差し込んで記録用紙Wを
取るような機構を必要とせず、排紙装置の構成を簡素化
させることができるとともに、安全性を確保することが
できる。
【0053】なお、上述した第二実施例では、エプロン
12が吸引ボックス5の下側に設けられていると説明し
たが、排紙台7が引き出される開口1dを形成する構成
であればエプロン12を画像記録機1本体の機枠に設け
てもよい。
12が吸引ボックス5の下側に設けられていると説明し
たが、排紙台7が引き出される開口1dを形成する構成
であればエプロン12を画像記録機1本体の機枠に設け
てもよい。
【0054】また、このエプロン12を吸引ボックス5
(機枠でもよい)に対し用紙排出方向である排紙台7の
引き出し方向に移動調整可能に設けることにより、排紙
台7を用紙サイズに対応させて引き出した後に、さらに
記録用紙Wの排出方向の長さに対応させてエプロン12
を移動させることにより、排出される記録用紙Wの排紙
台7における積載収納スペースを記録用紙Wに合わせて
正確に調整することができる。
(機枠でもよい)に対し用紙排出方向である排紙台7の
引き出し方向に移動調整可能に設けることにより、排紙
台7を用紙サイズに対応させて引き出した後に、さらに
記録用紙Wの排出方向の長さに対応させてエプロン12
を移動させることにより、排出される記録用紙Wの排紙
台7における積載収納スペースを記録用紙Wに合わせて
正確に調整することができる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明による画像記
録機の排紙装置は、進入阻止手段により、突き当て部に
突き当たって飛行方向とは反対の方向に跳ね返った記録
用紙の排出方向後方端を規制するので、記録用紙が開口
より画像記録機本体内に進入したり排紙台の引出後端部
から落下するようなことがなく、開口から画像記録機本
体内への記録用紙Wの進入を防止することができるとい
う効果がある。
録機の排紙装置は、進入阻止手段により、突き当て部に
突き当たって飛行方向とは反対の方向に跳ね返った記録
用紙の排出方向後方端を規制するので、記録用紙が開口
より画像記録機本体内に進入したり排紙台の引出後端部
から落下するようなことがなく、開口から画像記録機本
体内への記録用紙Wの進入を防止することができるとい
う効果がある。
【0056】また、進入阻止手段を構成する突起または
可撓性部材により、突き当て部に突き当たって飛行方向
とは反対の方向に跳ね返った記録用紙の排出方向後方端
が突起および/または突出体に衝突するので、記録用紙
が開口より画像記録機本体内に進入したり排紙台の引出
後端部から落下することがなく、開口から画像記録機本
体内への記録用紙Wの進入を防止することができるとい
う効果がある。
可撓性部材により、突き当て部に突き当たって飛行方向
とは反対の方向に跳ね返った記録用紙の排出方向後方端
が突起および/または突出体に衝突するので、記録用紙
が開口より画像記録機本体内に進入したり排紙台の引出
後端部から落下することがなく、開口から画像記録機本
体内への記録用紙Wの進入を防止することができるとい
う効果がある。
【0057】そして、開口から画像記録機本体内への記
録用紙の進入を防止したことにより、画像記録した全て
の記録用紙を残らず容易に回収することができ、作業性
を向上するとができる。
録用紙の進入を防止したことにより、画像記録した全て
の記録用紙を残らず容易に回収することができ、作業性
を向上するとができる。
【0058】さらに、空間に記録用紙が進入しないこと
により、開口から画像記録機本体内に手等を差し込んで
記録用紙を取る必要がなくなり安全性を向上することが
できる。
により、開口から画像記録機本体内に手等を差し込んで
記録用紙を取る必要がなくなり安全性を向上することが
できる。
【0059】また、空間に記録用紙が進入しないことに
より、記録用紙が画像記録機本体内の潤滑油および埃等
によって汚れたり、記録用紙が排紙台の使用位置及び収
納位置への移動の妨げとなるようなことがない。
より、記録用紙が画像記録機本体内の潤滑油および埃等
によって汚れたり、記録用紙が排紙台の使用位置及び収
納位置への移動の妨げとなるようなことがない。
【0060】そして、進入阻止手段が排紙台上面に形成
された長孔と、画像記録機本体側に支持されて開口の上
縁から下方に突出し、前記長孔内に対応して遊嵌される
リブとで構成された場合でも同様の効果を得ることがで
きる。
された長孔と、画像記録機本体側に支持されて開口の上
縁から下方に突出し、前記長孔内に対応して遊嵌される
リブとで構成された場合でも同様の効果を得ることがで
きる。
【0061】また、排紙台を収納位置に移動した際、突
き当て部により記録用紙の排出開放部が覆われるので、
突き当て部が画像記録機本体の記録用紙排出側の外装カ
バーを兼ねることができる。
き当て部により記録用紙の排出開放部が覆われるので、
突き当て部が画像記録機本体の記録用紙排出側の外装カ
バーを兼ねることができる。
【図1】本発明の画像記録機の排紙装置の第一実施例の
全体構成を示す斜視図。
全体構成を示す斜視図。
【図2】同実施例の全体構成を示す側断面図。
【図3】同実施例の動作を示す側断面図。
【図4】同実施例の動作を示す側断面図。
【図5】同実施例の動作を示す側断面図。
【図6】本発明の画像記録機の排紙装置の第二実施例の
全体構成を示す斜視図。
全体構成を示す斜視図。
【図7】従来例を示す斜視図。
【図8】(a)〜(c)従来の動作を示す側断面図。
1…画像記録機、1a…開放部(排出開放部)、1b…
空間、1c…底部、1d…開口、2…印刷ドラム、3…
排出口、4…搬出手段、5…吸引ボックス、6…回転ベ
ルト、7…排紙台、7a…底板、7b…突き当て板(突
き当て部)、7c…側板、7d…ガイドピン、7e…ス
ライドレール、8…案内軌条、8a…案内部、8b,8
c,8d…係止凹部、9…突起、10…切れ目、11…
仕切り(突出体)、12…エプロン、13…リブ、14
…長孔。
空間、1c…底部、1d…開口、2…印刷ドラム、3…
排出口、4…搬出手段、5…吸引ボックス、6…回転ベ
ルト、7…排紙台、7a…底板、7b…突き当て板(突
き当て部)、7c…側板、7d…ガイドピン、7e…ス
ライドレール、8…案内軌条、8a…案内部、8b,8
c,8d…係止凹部、9…突起、10…切れ目、11…
仕切り(突出体)、12…エプロン、13…リブ、14
…長孔。
Claims (2)
- 【請求項1】 画像記録機本体から記録処理した記録用
紙を排出するための排出口と、 前記排出口の下方に設けた開口と、 前記開口から前記記録用紙の排出方向に引き出され前記
排出口から排出される記録用紙を積載する使用位置と前
記画像記録機本体内に収納される位置とに移動可能とし
た排紙台と、 該排紙台に設けられ、前記排出口から排出される記録用
紙の排出方向先方端を規制する突き当て部と、 前記排出口から排紙台上に排出される記録用紙の排出方
向後方への移動を規制して該記録用紙が前記開口から前
記画像記録機本体内に進入することを阻止する進入阻止
手段と、 を備え、 前記進入阻止手段は、前記開口を塞ぐように開口の上縁
側から下縁側へ下向きに設けられた可撓性材料からなる
仕切りと、前記突き当て部から前記記録用紙の排出方向
後方に所定距離離れて前記排紙台上に上向きに形成され
た一又は複数の突起であって前記記録用紙の排出方向後
方端が衝突する排紙台の引き出し方向に沿った小板状の
突起と、よりなり、 仕切りの裾部に形成された切れ目に突起が挿通されるよ
うになることを特徴とする画像記録機の排紙装置。 - 【請求項2】 前記突き当て部は、前記排紙台を画像記
録機本体内に収納したときに前記排出口及び前記開口を
覆う形状とされた請求項1に記載の画像記録機の排紙装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28515994A JP3510686B2 (ja) | 1994-11-18 | 1994-11-18 | 画像記録機の排紙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28515994A JP3510686B2 (ja) | 1994-11-18 | 1994-11-18 | 画像記録機の排紙装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08143210A JPH08143210A (ja) | 1996-06-04 |
JP3510686B2 true JP3510686B2 (ja) | 2004-03-29 |
Family
ID=17687854
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28515994A Expired - Fee Related JP3510686B2 (ja) | 1994-11-18 | 1994-11-18 | 画像記録機の排紙装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3510686B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7576208B2 (ja) | 2022-05-12 | 2024-10-30 | アサヒ産業株式会社 | 食材回転装置及び食材切断設備 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5412123A (en) * | 1993-02-08 | 1995-05-02 | Glycomed Incorporated | Anthraquinone and anthracene derivatives as inhibitors of the cell-adhesion molecules of the immune system |
JP5994439B2 (ja) * | 2012-07-06 | 2016-09-21 | セイコーエプソン株式会社 | 記録装置 |
-
1994
- 1994-11-18 JP JP28515994A patent/JP3510686B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7576208B2 (ja) | 2022-05-12 | 2024-10-30 | アサヒ産業株式会社 | 食材回転装置及び食材切断設備 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08143210A (ja) | 1996-06-04 |
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