JP3173195B2 - 検出装置 - Google Patents

検出装置

Info

Publication number
JP3173195B2
JP3173195B2 JP33237192A JP33237192A JP3173195B2 JP 3173195 B2 JP3173195 B2 JP 3173195B2 JP 33237192 A JP33237192 A JP 33237192A JP 33237192 A JP33237192 A JP 33237192A JP 3173195 B2 JP3173195 B2 JP 3173195B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
detection
oscillation
circuit
magnetic flux
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP33237192A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06160543A (ja
Inventor
徹也 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Bussan Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Bussan Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Bussan Co Ltd filed Critical Sanyo Bussan Co Ltd
Priority to JP33237192A priority Critical patent/JP3173195B2/ja
Publication of JPH06160543A publication Critical patent/JPH06160543A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3173195B2 publication Critical patent/JP3173195B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁性体からなる被検出体
の存在を非接触で検出する検出装置に関し、特に、構成
を簡易的としながらその検出精度を著しく向上させる検
出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の検出装置の検出部とし
て、被検出体である金属体の導電性を利用して発振回路
の回路定数を変化させ、その近接を検出するものが知ら
れている。図7に示すように、数十kHzの高周波発振
回路中の発振コイルLからでた磁界中に被検出体Kが入
ると、被検出体K内に渦電流が流れる。この渦電流の発
生は、電流損失を生じ、高周波発振回路の発振エネルギ
を消費することになるから、通常その発振は停止し、こ
の発振状況から被検出体Kの存在を検出するのである。
【0003】また、被検出体が磁性体である場合にも、
発振コイルLの磁界中に被検出体Kが入ると、発振コイ
ルLの鎖交磁束Φが変化することで発振コイルLの自己
インダクタンス値が変化して高周波発振条件が崩れ、発
振が停止するため、同様に被検出体Kの存在を検出する
ことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7に
示した検出装置の検出部では、磁束の片側を利用してい
るに過ぎないから、検出装置の効率が低いという問題が
あった。また、その検出精度を高めるためようとする
と、被検出体Kの通路の傍らに比較的寸法の大きな発振
コイルLを設ける必要があることから、装置全体をコン
パクトに設計することができないといった問題があっ
た。
【0005】即ち、被検出体の検出精度を高めるために
は、検出位置に配置されたコイルLの発生する磁束密度
を高め、被検出体による磁束変化を大きくする必要があ
る。しかし、コイルLの発生する磁束密度を高めるため
には、コイルLに通電する電流あるいはコイルLの巻数
を増やすしか方策がない。このうちコイル通電電流を増
加させる方法は、大型の大電流源を必要とする上に、場
合によっては電流源冷却用の装置が別途必要となり、か
つ、コイルLの抵抗成分によるジュール損失が通電する
電流増加分の二乗に比例して大きくなるため、装置の占
有体積及び消費電力の面から得策ではない。一方、コイ
ルLの巻数を増やす方法は、コイルLの占有体積が増加
し、その分だけコイルLが検出位置から遠ざかるために
検出位置に対するコイルの漏磁束が多くなり、上述した
方法と同様に検出効率が低下する。
【0006】本発明の検出装置は、こうした問題を解決
し、消費電力を抑さえつつ高効率かつ高精度に被検出体
を検出することを目的としてなされ、次の構成を採っ
た。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の検出装置は、検
出位置に延出して配置されたコイルのインダクタンス成
分を用いて発振する発振回路の発振状況により、前記検
出位置における磁性体あるいは金属体の存在を検出する
検出装置において、前記コイルを分割し、該分割された
コイル(1/2)×M(但し、Mは自然数)回捻り成型
し、該捻り成型によって少なくとも2以上得られた分割
コイルを、前記検出位置を挟み込む位置に配設したこと
をその要旨とする。
【0008】ここで、分割コイルを構成するためのコイ
ルの捻り成型は、従来通りに捻りを加えずにコイルを製
作した後にこれを機械的に捻って構成する方法に限ら
ず、結果として分割コイルを構成する如何なる方法によ
ってもよい。例えば、予め捻りを加えた形状として、即
ち、8の字状のコイル形状としてコイルを構成してもよ
い。
【0009】
【作用】以上のように構成される本発明の検出装置で
は、被検出位置に対して磁束を発生するコイルは次のよ
うに作用する。コイルを(1/2)×M回捻り成型し、
検出位置を挟み込む位置に配設された分割コイルは、そ
れぞれの発生磁束が検出位置を同一方向に貫く。即ち、
それぞれの分割コイルは、検出位置に対する互いの漏れ
磁束を減少させる作用を奏し、発生磁束の大部分が検出
位置を横切るようになって検出位置での磁束密度を高め
る。
【0010】従って、磁性体もしくは金属体からなる被
検出体が検出位置の近傍に存在しない場合、極めて多く
の磁束が検出位置を貫き、このコイルのインダクタンス
成分を用いて発振する発振回路は、所定の条件を満足し
て発振する。一方、被検出体が検出位置に近接し、各分
割コイルの作りだす磁界中にあるとき、その被検出体は
コイル(少なくとも2つの分割コイル)の作りだす高磁
束密度の磁束を乱して大きな自己インダクタンス値の変
化あるいは渦電流損失を招来し、発振回路の発振条件を
崩すことで発振が停止する。
【0011】
【実施例】以上説明した本発明の構成・作用を一層明ら
かにするために、以下本発明の検出装置の好適な実施例
について説明する。図1は実施例である検出装置が適用
されるスロットル遊技装置10の概略斜視図である。
【0012】一般にスロットル遊技装置10では、遊技
のために手持ちのコイン1枚ないし3枚をコイン投入口
12から投入し、スロットルレバー14を矢印方向に操
作する。これにより、中央の3本のドラム16,18,
20がそれぞれ回転を始め、遊技者が各ドラム16〜2
0の直下に設けれたストップスイッチ22,24,26
を押圧したときに各ストップスイッチ22〜26に対応
したドラム16〜20の回転が停止する。この時、各ド
ラム16〜20に描かれた特定の英数字あるいは記号が
中央あるいは左右斜めに揃ったならば、その特定の英数
字あるいは記号毎に予め定められた枚数のコインが受け
皿30に払出される。コイン投入口12からのコインの
投入枚数は、支払枚数を決定する基礎的な条件であっ
て、正確に検出されねばならない。加えて、本実施例で
は、3本のドラム16〜20の英数字の揃い条件も、こ
の投入枚数で可変させている。即ち、投入枚数が1枚で
あるときには中央の位置(図中の777)で英数字など
が揃ったときにのみコイン支払いの権利が発生し、投入
枚数が3枚であるときには中央および左右斜めいずれか
の位置で英数字などが揃ったときにコインの支払い権利
が発生するものとしている。
【0013】この様にスロットル遊技装置10において
は、遊技に際してのコイン投入枚数が、支払枚数のみな
らず遊技条件を決定する重要要因となる。そこで、本実
施例の検出装置のコイル40は、このコイン投入口12
から投入されたコインの通過経路32の途中に設けら
れ、コインの投入枚数を検出するために利用される。
【0014】図2は検出装置のコイル40の外観を示す
斜視図、図3はコインの通過経路32に取り付けられて
いるコイル40の取付状態説明図である。図2に示すよ
うにコイル40は、屈曲自在のフレキシブル・プリント
基板42とこの基板42上に描かれた略8の字状の導電
パターン44とから構成され、その導電パターン44の
終端部に接続される2芯リード線50は、後述のごと
く、コイル40のインダクタンス成分Lを利用して発振
する発振回路60に接続される。即ち、コイル40は、
電気的には、2個の1ターン分割コイル46,48を有
する構造体として構成される。
【0015】また、図3の取付状態説明図に示すよう
に、上記のごとく構成されるコイル40は、そのフレキ
シブル・プリント基板42の屈曲性を利用して中空の直
方体形状の通過経路32に巻付けるように取り付けられ
る。従って、略8の字状に描かれた導電パターン44に
より構成される各分割コイル46,48に流れる電流i
は、通過経路32に対して対称となり、各分割コイル4
6,48の発生磁束Φは同一方向となる。
【0016】この分割コイル46,48が発生する磁束
Φの関係を、図3中の白抜き矢印方向から描いた説明図
が図4である。図示するように、通過経路32対して各
分割コイル46,48に流れる電流iが同一方向となる
ため、各分割コイル46,48の発生磁束Φは同一方向
となり、通過経路32の内部には各分割コイル46,4
8の合成磁界(図中の2点鎖線)が形成される。なお、
仮に実施例の分割コイル46あるいは分割コイル48が
単独で存在する場合を考えてみると、分割コイル46,
48が1ターンであって発生する磁束密度が低いことも
あり、図中の点線で示すように、各分割コイル46ある
いは分割コイル48により発生する磁束Ψの大部分は、
通過経路32を横切らない。分割コイル46あるいは分
割コイル48から発生する磁束Ψは、大部分、それ自身
と鎖交するに過ぎない。
【0017】本実施例では、2つの分割コイル46及び
48が互いに作用し合うことにより、その合成磁束Φは
通過経路32を直角に、かつ、均一に横切るようにな
る。換言するならば、2つの分割コイル46,48の合
成磁界は、通過経路32の所定範囲においてその密度が
均一化し、しかも、この通過経路32における被検出体
であるコインPの通過方向に対して直角方向の磁束とな
る。
【0018】この様に構成、配置されるコイル40は、
2芯リード線50により図5の回路図に示す検出回路6
0と接続される。検出回路60は、図2ないし図4に示
したコイル40やトランジスタTr1,Tr2等の電子
部品から構成され、その発振/非発振状態を判断する制
御回路70と接続端子T1,T2を介して接続されてい
る。ここで、接続端子T1は12ボルトの電源端子であ
り、接続端子T2は回路のグランドレベルを兼ねる検出
端子で制御回路70側においては抵抗器RDを介して接
地される。この検出回路60には、発振回路COと、発
振回路COの発振状態に基づいてオン・オフするスイッ
チング回路SWとが設けられている。
【0019】スイッチング回路SWには、電源端子T1
から12ボルトの電圧が加えられているが、検出端子T
2が抵抗器RD(本実施例では抵抗値680Ω)により
接地されていることから、スイッチング回路SWの電源
電圧(端子T1−T2間電圧)は、スイッチング回路S
WのトランジスタTr2のオン・オフ状態により変化す
る。一方、発振回路COには、電源端子T1と検出端子
T2との間に介装された抵抗器R1(本実施例では抵抗
値27KΩ)とツェナーダイオードD1とにより安定化
されたツェナー電圧Vz(本実施例では約5.5ボル
ト)が供給される。
【0020】発振回路COは、特性が同一の2つのトラ
ンジスタを同一チップ内に形成した双トランジスタTr
1を備え、この双トランジスタTr1の一方のエミッタ
とグランドラインとの間に介装されたコンデンサC2,
C1およびコイル40と、双トランジスタTr1の他方
のエミッタおよびコンデンサC2−C1の接続点とグラ
ンドラインとの間に介装された抵抗器R3とにより、コ
ルピッツ型の高周波発振回路として構成されている。な
お、双トランジスタTr1のベースは、抵抗器R2を介
して電源ラインに接続されている。この発振回路COの
発振周波数は、コイル40のインダクタンスとコンデン
サC1,C2の容量とで決まり、本実施例ではおよそ3
00KHzとなっている。
【0021】双トランジスタTr1のコレクタの一方は
使用されていないが、他方はスイッチング回路SWのト
ランジスタTr2のベース端子に接続されている。トラ
ンジスタTr2のベース端子には、グランドラインとの
間にコンデンサC3が接続されている。エミッタ端子に
は、抵抗器R5(本実施例では220Ω)が接続されて
いる。また、トランジスタTr2のコレクタ端子は、電
源ラインに接続されている。発振回路COが発振してい
る状態では、双トランジスタTr1は約300KHzで
オン・オフを繰り返しており、双トランジスタTr1が
オンのときには、そのコレクタ電流はスイッチング回路
SWのトランジスタTr2のベースから流れ込んでトラ
ンジスタTr2をターンオンする。一方、発振回路CO
の発振により双トランジスタTr1が僅かの時間オフと
なる間は、トランジスタTr2のベース電流はコンデン
サC3の放充電により継続され、トランジスタTr2は
オン状態に保たれる。
【0022】発振回路COが発振している状態で検出回
路60のコイル40の間、即ち分割コイル46,48の
間を金属製の被検出体であるコインPが通過すると、各
分割コイル46,48の合成磁界中をコインPを通り抜
けることになり、コインP内には渦電流が流れて電流損
失を生じる。コインPは通常金属製であるが、コインが
金属以外の材料で作られ表面にメッキがしてある場合で
も、メッキなどの薄膜では断面積が小さいことからかな
り大きな渦電流損失となる。渦電流の発生は発振回路C
Oの発振エネルギを消費することになるから、その高周
波発振は著しく減衰しほぼ停止する。
【0023】コインPがコイル40の間を通過せずコイ
ル40に接近していない状態、即ち、発振回路COが発
振している状態では、トランジスタTr2はオン状態と
なっており、一方、発振回路COの発振がほぼ停止状態
となると、スイッチング回路SWのトランジスタTr2
はターンオフする。抵抗器R5は抵抗器R1より抵抗値
が小さいから(本実施例では220Ω:27KΩ)、ト
ランジスタTr2がオン状態となると、電源端子T1か
らトランジスタTr2,抵抗器R5を介してツェナーダ
イオードD1に流れる電流は、抵抗器R1を介して流れ
る電流より増大する(本実施例ではおよそ約130倍と
なる)。この電流は最終的には、検出端子T2に接続さ
れた抵抗器RDを介して接地側に流れ込むから、抵抗器
RDの両端電圧、即ち制御回路70の入力ポートIPの
電圧は、トランジスタTr2がオフ状態で約0.2ボル
ト、オン状態で約4.9ボルトとなる。従って、制御回
路70は入力ポートIPの状態を監視することで、コイ
ル40を用いた検出回路60がコインPを検出している
状態(ロウレベル)、検出していない状態(ハイレベ
ル)を容易に知ることができる。
【0024】以上のようにして検出回路60からの検出
信号は制御回路70の入力ポートIPに入力され、制御
回路70はコイン投入口12に投入されたコインの枚数
を知ることができる。この検出結果に基づき制御回路7
0は、回転ドラム16〜20の英数字などの一致条件を
変更し、スロットル遊技装置10の遊技条件を変更する
ことが可能となる。また、英数字が揃った場合の払出枚
数などを決定することができる。
【0025】以上のごとく構成される本実施例の検出装
置によれば、次の効果が得られる。2つの分割コイル4
6,48は互いに作用し合うことで、通過経路32を横
切る合成磁界を作りだす。このため、コイル40に流れ
る電流iにより作りだされる磁束Φの大部分がコインP
と鎖交することとなり、僅かな電力でコインPを検出す
ることが可能となる。コイルが、通過経路32に対して
一方の側にのみ存在する場合には、磁束密度は低く、磁
束の大部分は通過経路32を横切ることがない。これに
対して、実施例の構成では、自らのコイルとのみ鎖交す
る磁束(図4中の点線で示す磁束)Ψを減少させて、検
出に有効な磁束を格段に増加している。即ち、金属製の
コインPに発生する渦電流は、磁束密度に正比例して大
きくなるため、コイル40の発生する大部分の磁束がコ
インPの通過位置を横切る本実施例の検出装置によれ
ば、僅かな電流iでコインPに大きな渦電流を発生させ
ることが可能となり、検出効率の大幅な改善が達成され
る。
【0026】また、本実施例の検出装置によれば、各分
割コイル46,48による合成磁束は、通過経路32を
均一かつ直角方向に横切る。従って、コインPがこの通
過経路32を通過する際に、通過経路32の中央あるい
は左右何れかの側壁に片寄って通過しても、この部分の
合成磁束は通過経路32に均一かつ直角方向であるため
コインPに発生する渦電流の大きさは一定となり、検出
回路60に与える影響も一定となる。即ち、本実施例の
検出装置は、コインPが検出範囲にどの様な状態で存在
しても、検出精度を一定に保ち、確実にその存在を検出
することができる。換言するならば、本実施例の検出装
置は、総ての検出範囲にわたって検出感度が高感度で均
一となり、検出精度が飛躍的に向上する。
【0027】更に、本実施例の検出装置は、フレキシブ
ル・プリント基板42に略8の字状に導電パターン44
を描き出しているだけなので、1ターンの分割コイル4
6,48の製造が簡易的に行なわれる。両側の分割コイ
ル46,48を接続する配線も必要ない。しかも、通過
経路32への取り付けは、フレキシブル・プリント基板
42の屈曲性を利用して極めて簡単に行なえる。
【0028】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明はこうした実施例に何等限定されるものではな
く、例えば、導電線を巻回して薄型のコイルを構成しこ
れを1/2回だけ捻った形で検出位置に装着する構成、
図6に示すように、パチンコ玉のPPように球体が通過
する断面円形の通路32の側壁にコイルを貼付した構成
など、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々な
る態様で実施し得ることは勿論である。
【0029】なお、本発明は、コイルから発生する磁束
によって金属体内で渦電流を生じ、あるいは磁性体によ
りコイルの自己インダクタンスが変化し、発振回路の発
振条件が変化することに着目してなされたものであり、
被検出体としては、コイン以外の例えばメタル、パチン
コ玉、硬貨、生産ライン上の部品、物流品等であっても
差し支えない。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明の検出装置で
は、磁性体あるいは金属体からなる被検出体の存在を非
接触で確実に検出することができる。しかも、その検出
に要する電力を抑さえつつ、検出精度の向上を図ると共
に、装置全体をコンパクトに構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である検出装置が用いられるス
ロットル遊技装置10の説明図である。
【図2】実施例である検出装置のコイル40の構成を示
す斜視図である。
【図3】コイル40のスロットル遊技装置1取付状態の
説明図である。
【図4】コイル40の発生磁界の説明図である。
【図5】検出回路60の電気回路図である。
【図6】パチンコ玉の検出に適用した場合のコイルの構
成を示す説明図である。
【図7】渦電流を用いた従来の被検出体検出の様子を示
す説明図である。
【符号の説明】
10…スロットル遊技装置 12…コイン投入口 14…スロットルレバー 16,18,20…回転ドラム 22,24,26…ストップスイッチ 30…受け皿 32…通過経路 40…コイル 42…プリント基板 44…導電パターン 46,48…分割コイル 60…検出回路 60…発振回路 70…制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01V 3/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検出位置に延出して配置されたコイルの
    インダクタンス成分を用いて発振する発振回路の発振状
    況により、前記検出位置における磁性体あるいは金属体
    の存在を検出する検出装置において、 前記コイルを分割し、分割したコイルを(1/2)×M
    (但し、Mは自然数)回捻り成型し、該捻り成型によっ
    て少なくとも2以上得られた分割コイルを、前記検出位
    置を挟み込む位置に配設したことを特徴とする検出装
    置。
JP33237192A 1992-11-18 1992-11-18 検出装置 Expired - Fee Related JP3173195B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33237192A JP3173195B2 (ja) 1992-11-18 1992-11-18 検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33237192A JP3173195B2 (ja) 1992-11-18 1992-11-18 検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06160543A JPH06160543A (ja) 1994-06-07
JP3173195B2 true JP3173195B2 (ja) 2001-06-04

Family

ID=18254219

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33237192A Expired - Fee Related JP3173195B2 (ja) 1992-11-18 1992-11-18 検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3173195B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014044680A (ja) * 2012-08-28 2014-03-13 Fujitsu Component Ltd ハイブリッドタッチパネル
KR101631780B1 (ko) * 2012-02-15 2016-06-24 후지쯔 콤포넌트 가부시끼가이샤 터치패널 및 위치검출방법

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5630660B2 (ja) * 2011-07-22 2014-11-26 村田機械株式会社 磁気式変位センサと変位検出方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101631780B1 (ko) * 2012-02-15 2016-06-24 후지쯔 콤포넌트 가부시끼가이샤 터치패널 및 위치검출방법
JP2014044680A (ja) * 2012-08-28 2014-03-13 Fujitsu Component Ltd ハイブリッドタッチパネル

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06160543A (ja) 1994-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3173195B2 (ja) 検出装置
JP3399087B2 (ja) 検出装置
JPS6021779A (ja) パチンコ入賞装置の制御回路
JP3000463U (ja) 検出装置
JP4474563B2 (ja) バイメタルコインの検出装置
JP3134375B2 (ja) 検出装置
JPH09688A (ja) 検出装置
JP3384389B2 (ja) 検出装置
JP3232465B2 (ja) パチンコ遊技台用計数装置
JPH07275437A (ja) 検出装置
JP3006125B2 (ja) 硬貨識別装置
JPH02167188A (ja) パチンコ機の入賞検出装置
JP2004212065A (ja) コインセンサ
JPH0796051B2 (ja) パチンコ機の入賞検出装置
JP2001054618A (ja) 検出装置
JPH01240867A (ja) 電流検出器
JP2965748B2 (ja) 検出装置
JP2926927B2 (ja) 近接スイッチ
JP3089711B2 (ja) 検出装置
JP2958907B2 (ja) パチンコ機の入賞検出装置
JPH02224684A (ja) パチンコ機の入賞検出装置
EP1057136A1 (en) Induction sensor
JP3788196B2 (ja) パチンコ球検出装置の感度調整方法
JP3606172B2 (ja) 検出装置
KR0121754B1 (ko) 종형탄구유기기(縱型彈球遊技機)의 입상검출장치(入賞儉出裝置)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100330

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120330

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees