JP3171918B2 - 遠隔監視制御システムの監視用端末器 - Google Patents
遠隔監視制御システムの監視用端末器Info
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Description
装置に複数個接続され、スイッチの操作により発生した
監視データを主制御装置からの伝送信号を用いて制御用
端末器に伝送することによって負荷を制御する遠隔監視
制御システムの監視用端末器に関するものである。
て、図13に示すような構成ものが知られている。主制
御装置41には、2線式の信号線Lsを介して、スイッ
チS1 〜S4 の操作を監視する複数個の監視用端末器4
2、負荷L1 〜L4 を制御する複数個の制御用端末器4
3などが接続される。監視用端末器42、制御用端末器
43には、それぞれ個別のアドレスデータが設定され、
このアドレスデータを用いて主制御装置41が監視用端
末器42、制御用端末器43を認識する。
14(a)(b)のような形式の伝送信号Vsを送出す
る。すなわち、信号送出開始を示すスタートパルスS
T、信号モードを示すモードデータ信号MD、監視用端
末器42や制御用端末器43を各別に呼び出すためのア
ドレスデータを伝送するアドレスデータ信号AD、負荷
L1 〜L4 を制御する制御データを伝送する制御データ
信号CD、伝送エラーを検出するためのチェックサムデ
ータ信号CS、監視用端末器42や制御用端末器43か
らの返送信号を受信するタイムスロットである信号返送
期間WTよりなる複極(±24V)の時分割多重信号で
あり、パルス幅変調によってデータが伝送されるように
なっている。
43では、信号線Lsを介して受信した伝送信号Vsの
アドレスデータが設定されているアドレスデータに一致
すると、伝送信号Vsの制御データを取り込むととも
に、伝送信号Vsの信号返送期間WTに同期して監視デ
ータ信号を電流モード(信号線Lsを適当な低インピー
ダンスを介して短絡することにより送出される信号)と
して返送する。
信号MDをダミーモードとし、各監視用端末器42およ
び制御用端末器43には設定されていない空きアドレス
をアドレスデータとして備えたダミー伝送信号を送出す
るダミー信号送信手段が設けられる。主制御装置1に
は、いずれかの監視用端末器42から発生した図14
(c)のような割り込み信号Viを受信したときに割り
込み信号を発生した監視用端末器42を検出した後、そ
の監視用端末器42をアクセスして監視データを返送さ
せる割り込み処理手段も設けられる。すなわち、常時は
ダミー信号送信手段によってダミー信号を信号線Lsに
送出し、監視用端末器42から発生した割り込み信号V
iをダミー伝送信号のスタートパルス信号STに同期し
て検出すると、割り込み処理手段によって主制御装置4
1からモードデータ信号MDをアドレス確認モードとし
た伝送信号Vsを送出するのである。割り込み信号Vi
を発生した監視用端末器42は、アドレス確認モードの
伝送信号Vsを受信すると、この伝送信号Vsの信号返
送期間WTに同期して監視用端末器42に設定されてい
るアドレスデータを返送する。このようにして主制御装
置41では割り込み信号Viを発生した監視用端末器の
アドレスを獲得し、獲得したアドレスを用いて監視用端
末器42をアクセスすることによって、監視用端末器4
2からの監視データを受け取るのである。
ら返送された監視データに基づいて、スイッチS1 〜S
4 に対する対応関係があらかじめ設定されている負荷L
1 〜L4 を接続した制御用端末器43に伝送する制御デ
ータを作成するとともに、その制御データを含む伝送信
号Vsを信号線Lsに送出し、対応する制御用端末器4
3に制御データを伝送して負荷L1 〜L4 を制御する。
15に示すように、押操作されるスイッチS1 〜S4 の
ハンドル11を前面に備えたケース10と、ケース10
に対して着脱自在に凹凸係合される係合爪12aを備え
ケース10の前面を覆うように配設される化粧カバー1
2とを設けたものが知られている。ケース10はボディ
101 とカバー102 とを結合して形成される。係合爪
12aは、ケース10の側面に設けられた係合突部10
aに対して係合する。化粧カバー12は、ハンドル11
の前部が挿入されるように貫設された挿入窓12b(図
2参照)を有し、可撓かつ透明な薄肉の合成樹脂よりな
るカバーシート13が化粧カバー12の前面を全面に亙
って覆うように貼着される。すなわち、挿入窓12bは
カバーシート13によって覆われることになる。カバー
シート13は可撓であるから、カバーシート13を押す
ことによってハンドル11の押操作が可能となってい
る。カバーシート13における挿入窓12bの周部に対
応する部位には段差が形成されてカバーシート13の挿
入窓12bに対応する部位をより撓みやすくしており、
ハンドル11の押操作がより容易になっている。ハンド
ル11の前面とカバーシート13との間には、スイッチ
S1 〜S4 に関連する表記がなされたネームカード14
が挟装される。要するに、スイッチS1 〜S4 に対応す
る負荷名などを表記したネームカード14を、各スイッ
チS1 〜S4 のハンドル11と、透明なカバーシート1
3との間に挟み込んで保持するのである。
化されている埋込型の単位寸法の配線器具の3個分に相
当する寸法に形成されており、配線器具用の取付枠を用
いて施工できるように取付枠に結合する結合爪10bを
側面に備えている。すなわち、ケース10の後部は壁面
等の取付面に対して埋め込んだ形で取り付けられるので
ある。そのため、取付面においてケース10の埋込部分
を隠蔽するように化粧プレート15(図3参照)が配設
される。化粧プレート15は、通常は取付枠に対して結
合される。化粧プレート15の中央部には化粧カバー1
2を露出させる開口窓15aが形成される。
ト15は、化粧カバー12の後面が化粧プレート15の
前面側に露出しないような厚み寸法を有するのが普通で
ある。したがって、施工後にネームカードを交換しよう
とすれば、化粧プレート15を外してから化粧カバー1
2を外し、ネームカードの交換後に化粧プレート15を
再度取り付けることが必要であって、ネームカードの交
換作業に手間がかかるという問題があった。
のであり、ネームカードの交換作業が容易にできるよう
にした遠隔監視制御システムの監視用端末器を提供しよ
うとするものである。
記目的を達成するために、信号線を介して主制御装置に
複数個の端末器を接続し、アドレスデータおよび制御デ
ータを含む伝送信号を主制御装置から各端末器に対して
時分割多重方式で伝送し、監視用端末器にスイッチの操
作によって入力される監視データに基づいて生成した制
御データをアドレスデータにより対応付けられている制
御用端末器に伝送して制御用端末器により負荷を制御す
る遠隔監視制御システムに用いられ、押操作される上記
スイッチのハンドルを前面に備え後部が取付面に埋め込
まれるケースと、ケースに対して着脱自在に凹凸係合す
る係合部を有しケースの前面を覆った形で配設されると
ともにハンドルの前部が挿入されるように貫設された挿
入窓の開口面を可撓かつ透明なカバーシートで覆った化
粧カバーと、ハンドルとカバーシートとの間に挟装され
スイッチに関連した表記がなされるネームカードとを具
備し、化粧カバーは周部の一所に外し溝を備え、外し溝
は、取付面におけるケースの埋込部分を覆う形で配設さ
れて化粧カバーを露出させる開口窓を備えた化粧プレー
トの前面側から平板状の工具を化粧カバーの裏面側に挿
入して化粧カバーのケースに対する凹凸係合を解除する
力を化粧カバーに作用させることを可能にする形状に形
成されているのである。
に形成され、挿入窓の内周面において互いに対向する2
面には、カバーシートとの間でネームカードを保持する
脱落防止突部が各面の一端から中間部まで形成され、各
面の中間部における脱落防止突部の端部には、上記一端
から他端に向かってカバーシートとの距離を広げるよう
に傾斜する着脱用傾斜面がカバーシートとの対向面に形
成されているのである。
示する表示灯の一部がケースの前面に突出し、ケースの
前面における表示灯の周囲には化粧カバーから表示灯に
作用する荷重を受ける保護突部が突設される。
一所に外し溝が形成され、この外し溝は、化粧プレート
の前面側から平板状の工具を化粧カバーの裏面側に挿入
して化粧カバーのケースに対する凹凸係合を解除する力
を化粧カバーに作用させることを可能にするように形成
されているから、化粧プレートを外さなくてもマイナス
ドライバ等の工具を外し溝に挿入すれば、工具の先端部
を化粧カバーの裏面側に挿入することができるのであっ
て、その状態で工具によって化粧カバーを前方にこじる
ようにすれば、化粧カバーを容易に外すことができるの
である。すなわち、ネームカードの交換の際に、化粧プ
レートを外す必要がなく、ネームカードの交換作業が容
易になるのである。
れた挿入窓の内周面にカバーシートとの間でネームカー
ドを保持する脱落防止突部を突設しているのであって、
化粧カバーを外してもネームカードが化粧カバーに保持
されているから、化粧カバーを外したとたんにネームカ
ードが脱落するということがなく、取り扱いが容易にな
るのである。しかも、脱落防止突部は各面の一端から中
間部まで形成され、各面の中間部における落下防止用突
部の端部に着脱用傾斜面が形成されているので、カバー
シートと脱落防止突部との間にネームカードを抜き差し
する際に、着脱用傾斜面に沿ってネームカードを滑らせ
ることができ、ネームカードの着脱が容易になるのであ
る。
化粧カバーから表示灯に作用する荷重を受ける保護突部
が突設されているので、化粧カバーを着脱する際に、ケ
ースの前面に一部が突出している表示灯に対して化粧カ
バーから荷重が作用することがなく、表示灯の破損や、
表示灯の電気的接続部に荷重が作用することによる接続
不良の発生が防止されるのである。
る。本実施例では、図1および図2に示すように、化粧
カバー12の周縁の一所に外し溝12cが設けられる。
すなわち、化粧カバー12は、両側辺に後面側に突出す
る断面略L形の係合爪12aを備え、係合爪12aを設
けていない一辺の中央部に切欠状の外し溝12cを備え
るのである。外し溝12cは、図3に示すように、化粧
プレート15の前面側からマイナスドライバのような平
板状の工具17を挿入したときに、工具17の先端部が
化粧カバー12の裏面に到達するように形成されてい
る。すなわち、工具17を挿入した状態で、化粧カバー
12を前方にこじるように力を加えれば、化粧カバー1
2の係合爪12aとケース10の結合突起10aとの係
合状態が解除されて、化粧カバー12をケース10から
外すことができるようになっているのである。
4 との対応関係が設定されている負荷L1 〜L4 の動作
状態(オン・オフの状態)を表示するための発光ダイオ
ードよりなる表示灯16a,16bが、各スイッチS1
〜S4 のハンドル11に対応して2個ずつ配置されてい
る。各ハンドル11に対応した2個の表示灯16a,1
6bの一方は負荷L1 〜L4 がオンのときに点灯し、他
方は負荷L1 〜L4 がオフのときに点灯する。化粧カバ
ー12には、各表示灯16a,16bに対応するように
透孔12dが穿孔されている。カバーシート13は、化
粧カバー12の前面の略全面を覆うように覆設される
が、透明であるから、表示灯16a,16bの点滅を化
粧カバー12の前面側から視認することができる。
ル11の前部が挿入される矩形状の挿入窓12bの内周
面には、図4に示すように、落下防止突部12eが形成
される。落下防止突部12eは、挿入窓12bの内周面
のうちの両側面に設けられ、壁面等の立面にケース10
を取り付けたときに、下端側となる一端から各側面の中
央部付近まで延長されている。また、落下防止突部12
eは、化粧カバー12の前面よりも後方に形成されてお
り、カバーシート13との間にネームカード14を保持
する隙間を形成する。落下防止突部12eには、ケース
10を上述のように取り付けたときに上端側となる部分
に、上方に向かってカバーシート13との距離を広げる
ように傾斜した着脱用傾斜面12fがカバーシート13
との対向面に形成されている。さらに、挿入窓12bの
内周面のうちケース10を上述のように取り付けたとき
に上端となる面には、図5に示すように、上方に向かっ
て化粧カバー12の後面との距離を小さくするように傾
斜した着脱用傾斜面12hが形成され、その面の中央部
には切欠12gが形成されている。
に、ケース10から化粧カバー12を外してもネームカ
ード14は、落下防止突部12eとカバーシート13と
の間で保持されることになり、化粧カバー12をケース
10から外したとたんにネームカート14が脱落すると
いうことがないのである。また、着脱用傾斜面12f,
12hを形成していることによって、落下防止突部12
eとカバーシート13との間に保持されているネームカ
ード14を取り出す際に、着脱用傾斜面12f,12h
をガイドとしてネームカード14を滑らせれば、ネーム
カード14の着脱作業が容易にできるのである。さら
に、切欠12gが形成されているから、ネームカード1
4が外れにくい場合には、切欠12gに工具を挿入して
ネームカード14を取り出すことができるのである。
に、ケース10の前面に露出しているものであって、表
示灯16a,16bの前面には化粧カバー12が装着さ
れるから、ケース10の前面における露出部位では表示
灯16a,16bには保護カバーが設けられていない。
したがって、化粧カバー12の着脱の際には、表示灯1
6a,16bに荷重が作用する場合がある。表示灯16
a,16bは発光ダイオードにより形成されているもの
であって、ケース10の中に配設されたプリント基板に
実装されているから、表示灯16a,16bに荷重がか
かると、プリント基板のランドに荷重がかかってランド
が剥離するなどの問題が生じることになる。そこで、図
6に示すように、各表示灯16a,16bの両側面に対
応する部位でケース10の前面に保護突部10cを突設
する。保護突部10cにおける表示灯16a,16bと
の対向面は、表示灯16a,16bよりも大きくなるよ
うに形成される。したがって、化粧カバー12から表示
灯16a,16bに作用しようとする荷重は、保護突部
10cで受けられることになり、結果的に、表示灯16
a,16bには荷重が作用しないのである。
に、JIS規格や日本配線器具工業会規格において埋込
型の配線器具用として規格化されている大角形3個用の
取付枠30に取り付けた形で施工される。取付枠30
は、開口窓31を囲む両側片32a, 32bに、それぞ
れケース1の側縁に突設された結合爪10aが係合する
保持孔33a, 33bを有し、一方の側片32aには側
片32aとの距離を変えるように撓むことができる操作
片34が形成される。取付枠30にケース1を取り付け
るときには、取付枠30の後方からケース1を取付枠3
0に押し付けるようにすれば、操作片34が撓んでケー
ス1を取付枠30に嵌着でき、このとき、ケース10の
前部が開口窓31から突出する。一方、取付枠30から
ケース1を外すには、操作片34をドライバ等でこじれ
ばよい。開口窓31を囲み側片32a, 32bに直交す
る連結片35a, 35bには、スイッチボックスに取付
枠30を結合するためのボックスねじを挿入する長孔3
6や取付枠30の前面を覆う化粧プレート15を取り付
けるプレートねじが螺合するねじ孔37などが設けられ
る。さらに、連結片35a,35bには、長孔36を通
して挿入されるねじに螺合し、壁パネル等に形成された
取付孔の周部を取付枠30との間で挟持する鋏金具の一
端部が挿入される挟み金具取付孔38も形成される。
すような回路を実装したプリント基板が収納されてい
る。伝送信号の処理は、マイクロプロセッサを内蔵した
専用の集積回路よりなる信号処理部21により行われ
る。信号処理部21は、最大4個のスイッチS1 〜S4
を接続することができ、スイッチS1 〜S4 の操作によ
って負荷L1 〜L4 をオン遅延させたりオフ遅延させた
りするような機能を、記憶部22に格納された機能デー
タによって設定できるようになっている。また、アドレ
スデータも記憶部22に格納される。記憶部22にはE
EPROMが用いられ、信号処理部21を通して内容が
書換可能になっている。監視用端末器42の電源は、信
号端子T1 ,T2 に接続される信号線Ls上の伝送信号
を全波整流し安定化することによって得られるのであっ
て、伝送信号から電源を得るための電源回路23が設け
られる。伝送信号はトランジスタQ1 を介して入力さ
れ、返送信号はトランジスタQ2 および抵抗R2 を用い
て電流モードの信号として信号線Lsに送出される。さ
らに、信号処理部21のクロック周期を決める水晶振動
子Xや、電源投入時に信号処理部21をリセットするリ
セット回路24が、信号処理部21に接続される。
44(図13参照)からの赤外線によるワイヤレス信号
によって設定される。設定器44は、記憶部22に格納
する機能データおよびアドレスデータの設定、確認、修
正を行うことができるように構成され、各モードのワイ
ヤレス信号を伝送することによって、信号処理部21が
対応する処理を行うようになっている。ワイヤレス信号
の授受のために、信号処理部21には、ワイヤレス受信
部25とワイヤレス送信部26とが接続される。ワイヤ
レス受信部25は、電源の両端間に接続したPINフォ
トダイオードのような受光素子Pと抵抗R1 との直列回
路よりなり、受光素子Pと抵抗R1 との接続点を信号処
理部21に接続している。ワイヤレス送信部26は、ド
ライブ用のトランジスタQ3 のエミッタ−コレクタに直
列接続された抵抗R3 と発光ダイオードよりなる投光素
子Lとを備える。
機能データおよびアドレスデータを設定するために、比
較的近距離で使用するものであるから、外乱光の影響を
受けにくいものであり、波形整形による雑音成分の除去
を行わなくても実用上は問題なく動作する。また、増幅
を行わなくても信号処理部21に必要な信号レベルを確
保できる。このように、簡単な回路構成としたことによ
って、プリント基板に対するワイヤレス受信部25の占
有面積が大幅に削減されることになる。たとえば、雑音
除去および増幅を行う回路としては、図10のような回
路構成が考えられる。このワイヤレス受信部25は、P
INフォトダイオードよりなる受光素子Pと抵抗R1 と
の直列回路の接続点にコンデンサC1 を介してトランジ
スタQ4のベースを接続し、さらに、トランジスタQ4
のコレクタにコンデンサC2 を介してトランジスタQ5
のベースを接続したものである。したがって、受光素子
Pにワイヤレス信号が入射すると、コンデンサC1 を通
してトランジスタQ4 のベースに瞬間的に電流が流れて
トランジスタQ4 がオンになり、コンデンサC2 の電荷
が放電されてトランジスタQ5 が一定時間オンになると
いうものである。したがって、ワイヤレス信号のパルス
幅には無関係に一定幅のパルスを出力することができ、
しかも、信号が増幅されることになる。しかしながら、
図9のワイヤレス受光部25に比較して明らかに部品点
数が多いものである。このような複雑な回路を用いなく
ても、実用上は問題が生じないから、図9に示す回路構
成を採用することによって、部品数の低減によるコスト
低減および組立作業の容易化、ならびに回路の占有面積
の削減による小型化を図ることができるのである。
ース10の前面に設けた送受信部27aを通して授受さ
れる。送受信部27aに対応する位置で化粧カバー12
には赤外線が透過可能な保護カバー27bが設けられ
る。信号端子T1 ,T2 としては、図11に示すよう
に、ケース10の裏面に露出したねじ付の端子が用いら
れる。また、信号端子T1 ,T2 と共通に接続されたコ
ネクタ18a,18bが2組設けられる。ケース10を
隣接して配置する際には、ケース10間で信号線Lsを
送り配線することが必要であって、このような送り配線
はコネクタ18a,18bを用いて行う。すなわち、図
12に示すように、コネクタ18a,18bに対して着
脱自在に結合されるプラグ19a,19bを両端に備え
た接続線19を用いて、各ケース10に設けたコネクタ
18a,18b間を次々に接続すれば、信号線Lsの送
り配線を行うことができる。このような構成を採用する
ことによって、信号線Lsの結線作業の時間が大幅に短
縮されることになる。
一所に外し溝が形成され、この外し溝は、化粧プレート
の前面側から平板状の工具を化粧カバーの裏面側に挿入
して化粧カバーのケースに対する凹凸係合を解除する力
を化粧カバーに作用させることを可能にするように形成
されているから、化粧プレートを外さなくてもマイナス
ドライバ等の工具を外し溝に挿入すれば、工具の先端部
を化粧カバーの裏面側に挿入することができるのであっ
て、その状態で工具によって化粧カバーを前方にこじる
ようにすれば、化粧カバーを容易に外すことができるの
である。すなわち、ネームカードの交換の際に、化粧プ
レートを外す必要がなく、ネームカードの交換作業が容
易になるという利点がある。
入窓の内周面にカバーシートとの間でネームカードを保
持する脱落防止突部を突設しているのであって、化粧カ
バーを外してもネームカードが化粧カバーに保持されて
いるから、化粧カバーを外したとたんにネームカードが
脱落するということがなく、取り扱いが容易になるとい
う利点がある。しかも、脱落防止突部は各面の一端から
中間部まで形成され、各面の中間部における落下防止用
突部の端部に着脱用傾斜面が形成されているので、カバ
ーシートと脱落防止突部との間にネームカードを抜き差
しする際に、着脱用傾斜面に沿ってネームカードを滑ら
せることができ、ネームカードの着脱が容易になるとい
う効果を奏する。
バーから表示灯に作用する荷重を受ける保護突部が突設
されているので、化粧カバーを着脱する際に、ケースの
前面に一部が突出している表示灯に対して化粧カバーか
ら荷重が作用することがなく、表示灯の破損や、表示灯
の電気的接続部に荷重が作用することによる接続不良の
発生が防止されるという効果がある。
である。
明図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 信号線を介して主制御装置に複数個の端
末器を接続し、アドレスデータおよび制御データを含む
伝送信号を主制御装置から各端末器に対して時分割多重
方式で伝送し、監視用端末器にスイッチの操作によって
入力される監視データに基づいて生成した制御データを
アドレスデータにより対応付けられている制御用端末器
に伝送して制御用端末器により負荷を制御する遠隔監視
制御システムに用いられ、押操作される上記スイッチの
ハンドルを前面に備え後部が取付面に埋め込まれるケー
スと、ケースに対して着脱自在に凹凸係合する係合部を
有しケースの前面を覆った形で配設されるとともにハン
ドルの前部が挿入されるように貫設された挿入窓の開口
面を可撓かつ透明なカバーシートで覆った化粧カバー
と、ハンドルとカバーシートとの間に挟装されスイッチ
に関連した表記がなされるネームカードとを具備し、化
粧カバーは周部の一所に外し溝を備え、外し溝は、取付
面におけるケースの埋込部分を覆う形で配設されて化粧
カバーを露出させる開口窓を備えた化粧プレートの前面
側から平板状の工具を化粧カバーの裏面側に挿入して化
粧カバーのケースに対する凹凸係合を解除する力を化粧
カバーに作用させることを可能にする形状に形成されて
成ることを特徴とする遠隔監視制御システムの監視用端
末器。 - 【請求項2】 上記挿入窓は矩形状に形成され、挿入窓
の内周面において互いに対向する2面には、カバーシー
トとの間でネームカードを保持する脱落防止突部が各面
の一端から中間部まで形成され、各面の中間部における
脱落防止突部の端部には、上記一端から他端に向かって
カバーシートとの距離を広げるように傾斜する着脱用傾
斜面がカバーシートとの対向面に形成されたことを特徴
とする請求項1記載の遠隔監視制御システムの監視用端
末器。 - 【請求項3】 負荷の動作状態を表示する表示灯の一部
がケースの前面に突出し、ケースの前面における表示灯
の周囲には化粧カバーから表示灯に作用する荷重を受け
る保護突部が突設されたことを特徴とする請求項1記載
の遠隔監視制御システムの監視用端末器。
Priority Applications (1)
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JP10333592A JP3171918B2 (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | 遠隔監視制御システムの監視用端末器 |
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JPH118950A (ja) * | 1997-03-04 | 1999-01-12 | Toshiba Lighting & Technol Corp | 遠隔制御および/または監視用端末器、遠隔制御および/または監視装置、遠隔制御装置 |
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JP4535165B2 (ja) * | 2008-04-24 | 2010-09-01 | パナソニック電工株式会社 | 操作端末器 |
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1992
- 1992-04-23 JP JP10333592A patent/JP3171918B2/ja not_active Expired - Lifetime
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