JP3131421B2 - 遠隔監視制御システムおよびその端末器 - Google Patents

遠隔監視制御システムおよびその端末器

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JP3131421B2
JP3131421B2 JP11117183A JP11718399A JP3131421B2 JP 3131421 B2 JP3131421 B2 JP 3131421B2 JP 11117183 A JP11117183 A JP 11117183A JP 11718399 A JP11718399 A JP 11718399A JP 3131421 B2 JP3131421 B2 JP 3131421B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、信号線を介して主
制御装置に複数個の端末器を接続し、いずれかの端末器
にスイッチの操作によって入力される監視データに基づ
いて生成した制御データをアドレスデータにより対応付
けられている他の端末器に伝送して前記他の端末器によ
り負荷を制御するようにした遠隔監視制御システム、お
よび前記スイッチを備える遠隔監視制御システム用の端
末器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、遠隔監視制御システムとし
て、図13に示すような構成ものが知られている。主制
御装置41には、2線式の信号線Lsを介して、スイッ
チS1 〜S4 の操作を監視する複数個の端末器42、負
荷L1 〜L4 を制御する複数個の端末器43などが接続
される。端末器42,43には、それぞれ個別のアドレ
スデータが設定され、このアドレスデータを用いて主制
御装置41が端末器42,43を認識する。以下では、
スイッチS1 〜S4 の操作を監視する端末器42を監視
用端末器と呼び、負荷L1 〜L4 を制御する端末器43
を制御用端末器43と呼ぶ。
【0003】主制御装置41は信号線Lsに対して、図
14(a)(b)のような形式の伝送信号Vsを送出す
る。すなわち、信号送出開始を示すスタートパルスS
T、信号モードを示すモードデータ信号MD、監視用端
末器42や制御用端末器43を各別に呼び出すためのア
ドレスデータを伝送するアドレスデータ信号AD、負荷
1 〜L4 を制御する制御データを伝送する制御データ
信号CD、伝送エラーを検出するためのチェックサムデ
ータ信号CS、監視用端末器42や制御用端末器43か
らの返送信号を受信するタイムスロットである信号返送
期間WTよりなる複極(±24V)の時分割多重信号で
あり、パルス幅変調によってデータが伝送されるように
なっている。
【0004】各監視用端末器42および各制御用端末器
43では、信号線Lsを介して受信した伝送信号Vsの
アドレスデータが設定されているアドレスデータに一致
すると、伝送信号Vsの制御データを取り込むととも
に、伝送信号Vsの信号返送期間WTに同期して監視デ
ータ信号を電流モード(信号線Lsを適当な低インピー
ダンスを介して短絡することにより送出される信号)と
して返送する。
【0005】また、主制御装置41には、モードデータ
信号MDをダミーモードとし、各監視用端末器42およ
び制御用端末器43には設定されていない空きアドレス
をアドレスデータとして備えたダミー伝送信号を送出す
るダミー信号送信手段が設けられる。主制御装置1に
は、いずれかの監視用端末器42から発生した図14
(c)のような割り込み信号Viを受信したときに割り
込み信号を発生した監視用端末器42を検出した後、そ
の監視用端末器42をアクセスして監視データを返送さ
せる割り込み処理手段も設けられる。すなわち、常時は
ダミー信号送信手段によってダミー信号を信号線Lsに
送出し、監視用端末器42から発生した割り込み信号V
iをダミー伝送信号のスタートパルス信号STに同期し
て検出すると、割り込み処理手段によって主制御装置4
1からモードデータ信号MDをアドレス確認モードとし
た伝送信号Vsを送出するのである。割り込み信号Vi
を発生した監視用端末器42は、アドレス確認モードの
伝送信号Vsを受信すると、この伝送信号Vsの信号返
送期間WTに同期して監視用端末器42に設定されてい
るアドレスデータを返送する。このようにして主制御装
置41では割り込み信号Viを発生した監視用端末器の
アドレスを獲得し、獲得したアドレスを用いて監視用端
末器42をアクセスすることによって、監視用端末器4
2からの監視データを受け取るのである。
【0006】主制御装置41では、監視用端末器42か
ら返送された監視データに基づいて、スイッチS1 〜S
4 に対する対応関係があらかじめ設定されている負荷L
1 〜L4 を接続した制御用端末器43に伝送する制御デ
ータを作成するとともに、その制御データを含む伝送信
号Vsを信号線Lsに送出し、対応する制御用端末器4
3に制御データを伝送して負荷L1 〜L4 を制御する。
【0007】ところで、監視用端末器42としては、図
15に示すように、押操作されるスイッチS1 〜S4
ハンドル11を前面に備えたケース10と、ケース10
に対して着脱自在に凹凸係合される係合爪12aを備え
ケース10の前面を覆うように配設されるネームカバー
12とを設けたものが知られている。ケース10はボデ
ィ101 とカバー102 とを結合して形成される。係合
爪12aは、ケース10の側面に設けられた係合突部1
0aに対して係合する。ネームカバー12は、ハンドル
11の前部が挿入されるように貫設された挿入窓12b
(図2参照)を有し、可撓かつ透明な薄肉の合成樹脂よ
りなるカバーシート13がネームカバー12の前面を全
面に亙って覆うように貼着される。すなわち、挿入窓1
2bはカバーシート13によって覆われることになる。
カバーシート13は可撓であるから、カバーシート13
を押すことによってハンドル11の押操作が可能となっ
ている。カバーシート13における挿入窓12bの周部
に対応する部位には段差が形成されてカバーシート13
の挿入窓12bに対応する部位をより撓みやすくしてお
り、ハンドル11の押操作がより容易になっている。ハ
ンドル11の前面とカバーシート13との間には、スイ
ッチS1 〜S4 に関連する表記がなされたネームカード
14が挟装される。要するに、スイッチS1 〜S4 に対
応する負荷名などを表記したネームカード14を、各ス
イッチS1 〜S4 のハンドル11と、透明なカバーシー
ト13との間に挟み込んで保持するのである。
【0008】ケース10は、JIS規格等によって規格
化されている埋込型の単位寸法の配線器具用の3個分に
相当する寸法に形成されており、配線器具用の取付枠を
用いて施工できるように取付枠に結合する結合爪10b
を側面に備えている。すなわち、ケース10の後部は壁
面等の取付面に対して埋め込んだ形で取り付けられるの
である。そのため、取付面においてケース10の埋込部
分を隠蔽するように化粧プレート15(図3参照)が配
設される。化粧プレート15は、通常は取付枠に対して
結合される。化粧プレート15の中央部にはネームカバ
ー12を露出させる開口窓15aが形成される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、化粧プレー
ト15は、ネームカバー12の後面が化粧プレート15
の前面側に露出しないような厚み寸法を有するのが普通
である。したがって、施工後にネームカードを交換しよ
うとすれば、化粧プレート15を外してからネームカバ
ー12を外し、ネームカードの交換後に化粧プレート1
5を再度取り付けることが必要であって、ネームカード
の交換作業に手間がかかるという問題があった。
【0010】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、ネームカードの交換作業が容易にで
きるようにした遠隔監視制御システムおよびその端末器
を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、信号
線を介して主制御装置に複数個の端末器を接続し、アド
レスデータおよび制御データを含む伝送信号を主制御装
置から各端末器に対して時分割多重方式で伝送し、いず
れかの端末器にスイッチの操作によって入力される監視
データに基づいて生成した制御データをアドレスデータ
により対応付けられている他の端末器に伝送して前記他
の端末器により負荷を制御するようにし、前記スイッチ
を設けた端末器に、押操作される前記スイッチのハンド
ルが前面に配置され埋込型の配線器具用である取付枠に
取着されるとともに取付面に設けた取付孔に後部が挿入
された形で施工されるケースと、ケースに着脱自在に凹
凸係合する係合部によりケースの前面に覆着されハンド
ルの前部が挿入されるように貫設された挿入窓の開口面
を可撓かつ透明なカバーシートで覆ったネームカバー
と、ハンドルとカバーシートとの間に挟装されスイッチ
に関連した表記がなされるネームカードとを設け、前記
ケースを埋込型の配線器具の単位寸法の3個分に相当す
る寸法に形成し、平板状の工具をネームカバーの前面側
から差し込んで前記ケースからネームカバーを外す向き
の力を作用させることができる外し溝を前記ネームカバ
ーの周部に設けたものである。
【0012】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記取付孔を覆うとともにネームカバーを露出させ
る開口窓を備えた化粧プレートの前面側から前記工具を
ネームカバーの裏面側に挿入可能となる形状に前記外し
溝を形成しているものである。
【0013】請求項3の発明は、信号線を介して主制御
装置に複数個の端末器を接続し、アドレスデータおよび
制御データを含む伝送信号を主制御装置から各端末器に
対して時分割多重方式で伝送し、いずれかの端末器にス
イッチの操作によって入力される監視データに基づいて
生成した制御データをアドレスデータにより対応付けら
れている他の端末器に伝送して前記他の端末器により負
荷を制御する遠隔監視制御システムに用いられ、押操作
される前記スイッチのハンドルが前面に配置され埋込型
の配線器具用である取付枠に取着されるとともに取付面
に設けた取付孔に後部が挿入された形で施工されるケー
スと、ケースに着脱自在に凹凸係合する係合部によりケ
ースの前面に覆着されハンドルの前部が挿入されるよう
に貫設された挿入窓の開口面を可撓かつ透明なカバーシ
ートで覆ったネームカバーと、ハンドルとカバーシート
との間に挟装されスイッチに関連した表記がなされるネ
ームカードとを設け、前記ケースを埋込型の配線器具の
単位寸法の3個分に相当する寸法に形成し、平板状の工
具をネームカバーの前面側から差し込んで前記ケースか
らネームカバーを外す向きの力を作用させることができ
る外し溝を前記ネームカバーの周部に設けたものであ
る。
【0014】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て、前記取付孔を覆うとともにネームカバーを露出させ
る開口窓を備えた化粧プレートの前面側から前記工具を
ネームカバーの裏面側に挿入可能となる形状に前記外し
溝を形成しているものである。
【0015】請求項5の発明は、請求項3または請求項
4の発明において、前記挿入窓が矩形状に形成され、挿
入窓の内周面において互いに対向する2面には、カバー
シートとの間でネームカードを保持する脱落防止突部が
各面の一端から中間部まで形成されたものである。
【0016】請求項6の発明は、請求項3または請求項
4の発明において、前記ハンドルが前記ケースの前面に
4個設けられているものである。
【0017】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)本実形態の
基本構成は、従来構成と同様である。本実施形態では、
図1および図2に示すように、ネームカバー12の周縁
の一所に外し溝12cが設けられる。すなわち、ネーム
カバー12は、両側辺に後面側に突出する断面略L形の
係合爪12aを備え、係合爪12aを設けていない一辺
の中央部に切欠状の外し溝12cを備えるのである。外
し溝12cは、図3に示すように、化粧プレート15の
前面側からマイナスドライバのような平板状の工具17
を挿入したときに、工具17の先端部がネームカバー1
2の裏面に到達するように形成されている。すなわち、
工具17を挿入した状態で、ネームカバー12を前方に
こじるように力を加えれば、ネームカバー12の係合爪
12aとケース10の結合突起10aとの係合状態が解
除されて、ネームカバー12をケース10から外すこと
ができるようになっているのである。
【0018】ケース10の前面には、スイッチS1 〜S
4 との対応関係が設定されている負荷L1 〜L4 の動作
状態(オン・オフの状態)を表示するための発光ダイオ
ードよりなる表示灯16a,16bが、各スイッチS1
〜S4 のハンドル11に対応して2個ずつ配置されてい
る。各ハンドル11に対応した2個の表示灯16a,1
6bの一方は負荷L1 〜L4 がオンのときに点灯し、他
方は負荷L1 〜L4 がオフのときに点灯する。ネームカ
バー12には、各表示灯16a,16bに対応するよう
に透孔12dが穿孔されている。カバーシート13は、
ネームカバー12の前面の略全面を覆うように覆設され
るが、透明であるから、表示灯16a,16bの点滅を
ネームカバー12の前面側から視認することができる。
【0019】ところで、ネームカバー12においてハン
ドル11の前部が挿入される矩形状の挿入窓12bの内
周面には、図4に示すように、落下防止突部12eが形
成される。落下防止突部12eは、挿入窓12bの内周
面のうちの両側面に設けられ、壁面等の立面にケース1
0を取り付けたときに、下端側となる一端から各側面の
中央部付近まで延長されている。また、落下防止突部1
2eは、ネームカバー12の前面よりも後方に形成され
ており、カバーシート13との間にネームカード14を
保持する隙間を形成する。落下防止突部12eには、ケ
ース10を上述のように取り付けたときに上端側となる
部分に、上方に向かってカバーシート13との距離を広
げるように傾斜した着脱用傾斜面12fがカバーシート
13との対向面に形成されている。さらに、挿入窓12
bの内周面のうちケース10を上述のように取り付けた
ときに上端となる面には、図5に示すように、上方に向
かってネームカバー12の後面との距離を小さくするよ
うに傾斜した着脱用傾斜面12hが形成され、その面の
中央部には切欠12gが形成されている。
【0020】したがって、ネームカード14の交換の際
に、ケース10からネームカバー12を外してもネーム
カード14は、落下防止突部12eとカバーシート13
との間で保持されることになり、ネームカバー12をケ
ース10から外したとたんにネームカート14が脱落す
るということがないのである。また、着脱用傾斜面12
f,12hを形成していることによって、落下防止突部
12eとカバーシート13との間に保持されているネー
ムカード14を取り出す際に、着脱用傾斜面12f,1
2hをガイドとしてネームカード14を滑らせれば、ネ
ームカード14の着脱作業が容易にできるのである。さ
らに、切欠12gが形成されているから、ネームカード
14が外れにくい場合には、切欠12gに工具を挿入し
てネームカード14を取り出すことができるのである。
【0021】表示灯16a,16bは、上述したよう
に、ケース10の前面に露出しているものであって、表
示灯16a,16bの前面にはネームカバー12が装着
されるから、ケース10の前面における露出部位では表
示灯16a,16bには保護カバーが設けられていな
い。したがって、ネームカバー12の着脱の際には、表
示灯16a,16bに荷重が作用する場合がある。表示
灯16a,16bは発光ダイオードにより形成されてい
るものであって、ケース10の中に配設されたプリント
基板に実装されているから、表示灯16a,16bに荷
重がかかると、プリント基板のランドに荷重がかかって
ランドが剥離するなどの問題が生じることになる。そこ
で、図6に示すように、各表示灯16a,16bの両側
面に対応する部位でケース10の前面に保護突部10c
を突設する。保護突部10cにおける表示灯16a,1
6bとの対向面は、表示灯16a,16bよりも大きく
なるように形成される。したがって、ネームカバー12
から表示灯16a,16bに作用しようとする荷重は、
保護突部10cで受けられることになり、結果的に、表
示灯16a,16bには荷重が作用しないのである。
【0022】ケース10は、図7および図8に示すよう
に、JIS規格や日本配線器具工業会規格において埋込
型の配線器具用として規格化されている大角形3個用の
取付枠30に1個だけ取り付けた形で施工される。つま
り、ケース10は、取付枠30に最大3個取り付けるこ
とができる単位寸法の配線器具の3個分に相当する寸法
を有している。取付枠30は、開口窓31を囲む両側片
32a, 32bに、それぞれケース1の側縁に突設され
た結合爪10aが係合する保持孔33a, 33bを有
し、一方の側片32aには側片32aとの距離を変える
ように撓むことができる操作片34が形成される。取付
枠30にケース1を取り付けるときには、取付枠30の
後方からケース1を取付枠30に押し付けるようにすれ
ば、操作片34が撓んでケース1を取付枠30に嵌着で
き、このとき、ケース10の前部が開口窓31から突出
する。一方、取付枠30からケース1を外すには、操作
片34をドライバ等でこじればよい。開口窓31を囲み
側片32a, 32bに直交する連結片35a, 35bに
は、スイッチボックスに取付枠30を結合するためのボ
ックスねじを挿入する長孔36や取付枠30の前面を覆
う化粧プレート15を取り付けるプレートねじが螺合す
るねじ孔37などが設けられる。さらに、連結片35
a,35bには、長孔36を通して挿入されるねじに螺
合し、壁パネル等に形成された取付孔の周部を取付枠3
0との間で挟持する挟み金具の一端部が挿入される挟み
金具取付孔38も形成される。
【0023】ところで、ケース10の中には、図9に示
すような回路を実装したプリント基板が収納されてい
る。伝送信号の処理は、マイクロプロセッサを内蔵した
専用の集積回路よりなる信号処理部21により行われ
る。信号処理部21は、最大4個のスイッチS1 〜S4
を接続することができ、スイッチS1 〜S4 の操作によ
って負荷L1 〜L4 をオン遅延させたりオフ遅延させた
りするような機能を、記憶部22に格納された機能デー
タによって設定できるようになっている。また、アドレ
スデータも記憶部22に格納される。記憶部22にはE
EPROMが用いられ、信号処理部21を通して内容が
書換可能になっている。監視用端末器42の電源は、信
号端子T1 ,T2 に接続される信号線Ls上の伝送信号
を全波整流し安定化することによって得られるのであっ
て、伝送信号から電源を得るための電源回路23が設け
られる。伝送信号はトランジスタQ1 を介して入力さ
れ、返送信号はトランジスタQ2 および抵抗R2 を用い
て電流モードの信号として信号線Lsに送出される。さ
らに、信号処理部21のクロック周期を決める水晶振動
子Xや、電源投入時に信号処理部21をリセットするリ
セット回路24が、信号処理部21に接続される。
【0024】記憶部22の内容は、外部に設けた設定器
44(図13参照)からの赤外線によるワイヤレス信号
によって設定される。設定器44は、記憶部22に格納
する機能データおよびアドレスデータの設定、確認、修
正を行うことができるように構成され、各モードのワイ
ヤレス信号を伝送することによって、信号処理部21が
対応する処理を行うようになっている。ワイヤレス信号
の授受のために、信号処理部21には、ワイヤレス受信
部25とワイヤレス送信部26とが接続される。ワイヤ
レス受信部25は、電源の両端間に接続したPINフォ
トダイオードのような受光素子Pと抵抗R1 との直列回
路よりなり、受光素子Pと抵抗R1 との接続点を信号処
理部21に接続している。ワイヤレス送信部26は、ド
ライブ用のトランジスタQ3 のエミッタ−コレクタに直
列接続された抵抗R3 と発光ダイオードよりなる投光素
子Lとを備える。
【0025】設定器43は、各監視用端末器42ごとに
機能データおよびアドレスデータを設定するために、比
較的近距離で使用するものであるから、外乱光の影響を
受けにくいものであり、波形整形による雑音成分の除去
を行わなくても実用上は問題なく動作する。また、増幅
を行わなくても信号処理部21に必要な信号レベルを確
保できる。このように、簡単な回路構成としたことによ
って、プリント基板に対するワイヤレス受信部25の占
有面積が大幅に削減されることになる。たとえば、雑音
除去および増幅を行う回路としては、図10のような回
路構成が考えられる。このワイヤレス受信部25は、P
INフォトダイオードよりなる受光素子Pと抵抗R1
の直列回路の接続点にコンデンサC1 を介してトランジ
スタQ4のベースを接続し、さらに、トランジスタQ4
のコレクタにコンデンサC2 を介してトランジスタQ5
のベースを接続したものである。したがって、受光素子
Pにワイヤレス信号が入射すると、コンデンサC1 を通
してトランジスタQ4 のベースに瞬間的に電流が流れて
トランジスタQ4 がオンになり、コンデンサC2 の電荷
が放電されてトランジスタQ5 が一定時間オンになると
いうものである。したがって、ワイヤレス信号のパルス
幅には無関係に一定幅のパルスを出力することができ、
しかも、信号が増幅されることになる。しかしながら、
図9のワイヤレス受光部25に比較して明らかに部品点
数が多いものである。このような複雑な回路を用いなく
ても、実用上は問題が生じないから、図9に示す回路構
成を採用することによって、部品数の低減によるコスト
低減および組立作業の容易化、ならびに回路の占有面積
の削減による小型化を図ることができるのである。
【0026】ワイヤレス信号は、図1に示すように、ケ
ース10の前面に設けた送受信部27aを通して授受さ
れる。送受信部27aに対応する位置でネームカバー1
2には赤外線が透過可能な保護カバー27bが設けられ
る。
【0027】信号端子T1 ,T2 としては、図11に示
すように、ケース10の裏面に露出したねじ付の端子が
用いられる。また、信号端子T1 ,T2 と共通に接続さ
れたコネクタ18a,18bが2組設けられる。ケース
10を隣接して配置する際には、ケース10間で信号線
Lsを送り配線することが必要であって、このような送
り配線はコネクタ18a,18bを用いて行う。すなわ
ち、図12に示すように、コネクタ18a,18bに対
して着脱自在に結合されるプラグ19a,19bを両端
に備えた接続線19を用いて、各ケース10に設けたコ
ネクタ18a,18b間を次々に接続すれば、信号線L
sの送り配線を行うことができる。このような構成を採
用することによって、信号線Lsの結線作業の時間が大
幅に短縮されることになる。
【0028】
【発明の効果】請求項1の発明は、信号線を介して主制
御装置に複数個の端末器を接続し、アドレスデータおよ
び制御データを含む伝送信号を主制御装置から各端末器
に対して時分割多重方式で伝送し、いずれかの端末器に
スイッチの操作によって入力される監視データに基づい
て生成した制御データをアドレスデータにより対応付け
られている他の端末器に伝送して前記他の端末器により
負荷を制御するようにし、スイッチを設けた端末器に、
押操作されるスイッチのハンドルが前面に配置され埋込
型の配線器具用である取付枠に取着されるとともに取付
面に設けた取付孔に後部が挿入された形で施工されるケ
ースと、ケースに着脱自在に凹凸係合する係合部により
ケースの前面に覆着されハンドルの前部が挿入されるよ
うに貫設された挿入窓の開口面を可撓かつ透明なカバー
シートで覆ったネームカバーと、ハンドルとカバーシー
トとの間に挟装されスイッチに関連した表記がなされる
ネームカードとを設け、ケースを埋込型の配線器具の単
位寸法の3個分に相当する寸法に形成し、平板状の工具
をネームカバーの前面側から差し込んでケースからネー
ムカバーを外す向きの力を作用させることができる外し
溝をネームカバーの周部に設けたものであり、端末器に
おいてネームカバーの周部に設けた外し溝に平板状の工
具をネームカバーの前面側から差し込むことができるの
で、施工状態であってマイナスドライバ等の工具を外し
溝に差し込んでもネームカバーを容易に取り外すことが
でき、結果的にネームカードの交換作業が容易になると
いう利点がある。しかも埋込型の配線器具の3個分に相
当する寸法のケースを有した端末器を用いるから、埋込
型の配線器具に用いる取付枠を流用して施工することが
でき、別途に施工用の部材を設計する必要がなく、設計
コスト、製造コスト、在庫管理コストなどの点でコスト
増が生じるのを抑制することができる。
【0029】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、取付孔を覆うとともにネームカバーを露出させる開
口窓を備えた化粧プレートの前面側から工具をネームカ
バーの裏面側に挿入可能となる形状に外し溝を形成して
いるので、化粧プレートを外さなくてもマイナスドライ
バ等の工具を外し溝に差し込んで工具の先端部をネーム
カバーの裏面側に挿入することができ、その状態で工具
に力を加えるとネームカバーを容易に外すことができる
のである。すなわち、ネームカードの交換の際に、化粧
プレートを外す必要がなく、ネームカードの交換作業が
容易になるという利点がある。
【0030】請求項3の発明は、信号線を介して主制御
装置に複数個の端末器を接続し、アドレスデータおよび
制御データを含む伝送信号を主制御装置から各端末器に
対して時分割多重方式で伝送し、いずれかの端末器にス
イッチの操作によって入力される監視データに基づいて
生成した制御データをアドレスデータにより対応付けら
れている他の端末器に伝送して前記他の端末器により負
荷を制御する遠隔監視制御システムに用いられ、押操作
されるスイッチのハンドルが前面に配置され埋込型の配
線器具用である取付枠に取着されるとともに取付面に設
けた取付孔に後部が挿入された形で施工されるケース
と、ケースに着脱自在に凹凸係合する係合部によりケー
スの前面に覆着されハンドルの前部が挿入されるように
貫設された挿入窓の開口面を可撓かつ透明なカバーシー
トで覆ったネームカバーと、ハンドルとカバーシートと
の間に挟装されスイッチに関連した表記がなされるネー
ムカードとを設け、ケースを埋込型の配線器具の単位寸
法の3個分に相当する寸法に形成し、平板状の工具をネ
ームカバーの前面側から差し込んでケースからネームカ
バーを外す向きの力を作用させることができる外し溝を
ネームカバーの周部に設けたものであり、ネームカバー
の周部に設けた外し溝に平板状の工具をネームカバーの
前面側から差し込むことができるので、施工状態であっ
てマイナスドライバ等の工具を外し溝に差し込んでもネ
ームカバーを容易に取り外すことができ、結果的にネー
ムカードの交換作業が容易になるという利点がある。し
かも埋込型の配線器具の3個分に相当する寸法のケース
を有しているから、埋込型の配線器具に用いる取付枠を
流用して施工することができ、別途に施工用の部材を設
計する必要がなく、設計コスト、製造コスト、在庫管理
コストなどの点でコスト増が生じるのを抑制することが
できる。
【0031】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て、取付孔を覆うとともにネームカバーを露出させる開
口窓を備えた化粧プレートの前面側から工具をネームカ
バーの裏面側に挿入可能となる形状に外し溝を形成して
いるので、化粧プレートを外さなくてもマイナスドライ
バ等の工具を外し溝に差し込んで工具の先端部をネーム
カバーの裏面側に挿入することができ、その状態で工具
に力を加えるとネームカバーを容易に外すことができる
のである。すなわち、ネームカードの交換の際に、化粧
プレートを外す必要がなく、ネームカードの交換作業が
容易になるという利点がある。
【0032】請求項5の発明は、請求項3または請求項
4の発明において、挿入窓が矩形状に形成され、挿入窓
の内周面において互いに対向する2面には、カバーシー
トとの間でネームカードを保持する脱落防止突部が各面
の一端から中間部まで形成されたものであり、矩形状に
形成された挿入窓の内周面にカバーシートとの間でネー
ムカードを保持する脱落防止突部を突設しているのであ
って、ネームカバーを外してもネームカードがネームカ
バーに保持されているから、ネームカバーを外したとた
んにネームカードが脱落するということがなく、取り扱
いが容易になるという利点がある。
【0033】請求項6の発明は、請求項3または請求項
4の発明において、ハンドルがケースの前面に4個設け
られているので、単位寸法のケースを取付枠に取り付け
る場合よりも多くのスイッチを1つの取付枠に取り付け
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示す分解斜視図である。
【図2】実施例に用いるネームカバーの斜視図である。
【図3】実施例の要部の斜視図である。
【図4】実施例の要部の斜視図である。
【図5】実施例の要部の断面図である。
【図6】実施例の要部の斜視図である。
【図7】実施例の正面図である。
【図8】実施例の側面図である。
【図9】実施例の回路図である。
【図10】比較例の要部回路図である。
【図11】実施例の背面図である。
【図12】実施例の使用例を示す説明図である。
【図13】本発明に係る遠隔監視制御システムの構成図
である。
【図14】本発明に係る遠隔監視制御システムの動作説
明図である。
【図15】従来例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
10 ケース 11 ハンドル 11a 係合爪 12 ネームカバー 12b 挿入窓 12c 外し溝 12e 脱落防止突部 13 カバーシート 14 ネームカード 15 化粧プレート 15a 開口窓 17 工具 41 主制御装置 42 監視用の端末器 43 制御用の端末器 L1 〜L4 負荷 Ls 信号線 S1 〜S4 スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 9/00 - 9/16

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号線を介して主制御装置に複数個の端
    末器を接続し、アドレスデータおよび制御データを含む
    伝送信号を主制御装置から各端末器に対して時分割多重
    方式で伝送し、いずれかの端末器にスイッチの操作によ
    って入力される監視データに基づいて生成した制御デー
    タをアドレスデータにより対応付けられている他の端末
    器に伝送して前記他の端末器により負荷を制御するよう
    にし、前記スイッチを設けた端末器に、押操作される前
    記スイッチのハンドルが前面に配置され埋込型の配線器
    具用である取付枠に取着されるとともに取付面に設けた
    取付孔に後部が挿入された形で施工されるケースと、ケ
    ースに着脱自在に凹凸係合する係合部によりケースの前
    面に覆着されハンドルの前部が挿入されるように貫設さ
    れた挿入窓の開口面を可撓かつ透明なカバーシートで覆
    ったネームカバーと、ハンドルとカバーシートとの間に
    挟装されスイッチに関連した表記がなされるネームカー
    ドとを設け、前記ケースを埋込型の配線器具の単位寸法
    の3個分に相当する寸法に形成し、平板状の工具をネー
    ムカバーの前面側から差し込んで前記ケースからネーム
    カバーを外す向きの力を作用させることができる外し溝
    を前記ネームカバーの周部に設けて成ることを特徴とす
    る遠隔監視制御システム。
  2. 【請求項2】 前記取付孔を覆うとともにネームカバー
    を露出させる開口窓を備えた化粧プレートの前面側から
    前記工具をネームカバーの裏面側に挿入可能となる形状
    に前記外し溝を形成していることを特徴とする請求項1
    記載の遠隔監視制御システム。
  3. 【請求項3】 信号線を介して主制御装置に複数個の端
    末器を接続し、アドレスデータおよび制御データを含む
    伝送信号を主制御装置から各端末器に対して時分割多重
    方式で伝送し、いずれかの端末器にスイッチの操作によ
    って入力される監視データに基づいて生成した制御デー
    タをアドレスデータにより対応付けられている他の端末
    器に伝送して前記他の端末器により負荷を制御する遠隔
    監視制御システムに用いられ、押操作される前記スイッ
    チのハンドルが前面に配置され埋込型の配線器具用であ
    る取付枠に取着されるとともに取付面に設けた取付孔に
    後部が挿入された形で施工されるケースと、ケースに着
    脱自在に凹凸係合する係合部によりケースの前面に覆着
    されハンドルの前部が挿入されるように貫設された挿入
    窓の開口面を可撓かつ透明なカバーシートで覆ったネー
    ムカバーと、ハンドルとカバーシートとの間に挟装され
    スイッチに関連した表記がなされるネームカードとを設
    け、前記ケースを埋込型の配線器具の単位寸法の3個分
    に相当する寸法に形成し、平板状の工具をネームカバー
    の前面側から差し込んで前記ケースからネームカバーを
    外す向きの力を作用させることができる外し溝を前記ネ
    ームカバーの周部に設けて成ることを特徴とする遠隔監
    視制御システムの端末器。
  4. 【請求項4】 前記取付孔を覆うとともにネームカバー
    を露出させる開口窓を備えた化粧プレートの前面側から
    前記工具をネームカバーの裏面側に挿入可能となる形状
    に前記外し溝を形成していることを特徴とする請求項3
    記載の遠隔監視制御システムの端末器。
  5. 【請求項5】 前記挿入窓は矩形状に形成され、挿入窓
    の内周面において互いに対向する2面には、カバーシー
    トとの間でネームカードを保持する脱落防止突部が各面
    の一端から中間部まで形成されたことを特徴とする請求
    項3または請求項4記載の遠隔監視制御システムの端末
    器。
  6. 【請求項6】 前記ハンドルは前記ケースの前面に4個
    設けられていることを特徴とする請求項3または請求項
    4記載の遠隔監視制御システムの端末器。
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