JP3171396U - 即席食品 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単に食すことができるクッパのインスタント食品を提供する。【解決手段】上口縁部を、蓋シート1aで剥離可能に閉塞し、耐水性素材で構成された容器1を設け、該容器1内に、乾燥したスープ部材2を収納した袋2aと、加工米3を収納した袋3aを設け、容器1内に、加工米3を袋3aより取り出し、該加工米と、袋2aより取り出したスープ部材2を入れ、これらの上からお湯を入れて、クッパとなる。【選択図】図1
Description
この考案は、即席食品に関し、特に、即席クッパに関するものである。
昨今、即席の食品、即ち,インスタント食品は種々存在しており、ラーメン、うどん、焼きそば等のめん類に関するものが多く販売されている。
しかし、近年、我が国では、日本料理はもとより、西洋料理、韓国料理、中華料理、エスニック料理等、世界各国の料理が食卓を賑わすようになり、これらの外国の料理に対しても違和感が全くなく、手短に、かつ簡単に食したいものである。
そこで、韓国料理の一つで、肉・魚介類・野菜など煮たスープをご飯にかけた「クッパ」も、日本人にとって、食べやすく、しかも美味しく、人気のある食べ物である。「クッ」は「汁物」の意であり、「パ」は「ご飯」の意である。
そして、即席用のご飯について、お湯や調味液を添加して電子レンジ調理加熱などの短時間加熱で雑炊などの調理物を容易に得る加工米飯調理物は存在する。例えば、特許文献1のように。
しかし、この内容には、雑炊、茶漬け、五目ご飯、クッパの記載はあるが、これらの加工米飯や、加工米飯の製法に関するものであり、容器内で、ご飯に、適度な味つきのスープをかけて食べる即席クッパとは異なるものである。
そこでこの考案は、上記のように日本人にも馴染みの、「クッパ」におけるインスタント食品を開発・提供するものである。
この考案である課題を解決するための手段は、熱湯を降り注ぐだけで手軽に食することができ、そのため、お湯、特に、熱湯に耐える容器、加工米、そして、粉末状あるいは液体状のスープ部材をセットにした即席食品からなるものである。
この考案によると、容器内に収納されている、加工米、スープ部材を、それぞれ袋から取り出して、容器内に入れ、これらにお湯をかけることにより、クッパとして簡単に食することができる等の極めて有益な効果を奏する。
この考案は、韓国料理のクッパを、インスタントで味わうことのできる即席食品からなるものである。
この考案の一実施例を図面に基づいて詳述すると、上口縁部を、蓋シート(1a)で剥離可能に閉塞し、耐水性素材で構成された容器(1)を設け、該容器(1)内に、乾燥したスープ部材(2)を収納した袋(2a)と、加工米(3)を収納した袋(3a)を設け、前記容器(1)内に、加工米(3)を袋(3a)より取り出し、該加工米(Y)と、袋(2a)より取り出したスープ部材(2)を入れ、これらの上からお湯(X)を入れて、クッパとなることを特徴とする即席食品から構成されるものである。
尚、容器(1)は、即席ラーメン等に用いられている公知のどんぶり状の容器であって、蓋シート(1a)を半分程度、容器の上口縁部から剥がすことにより開口し、内部に収納した,スープ部材(2)を収納した袋(2a)や、ご飯(3)を収納した袋(3a)が取り出せるよう構成したものである。
また、容器(1)内に、それぞれの袋(2a)(3a)から、スープ部材(2)やご飯(3)を取り出した後、やかん(Y)よりお湯(X)を適量ほど入れた際、前記蓋シート(1a)で容器(1)の上口縁部に再び装着するものである。
また、加工米(3)は、加工ご飯とも言われ、この加工米(3)は、ごはんを空気が入らないよう密閉した容器にパックした包装米飯(レトルト米飯や無菌包装米飯)や、炊きあがったごはんをマイナス40°C以下で急速冷凍した冷凍米飯や、お米を炊いた(アルファ化した)後、熱風などを利用した特殊な方法で階層させて作られたアルファ化米をいう。そしてこの加工米(3)を袋(3a)に収納したものである。
さらに、スープ部材(2)は、乾燥肉、食塩、浮き身卵、ビーフエキス等の主材料と、煎りごま、乾燥ねぎ、粉末しょうゆ、砂糖、アミノ酸等の調味料の副材料からなり、これらは粉末状あるいは/または、液状であり、お湯(X)を注ぐことにより、溶けてあるいは希釈されてスープとなるものである。
この考案によると、即席食品の技術を確立し、実施・販売することにより産業上の利用可能性がある。
1 容器
1a 蓋シート
2 スープ部材
2a 袋
3 加工米
3a 袋
X お湯
1a 蓋シート
2 スープ部材
2a 袋
3 加工米
3a 袋
X お湯
Claims (1)
- 上口縁部を、蓋シート(1a)で剥離可能に閉塞し、耐水性素材で構成された容器(1)を設け、該容器(1)内に、乾燥したスープ部材(2)を収納した袋(2a)と、加工米(3)を収納した袋(3a)を設け、前記容器(1)内に、加工米(3)を袋(3a)より取り出し、該ご飯(Y)と、袋(2a)より取り出したスープ部材(2)を入れ、これらの上からお湯(X)を入れて、クッパとなることを特徴とする即席食品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011004853U JP3171396U (ja) | 2011-08-19 | 2011-08-19 | 即席食品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011004853U JP3171396U (ja) | 2011-08-19 | 2011-08-19 | 即席食品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3171396U true JP3171396U (ja) | 2011-10-27 |
Family
ID=54881740
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011004853U Expired - Fee Related JP3171396U (ja) | 2011-08-19 | 2011-08-19 | 即席食品 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3171396U (ja) |
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2011
- 2011-08-19 JP JP2011004853U patent/JP3171396U/ja not_active Expired - Fee Related
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