JP2009136162A - インスタントすいとん - Google Patents
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Abstract
【課題】
昔から食卓で親しまれてきたすいとんを、家庭の味と同じように手づくり風に型形成し、具材も豊富に取りいれ、食感、おいしさを損なうことなく簡単、迅速かつ腹持ちの良い料理としてインスタント食品の提供を目的としたものである。
【解決手段】
すいとん生地は、小麦粉又は小麦粉及び澱粉を主原料としてミキシングした生地を、加圧圧縮することなく、熱湯で茹で上げた後、冷水冷却後、水切りし、ポリエチレン等で密封し、他の素材フリーズドライされた料理の素、レトルト具材及び液体スープと共に耐熱合成樹脂性カップに収容され、密閉蓋で溶着または接着された構成で目的が達成された。
【選択図】図1
昔から食卓で親しまれてきたすいとんを、家庭の味と同じように手づくり風に型形成し、具材も豊富に取りいれ、食感、おいしさを損なうことなく簡単、迅速かつ腹持ちの良い料理としてインスタント食品の提供を目的としたものである。
【解決手段】
すいとん生地は、小麦粉又は小麦粉及び澱粉を主原料としてミキシングした生地を、加圧圧縮することなく、熱湯で茹で上げた後、冷水冷却後、水切りし、ポリエチレン等で密封し、他の素材フリーズドライされた料理の素、レトルト具材及び液体スープと共に耐熱合成樹脂性カップに収容され、密閉蓋で溶着または接着された構成で目的が達成された。
【選択図】図1
Description
本発明は、より手軽に食する事ができるインスタント食品に関し、特に、中心となるなる具としてすいとんを用いたインスタントすいとんに関するものである。
従来すいとんは、地域によっては呼び方も、はっと、ひっつみ、ほうとう、だご汁、つめり、とってなげ等とさまざまであるが、本来家庭料理として、農家が農作業の合間に、簡単、迅速、かつ腹持ちの良い料理として食されてきた。
その調理は、小麦粉を高加水で柔らかに練ったすいとん生地を、調味汁に様々な具材と共に煮込んでつくられた料理で、戦中戦後の食糧難を思いだす不評から、食材の豊かさ、調理技術の向上でおいしいすいとんが作られている。
またインスタント食品としてラーメンやうどん、そば、焼きそば、春雨、うーめん、スパゲッティ、雑炊等簡単かつ短時間に調理でき多くの人に親しまれ食されている。
しかしながら、すいとん生地は、小麦粉をミキシングした生地を加圧圧縮した乾燥すいとんでは、家庭の手づくりすいとんの食感には程遠く、簡単、迅速、かつ腹持ちのよい、家庭風手づくりのインスタントすいとんはまだない。
特開2004−201694号公報
特開2005−176693号公報
上記の問題点に対し、昔から食卓で親しまれてきたすいとんを、家庭で作るのと同じように、高加水で練られたやわらかく、分割しづらいすいとん生地を主材料に、様々な野菜、肉類などの具材を用いて、簡単、迅速、かつ腹持ちの良い、独特の美味なるインスタント食品を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、鋭意研究の結果、家庭での調理方法と同様の手法を用い、前記従来の諸々の問題点を解決したのである。
すなわち、カップ形状の容器本体と同容器上部の上縁に剥離可能に融着された舌片の付いた蓋体と、前記カップ形状の容器本体に収納されたすいとん生地、フリーズドライされた固形料理の素、レトルト具材、及び液体スープから構成されことを特徴とするカップ入りインスタントすいとんである。
すいとん生地は小麦粉又は小麦粉及び澱粉を主原料としてミキシングした生地を、食用に供する大きさ、形状に型形成し、加圧圧縮する事のなく、熱湯で茹であげた後、冷水冷却後、水切りし、ポリエチレン等の合成樹脂性袋に密閉したすいとん生地を主材料としたインスタントすいとんである。
(1)固形料理の素が乾燥野菜、乾燥きのこ、乾燥海草、乾燥魚介類及び乾燥油揚げなどを特徴とする請求項1に記載のインスタントすいとん。
(2)レトルト具材が牛肉、豚肉、鶏肉及び根菜類であることを特徴とするインスタントすいとんである。
(3)スープはしょうゆ、みそを素にした液体状を特徴とする請求項1に記載のインスタントすいとんである。
(2)レトルト具材が牛肉、豚肉、鶏肉及び根菜類であることを特徴とするインスタントすいとんである。
(3)スープはしょうゆ、みそを素にした液体状を特徴とする請求項1に記載のインスタントすいとんである。
本発明によるインスタントすいとんは、昔から人々に親しまれているすいとんを手軽に、短時間で作る事ができ、家庭の手づくりの味を提供できる。
また、すいとん生地は加圧圧縮することなく型形成されており、やわらかく、短時間の加熱で美味な手づくり風の趣向性にとんだすいとんを得る効果がある。
さらにすいとん生地のみを加熱処理し、あずきあんと混ぜ合わせれば、おいしいあずきすいとんを、枝豆をすりつぶしたのと混ぜ合わせればずんだすいとんを作る事が出来る。残りの具材にもちを入れ沸騰した熱湯を注ぎ、数分待てばお雑煮になり、せんべいを入れればせんべい汁となり、ご飯を入れれば雑炊と様々な料理に変化させられる効果がある。
本発明のインスタントすいとんは、カップ形状の本体と同容器本体の上部の上縁に剥離可能に融着された舌片の付いた蓋体と、その中に収容されたすいとん生地、フリーズドライされた固形料理の素、レトルト具材、及び液体スープから構成されるものである。食するときにはカップ状の容器本体に、包装容器から取り出されたすいとん生地、固形料理の素、レトルト具材、及び液体スープが入れられ用いられるものである。
前記カップ形状の容器は、すいとん生地、固形料理の素、レトルト具材、及び液体スープを収容できる形状であればよく、その素材としては、湯戻し用の湯を入れられる程度の
耐熱性があればよく紙製、プラスチック製、陶器製でよい。
耐熱性があればよく紙製、プラスチック製、陶器製でよい。
前記容器の上部の上縁に剥離可能に融着された舌片の付いた蓋体は、保温効果が得られる蓋材であれば、プラスチック製、紙製でよく、形状は本体上部をお湯を入れたときに保温効果がある、溶着又は密着できるキャップ状のプラスチック製蓋でもよい。
すいとん生地は、食用に供する大きさの形状であればよく、生地を棒状に細長くのばしそのままひらたくすればほうとうに、先端をひらたくし一口サイズにちぎればひっつみに、棒状の先端を一口サイズにちぎりひらたくすればはっと、またはすいとんに、地域呼称に合わせた形状も可能である。
本発明によるいインスタントすいとんの実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明のインスタントすいとんの斜視図である。図1において、1はインスタントすいとんをあらわし、2のカップ状の容器と、容器本体の上部の上縁に剥離可能に融着された舌片が、3のはく離可能な密閉蓋、蓋体には、4の形状の舌片が付いて着脱しやすい仕様がなされ、5の上縁状で着脱、密閉できるように型形状がなされ、容器本体は、6のすいとん生地、7の固形料理の素、8のレトルト具材、9の液体スープから構成されている。
図1の容器1は、耐熱の合成樹脂性を使用し、密閉蓋2においては保温機能を持つ素材で溶着または密着できる蓋体で、形状はキャップ式形状でもよい。舌片は蓋の剥離時に使用可能なおおきさとし、上縁は接着面を平面とし密封性を向上させた形状とする。すいとん生地6は、食用に供する大きさに型形成し、加圧圧縮することなく、熱湯で茹で上げた後、冷水冷却後、水切りしポリエチレン等の合成樹脂の袋に密閉された複数の枚数で、料理の素7は乾燥野菜、乾燥きのこ、乾燥海藻類、乾燥魚介類、乾燥油揚げ、及び乾燥かまぼこなどで、レトルト具材8は、牛肉、豚肉、鶏肉及び根菜類である。液体スープ9はしょうゆ、みそを素にした液体状の形状である。
図1の本発明のインスタンとすいとんの調理方法は、カップ状の容器2の上部蓋体3を剥離し、容器本体2から、すいとん生地6、固形料理の素7、レトルト具材8、及び液体スープ9を取り出す。取り出したすいとん生地6、固形料理の素7、レトルト具材8、及び液体スープ9をそれぞれの包装容器から取り出しカップ容器2に入れて、沸騰した熱湯を8分目ほど注ぎ込み、途中まではがした前記密閉蓋3を再びかぶせて密閉し、数分程度待てば完成する。また液体スープ9は同時に添加せず、熱湯を注ぎ、蓋体を再び密閉し、数分待った後蓋体開封した後に添加させても良い。さらに市販のすいとん生地をあらかじめ過熱処理した後、完成したインスタントすいとんに追加で添加すればボリュームがさらに増大できる。
完成したインスタントすいとんは、前記密閉蓋3を剥ぎ取り箸、フォーク等でかき混ぜ食すれば、加圧圧縮したすいとん生地にない、簡単、迅速、なおかつ腹持ちのする昔からの家庭風手づくりすいとんが出来上がり、その食生活の幅を広げる効果もある。
1 インスタントすいとん
2 耐熱合成樹脂容器カップ
3 密閉蓋
4 舌片
5 上縁
6 すいとん生地
7 料理の素
8 レトルト具材
9 液体スープ
2 耐熱合成樹脂容器カップ
3 密閉蓋
4 舌片
5 上縁
6 すいとん生地
7 料理の素
8 レトルト具材
9 液体スープ
Claims (5)
- カップ形状の容器本体と同容器上部の上縁に剥離可能に融着された舌片の付いた蓋体と、前記カップ形状の容器本体に収納されたすいとん生地、フリーズドライされた固形料理の素、レトルト具材及び液体スープから構成されることを特徴とするインスタントすいとん。
- すいとん生地は小麦粉又は小麦粉及び澱粉を主原料としてミキシングした生地を、食用に供する大きさ、形状に型整形し、加圧圧縮する事のなく、熱湯で茹で上げた後、冷水冷却後、水切りし、ポリエチレン等の合成樹脂製袋に密閉した生地を使用することを特徴とした請求項1に記載のインスタントすいとん。
- 固形料理の素が乾燥野菜、乾燥きのこ、乾燥海草、乾燥魚介類、乾燥油揚げ及び乾燥かまぼこなどを特徴とする請求項1に記載のインスタントすいとん。
- レトルト具材が牛肉、豚肉、鶏肉及び根菜類であることを特徴とする請求項1に記載のインスタントすいとん。
- 液体スープはしょうゆ、みそを素にした液体状を特徴とする請求項1に記載のインスタントすいとん。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007313046A JP2009136162A (ja) | 2007-12-04 | 2007-12-04 | インスタントすいとん |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007313046A JP2009136162A (ja) | 2007-12-04 | 2007-12-04 | インスタントすいとん |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009136162A true JP2009136162A (ja) | 2009-06-25 |
Family
ID=40867496
Family Applications (1)
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JP2007313046A Pending JP2009136162A (ja) | 2007-12-04 | 2007-12-04 | インスタントすいとん |
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JP (1) | JP2009136162A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103169076A (zh) * | 2011-12-23 | 2013-06-26 | 四川川野食品有限公司 | 一种膨化杂粮食用菌水饺及制备方法 |
-
2007
- 2007-12-04 JP JP2007313046A patent/JP2009136162A/ja active Pending
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