JP3170340B2 - 画像形成装置用搬送路切換装置 - Google Patents

画像形成装置用搬送路切換装置

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JP3170340B2
JP3170340B2 JP08002492A JP8002492A JP3170340B2 JP 3170340 B2 JP3170340 B2 JP 3170340B2 JP 08002492 A JP08002492 A JP 08002492A JP 8002492 A JP8002492 A JP 8002492A JP 3170340 B2 JP3170340 B2 JP 3170340B2
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、転写ベルトを用いたレ
ーザープリンタ、複写機、ファクシミリ等の画像形成装
置に用いられる搬送路切換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】用紙を搬送する装置を備える複写機等の
装置において、その用紙搬送路が分岐しているような場
合にあっては、複数の用紙搬送経路のうちから一つの搬
送経路を選択して、用紙をその選択された搬送経路へ導
くようにする装置が必要とされる。
【0003】従来においては、搬送経路の選択切換を、
ソレノイド等の駆動手段を用いて経路切換用切換爪を動
作させることによって行なうのが最も一般的であり、そ
の切り換えタイミングは、十分広くとられたシート間隔
領域において余裕をもって行なわれている。
【0004】これは、シートが切換爪領域に存在してい
る時に切り換え動作が行なわれると、爪とシートとが接
触する際に爪がシートに与える付勢力が大きいために、
シートを傷つけてしまったり、紙詰まりの原因になった
りするので、これを防止するためであり、シート間隔は
十分な余裕が必要とされていた。
【0005】これを図面に基づいて説明する。
【0006】従来、搬送経路切換用の切換爪1は、図1
に示されるように、フォーク型をしており、ソレノイド
等の駆動手段により、搬送経路を選択的に切り換えてい
た。
【0007】その作動位置は、図2(a)、(b)に示
されるように、搬送ガイド板2から切換爪1が完全に突
き出た状態となっており、ジャム率の低減に貢献するよ
うに構成されている。
【0008】また、動作タイミングとしては、図3に示
されるように、十分広くとられたシート間隔領域で、時
間的な余裕を十分とって切り換えが行なわれている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複数の
搬送路のうちから一つの搬送路を選択して、用紙搬送経
路を規定するための装置を用いる場合にその搬送路の切
り換えが高速で行なわれることが望まれる場合がある。
【0010】複写機の場合を例にとると、近年、複写機
は多機能化が進められており、この多機能化により用紙
搬送路も複雑となり、それに伴い搬送路の高速な切換装
置が必要となってきているのである。
【0011】例えば、図4に示される複写機において
は、ゲート3の切り換えにより搬送用紙の経路を排出ト
レイ4側と両面コピー用トレイ5側に切り換えるのであ
るが、自動原稿送り装置との連動により片面原稿から両
面コピーをとる場合に、連続したコピーサイクルで両面
コピーをとるためには上記ゲート3の高速な切り換えが
要求されるわけである。
【0012】そこで高速な切り換えを行なうために、シ
ート間隔を極力小さく保ちながら、効率的に画像形成を
行なうようにすると、シート間隔が小さいために、搬送
経路の切り換えがうまく行なえないという問題が生じ
る。
【0013】具体的には、シート間隔が非常に小さいた
めに、シート間隔領域で切換爪を切り換える方式では、
タイミング的な余裕がなく、紙搬送のスピードに爪の切
り換えが間に合わないという問題である。
【0014】このような問題を解決する一つの方法とし
て、シート後端が切換爪領域を通過する以前に、搬送経
路の切換動作を行なうことが考えられる。このようにす
れば、シート後端が切換爪を通過した直後に搬送経路は
切り換えられることになって、後行するシート先端が切
換爪領域に達する前に切り換えが終了していることにな
る。即ち、非常に僅かなシート間隔でシート搬送されて
も、確実に異なる搬送経路に切り換えることが可能とな
る。
【0015】しかしながら、別の問題として、ソレノイ
ド等による従来の切換駆動方式では、シート後端が切換
爪領域を通過する以前に切換動作を行なうと、搬送中の
シートに過度の負荷をかけてしまい、シートを傷つけた
り、紙詰まりを起こしたりする。即ち、従来の駆動方式
では、図5に示されるように、駆動手段たるソレノイド
6と、当該ソレノイド6のストロークのばらつきを吸収
する目的と、切り換え時の突音を低減する目的で設けら
れた切換爪1側のレバー9に繋がれた第1バネ7、第2
バネ8を含む構成になっている。このような構成では、
切り換え時のシートに与える付勢力が大きい。
【0016】そこで、静電吸着方式や、例えば特開昭6
0−52455号公報で開示されるようなエア噴射式
等、気流を用いる方式が提案されているが、いずれも装
置が複雑化、高コスト化してしまい、小型の画像形成装
置に搭載されるケースは稀である。
【0017】そこで本発明は、以上のような従来技術の
問題点に鑑み、非常に僅かなシート間隔で、連続的にシ
ートを搬送する画像形成装置においても、廉価で簡単な
構成で、確実にシート搬送路の切り換えが行なわれる搬
送路切換装置を提供することを課題としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、搬送シート用
の分岐搬送路で搬送経路を選択切り換えする画像形成装
置用切換装置において、搬送経路切り換えのために分岐
領域で回動されるようになった切換手段が、シート搬送
が完了せず当該シートが分岐搬送路内にある段階で搬送
経路の切り換えを行う場合に当該切換手段がシートに当
たる際の付勢力を軽減するように、可撓性のある材料で
構成されたことにより、上記の課題を解決した。
【0019】
【0020】搬送シート用の分岐搬送路で搬送経路を選
択切り換えする画像形成装置用切換装置において、搬送
経路切り換えのために分岐領域で回動されるようになっ
た切換手段が、シート搬送が完了せず当該シートが分岐
搬送路内にある段階で搬送経路の切り換えを行う場合に
当該切換手段がシートに当たる際の摺擦抵抗を軽減する
ように、その先端部に転動体を備え、シート搬送に伴い
当該転動体が従動するようになっていても、上記課題が
解決される。
【0021】
【実施例】本発明の詳細を、図に示される実施例に基づ
いて、説明する。
【0022】図6において、搬送路切換爪1は、シート
後端が爪領域を通過しないうちに切換動作を行なっても
シートに悪影響を及ぼすことのないように、マイラーシ
ートのような可撓性のある材料で構成されている。
【0023】シート位置と切換爪の切り換えタイミング
の様子を、図6(i)〜(vi)と図7に示す。図7中の(i)〜
(vi)は、図6のそれと対応している。
【0024】図6の(iii)、(vi)においては、シートが
切換爪領域を通過しないうちに、切換動作を行なってい
るが、切換爪はその材質のために軽く撓みながらシート
をガイド板2へ軽く押さえつける程度で、シート搬送の
妨げにはなっていないことが理解される。図6(iv)の状
態で、切換爪1先端が搬送ガイド板2に当接するだけの
押圧力が切換爪1にあれば十分なので、本構成は極めて
簡単に実現できる。
【0025】このように構成すれば、シートが搬送路切
換爪領域を通過した直後に切換動作が完了するので、僅
かなシート間隔で搬送されてくる次のシートに対して、
確実に搬送路切換を行なうことができる。
【0026】なお、本構成において、搬送路切換爪の駆
動手段は、図示されていないが、図5に示される従来の
駆動手段で、目的を十分達成することができる。
【0027】別の構成の実施例を図8に示し、その動作
を図9に示して、以下に説明する。
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】図8に示されるように、搬送路切換爪1の
先端部分にコロ11が取り付けられている。
【0033】図9に示されるように、シートが切換爪領
域を通過しないうちに切り換えを行なうと、シートと切
り換え爪1の先端部分が接触することになるが、当該先
端部分にはコロ11が取り付けられているので、シート
搬送に伴ってコロ11が従動し、シートに対する悪影響
を軽減することができる。
【0034】
【発明の効果】請求項1の画像形成装置用搬送路切換装
置においては、搬送経路切り換えのために分岐領域で回
動されるようになった切換手段が、シート搬送が完了せ
ず当該シートが分岐搬送路内にある段階で搬送経路の切
り換えを行う場合に当該切換手段がシートに当たる際の
付勢力を軽減するように、可撓性のある材料で構成され
ているので、切換手段のシートへの付勢力を、シートに
悪影響を及ぼさない程度にすることができ、シート間隔
を小さく保って搬送されるシートに対して、確実に搬送
路の切り換えを行なうことが可能になる。
【0035】また請求項2の画像形成装置用搬送路切換
装置においては、転動体を先端部に備えた切換手段を分
岐領域に設けているので、シート後端が切換手段領域を
通過する以前に搬送路の切換動作を開始して、搬送手段
がシート後端に当接することになっても、従来のような
滑り摩擦でなく、転がり摩擦で当接するので、切換手段
のシートへの当接抵抗を、シートに悪影響を及ぼさない
程度に軽減することが可能になる。
【0036】
【図面の簡単な説明】
【図1】搬送経路切換用の切換爪の概略斜視図である。
【図2】切換爪の作動位置を示す図であり、図2(a)
はシートを上側搬送経路へ導く状態を示し、図2(b)
はシートを下側搬送経路へ導く状態を示す。
【図3】従来の搬送経路切換装置における動作タイミン
グを示すグラフである。
【図4】従来公知の複写機の概略断面図である。
【図5】ソレノイドを用いた従来の切換駆動装置の概略
斜視図である。
【図6】本発明に係る搬送路切換装置での作動状態を示
す概略図で、(i)から(iv)で搬送経路1から搬送経路2
への切り換えを示し、(v)から(vi)でその逆の切り換え
を示す。
【図7】本発明に係る搬送路切換装置における動作タイ
ミングを示すグラフである。
【図8】本発明の別の構成に係る搬送路切換装置の概略
斜視図である。
【図9】図10の切換装置における切換動作を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 切換爪 2 搬送ガイド板 9 定着装置 6 ソレノイド 7 第1バネ 8 第2バネ 9 レバー 11 コロ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山中 哲夫 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 昭59−22846(JP,A) 特開 昭63−147761(JP,A) 実開 昭63−178259(JP,U) 実開 平3−28164(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 29/60

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送シート用の分岐搬送路で搬送経路を
    選択切り換えする画像形成装置用切換装置において、搬
    送経路切り換えのために分岐領域で回動されるようにな
    った切換手段が、シート搬送が完了せず当該シートが分
    岐搬送路内にある段階で搬送経路の切り換えを行う場合
    に当該切換手段がシートに当たる際の付勢力を軽減する
    ように、可撓性のある材料で構成されたことを特徴とす
    る搬送路切換装置。
  2. 【請求項2】 搬送シート用の分岐搬送路で搬送経路を
    選択切り換えする画像形成装置用切換装置において、搬
    送経路切り換えのために分岐領域で回動されるようにな
    った切換手段が、シート搬送が完了せず当該シートが分
    岐搬送路内にある段階で搬送経路の切り換えを行う場合
    に当該切換手段がシートに当たる際の摺擦抵抗を軽減す
    るように、その先端部に転動体を備え、シート搬送に伴
    い当該転動体が従動するようになっていることを特徴と
    する搬送路切換装置。
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