JP3169196U - 力骨付ラス - Google Patents

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Abstract

【課題】力骨付ラスを固定した下地材に対しモルタル等を塗工した場合に、ラスのうち隣り合う第1力骨同士及び隣り合う第2力骨同士により囲まれた部分が下地材の側に撓むことが防がれ、ラスを全体としてモルタル等における所要位置に位置させて効果的な補強を確実に行うことができる力骨付ラスを提供する。【解決手段】第1力骨10を平ラス12の裏側に横方向等間隔に配列し、第2力骨14を平ラス12の表側に縦方向等間隔に並列配列する。第1力骨10と第2力骨14の交差部を溶接し交差連結部Cを形成する。プレス加工により交差連結部所定平面Pから裏側に一定高さで突出する力骨突部16に形成し、平ラス12のうち隣接第1力骨10及び第2力骨14に囲まれた正方形状部分の中央部を裏側に一定高さで突出するラス突部12bに形成する。【選択図】図1

Description

本考案は、モルタル等を塗工するために下地材に固定する力骨付ラスに関する。
特開2003−13577号(特許文献1)には、「互いに交差しない2本以上の第1力骨と、互いに交差しない2本以上の第2力骨が、それらの第1力骨と第2力骨が交差した状態でラスに添設されてなる力骨付ラスであって、前記第1力骨と第2力骨との交差部のうち全部又は一部において、第1力骨及び第2力骨の両者が前記ラスの一方の面から実質上一定高さで突出することにより突出交差部を形成しており、各突出交差部を平坦面に当接させた場合に前記ラス並びに第1力骨及び第2力骨の何れもが、突出交差部を除き、その平坦面から浮いた状態で保持されることを特徴とする力骨付ラス」が開示されている。
また、実開昭59−106949号(特許文献2)には、「平ラスの一面に、平ラスの菱形網目の短手方向の頂点を結ぶ方向に複数の亜鉛引き鉄線を力骨として等間隔に圧接並列せしめ、平ラス他面に、亜鉛引き鉄線を力骨として等間隔に圧接並列せしめて、両亜鉛引き鉄線の交叉点をスポット溶接して成るラスにおいて、交叉点位置において、亜鉛引き鉄線の何れかを屈曲して、交叉点部位を突出端とする側面く字状の湾曲突出部を形成したことを特徴とする交叉力骨付きらす」が開示されている。
しかしながら、力骨付のラスであっても、ラスのうち隣り合う第1力骨同士及び隣り合う第2力骨同士により囲まれた部分は剛性が比較的低いため、下地材に固定した状態でモルタル等を塗工した場合に、塗工時又は塗工の前若しくは後に、ラスのうち隣り合う第1力骨同士及び隣り合う第2力骨同士により囲まれた部分が下地材の側に撓むことが生じ得る。
その場合、下地材上にモルタル等を塗工して力骨付ラスをモルタル等に埋め込んだ場合に、ラスを全体として塗工したモルタル等の厚みの中間位置若しくはその他の所要位置に位置させることができず、モルタル等の効果的な補強を確実に行うことが妨げられるおそれがあった。
特開2003−13577号公報 実開昭59−106949号公報
本考案は、従来技術に存した上記のような課題に鑑み行われたものであって、その目的とするところは、力骨付ラスを固定した下地材に対しモルタル等を塗工した場合に、ラスのうち隣り合う第1力骨同士及び隣り合う第2力骨同士により囲まれた部分が下地材の側に撓むことが防がれ、ラスを全体としてモルタル等における所要位置に位置させて効果的な補強を確実に行うことができる力骨付ラスを提供することにある。
上記目的を達成する本考案の力骨付ラスは、
全体として所定平面に沿ったラスと、互いに交差しない2本以上の第1力骨と、互いに交差しない2本以上の第2力骨を備え、前記第1力骨と第2力骨が、互いに交差した状態で前記ラスに添設されてなる力骨付ラスであって、
前記第1力骨と第2力骨の交差部において、両力骨の一方又は双方に、前記所定平面から一方の側に一定高さで突出する力骨突部を有し、
前記ラスのうち、隣り合う第1力骨同士及び隣り合う第2力骨同士により囲まれた部分の内方部に、前記所定平面から前記一方の側に前記一定高さで突出するラス突部を有することを特徴とする。
力骨突部及びラス突部は何れも所定平面から一方の側に一定高さで突出するため、下地材の表面に力骨突部及びラス突部が接する状態で力骨付ラスを下地材に固定すると、ラスは全体として下地材の表面に平行な所定平面に沿った状態となる。
このように力骨付ラスを固定した下地材に対しモルタル等を塗工した場合に、ラスのうち隣り合う第1力骨同士及び隣り合う第2力骨同士により囲まれた部分(すなわち剛性が比較的低い部分)が下地材の側に撓むことが、ラス突部により防がれ、ラスが全体として下地材の表面に平行な所定平面に沿った状態が維持される。
下地材上にモルタル等を塗工して力骨付ラスをモルタル等に埋め込んだ場合に、ラスを全体としてモルタル等の厚みの中間位置若しくはその他の所要位置に位置させることができるので、モルタル等の効果的な補強を確実に行うことが可能である。
上記力骨付ラスは、上記第1力骨と第2力骨が上記所定平面に沿うものであり、両力骨の交差部に、両力骨が互いに連結されてなる交差連結部を有し、この交差連結部が、前記所定平面から一方の側に一定高さで突出する力骨突部を構成しているものとすることができる。
この場合、第1力骨と第2力骨の交差連結部が突出した力骨突部及びラス突部が下地材に接する状態で力骨付ラスを下地材に固定すると、ラス並びに第1力骨及び第2力骨が全体として下地材の表面に平行な所定平面に沿った状態となる。
このように力骨付ラスを固定した下地材にモルタル等を塗工した場合に、ラスのうち隣り合う第1力骨同士及び隣り合う第2力骨同士により囲まれた部分(すなわち剛性が比較的低い部分)が下地材の側に撓むことが、ラス突部により防がれ、ラスが全体として下地材の表面に平行な所定平面に沿った状態が維持される。
そのため、下地材上にモルタル等を塗工して力骨付ラスをモルタル等に埋め込んだ場合に、ラスのうち比較的剛性が低い部分並びに比較的剛性が高い第1力骨及び第2力骨を全体として塗工したモルタル等の厚みの中間位置若しくはその他の所要位置に位置させることができるので、モルタル等の効果的な補強を確実に行うことが可能である。
或いは、上記力骨付ラスは、上記第1力骨が上記所定平面に沿い、第2力骨との交差部に、前記所定平面から一方の側に一定高さで屈曲突出する力骨突部を有し、上記ラスのうち第2力骨に沿う部分は、前記所定平面から一方の側に一定高さで屈曲突出する屈曲部に形成され、上記第2力骨は、交差する各第1力骨の力骨突部の頂部及びラスの屈曲部に沿って前記所定平面から平行に離隔しているものとすることができる。
この場合、力骨突部及びラスの屈曲部並びにラス突部は何れも所定平面から一方の側に一定高さで突出するため、下地材の表面に力骨突部及びラス突部が接する状態で力骨付ラスを下地材に固定すると、ラスは全体として下地材の表面に平行な所定平面に沿った状態となる。
第2力骨は、交差する各第1力骨の力骨突部の頂部及びラスの屈曲部に沿って所定平面から平行に離隔する。そのため、第2力骨は直接的にはラスを下地材の表面に平行な所定平面に沿った状態に維持する作用を発揮しないので、隣り合う第1力骨同士及び隣り合う第2力骨同士により囲まれた部分が下地材の側に比較的撓み易くなるおそれがある。
しかしながら、力骨付ラスを下地材に固定した状態でモルタル等を塗工した場合に、ラスのうち隣り合う第1力骨同士及び隣り合う第2力骨同士により囲まれた部分が下地材の側に撓むことが、ラス突部により防がれ、ラスが全体として下地材の表面に平行な所定平面に沿った状態が維持される。そのため、下地材上にモルタル等を塗工して力骨付ラスをモルタル等に埋め込んだ場合に、ラスを全体として塗工したモルタル等の厚みの中間位置若しくはその他の所要位置に位置させることができ、モルタル等の効果的な補強を確実に行うことが可能である。
また、上記力骨付ラスは、上記第1力骨と第2力骨が、それぞれ上記ラスの一方の面と他方の面に位置してそのラスを挟んでおり、その第1力骨と第2力骨が、両者の交差部において接合されているものとすることができる。
また、上記力骨付ラスは、上記第1力骨と第2力骨が直交するものとすることができる。
本考案の力骨付ラスを固定した下地材に対しモルタル等を塗工した場合に、ラスのうち隣り合う第1力骨同士及び隣り合う第2力骨同士により囲まれた部分(すなわち剛性が比較的低い部分)が下地材の側に撓むことが、ラス突部により防がれ、ラスが全体として下地材の表面に平行な所定平面に沿った状態が維持される。そのため、下地材上にモルタル等を塗工して力骨付ラスをモルタル等に埋め込んだ場合に、ラスを全体としてモルタル等の厚みの中間位置若しくはその他の所要位置に位置させることができるので、モルタル等の効果的な補強を確実に行うことが可能である。
正面図である。 図1における力骨のII−II要部断面図である。 図1におけるラスのIII−III断面図である。 正面図である。 図4における力骨のV−V要部拡大断面図である。 図4におけるVI−VI断面図である。
本考案の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。
図1乃至3は何れも本考案の実施の形態の一例としての力骨付ラスについてのものであって、図1は正面図、図2は、図1における力骨のII−II要部断面図、図3は、図1におけるラスのIII−III断面図である。
図1乃至図3に示す力骨付ラスAは、図1における縦方向の第1力骨10、菱形網目の平ラス12、及び第1力骨10に直交する第2力骨14からなる。
第1力骨10は、図1における平ラス12の裏側に、横方向等間隔に配列されている。第2力骨14は、図1における平ラス12の表側に、縦方向等間隔に並列配列されている。第1力骨10と第2力骨14の全ての交差部は、両者間に平ラス12を挟んだ状態で、溶接されて交差連結部Cを形成している。
更に、プレス加工により力骨突部16及びラス突部12bが形成されている。すなわち、このプレス加工により、第1力骨10と第2力骨14の交差連結部C全部が、平ラス12が全体として位置する平面(所定平面P)から所定の側(図1における裏側)に実質上一定高さで突出する力骨突部16に形成され、両力骨に挟まれている平ラス12にもそれに伴う変形が生じる(但し、図2においては平ラス12の記載を略している。)。また、前記プレス加工により、平ラス12のうち、隣接する第1力骨10同士と隣接する第2力骨14同士により囲まれた正方形状部分の中央部が、平ラス12が全体として位置する平面から所定の側に実質上一定高さで突出するラス突部12bに形成される。従って前記所定平面Pは、力骨突部16の位置の変形及びラス突部12bを除いた平ラス12に沿う平面を意味する。なお、第1力骨10及び第2力骨14は、平ラス12を構成する線状材よりも剛性及び強度の高い鋼製線材からなる。
第1力骨10のうち力骨突部16を形成する部分は、図2に示されるように、それぞれほぼU字状に平ラス12全体が位置する面から突出している。第2力骨14のうち力骨突部16を形成する部分についても同様である。すなわち、第1力骨10及び第2力骨14のうち力骨突部16を形成する部分は、両端の基部がほぼ直立状に突出してそれぞれ立上部10a・10a及び立上部14a・14aをなし、その立上部10a・10a及び立上部14a・14aは、それぞれほぼ一定の高さ位置で互いに内向きに直角状に折曲されて平ラス12全体が位置する面に平行状をなす水平状部10b及び水平状部14bを形成している。
モルタルを塗る下地材Gに各力骨突部16における第1力骨10の水平状部10b及びラス突部12bを当接させ、各力骨突部16において第1力骨10および/または第2力骨14をステープル(図示せず)により下地材Gに止めることにより、力骨突部16及びその力骨突部16の部分に位置する平ラス12の一部並びにラス突部12bを除いて平ラス12並びに第1力骨10及び第2力骨14の何れもが下地材Gの表面に平行な所定平面Pに沿った状態で力骨付ラスAを下地材Gに張設することができる。
従って、力骨付ラスAを固定した下地材Gにモルタルを塗工した場合に、平ラス12のうち隣り合う第1力骨10同士及び隣り合う第2力骨14同士により囲まれた部分(すなわち剛性が比較的低い部分)が下地材Gの側に撓むことが、ラス突部12bにより防がれ、平ラス12が全体として下地材Gの表面に平行な所定平面Pに沿った状態が維持される。そのため、下地材G上にモルタルを塗工して力骨付ラスAをモルタルに埋め込んだ場合に、平ラス12のうち比較的剛性が低い部分並びに比較的剛性が高い第1力骨10及び第2力骨14を全体として塗工したモルタルの厚みの中間位置若しくはその他の所要位置に位置させることができるので、モルタルの効果的な補強を確実に行うことが可能であり、モルタルにおけるクラック発生防止にも効果が高い。
この例においては、第1力骨10及び第2力骨14のうち力骨突部16を形成する部分は、それぞれほぼU字状に平ラス12の背面から突出しているので、下地材Gに各力骨突部16を当接させて力骨付ラスAをその下地材Gに対し張設した場合、第1力骨10の水平状部10bのほぼ全長が下地材Gの面に当接し、立上部10a・10a及び立上部14a・14aは、下地材G材の面に対しても平ラス12の背面に対してもほぼ垂直状をなす。そのため、下地材Gに張設した力骨付ラスAの上からモルタルを塗った際に、モルタルが立上部10a・10a及び立上部14a・14aの周囲及び第1力骨10の水平状部10b(下地材G当接部を除く)及び第2力骨14の水平状部14bの周囲に隈なく十分に及ぶこととなり易い。
図4乃至6は何れも本考案の実施の形態の別の例としての力骨付ラスについてのものであって、図4は正面図、図5は、図4における力骨のV−V要部拡大断面図、図6は、図4におけるVI−VI断面図である。
図4乃至図6に示す力骨付ラスBは、図4における縦方向の第1力骨20、菱形網目の平ラス22、及び第1力骨20に直交する第2力骨24からなる。
第1力骨20は、図4における平ラス22の裏側に、横方向等間隔に配列されている。第2力骨24は、図4における平ラス22の表側に、縦方向等間隔に並列配列されている。第1力骨20と第2力骨24の全ての交差部は、両者間に平ラス22を挟んだ状態で、溶接されている。
更に、プレス加工により力骨突部20a及び平ラス22の屈曲部22a並びにラス突部22bが形成されている。すなわち、このプレス加工により、第1力骨20のうち第2力骨24との交差部全部が、平ラス22が全体として位置する平面(所定平面Q)から所定の側(図4における裏側)に実質上一定高さで突出する力骨突部20aに形成され、平ラス22のうち第2力骨24に沿う部分が、図4における横方向に連続して前記平面から所定の側に実質上一定高さで突出する屈曲部22aに形成されている。第2力骨24は、交差する各第1力骨20の力骨突部20aの頂部及び平ラス22の屈曲部22aに沿って前記所定平面Qから平行に離隔した状態となっている。また、前記プレス加工により、平ラス22のうち、隣接する第1力骨20同士と隣接する第2力骨24同士により囲まれた正方形状部分の中央部が、平ラス22が全体として位置する平面から所定の側に実質上一定高さで突出するラス突部22bに形成される。
モルタルを塗る下地材Gに各力骨突部20aを当接させ、各力骨突部20aにおいて第1力骨20、第2力骨24、屈曲部22a等をステープル(図示せず)により下地材Gに止める。ラス突部22bについても、ステープルで下地材Gに止めることが望ましい。力骨突部20a及びラス突部22bを除いて平ラス22並びに第1力骨20が全体として下地材Gの表面に平行な所定平面Qに沿った状態で力骨付ラスBを下地材Gに張設することができる。
第2力骨24は、交差する各第1力骨20の力骨突部20aの頂部及び平ラス22の屈曲部22aに沿って所定平面Qから平行に離隔し、下地材Gの表面に近接した状態となる。そのため、第2力骨24は直接的には平ラス22を下地材Gの表面に平行な所定平面Qに沿った状態に維持する作用を発揮しないので、隣り合う第1力骨同士20及び隣り合う第2力骨24同士により囲まれた正方形状部分が下地材Gの側に比較的撓み易くなるおそれがある。
しかしながら、力骨付ラスBを下地材Gに固定した状態でモルタルを塗工した場合に、平ラス22のうち隣り合う第1力骨同士20及び隣り合う第2力骨24同士により囲まれた正方形状部分が下地材Gの側に撓むことが、ラス突部22bにより防がれ、平ラス22が全体として下地材Gの表面に平行な所定平面Qに沿った状態が維持される。そのため、下地材G上にモルタルを塗工して力骨付ラスBをモルタルに埋め込んだ場合に、平ラス22を全体として塗工したモルタルの厚みの中間位置若しくはその他の所要位置に位置させることができ、モルタルの効果的な補強を確実に行うことが可能である。
上記いずれの例でも、第1力骨及び第2力骨は、ラスの菱形網目の短長対角線にそれぞれ平行に配されている。このように、第1力骨及び第2力骨がラスを構成する何れの方向の線状材料に対してもなるべく大きな角度で交差することにより、モルタルの補強及びクラック防止効果を高めるものである。
また、第1力骨及び第2力骨としては、ラスを構成する線状材よりも剛性及び強度の高い鋼製線材(これに限るものではない)を用いることができ、その形状は直線状とすることが一般的である。第1力骨と第2力骨は直交するものとすることが好ましいが、必ずしも直交に限定されるものではない。第1力骨及び第2力骨は、ラスにより構成される面に対し平行状にラスに添設されるものであり、ラスを形成する線状材料の方向に交差する方向(何れの線状材料の方向に対してもなるべく大きな角度で交差する方向)であることが好ましい。
ラスとしては、平ラス以外に、例えば、メタルラス、ワイヤラス、エキスパンドメタル、溶接金網、ひし形金網、きっ甲金網等を用いることもできる。
なお、以上の実施の形態についての記述における上下位置関係は、単に図に基づいた説明の便宜のためのものであって、実際の使用状態等を限定するものではない。また、構成部品の寸法、個数、材質、形状、その相対配置などは、特にそれらに限定される旨の記載がない限りは、この考案の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではなく、単なる説明例に過ぎない。
10 第1力骨
10a 立上部
10b 水平状部
12 平ラス
12b ラス突部
14 第2力骨
14a 立上部
14b 水平状部
16 力骨突部
20 第1力骨
20a 力骨突部
22 平ラス
22a 屈曲部
22b ラス突部
24 第2力骨
A 力骨付ラス
B 力骨付ラス
C 交差連結部
G 下地材
P 所定平面
Q 所定平面

Claims (5)

  1. 全体として所定平面に沿ったラスと、互いに交差しない2本以上の第1力骨と、互いに交差しない2本以上の第2力骨を備え、前記第1力骨と第2力骨が、互いに交差した状態で前記ラスに添設されてなる力骨付ラスであって、
    前記第1力骨と第2力骨の交差部において、両力骨の一方又は双方に、前記所定平面から一方の側に一定高さで突出する力骨突部を有し、
    前記ラスのうち、隣り合う第1力骨同士及び隣り合う第2力骨同士により囲まれた部分の内方部に、前記所定平面から前記一方の側に前記一定高さで突出するラス突部を有することを特徴とする力骨付ラス。
  2. 上記第1力骨と第2力骨が上記所定平面に沿うものであり、両力骨の交差部に、両力骨が互いに連結されてなる交差連結部を有し、この交差連結部が、前記所定平面から一方の側に一定高さで突出する力骨突部を構成している請求項1記載の力骨付ラス。
  3. 上記第1力骨が上記所定平面に沿い、第2力骨との交差部に、前記所定平面から一方の側に一定高さで屈曲突出する力骨突部を有し、上記ラスのうち第2力骨に沿う部分は、前記所定平面から一方の側に一定高さで屈曲突出する屈曲部に形成され、上記第2力骨は、交差する各第1力骨の力骨突部の頂部及びラスの屈曲部に沿って前記所定平面から平行に離隔している請求項1記載の力骨付ラス。
  4. 上記第1力骨と第2力骨が、それぞれ上記ラスの一方の面と他方の面に位置してそのラスを挟んでおり、その第1力骨と第2力骨が、両者の交差部において接合されている請求項1、2又は3記載の力骨付ラス。
  5. 上記第1力骨と第2力骨が直交する請求項1乃至4の何れかに記載の力骨付ラス。
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JP2016029254A (ja) * 2014-07-14 2016-03-03 富士川建材工業株式会社 壁面構造体、通気壁面体、及びそれらの施工方法

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