JP3169053U - 頭部冷却具 - Google Patents

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Abstract

【課題】装着が容易であり、冷却パッドの位置がずれず、かつ、快適な使用感が得られ、また、装着時に皮膚が蒸れてふやけたり、かぶれたりするようなことがない頭部冷却具を提供する。【解決手段】頭部冷却具Aは、身体頭部の額から後頭部にわたって周着可能なリング状の帯状体10であって、該帯状体10が、保冷材を出し入れできる開口部12を形成した収納部11を有する。【選択図】図2

Description

本考案は、身体の頭部を良好に冷やすことができる頭部冷却具に関し、特に頭部への装着が容易であり、かつ、保冷材の出し入れが容易である頭部冷却具に関する。
従来より、病気などで発熱した際に頭部を冷却したり、または、夏期に寝苦しさの解消や清涼感を得る際に、また、熱射病防止のために、頭部を冷却する冷却パッドが使用されている。このような冷却パッドで頭部を冷やすには、冷却パッドを頭部にあてがい、その上からタオル等の帯状物を巻いて結んだり、冷却パッドをくるんだタオル等の帯状物を頭部に巻きつけて結ぶことにより冷却パッドを頭部に装着固定していた。また、近年、冷却パッドの一方の面に接着性を付与し、その接着力により頭部に直接接着固定するものが開発されている。
しかしながら、冷却パッドを頭部にあてがい、その上からタオル等の帯状物を巻きつけて、又は冷却パッドをくるんだタオル等の帯状物を頭部に巻きつけて結ぶことにより冷却パッドを頭部に装着固定する方法では、その装着が面倒であると共に、巻きつけ力が一定しないので、装着中に巻きつけが緩んで冷却パッドの位置がずれたり、外れたりすることがある。また、巻きつけ固定するために生ずる結び目が異物感を覚えさせ、不快の原因になるおそれがあった。
また、接着力により頭部、特に額に直接接着する方法では、接着した部分が蒸れて皮膚がふやけたり、皮膚がかぶれたり、また、頭部を冷やしすぎてしまうおそれがあり、しかも、皮膚の状態や汗をかくなどにより接着性が安定せず、脱落するおそれがあり、さらに、頭髪がある箇所には接着性が悪く使用できないという欠点があった。
そこで、本考案者は、上記の課題に鑑み、鋭意研究を重ねた結果、装着が容易であり、冷却パッドの位置がずれず、かつ、快適な使用感が得られ、また、装着時に皮膚が蒸れてふやけたり、かぶれたりするようなことがない頭部冷却具を考案した。
本考案に係る頭部冷却具は、身体頭部の額から後頭部にわたって周着可能なリング状の帯状体であって、該帯状体が、保冷材を出し入れできる開口部を形成した収納部を有することを特徴とするものである。
上記のように構成したことにより、従来のように、タオルで巻いて結びつけるような手間が掛からず、また、帯状体の収納部に保冷材を収納する構成であるため、保冷材が直接皮膚に触れないため冷えすぎるおそれがない。さらに、額だけではなく、後頭部や側頭部などの頭髪のある部分にも容易に冷却することができ、着脱が容易であるにも拘わらず、容易に脱落しない利点がある。
また、前記の構成に加えて、収納部内部の内面に通気性のある防水性布帛が重ね合わされている構成としてもよい。このように構成した場合には、保冷材が結露しても防水性布帛により水分の流れが遮断されるので、帯状体に水分が伝わらず、外部に漏水することがない。しかも、防水性布帛が通気性を有しているため、結露した水分が蒸発すれば、防水性布帛から外部へ蒸気が抜け出ていくので、常にサラッとした感触があり、装着感が良好である。
さらに、前記の帯状体が筒状体により形成され、該筒状体の内部が保冷材の収納部である構成としてもよく、その場合に開口部は1箇所に限るものではなく、2箇所以上の開口部を設けてもよい。
また、収納部が帯状体に取着されてなるものであって、該収納部が、上部又は側部に開口部を有するポケット状のものである構成としてもよい。このような構成のいずれの場合も、収納部の形成が容易であり、製作コストを低減させる利点がある。
さらにまた、前記の帯状体が伸縮性生地より形成されている構成としてもよく、前記の帯状体が、その上部周縁及び下部周縁に伸縮性紐が取着されてなる構成としてもよい。このように構成すると、頭部に対するフィット性が向上するのみならず、一定の巻きつけ力で頭部に装着することができるので、装着感が快適であると共に、脱落を防ぐ効果がある。
本考案に係る頭部冷却具は、リング状の帯状体からなるため、頭部への装着が容易であり、周方向に伸縮性を有しているため、冷却パッドの位置がずれず、かつ、快適な使用感が得られる。また、帯状体の収納部に保冷材を出し入れする構成であるため、装着時に保冷材が皮膚に直接接触しないので、冷えすぎたりするようなことがなく、従来の接着する冷却パッドにおいて生じていたように、皮膚が蒸れてふやけたり、かぶれたりするようなことがない。
実施例1に係る頭部冷却具の斜視図である。 実施例1に係る頭部冷却具の一部切欠斜視図である。 実施例1に係る頭部冷却具に保冷材を収納した状態を示す周方向の断面図である。 実施例1に係る頭部冷却具を頭部へ装着した状態を示す概略斜視図である。 実施例1に係る頭部冷却具の変更例であって、その一部切欠斜視図である。 実施例2に係る頭部冷却具の斜視図である。 実施例2に係る頭部冷却具に保冷材を収納した状態を示す周方向の断面図である。 実施例2に係る頭部冷却具の一部切欠斜視図である。 実施例3に係る頭部冷却具の斜視図である。 実施例3に係る頭部冷却具に保冷材を収納した状態を示す周方向の断面図である。 実施例3に係る頭部冷却具に保冷材を収納する状態を示す概略斜視図である。 実施例4に係る頭部冷却具の斜視図である。 実施例4に係る頭部冷却具に保冷材を収納した状態を示す周方向の断面図である。 実施例4に係る頭部冷却具に保冷材を収納する状態を示す概略斜視図である。
以下に、本考案に係る頭部冷却具の実施例を添付の図面に基づいて詳細に説明する。
図1及び図2に示すAは、実施例1に係る頭部冷却具であって、該頭部冷却具Aは、リング状の形態をなす帯状体10と該帯状体10に有する収納部11とから構成され、該収納部11には保冷材Pを出し入れできる開口部12が形成されている。帯状体10は、タオル地より形成され、内部が中空である筒状体よりなり、内部の中空箇所が保冷材Pの収納部11となり、筒状体に形成した幅方向のスリットが筒状体の内部中空箇所の左右に保冷材Pを出し入れすることができる開口部12となる。したがって、図3に示すように、開口部12から収納部11の内部に保冷材Pを収納することができる。保冷材Pとしては、ジェル状の蓄冷材料を使用したものを用いることが望ましい。ジェル状の蓄冷材料よりなる保冷材Pは、冷却効果が長時間維持され、また、保冷材Pの冷却効果が低下した場合には、冷蔵庫などで保冷材Pを冷却することにより繰り返し使用することできて経済的である。
また、帯状体10は、その幅方向の上下端から所定間隔をおいて周方向に縫着することにより上下それぞれにゴム紐挿通部13、14が形成されて、上下のゴム紐挿通部13、14にはゴム紐15が挿入されており、ゴム紐15の伸縮力により周方向に伸縮するように構成されている。このようにゴム紐15の伸縮力により周方向に伸縮することで、帯状体10は、図4に示すように、身体の頭部に容易に周着でき、かつ、取り外すことができる。また、保冷材Pを、図4に示すように、額の箇所にあてがうように頭部冷却具Aを頭部に装着すれば、額を冷やすことが可能となる。また、図4に示す状態から頭部冷却具Aを頭の回りに90度回転させると側頭部を冷やすことができ、頭部冷却具Aを180度回転させると後頭部を冷やすことができる。
以上の構成をなす実施例1に係る頭部冷却具Aは、帯状体10の収納部11に保冷材Pを収納する構成であるため、保冷材Pが直接皮膚に触れないので冷えすぎるおそれがなく、また、頭部冷却具Aは、頭部の額だけでなく、後頭部や側頭部などの頭髪のある箇所にも容易に冷却することができ、着脱が容易であるにもかかわらず、ゴム紐15の伸縮力により容易に脱落しない利点がある。
なお、実施例1においては、帯状体10を構成する筒状体にタオル地を使用しているが、これに限るものではなく、毛布地、ガーゼ、綿布、ニット地、不織布などの生地を使用してもよく、特に吸水性のあるマイクロファイバー生地が好適である。また、これらの生地として、伸縮性を有していないものを使用してもよく、その場合には、実施例1のように周方向にゴム紐15を配設することにより伸縮性が付与されるので装着固定上差し支えがなく、もちろん伸縮性を有する生地を使用してもよい。このように伸縮性を有する構成とすることにより、頭部に対するフィット性が向上するのみならず、一定の巻きつけ力で頭部に装着することができるので、装着感が快適であると共に、脱落を防ぐ効果がある。
図5は、上記実施例1の変更例である。実施例1においては帯状体10を構成する筒状体における開口部12は、筒状体の内部中空箇所の左右に保冷材Pを出し入れすることができるように幅方向のスリットを形成したものである。当該変更例の頭部冷却具A’においては、帯状体10’を構成する筒状体に形成した開口部12’は、図5に示すように、幅方向のスリットの一方の開口縁12aを筒状体に縫着して閉塞し、他方の開口縁12bのみを開口して収納部11’内に保冷材Pを出し入れできるように構成したものである。このように開口部12’を構成すると、開口部12’が広がりすぎない利点がある。
図6に示すBは、実施例2に係る頭部冷却具であって、該頭部冷却具Bは、リング状の形態をなす帯状体20と該帯状体20に有する収納部21とから構成され、該収納部21には保冷材Pを出し入れできる開口部22が2箇所形成されている。帯状体20は、タオル地より形成され、内部が中空である筒状体よりなり、内部の中空箇所が保冷材Pの収納部21となり、筒状体に形成した2箇所の幅方向のスリットは、筒状体の内部中空箇所の左右に保冷材Pを出し入れすることができる開口部22となる。したがって、図6に示すように、2箇所の開口部22から収納部21の内部に保冷材Pを収納することができ、また、必要に応じて2個の保冷材Pを、図7に示すように、帯状体20の対称位置に容易に収納することができる。なお、開口部を3箇所以上形成してもよい。保冷材Pについては実施例1と同様なので、説明を省略する。
また、帯状体20は、その幅方向の上下端から所定間隔をおいて周方向に縫着することにより上下それぞれにゴム紐挿通部23、24が形成されて、上下のゴム紐挿通部23、24にはゴム紐25が挿入されており、ゴム紐25の伸縮力により周方向に伸縮するように構成されている。このようにゴム紐25の伸縮力により周方向に伸縮することで、帯状体20は、実施例1において示す図4と同様に、身体の頭部に容易に周着でき、かつ、取り外すことができる。また、保冷材Pを、頭部の額の箇所にあてがうように頭部冷却具Bを頭部に装着すれば、額を冷やすことが可能となる。その状態から頭部冷却具Bを頭の回りに90度回転させると側頭部を冷やすことができ、頭部冷却具Bを180度回転させると後頭部を冷やすことができる。図7に示すように、保冷材Pを2個収納した場合には、額と後頭部とを、又、両側頭部を同時に冷やすことができる。
なお、実施例2においては、帯状体20を構成する筒状体にタオル地を使用しているが、これに限るものではなく、毛布地、ガーゼ、綿布、ニット地、不織布などの生地を使用してもよく、特に吸水性のあるマイクロファイバー生地が好適である。また、これらの生地として、伸縮性を有していないものを使用してもよく、その場合には、実施例2のように周方向にゴム紐25を配設することにより伸縮性が付与されるので装着固定上差し支えがなく、もちろん伸縮性を有する生地を使用してもよい。このように構成すると、頭部に対するフィット性が向上するのみならず、一定の巻きつけ力で頭部に装着することができるので、装着感が快適であると共に、脱落を防ぐ効果がある。
さらに実施例2にかかる頭部冷却具Bは、その帯状体20の収納部21内部の内面に通気性のある防水性布帛26が重ね合わされている。すなわち、図7及び図8に示すように、帯状体20を構成する筒状体は、開口部22を形成した内側生地20aと外面側となる外側生地20bとから構成され、内側生地20aと外側生地20bとにより形成される空間が収納部21となるものであり、この外側生地20bの内面側に前記の通気性のある防水性布帛26が重ね合わされている。したがって、実施例2に係る頭部冷却具Bは、保冷材が結露しても防水性布帛26により水分の流れが遮断されるので、帯状体20の外面側、すなわち外側生地20bに水分が伝わらず、しかも、防水性布帛26が通気性を有しているため、結露した水分が蒸発すれば、防水性布帛26から外部へ蒸気として抜け出ていく作用を果たす。
以上の構成をなす実施例2に係る頭部冷却具Bは、帯状体20の収納部21に保冷材Pを収納する構成であるため、保冷材Pが直接皮膚に触れないので冷えすぎるおそれがなく、また、頭部冷却具Bは、頭部の額だけでなく、後頭部や側頭部などの頭髪のある箇所にも容易に冷却することができ、着脱が容易であるにもかかわらず、ゴム紐25の伸縮力により容易に脱落しない利点がある。さらに、頭部冷却具Bは、開口部22が対称位置の2箇所に設けられているので、保冷材Pが出し入れし易いばかりでなく、対称位置の開口部22それぞれに保冷材Pを収納することにより、頭部の2箇所を同時に冷却することができる。さらにまた、頭部冷却具Bは、収納部21内部の内面に通気性のある防水性布帛26が重ね合わされているので、外部に漏水することがなく、しかも、常にサラッとした感触があり、装着感が良好である。
図9に示すCは、実施例3に係る頭部冷却具であって、該頭部冷却具Cは、リング状の形態をなす帯状体30と該帯状体30に有する収納部31とから構成され、該収納部31には保冷材Pを出し入れできる開口部32が形成されている。帯状体30は、タオル地より形成され、その幅方向の上下端から所定間隔をおいて周方向に縫着することにより上下それぞれにゴム紐挿通部33、34が形成されて、上下のゴム紐挿通部33、34にはゴム紐が挿入されており、ゴム紐の伸縮力により周方向に伸縮するように構成されている。このようにゴム紐の伸縮力により周方向に伸縮することで、帯状体30は、実施例1において示す図4と同様に、身体の頭部に容易に周着でき、かつ、取り外すことができる。
なお、実施例3においては、帯状体30にタオル地を使用しているが、これに限るものではなく、毛布地、ガーゼ、綿布、ニット地、不織布などの生地を使用してもよく、特に吸水性のあるマイクロファイバー生地が好適である。また、これらの生地として、伸縮性を有していないものを使用してもよく、その場合には、実施例3のように周方向にゴム紐を配設することにより伸縮性が付与されるので装着固定上差し支えがなく、もちろん伸縮性を有する生地を使用してもよい。このように構成すると、頭部に対するフィット性が向上するのみならず、一定の巻きつけ力で頭部に装着することができるので、装着感が快適であると共に、脱落を防ぐ効果がある。
また、実施例3における収納部31は、帯状体30に取着されてなるものであって、該収納部31は側部に開口部32を有するポケット状のものである。すなわち、リング状の帯状体30の内面側に、矩形の別布が、その上下部及び一の側部が縫着されており、縫着されていない他の側部が開口部32となる。したがって、図10及び図11に示すように、開口部32から収納部31へ保冷材Pを横方向から収納することができる。このように収納部31を構成すると、その形成が容易であり、製作コストを低減させる利点がある。
また、収納部31に保冷材Pを収納し、額の箇所に保冷材Pをあてがうように頭部冷却具Cを頭部に装着すれば、額を冷やすことが可能となる。その状態から頭部冷却具Cを頭の回りに90度回転させると側頭部を冷やすことができ、頭部冷却具Cを180度回転させると後頭部を冷やすことができる。保冷材Pについては実施例1と同様なので、説明を省略する。
以上の構成をなす実施例3に係る頭部冷却具Cは、帯状体30の収納部31に保冷材Pを収納する構成であるため、保冷材Pが直接皮膚に触れないので冷えすぎるおそれがなく、また、頭部冷却具Cは、額だけでなく、後頭部や側頭部などの頭髪のある箇所にも容易に冷却することができ、着脱が容易であるにもかかわらず、ゴム紐の伸縮力により容易に脱落しない利点がある。さらに、頭部冷却具Cに取着した収納部31は、横方向に開口部32を有するポケット状に構成されているため、収納部31の形成が容易であるので製作コストを低減でき、また、保冷材Pの出し入れが極めて容易となる。
図12に示すDは、実施例4に係る頭部冷却具であって、該頭部冷却具Dは、リング状の形態をなす帯状体40と該帯状体40に有する収納部41とから構成され、該収納部41には保冷材Pを出し入れできる開口部42が形成されている。帯状体40は、タオル地より形成され、その幅方向の上下端から所定間隔をおいて周方向に縫着することにより上下それぞれにゴム紐挿通部43、44が形成されて、上下のゴム紐挿通部43、44にはゴム紐が挿入されており、ゴム紐の伸縮力により周方向に伸縮するように構成されている。このようにゴム紐の伸縮力により周方向に伸縮することで、帯状体40は、実施例1において示す図4と同様に、身体の頭部に容易に周着でき、かつ、取り外すことができる。
なお、実施例4においては、帯状体40にタオル地を使用しているが、これに限るものではなく、毛布地、ガーゼ、綿布、ニット地、不織布などの生地を使用してもよく、特に吸水性のあるマイクロファイバー生地が好適である。また、これらの生地として、伸縮性を有していないものを使用してもよく、その場合には、実施例4のように周方向にゴム紐を配設することにより伸縮性が付与されるので装着固定上差し支えがなく、もちろん伸縮性を有する生地を使用してもよい。このように構成すると、頭部に対するフィット性が向上するのみならず、一定の巻きつけ力で頭部に装着することができるので、装着感が快適であると共に、脱落を防ぐ効果がある。
また、実施例4における収納部41は、帯状体40に取着されてなるものであって、該収納部41は上部に開口部42を有するポケット状のものである。すなわち、リング状の帯状体40の内面側に、矩形の別布が、その下部及び両側部が縫着されており、縫着されていない上部が開口部42となる。したがって、図13及び図14に示すように、開口部42から収納部41へ保冷材Pを上方から収納することができる。このように収納部41を構成すると、その形成が容易であり、製作コストを低減させる利点がある。
また、収納部41に保冷材Pを収納し、額の箇所に保冷材Pをあてがうように頭部冷却具Dを頭部に装着すれば、額を冷やすことが可能となる。その状態から頭部冷却具Dを頭の回りに90度回転させると側頭部を冷やすことができ、頭部冷却具Dを180度回転させると後頭部を冷やすことができる。保冷材Pについては実施例1と同様なので、説明を省略する。
以上の構成をなす実施例4に係る頭部冷却具Dは、帯状体40の収納部41に保冷材Pを収納する構成であるため、保冷材Pが直接皮膚に触れないので冷えすぎるおそれがなく、また、頭部冷却具Dは、額だけでなく、後頭部や側頭部などの頭髪のある箇所にも容易に冷却することができ、着脱が容易であるにもかかわらず、ゴム紐の伸縮力により容易に脱落しない利点がある。さらに、頭部冷却具Dに取着した収納部41は、上方向に開口部42を有するポケット状に構成されているため、収納部41の形成が容易であるので製作コストを低減でき、また、保冷材Pの出し入れが極めて容易となる。
P・・・保冷材
A・・・頭部冷却具
10・・帯状体 11・・収納部
12・・開口部 13・・ゴム紐挿通部
14・・ゴム紐挿通部 15・・ゴム紐
A’・・頭部冷却具
10’・帯状体 11’・収納部
12’・開口部 12a・開口縁(閉塞側)
12b・開口縁(開口側)
B・・・頭部冷却具
20・・帯状体 20a・内側生地
20b・外側生地 21・・収納部
22・・開口部 23・・ゴム紐挿通部
24・・ゴム紐挿通部 25・・ゴム紐
26・・防水性布帛
C・・・頭部冷却具
30・・帯状体 31・・収納部
32・・開口部 33・・ゴム紐挿通部
34・・ゴム紐挿通部
D・・・頭部冷却具
40・・帯状体 41・・収納部
42・・開口部 43・・ゴム紐挿通部
44・・ゴム紐挿通部

Claims (7)

  1. 身体頭部の額から後頭部にわたって周着可能なリング状の帯状体であって、
    該帯状体が、保冷材を出し入れできる開口部を形成した収納部を有する
    ことを特徴とする頭部冷却具。
  2. 収納部内部の内面に通気性のある防水性布帛が重ね合わされている
    ことを特徴とする請求項1に記載の頭部冷却具。
  3. 帯状体が筒状体により形成され、該筒状体の内部が保冷材の収納部である
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の頭部冷却具。
  4. 筒状体に開口部が複数箇所形成されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の頭部冷却具。
  5. 収納部が帯状体に取着されてなるものであって、
    該収納部が、上部又は側部に開口部を有するポケット状のものである
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の頭部冷却具。
  6. 帯状体が伸縮性生地より形成されている
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の頭部冷却具。
  7. 帯状体が、その上部周縁及び下部周縁に伸縮性紐が取着されてなる
    ことを特徴とする請求項1〜6に記載の頭部冷却具。
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JP2013132409A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Kao Corp 皮膚貼付用シート

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