JP3181206U - 首冷却バンド - Google Patents

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Abstract

【課題】装着が容易であるとともに作業時に外れにくく、首周りのフィット感に優れた首冷却バンドを提案することを目的とする。
【解決手段】首に巻き付けて使用する帯状の首冷却バンドであって、保冷体を収納して首を冷却する保冷体収納部と、保冷体収納部の左右両端に設けられた互いに着脱自在の止着部と、を備え、保冷体収納部の幅は長手方向全体に渡って略同一に構成され、保冷体収納部の上側縁および下側縁は所定の曲率をもって略円弧状に形成されるとともに、上側縁の曲率は下側縁の曲率よりも大きく構成された首冷却バンドとした。
【選択図】図4

Description

本考案は首に巻き付けて使用する帯状の首冷却バンドに関する。
近年、地球温暖化が進行するにつれ、自然環境や人間社会に対する様々な悪影響が報告されている。中でも夏場の気温上昇や猛暑日・夏日の増加は日々の一般的な生活においても身近に感じられる地球温暖化の影響であり、夏場の熱中症患者の増加は大きな社会問題となっている。
一方で電力不足等による節電意識も高まっており、エア・コンディショナーの使用を控える人々の増加も熱中症患者の増加に拍車を掛けているものと考えられる。
このような事情により、電力を必要とせずに体温の上昇を抑えることを可能とする様々な製品が開発されている。例えば特許文献1では、吸水性部材が封入された帯状の冷却用首巻きであって、衣類に脱着可能に取り付けるための取付手段を備えた冷却用首巻きが提案されている。この特許文献1の冷却用首巻きは、スカーフとして首周りに巻き付けたり、着用する衣類の首元の内側に取り付けたりして使用することができる。
実用新案登録第3171026号公報
しかしながら特許文献1の冷却用首巻きは、次の様な問題がある。スカーフとして首周りに巻き付けて使用するタイプの冷却用首巻きは、単に首に掛けた状態で使用されるため外れ易く、工事現場等で作業を行う作業者が好適に利用できるものではない。一方、着用する衣類の首元の内側に取り付けて使用するタイプの冷却用首巻きは、衣類自体が首元の内側に別途衣服側取付部(衣類側面ファスナー)を備える必要があるため、どのような衣類に対しても利用できるものではなく、また、装着の際に手間がかかってしまう。また、いずれのタイプの冷却用首巻きも首周り全体にフィットするものではないため、冷却効果が余り高くない。更に、特許文献1の冷却用首巻きは、吸水性材料に染み込んだ水が蒸発する際に必要となる気化熱を利用して体温を奪うよう構成されたものであるため、やはり冷却効果はそれほど高くない。
そこで本考案は、装着が容易であるとともに作業時に外れにくく、首周りのフィット感に優れた首冷却バンドを提案することを目的とする。
(1)本考案の首冷却バンドは、首に巻き付けて使用する帯状の首冷却バンドであって、保冷体を収納して首を冷却する保冷体収納部と、保冷体収納部の左右両端に設けられた互いに着脱自在の止着部と、を備え、保冷体収納部の幅は長手方向全体に渡って略同一に構成され、保冷体収納部の上側縁および下側縁は所定の曲率をもって略円弧状に形成されるとともに、上側縁の曲率は下側縁の曲率よりも大きく構成されている。
(2)また、上記(1)の首冷却バンドにおて、保冷体収納部は複数のポケットで構成されている。
(3)また、上記(1)または(2)の首冷却バンドにおて、止着部の一方には雄型面ファスナーが設けられるとともに止着部の他方には雌型面ファスナーが設けられ、雄型面ファスナーおよび雌型面ファスナーの少なくとも一方は左右方向に長手状とした。
(4)また、上記(1)〜(3)のいずれかの首冷却バンドにおて、保冷体収納部の上側縁には保冷体収納部を開閉自在とするジッパーが設けられている。
請求項1の考案によれば、装着が容易であるとともに作業時に外れにくく、首周りのフィット感に優れた首冷却バンドを提供することができる。
本考案による首冷却バンドの正面図である。 本考案による首冷却バンドの別実施形態の正面図である。 本考案による首冷却バンドの別実施形態の説明図である。 本考案による首冷却バンドの使用状態を示した図である。
以下、本考案の実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、本明細書における上下方向は、実際に首に装着された状態における首冷却バンドの上下方向と一致する。
図1は本考案の首冷却バンド1の正面図を示したものである。首冷却バンド1は帯状であり、使用者の首に巻き付けて使用するものである。首冷却バンド1は、保冷体cを収納して首を冷却する保冷体収納部10と、保冷体収納部10の左右両端に設けられた互いに着脱自在の止着部11a,11bと、を備えている。
保冷体収納部10の幅は長手方向全体に渡って略同一に構成されている。また、保冷体収納部10の上側縁10aおよび下側縁10bは所定の曲率をもって略円弧状に形成されるとともに、上側縁10aの曲率は下側縁10bの曲率よりも大きく構成されている。
保冷体収納部10を形成する材料は柔軟性のある素材であれば特に限定されないが、例えば、木綿、麻、リンネルなどの植物繊維、羊毛、絹、カシミヤなどの動物繊維、再生セルロースなどの再生繊維、ポリエステル、ナイロンなどの合成繊維、不織布などを用いることができる。
また、保冷体収納部10を形成する材料として、長手方向に伸縮自在の素材を用いても良い。保冷体収納部10を長手方向に伸縮自在の素材で形成することにより、使用者の首周りへのフィット感を向上させることができる。
止着部11a,11bを形成する材料は柔軟性のある素材であれば特に限定されないが、例えば、木綿、麻、リンネルなどの植物繊維、羊毛、絹、カシミヤなどの動物繊維、再生セルロースなどの再生繊維、ポリエステル、ナイロンなどの合成繊維、不織布などを用いることができる。
また、止着部11a,11bを形成する材料として、ゴム状の素材を用いても良い。止着部11a,11bをゴム状の素材で形成することにより、装着時において首冷却バンド1の長手方向の長さが好適に調整され、使用者の首周りへのフィット感を向上させることができる。
以上のような構成により、止着部11aと止着部11bとを互いに止着して首冷却バンド1を略円筒状とした際、上側縁10aで形成される円の直径よりも下側縁10bで形成される円の直径の方が大きくなるため、図4に示すように首冷却バンド1は下方拡開状となって使用者の首周りの形状に好適にフィットする。その結果、保冷体cが収納された保冷体収納部10が使用者の首周りに万遍なく接触するため、高い冷却効果を得ることができる。
保冷体収納部10の上側縁10aの長さは、首上部の最も細い位置における首周りの長さと同程度とすれば良い。一方、保冷体収納部10の下側縁10bの長さは、首下部(首の付け根の位置)における首周りの長さと同程度とすれば良い。上側縁10aおよび下側縁10bの長さをこのような長さとすることにより、止着部11aと止着部11bとを互いに止着して首冷却バンド1を略円筒状とした際、首冷却バンド1は下方拡開状となるとともに首周りの形状に好適にフィットし、首周りの全周をカバーできる効率の良い首冷却バンド1とすることができる。
保冷体収納部10の幅は80〜100mm程度とするのが良く、首周り全体をカバーして効果的に首を冷却することが可能な首冷却バンド1とすることができる。
保冷体収納部10の上側縁10aの曲率半径は380〜410mm程度とするとともに、保冷体収納部10の下側縁10bの曲率半径は470〜500mm程度とするのが良い。上側縁10aおよび下側縁10bがこのような曲率(曲率半径の逆数)を有する保冷体収納部10とすることにより、止着部11aと止着部11bとを互いに止着して首冷却バンド1を略円筒状とした際、保冷体収納部10は下方拡開状となって首周りの形状に好適にフィットするため、効果的に首を冷却することが可能な首冷却バンド1とすることができる。
保冷体収納部10は上側縁10aが開口した袋状となっており、内部に保冷体cを収納できるよう構成されている。
保冷体cは密封された袋状であり、内部には保冷剤(蓄冷剤)が封入されている。保冷剤として用いる材料は、冷凍庫等で冷却することによって蓄冷可能な素材であれば特に限定されない。例えば、水を吸収させた高吸水性ポリマー等を保冷剤として用いることができる。
保冷体cは、アルミニウム層および多孔質シート層からなる断熱シートで被覆されたものを用いても良い。ただし、保冷体cの被覆に用いるこのような断熱シートは熱の移動を完全に遮断するものではなく、保冷剤と体表面との間である程度の熱の移動が可能な素材を用いる。このような断熱シートで被覆された保冷体cを用いることにより、保冷剤の冷却効果の持続時間を長くすることができるとともに、首周りを過度に冷却してしまうことを防ぐことができる。
保冷体cが冷却時においても首周りに沿って曲げられる程度の柔軟性を有する場合は、図1に示すように保冷体収納部10の内部形状と略同一とした長手状の保冷体cを用いることができる。
一方、保冷持続時間が長い等、冷却性能の高い保冷体cは、一般的には冷却時に柔軟性をほとんど有さない場合が多い。そこで、図2,3に示すように、保冷体収納部10に複数の仕切部12を所定の間隔で設けることにより、保冷体収納部10を複数のポケット13で構成しても良い。柔軟性の低い保冷体cの場合は、保冷体cをポケット13に収納可能な大きさとし、各ポケット13に該保冷体cを一つずつ収納して使用すれば良い。また、各ポケット13は仕切部12で仕切られているため、使用時に激しい作業を行った場合においても各ポケット13内に収納された保冷体cがずれることを防止できる。
保冷体収納部10を構成するポケット13を多くする程、首冷却バンド1を首に巻き付けた際に違和感なく首周りにフィットさせることができる。一方、保冷体収納部10を構成するポケット13を少なくする程、使用時においてポケット13内へ保冷体cを収納する際の手間が少なくなる。従って、保冷体収納部10を構成するポケット13の数は4つ程度とするのが良い。ポケット13の数を4つ程度とすることにより、冷却時に柔軟性をほとんど有さない保冷体cを用いた場合であっても無理なく首冷却バンド1を首周りに巻き付けることができる。
止着部11a,11bの一方には雄型面ファスナー14aが設けられるとともに止着部11a,11bの他方には雌型面ファスナー14bが設けられているため、使用者は首冷却バンド1を首周りに巻き付けて容易に装着することができる。雄型面ファスナー14aおよび雌型面ファスナー14bは互いに反対側の面に設けられており、首冷却バンド1を首に巻き付けた際に雄型面ファスナー14aおよび雌型面ファスナー14bが互いに相対して止着部11a,11bを止着することができる。そして、雄型面ファスナー14aおよび雌型面ファスナー14bの少なくとも一方は左右方向に長手状とし、首周りの長さの個人差に対応できるよう構成されている。
止着部11a,11bに設ける止着手段は面ファスナーとすることに限られず、使用者が容易に操作可能な着脱自在の構成であれば良く、例えばフックやボタンなどで構成しても良い。
保冷体収納部10の上側縁10aには開口部を開閉自在とするジッパー15が設けられている。このように保冷体収納部10の上側縁10aにジッパー15を設けることにより、使用者は保冷体収納部10へ容易に保冷体cを出し入れすることができる。また、使用時にジッパー15を閉じておけば、激しい作業を行った際においても保冷体収納部10から保冷体cが飛び出すことを確実に防止できる。
以上のような構成により、本考案による首冷却バンド1は、装着が容易であるとともに作業時に外れにくく、首周りのフィット感に優れたものとすることができる。
なお、上述した実施形態の説明は本考案の一例であり、本考案は上述の実施形態に限定されることはない。従って、上述した実施形態以外であっても、本考案に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは言うまでもない。
1 首冷却バンド
10 保冷体収納部
10a 上側縁
10b 下側縁
11a,11b 止着部
12 仕切部
13 ポケット
14a 雄型面ファスナー
14b 雌型面ファスナー
15 ジッパー
c 保冷体

Claims (4)

  1. 首に巻き付けて使用する帯状の首冷却バンドであって、
    保冷体を収納して前記首を冷却する保冷体収納部と、
    前記保冷体収納部の左右両端に設けられた互いに着脱自在の止着部と、を備え、
    前記保冷体収納部の幅は長手方向全体に渡って略同一に構成され、
    前記保冷体収納部の上側縁および下側縁は所定の曲率をもって略円弧状に形成されるとともに、該上側縁の曲率は該下側縁の曲率よりも大きく構成された首冷却バンド。
  2. 前記保冷体収納部は複数のポケットで構成された請求項1に記載の首冷却バンド。
  3. 前記止着部の一方には雄型面ファスナーが設けられるとともに前記止着部の他方には雌型面ファスナーが設けられ、該雄型面ファスナーおよび該雌型面ファスナーの少なくとも一方は左右方向に長手状とした請求項1または2に記載の首冷却バンド。
  4. 前記保冷体収納部の上側縁には該保冷体収納部を開閉自在とするジッパーが設けられた請求項1〜3のいずれか1項に記載の首冷却バンド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013100905A (ja) * 2013-01-15 2013-05-23 Maeta Concrete Industry Ltd 機械装置用架台
JP2016005506A (ja) * 2014-06-20 2016-01-14 喜隆 小村 襟カラー及びそのカバー

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