JP3227056U - 多孔質材料よりなる装身具 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷却効果及び発汗対策を両立できると共に、衛生的で手軽に取り扱う事のできる装身具を提供する。【解決手段】汗などを吸収する多孔質材料部材20を複数個配置し、それらを紐状部材30にて連結する。また、多孔質材料部材には、破損防止用の緩衝部材40を設ける。更に多孔質材料部材は、直径5mmから20mm、長辺10mmから50mmの筒状体とする。【選択図】図1

Description

本考案は、多孔質材料よりなるネックレスなどの装身具に関する。さらに言えば、複数の多孔質材料部材を連結した状態で身につける事ができる、多孔質材料よりなる装身具に関する。
ジョギングやウォーキング、或いは散歩時には、発汗によりシャツが肌に張り付いたり、また熱中症も多く発生する事は周知の事実である。特に近年の地球温暖化によりその傾向は顕著であり、そのための発汗対策及び熱中症対策を目的として、タオルなどの繊維製品の代替えとなる様々な商品が出回っている。
このような目的を持って製造された商品は保冷効果を有するものの、継続した保冷効果を持たせることが極めて困難である。
また、保冷剤を使用する場合には保冷剤を冷却する必要があり、手間が掛かる事が多かった。繊維に含ませた水分を蒸発させ、気化熱により保冷効果を持たせる商品もあるが、その場合には繊維に水分を含ませる必要があり、一定の冷却効果は得られるものの、シャツなどを濡らして不快感を与える問題があった。
更には、ハンディ型の扇風機も提案されているが、少なくとも片手を使用する必要があり、作業を行いながら使用する事が困難であった。
よって、冷却効果及び発汗対策を両立できると共に、衛生的で手軽に取り扱う事のできる様な器具が希求されている。
特許文献1には、「PVAスポンジ(または同一の高吸水機能を持つ素材)を使用した高吸水布をバンダナ、リストバンド、ネッカチーフ、帽子のインナー等の形に加工した】PVAスポンジ製高吸水布を利用した涼感小物(特許文献1:考案の名称)(特許文献1:解決手段より抜粋)。」が開示されている。
特許文献2には、「薄く細長い布袋に、ビー玉を連結して入れ、ビー玉とビー玉の中間は、袋の上から糸で縫って又は、糸で縛って固定し、薄く細長い布袋は、胸の付近はビー玉を入れずに、左右を結んでファッションとして使用できるようにした保冷材になるビー玉ネックレス(特許文献2:考案の名称)(特許文献2:解決手段より抜粋)。」が開示されている。
特許文献3には、「吸水樹脂ポリマーをネックスカーフに挿入し、ネックスカーフを水に浸す事により冷却作用を持たせ、また暑いときに頭や首に巻くだけで清涼感を体感できる装身具」が開示されている。
実用新案登録第3149010号公報 実用新案登録第3198260号公報 実用新案登録第3169079号公報
特許文献1に係る考案は、「ポリビニルアルコールを原料とするPVAスポンジを素材とし、吸水性と保湿性を利用した気化熱を使った涼感小物を作成する。利用者、利用物の肌面や頭部に接する形状であれば様々に応用でき、その形態は三角形のバンダナやネッカチーフ状、細長い帯状にカットして、リストバンドやネックバンド、四角いハンカチ状で帽子のインナー等に利用できる。」となっているが、PVAスポンジ素材はそもそも寿命が短く、また気化効率が悪いため、コスト的に問題がある。
特許文献2に係る考案は、「ビー玉を保冷材として使用する為に、薄く細長い布袋に、ビー玉を連結して入れ、ビー玉とビー玉の中間は、布の上から糸で縫って、又は糸で縛って固定し、薄く細長い布袋は、胸の付近にあたる左右には、ビー玉を入れずに、薄く細長い布袋の左右を結んでネックレスとして使用できる構造にした。又、ビー玉は保冷材ではないが、薄く細長い布袋にビー玉が入ったまま冷凍庫に入れて、出かけるときに保冷材の役目をするようにネックレスとして、使用出来るようにした。保冷材として使用する他に寒い季節には、レンジに入れて暖めて保温の目的で使用できる構造にした。従って寒い季節には暖かいネックレスとして、ファッションとして使用できる。又、薄く細長い布袋は、ファッションとして使用する為に、黒色・青・茶色・赤のようにビー玉が見えない濃い色を使用すると立派なファッションとなる。薄く細長い布袋の中に複数個のビー玉を入れて、その連結部を布袋の上から糸で縫って、又は糸で縛って固定した。又、その連結部を布袋の上から糸で縫って製作する事に変えて、メタルビーズを使用して製作できるようにした。」となっているが、そもそもビー玉に保冷効果を持たせる事は極めて困難であり、また発汗に対しては何ら対策にもならない。
特許文献3に係る公安は、「布の袋状部分に挿入された吸水樹脂ポリマーは水分を吸水、気化発散作用により冷却、乾燥したら再度水に浸すことでネックスカーフとして頭や首に巻き冷却作用を繰り返し体感使用できる。」となっているが、前記特許文献1の素材と同様に、素材の寿命が短く気化効率が悪いため、コスト的に問題がある。
この様な従来の繊維製品や上記先行文献の問題点を鑑み、発明者らは冷却効果及び発汗対策を両立できると共に、衛生的で手軽に取り扱う事のできる様な器具があれば良いと考えて鋭意開発を行ったのである。
本考案の目的は、冷却効果及び発汗対策を両立できると共に、衛生的で手軽に取り扱う事のできる装身具を提供することにある。
上記課題を解決するために、本願請求項1に記載した考案は、汗などを吸収する多孔質材料部材と、前記多孔質材料部材を連結する紐状部材からなる事を特徴とする装身具であって、前記多孔質材料部材には、破損防止用の緩衝部材が設けられ、前記多孔質材料部材は、直径5mmから20mm、長辺10mmから50mmの筒状体である事を特徴するものである。
本考案に係る多孔質材料よりなる装身具は、汗などを吸収する多孔質材料部材と、前記多孔質材料部材を連結する紐状部材からなる事を特徴とする装身具であって、前記多孔質材料部材には、破損防止用の緩衝部材が設けられ、前記多孔質材料部材は、直径5mmから20mm、長辺10mmから50mmの筒状体である。
従って、発汗時には多孔質材料部材が汗を吸収し、シャツが濡れたり湿ったりする事を抑制すると共に、更に気化熱によって冷却効果をもたらす事ができる。
また、多孔質材料部材には緩衝部材が設けられているため、万が一多孔質材料部材同士が衝突したり擦れ合ったりしても、破損や摩耗を防ぐ事ができるという優れものである。
多孔質材料よりなる装身具全体を説明するための全体図である。。 多孔質材料部材の実施形態を表す略斜視図である。
<多孔質材料よりなる装身具の使用方法>
以下、本考案に係る多孔質材料よりなる装身具10について、図1〜図2を参照しつつ詳細に説明する。図1は、多孔質材料よりなる装身具10の全体図である。
多孔質材料よりなる装身具10は、図1に記載したように、複数個配置された多孔質材料部材20を、紐状部材30にてループ状に連結されている。多孔質材料部材20の配置については、図1に示す通り下方若しくは放射状に分岐するものであっても良い。多孔質材料部材20には、多孔質材料部材同士の衝突による破損や摩耗を防ぐための緩衝部材40が設けられている。
以上に記載したような形態であるので、ジョギングやウォーキング時などにネックレスとして首元に装着する事によって、発汗対策及び冷却効果をもたらすのである。
図2は、多孔質材料部材の実施形態を表す略斜視図である。多孔質材料部材20は直径5mmから20mm、長辺10mmから50mmの好ましくは筒状体であり、円筒形でも角筒型でも良い。紐状部材30は繊維紐、樹脂紐、その他各種チェーンでも良く、何ら限定されない。緩衝部材40は樹脂製、ゴム製、繊維製に特定される事は無い。
本考案に係る多孔質材料よりなる装身具は、素材としてはセラミックや珪藻土などが好ましい。これらの多孔質体は、吸水効率が良く、また気化効率も高いため、本校案に係る課題に対して好適に使用する事ができる。また、繰り返し洗って使用しても、素材の寿命を縮める事無く半永久的に使用できるため、衛生的であり、コスト的にも非常に高い効果があり、メンテナンス性も十分である。
また、本考案に係る多孔質材料よりなる装身具は、多孔質材料部材に塗装を施す事ができるため、ファッション性にも非常に優れている。
<多孔質材料よりなる装身具の効果>
本考案によれば、装着には全く気にならない程度のサイズであり、冷却効果及び発汗対策を両立できると共に、衛生的で手軽に取り扱う事のできる装身具を提供することができるようになった。
<多孔質材料よりなる装身具の変更例>
本考案に係る多孔質材料よりなる装身具は、上記実施形態の態様に何ら限定されるものではなく、多孔質材料よりなる装身具の構成を、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で、必要に応じて適宜変更することができる。例えば、多孔質材料部材の素材においては、本考案の目的を達成することができる素材であればセラミックや珪藻土に限らず、炭や陶磁器などであっても良い。また、ネックレスとして使用するだけで無く、シャツなどの洋服そのものに装着できる様にしても良いし、帽子などに装着しても良い。形状についても筒状では無く板状などであっても良い。
本考案に係る多孔質材料よりなる装身具は、上記の如く優れた効果を奏するものであるので、冷却効果及び発汗対策機能を有する装身具に関する分野で好適に用いることができる。
10・・装身具本体
20・・多孔質材料部材
30・・紐状部材
40・・緩衝部材

Claims (3)

  1. ネックレスなどの装身具であって、
    汗などを吸収する多孔質材料部材と、
    前記多孔質材料部材を連結する紐状部材からなる事を特徴とする装身具。
  2. 前記多孔質材料部材には、破損防止用の緩衝部材が設けられている事を特徴とする請求項1に記載の装身具。
  3. 前記多孔質材料部材は、直径5mmから20mm、長辺10mmから50mmの筒状体である事を特徴とする請求項1または請求項2に記載の装身具。
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