JP3148542U - 保水バンド - Google Patents
保水バンド Download PDFInfo
- Publication number
- JP3148542U JP3148542U JP2008008521U JP2008008521U JP3148542U JP 3148542 U JP3148542 U JP 3148542U JP 2008008521 U JP2008008521 U JP 2008008521U JP 2008008521 U JP2008008521 U JP 2008008521U JP 3148542 U JP3148542 U JP 3148542U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- band
- water
- main body
- sword
- water retaining
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Abstract
【課題】頭にも首にも巻きつけることができ、巻きつけた部分全体を冷やすことができる保水バンドを提供する。【解決手段】本体バンド1は二重の帯状の布であり、保水部は吸水性繊維の布であり、保水部は本体バンド1の全長に渡り挟まれ、縫い合わされており、本体バンド1の両端に剣状帯3を、さらにその一端に通し帯4を設けて保水バンドAを構成する。保水バンドAを水に浸し軽く絞った後に頭もしくは首に着用すれば、気化熱の効果により巻きつけた部分全体を冷やすことができる。剣状帯3を通し帯4に通すことにより、頭や首周りに巻くことができる。剣状帯3は先端が細くなっているので、通し帯4に通しやすく着用が容易であり、本体バンド1自体も通し帯4を通ることが可能であるので、保水バンドAの長さの変更が容易となる。【選択図】図1
Description
本考案は、保水バンドに関する。さらに詳しくは、頭にも首にも巻きつけることができ、巻きつけた部分全体を冷やすことができる保水バンドに関する。
従来、夏場の熱中対策などのために、保冷剤などを装着することにより冷却機能を有した衣類が用いられている。
その一例として特許文献1の汗取りバンドがある。図4に示すように、特許文献1の汗取りバンド101は、吸水性に富み、かつ、乾燥性の良い繊維の布帛からなるバンド本体102の、皮膚に直接接触する部分が二重に形成され、この二重部分104がポケット状に形成されている。吸水性に富み、乾燥性の良い繊維の布帛からなる中袋103に、詰め綿108が均一に充填され、この中袋103が、二重部分104の開口部105から、出し入れできるように形成されている。
上記の中袋103を水で適度に湿らせ、この中袋103を入れた汗取りバンド101を冷蔵庫の中で冷却した後、この汗取りバンド101を鉢巻として、あるいはネックバンドとして使用すると、夏場でも涼しく快適に過ごすことができる。
その一例として特許文献1の汗取りバンドがある。図4に示すように、特許文献1の汗取りバンド101は、吸水性に富み、かつ、乾燥性の良い繊維の布帛からなるバンド本体102の、皮膚に直接接触する部分が二重に形成され、この二重部分104がポケット状に形成されている。吸水性に富み、乾燥性の良い繊維の布帛からなる中袋103に、詰め綿108が均一に充填され、この中袋103が、二重部分104の開口部105から、出し入れできるように形成されている。
上記の中袋103を水で適度に湿らせ、この中袋103を入れた汗取りバンド101を冷蔵庫の中で冷却した後、この汗取りバンド101を鉢巻として、あるいはネックバンドとして使用すると、夏場でも涼しく快適に過ごすことができる。
しかるに、中袋103は汗取りバンド101の中央付近にしか挿入されないので、鉢巻として使用した場合には額のみ、ネックバンドとして使用した場合には首の後ろのみしか冷やすことができないという問題がある。
本考案は上記事情に鑑み、頭にも首にも巻きつけることができ、巻きつけた部分全体を冷やすことができる保水バンドを提供することを目的とする。
第1考案の保水バンドは、本体バンドと保水部からなる保水バンドであって、前記本体バンドは二重の帯状の布であり、前記保水部は吸水性繊維で織られた帯状の布であり、前記保水部は前記本体バンドの二重の布の間に全長に渡り挟まれ、縫い合わされており、前記本体バンドの両端に係留部材が設けられていることを特徴とする。
第2考案の保水バンドは、第1考案において、前記本体バンドの一端の係留部材が剣状帯であり、他端の係留部材が前記剣状帯を通す通し帯であることを特徴とする。
第3考案の保水バンドは、第1考案において、前記本体バンドが速乾性繊維で織られた布からなることを特徴とする。
第2考案の保水バンドは、第1考案において、前記本体バンドの一端の係留部材が剣状帯であり、他端の係留部材が前記剣状帯を通す通し帯であることを特徴とする。
第3考案の保水バンドは、第1考案において、前記本体バンドが速乾性繊維で織られた布からなることを特徴とする。
第1考案によれば、吸水性繊維で織られた布が本体バンドの全長に渡って縫いこまれているので、保水バンドを水に浸し軽く絞った後に頭もしくは首に着用すれば、気化熱の効果により巻きつけた部分全体を冷やすことができる。
第2考案によれば、剣状帯を通し帯に通すことにより、保水バンド全体として環状となるので頭や首周りに巻くことができる。また、剣状帯はその先端が細くなっているので、通し帯に通しやすく、着用が容易である。さらに、本体バンド自体も通し帯を通ることが可能であるので保水バンドの長さの変更が容易であり、保水バンドの長さを着用者の頭や首の太さにあわせて調節することが可能である。
第3考案によれば、保水バンドを水に浸したとしても、本体バンドはすぐに乾くので、頭や首周りがべたつく恐れがない。
第2考案によれば、剣状帯を通し帯に通すことにより、保水バンド全体として環状となるので頭や首周りに巻くことができる。また、剣状帯はその先端が細くなっているので、通し帯に通しやすく、着用が容易である。さらに、本体バンド自体も通し帯を通ることが可能であるので保水バンドの長さの変更が容易であり、保水バンドの長さを着用者の頭や首の太さにあわせて調節することが可能である。
第3考案によれば、保水バンドを水に浸したとしても、本体バンドはすぐに乾くので、頭や首周りがべたつく恐れがない。
つぎに、本考案の実施形態を図面に基づき説明する。
図1は本考案の一実施形態に係る保水バンドAの平面図である。図2は図1の保水バンドAの一部破断平面図である。図3は同保水バンドAの着用時の外観図である。
図1は本考案の一実施形態に係る保水バンドAの平面図である。図2は図1の保水バンドAの一部破断平面図である。図3は同保水バンドAの着用時の外観図である。
図1および図2に示すように、保水バンドAは主に本体バンド1と保水部2からなる。本体バンド1は二重の帯状の布であり、2枚の帯布を重ねてその縁を縫い合わせることにより形成されている。もちろん、一枚の帯布を折り返して同様の形状になるように縫い合わせてもよい。本体バンド1の幅寸法および長さ寸法は頭もしくは首に巻くのにちょうど良い寸法であり、例えば幅寸法が7cm程度、長さ寸法が55cm程度である。
一方、保水部2も帯状の布であり、本体バンド1の二重の布の間に全幅、全長に渡って挟まれており、その中央付近が本体バンド1と一体となるように縫い合わされている。
一方、保水部2も帯状の布であり、本体バンド1の二重の布の間に全幅、全長に渡って挟まれており、その中央付近が本体バンド1と一体となるように縫い合わされている。
本体バンド1の両端には、ネクタイの先端の形状に似た剣状帯3が縫いつけられている。剣状帯3の根元は本体バンド1の幅寸法と同じになっている。後述のとおり、一方の剣状帯3は保水バンドAを環状に係留するために必要な部材であるが、他方の剣状帯3は意匠効果を生み出す飾りとして設けられている。後述の通し帯4が設けられた方の剣状帯3が飾りであり、他方が係留部材である。
また、本体バンド1の一端には、前記剣状帯3を通す通し帯4が設けられている。通し帯4は長方形の布片であり、その両短辺が本体バンド1に縫い付けられており、本体バンド1と通し帯4とで通し孔5を形成している。通し帯4は、通し孔5が本体バンド1の幅方向に向くように設けられている。通し孔5に本体バンド1が通り、かつ、通した剣状帯3もしくは本体バンド1と通し孔5との摩擦で保水バンドAを係留するために、通し孔5の幅寸法は本体バンド1の幅寸法と同程度となっている。
また、本体バンド1の一端には、前記剣状帯3を通す通し帯4が設けられている。通し帯4は長方形の布片であり、その両短辺が本体バンド1に縫い付けられており、本体バンド1と通し帯4とで通し孔5を形成している。通し帯4は、通し孔5が本体バンド1の幅方向に向くように設けられている。通し孔5に本体バンド1が通り、かつ、通した剣状帯3もしくは本体バンド1と通し孔5との摩擦で保水バンドAを係留するために、通し孔5の幅寸法は本体バンド1の幅寸法と同程度となっている。
なお、保水部2は吸水性繊維で織られた布からなり、本体バンド1、剣状帯3および通し帯4は速乾性繊維で織られた布からなる。吸収性繊維の布としては、例えば「ベルオアシス」(登録商標)が挙げられ、速乾性繊維の布としては、例えば「クールマックス」(登録商標)が挙げられる。
つぎに、保水バンドAの使用方法を図3に基づき説明する。
保水バンドAを頭に巻くには、まず、保水バンドAを水に浸し、軽くしぼる。つぎに、保水バンドAを頭に鉢巻状に巻きつける。この際、保水バンドAの中央付近が額に当たるようにする。最後に、剣状帯3を通し孔5に通して頭に固定する。
また、保水バンドAを首に巻く場合も同様に、まず、保水バンドAを水に浸し、軽くしぼる。つぎに、保水バンドAを頭から通し、首に巻きつける。最後に、剣状帯3を通し孔5に通して巻き具合を調節する。
なお、保水バンドAを2本用いれば、頭と首の両方に巻きつけることが可能である。
保水バンドAを頭に巻くには、まず、保水バンドAを水に浸し、軽くしぼる。つぎに、保水バンドAを頭に鉢巻状に巻きつける。この際、保水バンドAの中央付近が額に当たるようにする。最後に、剣状帯3を通し孔5に通して頭に固定する。
また、保水バンドAを首に巻く場合も同様に、まず、保水バンドAを水に浸し、軽くしぼる。つぎに、保水バンドAを頭から通し、首に巻きつける。最後に、剣状帯3を通し孔5に通して巻き具合を調節する。
なお、保水バンドAを2本用いれば、頭と首の両方に巻きつけることが可能である。
保水バンドAには保水部2が縫いこまれており、この保水部2は吸水性繊維で織られた布であるので、水に浸すと水を吸収することができる。保水部2に水を含んだ状態で頭や首に巻きつければ、気化熱の効果により頭や首筋を冷やすことができる。そのため、屋外での熱中対策のために用いてもよいし、屋内で使用すれば、エアコンをつけずに、もしくは設定温度を上げた状態でも快適に過ごすことができる。
上述のとおり、剣状帯3を通し孔5に通して着用するが、剣状帯3の先端は細くなっているので、通し孔5に通しやすく、着用が容易である。また、剣状帯3を通し孔5に通し、さらに剣状帯3を引っ張ると、本体バンド1も通し孔5を通るため保水バンドAの長さの変更が容易であり、保水バンドAの長さを着用者の頭や首の太さにあわせて調節することが可能である。
図3に示すように、保水バンドA着用時には剣状帯3が左右に交差して、ネクタイやリボンと類似の形状となる。これは、保水バンドAの一端には係留部材としての機能を有する剣状帯3を設け、他端には保水バンドAが左右対称になるように、飾りの剣状帯3を設けたためである。このような形状とすることで、保水バンドA着用時の意匠効果が得られる。
なお、保水バンドAは水を含ませて使用するが、本体バンド1、剣状帯3および通し帯4は速乾性繊維の布でありすぐに乾くので、頭や首周りがべたつく恐れがない。
A 保水バンド
1 本体バンド
2 保水部
3 剣状帯
4 通し帯
5 通し孔
1 本体バンド
2 保水部
3 剣状帯
4 通し帯
5 通し孔
Claims (3)
- 本体バンドと保水部からなる保水バンドであって、
前記本体バンドは二重の帯状の布であり、
前記保水部は吸水性繊維で織られた帯状の布であり、
前記保水部は前記本体バンドの二重の布の間に全長に渡り挟まれ、縫い合わされており、
前記本体バンドの両端に係留部材が設けられている
ことを特徴とする保水バンド。 - 前記本体バンドの一端の係留部材が剣状帯であり、
他端の係留部材が前記剣状帯を通す通し帯である
ことを特徴とする請求項1記載の保水バンド。 - 前記本体バンドが速乾性繊維で織られた布からなる
ことを特徴とする請求項1記載の保水バンド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008008521U JP3148542U (ja) | 2008-12-05 | 2008-12-05 | 保水バンド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008008521U JP3148542U (ja) | 2008-12-05 | 2008-12-05 | 保水バンド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3148542U true JP3148542U (ja) | 2009-02-19 |
Family
ID=54782084
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008008521U Expired - Lifetime JP3148542U (ja) | 2008-12-05 | 2008-12-05 | 保水バンド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3148542U (ja) |
-
2008
- 2008-12-05 JP JP2008008521U patent/JP3148542U/ja not_active Expired - Lifetime
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9392827B2 (en) | Headband apparatus for wicking and directing perspiration | |
US9668529B2 (en) | Head covering | |
US7774861B1 (en) | Compressed cellulose pop-up sponge head or body band and method of use | |
US20210235836A1 (en) | Head and hair wrap | |
JP3148542U (ja) | 保水バンド | |
JP3148525U (ja) | 保冷バンド | |
US20130199562A1 (en) | Breathable Gym Wrap Apparatus, Devices, and Methods | |
JP2010133041A (ja) | 保冷バンド | |
JP3227056U (ja) | 多孔質材料よりなる装身具 | |
JP3169053U (ja) | 頭部冷却具 | |
JP3167405U (ja) | 帯状装身具 | |
JP2010242273A (ja) | 2重の冷却方式を備えた頭部及び頸部冷却パッド | |
JP2007016325A (ja) | 日除け帽子 | |
JP3142543U (ja) | 耳当て部の外側にボタン1を取り付けた防寒用毛糸の帽子2 | |
CN213428561U (zh) | 一种高透气头带 | |
JP3176280U (ja) | 涼感装着具 | |
JP3156195U (ja) | アイシングアイマスク及び冷却帯 | |
JP3175412U (ja) | 保冷具 | |
JP3075471U (ja) | 頭部冷却用パッド | |
CN219460430U (zh) | 一种舒适型医用帽子 | |
JP3118363U (ja) | 頸巻き保温帯 | |
JP5188648B1 (ja) | 冷感マフラー | |
CN211185908U (zh) | 一种可拆卸式吸汗背心 | |
JP5628309B2 (ja) | 保冷具 | |
JP4023664B2 (ja) | 簡易型帯 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120128 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160128 Year of fee payment: 7 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |