JP3150097U - 身体用清涼帯 - Google Patents

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【課題】人体における発汗が著しい部位の発汗を抑制すると共に、当該部位に心地よい清涼感を長時間感じさせる身体用清涼帯を提供する。【解決手段】1は、粒状の高分子ポリマーで、保水性及び吸湿性を有している。2は、高吸水性繊維、例えばポリエステル繊維又はポリエステルとナイロン混紡繊維等を素材とする布地体で帯状をなしている。Lは、清涼帯CBの全体の長さ、Wは巾寸を示し、成人用としては約85〜95cm、巾寸5〜6cmとし、児童用としては約〜95cm、巾寸約3.5〜4.5cmに設定することが好ましい。P1は、粒状の高分子ポリマー1を収納する布地体2の収納部2aの範囲を示し、約40〜45cmとしている。布地体2の両端部2b、2cはテーパー状としている。3は高分子ポリマー1を収納するための収納部2aを形成するための縫着であり、4は折り畳まれた布地体2周縁の縫着である。【選択図】図1

Description

本考案は、身体用清涼帯に係り、より詳しくは、外気温が高くなる初夏から初秋にかけてのアウトドアスポーツ、例えば、ゴルフ、ハイキング又はフィッシング等の他、家庭菜園や日曜大工、屋外スポーツの観戦、又は屋内での学習、料理等において、特に人体における発汗が著しい部位例えば、頸部、後頭部の他手首、足首、肘、膝等の発汗を抑制し、当該部位に心地よい清涼感を感じさせる身体用清涼帯に関する。
近年、我が国においても地球温暖化等の影響により、外気温が高い夏日、真夏日又は猛暑日、さらには熱帯夜になる日数が年々増加している傾向にあることが、気象庁等によって発表されている。また熱中症を発症する児童の数も増加している。成人にとっても、外気温が高い夏日、真夏日等炎天下におけるアウトドアスポーツ、例えば、ゴルフ、ハイキング等は、発汗作用が激しく、水分補給の頻度は増すので、その楽しさは半減するのみならず、疲労度が増し、気分が悪くなり、脱水症状やついには熱中症となることもある。また強い紫外線は、人体における肌を露出する部位例えば、頸部等は熱射被害である皮膚やけど、光老化によるシミ、シワ等の肌トラブル、DNA損傷による皮膚がんや視力低下等々の弊害を生じることになる。
人体で最も暑さを感じる部位は、一般的に頸部及び後頭部であるといわれている。頸部の暑さ対策として、従来から以下のような技術が提案されている。例えば、特許文献1(第2頁、図5参照)には、多角形の布の対角線になる2隅に伸縮性のあるベルトの両端を取り付け、布の中央に保冷材を置いた状態で布の余剰部分をこの上に折り重ねて保冷材を包み、この状態でベルトを脇の下を通して背中に廻し、保冷材を包んだ布部分は胸の前に位置させ、この布部分を頭の上を通して首の後ろに当てがうことにより、布で包んだ保冷材を首の後ろに保持するようにした冷却具が開示されている。また、特許文献2(第2頁、図1参照)には、ゲル状冷媒を入れた既製の四角形板片状の保冷材を内部に収納可能な布製袋体1には、その中央部に保冷材を出し入れするための開口部2が設けられ、両側端には細帯状等の柔軟な紐状体3が取り付けられている技術が開示されている。
特開2004−44051号公報 登録実用新案3123294号公報
しかしながら、特許文献1は、ゴムのような伸縮性のベルトで装着するので、使う人の体格の大きさや体型によっては締めすぎたり、緩めすぎたりし、使い勝手が一定しないと共に、何度も洗濯したり、経年変化によってベルトの伸縮性が悪くなって、装着が緩む欠点があり、またベルトは脇の下を通して背中に廻して固定するので、上半身は束縛感があり、かつ頸部以外の部位の冷却には使用できないという欠点がある。
特許文献2は、保冷材を収納した布製袋体を頸部に巻いて使用するが、保冷材が四角形板片状であるために、装着時には頸部に違和感があることは否定できない。
本考案の第1の課題は、人体における発汗が著しい部位の発汗を抑制すると共に、当該部位に心地よい清涼感を長時間感じさせる身体用清涼帯の提供であり、第2の課題は、健康的かつ衛生的で、ファッション性ある身体用清涼帯を提供することにある。
本考案者は、上記従来技術が有する各種問題点に鑑み、鋭意検討を重ね、特に保水性及 び吸湿性を有する高分子ポリマーと高吸水性繊維を素材とする布地体とに着目して本考 案を完成させたものである。
課題を解決するための手段は、本願、実用新案登録請求の範囲の各請求項に記載の考案であり、その具体的な解決手段は、以下の通りである。
上記の課題を解決するための第1の考案は、請求項1に記載する考案であり、
保水性及び吸湿性を有する粒状又は粉末状の高分子ポリマーと、
前記高分子ポリマーを収納する高吸水性繊維を素材とする帯状の布地体とからなる、
ことを特徴としている。
上記の課題を解決するための第2の考案は、請求項2に記載する考案であり、
前記布地体は、人体における発汗しやすい部位に巻回可能な長さ、巾寸及び形状に裁断され、
当該布地体は長手方向の中心線で折り返されると共に、
前記高分子ポリマーは前記布地体の折り返し部内に内蔵され、
前記折り返された布地体の一部又は全周縁部は縫着されてなる、
ことを特徴としている。
上記の課題を解決するための第3の考案は、請求項3に記載する考案であり、
前記布地体と前記高分子ポリマー間には吸水性を有する芯材を介在させてなる、
ことを特徴としている。
上記の課題を解決するための第4の考案は、請求項4に記載する考案であり、
前記布地体は、消臭加工、抗菌・防かび加工及び/又はUV加工されている、
ことを特徴している。
上記の課題を解決するための第5の考案は、請求項5に記載する考案であり、
前記布地体は、着用者のみならず他者が清涼感を感じさせる色彩、模様又は形状としている、
ことを特徴としている。
本考案に係る、身体用清涼帯は、上記した特徴的な構成になるから、以下のような効果を奏する。すなわち、
第1の考案によれば、本考案は、
「保水性及び吸湿性を有する粒状又は粉末状の高分子ポリマーと、前記高分子ポリマーを収納する高吸水性繊維を素材とする帯状の布地体とからなる」
という特徴的な構成とし、
また第2の考案によれば、
「前記布地体は、人体における発汗しやすい部位に巻回可能な長さ、巾寸及び形状に裁断され、当該布地体は長手方向の中心線で折り返されると共に、前記高分子ポリマーは前記布地体の折り返し部内に内蔵され、前記折り返された布地体の一部又は全周縁部は縫着されてなる」
という特徴的な構成とし、
さらに、第3の考案によれば、
「前記布地体と前記高分子ポリマー間には吸水性を有する芯材を介在させてなる」
という特徴的な構成としてなるから、人体における発汗が著しい部位の発汗を抑制すると共に、当該部位に心地よい清涼感を長時間感じさせる身体用清涼帯の提供という、本考案の第1の課題を解決することができた。即ち、特に発汗が著しい部位例えば、頸部又は後頭部に身体用清涼帯を巻回して使用すれば、水分を含んだ高分子ポリマーから高吸水性繊維、例えばポリエステル繊維等からなる布地体の気化熱(気化潜熱)蒸発作用による冷却効果で、頸部又は後頭部は冷やされ、発汗は抑制されると共に、心地よい清涼感を約20時間感じさせることができる。これにより、例えば、ゴルフ、ハイキング又はフィッシング等のアウトドアスポーツはもちろん、家庭菜園や日曜大工、屋外スポーツの観戦、屋内における学習や料理等も楽しく行うことができる。また外出時、天気予報で真夏日になると予報が出ているときは、本考案の身体用清涼帯をバッグ等に入れて携行し、陽射しが強くなったら、直ちに頸部等に身体用清涼帯を巻回すれば、熱中症等の予防ともなる。さらに熱帯夜になると予測されるとき、同様に頸部又は後頭部等に身体用清涼帯を巻回して就寝すれば、心地よい快眠を得ることができる。
第4の考案によれば、
「前記布地体は、消臭加工、抗菌・防かび加工及び/又はUV加工されている」
という特徴的な構成とし、
また第5の考案によれば、
「前記布地体は、着用者のみならず他者が清涼感を感じさせる色彩、模様又は形状としている」
という特徴的な構成としているから、健康的かつ衛生的で、ファッション性ある身体用清涼帯を提供するという第2の課題を解決することができた。即ち、布地体は発汗による臭みを抑え、雑菌の付着やかびの発生を防止すると共に、強い紫外線から肌を保護し紫外線による各種の弊害を除去することができる。また布地体の色彩を、例えばパステルカラー、スカイブルー又はマリーンブルーとし、ストライプ模様や花柄模様等にすれば、着用者や他者に清涼感を感じさせることができる。さらに本考案に係る身体用清涼帯は、繰り返し洗浄しても冷やし効果等に何らの問題も起きることなく、長期に亘って使用することができる。
は、本考案に係る、身体用清涼帯の一例を示す一部切欠平面図である。 (イ)は、身体用清涼帯の製作工程を説明する展開図、(ロ)は、平面図である。 本考案に係る、身体用清涼帯の使用状態を示す斜視図である。
図1は、本考案に係る、頸部又は後頭部用の身体用清涼帯(以下、清涼帯CBという)の一例を示すもので、1は、粒状の高分子ポリマーで、保水性及び吸湿性を有している。2は、高吸水性繊維、例えばポリエステル繊維又はポリエステルとナイロン混紡繊維等を素材とする布地体で帯状をなしている。図1におけるLは、清涼帯CBの全体の長さ、Wは巾寸を示し、成人用としては約85〜95cm、巾寸5〜6cmとし、児童用としては約〜95cm、巾寸約3.5〜4.5cmに設定することが好ましい。P1は、粒状の高分子ポリマー1を収納する布地体2の収納部2aの範囲を示し、約40〜45cmとしている。布地体2の両端部2b、2cはテーパー状としている。3は高分子ポリマー1を収納するための収納部2aを形成するための縫着であり、4は折り畳まれた布地体2周縁の縫着である。
図2(イ)は、清涼帯CBを構成する布地体2の展開図である。C1−C1は、布地体2の長手方向の中心線で、この中心線C1−C1に沿って布地体2は折り返され、縫着3によって収納部2aを形成し、この収納部2aに所定の粒状の高分子ポリマー1が充填される。布地体2は、消臭加工、抗菌・防かび加工及び/又はUV加工されており、また清涼帯CBにおける布地体2の表面は、着用者のみならず他者が清涼感を感じさせる色彩、例えばパステルカラー、スカイブルー又はマリーンブルーとし、模様は、例えばストライプ模様や花柄模様等がプリントされている。図2(ロ)は、芯材5の展開図で、例えば吸水性を有する不織布等が好ましい。芯材5は、主に粉末状の高分子ポリマー1aを使用するときに布地体2に添設されるもので、芯材5の長さ寸法P2は、収納部2aの長さ寸法P2よりやや大とされている。粉末状の高分子ポリマー1aは、芯材5の全面に撒布された後、布地体2の収納部2aの載置され、中心線C1−C1及び芯材5の中心線C2−C2は折り返され、縫着3、4されて、清涼帯CBの製作は完了する。なお、図1及び図2においては、頸部又は後頭部用の清涼帯CBについて説明したが、例えば手首用、足首用又は膝用あるいは児童用の清涼帯CBは、その長さ、巾寸等を適宜縮小して製作されるもので、その寸法等については必ずしも限定されるものではない。
図3は、本考案に係る、清涼帯CBを頸部(後頭部)と両手首に使用した状態を示している。使用に際しては、清涼帯CBを水(真水)を充たした容器内に浸し、軽く揉みながら充分に保水させ、収納部2a内の高分子ポリマー1又は1aが均等になるようにする。次に清涼帯CBを容器から取り出し、乾いたタオル等で余分の水を拭き取り、頸部(後頭部)や両手首等の所望部位に巻回して使用する。高分子ポリマー1又は1aと布地体2による気化熱(気化潜熱)蒸発作用により、長時間(約20時間)心地よい清涼感を感じることができ、高分子ポリマー1又は1aの水分がなくなれば、再び清涼帯CBの収納部2aを水中に浸ければ、冷やしと清涼感は回復する。
CB 清涼帯
1、1a 高分子ポリマー
2 布地体
2a 収納部
3、4 縫着
5 芯材

Claims (5)

  1. 保水性及び吸湿性を有する粒状又は粉末状の高分子ポリマーと、
    前記高分子ポリマーを収納する高吸水性繊維を素材とする帯状の布地体とからなる、
    ことを特徴とする身体用清涼帯。
  2. 前記布地体は、人体における発汗しやすい部位に巻回可能な長さ、巾寸及び形状に裁断され、
    当該布地体は長手方向の中心線で折り返されると共に、
    前記高分子ポリマーは前記布地体の折り返し部内に収納され、
    前記折り返された布地体の一部又は全周縁部は縫着されてなる、
    ことを特徴とする、請求項1に記載する身体用清涼帯。
  3. 前記布地体と前記高分子ポリマー間には吸水性を有する芯材を介在させてなる、
    ことを特徴とする、請求項1〜請求項2の何れかに記載する身体用清涼帯。
  4. 前記布地体は、消臭加工、抗菌・防かび加工及び/又はUV加工されている、
    ことを特徴とする、請求項1〜請求項3の何れかに記載する身体用清涼帯。
  5. 前記布地体は、着用者のみならず他者が清涼感を感じさせる色彩、模様又は形状としている、
    ことを特徴とする、請求項1〜請求項4の何れかに記載する身体用清涼帯。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013059602A (ja) * 2011-08-19 2013-04-04 Iej:Kk 冷感が持続する吸水性樹脂入りバンド

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