JP3006032U - 清涼帯 - Google Patents

清涼帯

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JP3006032U
JP3006032U JP1994008962U JP896294U JP3006032U JP 3006032 U JP3006032 U JP 3006032U JP 1994008962 U JP1994008962 U JP 1994008962U JP 896294 U JP896294 U JP 896294U JP 3006032 U JP3006032 U JP 3006032U
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water
cooling
belt
bag
shaped portion
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Application number
JP1994008962U
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English (en)
Inventor
薫 吉岡
Original Assignee
株式会社フォーユー
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Publication date
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  • Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 頭や首などを長時間冷えすぎない程度に適度
に冷やして清涼感を与え、携帯にも便利とする。 【構成】 布製袋状部1の内部に水に不溶性で吸湿性及
び保水性に富んだ材料からなる小さな冷媒粒2を多数封
入してなることを特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、スポーツ、勉強、仕事などにおいて人の頭や首などに当ててその 部分を水で冷却するための清涼帯に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、人の頭などを冷やす冷却用具として、プラスチック袋に保冷性のゲル状 物質を封入した冷却パッドなどが広く知られ、また簡易な冷却用具としては古く から濡れ手ぬぐいなども一般に使われている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の冷却パッドでは使用に当たって予め冷凍庫や冷蔵庫などに長時間入 れて冷却しておく必要があるため、身の回りに携帯して必要なときに手早く使用 するには不便であると共に、比較的重量があるため、これを頭などに当てて運動 する場合などには不向きで、しかも冷えすぎてかえって頭痛を招くなどの問題も ある。
【0004】 また濡れ手ぬぐいでは、ファッション性の面で著しく劣ると共に、乾燥が早く 長時間の使用に適さない等の問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案は前記従来の課題を解決するために、布製袋状部1の内部に水に不溶 性で吸湿性及び保水性に富んだ材料からなる小さな冷媒粒2を多数封入してなる 清涼帯、具体的にはこの袋状部1を中間部に設けたはちまきのような細長帯状の 清涼帯を提案するものである。
【0006】
【作用】
清涼帯を3分程度水に浸して軽く水気を絞ると、袋状部1の内部に封入した水 に不溶性で吸湿性及び保水性に富んだ材料からなる小さな冷媒粒2に吸水されて 、長時間(室内では1週間から10日程度、炎天下では数時間以上)水分を保持 する結果、その水分が徐々に気化するときにその気化熱により清涼帯を当てた頭 や首などを長時間冷えすぎない程度に適度に冷やして清涼感を与える。
【0007】 屈曲自在で軽量な布製で冷媒粒も軽量であるため、身の回りに手軽に携帯して 必要なときに水に浸して手早くしかも反復的に繰り返し使用することができ、ま た各種デザインを施してファッション性に優れた製品を提供できる。
【0008】 暑いときやスポーツをしているときなど、汗がでるときに、必要に応じて清涼 帯を水に浸すことなく乾いたまま使用すれば、冷媒粒2が汗をよく吸収して爽快 感を与えると共に、着衣の汚れを少なくし、しかも冷媒粒2が汗の水分を吸収し てその気化熱により清涼感を与えることになる。
【0009】
【実施例】
この考案の清涼帯は、綿布などの布製袋状部1の内部に水に不溶性で耐久的に 固形形態を保持し、吸湿性及び保水性に富んだ材料、例えばポリアクリラマイド やけい藻土からなる小さな冷媒粒2を多数封入したもので、例えば図1〜図3に 示すように細長筒帯状に形成した布製帯3の中間部に左右両側を糸4で縫製され た袋状部1を設け、この袋状部1の内部に冷媒粒2を多数封入することにより、 頭に巻くはちまき、バンダナあるいは首に巻くスカーフとして構成する。
【0010】 図4〜図6は、上記構成の清涼帯を適宜な形状に形成して帽子5、サンバイザ ー6あるいはヘルメット7の内側に取付けた使用例を示したものである。
【0011】 図1〜図6に示す使用例において、清涼帯ははちまき等の帯3や帽子5、サン バイザー6あるいはヘルメット7に対して固定的に取付けてもよいが、ホックや ベルベットファスナー(俗称マジックテープ)などで着脱自在に取付けるように すれば、清涼帯部分を取り外して普通の帽子等として使用できるのみならず、こ の清涼帯のみを洗濯したり新しい清涼帯と交換することが可能となる。
【0012】
【考案の効果】
以上の通りこの考案によれば、清涼帯を短時分水に浸して軽く水気を絞ること により、冷媒粒に吸水されて長時間水分を保持する結果、その水分が徐々に気化 するときにその気化熱により清涼帯を当てた頭や首などを長時間冷えすぎない程 度に適度に冷やして清涼感を与えることができる。
【0013】 また清涼帯は屈曲自在で軽量な布製で冷媒粒も軽量であるため、身の回りに手 軽に携帯して必要なときに水に浸して手早くかつ反復的に繰り返し使用すること ができ、また各種デザインを施してファッション性に優れた製品を提供できる。
【0014】 さらに暑いときやスポーツをしているときなど、汗がでるときに、必要に応じ て清涼帯を水に浸すことなく乾いたまま使用すれば、冷媒粒が汗をよく吸収して 爽快感を与えると共に、着衣の汚れを少なくし、しかも冷媒粒が汗の水分を吸収 してその気化熱により清涼感を与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の清涼帯をはちまきのような細長帯に
設けた実施例を示す一部を破断して表した正面図。
【図2】この考案の清涼帯をはちまきのような細長帯に
設けた実施例を示す背面図。
【図3】この考案の清涼帯の縦断側面図。
【図4】この考案の清涼帯を帽子に取付けた実施例を示
す一部を破断して表した縦断側面図。
【図5】この考案の清涼帯をサンバイザーに取付けた実
施例を示す一部を破断して表した縦断側面図。
【図6】この考案の清涼帯をヘルメットに取付けた実施
例を示す一部を破断して表した縦断側面図。
【符号の説明】
1 袋状部2 冷媒粒 3 帯 4 糸 5 帽子 6 サンバイザー 7 ヘルメット

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 布製袋状部の内部に水に不溶性で吸湿性
    及び保水性に富んだ材料からなる小さな冷媒粒を多数封
    入してなることを特徴とする清涼帯。
  2. 【請求項2】 細長帯状に形成した布製帯の中間部に袋
    状部を設け、この袋状部の内部に水に不溶性で吸湿性及
    び保水性に富んだ材料からなる小さな冷媒粒を多数封入
    してなることを特徴とする清涼帯。
JP1994008962U 1994-06-30 1994-06-30 清涼帯 Expired - Lifetime JP3006032U (ja)

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JP1994008962U JP3006032U (ja) 1994-06-30 1994-06-30 清涼帯

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