JP3168618B2 - 反応染料の顆粒組成物およびその製造方法 - Google Patents

反応染料の顆粒組成物およびその製造方法

Info

Publication number
JP3168618B2
JP3168618B2 JP18236391A JP18236391A JP3168618B2 JP 3168618 B2 JP3168618 B2 JP 3168618B2 JP 18236391 A JP18236391 A JP 18236391A JP 18236391 A JP18236391 A JP 18236391A JP 3168618 B2 JP3168618 B2 JP 3168618B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
dye
weight
reactive dye
formula
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP18236391A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04226570A (ja
Inventor
法明 山内
伸晃 川村
達雄 三浦
修平 橋爪
勲 中前
一美 吉越
弘幸 鈴木
岩雄 南
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority to JP18236391A priority Critical patent/JP3168618B2/ja
Priority to AU84872/91A priority patent/AU640270B2/en
Priority to TW080107864A priority patent/TW206253B/zh
Priority to PT99178A priority patent/PT99178A/pt
Priority to DE69127250T priority patent/DE69127250T2/de
Priority to EP91117127A priority patent/EP0480367B1/en
Priority to PL91291976A priority patent/PL169290B1/pl
Priority to CS913075A priority patent/CS307591A3/cs
Priority to KR1019910017675A priority patent/KR100205119B1/ko
Publication of JPH04226570A publication Critical patent/JPH04226570A/ja
Priority to US08/165,867 priority patent/US5437688A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3168618B2 publication Critical patent/JP3168618B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B67/00Influencing the physical, e.g. the dyeing or printing properties of dyestuffs without chemical reactions, e.g. by treating with solvents grinding or grinding assistants, coating of pigments or dyes; Process features in the making of dyestuff preparations; Dyestuff preparations of a special physical nature, e.g. tablets, films
    • C09B67/0033Blends of pigments; Mixtured crystals; Solid solutions
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B67/00Influencing the physical, e.g. the dyeing or printing properties of dyestuffs without chemical reactions, e.g. by treating with solvents grinding or grinding assistants, coating of pigments or dyes; Process features in the making of dyestuff preparations; Dyestuff preparations of a special physical nature, e.g. tablets, films
    • C09B67/0071Process features in the making of dyestuff preparations; Dehydrating agents; Dispersing agents; Dustfree compositions
    • C09B67/0072Preparations with anionic dyes or reactive dyes

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は反応染料の顆粒組成物お
よびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】反応染料は、その優れた染料特性の故
に、特にセルロース系繊維材料の染色に多用されてい
る。しかし、染料形態が粉体の場合は、粉塵が発生し、
取扱い上問題がある。このような問題の解決には、染料
の製造時、最終工程において少量の鉱油又は鉱油エマル
ジョン(通称:ダストレス化剤)を添加して発塵性を抑
制する方法が知られている。しかしながら、このような
方法では染料製品の貯蔵中に徐々にその薬剤の効果が薄
れ、半年あるいは1年以上経過するとかなりの発塵性を
持つようになる。又、薬剤の添加で発塵性は抑制できて
も極めて流動性が悪化し、最近の自動化された染料ひよ
う量機には適用できないという欠点がある。更に、反応
染料は使用に当たって水溶液としなければならないが、
水への浸潤性が著しく悪く溶解作業に長時間を要し、
又、均一な溶解液を得るには熟練した技術を要するなど
の問題がある。
【0003】一方、発塵性を抑制し良好な流動性を得る
手段として顆粒化技術が知られている。しかしながら、
この場合は単に造粒されただけの顆粒状反応染料では顆
粒粒子の機械的強度又は磨耗抵抗性が問題となる。即ち
輸送中や取り扱い中に粒子破壊が起こって粉塵飛散の原
因となることが多い。
【0004】他方、粉塵飛散を抑制し良好な流動性を維
持しつつ水溶解性を改良する手段として反応染料の液状
化技術が知られている。しかしながら、この場合はしば
しば製品の貯蔵安定性が問題となる。低温貯蔵時の染料
結晶又は無機塩結晶の析出あるいは高温貯蔵時の染料の
分解による変色や濃度低下の問題である。更に、十分満
足すべき高濃度の製品が得られないことや、溶解度の問
題からすべての反応染料を液状化することが不可能であ
ることなどの問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、反応染
料を含有する顆粒組成物にして、低粉塵飛散性であり、
通常の取り扱いや輸送に耐え得る優れた粒子強度を有
し、流動性、水溶解性に優れる顆粒組成物を工業的有利
に製造することを目的に鋭意検討の結果、本発明を完成
するに至った。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、反応染料およ
び下記(イ)乃至(ニ)から成る群から選ばれる少なく
とも一種の顆粒助剤を含有してなる反応染料の顆粒組成
物、並びに、反応染料および上記の顆粒助剤を含有する
水性組成物を乾燥造粒することを特徴とする、或いは、
反応染料の粉体を水またはバインダーを用いて造粒し、
得られた顆粒を乾燥しながら、上記顆粒助剤の水溶液も
しくは懸濁液を噴霧して顆粒に付着せしめることを特徴
とする上記の顆粒組成物の製造方法を提供する。 (イ) ロート油 (ロ) 下式 CmH2 m+1 COOCnH2 n+1 (式中、mは10〜24、nは1〜18の数を表わ
す。) で示される化合物、 (ハ) 下式 CmH2 m−1 COOCnH2 n+1 (式中、mおよびnは前記の意味を有する。)で示され
る化合物、および (ニ) 下式
【0007】
【化6】
【0008】(式中、Rは−CsH2+1であり、sは
5〜20の数を表す。)
【0009】本発明における反応染料は、染料分子中に
少なくとも1個の繊維反応基を有するものである。
【0010】繊維反応基は、染色条件下に繊維の−OH
基または−NH−基と反応して共有結合を形成するもの
である。そのような繊維反応基は、たとえば、安倍田貞
治、今田邦彦:「解説 染料化学」、色染社、平成元年
10月20日発行、第164頁〜267頁に記載されて
いる。
【0011】反応染料としては、ピリジン、ピリダジ
ン、ピリダゾン、ピリミジン、s−トリアジン、キノリ
ン、キノキサリン、キナゾリン、フタラジン、ベンゼ
ン、飽和アルカンモノカルボン酸アミド、アルケンモノ
カルボアミド、アルケンジカルボキシアミド、ビニルス
ルホアミド、β−飽和エチルスルホンまたはビニルスル
ホン系の繊維反応基を、分子中に少なくとも1個有する
ものなどが例示される。
【0012】これらの反応染料中、特に、下式(I)ま
たは(II) −SO2 CH=CH2 (I) −SO2 CH2 CH2 Z (II) (式中、Zはアルカリの作用で脱離する基を表わす。)
で示される繊維反応基を、分子中に少なくとも1個、好
ましくは1〜3個有する反応染料が好適である。
【0013】本発明においては、下記一般式(III)また
は (IV)で示される反応染料が特に好適に用いられる。
1 −(Y1 P (III) 〔式中、D1 はスルホン酸基を有する有機染料残基、Y
1 は−SO2 CH=CH 2 または−SO2 CH2 CH2
1 (式中、Z1 はアルカリの作用で脱離する基を表わ
す。)、Pは1〜3の数を表す。〕
【0014】
【化7】
【0015】〔式中、D2 はスルホン酸基を有する有機
染料の残基、R1 およびR2 は互いに独立に水素原子ま
たは置換されてもよいアルキル基、Aは置換されてもよ
いフェニレンまたはナフチレン基、Xはハロゲン原子、
置換されてもよいピリジニオ基または
【0016】
【化8】
【0017】(式中、R4 およびR5 は互に独立に水素
原子または置換されてもよいアルキル、フェニル、ベン
ジルもしくはナフチル基を表わす。)、Y2 は−SO2
CH=CH2 または−SO2 CH2 CH2 2 (式中、
2 はアルカリの作用で脱離する基を表わす。)、qは
1〜3の数を表わす。〕
【0018】前記式(II) においてZで表わされ、ま
た、前記一般式(III)および (IV) におけるY1 、Y2
がそれぞれ−SO2 CH2 CH2 1 、−SO2 CH2
CH2 2 のとき、Z1 、Z2 で表わされるアルカリの
作用で脱離する基としては、たとえば、硫酸エステル
基、チオ硫酸エステル基、リン酸エステル基、酢酸エス
テル基、ハロゲン原子等がこれに該当する。
【0019】前記一般式(III)および (IV) において、
1 、D2 で表わされる有機染料の残基としては、モノ
アゾ、ジスアゾなどのポリアゾ染料、金属錯塩モノアゾ
染料又はジスアゾ染料、金属ホルマザン、アントラキノ
ン、金属フタロシアニン、スチルベン、オキサジン、ジ
オキサジン、トリフェニルメタン、フェナジン、キサン
テン、チオキサンテン、ナフトキノン、ピレンキノン、
ペリレンテトラカルボイミド、ニトロ又はアゾメチン染
料の残基が例示される。金属錯塩、金属ホルマザンおよ
び金属フタロシアニン系染料の中心原子としては、C
u、Cr、Co、Ni、Feなどを挙げることができ
る。
【0020】前記一般式 (IV) においてAで表わされる
フェニレンおよびナフチレン基としては、好ましくはメ
チル基、エチル基、メトキシ基、エトキシ基、塩素、臭
素及びスルホ基の群から選ばれる、1又は2個の置換基
等により置換されていてもよいフェニレン基又はスルホ
基1個で置換されていてもよいナフチレン基が例示さ
れ、たとえば
【0021】
【化9】
【0022】
【化10】
【0023】 (式中、*印で示した結合は、−N−基に通じている結
合を意味する。)などが挙げられる。
【0024】R1 、R2 で表されるアルキル基として
は、炭素数1〜4のアルキル基が好ましく、置換されて
いてもよい基としては、ヒドロキシ基、シアノ基、アル
コキシ基、ハロゲン基、カルボキシ基、カルバモイル
基、アルコキシカルボニル基、アルキルカルボニルオキ
シ基、スルホ基、スルファモイル基などが好ましい。特
に好ましいR1 、R2 としては、例えば、水素、メチル
基、エチル基、n−プロピル基、iso−プロピル基、
n−ブチル基、iso−ブチル基、sec−ブチル基、
2−ヒドロキシエチル基、2−ヒドロキシプロピル基、
3−ヒドロキシプロピル基、2−ヒドロキシブチル基、
3−ヒドロキシブチル基、4−ヒドロキシブチル基、
2,3−ジヒドロキシプロピル基、3,4−ジヒドロキ
シブチル基、シアノメチル基、2−シアノエチル基、3
−シアノプロピル基、メトキシメチル基、エトキシメチ
ル基、2−メトキシエチル基、2−エトキシエチル基、
3−メトキシプロピル基、3−エトキシプロピル基、2
−ヒドロキシ−3−メトキシプロピル基、クロロメチル
基、ブロモメチル基、2−クロロエチル基、2−ブロモ
エチル基、3−クロロプロピル基、3−ブロモプロピル
基、4−クロロブチル基、4−ブロモブチル基、カルボ
キシメチル基、2−カルボキシエチル基、3−カルボキ
シプロピル基、4−カルボキシブチル基、1,2−ジカ
ルボキシエチル基、カルバモイルメチル基、2−カルバ
モイルエチル基、3−カルバモイルプロピル基、4−カ
ルバモイルブチル基、メトキシカルボニルメチル基、エ
トキシカルボニルメチル基、2−メトキシカルボニルエ
チル基、2−エトキシカルボニルエチル基、3−メトキ
シカルボニルプロピル基、3−エトキシカルボニルプロ
ピル基、4−メトキシカルボニルブチル基、4−エトキ
シカルボニルブチル基、メチルカルボニルオキシメチル
基、エチルカルボニルオキシメチル基、2−メチルカル
ボニルオキシエチル基、2−エチルカルボニルオキシエ
チル基、3−メチルカルボニルオキシプロピル基、3−
エチルカルボニルオキシプロピル基、4−メチルカルボ
ニルオキシブチル基、4−エチルカルボニルオキシブチ
ル基、スルホメチル基、2−スルホエチル基、3−スル
ホプロピル基、4−スルホブチル基、スルファモイルメ
チル基、2−スルファモイルエチル基、3−スルファモ
イルプロピル基、4−スルファモイルブチル基等をあげ
ることができる。
【0025】Xで表わされるハロゲンとしては、塩素、
フッ素、臭素などが挙げられ、これらの中、塩素、フッ
素が好ましい。
【0026】Xが置換されていてもよいピリジニオ基の
とき、置換基としては、カルボキシ、カルバモイル、ス
ルホ、ハロゲノ、炭素数1〜4のアルキル基が例示され
る。Xで表わされるピリジニオ基としては、特にカルボ
キシまたはカルバモイル置換ピリジニオ基が好ましい。
【0027】R4 |Xが−N−R5 のとき、R4 および
5 で表わされる置換されていてもよいアルキル基とし
ては、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、
n−ブチル、i−ブチル、sec−ブチル、βーヒドロ
キシエチル、β−スルファートエチル、β−スルホエチ
ル、βーメトキシエチル、βーカルボキシメチルなど
が、置換基を有していてもよいフェニル基としては、フ
ェニル、2−、3−または4−スルホフェニル、2−、
3−または4−カルボキシフェニル、2、3または4−
クロロフェニル、3,4−、3,5−または3,6−ジ
スルホフェニルなどが、置換基を有していてもよいベン
ジル基としては、ベンジル、2−、3−または4−スル
ホベンジルなどが、置換基を有していてもよいナフチル
基としては、2−、3−、4−、5−、6−、7−また
は8−スルホ−1−ナフチル、1−、5−、6−、7−
または8−スルホ−2−ナフチル、2,4−、5,7
−、6,8−、4,8−、4,7−、3,8−、4,6
−、3,7−または3,6−ジスルホ−2−ナフチル、
4,6,8−、2,4,7−または3,6,8−トリス
ルホ−1−ナフチル、1,5,7−、4,6,8−また
は3,6,8−トリスルホ−2−ナフチルなどがそれぞ
れ例示される。
【0028】前記一般式(III)で示される反応染料は、
公知の方法で、例えば、下式 H2 N−A1 −Y1 (式中、Y1 は前記の意味を有し、A1 は前記一般式
(IV) におけるAと同様の意味を有する。)で示される
芳香族アミン化合物をジアゾ成分または縮合成分として
用い、公知の方法で製造することができる。
【0029】また、前記一般式(IV) で示される反応染
料は、例えば、水性媒体中、下記一般式 (式中、DおよびR1 は前記の意味を有する。) および、所望により下記一般式、 (式中、R3 、R4 およびR5 は前記の意味を有す
る。)で示される化合物のいずれかを、任意の順序で、
順次2,4,6−トリハロゲノ−s−トリアジンと縮合
することによって製造することができる。
【0030】本発明の顆粒組成物の製造には、ロート油
および前記式〜で示される化合物が、それぞれ単独
で、あるいは2種以上の混合物の形で顆粒助剤として用
いられる。前記式〜で示される化合物が顆粒助剤と
して用いられる場合は、下式
【0031】
【化11】
【0032】(式中、Rは炭素数7〜23の飽和又は
飽和の脂肪族基を表し、u+v+wは10〜30の数を
表す。ここで、脂肪族基はアルキル又はアルケニル基を
意味する。)で示される化合物、及び下式
【0033】
【化12】
【0034】(式中、tは5〜50の数を表す。)で示
される乳化剤の少なくとも一種と併用することが好まし
い。本発明で用いられる式およびで示される化合物
は高級脂肪酸エステルとして公知であり、式で示され
る化合物は、例えばビニサイザー80(花王株式会社
製)として市販されている。また、式およびで示さ
れる化合物も、例えば、それぞれレオドールスーパーT
W、エマルゲンB(いずれも花王株式会社製)として市
販され公知である。これらの顆粒助剤の使用量は前記の
反応染料の100重量部に対して5重量部以下、好まし
くは3重量部以下、更に好ましくは0.01〜1重量部であ
る。これらの顆粒助剤は、好ましくは水溶液または水性
懸濁液の形で用いる。
【0035】乳化剤は顆粒助剤に対して5〜100重量
%、好ましくは10〜50重量%用いられる。
【0036】本発明の顆粒組成物の製造方法について
は、特に制限されるものではなく、例えば、反応染料お
よび上記の顆粒助剤を含む水性組成物を調製し、この水
性組成物を乾燥造粒することによって製造することがで
きる。
【0037】水性組成物の調製に当たって、反応染料
は、通常の方法によって製造される粉体、またはその過
程で得られるウエットケーキもしくは反応液の形で用い
ることができる。水性組成物の染料および顆粒助剤を含
む固型分含量は特に制限されないが、通常は5重量%以
上、好ましくは10重量%以上であるが、乾燥効率を考
慮して30重量%以上であってもよい。上限は、作業性
等の観点から60〜70重量%が考慮される。固型分含
量の調整に当たって、反応染料の水溶液を冷却法、膜脱
塩法などの公知の方法によって脱塩を行うこともでき
る。
【0038】水性組成物の乾燥造粒は、例えば、噴霧乾
燥機(以下スプレードライヤーと称する。)、流動層付
噴霧乾燥機を用いて有利に行うことができる。
【0039】本発明の顆粒組成物は、反応染料の粉体を
造粒し、乾燥しながら顆粒助剤の水溶液または懸濁液を
噴霧しても製造することができる。更に詳しくは、予め
製造した通常の粉体染料を例えば、流動層造粒機、また
は、遠心転動型流動層造粒機の流動層に投入し流動層を
形成させながら、水又はバインダーの水溶液をこの流動
層に噴霧して造粒し、造粒が終了した後乾燥工程に移
る。乾燥工程の適当な時期(通常は水分率が約15%以
下になったとき)に顆粒助剤を含む水溶液又は懸濁液を
噴霧し一定量の噴霧が終わった時点から再度乾燥を行っ
て仕上げることによって所望の顆粒を得ることができ
る。
【0040】本発明において、乾燥は水分率が15重量
%以下になるように行うことが好ましい。
【0041】本発明の顆粒組成物は、通常の製造過程で
副生する酢酸ナトリウムなどを含む無機塩、アルギン酸
ナトリウム、CMC、PVAその他の水溶性高分子など
のバインダー、各種分散剤、界面活性剤、染色助剤、可
溶化剤、消泡剤、防腐剤などを含んでいてもよい。ま
た、染料の水性組成物の乾燥前には、好ましくはpH調整
を行い、例えば、酢酸ナトリウムまたはカリウム、蓚酸
ナトリウムまたはカリウム、ほう酸ナトリウムまたはカ
リウム、各種燐酸ナトリウムまたはカリウム、またはそ
れらの混合物などのpH緩衝剤を添加してもよい。
【0042】本発明においては、上述のようにして得ら
れる顆粒組成物を分級して、各顆粒の粒径が約60〜約
1000μmになるように調整することが好ましい。分
級は通常の方法で、例えば、JIS Z8801に定められ
ている目開き1.0mm の標準フルイを用いて約1000μ
m以上の粗大粒子を分離し、例えば、風力分級機、流動
層分級機、振動フルイ分級機などを用いて約60μm以
下の微小粒子を分離して行うことができる。
【0043】本発明の方法によって得られる顆粒組成物
のかさ密度は、通常0.4 〜1g/cm 3 である。
【0044】このようにして得られる本発明の顆粒組成
物は低粉塵飛散性であり、優れた粒子強度を有し、更に
水溶解性および流動性において優れている。しかも、こ
れらの特性は、常温で1年以上、あるいは60℃で2週
間以上貯蔵しても失われることがなく、貯蔵安定性にお
いても優れている。このような優れた特性のために、本
発明の顆粒組成物は染色工場における自動ひよう量に適
しており、水への溶解時間も短く、天然または再生のセ
ルロース、あるいは羊毛、絹、合成ポリアミドなどの繊
維材料の染色または捺染に工業的有利に用いることがで
きる。
【0045】以下、本発明を実施例によって、更に詳細
に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるも
のではない。尚、例中の粉塵飛散性および粒子強度は下
記の測定方法によって評価したものである。粉塵飛散
性:顆粒染料組成物をφ47mm、高さ800mmの落下管
を通してダストチャンバー内に落下させ、発生した粉塵
を濾紙を介して一定流量で吸引し、濾紙汚染の程度で等
級判定を行う。汚染の無いものをAとし、最も汚染の多
いものをEとして、A、B、C、D、Eの5段階評価と
する。粒子強度:100mlの肉厚ガラスビンに顆粒染料
組成物を入れペイントコンディショナーを用いて一定時
間上下振とうを行い、フルイ式粒度分布測定器で測定し
た微粉(63μm以下)の量で評価する。粒子強度が弱
ければ微粉の量が増加する。
【0046】
【実施例】実施例1 遊離酸の形で下式 (a)
【0047】
【化13】
【0048】で示される染料を含有する染料水溶液10
00重量部(染料含量13.0重量%) に第一燐酸ナトリウ
ム19重量部と乾燥後の製品の濃度調整に必要な無水芒
硝40重量部を添加し、得られた染料液pHを6.0 に調整
した。さらに顆粒助剤として、前記式(式中、mは1
7、nは16である。)で示される化合物と、乳化剤と
して、前記(式中、RはC1735、u+v+wは20
である。)の8:2(重量比)混合物を0.1 重量部(染
料分に対して0.08重量%相当量) を添加懸濁せしめ、ス
プレードライヤーの上部ノズルより噴霧乾燥した。造粒
乾燥された製品は乾燥機低部より連続的に排出された。
その後、風力分級機を用いて約60μm以下の微粉を分
離除去した。以上の処理により得られた顆粒状反応染料
組成物は以下の物性を有し、その粉塵飛散性は極めて小
さく、粒子強度も強く、水に対し良好な溶解性を有して
いた。 かさ密度 0.48g/cm3 粒度分布 <63μm 63〜250μm 250〜500 0.2% 83.6% 16.2% 粉塵飛散性 A 粒子強度 0.5 %(<63μm) 水 分 6.3 %
【0049】実施例2 遊離酸の形で下式 (b)
【0050】
【化14】
【0051】で示される染料を含有する染料水溶液10
00重量部(染料含量10.3重量%) に第一燐酸ナトリウ
ム、ナフタレンスルホン酸とホルムアルデヒドの縮合物
(デモールRN:花王)と、乾燥後の製品の濃度調整に
必要な無水芒硝を添加し、得られた染料液(固形分17.5
重量%) のpHを5.7 に調整した。さらに顆粒助剤として
前記式 で示される化合物と、乳化剤として前記式(式中、R
はC1735、u+v+wは20である。)および前記式
(式中、tは20である。)で示される化合物の7:
2:1(重量比)混合物を0.1 重量部(染料分に対し0.
1 重量%相当量) を添加懸濁せしめ、スプレードライヤ
ーの上部ノズルより噴霧乾燥した。造粒乾燥された製品
は乾燥機底部より連続的に排出された。その後、風力分
級機を用いて約60μm以下の微粉を分離除去した。以
上の処理により得られた顆粒状反応染料組成物は以下の
物性を有し、その粉塵飛散性は極めて小さく、粒子強度
は強く、水に対し良好な溶解性を有していた。 かさ密度 0.52g/cm3 粒度分布 <63μm 63〜250μm 250〜500μm 0.3% 94.8% 4.9% 粉塵飛散性 A−B 粒子強度 0.6 %(<63μm) 水 分 6.8 %
【0052】実施例3遊離酸の形で前記式 (a)で示され
る染料を含有する染料水溶液1000重量部(染料含量
13.0重量%) に第一燐酸ナトリウムと乾燥後の製品の濃
度調整に必要な無水芒硝を添加し、得られた染料液(固
形分22重量%)のpHを5.8 に調整した。さらに顆粒助
剤としてロート油を0.5 重量部(染料分に対し0.38重量
%相当量) を添加溶解せしめ、スプレードライヤーの上
部ノズルより噴霧乾燥した。造粒乾燥された製品は乾燥
機底部より連続的に排出された。その後、風力分級機を
用いて約60μm以下の微粉を分離除去した。以上の処
理により得られた顆粒状反応染料組成物は以下の物性を
有し、その粉塵飛散性は極めて小さく、粒子強度は強
く、水に対し良好な溶解性を有していた。 かさ密度 0.45g/cm3 粒度分布 <63μm 63〜250μm 250〜500μm 0.2% 75.5% 24.3% 粉塵飛散性 A 粒子強度 0.4 %(<63μm) 水 分 5.8 %
【0053】実施例4 遊離酸の形で下式 (c)
【0054】
【化15】
【0055】で示される染料を含有する染料水溶液10
00重量部(染料含量12.0重量%) に第一燐酸ナトリウ
ムと乾燥後の製品の濃度調整に必要な無水芒硝を添加
し、得られた染料液(固形分16.4重量%) のpHを5.4 に
調整した。さらに顆粒助剤としてロート油を0.6 重量部
(染料分に対し0.4 重量%相当量) を添加溶解せしめ、
スプレードライヤーの上部ノズルより噴霧乾燥した。造
粒乾燥された製品は乾燥機底部より連続的に排出され
た。その後、風力分級機を用いて約60μm以下の微粉
を分離除去した。以上の処理により得られた顆粒状反応
染料組成物は以下の物性を有し、その粉塵飛散性は極め
て小さく、粒子強度も強く、水に対し良好な溶解性を有
していた。 かさ密度 0.59g/cm3 粒度分布 <63μm 63〜250μm 250〜500μm 0.2% 98.5% 1.3% 粉塵飛散性 A 粒子強度 0.4 %(<63μm) 水 分 5.1 %
【0056】実施例5遊離酸の形で前記式 (a)で示され
る染料を含有する染料水溶液1000重量部(染料含量
13.0重量%) に第一燐酸ナトリウムと乾燥後の製品の濃
度調整に必要な無水芒硝を添加し、得られた染料液(固
形分22重量%) のpHを6.0 に調整した。さらに顆粒助
剤としてロート油を0.4 重量部(染料分に対し0.3 重量
%相当量) と前記式 で示される化合物および、乳化剤として前記式(式
中、RはC1735、u+v+wは20である。)で示さ
れる化合物と前記式(式中、tは15である。)で示
される化合物の7:2:1(重量比)混合物を0.12重量
部(染料分に対し0.09重量%相当量) を添加懸濁せし
め、流動層付スプレードライヤーの上部ノズルより噴霧
した。ドライヤー下部に乾燥粒子の流動層を形成させな
がら順次造粒を進めた。一定の粒径以上に造粒された染
料はスクリューフィーダーで連続的に外部へ排出した。
その後、風力分級機を用いて60μm以下の微粉を分離
除去した。以上の処理により得られた顆粒状反応染料組
成物は以下の物性を有し、その粉塵飛散性は極めて小さ
く、粒子強度は強く、水に対する良好な溶解性を有して
いた。 かさ密度 0.51g/cm3 粒度分布 <63μm 63〜250μm 250〜500μm 0.2% 70.6% 29.2% 粉塵飛散性 A 粒子強度 0.4 %(<63μm) 水 分 6.5 %
【0057】実施例6 遊離酸の形で下式 (d)
【0058】
【化16】
【0059】で示される染料を含有する染料水溶液10
00重量部(染料含量11.0重量%) に第一燐酸ナト
リウムとナフタレンスルホン酸とホルムアルデヒドの縮
合物を添加し、得られた染料液(固形分18.2重量%)のp
Hを5.8 に調整した。さらに顆粒助剤として前記式 で示される化合物および、乳化剤として前記式(式
中、RはC1735、u+v+wは22である。)で示さ
れる化合物と、前記式(式中、tは30である。)で
示される化合物の7:2:1(重量比)混合物を0.1 重
量部(染料分に対し0.09重量%相当量) を添加懸濁せし
め、流動層付スプレードライヤーの上部ノズルより噴霧
した。ドライヤー下部に乾燥粒子の流動層を形成させな
がら順次造粒を進めた。一定の粒径以上に造粒された染
料はスクリューフィーダーで連続的に外部へ排出した。
その後風力分級機を用いて約60μm以下の微粉を分離
除去した。以上の処理により得られた顆粒状反応染料組
成物は以下の物性を有し、その粉塵飛散性は極めて小さ
く、粒子強度は強く、水に対し良好な溶解性を有してい
た。 かさ密度 0.5 g/cm3 粒度分布 <63μm 63〜250μm 250〜500μm 0.3% 80.2% 19.5% 粉塵飛散性 A−B 粒子強度 0.5 %(<63μm) 水 分 6.5 %
【0060】実施例7 遊離酸の形で前記式 (b)で示される染料を含有する染料
水溶液1000重量部(染料含量10.3重量%) に第一燐
酸ナトリウム、ナフタレンスルホン酸とホルムアルデヒ
ドの縮合物と、乾燥後の製品の濃度調整に必要な無水芒
硝を添加し、得られた染料液(固形分17.5重量%) のpH
を5.8 に調整した。さらに顆粒助剤としてロート油を染
料分に対し0.58重量%相当量添加溶解せしめ、流動層付
スプレードライヤーの上部ノズルより噴霧した。ドライ
ヤー下部に乾燥粒子の流動層を形成させながら順次造粒
を進めた。一定の粒径以上に造粒された染料はスクリュ
ーフィーダーで連続的に外部へ排出した。その後分級機
を用いて約60μm以下の微粉を分離除去した。以上の
処理により得られた顆粒状反応染料組成物は以下の物性
を有し、その粉塵飛散性は極めて小さく、粒子強度は強
く、水に対する良好な溶解性を有していた。 かさ密度 0.49g/cm3 粒度分布 <63μm 63〜250μm 250〜500μm 0.3% 68.9% 30.8% 粉塵飛散性 B 粒子強度 0.7 %(<63μm) 水 分 7.5 %
【0061】実施例8流動層乾燥機を使用して顆粒状反
応染料を製造するに当たり、遊離後の形で前記式 (a)で
示される染料(通常のスプレードライヤーで乾燥した粉
末状反応染料)500重量部(染料含量52.2重量%)を
流動層乾燥機に投入し、熱風により流動層を形成させ
た。一定の含水率を保つようにバインダーとして水を流
動層中に噴霧して造粒を行った。造粒後、パインダーの
噴霧を停止して、中間乾燥を行い、続いて顆粒助剤とし
てロート油の10重量%水溶液を毎分13重量部、3分
間噴霧し、噴霧終了後10分間仕上げ乾燥を行った。造
粒および乾燥時の熱風の入口温度は80℃とした。1バ
ッチ全量の造粒乾燥品を取出し、風力分級機を用いて約
60μm以下の微粉を分離除去した。以上の処理により
得られた顆粒状反応染料組成物は以下の物性を有し、そ
の粉塵飛散性は極めて小さく、粒子強度は強く、水に対
し良好な溶解性を有していた。製品の物性 かさ密度 0.66g/cm3 粒度分布 <63μm 63〜250 μm 250 〜500 μm 0.3% 43.2 % 32.1 % 500 〜1000μm 24.4% 粉塵飛散性 A 粒子強度 0.5%(<63μm) 水分 8.7%
【0062】実施例9 流動層造粒機を使用して顆粒状反応染料を製造するに当
たり、遊離酸の形で下式 (e)
【0063】
【化17】
【0064】で示される染料(通常のスプレードライヤ
ーで乾燥した粉末状反応染料)500重量部(染料含量
41.7重量%) を流動層造粒機に投入し、バインダー
として1重量%PVA水溶液を用い、顆粒助剤として前
記式 で示される化合物および、乳化剤として前記式(式
中、RはC1735、u+v+wは20である。)で示さ
れる化合物と、前記式(式中、tは10である。)で
示される化合物の7:2:1(重量比)混合物を5.0 重
量%水懸濁液を毎分9重量部、3.5 分間噴霧した以外は
実施例8と同様に行って顆粒状反応染料組成物を得た。
製品の物性 かさ密度 0.45g/cm3 粒度分布 <63μm 63〜250μm 250〜500μm 0.2% 77.6% 19.5% 500〜1000μm 2.7% 粉塵飛散性 B 粒子強度 0.5 %(<63μm) 水 分 7.5 %
【0065】実施例10 遊離酸の形で前記式 (a)で示される染料を含有する染料
水溶液1000重量部(染料含量14.3重量%) に第一燐
酸ナトリウムと乾燥後の製品の濃度調整に必要な無水芒
硝を添加し、染料液(固形分24.1重量%) のpHを6.0 に
調整した。次いで、実施例1で用いたと同じ顆粒助剤/
乳化剤混合物を0.13重量部(染料分に対し0.09重量%相
当量) を添加懸濁せしめ、スプレードライヤーの上部ノ
ズルより噴霧乾燥した。造粒乾燥された製品は乾燥機底
部より連続的に排出された。その後、風力分級機を用い
て約60μm以下の微粉を分離除去した。以上の処理に
より得られた顆粒状反応染料組成物は以下の物性を有
し、その粉塵飛散性は極めて小さく、粒子強度も強く、
水に対し良好な溶解性を有していた。 かさ密度 0.50g/cm3 粒度分布 <63μm 63〜250μm 100〜250μm 0.1% 4.5% 80.9% 250〜500μm 500μm< 14.5 % 0 % 粉塵飛散性 A 粒子強度 0.3 %(<63μm) 水 分 6.5 %
【0066】実施例11 遊離酸の形で前記式 (b)で示される染料を含有する染料
水溶液1000重量部(染料含量12.4重量%) に第一燐
酸ナトリウムと、乾燥後の製品の濃度調整に必要な無水
芒硝を添加し、染料液(固形分20.9重量%) のpHを5.7
に調整した。次いで、実施例2で用いたと同じ顆粒助剤
/乳化剤混合物を0.1 重量部(染料分に対し0.08重量%
相当量) を添加懸濁せしめ、スプレードライヤーの上部
ノズルより噴霧乾燥した。造粒乾燥された製品は乾燥機
底部より連続的に排出された。その後、風力分級機を用
いて約60μm以下の微粉を分離除去した。以上の処理
により得られた顆粒状反応染料組成物は以下の物性を有
し、その粉塵飛散性は極めて小さく、粒子強度は強く、
水に対し良好な溶解性を有していた。 かさ密度 0.55g/cm3 粒度分布 <63μm 63〜250μm 100〜250μm 0.2% 2.7% 89.7% 250〜500μm 500μm< 7.4% 0% 粉塵飛散性 A−B 粒子強度 0.4 %(<63μm) 水 分 6.0 %
【0067】実施例12 遊離酸の形で下式 (f)
【0068】
【化18】
【0069】で示される染料の染料水溶液1000重量
部(染料含量12.6重量%) に第一燐酸ナトリウムと乾燥
後の製品の濃度調整に必要な無水芒硝を添加し、染料液
(固形分21.5重量%) のpHを5.4 に調整した。さらに顆
粒助剤としてロート油を0.6 重量部(乾燥後の染料分に
対し0.48重量%相当量) を添加溶解せしめ、スプレード
ライヤーの上部ノズルより噴霧乾燥した。造粒乾燥され
た製品は乾燥機底部より連続的に排出された。その後、
風力分級機を用いて約60μm以下の微粉を分離除去し
た。以上の処理により得られた顆粒状反応染料組成物は
以下の物性を有し、その粉塵飛散性は極めて小さく、粒
子強度も強く、水に対し良好な溶解性を有していた。 かさ密度 0.59g/cm3 粒度分布 <63μm 63〜100μm 100〜250μm 0.1% 3.2% 85.9% 250〜500 500< 10.8% 0% 粉塵飛散性 A 粒子強度 0.3 %(<63μm) 水 分 5.1 %
【0070】実施例13 遊離酸の形で下式 (g)
【0071】
【化19】
【0072】で示される染料を含有する染料水溶液10
00重量部(染料含量13.4重量%) に第一燐酸ナトリウ
ムと乾燥後の製品の濃度調整に必要な無水芒硝を添加
し、得られた染料液(固形分17.8重量%) のpHを6.0 に
調整した。さらに顆粒助剤として、前記式(式中、m
は17、nは16である。)で示される化合物と、乳化
剤として、前記式(式中、RはC1735、u+v+w
は20である。)の8:2(重量比)混合物を0.1 重量
部(染料分に対して0.08重量%相当量) を添加懸濁せし
め、スプレードライヤーの上部ノズルより噴霧乾燥し
た。造粒乾燥された製品は乾燥機底部より連続的に排出
された。その後、風力分級機を用いて約60μm以下の
微粉を分離除去した。以上の処理により得られた顆粒状
反応染料組成物は以下の物性を有し、その粉塵飛散性は
極めて小さく、粒子強度も強く、水に対し良好な溶解性
を有していた。 かさ密度 0.51g/cm3 粒度分布 <63μm 63〜250μm 250〜500μm 0.5% 80.6% 18.9% 粉塵飛散性 A 粒子強度 0.8 %(<63μm) 水 分 5.0 %
【0073】実施例14 遊離酸の形で前記式 (b)で示される染料を含有する染料
水溶液1000重量部(染料含量13.0重量%) に第一燐
酸ナトリウムと、乾燥後の製品の濃度調整に必要な無水
芒硝を添加し、得られた染料液(固形分21.9重量%) の
pHを5.7 に調整した。さらに顆粒助剤として前記式 で示される化合物と、乳化剤として前記式(式中、R
はC1735、u+v+wは20である。)および前記式
(式中、tは20である。)で示される化合物の7:
2:1(重量比)混合物を0.1 重量部(染料分に対し0.
1 重量%相当量) を添加懸濁せしめ、スプレードライヤ
ーの上部ノズルより噴霧乾燥した。造粒乾燥された製品
は乾燥機底部より連続的に排出された。その後、風力分
級機を用いて約60μm以下の微粉を分離除去した。以
上の処理により得られた顆粒状反応染料組成物は以下の
物性を有し、その粉塵飛散性は極めて小さく、粒子強度
は強く、水に対し良好な溶解性を有していた。 かさ密度 0.55g/cm3 粒度分布 <63μm 63〜250μm 250〜500μm 0.6% 91.1% 8.3% 粉塵飛散性 A 粒子強度 0.8 %(<63μm) 水 分 6.0 %
【0074】実施例15 遊離酸の形で下式 (h)
【0075】
【化20】
【0076】で示される染料を含有する染料水溶液10
00重量部(染料含量23.1重量%) にナフタレンスルホ
ン酸とホルムアルデヒドの縮合物と、乾燥後の製品の濃
度調整に必要な無水芒硝を添加し、得られた染料液(固
形分34.2重量%) のpHを5.5 に調整した。さらに顆粒助
剤として前記式 で示される化合物と、乳化剤として前記式(式中、R
はC1735、u+v+wは20である。)および前記式
(式中、tは15である。)で示される化合物の7:
2:1(重量比)混合物を0.23重量部(染料分に対し0.
1 重量%相当量) を添加懸濁せしめ、スプレードライヤ
ーの上部ノズルより噴霧乾燥した。造粒乾燥された製品
は乾燥機底部より連続的に排出された。その後、風力分
級機を用いて約60μm以下の微粉を分離除去した。以
上の処理により得られた顆粒状反応染料組成物は以下の
物性を有し、その粉塵飛散性は極めて小さく、粒子強度
は強く、水に対し良好な溶解性を有していた。 かさ密度 0.45g/cm3 粒度分布 <63μm 63〜250μm 250〜500μm 0.7% 79.7% 19.6% 粉塵飛散性 A−B 粒子強度 1.0 %(<63μm) 水 分 4.5 %
【0077】実施例16 遊離酸の形で下式 (i)
【0078】
【化21】
【0079】で示される染料を含有する染料水溶液10
00重量部(染料含量13.6重量%) にナフタレンスルホ
ン酸とホルムアルデヒドの縮合物と、乾燥後の製品の濃
度調整に必要な無水芒硝を添加し、得られた染料液(固
形分26.9重量%) のpHを5.7 に調整した。さらに顆粒助
剤として前記式 で示される化合物と、乳化剤として前記式(式中、R
はC1735、u+v+wは20である。)および前記式
(式中、tは20である。)で示される化合物の7:
2:1(重量比)混合物を0.14重量部(染料分に対し0.
1 重量%相当量) を添加懸濁せしめ、スプレードライヤ
ーの上部ノズルより噴霧乾燥した。造粒乾燥された製品
は乾燥機底部より連続的に排出された。その後、風力分
級機を用いて約60μm以下の微粉を分離除去した。以
上の処理により得られた顆粒状反応染料組成物は以下の
物性を有し、その粉塵飛散性は極めて小さく、粒子強度
は強く、水に対し良好な溶解性を有していた。 かさ密度 0.50g/cm3 粒度分布 <63μm 63〜250μm 250〜500μm 0.6% 83.3% 16.1% 粉塵飛散性 A−B 粒子強度 0.9 %(<63μm) 水 分 4.8 %
【0080】実施例17 遊離酸の形で下式 (j)
【0081】
【化22】
【0082】で示される染料を含有する染料水溶液10
00重量部(染料含量27.5重量%) に乾燥後の製品の濃
度調整に必要な無水芒硝を添加し、得られた染料液(固
形分42.9重量%) のpHを5.7 に調整した。さらに顆粒助
剤として前記式 で示される化合物と、乳化剤として前記式(式中、R
はC1735、u+v+wは20である。)および前記式
(式中、tは20である。)で示される化合物の7:
2:1(重量比)混合物を0.7 重量部(乾燥後の製品換
算0.13重量%相当量) を添加懸濁せしめ、スプレードラ
イヤーの上部ノズルより噴霧乾燥した。造粒乾燥された
製品は乾燥機底部より連続的に排出された。その後、風
力分級機を用いて約60μm以下の微粉を分離除去し
た。以上の処理により得られた顆粒状反応染料組成物は
以下の物性を有し、その粉塵飛散性は極めて小さく、粒
子強度は強く、水に対し良好な溶解性を有していた。 かさ密度 0.61g/cm3 粒度分布 <63μm 63〜250μm 250〜500μm 0.3% 93.4% 6.3% 粉塵飛散性 A 粒子強度 0.5 %(<63μm) 水 分 6.4 %
【0083】実施例18 遊離酸の形で下式 (k)
【0084】
【化23】
【0085】(a≧1、b≧1、但しa+b≦4) で示される染料を含有する染料水溶液1000重量部
(染料含量17.5重量%) に乾燥後の製品の濃度調整に必
要な食塩を添加し、得られた染料液(固形分36.8重量
%) のpHを5.7 に調整した。さらに顆粒助剤として前記
で示される化合物と、乳化剤として前記式(式中、R
はC1735、u+v+wは20である。)および前記式
(式中、tは20である。)で示される化合物の7:
2:1(重量比)混合物を0.2 重量部(染料分に対し、
0.11重量%相当量) を添加懸濁せしめ、スプレードライ
ヤーの上部ノズルより噴霧乾燥した。造粒乾燥された製
品は乾燥機底部より連続的に排出された。その後、風力
分級機を用いて約60μm以下の微粉を分離除去した。
以上の処理により得られた顆粒状反応染料組成物は以下
の物性を有し、その粉塵飛散性は極めて小さく、粒子強
度は強く、水に対し良好な溶解性を有していた。 かさ密度 0.56g/cm3 粒度分布 <63μm 63〜250μm 250〜500μm 0.4% 81.2% 18.4% 粉塵飛散性 A−B 粒子強度 0.9 %(<63μm) 水 分 6.8 %
【0086】実施例19 遊離酸の形で下式 (1)
【0087】
【化24】
【0088】で示される染料を含有する染料水溶液10
00重量部(染料含量16.9重量%) に第二燐酸ナトリウ
ムと、ナフタレンスルホン酸とホルムアルデヒドの縮合
物と、乾燥後の製品の濃度調整に必要な無水芒硝を添加
し、得られた染料液(固形分22.3重量%) のpHを7.7 に
調整した。さらに顆粒助剤として前記式(但し、Rは で示される化合物と、乳化剤として前記式(式中、R
はC1735、u+v+wは20である。)および前記式
(式中、tは20である。)で示される化合物の7:
2:1(重量比)混合物を0.7 重量部(乾燥後の製品換
算0.28重量%相当量) を添加懸濁せしめスプレードライ
ヤーの上部ノズルより噴霧乾燥した。造粒乾燥された製
品は乾燥機底部より連続的に排出された。その後、風力
分級機を用いて約60μm以下の微粉を分離除去した。
以上の処理により得られた顆粒状反応染料組成物は以下
の物性を有し、その粉塵飛散性は極めて小さく、粒子強
度は強く、水に対し良好な溶解性を有していた。 かさ密度 0.55g/cm3 粒度分布 <63μm 63〜250μm 250〜500μm 0.5% 92.1% 7.4% 粉塵飛散性 A−B 粒子強度 0.9 %(<63μm) 水 分 6.8 %
【0089】実施例20 実施例1〜19のいずれかの方法と同様の方法で遊離酸
の形で下式で示される各反応染料を顆粒化して所望の顆
粒組成物を得ることができる。
【0090】
【化25】
【0091】
【化26】
【0092】
【化27】
【0093】実施例21 遊離酸の形で下式 (d)
【0094】
【化28】
【0095】で示される染料を含有する染料水溶液10
00重量部(染料含量11.0重量%)に第一燐酸ナトリウ
ムと、ナフタレンスルホン酸とホルムアルデヒドの縮合
物を添加し、得られた染料液(固形分18.2重量%)のp
Hを5.8に調整した。さらに顆粒助剤として前記式
(但し、Rは− 13 27 である。)で示される化合物
、乳化剤として前記式(式中、RはC1735、u+
v+wは22である。)で示される化合物と、前記式
(式中、tは30である。)で示される化合物の7:
2:1(重量比)混合物を0.1重量部(染料分に対し0.0
9重量%相当量)を添加懸濁せしめ、流動層付スプレー
ドライヤーの上部ノズルより噴霧した。ドライヤー下部
に乾燥粒子の流動層を形成させながら順次造粒を進め
た。一定の粒径以上に造粒された染料はスクリューフィ
ーダーで連続的に外部へ排出した。その後、風力分級機
を用いて約60μm以下の微粉を分離除去した。以上の
処理により得られた顆粒状反応染料組成物は以下の物性
を有し、その粉塵飛散性は極めて小さく、粒子強度は強
く、水に対し良好な溶解性を有していた。 かさ密度 0.51g/cm3 粒度分布 <63μm 63〜250μm 250〜500μm 0.6% 79.6% 9.6% 粉塵飛散性 A−B 粒子強度 0.9%(<63μm) 水 分 6.3%
【0096】実施例22 遊離酸の形で下式 (j)
【0097】
【化29】
【0098】で示される染料を含有する染料水溶液10
00重量部(染料含量27.5重量%) に乾燥後の製品の濃
度調整に必要な無水芒硝を添加し、得られた染料液(固
形分42.9重量%) のpHを5.7 に調整した。さらに顆粒助
剤として前記式(但し、Rは−C9 19である。)で
示される化合物と、乳化剤として前記式(式中、Rは
1735、u+v+wは20である。)および前記式
(式中、tは20である。)で示される化合物の7:
2:1(重量比)混合物を0.7 重量部(乾燥後の製品換
算0.13重量%相当量) を添加懸濁せしめスプレードライ
ヤーの上部ノズルより噴霧乾燥した。造粒乾燥された製
品は乾燥機底部より連続的に排出された。その後、風力
分級機を用いて約60μm以下の微粉を分離除去した。
以上の処理により得られた顆粒状反応染料組成物は以下
の物性を有し、その粉塵飛散性は極めて小さく、粒子強
度は強く、水に対し良好な溶解性を有していた。 かさ密度 0.58g/cm3 粒度分布 <63μm 63〜250μm 250〜500μm 0.5% 92.7% 6.8% 粉塵飛散性 A−B 粒子強度 0.8 %(<63μm) 水 分 6.2 %
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋爪 修平 大阪府大阪市此花区春日出中3丁目1番 98号 住友化学工業株式会社内 (72)発明者 中前 勲 大阪府大阪市此花区春日出中3丁目1番 98号 住友化学工業株式会社内 (72)発明者 吉越 一美 大阪府大阪市此花区春日出中3丁目1番 98号 住友化学工業株式会社内 (72)発明者 鈴木 弘幸 大阪府大阪市此花区春日出中3丁目1番 98号 住友化学工業株式会社内 (72)発明者 南 岩雄 大阪府大阪市此花区春日出中3丁目1番 98号 住友化学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭56−74152(JP,A) 特開 昭57−137361(JP,A) 特開 昭58−125757(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C09B 67/02 C09B 67/24 B01J 2/00 - 2/30

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】反応染料、及び下記(イ)乃至(ニ)から
    成る群から選ばれる少なくとも一種の顆粒助剤を含有し
    てなる反応染料の顆粒組成物。 (イ) ロート油 (ロ) 下式 Cm2m+1COOCn2n+1 (式中、mは10〜24、nは1〜18の数を表す。)
    で示される化合物、 (ハ) 下式 Cm2m―1COOCn2n+1 (式中、m及びnは前記の意味を有する。)で示される
    化合物、及び (ニ) 下式 【化1】 (式中、Rは−Cs2s+1であり、Sは5〜20の数を
    表す。)
  2. 【請求項2】反応染料が、ピリジン、ピリダジン、ピリ
    ミジン、s−トリアジン、キノリン、キノキサリン、キ
    ナゾリン、フタラジン、飽和アルカンモノカルボン酸ア
    ミド、アルケンモノカルボアミド、アルケンジカルボキ
    シアミド、ビニルスルホアミド、β―飽和エチルスルホ
    又はビニルスルホン系の繊維反応基を、分子中に少な
    くとも1個有する反応染料である請求項1に記載の顆粒
    組成物。
  3. 【請求項3】反応染料が、下式(I)又は(II) −SO2CH=CH2 (I) −SO2CH2CH2Z (II) (式中、Zはアルカリの作用で脱離する基を表す。)で
    示される1〜3個の繊維反応基を分子中に有する反応染
    料である請求項1に記載の顆粒組成物。
  4. 【請求項4】反応染料が、下式(III) D1−(Y1)p (III) 〔式中、D1はスルホン酸基を有する有機染料残基、Y1
    は−SO2CH=CH2又は−SO2CH2CH21(式
    中、Z1はアルカリの作用で脱離する基を表す。)、
    は1〜3の数を表す。〕で示される反応染料である請求
    項3に記載の組成物。
  5. 【請求項5】反応染料が、下式(IV) 【化2】 〔式中、D2はスルホン酸基を有する有機染料の残基、
    1及びR2は互いに独立に水素原子は置換されていて
    もよいアルキル基、Aは置換されていてもよいフェニレ
    又はナフチレン基、Xはハロゲン原子、置換されて
    もよいピリジニオ基又は〕 【化3】 (式中、R4 及び5は互に独立に水素原子又は置換さ
    れていてもよいアルキル、フェニル、ベンジルもしくは
    ナフチル基を表す。)、 2 −SO2CH=CH2
    −SO2CH2CH22(式中、Z2はアルカリの作用で
    脱離する基を表す。)、qは1〜3の数を表す。〕で示
    される反応染料である請求項3に記載の顆粒組成物。
  6. 【請求項6】顆粒助剤がロート油である請求項1〜5
    のいずれかに記載の顆粒組成物。
  7. 【請求項7】顆粒助剤が、請求項1に記載の式、
    で示される化合物から選ばれる少なくとも一種であ
    る請求項1〜5のいずれかに記載の顆粒組成物。
  8. 【請求項8】顆粒助剤が、下式 【化4】 (式中、Rは炭素数7〜23の飽和又は不飽和の脂肪族
    基を表し、u+v+wは10〜30の数を表す。ここ
    で、脂肪族基はアルキル又はアルケニル基を意味す
    る。)で示される化合物、及び下式 【化5】 (式中、tは5〜50の数を表す。)で示される化合物
    から選ばれる少なくとも一種の乳化剤を含有する請求項
    7に記載の顆粒組成物。
  9. 【請求項9】反応染料100重量部に対して5重量部
    以下の顆粒助剤を含有してなる請求項1〜7のいずれか
    に記載の顆粒組成物。
  10. 【請求項10】各顆粒の粒径が約60〜1000μm
    である請求項1〜9のいずれかに記載の顆粒組成物。
  11. 【請求項11】かさ密度が0.4〜1g/cm3である請
    求項1〜10のいずれかに記載の顆粒組成物。
  12. 【請求項12】反応染料及び請求項1に記載の顆粒助剤
    を含有する水性組成物を乾燥造粒することを特徴とする
    請求項1に記載の顆粒組成物の製造方法。
  13. 【請求項13】乾燥造粒を噴霧乾燥機又は流動層付噴霧
    乾燥機を用いて行うことを特徴とする請求項12に記載
    の製造方法。
  14. 【請求項14】反応染料の粉体の水又はバインダーを用
    いて造粒し、得られた顆粒を乾燥しながら、請求項1に
    記載の顆粒助剤の水溶液又は懸濁液を噴霧して該助剤を
    顆粒に付着せしめることを特徴とする請求項1に記載の
    顆粒組成物の製造方法。
  15. 【請求項15】造粒、乾燥及び噴霧を流動層乾燥機又は
    遠心転動型流動層造粒機を用いて行うことを特徴とする
    請求項14に記載の製造方法。
JP18236391A 1990-10-09 1991-07-23 反応染料の顆粒組成物およびその製造方法 Expired - Lifetime JP3168618B2 (ja)

Priority Applications (10)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18236391A JP3168618B2 (ja) 1990-10-09 1991-07-23 反応染料の顆粒組成物およびその製造方法
AU84872/91A AU640270B2 (en) 1990-10-09 1991-09-30 Granular reactive dye compositions and production process thereof
TW080107864A TW206253B (ja) 1990-10-09 1991-10-05
DE69127250T DE69127250T2 (de) 1990-10-09 1991-10-08 Körnchenförmige Reaktivfarbstoffzusammensetzungen und Herstellungsverfahren hierfür
EP91117127A EP0480367B1 (en) 1990-10-09 1991-10-08 Granular reactive dye compositions and production process thereof
PT99178A PT99178A (pt) 1990-10-09 1991-10-08 Processo para a preparacao de composicoes granulares reactivas corantes
PL91291976A PL169290B1 (pl) 1990-10-09 1991-10-09 Reaktywna kompozycja barwnikowa i sposób wytwarzania reaktywnejkompozycji barwnikowej PL PL
CS913075A CS307591A3 (en) 1990-10-09 1991-10-09 Granulated reactive dyestuff mixture and process for preparing thereof
KR1019910017675A KR100205119B1 (ko) 1990-10-09 1991-10-09 과립 반응성 염료 조성물 및 이들의 제조방법
US08/165,867 US5437688A (en) 1990-10-09 1993-12-14 Granular reactive dye composition and production process thereof

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27130290 1990-10-09
JP2-271302 1990-10-09
JP18236391A JP3168618B2 (ja) 1990-10-09 1991-07-23 反応染料の顆粒組成物およびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04226570A JPH04226570A (ja) 1992-08-17
JP3168618B2 true JP3168618B2 (ja) 2001-05-21

Family

ID=26501187

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18236391A Expired - Lifetime JP3168618B2 (ja) 1990-10-09 1991-07-23 反応染料の顆粒組成物およびその製造方法

Country Status (10)

Country Link
US (1) US5437688A (ja)
EP (1) EP0480367B1 (ja)
JP (1) JP3168618B2 (ja)
KR (1) KR100205119B1 (ja)
AU (1) AU640270B2 (ja)
CS (1) CS307591A3 (ja)
DE (1) DE69127250T2 (ja)
PL (1) PL169290B1 (ja)
PT (1) PT99178A (ja)
TW (1) TW206253B (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1315251B1 (it) * 1999-10-21 2003-02-03 Great Lakes Chemical Europ Miscele di additivi per polimeri organici in forma granulare
TWI425055B (zh) * 2009-08-21 2014-02-01 Everlight Chem Ind Corp 反應性印花染料及其液態組成物之應用

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB693765A (en) * 1950-07-13 1953-07-08 Yorkshire Dyeware & Chem Co Improvements in and relating to the treatment of powders
NL7211820A (ja) * 1971-09-02 1973-03-06
GB1431881A (en) * 1972-01-26 1976-04-14 Ici Ltd Dyestuff powders
CH569772A5 (ja) * 1972-05-05 1975-11-28 Ciba Geigy Ag
AR207374A1 (es) * 1974-09-13 1976-09-30 Ciba Geigy Ag Procedimiento para la obtencion de granulados de pigmentos dispersables que no producen polvillo
GB1563969A (en) * 1977-03-18 1980-04-02 Ciba Geigy Ag Pigment compositions
DE2928508A1 (de) * 1979-07-14 1981-01-29 Basf Ag Pulverfoermige farbstoffzubereitung
EP0024654A1 (de) * 1979-08-22 1981-03-11 Ciba-Geigy Ag Granulate von faserreaktiven Farbstoffen und Verfahren zu ihrer Herstellung
DE3102287A1 (de) * 1981-01-24 1982-09-02 Hoechst Ag, 6000 Frankfurt Wasserloesliche monoazoverbindungen, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung als farbstoffe
JPS57137361A (en) * 1981-02-18 1982-08-24 Sumitomo Chem Co Ltd Dye composition
CH652940A5 (de) * 1982-01-09 1985-12-13 Sandoz Ag Verfahren zur herstellung nicht staubender granulate und vorrichtung hierfuer.
JPS58125757A (ja) * 1982-01-21 1983-07-26 Sumitomo Chem Co Ltd 反応性染料組成物
JPH0651954B2 (ja) * 1983-04-18 1994-07-06 住友化学工業株式会社 セルロース繊維用反応染料組成物
JPS59219369A (ja) * 1983-05-27 1984-12-10 Sumitomo Chem Co Ltd 反応染料組成物

Also Published As

Publication number Publication date
DE69127250T2 (de) 1998-01-15
TW206253B (ja) 1993-05-21
PL169290B1 (pl) 1996-06-28
PT99178A (pt) 1992-09-30
JPH04226570A (ja) 1992-08-17
EP0480367A2 (en) 1992-04-15
AU640270B2 (en) 1993-08-19
EP0480367B1 (en) 1997-08-13
PL291976A1 (en) 1992-11-02
EP0480367A3 (en) 1993-03-10
KR920008153A (ko) 1992-05-27
KR100205119B1 (ko) 1999-07-01
CS307591A3 (en) 1992-04-15
DE69127250D1 (de) 1997-09-18
AU8487291A (en) 1992-04-16
US5437688A (en) 1995-08-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4390342A (en) Process for the preparation of solid composition of water-soluble dyes
JPS588765A (ja) 反応染料−液体配合物及びその使用法
EP0208829B2 (en) Aqueous liquid dye composition
JPH0232166A (ja) 顆粒の製造法
JP3168618B2 (ja) 反応染料の顆粒組成物およびその製造方法
DE2607028A1 (de) Reaktivfarbstoffe
KR950006949B1 (ko) 반응성 염료 함유 수성액체 조성물
JPH0657804B2 (ja) 冷水分散性染料粒子
JPH01163269A (ja) 2,4,6−トリフツ化−s−トリアジンによるアミノヒドロキシナフタリンスルホン酸のモノアシル化の方法
US4560747A (en) Process for producing granulates of water-soluble dyes by fluidized bed granulation
KR20020070472A (ko) 디스아조 화합물, 그의 제조 및 염료로서의 그의 용도
JPS63309559A (ja) 水溶性モノアゾーナフトール―カルボン酸―化合物及び該化合物を染料として使用する方法
US4425134A (en) Process for producing agglomerates of water-soluble dyes
JPH0860018A (ja) 反応性染料、その製法及び使用法
JP3092152B2 (ja) 顆粒状反応染料組成物及びそれを用いるセルロース系繊維材料の染色または捺染方法
KR100566865B1 (ko) 수용성 섬유 반응성 아조 염료를 포함하는 염료 혼합물, 이의제조 및 이의 용도
JPH06100792A (ja) 水溶性アゾ染料、その製造方法及び染料としての使用方法
JP2002500686A (ja) 永続的な(permanent)第4級アンモニウム基を含む反応性染料
JPH03773A (ja) 反応染料の製剤、その製造方法およびそれを用いる繊維材料の染色方法
JP2919049B2 (ja) 繊維反応性フォルマザン染料とその製造方法および使用方法
JPH02105867A (ja) 水溶性アゾ化合物、その製法及び該化合物を染料として使用する方法
JPS6088076A (ja) トリフエノジオキサジン染料およびその製法
JP2606597B2 (ja) 反応染料の液状水性組成物
JPH08259827A (ja) モノアゾ反応性染料
JPS63213574A (ja) 反応染料組成物

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090316

Year of fee payment: 8

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D05

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090316

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100316

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110316

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120316

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120316

Year of fee payment: 11