JP3168527U - 内容物一体型封筒 - Google Patents

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邦生 長谷川
邦生 長谷川
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コーホク印刷株式会社
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Abstract

【課題】底部に折り返し片を設けないことにより、プリンタで給紙できるようにするとともに、封入片と封筒とを一体にして入れ間違いや散逸を防ぐ封筒を提供する。【解決手段】封をする舌片5が上辺に連続する表表紙3と、該表表紙と同じ幅でその底片2に連続し、底辺を折り返したときに舌片下までの長さを有する裏表紙4と、該裏表紙より狭い幅で裏表紙の底辺から連続し、裏表紙を折り返したときに裏表紙の底辺までよりも短い長さで適宜の数に折曲可能な封入片6とからなる内容物一体型封筒において、封入片を適宜折り畳んで表表紙と裏表紙の間に挿入し、表表紙と裏表紙の側縁及び底縁を封入片にかからない範囲で接着する。【選択図】図1

Description

本考案は、封筒に入れる封入片が封筒と一体となっている内容物一体型封筒に関するものである。
封筒には種々のものがあるが、現在、もっとも多く使用されているのは、表表紙となる上部と底部に舌片(フラップ)を設けた本体部を巻いて端で重ねて糊付け(接着)し、底部の舌片を折り返して接着している巻き封筒である。これによると、底部が表表紙と裏表紙及び舌片の三枚重ねになり、他の部分と段差が生ずることになる。したがって、パソコンで宛名書き等をするときにプリンタの給紙機能が阻害されてうまく給紙できないといったことがある。
また、封筒に封入片に入れる作業が必要になるし、このとき、封筒と封入片の組み合わせを間違えないようにする必要もある。このため、下記特許文献1には、所謂、折り畳み封筒と呼ばれる封筒と封入片とが一体になったものが提案されている。これは、マージナルゾーンの本紙との境目付近にミシン目を形成し、複数の本紙に所要の事項を印刷して折り畳み、各々のマージナルゾーンを接着するとともに、一番上に来る本紙を表表紙として宛名等を記入するものである。
しかし、これによると、本紙の数が多いと、ミシン目ですべての本紙を手で分離できないことがあり、結局は鋏等で切り離さなければならないことになる。また、本紙とマージナルソーンの境目付近にはミシン目が形成されているから、搬送(郵送)中に切り離されることもある。さらには、表表紙が舌片で折り返されておらず、封筒という概念と違って違和感を覚えるといったことがある。
特開平07−214951号公報
本考案は、表表紙には舌片があってここを接着するといった通常の封筒の体裁をとるとともに、底部には折り返し片を設けないから、プリンタでも給紙できるようにしたものである。さらに、封入片と封筒とを一体にし、入れ間違いや散逸を防いだものである。
以上の課題を解決するため、本考案は、請求項1に記載した、封をする舌片が上辺に連続する表表紙と、表表紙と同じ幅でその底片に連続し、底辺を折り返したときに舌片下までの長さを有する裏表紙と、裏表紙より狭い幅で裏表紙の底辺から連続し、裏表紙を折り返したときに裏表紙の底辺までよりも短い長さで適宜の数に折曲可能な封入片とからなる内容物一体型封筒において、封入片を適宜折り畳んで表表紙と裏表紙の間に挿入し、表表紙と裏表紙の側縁及び底縁を封入片にかからない範囲で接着したことを特徴とする内容物一体型封筒を提供したものである。
また、本考案は、以上の封筒において、請求項2に記載した、表表紙に舌片が設けられておらず、表表紙と裏表紙の上縁を接着して封をする手段、請求項3に記載した、裏表紙と封入片との接続部及び封入片の適部にミシン目又は切り取り線が設けられている手段、請求項4に記載した、表表紙と裏表紙の側縁及び底縁を接着した側縁接着ゾーン及び底縁接着ゾーン並びに上縁接着ゾーンの一部又は全部に封入片にかからないようにミシン目が入れてある手段を提供する。
請求項1の考案によると、封入片と封筒とが一体になっているから、製本過程で封入物を封筒に封入でき、封入片を封筒に入れる手間が省ける他、入れ間違いも生じない。また、封筒の底部には折り返し部がないから、他の部分とで段差が生ぜず、プリンタで給紙できる。したがって、封入物を封筒に入れる前も入れた後も表表紙の宛名書き等をパソコンで記入できる。さらには、封筒の上部には舌片が折り返されて普通の封筒の体裁をしており、違和感がない。請求項2の手段によると、舌片が存在しないから、表面に段差が生じず、プリンタの給紙機能に悪影響を及ぼさない。請求項3の手段にると、封筒と封入片及び封入片同士の切り離しが容易であるし、請求項4の手段によると、封筒の開封が容易になる。
本考案に係る内容物一体型封筒の封入片を挿入した状態の斜視図である。 本考案に係る内容物一体型封筒の一部を剥がし、封入片を引き出して展開させた状態の斜視図である。 本考案に係る内容物一体型封筒の製本過程を示す斜視図である。 本考案に係る内容物一体型封筒の製本過程を示す斜視図である。 本考案に係る内容物一体型封筒の封入片を挿入した状態の他の例の斜視図である。
以下、本考案の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本考案に係る内容物一体型封筒(以下、一体型封筒という)に封入片を挿入した状態の斜視図、図2は表表紙の舌片と裏表紙の上部の一部を剥がし、封入片を引き出して展開させた状態の斜視図であるが、以下、完成された図1の状態を基準として説明する。封筒1は、同じ幅の一枚の紙片を底辺2で折り曲げる表表紙3と裏表紙4からなる。これにおいて、表表紙3の上辺には封緘するときの舌片(フラップ)5がその分だけ長く設けられているが、底部では舌片5は設けられていない。
封入片6は、裏表紙4の底辺(接続部という)から連続するもので、何枚かに折り畳める長さを有している。この場合、封入片6は裏表紙4等の幅よりも狭くなっており、全部を展開した状態ではT字形をしている。これは、側縁を側縁接着ゾーン8とするためで、封入物6をこの側縁接着ゾーン8に噛み込ませないためである。同様に、底縁も底縁接着ゾーン9を有するから、封入片6の折り畳んだ長さはこの底縁接着ゾーン9にかからない長さになっている。なお、開封したときに裏表紙4から封入片6が容易に切り離せるように、頂片7にはミシン目7aを設けるのが好ましい。同様に、封入片6の折曲部10も、必ず切り離す場合はミシン目とするのが適する。
次に、以上の一体型封筒の製本工程を説明する。図3、図4はその状態を示す斜視図であるが、まず、表表紙3には舌片5を形成し、その底辺2に裏表紙4を連続させる。このとき、裏表紙4の底辺であって、完成されたときには頂片7となる部分から封入片6を連続させておく。なお、頂片7の部分には、上記したようにミシン目7aを入れておくし、封入片6は側縁接着ゾーン8にかからないように幅狭のものにしておく。本例では、封入片6を二枚とし、その中間部分を折曲部10として折り返しているが、枚数はこれに限らない。また、この封筒1は横長であるが、縦長のものであってもよい。さらに、折曲部10或いはその他の個所で必ず切り離す場合にはミシン目にしておくのが適する。加えて、折り畳んだ場合の封入片6の長さは底縁接着ゾーン9にかからない長さにしておくのは上記したとおりである。
以上の表表紙3、裏表紙4及び封入片6を展開した状態でトムソンで打ち抜く。次いで、封入片6をその折曲部10で上方側に折り返し(図3)。さらに、この状態の封入片6を頂片7の部分で上方に折り返す(図4)。こうすると、封入片6は折り重なった状態で裏表紙4の上に乗っかった状態になる。そこで、表表紙3を底辺2の部分で折り返し、封入片6を表表紙3と裏表紙4とで包む。
このような形態をしている一体型封筒は、折曲線として表表紙3と裏表紙4の境であるaと、裏表紙4と封入片6の境であるbと、封入片6同士の折り畳み個所であるcとからなるから(舌片5も含めればd)、この点で、トムソンで打ち抜いたものを折り装置や接着装置をコンベアの傍に設けておけば、機械的に完成品にまで持って行ける。さらに、表表紙3や封入片6に所定の事項が既に印刷してあるものであれば、封緘までを自動で行える。
なお、封入片6を閉じ込めた表表紙3と裏表紙4の側縁や底縁はそれぞれ側縁接着ゾーン8と底縁接着ゾーン9で接着する必要があるから(場合によっては舌片5の接着も)、接着剤を塗布する必要があるが、上記した工程の適宜なときに塗布すればよい。以上により、舌片5を折り返して裏表紙4に接着すれば、図1の完成された姿になる。なお、図示は省略するが、開封を容易にするために、各接着ゾーン8、9の境目付近にミシン目を形成することもある。
ところで、封入片6や表表紙3或いは裏表紙4には所定の事項を印刷(又は手書き)するが、これは、予め印刷しておいてもよいし、でき上がってから印刷(又は手書き)してもよい。このとき、この一体型封筒の段差は展開した状態では存在しないから、プリンタで給紙できることになり、パソコンで記入できる。また、封入片6を内挿した状態でも、段差は表面に飛び出ないから、同じくプリンタで給紙でき、宛名等をパソコンで記入できる。なお、この一体型封筒は、一方通行の送信でもよいし、回答を要する送信であってもよい。
この点で、DMのように画一した事項を印刷して封入片6とし、宛名をパソコンで記入する場合等に最適である。また、予め印刷しておけば、封緘した状態まで一気に製本できる。このとき、封入片6や表表紙3等は一体になっているから、入れ忘れもないし、予め宛名等を印刷してあるものでも、中身との組み合わせを間違えることはない。さらに、開封した場合でも、切り離さない限りは互いが散逸することもない。回答を要する送信の場合は、封入片6の一部を切り離し、 ファックスやスキャンをしてのEメールの添付書類或いは封筒に入れたりハガキの態様で回答すればよい。特に、封書による回答によれば、往信も返信も第三者の目に触れることはないから、個人情報の漏洩が阻止される。
以上は基本的な形態であるが、この他、封入片6は表表紙3に連続させたものであってもよい。この場合は、舌片5の部分で封入片6が一部重複するが、この部分を印刷又は書き入れしなければよい。これによれば、折曲又は接着の自由度が増し、製本がより容易になる。
また、図示は省略するが、表表紙3に舌片5を設けないものも考えられる。これによると、封入片6を内挿した状態でも、舌片5の部分で段差を生じさせず、プリンタの給紙機能に悪影響を及ぼさない。ただ、この場合、表表紙3と裏表紙4の上縁の長さをほぼ揃え、ここを接着して封緘することになる。また、上縁接着ゾーン(図示省略)の境目にミシン目11を入れることがあるのも上記したとおりである。
1 封筒
2 底辺
3 表表紙
4 裏表紙
5 舌片
6 封入片
7 頂片
7a ミシン目
8 側縁接着ゾーン
9 底縁接着ゾーン
10 折曲部
11 ミシン目

Claims (4)

  1. 封をする舌片が上辺に連続する表表紙と、表表紙と同じ幅でその底片に連続し、底辺を折り返したときに舌片下までの長さを有する裏表紙と、裏表紙より狭い幅で裏表紙の底辺から連続し、裏表紙を折り返したときに裏表紙の底辺までよりも短い長さで適宜の数に折曲可能な封入片とからなる内容物一体型封筒において、封入片を適宜折り畳んで表表紙と裏表紙の間に挿入し、表表紙と裏表紙の側縁及び底縁を封入片にかからない範囲で接着したことを特徴とする内容物一体型封筒。
  2. 表表紙に舌片が設けられておらず、表表紙と裏表紙の上縁を接着して封をする請求項1の内容物一体型封筒。
  3. 裏表紙と封入片との接続部及び封入片の適部にミシン目又は切り取り線が設けられている請求項1又は2の内容物一体型封筒。
  4. 表表紙と裏表紙の側縁及び底縁を接着した側縁接着ゾーン及び底縁接着ゾーン並びに上縁接着ゾーンの一部又は全部に封入片にかからないようにミシン目が入れてある請求項1〜3いずれかの内容物一体型封筒。
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