JP6523544B1 - 返信物付き印刷物 - Google Patents

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Abstract

【課題】1枚のシート本体であっても、複数の返信を行うことが可能な返信物付き印刷物を提供する。【解決手段】シート本体からの取り外しが可能な返信物領域を有する封筒付きチラシ1であって、返信物領域となる封筒領域3A,3Bは、シート本体2に繋がって複数、設けられる。また、シート本体には、封筒領域に封入する申込書領域21A,21Bが封筒領域3A,3Bと同じ数だけ設けられている。さらに、複数の封筒領域は、シート本体の片側に並んで設けられる。【選択図】図1

Description

本発明は、各種申し込みや広告などのために配布される返信を必要とするリーフレット又は雑誌や本の綴込みなどに使用される、封筒やはがきなどの返信物用の領域が設けられた返信物付き印刷物に関するものである。
特許文献1,2に開示されているように、住所変更届、講座の申込書、アンケートなどの返信が必要な書類を配布する際に、記入方法の説明や宛先などの返信情報に関する記載だけでなく、返信用の封書用紙やはがきを一体にして配布することが知られている。
例えば特許文献1に開示された封書用紙付き帳票は、シートの左半分が封筒となる封書領域となっており、右半分は記入方法に関する説明などの情報が記載される領域となっている。また、特許文献2には、広告用チラシやアンケート用紙などの印刷用紙の右下欄に、返信用のはがき部又は封書部が設けられた印刷物が開示されている。
特開2010−12701号公報 特開2006−76071号公報
しかしながら特許文献1,2に開示された封書用紙付き帳票等は、返信用の封筒やはがきが、1枚のシートに1通しかついていない。ところが、リーフレット(チラシ)に書かれている内容が気に入って、同じ申し込みを知人などと一緒に行いたい場合や、複数の宛先に返信書類を送りたい場合などは、同じ内容のチラシを何枚も確保しなければならなくなる。
そこで、本発明は、1枚のシート本体であっても、複数の返信を行うことが可能な返信物付き印刷物を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の返信物付き印刷物は、シート本体からの取り外しが可能な返信物領域を有する返信物付き印刷物であって、前記返信物領域は、前記シート本体に繋がって複数、設けられることを特徴とする。
ここで、前記返信物領域は、封筒が形成される封筒領域であるとともに、前記シート本体には、前記封筒領域に封入する申込書領域が前記封筒領域と同じ数だけ設けられている構成とすることができる。また、前記返信物領域は、はがきが形成されるはがき領域であってもよい。
さらに、複数の前記返信物領域は、前記シート本体の片側に並んで設けられる構成とすることができる。また、複数の前記返信物領域は、前記シート本体の両側にそれぞれ設けられる構成とすることもできる。
また、複数の前記返信物領域は、複数のページを形成する前記シート本体のそれぞれに設けられる構成とすることができる。さらに、複数の前記返信物領域は、前記シート本体の中間部に設けられる構成とすることもできる。
このように構成された本発明の返信物付き印刷物は、シート本体からの取り外しが可能な返信物領域が、シート本体に繋がって複数、設けられている。このため、同じ申し込みを知人などと一緒に行いたい場合や、複数の宛先に返信書類を送りたい場合などに、1枚の返信物付き印刷物を確保しておくだけで、複数の返信を行うことができる。
また、返信物領域が封筒領域である場合は、同じ内容の申込書領域を複数設けたり、異なる内容の申込書領域を設けたりして、それぞれ記入された申込書をそれぞれ封筒に封入して返信することが簡単にできる。また、このような返信物領域は、はがきが形成されるはがき領域であってもよい。
本発明の実施の形態の封筒付きチラシの構成を示した説明図である。 封筒付きチラシの第1面の構成を説明する展開図である。 封筒付きチラシの第2面の構成を説明する展開図である。 封筒付きチラシから1通の封筒を切り離した状態を示した説明図である。 封筒付きチラシから切り離された申込書を封筒に封入する手順を示した説明図である。 実施例1の封筒付きチラシの構成を示した説明図である。 実施例2のはがき付きチラシの構成を示した説明図である。 実施例3の封筒付きチラシの構成を説明する展開図である。 実施例3の封筒付きチラシの構成を示した説明図である。 実施例4の封筒付きチラシの構成を説明する斜視図である。 実施例4の別の封筒付きチラシの構成を説明する図であって、(a)は外側のシート本体の展開図、(b)は内側のシート本体の展開図である。 実施例5の封筒付きチラシの構成を説明する展開図である。 実施例5の封筒付きチラシの構成を示した説明図である。 実施例6の封筒付きチラシの構成を説明する展開図である。 実施例6の封筒付きチラシの構成を示した説明図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態の返信物付き印刷物としての封筒付きチラシ1の構成を示した説明図である。また、図2,図3は、封筒付きチラシ1の構成を説明する展開図であって、図2は第1面を示し、図3は第1面の裏側となる第2面を示している。
この封筒付きチラシ1は、図1に示すように、シート本体2と、そのシート本体2に連続して繋がって設けられる複数の返信物領域としての封筒領域3A,3Bとによって、主に構成される。また、シート本体2には、複数の申込書領域21A,21Bと、残置領域22とが設けられる。
封筒付きチラシ1は、図2,3の展開図に示すように、例えば略長方形のシート状の上質紙などの紙に形成される。例えば、帯状の長方形の紙の左端に、残置領域22が略長方形に形成される。そして、ミシン目などの切取り線11を挟んだ右側に、2つの申込書領域21A,21Bがそれぞれ略長方形に形成される。
この申込書領域21A,21B間にも、ミシン目などの切取り線11が設けられる。さらに、申込書領域21Bの右側には、ミシン目などの切取り線12を挟んで、封筒領域3A,3Bが縦に並んで設けられる。
封筒領域3A,3Bは、図2では山折り、図3では谷折りとなる折目16で2つ折りにすることで封筒30(図1,図4参照)が形成される領域である。図2には、封筒領域3A,3Bの外面となる表面31と裏面32が図示され、表面31が宛名面となる。
一方、図3は、封筒領域3A,3Bの内面34A,34B側を図示している。内面34A,34B側には、略長方形の封筒30の長辺側となる封筒領域3A,3Bの縁部に、それぞれ接着層41A,41B,42A,42B,43A,43Bが設けられる。これらの接着層41A,41B,42A,42B,43A,43Bは、接着剤(接着糊)を塗布することによって形成される。この接着剤には、接着力の強い材料が使用され、接着後に剥離させることはない。
接着層41A,41Bは、封筒30の長辺側の縁部となる箇所と切端領域14とに跨って形成される。切端領域14と封筒領域3Bとの境界には、ミシン目などの切取り線13が設けられる。
また、接着層42A,42Bは、封筒領域3A,3B間に跨って形成される。封筒領域3A,3B間の境界には、ミシン目などの切取り線13が設けられる。さらに、接着層43A,43Bは、封筒領域3Aの長辺側の他方の縁部に沿って設けられる。なお、封筒30の底部は、折目16によって塞がれるため、接着層を設ける必要がない。
帯状の紙の右端に設けられる封筒領域3A,3Bの裏面32(内面34B)となる幅は、表面31(内面34A)となる幅よりも短く形成されている。すなわち図2に示したように、展開された封筒領域3A,3Bを折目16で折り曲げると、紙の右端の側縁15が切取り線12より封筒領域3A,3Bの内側に位置することになる(2点鎖線参照)。この側縁15と切取り線12との間が、封筒30の蓋部33となる。
上述した切取り線11,12,13は、ダイカッタなどによってミシン目状に等間隔で切り込みを入れることによって形成される。なお、切取り線11,12,13は、ミシン目にすることもできるが、点状にアンカット部が残されるように切り込み(カット部)を入れることによっても形成することができる。
シート本体2及び封筒領域3A,3Bが設けられる紙は、長方形に形成された1枚の紙片であって、両面に図や文字情報などの印刷が施される。例えば残置領域22には、申込書領域21A,21Bの記入方法、封筒領域3A,3Bの利用方法、広告などの情報や図などを印刷しておくことができる。
また、封筒領域3A,3Bの表面31及び裏面32には、封筒30の返信者の負担を減らすことが可能となるように、宛先などの必要事項を予め印刷しておくことができる。さらに、封筒領域3A,3Bの内面34A,34Bには、薄い紙を使用していても内部が透けて見えないように、ランダムの文字などの印刷を一面に施しておくことができる。
また、申込書領域21A,21Bにも、封筒30に封入される申込書210(図1,図5参照)に、返信者の負担を減らすことが可能となるような必要事項を予め印刷しておくことができる。
次に、本実施の形態の封筒付きチラシ1の製作方法及び使用方法について説明する。
まず、ロール紙から紙を引き出し、両面印刷機によって紙の両面に印刷を行う。すなわち紙に対して、封筒領域3A,3Bの表面31、裏面32及び内面34A,34B、並びに申込書領域21A,21B及び残置領域22に必要な印刷のすべてをこの工程で行う。
印刷後に、図3に示すように、封筒領域3A,3B及び切端領域14の必要な箇所に接着剤を塗布することで、接着層41A,41B,42A,42B,43A,43Bを設ける。続いて、切取り線11−13とする位置に、それぞれダイカッタで設定された箇所に切り込みを入れる。
さらに、右端の側縁15近傍の折目16で折り曲げることで、封筒領域3A,3Bが2つの封筒30,30に形成される(図1参照)。そして、切取り線11,11,12で適宜、山折り又は谷折りに折り曲げられた状態で、新聞の折込み広告などのリーフレット(チラシ)として利用者に配布される。
この封筒付きチラシ1を受け取った利用者は、折り畳まれた封筒付きチラシ1を開いて、残置領域22に印刷された文字や図などの情報に関心を持った人は、申込書210を送ろうと考える。そして、封筒30を使って返信しようとする利用者は、封筒付きチラシ1から図4に示すように封筒30を取り外す。
さらに、封筒付きチラシ1から申込書領域21Aの申込書210を取り外し、申込書210に必要事項を記入して、図5に示すように、封筒30の大きさに合わせて折り畳む。そして、折り畳まれた申込書210を封筒30に入れ、蓋部33を閉じて裏面32に貼り合わせる。
このような封筒付きチラシ1において、申込書210の封筒30による返信は、通常、1通分あれば足りる。しかしながらこの申込内容を気に入った利用者が、家族や友人などに知らせて、同様に申し込みたい場合がある。そのようなときに、再度、申込書を入手するのは手間がかかり、知人への紹介を断念してしまうおそれがある。
このようなときに本実施の形態の封筒付きチラシ1には、2組の申込書210,210と封筒30,30とが備わっているため、利用者の分と同じように、残った申込書領域21Bと封筒領域3Bとを使用して、知人の分の申し込みを簡単に行うことができる。
次に、本実施の形態の封筒付きチラシ1の作用について説明する。
このように構成された本実施の形態の封筒付きチラシ1は、シート本体2からの取り外しが可能な封筒領域3A,3Bが、シート本体2に繋がって複数、設けられている。このため、同じ申し込みを知人などと一緒に行いたい場合でも、1枚の封筒付きチラシ1によって、利用者と知人の両方の申し込みの返信を、それぞれ行うことができる。
また、封筒付きチラシ1が、異なる内容となる複数種類の申し込みを行うものであって、申込書210,210毎に封筒30,30に封入して返信しなければならない場合や、複数の宛先がある場合なども、1枚の封筒付きチラシ1を確保しておくだけで、複数の返信を行うことができる。
このように複数の封筒領域3A,3Bを設けておくことで、1枚の封筒付きチラシ1によって複数の返信が得られるようになるので、封筒30の返信率を向上させることができるようになる。
以下、前記した実施の形態とは別の形態の実施例1について、図6を参照しながら説明する。なお、前記実施の形態で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については、同一符号又は同一用語を使って説明する。
本実施例1で説明する返信物付き印刷物としての封筒付きチラシ1Aには、3通の封筒350,350,350が設けられる。すなわち封筒付きチラシ1Aは、シート本体2Aと、そのシート本体2Aに連続して繋がって設けられる複数の返信物領域としての封筒領域35A,35B,35Cとによって、主に構成される。
このシート本体2Aには、複数の申込書領域25A,25B,25Cが設けられる。すなわちシート本体2Aのすべてが、3通の申込書領域25A,25B,25Cとなる。そして、これらの申込書領域25A,25B,25Cの3通の申込書250,250,250は、それぞれ3通の封筒350,350,350に封入して返信することができる。
このように返信物付き印刷物は、上記実施の形態で説明した2通の封筒領域3A,3Bが設けられた封筒付きチラシ1に限定されず、3通の封筒領域35A,35B,35Cが設けられた封筒付きチラシ1Aなど、3通以上の封筒領域がシート本体に繋がって設けられる構成にすることができる。
なお、他の構成及び作用効果については、前記実施の形態又は他の実施例と略同様であるので説明を省略する。
以下、前記した実施の形態及び実施例1とは別の形態の実施例2について、図7を参照しながら説明する。なお、前記実施の形態又は他の実施例で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については、同一符号又は同一用語を使って説明する。
本実施例2で説明する返信物付き印刷物としてのはがき付きチラシ5は、返信物がはがき520である点で、返信物が封筒30,350である前記実施の形態及び実施例1の封筒付きチラシ1,1Aとは異なっている。
本実施例2のはがき付きチラシ5は、シート本体51と、そのシート本体51に連続して繋がって設けられる複数の返信物領域としてのはがき領域52A,52Bとによって、主に構成される。また、シート本体51には、残置領域53が設けられる。
はがき付きチラシ5は、例えば略長方形のシート状の上質紙などの紙に形成される。例えば、帯状の長方形の紙の左右の両端に、はがき領域52A,52Bが形成される。このはがき領域52A,52Bは、上述した封筒領域3A,3Bのように2つ折りにして紙を重ねた2層構造であっても、1層構造であってもよい。
略長方形の帯状の紙は、例えば略長方形の4つの領域に折目55,・・・によって区切られる。そして、左右の両端の領域には、はがき領域52A,52Bと切端領域56,56とがそれぞれ設けられる。
はがき領域52A,52Bと切端領域56,56とは、ミシン目などの切取り線54によって区切られる。切端領域56及び残置領域53には、はがき領域52A,52Bの利用方法、申込内容や広告などの情報や図などが印刷される。
このようなはがき付きチラシ5は、折目55,55,55で適宜、山折り又は谷折りに折り曲げられた状態で、新聞の折込み広告などのリーフレット(チラシ)として利用者に配布される。
そして、このはがき付きチラシ5を受け取った利用者は、折り畳まれたはがき付きチラシ5を開いて、残置領域53や切端領域56に印刷された文字や図などの情報に関心を持った人は、はがき520を送ろうと考える。
はがき520を返信しようとする利用者は、はがき付きチラシ5からはがき領域52Aのはがき520を取り外し、必要事項を記入して、はがき520を返信する。通常、返信用のはがき520は、1通分あれば足りるが、家族や友人などに知らせて、同様に申し込みたい場合がある。
そのようなときに、再度、申込用のはがき520を入手するのは手間がかかり、知人への紹介を断念してしまうおそれがあるが、はがき付きチラシ5に2組のはがき520,520が備わっていれば、利用者の分と同じように、残ったはがき領域52Bを使用して、知人の分の申し込みを簡単に行うことができる。
このように複数のはがき領域52A,52Bを設けておくことで、1枚のはがき付きチラシ5によって複数の返信が得られるようになるので、はがき520の返信率を向上させることができるようになる。
なお、他の構成及び作用効果については、前記実施の形態又は他の実施例と略同様であるので説明を省略する。
以下、前記した実施の形態及び実施例とは別の形態の実施例3について、図8,図9を参照しながら説明する。なお、前記実施の形態又は他の実施例で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については、同一符号又は同一用語を使って説明する。
本実施例3で説明する返信物付き印刷物としての封筒付きチラシ6は、返信物となる封筒620,620が横に並んで設けられる点で、封筒30,350が縦に並んで設けられる前記実施の形態及び実施例1の封筒付きチラシ1,1Aとは異なっている。
本実施例3の封筒付きチラシ6は、図9に示すように、シート本体61と、そのシート本体61に連続して繋がって設けられる複数の返信物領域としての封筒領域62A,62Bとによって、主に構成される。また、シート本体61には、複数の申込書領域611A,611Bと、残置領域612とが設けられる。
封筒付きチラシ6は、図8の展開図に示すように、例えば略長方形のシート状の上質紙などの紙に形成される。例えば、帯状の長方形の紙の左端に、残置領域612が略長方形に形成される。そして、ミシン目などの切取り線64Aを挟んだ右側に、2つの申込書領域611A,611Bがそれぞれ略長方形に形成される。
さらに、申込書領域611Bの右側には、ミシン目などの切取り線64Bを挟んで、封筒領域62A,62Bが横に並んで設けられる。封筒領域62A,62Bは、谷折りとなる折目65で2つ折りにすることで封筒620,620が形成される領域である。
この封筒領域62A,62Bの縁部には、それぞれ接着層63A,63Bが設けられる。また、封筒領域62A,62Bの上方の切端領域66にも接着層63Cが設けられる。なお、封筒領域62Bの底部は、折目65によって塞がれるため、接着層を設ける必要がない。これらの接着層63A−63Cは、接着剤(接着糊)を塗布することによって形成される。この接着剤には、接着力の強い材料が使用され、接着後に剥離させることはない。
切端領域66と封筒領域62A,62Bとの境界には、ミシン目などの切取り線64Cが設けられる。展開された封筒領域62A,62Bを折目65で折り曲げると、紙の右端の側縁613が切取り線64Bと重なって、縦向きの封筒620,620が横に2つ並んだ封筒付きチラシ6が製作される。この縦向きの封筒620には、例えば切取り線64B(側縁613)側に蓋部621が設けられる。
図9に示した封筒付きチラシ6は、側縁613の位置で山折りされるとともに、切取り線64A,64Aで谷折りに折り曲げられた状態で、新聞の折込み広告などのリーフレット(チラシ)として利用者に配布される。
このように複数の封筒620,620が横に並ぶ封筒付きチラシ6であっても、接着層63A−63Cを設けた後で、1箇所の折目65を谷折りに折り曲げるだけで、容易に製作することができる。
なお、他の構成及び作用効果については、前記実施の形態又は他の実施例と略同様であるので説明を省略する。
以下、前記した実施の形態及び実施例とは別の形態の実施例4について、図10,図11を参照しながら説明する。なお、前記実施の形態又は他の実施例で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については、同一符号又は同一用語を使って説明する。
本実施例4で説明する返信物付き印刷物としての封筒付きチラシ7は、返信物となる封筒720,720が、複数のページを形成するシート本体71A,71Bのそれぞれに設けられる。すなわち、本実施例4の封筒付きチラシ7は、図10に示すように、複数のシート本体71A,71Bと、それらのシート本体71A,71Bにそれぞれ連続して繋がって設けられる返信物領域としての封筒領域72A,72Bとによって、主に構成される。
外側に配置されるシート本体71Aと、その中に綴じ込まれるシート本体71Bとは、接合線76の位置で接着層73Bを介して一体化される。封筒領域72A,72Bは、シート本体71A,71Bの右端を谷折りとなる折目75A,75Bで2つ折りにすることで封筒720,720が形成される領域である。
この封筒領域72A,72Bの縁部には、それぞれ接着層73Aが設けられる。封筒領域72A,72Bの底部は、折目75A,75Bによって塞がれるため、接着層を設ける必要がない。また、必要に応じて、封筒領域72A,72B以外のシート本体71A,71Bの領域に、申込書領域などが設けられる。
一方、図11で説明する別の形態の封筒付きチラシ7Aは、複数のシート本体71C,71Dと、それらのシート本体71C,71Dにそれぞれ連続して繋がって設けられる返信物領域としての封筒領域72C,72Dとによって、主に構成される。
図11(a)は、外側に配置されるシート本体71Cの構成を示し、図11(b)は、内側に配置されるシート本体71Dの構成を示している。これらのシート本体71C,71Dは、シート本体71Cの左端の接着層73Eの上にシート本体71Dの左端(側縁711)を重ねて接合させることで一体化される。
また、封筒領域72C,72Dは、シート本体71C,71Dの右端を谷折りとなる折目75C,75Dで2つ折りにすることで封筒720,720が形成される領域である。この封筒領域72C,72Dの縁部には、それぞれ接着層73C,73Dが設けられる。封筒領域72C,72Dの底部は、折目75C,75Dによって塞がれるため、接着層を設ける必要がない。
このようにして製作された封筒付きチラシ7(7A)は、接合線76(切取り線74C,74Dと折目75E)で谷折りに折り曲げられた状態で、新聞の折込み広告などのリーフレット(チラシ)として利用者に配布される。
このように複数のシート本体71A,71B(71C,71D)を綴じ合わせるように接合させる場合であっても、それぞれのページに封筒領域72A,72B(72C,72D)が設けられた封筒付きチラシ7(7A)にすることができる。
なお、他の構成及び作用効果については、前記実施の形態又は他の実施例と略同様であるので説明を省略する。
以下、前記した実施の形態及び実施例とは別の形態の実施例5について、図12,図13を参照しながら説明する。なお、前記実施の形態又は他の実施例で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については、同一符号又は同一用語を使って説明する。
本実施例5で説明する返信物付き印刷物としての封筒付きチラシ8は、返信物となる封筒820,820が中央に縦に並んで設けられる点で、封筒が端部に設けられる前記実施の形態及び他の実施例とは異なっている。
本実施例5の封筒付きチラシ8は、図13に示すように、シート本体81と、そのシート本体81の中央に連続して繋がって設けられる複数の返信物領域としての封筒領域82A,82Bとによって、主に構成される。
封筒付きチラシ8は、図12の展開図に示すように、例えば略長方形のシート状の上質紙などの紙に形成される。例えば、帯状の長方形の紙の中間部に、ミシン目などの切取り線84A,84Aが対になって平行に設けられ、その切取り線84A,84A間が封筒領域82A,82Bとなる。
封筒820,820の表面821A,821Bとなる部分は、シート本体81の右端から切り取られる。すなわち、除去部86と表面821A,821Bとは、シート本体81から切り離される。切り離される表面821A,821Bは、後述するように封筒820,820の1層に形成される領域である。
この封筒領域82A,82Bの縁部には、それぞれ接着層83A,83Bが設けられる。これらの接着層83A,83Bは、接着剤(接着糊)を塗布することによって形成される。この接着剤には、接着力の強い材料が使用され、接着後に剥離させることはない。一方、除去部86の左側には、接着層83Cが設けられる。この接着層83Cは、貼り付け後に簡単に剥離することが可能な剥離糊によって形成される。
封筒領域82A,82B間には、ミシン目などの切取り線84Bが設けられる。切り離された表面821A,821Bを、図13に示すように、側縁811Aが右側の切取り線84Aの上に重ねられるように配置することで、中央に封筒820,820が縦に並んだ封筒付きチラシ8が製作される。この縦向きの封筒820には、例えば側縁811A側に蓋部822が設けられる。また、必要に応じて、封筒領域82A,82B以外のシート本体81の領域に、申込書領域などが設けられる。
このようにして製作された封筒付きチラシ8は、折目85の位置で谷折りされるとともに、側縁811B周辺が接着層83Cに貼り付けられた状態で、新聞の折込み広告などのリーフレット(チラシ)として利用者に配布される。
このように中間部に複数の封筒820,820が縦に並ぶ封筒付きチラシ8であっても、1枚のシート本体81用の紙片から容易に製作することができる。
なお、他の構成及び作用効果については、前記実施の形態又は他の実施例と略同様であるので説明を省略する。
以下、前記した実施の形態及び実施例とは別の形態の実施例6について、図14,図15を参照しながら説明する。なお、前記実施の形態又は他の実施例で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については、同一符号又は同一用語を使って説明する。
本実施例6で説明する返信物付き印刷物としての封筒付きチラシ9は、返信物となる封筒920が横に3つ並んで設けられる点で、封筒350が縦に3つ並んで設けられる前記実施例1の封筒付きチラシ1Aとは異なっている。
本実施例6の封筒付きチラシ9は、図15に示すように、シート本体91と、そのシート本体91に連続して繋がって設けられる複数の返信物領域としての封筒領域92A,92B,92Cとによって、主に構成される。
封筒付きチラシ9は、図14の展開図に示すように、例えば略長方形のシート状の上質紙などの紙に形成される。シート本体91の右側には、ミシン目などの切取り線94Aを挟んで、封筒領域92A,92B,92C及びその裏面921A,921B,921Cとなる領域が横に並んで設けられる。封筒領域92A,92B,92Cは、谷折りとなる折目95で2つ折りにすることで封筒920,920,920が形成される領域である。
この封筒領域92A,92B,92Cの縁部には、それぞれ接着層93A,93B,93Cが設けられる。また、封筒領域92A−92Cの上方の切端領域96にも、必要に応じて接着層が設けられる。また、必要に応じて、封筒領域92A−92C以外のシート本体91の領域に、申込書領域などが設けられる。
切端領域96と封筒領域92A−92Cとの境界には、ミシン目などの切取り線94Bが設けられる。展開された封筒領域92A−92Cを折目95で折り曲げると、紙の右端の側縁911が左端の切取り線94Aと重なって、縦向きの封筒920,920,920が横に3つ並んだ封筒付きチラシ9が製作される。この縦向きの封筒920には、例えば切取り線94B側に蓋部922が設けられる。
図15に示した封筒付きチラシ9は、側縁911の位置で谷折りに折り曲げられた状態で、新聞の折込み広告などのリーフレット(チラシ)として利用者に配布される。
このように3つ以上の封筒920,・・・が横に並ぶ封筒付きチラシ9であっても、接着層93A−93Cを設けた後で、1箇所の折目95を谷折りに折り曲げるだけで、容易に製作することができる。
なお、他の構成及び作用効果については、前記実施の形態又は他の実施例と略同様であるので説明を省略する。
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態及び実施例に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、前記実施の形態及び実施例では、新聞の折込み広告として封筒付きチラシ1,1A,6,7,7A,8,9及びはがき付きチラシ5を使用する場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば住戸の郵便受けに投函されるリーフレット(チラシ)、街頭や店頭で配布されるリーフレット(チラシ)、又は雑誌や本の綴込みなどに本発明の返信物付き印刷物を使用することができる。
また、前記実施の形態及び実施例では、ミシン目や点状のアンカット部及びカット部によって形成される切取り線11−13,54,64A−64C,74A−74D,84A,84B,94A,94Bがある場合について説明したが、これに限定されるものではなく、切り離す箇所に破線などが印刷されただけの切り離し部であってもよい。
さらに、前記実施の形態及び実施例1,3−6の返信物を封筒30,350,620,720,820,920としたが、これに限定されるものではなく、封筒付きチラシ1,1A,6,7,7A,8,9と同様の形態で、はがきが返信物であってもよい。また、これとは逆に、実施例2の返信物をはがき520としたが、これに限定されるものではなく、はがき付きチラシ5と同様の形態で、封筒が返信物であってもよい。
1,1A :封筒付きチラシ(返信物付き印刷物)
2,2A :シート本体
21A,21B:申込書領域
25A−25C:申込書領域
30 :封筒
3A,3B :封筒領域(返信物領域)
350 :封筒
35A−35C:封筒領域(返信物領域)
5 :はがき付きチラシ(返信物付き印刷物)
51 :シート本体
52A,52B:はがき領域(返信物領域)
6 :封筒付きチラシ(返信物付き印刷物)
61 :シート本体
62A,62B:封筒領域(返信物領域)
7,7A :封筒付きチラシ(返信物付き印刷物)
71A−71D:シート本体
72A−72D:封筒領域(返信物領域)
8 :封筒付きチラシ(返信物付き印刷物)
81 :シート本体
82A,82B:封筒領域(返信物領域)
9 :封筒付きチラシ(返信物付き印刷物)
91 :シート本体
92A−92C:封筒領域(返信物領域)

Claims (3)

  1. シート本体からの取り外しが可能な返信物領域を有する返信物付き印刷物であって、
    前記返信物領域は、前記シート本体に繋がって複数、設けられる封筒が形成される封筒領域であるとともに、前記シート本体には、前記封筒領域に封入する申込書領域が前記封筒領域と同じ数だけ設けられており、
    複数の前記封筒領域は、前記シート本体の片側に並んで設けられるとともに、前記封筒領域の各辺は、切取り線、側縁及び折目のいずれかに接していて、蓋部が設けられる辺以外の前記切取り線及び側縁に接する縁部には接着層が設けられていることを特徴とする返信物付き印刷物。
  2. シート本体からの取り外しが可能な返信物領域を有する返信物付き印刷物であって、
    前記返信物領域は、前記シート本体に繋がって複数、設けられる封筒が形成される封筒領域であるとともに、前記シート本体には、前記封筒領域に封入する申込書領域が前記封筒領域と同じ数だけ設けられており、
    複数の前記封筒領域は、複数のページを形成する前記シート本体のそれぞれの端部に封筒が形成されるとともに、前記封筒に隣接して前記申込書領域が設けられることを特徴とする返信物付き印刷物。
  3. シート本体からの取り外しが可能な返信物領域を有する返信物付き印刷物であって、
    前記返信物領域は、前記シート本体に繋がって複数、設けられる封筒が形成される封筒領域であるとともに、前記シート本体には、前記封筒領域に封入する申込書領域が前記封筒領域と同じ数だけ設けられており、
    複数の前記封筒領域は、前記シート本体の中間部に縦に並ぶように設けられるとともに、前記封筒領域の各辺は、切取り線又は側縁に接していて、蓋部が設けられる辺以外の前記切取り線及び側縁に接する縁部には接着層が設けられていることを特徴とする返信物付き印刷物。
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