JP3167915B2 - プロセス変動に耐える遅延回路 - Google Patents

プロセス変動に耐える遅延回路

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JP3167915B2
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H11/00Networks using active elements
    • H03H11/02Multiple-port networks
    • H03H11/26Time-delay networks
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K5/00Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
    • H03K5/13Arrangements having a single output and transforming input signals into pulses delivered at desired time intervals
    • H03K5/133Arrangements having a single output and transforming input signals into pulses delivered at desired time intervals using a chain of active delay devices

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  • Nonlinear Science (AREA)
  • Pulse Circuits (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遅延回路に関す
る。具体的に言うと、本発明は、遅延回路を製造するプ
ロセスの変動に耐える遅延回路に関する。
【0002】
【従来の技術】論理回路設計での順次データ経路は、競
合状態および他のタイミング問題を克服するために、タ
イミング調節を必要とすることがしばしばである。従来
は、このようなタイミング調節に、所与の信号の伝播時
間を増やすために特定の経路内にバッファまたは遅延回
路を挿入することが含まれた。しかし、既知のバッファ
の性能特性は、そのバッファの製造プロセスのパラメー
タに依存する。既存の論理デバイスの動作速度が高まる
につれて、加工パラメータに関して変化しない既知の遅
延を有するバッファ回路を提供することが必要になっ
た。
【0003】電界効果トランジスタ(FET)デバイス
製造において、その結果のチャネル長は、FETデバイ
スの製造プロセスの特性に従って変化する。FETデバ
イスのチャネル長は、加工結果に従ってΔLだけ公称長
さから変化し、その直列オン抵抗は、同様に、ΔL/
(公称ゲート長)に比例して公称抵抗から変化する。Δ
Lが固定値の場合、変動の比率すなわち(ΔL)/(公
称チャネル長)は、長チャネル長デバイスと対比して短
チャネル長デバイスではるかに大きくなる。短チャネル
長デバイスは、所与のプロセスから使用可能な最小チャ
ネル長(たとえば0.5μm)に対応するチャネル長を
有するFETデバイスを特徴とする。長チャネル長デバ
イスは、所与のプロセスから使用可能な最小チャネル長
より少なくとも1.5倍大きい(たとえば0.75μm
超)チャネル長を有するFETデバイスを特徴とする。
【0004】バッファ回路で、固定容量性負荷を駆動す
るためにあるチャネル長のFETを使用する場合、その
バッファは、出力FETの直列オン抵抗Rおよび容量性
負荷のキャパシタンスCに関連する時定数RCに比例し
た伝播遅延を示す。バッファの伝播遅延がFETの直列
オン抵抗に依存し、加工パラメータに関する直列オン抵
抗の変動の比率が長チャネル長デバイスと対比して短チ
ャネル長デバイスで大きいので、短チャネル長FETを
用いるバッファは、長チャネル長FETを用いるバッフ
ァより、加工パラメータに関してそれに比例して大きい
伝播遅延の変動を示すことになる。したがって、短チャ
ネル長FETを用いるバッファは、その製造プロセスに
大いに依存する伝播遅延を有し、長チャネル長FETを
用いるバッファは、その製造プロセスにごくわずかに依
存する伝播遅延を有する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、製造
プロセスのパラメータ変動に耐え、且つこれから独立の
既知の遅延をもたらす改良された遅延回路を提供するこ
とである。
【0006】本発明のもう1つの目的は、デバイス数の
少ない遅延回路を提供することである。
【0007】本発明のもう1つの目的は、電力消費が最
小の遅延回路を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】これらの目的を推進する
ため、本発明は、遷移型0スタンバイ電流プロセス感知
スタック回路を提供する。この感知スタック回路には、
その製造プロセスの影響に従って、入力信号の遷移中に
限って固定電圧を分割する機能抵抗網が含まれる。この
機能抵抗網の特定の抵抗値は、その製造プロセスのパラ
メータの関数として変化する。
【0009】本発明のもう1つの実施例によれば、遅延
回路に、複数のインバータ、遅延補償デバイスおよびプ
ロセス感知スタックが含まれる。複数のインバータは、
その製造プロセスに依存する最小チャネル長のFETデ
バイスを含む少なくとも1つのインバータを有する。複
数のインバータは、直列シーケンス(直列回路)をな
し、したがって、最小チャネル長FETデバイスのチャ
ネル長に依存する全体伝播遅延を関連付けられている。
複数のインバータは、入力信号を受け取り、インバータ
の伝播遅延を含む、入力信号に関連する出力信号を供給
する。遅延補償デバイスは、複数のインバータから出力
信号を受け取り、受け取った信号に関連するが、プロセ
ス感知スタックの制御信号に従って確立される可変遅延
を含む補償された出力信号を出力端子に供給する。プロ
セス感知スタックは、入力の信号遷移を受け取る時に限
って、プロセス感知スタックのFETデバイスのチャネ
ル長に依存する値の制御信号を供給する。
【0010】本発明のもう1つの実施例によれば、遅延
回路に、インバータのシーケンスが含まれる。このシー
ケンスのうちの1つのインバータは、インバータのシー
ケンスを製造したプロセスの所与のパラメータに直接関
連する伝播遅延を有する。このシーケンスのもう1つの
インバータは、所与のプロセス・パラメータに逆に関連
する伝播遅延を有する。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の遅延回路は、図1のブロ
ックに従って機能する。入力ノード11は、インバータ
10に接続され、インバータ10には、最小チャネル長
のFETが含まれる。最小チャネル長FETのチャネル
長は、そのFETの製造プロセスのパラメータに依存す
る。したがって、加工パラメータの変動につれて、最小
チャネルFETのチャネル長と、それに関連する直列オ
ン抵抗も変化する。最小チャネル長FETの直列オン抵
抗は、インバータ10の出力抵抗をもたらし、これが、
インバータ12の入力の固定容量性負荷を駆動する。イ
ンバータ10の出力抵抗Rとインバータ12の入力キャ
パシタンスCによって、インバータ10の伝播遅延を設
定する時定数RCが定義される。インバータ10を構成
する最小チャネル長FETのチャネル長は、その製造プ
ロセスのプロセス・パラメータに依存するので、インバ
ータ10に関連する伝播遅延も、プロセス・パラメータ
に依存する。
【0012】長チャネルFETだけを含むインバータ1
2は、インバータ10から受け取った信号を反転する。
インバータ12の長チャネルFETに関連する直列オン
抵抗は、インバータ10の最小チャネル長FETほどに
比例して変化するわけではない。したがって、インバー
タ12の出力抵抗は、インバータ10に関連する出力抵
抗とは違って本来一定とみなすことができ、インバータ
12は、インバータ10と比較して、その製造プロセス
・パラメータに関して実質的に固定された伝播遅延をも
たらすとみなすことができる。
【0013】インバータ12の出力は、可変遅延インバ
ータ14に結合され、可変遅延インバータ14は、制御
ノード39で受け取る制御電圧Vcに従って変化する伝
播遅延Tを有する。可変遅延インバータ14の出力は、
FETインバータであるインバータ20およびインバー
タ18の入力に結合された出力ノード41を駆動する。
インバータ18は、最小チャネル長FETデバイスを用
いて製造される。インバータ20のFETのチャネル長
は、所望の遅延をもたらすように選択される。
【0014】プロセス感知スタック16は、2つの入力
信号すなわち、入力ノード11から受け取る主入力信号
と、可変遅延インバータ14からインバータ18経由で
フィードバックされるノード19の副入力信号を受け取
る。インバータ18は、出力ノード41の信号を反転
し、この反転した信号をプロセス感知スタック16の副
入力に送る。副入力に提示される信号は、インバータ1
0、インバータ12、可変遅延インバータ14およびイ
ンバータ18の伝播遅延の組合せだけ遅延した、入力ノ
ード11の入力信号に対応する。
【0015】プロセス感知スタック16は、可変遅延イ
ンバータ14を制御するため制御ノード39に制御電圧
cを供給する分圧器網である。プロセス感知スタック
16の主入力信号と副入力信号は、分圧器網が機能する
時を決定するのに使用される。分圧器網は、主入力の入
力ノード11と副入力のノード19で受け取る電圧が同
一である時には機能しない。しかし、これらの入力が異
なる電圧を有する時には、分圧器網は、制御電圧Vc
供給するために固定電圧を分割する。したがって、プロ
セス感知スタック16の分圧器網は、主入力の入力ノー
ド11と副入力のノード19が異なる電圧を受け取る時
すなわち、入力ノード11で信号遷移を受け取る時だけ
制御電圧Vcを供給する。
【0016】信号遷移を入力ノード11で受け取り、主
入力と副入力の電圧が異なると仮定すると、プロセス感
知スタック16の分圧器網は、固定電圧を分割するよう
適切に機能し、制御電圧Vcを出力する。抵抗15およ
び抵抗17は、プロセス感知スタック16内の分圧器網
の構成を機能的に表す。抵抗17には、その製造プロセ
スのプロセス・パラメータに関して実質的に一定の抵抗
を示す長チャネル長FETが含まれる。その一方で、抵
抗15には、その製造プロセスの加工パラメータに依存
する抵抗値を示す最小長チャネルFETが含まれる。プ
ロセスがワースト・ケース(WC)条件に傾く際には、
最小チャネル長FETのチャネル長が増大し、関連する
抵抗値すなわち、抵抗15の抵抗も増大する。その一方
で、プロセスがベスト・ケース(BC)条件に傾く時に
は、最小チャネル長FETのチャネル長は、それに関連
する抵抗値と共に減少する、すなわち、抵抗15の抵抗
が小さくなる。したがって、制御電圧Vcが最小電圧レ
ベルを有するのは、加工パラメータがワースト・ケース
条件にあり、抵抗15の抵抗値が最大の極値になる時で
ある。その一方で、加工条件がベスト・ケース加工条件
にある時には、抵抗15の抵抗が最小の極値になり、制
御電圧Vcは、可変遅延インバータ14の制御ノード3
9を駆動するための最大電圧レベルになる。
【0017】制御ノード39の制御電圧Vcが最大レベ
ルの時に、可変遅延インバータ14は、その最大遅延を
もたらす。これは、プロセス感知スタック16がベスト
・ケース加工条件を感知した時に発生する。したがっ
て、同一のプロセスによって製造されたインバータ10
のFETは、最短のチャネル長を有し、インバータ10
にその最小伝播遅延をもたらす。もう一方の極端では、
制御電圧Vcが最小電圧レベルの時に、可変遅延インバ
ータ14によってもたらされる遅延が最小になる。これ
は、プロセス感知スタック16が、ワースト・ケース加
工条件を感知した時に発生する。ワースト・ケース加工
条件の下では、インバータ10のFETが、最長のチャ
ネル長を有し、インバータ10は、最大伝播遅延を有す
る。
【0018】ベスト・ケース加工条件の下では、インバ
ータ10は、最小の伝播遅延をもたらし、可変遅延イン
バータ14は、プロセス感知スタック16によって供給
される制御ノード39の最大の制御電圧Vcによって、
最大の伝播遅延をもたらす。逆に、ワースト・ケース加
工条件の下では、インバータ10は、最大の伝播遅延を
有し、可変遅延インバータ14は、プロセス感知スタッ
ク16によって供給される最小の制御電圧Vcによっ
て、最小の伝播遅延をもたらす。したがって、可変遅延
インバータ14の効果は、インバータ10の伝播遅延に
反比例する可変伝播遅延をもたらし、その結果、インバ
ータ10と可変遅延インバータ14の組合せ伝播遅延
が、製造プロセスに無関係に一定になるようにすること
である。この形で、この遅延回路は、製造プロセスの変
動に耐える既知の遅延をもたらすため、プロセス偏差を
補償する。この遅延回路は、プロセスのΔL条件に従っ
て、減少する遅延、固定された遅延、またはわずかに増
加する遅延をもたらすことができる。
【0019】図1の遅延回路の現実化を、図2の概略図
に関連して説明する。まず、インバータ10は、チャネ
ル長0.8μmのP−FET22と、チャネル長0.8
μmN−FET24からなる。これらのFETは、イン
バータ10の出力の立ち上がり時間と立ち下がり時間が
等しくなるようにチャネル幅を調節することによって平
衡化される。P−FET22のゲートとN−FET24
のゲートは、どちらも入力ノード11に結合される。P
−FET22のソースは、正の電圧供給Vddに結合され
る。P−FET22のドレインは、N−FET24のド
レインに結合され、これは、インバータ10の出力とし
て働くノードである。N−FET24は、ソースを接地
されている。P−FET22とN−FET24は、製造
プロセスのパラメータに大きく依存するチャネル特性を
もたらすために、最小チャネル長で設計されている。加
工パラメータがワースト・ケース条件にある場合、結果
のチャネル長は、生じうる最大の偏差ΔLにあり、した
がって、FETが完全にオンになった時にそれぞれのF
ETの最大の抵抗値をもたらす。その一方で、加工パラ
メータがベスト・ケース条件にある場合、結果のチャネ
ル長は、負の最大のΔL偏差にあり、したがって、それ
ぞれのFETの最小チャネル抵抗をもたらす。
【0020】インバータ10の伝播遅延は、インバータ
12の入力キャパシタンスCと組み合わさって働くイン
バータ10の出力抵抗R(P−FET22またはN−F
ET24のいずれかのチャネル抵抗特性によってもたら
される)に関連する時定数RCによって制限される。イ
ンバータ12の入力キャパシタンスは、P−FET26
およびN−FET28の組合せゲート・キャパシタンス
と等しい。前に述べたように、チャネル抵抗値は、製造
時の加工パラメータに依存するので、インバータ10の
伝播遅延をもたらすRC時定数も、同様に加工パラメー
タに依存する。
【0021】インバータ12は、インバータ10の出力
信号を受け取り、P−FET26およびN−FET28
から構成される。P−FET26のゲートとN−FET
28のゲートは、どちらもインバータ10の出力に結合
される。P−FET26は、ソースを正の電圧供給Vdd
に結合され、ドレインをN−FET28のドレインに結
合され、これがインバータ12の出力として働く。N−
FET28のソースは、グラウンドに結合される。受け
取る電圧がハイ(Vdd)の時には、N−FET28はタ
ーン・オンするがP−FET26はオフになる。したが
って、インバータ12の出力は、N−FET28のチャ
ネルを介してグラウンドに結合される。その一方で、受
け取る電圧がロウの時には、P−FET26はオンにな
るがN−FET28はオフになる。この状態の間、イン
バータ12の出力は、P−FET26のチャネルを介し
て正の電圧供給Vddに結合される。
【0022】P−FET26は、2.6μmの長チャネ
ル長のFETであり、N−FET28は、5.0μmの
長チャネル長のFETである。したがって、これらに関
連するチャネル抵抗は、製造時の製造プロセスの変動に
関して実質的に一定である。長チャネル長FETは、短
チャネル長のFETと比較して実質的に一定のチャネル
抵抗を有することに留意されたい。所与の信号遷移に関
して、インバータ12の入力信号がハイからロウへまた
はロウからハイへ遷移する時に、インバータ12を介す
る伝播遅延は、実質的にその特性RC時定数に起因す
る。このRC時定数に関連するキャパシタンスCは、可
変遅延インバータ14の入力キャパシタンスに等しく、
インバータ12の出力抵抗Rは、長チャネル長FETで
あるP−FET26およびN−FET28の抵抗値に帰
する。長チャネル長FETであるP−FET26および
N−FET28は、短チャネル長FETに関してプロセ
ス変動に対して比例的に一定のチャネル抵抗をもたらす
ので、インバータ12の伝播遅延をもたらすRC時定数
も、短チャネルFETのインバータ10と比較して、プ
ロセス変動に対して一定とみなすことができる。
【0023】インバータ12の伝播遅延は、遷移時間中
の回路の動作を検査することによってよりよく理解でき
る。正の出力遷移を仮定すると、N−FET28はター
ン・オフし、P−FET26はターン・オンする。した
がって、可変遅延インバータ14の入力に見られる電圧
は、0ボルトから+Vddに遷移する。P−FET30お
よびN−FET36のゲートに関連する可変遅延インバ
ータ14の入力キャパシタンスを充電するために、電流
がP−FET26のチャネルを流れる。可変遅延インバ
ータ14の入力キャパシタンスCを充電するために使用
できる電流の量は、P−FET26のチャネル抵抗Rに
よって制限される。したがって、インバータ12の伝播
遅延は、このRC時定数に従ってモデル化できる。負に
向かう遷移は、正に向かう遷移と同様に伝播するが、可
変遅延インバータ14の入力キャパシタンスが、充電さ
れるのではなく放電され、P−FET26ではなくN−
FET28のチャネル抵抗がRC時定数の抵抗Rに寄与
することが異なる。P−FET26およびN−FET2
8は、平衡式に製造され、これらに関連するチャネル抵
抗は、互いに実質的に等しい。P−FET26およびN
−FET28のチャネル抵抗が等しいので、可変遅延イ
ンバータ14の入力キャパシタンスを充電するのに必要
な時間の長さは、この入力キャパシタンスを放電するの
に必要な時間の長さと実質的に等しい。
【0024】可変遅延インバータ14は、インバータ1
2の出力を受け取り、6個のFETデバイスから構成さ
れる。可変遅延インバータ14の入力は、P−FET3
0およびN−FET36のゲートに結合される。P−F
ET30およびN−FET36のチャネルは、中間FE
TであるP−FET32およびN−FET34を介して
互いに直列になっている。P−FET30のソースは、
正電圧源Vddに結合され、そのドレインは、P−FET
32のソースに結合される。P−FET32のゲート
は、P−FET32が常時オンになるようにグラウンド
に結合される。P−FET32のドレインは、N−FE
T34のドレインに結合される。N−FET34のゲー
トは、N−FET34が常時オンのバイアスを受けるよ
うに、正の電圧供給Vddに結合される。N−FET34
のソースは、N−FET36のドレインに結合される。
P−FET30および32とN−FET34および36
は、すべてが長チャネル長(たとえば、それぞれ2.6
μm、2.6μm、5.0μm、5.0μm)を有し、
したがって、プロセス変動に関して実質的に一定のチャ
ネル・オン抵抗値(短チャネル長FETと比較して)を
有する。P−FET32と並列になっているのが、分流
P−FET38である。同様に、N−FET34と並列
になっているのが、分流P−FET40である。分流P
−FET38は、ソースをP−FET32のソースに結
合され、ドレインを出力ノード41に結合されている。
分流P−FET40は、ドレインをN−FET34のソ
ースに結合され、ソースを出力ノード41に結合されて
いる。分流P−FET38および分流P−FET40
は、短チャネル長デバイス(たとえば、それぞれ0.8
μmと0.8μm)であり、それぞれの長チャネル長F
ETであるP−FET32およびN−FET34の分路
経路をもたらす。分流P−FET38および40のゲー
トは、制御電圧Vcを受け取るために制御ノード39に
結合される。制御電圧Vcが最大電圧レベルである時に
は、分流P−FET38および40の両方が、ターン・
オフし、それぞれの長チャネル長FETであるP−FE
T32およびN−FET34の分路経路を提供しない。
その一方で、制御ノード39の制御電圧Vcが最小電圧
レベルの時には、分流P−FET38および40の両方
が、ターン・オンして、それぞれのFETデバイスであ
るP−FET32およびN−FET34の低チャネル抵
抗の分路電流経路をもたらす。
【0025】図示の例は、可変遅延インバータ14の動
作を説明するのに役立つ。可変遅延インバータ14への
入力がハイであり、制御電圧Vcがロウで分流P−FE
T38および40がターン・オンされていると仮定する
と、この回路の定常状態条件は、下記のように記述する
ことができる。ハイの入力(Vdd)が、P−FET30
をターン・オフし、N−FET36をターン・オンす
る。したがって、出力ノード41は、どちらもN−FE
T36と直列のN−FET34および分流P−FET4
0の並列の組合せを介してグラウンドに結合される。し
たがって、可変遅延インバータ14の関連出力抵抗は、
分流P−FET40とN−FET34の並列チャネル抵
抗にN−FET36の直列チャネル抵抗を加えた値と等
しくなる。制御電圧Vcがロウであるから、分流P−F
ET40(最小チャネル長の)は、N−FET34と並
列の低抵抗経路をもたらす。
【0026】可変遅延インバータ14への入力がロウ
(0ボルト)の時には、N−FET36がターン・オフ
し、P−FET30がターン・オンするが、P−FET
32は常にオンになっている。やはり、制御ノード39
の制御電圧Vcは、分流P−FET38がP−FET3
2との並列回路をもたらすようにロウになっていると仮
定する。P−FET32は、長チャネル長を有し、それ
に関連する抵抗を有するが、分流P−FET38(最小
チャネル長の)は、制御電圧Vcに従う可変チャネル抵
抗をもたらす。P−FET32と分流P−FET38の
並列チャネル抵抗は、P−FET30のチャネル抵抗と
直列である。したがって、出力ノード41は、P−FE
T30のチャネル抵抗と直列のP−FET32および分
流P−FET38の並列抵抗を介して+Vddに結合され
る。
【0027】ここまでは、制御電圧がロウで、分流P−
FET38および40がターン・オンしている時の可変
遅延インバータ14の特性を定義した。制御電圧Vc
ハイで、分流P−FET38および40の両方がターン
・オフしている時には、グラウンドとVddへの経路の関
連抵抗は、分流P−FET38および40が除去された
かのように最大になることがわかる。実際には、可変遅
延インバータ14は、制御ノード39の制御電圧Vc
従って定義される出力抵抗をもたらす。Vcがハイの時
には、可変遅延インバータ14の出力抵抗が最大値にな
る。その一方で、Vcがロウで、分流P−FET38お
よび40の両方がターン・オンする時には、可変遅延イ
ンバータの出力抵抗は最小値になる。
【0028】上で述べたように、インバータを通る遷移
の伝播に関連する遅延は、そのインバータの特性RC時
定数に従って定義される。可変遅延インバータ14のR
C時定数のキャパシタンスCは、インバータ20および
インバータ18に関連する入力キャパシタンスの和に等
しい。このRC時定数の抵抗Rは、可変遅延インバータ
14の出力抵抗に等しく、この出力抵抗は、上で述べた
ように制御電圧Vcに従って変化する。遅延回路を製造
した時のプロセスのパラメータが、ベスト・ケース条件
の(ΔLが負である)時には、インバータ10は、最小
の伝播遅延をもたらし、可変遅延インバータ14が最大
の伝播遅延をもたらすためにその最大出力抵抗を有する
ように、制御電圧Vcをハイにする(分流P−FET3
8および40をターン・オフする)ことが望ましい。そ
の一方で、加工パラメータがワースト・ケース条件の
(ΔLが正である)時には、インバータ10は、最大の
伝播遅延をもたらし、したがって、可変遅延インバータ
14が最小の伝播遅延をもたらすためにその最小出力抵
抗を有するように、制御電圧Vcをロウにする(分流P
−FET38および40をターン・オンする)ことが望
ましい。したがって、インバータ10が最小の伝播遅延
を有する時には、可変遅延インバータ14は最大の伝播
遅延をもたらし、インバータ10が最大の伝播遅延を有
する時には、可変遅延インバータ14は最小の伝播遅延
をもたらす。したがって、可変遅延インバータ14は、
インバータ10の伝播遅延に反比例する伝播遅延をもた
らし、その結果、インバータ10と可変遅延インバータ
14の組合せ伝播遅延は、この2つのデバイスを製造し
たプロセスの加工パラメータに無関係に一定になる。
【0029】プロセス感知スタック16は、この遅延回
路を製造したプロセスのプロセス・パラメータの影響を
感知し、したがって、可変遅延インバータ14の所望の
遅延を確立する制御電圧Vcを制御ノード39に与え
る。プロセス感知スタック16は、入力ノード11の主
入力とノード19の副入力という2つの入力を受け取
る。ノード19の副入力は、遅延回路全体を伝播するの
に必要な、所与の遅延回路によって遅延された主入力を
反映する。定常状態条件では、入力ノード11の主入力
がハイの時にはノード19の副入力もハイになり、入力
ノード11の主入力がロウの時にはノード19の副入力
もロウになる。しかし、主入力で受け取られる入力信号
がロウからハイに遷移する時には、ノード19の副入力
は、入力信号の遷移がインバータ10、インバータ1
2、可変遅延インバータ14およびインバータ18の全
体を伝播するまでロウのままになり、この伝播の後にノ
ード19の副入力がロウからハイに遷移する。この伝播
期間の間、主入力はハイであるが副入力はロウである。
入力がハイ状態からロウ状態に遷移する場合、伝播期間
の間、主入力はロウになるがノード19の副入力はハイ
のままになることに留意されたい。
【0030】プロセス感知スタック16は、主にFET
デバイスの直列配置からなる。P−FET50は、ソー
スを正の電圧供給Vddに結合され、ゲートをグラウンド
に結合されて、常時オンになっている。P−FET50
のドレインは、N−FET52およびN−FET54の
ドレインに結合される。N−FET52のソースは、P
−FET56のソースに結合され、N−FET54のソ
ースは、P−FET58のソースに結合される。P−F
ET58のゲートは、N−FET52のゲートに結合さ
れ、これが、プロセス感知スタックの主入力として働く
ノード11である。N−FET54のゲートは、P−F
ET56のゲートに結合され、これが、プロセス感知ス
タックの副入力として働くノード19である。P−FE
T56のドレインとP−FET58のドレインは、P−
FET60のソースに結合される。P−FET60のゲ
ートは、グラウンドに結合されて、P−FET60が常
時オンになっている。P−FET60のドレインは、N
−FET62のドレインに結合され、このノードが、プ
ロセス感知スタックの出力すなわち制御ノード39とし
て働く。N−FET62は、ソースをグラウンドに結合
され、ゲートを正の供給Vddに結合されて、N−FET
62が常時オンになっている。制御ノード39と正の電
圧供給Vddの間のすべてのFETすなわち、P−FET
50、N−FET52、N−FET54、P−FET5
6、P−FET58およびP−FET60は、最小チャ
ネル長のデバイス(たとえば、それぞれ0.8μm、
0.8μm、0.8μm、0.8μm、0.8μm、
0.8μm)である。その一方で、N−FET62は、
長チャネル長デバイス(たとえば15μm)である。し
たがって、制御ノード39と正の電圧供給Vddの間のF
ETの直列チャネル抵抗値は、製造時のプロセスのパラ
メータに大きく依存する。対照的に、N−FET62
は、短チャネル長FETと比較した時に実質的にプロセ
ス・パラメータから独立の直列チャネル抵抗を有する。
実際のチャネル長が公称チャネル長未満の負のΔLの場
合、上側の一連のFETの直列抵抗は、公称値未満であ
り、高レベルの制御電圧Vc出力をもたらす。逆に、実
際のチャネル長が公称チャネル長を超える正のΔLの場
合、上側の一連のFETの直列抵抗は、公称値を超え、
制御電圧Vc出力は、より低いレベルになる。したがっ
て、プロセス感知スタック16は、FETデバイスを製
造したプロセスのΔLに従う制御電圧Vcをもたらす。
さらに、制御電圧Vcは、ノード11の主入力とノード
19の副入力が異なる時に限って(ΔLに従って)出力
される。そうでない時すなわち、2つの入力が同一の値
である時には、制御電圧Vcは、N−FET62のチャ
ネルを介してロウに出力される。
【0031】ノード11の主入力は、N−FET52の
ゲートおよびP−FET58のゲートに結合される。主
入力がハイの時には、N−FET52がターン・オン
し、P−FET58がターン・オフする。正の入力遷移
を仮定すると、P−FET56のゲートおよびN−FE
T54のゲートに結合された副入力は、伝播期間の間ロ
ウのままになり、P−FET56はターン・オンし、N
−FET54はターン・オフしている。したがって、伝
播期間の間は、互いに直列の2つのFETすなわちN−
FET52およびP−FET56がターン・オンして、
N−FET52、N−FET54、P−FET56およ
びP−FET58の「排他的論理和」配置を通る導通経
路をもたらす。負の入力遷移の場合、遷移期間中は、N
−FET52がターン・オフするがP−FET58がタ
ーン・オンし、P−FET56がターン・オフするがN
−FET54がターン・オンする。したがって、主入力
と副入力が互いに異なる時には、N−FET52とP−
FET56の直列経路またはN−FET54とP−FE
T58の直列経路のいずれかがターン・オンする。しか
し、主入力と副入力の電圧が同一の時には、各直列経路
のFETのうちの1つがターン・オフしている。両方の
入力がハイの時には、P−FET58がターン・オフ
し、P−FET56もターン・オフする。両方の入力が
ロウの時には、N−FET52とN−FET54がター
ン・オフする。したがって、入力遷移が存在しないと、
プロセス感知スタック16を通る導通経路がなくなる。
すなわち、スタンバイ電流は0である。N−FET5
2、N−FET54、P−FET56およびP−FET
58の配置によってもたらされる機能は、「排他的論理
和」論理機能であり、分圧器またはプロセス感知スタッ
ク16は、主入力と副入力のうちの一方がハイで他方が
ロウの時に限って、プロセス感知スタックを製造したプ
ロセスのプロセス・パラメータに従うVcを供給するよ
うに動作する。
【0032】動作において、極端な負のΔLの場合、プ
ロセス感知スタック16は、遷移期間中に、最大電圧の
制御Vcを制御ノード39に供給し、その結果、可変遅
延インバータ14は、その最大の伝播遅延をもたらす。
インバータ10は、この極端な負のΔLの条件に関連す
る最小の伝播遅延を有することに留意されたい。その一
方で、極端な正のΔLの条件では、プロセス感知スタッ
ク16は、遷移期間中に、最小の制御電圧Vcを供給す
る。制御電圧Vcが最小の場合、可変遅延インバータ1
4の分流P−FET38および40は、完全にターン・
オンし、その結果、可変遅延インバータ14はその最小
伝播遅延をもたらす。インバータ10は、極端な正のΔ
Lの条件の場合に最小の伝播遅延を有することに留意さ
れたい。
【0033】インバータ20は、遅延網のインバータ連
鎖の最後のインバータであり、P−FET42とN−F
ET44からなる。P−FET42とN−FET44
は、たとえば、0.8μm、0.8μmのチャネル長を
有する。P−FET42のゲートとN−FET44のゲ
ートは、一緒に出力ノード41に結合され、可変遅延イ
ンバータ14の出力を受け取るインバータ20の入力と
して働く。P−FET42のソースは、正の電圧供給V
ddに結合される。N−FET44のソースは、グラウン
ドに結合される。P−FET42のドレインは、N−F
ET44のドレインに結合され、これが、インバータ2
0の出力として働き、この遅延回路の出力として働く。
【0034】P−FET46(たとえば0.8μmチャ
ネル長)とN−FET48(たとえば0.8μmチャネ
ル長)を含むインバータ18を、出力ノード41すなわ
ち可変遅延インバータ14の出力と、ノード19すなわ
ちプロセス感知スタック16の副入力との間に設ける。
P−FET46のソースは、正の電圧供給Vddに結合さ
れ、N−FET48のソースは、グラウンドに結合され
る。P−FET46とN−FET48のゲートは、出力
ノード41に結合されて、可変遅延インバータ14の出
力信号を受け取る。P−FET46のドレインは、N−
FET48のドレインに結合され、このノードが、プロ
セス感知スタック16の副入力を駆動するインバータ1
8の出力として働く。
【0035】動作中に、このプロセス変動に耐える遅延
回路は、その入力であるノード11で信号遷移を受け取
る。インバータ10および12を介する伝播遅延は、こ
の遷移が可変遅延インバータ14に伝播する前に可変遅
延インバータ14を制御するためにプロセス感知スタッ
ク16が適切な制御電圧Vcを生成するのに十分な長さ
である。この遷移が、可変遅延インバータ14を通り、
インバータ18を通って伝播した後には、ノード19の
副入力が、ノード11の主入力と同一になり、プロセス
感知スタックは、使用不能にされて0スタンバイ電流状
態になる。プロセス感知スタック16は、入力信号の遷
移期間中に使用可能にされる時に限って電力を消費する
ことに留意されたい。それ以外の期間には、プロセス感
知スタック16は、使用不能にされて0スタンバイ電流
状態である。
【0036】本発明の好ましい実施例に関して本発明を
具体的に図示し、説明してきたが、当業者であれば、本
発明の趣旨および精神から逸脱することなく、形態と詳
細にさまざまな変更を加えることが可能であることを諒
解するであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を表す機能ブロック図である。
【図2】本発明を表す概略図である。
【符号の説明】
10 インバータ 11 入力ノード 12 インバータ 14 可変遅延インバータ 15 抵抗 16 プロセス感知スタック 17 抵抗 18 インバータ 19 ノード 20 インバータ 39 制御ノード 41 出力ノード
フロントページの続き (72)発明者 上田 真 京都府京都市下京区仏光寺通り油小路東 入木賊山町170−202 (56)参考文献 特開 平6−61808(JP,A) 特開 平3−65817(JP,A) 米国特許4975599(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03H 11/26 H03K 5/13 H03K 19/0948

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれハイ状態またはロウ状態の信号を
    受け取るための主入力および副入力と、 前記主入力と前記副入力との間の電圧差に応答して固定
    信号を分割するための分圧器手段とを含み、 前記分圧器手段は、前記主入力と前記副入力との間に電
    圧差が存在するとき、 前記分圧器手段が製造されたプロセスの影響に応じた分
    割比をもたらすことを特徴とするプロセス感知回路。
  2. 【請求項2】前記分圧器手段が、前記固定信号として固
    定電圧を分割することを特徴とする、請求項1に記載の
    プロセス感知回路。
  3. 【請求項3】前記分圧器手段が、 所定の抵抗値をもたらす第1抵抗手段と、 前記分圧器手段を製造した前記プロセスに依存する抵抗
    値を有する、前記第1抵抗手段と直列に結合されたプロ
    セス感知抵抗手段とを含み、 前記固定電圧が、前記第1抵抗手段と前記プロセス感知
    抵抗手段とを含む直列回路の両端間に印加され、前記第
    1抵抗手段と前記プロセス感知抵抗手段との接続点に分
    圧出力を発生することを特徴とする、請求項2に記載の
    プロセス感知回路。
  4. 【請求項4】前記プロセス感知抵抗手段が、製造時の前
    記プロセスに応じたチャネル長を有する最小チャネル長
    FETを含むことを特徴とする、請求項3に記載のプロ
    セス感知回路。
  5. 【請求項5】前記第1抵抗手段が、前記最小チャネル長
    FETよりも長いチャネル長のFETを含むことを特徴
    とする、請求項4に記載のプロセス感知回路。
  6. 【請求項6】前記固定電圧および前記分圧器手段と直列
    に電気的に結合された第1ノードおよび第2ノードと、 そのドレインが第1ノードに結合され、ゲートが前記主
    入力に結合された第1N−FETと、ドレインが第1ノ
    ードに結合され、そのゲートが前記副入力に結合された
    第2N−FETと、 そのソースが前記第1N−FETのソースに結合され、
    ゲートが前記副入力に結合され、ドレインが前記第2ノ
    ードに結合された第1P−FETと、そのソースが前記
    第2N−FETのソースに結合され、ゲートが前記主入
    力に結合され、ドレインが前記第2ノードに結合された
    第2P−FETとを含み、 これによって、対をなす前記第1P−FETと前記第1
    N−FETならびに対をなす前記第2P−FETと前記
    第2N−FETが、前記主入力および前記副入力がハイ
    またはロウの状態が同一の入力信号を受け取る時にはオ
    フになり、前記主入力および前記副入力が受け取る入力
    信号のハイまたはロウの状態が異なる時には、前記対の
    うちの一方がオンになって、前記分圧器手段の両端間に
    かかる前記固定電圧の少なくとも一部を前記第2ノード
    に結合することを特徴とする、請求項2に記載のプロセ
    ス感知回路。
  7. 【請求項7】その第1インバータが入力信号を受け取る
    ため入力端子に結合され、複数のインバータのうちの少
    なくとも1つが最小チャネル長のFETを有し、前記チ
    ャネル長がそのFETを製造したプロセスのパラメータ
    に依存し、これによって前記少なくとも1つのインバー
    タの伝播遅延が前記チャネル長に依存する、直列シーケ
    ンスの複数のインバータと、 前記直列シーケンスのインバータの出力から信号を受け
    取り、制御信号に従って確立される可変遅延を含む出力
    信号を出力端子に供給する遅延補償手段と、 前記入力の信号遷移を受け取った時に、その最小チャネ
    ル長FETのチャネル長に従って前記制御信号を提供す
    るプロセス感知手段とを含む、遅延回路。
  8. 【請求項8】プロセス感知手段が、固定電圧を分割して
    前記制御信号を提供する信号分圧器網を構成する、前記
    最小チャネル長FETを含む複数のFETを含み、信号
    分圧器網の分割係数が、前記複数のFETの他のFET
    のチャネル長に対する前記最小チャネル長FETの前記
    チャネル長に依存することを特徴とする、請求項7に記
    載の遅延回路。
  9. 【請求項9】プロセス感知手段が、 そのソースが第1の供給電圧に結合され、オンになるよ
    うにゲートがバイアスを与えられ、ドレインが第1ノー
    ドに結合された、最小チャネル長の第1P−FETと、 そのドレインが前記第1ノードに結合され、ゲートが前
    記入力端子に結合された第1N−FETと、そのドレイ
    ンが前記第1ノードに結合され、ゲートが前記出力端子
    に結合された第2N−FETと、 そのソースが前記第1N−FETのソースに結合され、
    ゲートが前記第2N−FETのゲートに結合され、ドレ
    インが第2ノードに結合された第2P−FETと、その
    ソースが前記第2N−FETのソースに結合され、ゲー
    トが前記第1N−FETのゲートに結合され、ドレイン
    が第2ノードに結合された第3P−FETと、 そのソースが前記第2ノードに結合され、オンになるよ
    うにゲートがバイアスを与えられ、ドレインが前記制御
    電圧を与える制御ノードに結合された最小チャネル長の
    第4P−FETと、 そのソースが負の供給に結合され、オンになるようにゲ
    ートがバイアスを与えられ、ドレインが前記制御ノード
    に結合された長チャネル長の第3N−FETとを含み、 これによって、対をなす前記第1N−FETと前記第2
    P−FETならびに対をなす前記第2N−FETと前記
    第3P−FETが、それらのゲートが同一のハイまたは
    ロウの電圧レベルを受け取る時にオフになり、前記対の
    ゲートで異なるハイまたはロウの電圧レベルを受け取っ
    た時には、前記対のうちの一方がオンになり、 前記対のうちの一方がオンの時に、前記遅延補償手段の
    ために前記制御ノードに制御電圧を供給するため、前記
    最小チャネル長のFETと前記長チャネル長の第3N−
    FETとの間に電圧分圧器網が確立されることを特徴と
    する、請求項7に記載の遅延回路。
  10. 【請求項10】前記遅延補償手段が、 前記直列シーケンスのインバータの出力から信号を受け
    取るように電気的に結合された第1ノードと、 そのソースが第1供給ノードに結合され、ゲートが前記
    第1ノードに結合された第1P−FETと、 そのソースが前記第1P−FETのドレインに結合さ
    れ、ゲートが第2供給ノードに結合され、ドレインが前
    記出力端子に結合された、長チャネル長の第2P−FE
    Tと、 前記第2P−FETと並列に配置され、そのソースが前
    記第2P−FETのソースに結合され、ドレインが前記
    出力端子に結合され、ゲートが前記制御信号を受け取る
    ために制御ノードに結合された、最小チャネル長の第1
    分流FETと、 そのソースが前記第2供給ノードに結合され、ゲートが
    前記第1ノードに結合された第1N−FETと、 そのソースが前記第1N−FETのドレインに結合さ
    れ、ゲートが前記第1供給ノードに結合され、ドレイン
    が前記出力端子に結合された長チャネル長の第2N−F
    ETと、 前記第2N−FETと並列に配置され、そのドレインが
    前記第2N−FETのソースに結合され、ゲートが前記
    制御信号を受け取るために前記制御ノードに結合され、
    ソースが前記出力端子に結合された、最小チャネル長の
    第2分流FETとを含み、 これによって、それぞれの長チャネル・デバイスと並列
    の前記第1分流FETおよび前記第2分流FETが、受
    け取った前記制御信号に従って、前記遅延補償手段の組
    合せ遅延特性を確立することを特徴とする、請求項7に
    記載の遅延回路。
  11. 【請求項11】入力ノードおよび出力ノードと、 第1供給電圧を受け取るための第1供給ノードおよび第
    2供給電圧を受け取るための第2供給ノードと、 そのソースが前記第1供給ノードに結合され、ゲートが
    前記入力ノードに結合され、ドレインが第1内部ノード
    に結合された、長チャネル長のP−FETと、 そのソースが前記第1内部ノードに結合され、ドレイン
    が前記出力ノードに結合された、常時オン状態にバイア
    スされた長チャネル長の第1FETと、 前記第1FETと並列に結合され、そのソースが前記第
    1FETのソースに結合され、ドレインが前記出力ノー
    ドに結合され、ゲートが制御信号を受け取るために制御
    入力に結合された、チャネル長の分流P−FETと、 そのソースが前記第2供給ノードに結合され、ゲートが
    前記入力ノードに結合され、ドレインが第2内部ノード
    に結合された、第1N−FETと、 そのソースが前記第2内部ノードに結合され、ドレイン
    が前記出力ノードに結合された、常時オン状態にバイア
    スされた第2FETと、 そのドレインが前記第2FETのソースに結合され、ソ
    ースが前記出力ノードに結合され、ゲートが前記制御信
    号を受け取るために前記制御入力に結合された、前記第
    2FETと並列の第2分流P−FETとを含む、可変遅
    延回路。
  12. 【請求項12】その第1インバータが入力信号を受け取
    るため入力端子に結合され、複数のインバータのうちの
    少なくとも1つが最小チャネル長のFETを有し、前記
    チャネル長がそのFETを製造したプロセスのパラメー
    タに依存し、これによって前記少なくとも1つのインバ
    ータの伝播遅延が前記チャネル長に依存する、直列シー
    ケンスの複数のインバータと、 前記直列シーケンスのインバータの出力から信号を受け
    取り、制御信号に従って確立される可変遅延を含む出力
    信号を出力端子に供給する遅延補償手段と、 前記入力信号の遷移と前記出力信号の遷移との間の期間
    を判定し、該期間中に、その最小チャネル長FETのチ
    ャネル長に従って前記制御信号を提供するプロセス感知
    手段とを含み、前記遅延補償手段が、前記期間中に前記
    制御信号に従って前記入力信号を遅延させることによっ
    て前記出力信号を供給することを特徴とする遅延回路
  13. 【請求項13】前記プロセス感知手段が、固定電圧を分
    割して前記制御信号を提供する信号分圧器網を構成す
    る、前記最小チャネル長FETを含む複数のFETを含
    み、信号分圧器網の分割係数が、前記複数のFETの他
    のFETのチャネル長に対する前記最小チャネル長FE
    Tの前記チャネル長に依存することを特徴とする、請求
    項12に記載の遅延回路
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