JPH06303116A - 論理出力ドライバ - Google Patents

論理出力ドライバ

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JPH06303116A
JPH06303116A JP5157004A JP15700493A JPH06303116A JP H06303116 A JPH06303116 A JP H06303116A JP 5157004 A JP5157004 A JP 5157004A JP 15700493 A JP15700493 A JP 15700493A JP H06303116 A JPH06303116 A JP H06303116A
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JP5157004A
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Anthony M Jones
アンソニー ジョーンズ マーク
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Pioneer Digital Design Centre Ltd
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    • H03K19/0185Coupling arrangements; Interface arrangements using field effect transistors only
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 出力電圧のスルーレートを、負荷容量の大小
に応じた適切な値に保持する。 【構成】 論理出力ドライバは、バイアス発生器(10
0)、カレントミラー(200)及び出力段(300)
からなる。ドライバに接続された負荷の容量の大小に応
じて、出力電圧のスルーレートを適切な値に保持するよ
うに構成される。ドライバは、プログラマブルである。 【効果】 電圧のキックやアンダーショットが抑制され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、CMOS論理出力ドライブ回路
に関し、特にチップからの論理信号をTTL(transist
or-transistor logic )負荷に入力する回路に関する。
【0002】
【背景技術】TTL負荷を駆動するために用いられる出
力回路の多くは、大電流CMOS出力ドライバを使用し
ている。これらのドライバは、数々の制限を受けてい
る。その1つとして、単一のCMOS出力ドライバによ
って出力される出力電流は、電子移動度やゲート酸化膜
の膜厚などのプロセス依存パラメータに依存しているこ
とである。逆に、移動度などのプロセス依存パラメータ
は動作温度に依存している。
【0003】単一のCMOSドライバの他の欠点は、出
力される出力電流が入力電圧に依存していることであ
り、この入力電圧は通常VDDパワー供給電圧に等し
い。しかし、このVDD電圧は±10%の範囲で変化す
る。全プロセス、温度及び電圧効果を引き出すために、
出力ドライバは、負荷を駆動するのに必要とされる最小
量の出力電流よりも僅かに多い出力電流を出力するよう
に設計される。このセイフティマージンによって、高速
プロセス用に高い移動度及び大きなドライブ電流で出力
負荷を駆動する電流が確実に得られる。出力される出力
電流は、必要とされる最小量の数倍でも良い。
【0004】CMOSチップによって供給されるドライ
ブ電流は、高容量負荷が接続されている場合に、必要と
される最小量のドライブ電流よりも増加しなければなら
ない。このような半導体チップが低容量負荷を駆動する
場合、低容量負荷を駆動する多量の電流から重大な問題
が生じている。これによって、スルーレート(単位時間
当たりの電圧変化のレート)が高電圧となる。2ボルト
/ナノ秒の高電圧のスルーレートによってドライブ回路
の中にノイズが生じ、CMOSダイナミックメモリなど
のセンシティブな回路では保存データを破壊することが
ある。
【0005】ディジタル設計の分野で良く知られている
ように、TTL論理素子は、2つの電圧状態を有する。
1つは、電圧が所定の上方しきい値を越えるハイ(HI
GH)状態(出力がディジタル「1」となる)であり、
もう1つは、電圧が所定の下方しきい値以下となるロー
(LOW)状態(出力がディジタル「0」となる)であ
る。TTL素子の入力及び出力はいずれかの状態にあ
る。
【0006】通常、TTL素子は一方の状態から他方の
状態に迅速に切り替わるのが望ましいので、出力ドライ
バは、迅速に出力電流を流したり止めたりしなければな
らない。よって、負荷ドライブ電圧がフルスイング論理
「0」電圧に急速に近接するとき、出力ドライバに問題
が生じる。出力が0に近接するので、出力ドライブ電流
は急速に変化するので、瞬時の高電圧がリード線に印加
されて、負荷と直列に接続されたインダクタンスにも作
用する。インダクタンスの電圧は、インダクタンスの大
きさと電流変化の時間レートとに正比例して増加するこ
とは良く知られている。インダクタンスの電圧「キッ
ク」や「アンダーショット」はかなり大きいので、負荷
の寄生ダイオードをオンしたり、さらにノイズ電流が生
じて負荷の論理状態を破壊したり(接続された負荷の状
態が1から0へまたはその逆に切り替わる)、または素
子をラッチアップとして知られているモードにしてしま
う。
【0007】
【発明の概要】上記問題点に鑑み、本発明は、出力電圧
のスルーレートを負荷容量の大小に応じた適切な値に保
持することを特徴とするディジタルプログラミングを含
むプログラマブル論理出力ドライバを提供するものであ
る。このドライバは、負荷電圧がフルスイング論理電圧
に近接した場合にドライバの出力抵抗を一定値に保持す
るように操作される。本発明の他の特徴は請求項に記載
する。
【0008】実施例において、ドライバは、プロセス、
温度及びVDD供給電圧の変化に依存しないプログラム
された出力抵抗を有する。上記ドライバは、所望の最小
量の出力電流でTTL負荷を駆動することができる。抵
抗が一定であるが故に、負荷の電圧が所定電圧にまで低
下したときにおいても、ドライバは所定量の電流を負荷
に供給するように設計されている。抵抗値は、所望の最
小量の負荷ドライブ電流の出力を可能とする最大値にな
っている。そして、電圧キックやアンダーショットを最
小限に抑制するために、出力RLC回路のダンピングは
最小限に抑制される。実施例によると、プログラマブル
バイアス発生器の出力は、所定の電流利得を有するスイ
ッチカレントミラーの入力ゲートを制御するために用い
られる。カレントミラーからの出力は出力ドライブ素子
のゲートを制御する。しかし、このゲートは制御可能な
スイッチング素子によって接地面に達する分岐路を形成
することができる。
【0009】本発明によれば、バイアス発生器のプログ
ラマブルスイッチの付加抵抗を補償するために、カレン
トミラーから接地面へ達する電流路にMOS素子が接続
されている。また、本発明は、別の制御信号の制御によ
り出力ドライブ素子に小量の維持電流を供給する電流発
生器を備えている。
【0010】さらに、出力段のコンダクタンスを変化せ
しめるレンジを取付るために、制御可能な複数のスイッ
チミラーとミラー選択回路とを備えている。本発明は、
出力電圧のスルーレートを負荷容量の大小に適した値に
保持するためにプログラマブル出力ドライバを備えてい
る。さらに、本発明は、負荷電圧がフルスイング論理電
圧に近接する場合にドライバの出力抵抗をほぼ一定とす
るように動作する出力ドライバを備えることも可能であ
る。一方、プログラムされた出力抵抗は、プロセスや温
度、VDD供給電圧などの変化に依存しない。
【0011】出力抵抗がプロセスと供給電圧とに依存せ
ずに一定となったことによって2つの効果が得られる。
第1点は、TTL(transistor-transistor logic )負
荷を適切に駆動するために、負荷の電圧が所定電圧にま
で降下したときに、所定量の電流を負荷に供給すること
である。オームの法則(電流は電圧を抵抗で割った値と
なる)によると、一定量の電流に対する一定量の電圧の
比は一定の抵抗値になるから、抵抗が一定となる出力は
所定の最小電圧で所定の最小量の電流を供給することが
できる。第2点は、ドライバの出力抵抗を一定にするこ
とによって、負荷の抵抗・インダクタ・コンデンサ(R
LC)特性は、出力電圧がフルスイング論理電圧に近接
する場合、特に論理「0」では、一定になることであ
る。抵抗値はほぼ一定であり、最大値で所望の最小量の
負荷ドライブ電流を供給してもさしつかえないので、出
力LC回路のダンピングは最小限に抑制され、電圧「ア
ンダーショット」や「キック」は最小限に抑えられる。
【0012】
【実施例】本発明の理解を深めるために添付図面を参照
して説明を続ける。図1に従来のバイアス電流発生器を
示す。2つのPチャネル素子P110,P120のゲー
トが互いに接続され、2つのNチャネル素子N110,
N120のゲートも互いに接続されている。Pチャネル
素子P110,P120は、ソースが供給電圧源に接続
され、ドレインは対応するNチャネル素子N110,N
120のドレインにそれぞれ接続されている。Pチャネ
ル素子P110とNチャネル素子120とはそれぞれド
レインとゲートとが接続されている。Nチャネル素子N
120のソースは接地され、Nチャネル素子N110の
ソースは抵抗器R150を介して接地されている。
【0013】Nチャネル素子N110,N120のチャ
ネル長に対するチャネル幅の実効比We /Le が同一で
あると仮定する。さらに、Pチャネル素子P110がm
個の単位素子を用いて構成され、Pチャネル素子P12
0がPチャネル素子P110の単位素子と同一のW/L
比のn個の単位素子を用いて構成されていると仮定す
る。この場合、Pチャネル素子P120を流れる電流の
総量はmIとなり、Pチャネル素子P110を流れる電
流の総量はnIとなり、故に、Pチャネル素子P110
に対するPチャネル素子P120の電流の比はm/nと
なる。このような条件下において、Nチャネル素子の動
作状態は次の式E1に示す周知の公式を用いて示すこと
ができる。
【0014】
【式1】
【0015】但し、ベータ(Beta)は、移動度(mo
bility)と酸化容量(oxide capacitance )との積、V
0 はNMOSのゲート電圧、Vt はNMOSのしきい
値、sqrtは平方根の演算子、及びR150 は抵抗器R
150の抵抗値を表す。(VO−Vt )が有効ゲートド
ライブVe (VO −Vt =Ve )として表される場合が
ある。これを式E1に代入すると、次の式E2に示すよ
うになる。
【0016】
【式2】
【0017】この種のバイアス回路は、従来では定電流
発生器用に参照バイアス電圧を発生するために良く用い
られている。バイアス電圧Ve は、式E2の項を並べ替
えることによって次の式E3に示すように簡単に表すこ
とができる。
【0018】
【式3】
【0019】しかし、有効ゲートドライブVe は、従来
のバイアス発生器でのプロセスや温度に対して一定値で
はない。飽和状態のMOS素子のドレイン電流Idは次
の周知の式E4で表される。
【0020】
【式4】
【0021】従って、上記の式E4からドレイン電流も
一定とはならないことが判る。図2に、図1のバイアス
電流発生器を改良して、スイッチ可能な(switchable)
出力ドライバN320にプログラマブル出力コンダクタ
ンスを備えたものを示す。図2に示すように、バイアス
発生器は、スイッチカレントミラーに接続され、このス
イッチカレントミラーは定コンダクタンス出力段に接続
されている。
【0022】図2に示すように、バイアス発生器のNチ
ャネル素子N120のドレインはNチャネル素子N21
0のゲートに接続され、Nチャネル素子N210のソー
スは接地されている。スイッチSW160と抵抗器R1
51とが並列に接続されてバイアス発生器に抵抗器R1
50と接地面との間で接続されている。電圧源がPチャ
ネル素子P210,P220のソースに接続されてい
る。Pチャネル素子P210は、従来のカレントミラー
の一方を構成し、Pチャネル素子P220は、従来のカ
レントミラーの他方を構成している。一方、Pチャネル
素子P210のドレインはNチャネル素子N210のド
レインに接続され、Nチャネル素子N210は、Pチャ
ネル素子P210のドレインで電圧を制御するように、
カレントミラー素子P210のゲート電圧を制御してい
る。カレントミラーではよくあるように、Pチャネル素
子P210のゲート及びドレインは、次のPチャネル素
子P220のゲートに接続されている。このPチャネル
素子P220は、ソースが電圧源に接続され、ドレイン
が次に説明する定コンダクタンス出力段に接続されてい
る。
【0023】カレントミラーの動作は、デジタル集積回
路の設計者には周知であるから、その詳細な説明は省略
する。なお、Pチャネル素子P210の電流をcIと
し、Pチャネル素子P220の電流をdIとすると、電
流の増加分、すなわち電流利得はdI/cIつまりd/
cとなる。図2に示すように、Pチャネル素子P220
のソースは、定コンダクタンス出力段に接続されてい
る。すなわち、Pチャネル素子P220のソースは、N
チャネル素子N310のゲート及びドレインとNチャネ
ル出力ドライブ素子N320のゲートとに接続され、さ
らに、スイッチSW470Bを介して接地面に接続され
ている。Nチャネル素子N310は、ゲートとドレイン
とが互いに接続され、そのソースは接地されている。N
チャネル素子N310,N320のゲートは互いに接続
されている。
【0024】出力ドライブ素子N320のドレインは回
路の出力ラインに接続され、この出力ラインは、通常、
駆動すべきシステムのTTL素子に接続されている。出
力ドライブ素子N320のソースは接地されている。プ
ログラマブルバイアス発生器は、プロセス、温度及び電
圧に依存しない電流利得でもってカレントミラーを介し
て出力ドライバに連結している。出力ドライバN320
は、プロセス、温度及び電圧に依存しない所望の特性を
有するプログラマブルドライブ論理信号を出力する。
【0025】出力ドライバN320の出力コンダクタン
スは、出力コンダクタンスg0[320]の式から、プロセ
ス、温度及び電圧に依存しないことが判る。
【0026】
【式5】
【0027】Nチャネル素子N310とNチャネル素子
N210とが同一寸法であれば、Nチャネル素子N31
0と出力素子N320との有効ゲートドライブは、スイ
ッチミラーの電流利得d/cに応じて増加する。Pチャ
ネル素子P210は、c個の複数の単位素子を用いて構
成され、Pチャネル素子P220は、チャネル長に対す
るチャネル幅比W/LがPチャネル素子P210と同一
のd個の複数の単位素子を用いて構成されているので、
ミラー電流利得はd/cとなる。
【0028】周知の公式を用いることによって、Nチャ
ネル素子N320の有効ゲートドライブVe[320]は、プ
ログラマブルバイアス発生器の有効駆動ドライブVe
ミラー電流利得d/cの平方根を乗算して得られること
が判っている。すなわち、
【0029】
【式6】
【0030】上記式E2と、E4乃至E6とを組み合わ
せると、次に示す式が得られる。
【0031】
【式7】
【0032】バイアス発生器において、スイッチSW1
60が閉成すると抵抗器R151に分岐路が形成される
ので、Nチャネル素子N110と接地面との間に抵抗器
R150が接続される。一方、スイッチSW160が開
くと、抵抗値はR150 +R15 1 になるので(ソース電流
が両方の抵抗器を流れるため)、次の式に示すように右
辺の第2項の分母がR150 から(R150 +R151 )に増
加するので、ドライバの出力コンダクタンスは減少す
る。
【0033】
【式8】
【0034】上述のごとく、ドライバ出力コンダクタン
スの減少は、低容量の負荷を駆動するときに必要であ
る。スイッチSW470Bは、図示するように開放状態
にあるときに、出力電流を流すようになっている。正の
論理出力では、開放状態は論理「0」または「ロー」電
圧出力に相当する。論理出力「0」に対し、スイッチS
W470Bは閉じているので、Nチャネル素子N320
のゲート電圧は十分低い値にまで降下してNチャネル素
子N320をオフにする。
【0035】出力ドライブ素子N320のゲートを駆動
する電流は、Ve の変化と同一のプロセス、電圧及び温
度の変化により変化するので、出力ドライブ素子N32
0をオンするための遅延時間は一定となる。例えば、作
動電圧を高くするためにVeは温度とともに増大するの
で、出力素子への入力電流は、定コンダクタンス発生器
から出力されるために、同じ割合で増加する。
【0036】Beta・(We /Le )・Ve 2をVe
[Beta・(We /Le )・Ve]と書き直し、式E
4と式E5とを組み合わせると、次に示す式が得られる
(g 0[320]の式よりもE5を変形して用いる)。
【0037】
【式9】
【0038】Ve を阻止するために入力電圧に必要とさ
れる遅延時間Tは次のように表される。
【0039】
【式10】
【0040】なお、入力容量は、出力素子のゲート容量
によって決められ、その変化幅は最大5%である。Gは
プロセスや温度には依存しないので、Tの変化は小さく
なる。図2に示すプログラミングスイッチSW160
は、ボンドワイヤジャンパや、MOSスイッチに代える
こともできる。この構成を図3に示す。図3において、
バイアス発生器はMOSスイッチを有し、Nチャネル素
子N160などのMOS素子がバイアス発生器に加えら
れて、スイッチN170またはスイッチN180にて付
加された抵抗を補償している。スイッチN170とスイ
ッチN180とが同一寸法であり、図3に示すようにP
チャネル素子P110,P120間の電流の比がm/n
である場合、Nチャネル素子N160の適切な寸法は、
スイッチN170またはスイッチN180の寸法の√
(m/n)倍となる。この寸法によって、Nチャネル素
子N160の電圧降下はNチャネル素子N170やN1
80の電圧降下と同じになる。
【0041】図3において、バイアス発生器は、出力電
流cIを流すカレントミラーの入力段を駆動する。チャ
ネル長に対するチャネル幅比W/Lがc/√(mn)の
Nチャネル素子N280が、スイッチ作用を補償するた
めにミラーに加えられる。このW/L値によって、Nチ
ャネル素子N280の電圧降下はNチャネル素子N16
0の電圧降下と同一になる。
【0042】図3のMOS素子N170,N180,N
280を補償することによって、出力コンダクタンスの
プログラムされた値に変化が生じた場合に、スイッチN
170,N180の温度依存性及びプロセス依存性によ
る影響をかなり減らすことができる。故に、出力コンダ
クタンスの初期の変化は、抵抗器R150,R160用
に選択された抵抗器の精度及び温度係数に依存する。こ
れらの抵抗器は、ポリシリコン抵抗器や、ウェル(wel
l)抵抗器、または薄膜積層抵抗器が用いられ、プロセ
ス、所定抵抗値、及び所望の温度係数に依存する。
【0043】図4、図5a及び図5bに図2に示す実施
例をさらに改善した構成を示す。これによって、出力駆
動部のスタンバイ電力を低減せしめることができる。図
2に示すスイッチカレントミラーは、スイッチSW47
0Bが閉じているときなど、回路が出力電流の供給を必
要としないときにおいても、絶えず電流を流している。
図4の構成は、スイッチSW260A,SW260Bを
設け、これらのスイッチSW260A,SW260Bに
よって、Nチャネル素子N210からPチャネル素子P
220への電流の流れが遮断され、さらにPチャネル素
子P210のゲートが正の供給電圧に接続される。この
ような構成によって、容量性負荷を駆動する高電流の第
1相が不要となると、電流cI,dIはともにゼロに減
少する。
【0044】Pチャネル素子P220から流れる電流が
ゼロになると、出力素子N320によって、最小量の出
力ドライブ電流が供給されなければならない。最小量の
出力電流は、小維持電流発生器(図4の「i ge
n」)にて供給される。この小維持電流発生器は、スイ
ッチSW470A及びNチャネル素子N420に電流h
Iを流す。スイッチSW470Bが閉成し且つ出力素子
N320に電流が流れないときは、論理「1」のデータ
出力用の小維持電流hIは不要となる。よって、「N
ON」信号がHIGHのとき保持スイッチSW470A
は閉成するので、Nチャネル素子N310,N320の
ゲートのスイッチSW470Bは、タイミングサイクル
の「N ON」信号のために開放状態となる。
【0045】負荷容量チャージ信号CHGは、カレント
ミラーのPチャネル素子P210,P220のゲートと
供給電圧との間のスイッチを制御する。チャージ信号C
HGは、負荷容量がフル論理出力電圧に達したことを確
かめることを必要とする限り必要である。CHG信号
は、論理「0」から論理「1」への入力データの変化を
検出する従来の論理回路によって所望の時間に亘り生じ
させることができる。
【0046】図5aに、「N ON」信号、その反転信
号である「N OFF」信号、チャージ信号CHG、及
び入力データビット「DATA IN」の状態の時間的
関係を示す。このような時間特性を有する適宜の検出回
路を図5bに示す。なお、図5bに示す回路に代えて他
の回路を用いることもできる。理論や実験によって、C
HG信号は100ナノ秒以下であることが必要となって
いる。
【0047】CHG信号や「N ON」、「N OF
F」信号は、図5bに示す回路600などの回路にて発
生される。この図を参照すると、図4に示すように入力
データ(DATA IN信号)が「1」から「0」に変
化したとき、MOSコンデンサN620は、もはや接地
面にクランプされず、スイッチP630を介して放電を
開始する。スイッチP630には、例えば16kの抵抗
器とミラーP610,P620とからなる定電流発生器
からの定電流が流れる。
【0048】「DATA IN」信号が「1」から
「0」に変化すると直ちに、「N ON」は「0」から
「1」に変化し、NANDゲート出力は「1」から
「0」に変化する。NANDゲートからの出力はインバ
ータを通過してCHG信号になり、このCHG信号は
「0」から「1」に変化する。このCHG信号はスイッ
チミラーに送られて、「N ON」信号は小維持電流発
生器をオンするために用いられる。
【0049】MOSコンデンサN620は、そのトップ
プレート(ゲート)に接続されたインバータの論理しき
い値を越えると充電するので、インバータの出力は
「1」から「0」に変化し、インバータの出力によって
NANDゲート出力は「0」から「1」へ立ち上がり、
CHG信号は「1」から「0」に変化する。MOSコン
デンサの寸法は、例えば10から100ナノ秒間のCH
G信号が得られるように選択される。
【0050】「DATA IN」信号が「0」から
「1」に変わると、CHG信号は直ちに消滅して、MO
SコンデンサはNチャネル素子N610を介してすばや
く放電する。同時に、「N ON」信号は「1」から
「0」に変化して、直ちに小維持電流発生器をオフす
る。「N OFF」信号(N ONの反転信号)も
「0」から「1」に変化して、スイッチSW470Aを
オンして、出力ドライバN320のゲートをグランドに
ショートさせることによって、出力ドライバN320を
直ちにオフする。なお、本発明のさまざまなスイッチに
供給される「N ON」、「N OFF」、及びCHG
などのスイッチ制御信号は、上記方法に代えて、従来の
ハードウェアにより周知の方法にて得ることもできる。
【0051】図6に、CHG信号によって制御されるシ
ステムでさまざまなスイッチを動かすために用いられる
MOS素子の構成図を示す。PチャネルMOS素子P2
60Bは、図4に示すスイッチSW260Bに相当す
る。スイッチSW260AはPチャネル素子P260A
に相当し、スイッチSW360はNチャネル素子N36
0に相当する。「N OFF」信号によって制御される
スイッチSW470Bは、Nチャネル素子N470Bに
相当する。このような単一のスイッチの動作は回路設計
の分野では周知である。
【0052】図7a及び図7bに、スイッチミラーとそ
のブロック図とを示す。このブロック図において、スイ
ッチミラーには、バイアス発生器(図6参照)のNチャ
ネル素子N120のドレインから入力信号INPUTが
入力される。ON信号がミラーに供給される。このON
信号は上述のCHG信号に相当する。図7bに示すよう
に、カレントミラーは動作すると、入力電流のd/c倍
の出力電流を供給する。
【0053】スイッチカレントミラーは、充電電流用に
用いられるものよりも低い電流比を使用し、図6に示す
小維持電流発生器として機能するように用いることもで
きる。このような構成を図8に示す。上記実施例では、
電流利得がd/cの単一のスイッチカレントミラーがバ
イアス発生器と定容量出力段との間に接続される。
【0054】図8にプログラミング用に4つの充電電流
レンジを有する本発明の実施例を図示する。2つのスイ
ッチミラーが備えられて、出力素子N320Aまたは出
力素子N320Bで発生器からの2つのプログラマブル
値の出力電流を出力している。2つのスイッチミラー
は、上述の単一ミラーと同一の構造を有し、図8に符号
510及び550で図示されている。
【0055】この実施例の出力段は一対の出力素子N3
20A,N320Bを有し、これらの素子は、図6に示
すドライバN320に相当する。同様に、一対のゲート
制御素子は図6に示すNチャネル素子N310,N36
0に相当し、スイッチN370A,N370Bは図6に
示すスイッチN470Bに相当する。2つの出力ドライ
ブ素子N320A,N320Bのドレインは互いに接続
されている。2つの出力ドライブ素子N360A,N3
60BのゲートにそれぞれCHG信号が入力される。素
子N310A,N310Bのドレインは、CHG信号に
よって制御されるスイッチミラー510,550の出力
端子に接続され、素子N310A,N310Bのゲート
は、「N ON」信号によって制御されるスイッチミラ
ー410,450の出力端子に接続される。これらのカ
レントミラー410,450は、図7a及び図7bに示
す構成を有するのが望ましい。
【0056】この実施例では、スイッチミラー550
は、レンジCのプログラミング制御回路が論理「0」で
ある場合に限り動作可能になる。この場合、ミラー選択
スイッチング素子を形成するレンジCのスイッチ700
のPチャネル素子P660は導通状態になり、Nチャネ
ル素子N120のドレインでのバイアス発生器の出力電
圧がスイッチミラー550の入力端子に印加されるよう
になっている。
【0057】スイッチミラー550が論理「1」によっ
てレンジCの制御信号に対して動作しない場合、Pチャ
ネル素子P660はオフされ、Nチャネル素子N660
がオンしてスイッチミラー550の入力端子が接地面に
接続される。さらに、素子N670がオンしてスイッチ
ミラー550からのリーク電流を接地面に流して、出力
ドライバN320Bのオフを確実にする。
【0058】維持カレントミラー410,450は、小
量の維持電流を供給して、最初の充電相が終了した後
で、出力素子N320A,N320Bが所望の出力コン
ダクタンス値を維持するようにしている。入力バイアス
発生器に接続された図7a及び図7bに示すスイッチミ
ラーを用いることによって、ドライバの出力コンダクタ
ンス値は一定となり、プロセス、温度及び電源の変化に
対して依存しない。
【0059】維持カレントミラー410,450は、デ
ータ入力が論理「1」であるときは、電力を節約するた
めにオフにならなければならない。これは、「N O
N」信号を用いて「ON」入力を各スイッチミラー41
0,450に入力して行われる。「N ON」信号は、
論理入力に接続されたインバータから出力されるので、
入力データビットの論理反転信号となる。スイッチ素子
N370A,N370Bは、データ入力が論理「1」の
ときに「N OFF」信号(「N ON」の論理反転)
に応答して全てのスイッチのミラーのリーク電流を接地
面とショートさせる。このようなスイッチによって、出
力素子N320A,N320Bは確実にオフとなる。こ
の「N OFF」信号は、並列に接続された2つのイン
バータとデータ入力部とからなる論理バッファから出力
される(図5b参照)。
【0060】スイッチミラー510,550の素子の寸
法と電流利得とを変えたり、出力素子N320A,N3
20Bの寸法を変えることによって、多くのプログラミ
ングレンジを形成することができる。実施例での最大出
力コンダクタンスは、レンジAを論理「1」に且つレン
ジCを論理「0」にすることによってプログラムされ
る。図8に示す実施例ではレンジAとレンジCとの論理
信号を組み合わせることによって4つのプログラミング
レンジを選択することができるが、さらにプログラミン
グ抵抗器やスイッチミラーを用いることによって、より
多くのプログラミングレンジが可能となる。すなわち、
レンジCのスイッチング素子にさらに選択スイッチを付
加し、且つ適宜の制御信号が供給されるならば、2つ以
上のスイッチミラー510/410、及び550/45
0を備えることができる。
【0061】なお、本発明は、図面を参照しながら説明
した実施例に限定されるものではない。本発明に、スイ
ッチミラーやCMOS負荷を駆動する極性が互いに異な
る出力ドライバを追加したり、異なる出力電圧や信号極
性の負荷を駆動する別の半導体技術を用いることもでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のバイアス発生器を説明する構成図であ
る。
【図2】本発明の一実施例の原理を示す構成図である。
【図3】プログラミングで用いられるMOSスイッチの
寄生抵抗を補償するために用いられるMOS素子を示す
プログラマブルリファレンス発生器の構成図である。
【図4】電力の節約を特徴とするプログラマブルコンダ
クタンス出力ドライバの構成図を示す。
【図5】aは、入力データと内部の制御信号との間の関
係を示すグラフであり、bはaで示す信号に相当する制
御論理構造の構成図である。
【図6】スイッチカレントミラーのスイッチとして用い
られるMOS素子を示す構成図である。
【図7】aはスイッチミラーの構成図であり、bはスイ
ッチミラーの記号を表す。
【図8】4つの出力コンダクタンスレンジのプログラミ
ングを可能とする本発明の一実施例を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
100 バイアス電流発生器 200 カレントミラー 300 出力段

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バイアス発生器(100)と出力段(3
    00)とを備え、接続された論理素子を駆動する論理出
    力ドライバであって、 前記バイアス発生器(100)及び前記出力段(30
    0)の各々に接続されたカレントミラー(200;P2
    10,P220)を有し、 前記バイアス発生器(100)、前記出力段(400)
    及び前記カレントミラー(200)のうちの少なくとも
    1つはプログラマブルであり、 前記出力段(400)のコンダクタンスは、プロセス、
    供給電圧及び温度の変化に依存しない所定数の所定コン
    ダクタンス値のうちの選択された一定値に保持されるこ
    とを特徴とする論理出力ドライバ。
  2. 【請求項2】 前記バイアス発生器(100)はプログ
    ラマブルであることを特徴とする請求項1記載の論理出
    力ドライバ。
  3. 【請求項3】 前記カレントミラー(200)はプログ
    ラマブルであることを特徴とする請求項1乃至2記載の
    論理出力ドライバ。
  4. 【請求項4】 前記出力段(300)は、コンダクタン
    スを変えるためにプログラマブルであることを特徴とす
    る請求項1乃至3記載の論理出力ドライバ。
  5. 【請求項5】 前記バイアス発生器は、バイアスカレン
    トミラー(P110,P120)と1対のバイアス出力
    素子(N110,N120)とを有することを特徴とす
    る請求項1乃至4記載の論理出力ドライバ。
  6. 【請求項6】 前記カレントミラーは、前記電流発生器
    のバイアス電流出力端子に接続されたスイッチ可能なミ
    ラー入力ゲート(N210)を備えたスイッチ可能なカ
    レントミラー(P110,P120)であることを特徴
    とする請求項5記載の論理出力ドライバ。
  7. 【請求項7】 前記バイアス発生器の1対のバイアス出
    力素子のうちの一方が接地面に達する電流路に接続され
    た1対のバイアス抵抗器(R150,R151)と、 前記バイアス抵抗器(R150,R151)と同一のバ
    イアス出力素子が接地面に達する電流路に接続された1
    対のバイアスプログラミングスイッチング素子(N17
    0,N180)と、 前記バイアスプログラミングスイッチング素子(N17
    0,N180)の抵抗を補償するために前記スイッチ可
    能なカレントミラーに設けられた抵抗補償素子(N16
    0)と、 を有することを特徴とする請求項6記載の論理出力ドラ
    イバ。
  8. 【請求項8】 前記出力段(300)は出力ドライブ素
    子(N320)と、 入力データビットが第1状態にあるときに前記出力ドラ
    イブ素子(N320)のゲートと導通し、前記入力デー
    タビットが第2状態にあるときに前記出力ドライブ素子
    (N320)のゲートを閉じる半導体出力スイッチ(S
    W470)と、を有することを特徴とする請求項1乃至
    7記載の論理出力ドライバ。
  9. 【請求項9】 維持電流発生器(i gen)と維持ス
    イッチ(SW470A)とからなりスイッチ可能に前記
    出力段に設けられた電流維持回路を有し、前記電流維持
    回路は、負荷がロー論理状態にあるときに、所定のスル
    ーレートで最小量の出力電流を前記負荷へ供給すること
    を特徴とする請求項1乃至8記載の論理出力ドライバ。
  10. 【請求項10】 前記カレントミラーは、前記負荷の状
    態変化を表すチャージ(CHG)信号を生じる充電装置
    (600)を有することを特徴とする請求項1乃至請求
    項9記載の論理出力ドライバ。
  11. 【請求項11】 互いに異なる出力電流を出力する複数
    のスイッチミラー(510,410:55,450)
    と、前記スイッチミラーに接続されたミラー選択装置
    (700)と、を有し、前記ミラー選択装置は、選択さ
    れた入力信号(レンジC)に応じて選択された前記スイ
    ッチミラーの1つを作動させることを特徴とする請求項
    1乃至請求項10記載の論理出力ドライバ。
  12. 【請求項12】 信号を負荷に供給する出力ドライバで
    あって、 制御電流を供給するバイアス発生器と、 プロセス、温度及び電圧の変化に依存しない所定の電流
    利得で出力電流を出力するために前記バイアス発生器か
    らの制御電流に応答する第1手段と、 コンダクタンスを一定とするために前記第1手段から出
    力された出力電流の所定の電流利得に応答する第2手段
    と、 第1及び第2論理レベルを有する2つの論理信号を供給
    する第3手段と、 前記論理信号に反応して前記第2手段に連結される第4
    手段と、 を有し、 前記第4手段は、前記論理信号の第1論理値に応じて前
    記第3手段のコンダクタンスを一定とするとともに、前
    記論理信号の第2論理値に応じて前記コンダクタンスを
    一定とするときに前記第2手段の動作を阻止することを
    特徴とする出力ドライバ。
  13. 【請求項13】 前記負荷は前記第4手段からの信号に
    反応し、 前記バイアス発生器に設けられた第5手段を有し、 前記第5手段は、前記負荷が低容量の場合は前記第4手
    段のコンダクタンスを減少せしめるとともに前記負荷が
    高容量の場合は前記第4手段のコンダクタンスを増加せ
    しめることを特徴とする請求項12記載の出力ドライ
    バ。
  14. 【請求項14】 前記バイアス発生器の温度依存性及び
    プロセス依存性作用を低減せしめるために前記バイアス
    発生器に設けられた第5手段を有し、前記温度依存性及
    びプロセス依存性作用による前記第4手段のコンダクタ
    ンスの変化を抑制することを特徴とする請求項12記載
    の出力ドライバ。
  15. 【請求項15】 前記第1手段がスタンバイ状態にある
    ときに前記第2手段の電力を最小にするために前記第1
    手段に設けられた第5手段と、 前記第5手段が前記第1手段での電力を最小にするとき
    に前記第2手段に維持電流を供給するために前記第2手
    段に設けられた第6手段と、 を有することを特徴とする請求項12記載の出力ドライ
    バ。
  16. 【請求項16】 前記負荷は容量を有し、 前記論理信号が第2論理値から第1論理値に変化すると
    きに前記負荷の容量の充電を抑制するために前記バイア
    ス発生器及び前記第1手段に設けられた手段を有するこ
    とを特徴とする請求項12乃至請求項15記載の出力ド
    ライバ。
  17. 【請求項17】 前記第1手段からの出力電流を所定利
    得に調整して出力するために前記第2手段に設けられた
    手段を有することを特徴とする請求項12乃至請求項1
    6記載の出力ドライバ。
  18. 【請求項18】 前記負荷の前記容量が充電された後で
    前記第4手段をコンダクタンス一定に保持するために前
    記第1手段に設けられた手段を有することを特徴とする
    請求項17記載の出力ドライバ。
  19. 【請求項19】 負荷に信号を供給する出力ドライバで
    あって、 制御電流を供給するバイアス発生器と、 前記制御電流に対して、プロセス、温度及び電圧に変化
    に依存しない電流利得を生成するために前記制御電流に
    反応するカレントミラーと、 コンダクタンス一定で前記負荷に信号を供給するために
    前記制御電流の電流利得に反応する出力発生器と、 第1及び第2論理値を有する入力信号を供給するととも
    に前記入力信号の第1論理値用に前記出力発生器のコン
    ダクタンスを一定にするために前記出力発生器に連結さ
    れた第1手段と、 を有することを特徴とする出力ドライバ。
  20. 【請求項20】 前記負荷は容量を有し、 前記負荷の前記容量の変化に応じて前記出力発生器のコ
    ンダクタンスの値を調整するために前記バイアス発生器
    に設けられた第2手段と、 前記出力発生器のコンダクタンスの値を調整するときに
    前記第2手段の動作を補償するために前記バイアス発生
    器に設けられた第3手段と、 を有することを特徴とする請求項19記載の出力ドライ
    バ。
  21. 【請求項21】 前記第2手段は前記負荷の前記容量の
    変化に応じて変化するインピーダンスを供給し、 前記第3手段は前記第2手段の前記インピーダンスの変
    化を補償することを特徴とする請求項20記載の出力ド
    ライバ。
  22. 【請求項22】 前記バイアス発生器のプロセス及び温
    度の変化による前記出力発生器のコンダクタンスへの作
    用を抑制するために前記バイアス発生器に設けられた手
    段と、 前記カレントミラーの温度及びプロセスの変化による前
    記出力発生器のコンダクタンスへの作用を抑制するため
    に前記カレントミラーに設けられた手段と、 を有することを特徴とする請求項19乃至請求項21記
    載の出力ドライバ。
  23. 【請求項23】 前記出力発生器がスタンバイ状態にあ
    るときに前記カレントミラーを流れる電流を遮断するた
    めに前記カレントミラーに設けられた手段と、 前記出力発生器がスタンバイ状態にあるときに前記出力
    発生器に維持電流を流すために前記出力発生器に設けら
    れた手段と、 を有することを特徴とする請求項19乃至請求項22記
    載の出力ドライバ。
  24. 【請求項24】 前記出力発生器は出力電流を供給し、 前記出力発生器から振幅の異なる出力電流を供給するた
    めに前記カレントミラーに設けられたプログラマブル第
    3手段を有することを特徴とする請求項19乃至請求項
    23記載の出力ドライバ。
  25. 【請求項25】 前記出力発生器に複数のトランジスタ
    を有し、 前記出力発生器の前記トランジスタのサイズは、前記カ
    レントミラーから振幅の異なる電流を供給するために前
    記カレントミラーのプログラミングに応じて調整可能で
    あることを特徴とする請求項24記載の出力ドライバ。
  26. 【請求項26】 可変容量を有する負荷に信号を供給す
    る出力ドライバであって、 第1及び第2論理値を有する入力信号を供給する手段
    と、 制御電流を供給するバイアス発生器と、 インピーダンスを調整するために前記バイアス発生器に
    設けられた手段と、 前記インピーダンスをプログラムして前記負荷の前記容
    量の変化に応じて調節するために前記バイアス発生器に
    設けられた手段と、 前記制御電流を所定の利得で出力するカレントミラー
    と、 前記入力信号の第1論理値に応じて前記負荷への信号を
    発生するコンダクタンスを一定とするために、前記カレ
    ントミラーからの前記制御電流と前記入力信号とに反応
    して前記カレントミラーに連結される出力発生器と、 を有することを特徴とする論理出力ドライバ。
  27. 【請求項27】 温度及びプロセスの変化により前記出
    力発生器のコンダクタンスに生じる影響を抑制するため
    に前記バイアス発生器に設けられた手段を有することを
    特徴とする請求項26記載の出力ドライバ。
  28. 【請求項28】 前記出力発生器がスタンバイ状態にあ
    るときに前記カレントミラーの電流の流れを遮断するた
    めに前記カレントミラーに設けられた手段と、 前記出力発生器がスタンバイ状態にあるときに維持電流
    を前記出力発生器に流すために前記電流発生器に設けら
    れた手段と、 を有することを特徴とする請求項26及び27記載の出
    力ドライバ。
  29. 【請求項29】 前記制御電流の前記カレントミラーに
    て与えられる電流利得を調整するために前記カレントミ
    ラーに設けられたプログラマブル手段と、 前記カレントミラーでの前記プログラマブル手段による
    前記制御電流の電流利得の調整に応じて前記出力発生器
    のコンダクタンスを調整するために前記出力発生器に設
    けられた手段と、 を有することを特徴とする請求項26乃至28記載の出
    力ドライバ。
  30. 【請求項30】 前記制御電流の前記カレントミラーに
    て与えられる電流利得を調整するために前記カレントミ
    ラーに設けられたプログラマブル手段と、 前記プログラマブル手段による前記カレントミラーでの
    電流利得の調整に応じて前記出力発生器のコンダクタン
    スの値を調整するために前記出力発生器に設けられた手
    段と、 前記出力発生器が前記入力信号の前記第1論理値に応じ
    て前記負荷への前記信号を生成するときに前記出力発生
    器内の維持電流を遮断するために前記出力発生器に設け
    られた手段と、 を有することを特徴とする請求項27記載の出力ドライ
    バ。
  31. 【請求項31】 可変容量を有する負荷に信号を供給す
    る出力ドライバであって、 制御信号を供給するバイアス発生器と、 第1及び第2論理値を有する入力信号を供給する手段
    と、 前記制御信号を所定の利得で出力するカレントミラー
    と、 前記利得を調整するために前記カレントミラーに設けら
    れたプログラマブル手段と、 前記入力信号に第1論理値が生成しているときに前記出
    力発生器のコンダクタンスを一定にするとともに前記入
    力信号に第1論理値が生成しているときに前記負荷に入
    力する出力信号を生成するために前記カレントミラーか
    らの前記制御電流に反応する出力発生器と、 前記カレントミラーで調整された前記制御信号の利得に
    応じて前記出力レジスタのコンダクタンスの値を調整す
    るために前記出力発生器に設けられた手段と、を有する
    ことを特徴とする出力ドライバ。
  32. 【請求項32】 前記出力発生器がスタンバイ状態で動
    作するときに前記カレントミラーを流れる制御電流を遮
    断するために前記カレントミラーに設けられた手段と、 前記出力発生器がスタンバイ状態で動作するときに維持
    電流を生成するために前記出力発生器に設けられた手段
    と、 を有することを特徴とする請求項31記載の出力ドライ
    バ。
  33. 【請求項33】 前記出力発生器のコンダクタンスを一
    定にする場合に温度及びプロセスによる作用を最小限に
    抑えるために前記カレントミラーに設けられた手段を有
    することを特徴とする請求項31及び32記載の出力ド
    ライバ。
  34. 【請求項34】 インピーダンスを調整する手段と、 前記負荷の前記容量の変化に応じて前記インピーダンス
    を調整するために前記バイアス発生器に設けられたプロ
    グラマブル手段と、 を有することを特徴とする請求項33記載の出力ドライ
    バ。
  35. 【請求項35】 負荷を構成するとともに複数の状態及
    び負荷容量を有する論理素子と組み合わせられたことを
    特徴とする請求項12乃至34記載の出力ドライバ。
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