JP3166732B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体記憶装置に
関し、特に1つのメモリセルに複数ビットの情報を格納
する半導体記憶装置のワード線電圧を発生する基準電圧
発生回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体記憶装置に対する大容量化
の要請に応えるべく、多値技術を用いて1つのメモリセ
ルに複数ビットの情報を格納する半導体記憶装置が注目
されている。マスクROMを例として多値技術について
説明する。
【0003】多値技術を用いたマスクROMでは、1つ
のメモリセルトランジスタに複数ビット(例えば2ビッ
トや4ビット)の情報を保持させる必要がある。これを
実現するために、各メモリセルトランジスタのしきい値
電圧を4種類以上のしきい値電圧の中から保持すべき情
報に応じたいずれかのしきい値に設定しなければならな
い。例えば、1つのメモリセルトランジスタに2ビット
の情報を保持させるには、22=4種類のしきい値電圧の
中から保持すべき情報に応じたいずれかのしきい値に設
定すればよく、4ビットの情報を保持させるには、24=
16種類のしきい値電圧の中から保持すべき情報に応じ
たいずれかのしきい値に設定すればよい。このようなし
きい値の設定は、製造時におけるイオン注入技術によっ
て実現できる。
【0004】次に、複数ビットの情報が保持されたメモ
リセルトランジスタに対する読出しについて説明する。
【0005】多値技術を用いていないマスクROM、す
なわち1つのメモリセルトランジスタに1ビットの情報
しか保持されていないマスクROMにおいては、ワード
線に印加する電圧は単一でよい。なぜなら、1つのメモ
リセルトランジスタに1ビットの情報のみを保持するに
は、2種類のしきい値電圧の中から保持すべき情報に応
じて一方のしきい値電圧を設定すれば良いのであるか
ら、これら2種類のしきい値電圧の中間の電圧をワード
線に印加すれば、メモリセルトランジスタがいずれのし
きい値電圧を有しているかを判別できるからである。こ
の場合、一方のしきい値を持つメモリセルトランジスタ
はONし、他方のしきい値を持つメモリセルトランジス
タはOFFすることとなり、これを検出することで選択
されたメモリセルの情報が読み出される。
【0006】しかしながら、多値技術を用いたマスクで
は、各メモリセルトランジスタは4種類以上のしきい値
電圧の中のいずれかのしきい値を有しているため、いず
れのしきい値を有しているかを判断するためには、複数
種類のワード線電圧を次々に印加する必要がある。例え
ば、1つのメモリセルトランジスタに2ビットの情報が
保持されている場合、すなわち4種類のしきい値電圧を
有する場合、これら4種類のしきい値電圧を低い方から
それぞれVt0、Vt1、Vt2及びVt3とすると、
ワード線には、Vt0とVt1の中間の電圧(T1
V)、Vt1とVt2の中間の電圧(T2V)及びVt
2とVt3の中間の電圧(T3V)を次々に印加しなけ
ればメモリセルトランジスタがいずれのしきい値電圧を
有しているかを判別できない。このため、1つのメモリ
セルトランジスタに2ビットの情報が保持されているマ
スクROMにおいては、3種類のワード線電圧を生成す
る回路が必要となる。
【0007】同様に、1つのメモリセルトランジスタに
4ビットの情報が保持されているマスクROMにおいて
は、16−1=15種類のワード線電圧を生成する基準
電圧発生回路が必要となる。
【0008】このような基準電圧発生回路について具体
的に説明する。
【0009】図5は、従来の基準電圧発生回路50の回
路図である。基準電圧発生回路50は、1つのメモリセ
ルトランジスタに2ビットの情報を保持するマスクRO
MにおけるT2V電圧を発生する回路、すなわち、メモ
リセルトランジスタのしきい値電圧Vt1とVt2の中
間の電圧を生成する回路である。
【0010】具体的には、電源電位Vccと接地電位G
NDとの間に直列なPチャンネルMOSトランジスタ群
と並列なNチャンネルMOSトランジスタ群52を接続
し、その節点の電位を取り出す回路である。このうち、
直列なPチャンネルMOSトランジスタ群は、周辺回路
を構成するトランジスタと同一工程で作製されるトラン
ジスタで、そのゲートはいずれも接地電位GNDに接続
されている。このためこの直列なPチャンネルMOSト
ランジスタ群は抵抗として働く。一方、並列なNチャン
ネルMOSトランジスタ群52は、メモリセルトランジ
スタと同一工程で作製される複数のダミーセルトランジ
スタC21、C22、・・・C2nからなり、そのしき
い値はVt2のしきい値を持つメモリセルトランジスタ
と同一である。
【0011】このため、基準電圧T2Vは、Vt2より
もやや低い電圧、すなわちしきい値電圧Vt1とVt2
の中間の電圧となる。しかも、節点の電圧を決めるNチ
ャンネルMOSトランジスタ群52は、メモリセルトラ
ンジスタと同一工程で作製されるため、プロセス上の問
題により仮にメモリセルトランジスタのしきい値電圧V
t2が予定するしきい値電圧よりも高くなってしまった
としても、基準電圧T2Vも同様に高くなり、逆にしき
い値電圧Vt2が予定するしきい値電圧よりも低くなっ
てしまった場合は基準電圧T2Vも同様に低くなるた
め、常にメモリセルトランジスタのしきい値電圧Vt2
よりもやや低い電圧を発生することが可能となる。
【0012】しかし、この基準電圧発生回路50では、
NチャンネルMOSトランジスタ群52を構成する各ダ
ミーセルトランジスタC21、C22、・・・C2nの
ソース・ドレイン間に常に基準電圧T2Vがかかり続け
るため、これらダミーセルトランジスタが短期間で劣化
してしまうという問題がある。例えば、基準電圧T2V
が約3.3Vである場合、各ダミーセルトランジスタの
ソース・ドレイン間には常に約3.3Vの電圧が印加さ
れ続け、この結果、各ダミーセルトランジスタのゲート
へホットキャリアが注入されてそのしきい値電圧が上昇
してしまう。本発明者による実験では、平均して約数日
で各ダミーセルトランジスタのしきい値電圧はメモリセ
ルトランジスタのしきい値電圧Vt2を越えてしまい、
その結果基準電圧T2Vもメモリセルトランジスタのし
きい値電圧Vt2を越え、正常な読み出しが不可能とな
ってしまうことが分かった。
【0013】これを防止するため、図6に示すような基
準電圧発生回路60を用いることが考えられる。基準電
圧発生回路60は、直列なPチャンネルMOSトランジ
スタ群と並列なNチャンネルMOSトランジスタ群52
との間に、周辺回路を構成するトランジスタと同一工程
で作製されるNチャンネルMOSトランジスタ62を介
在させたものである。これにより、NチャンネルMOS
トランジスタ62とNチャンネルMOSトランジスタ群
52との節点Dxの電位は、基準電圧T2Vよりも低く
なり、その結果、NチャンネルMOSトランジスタ群5
2を構成する各ダミーセルトランジスタC21、C2
2、・・・C2nのソース・ドレイン間電圧が緩和さ
れ、ゲートへホットキャリア注入が抑制される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の基
準電圧発生回路60は、周辺回路を構成するトランジス
タと同一工程で作製されるNチャンネルMOSトランジ
スタ62によってダミーセルトランジスタのソース・ド
レイン間電圧を緩和しているが、一般に周辺回路とメモ
リセルアレイとは別工程で作製されるので、周辺回路を
構成するトランジスタのばらつきの方向とメモリセルト
ランジスタのばらつきの方向は必ずしも一致せず、この
ため、プロセス上の問題によりメモリセルトランジスタ
のしきい値電圧Vt2が予定するしきい値電圧よりも高
くなり、周辺回路を構成するトランジスタのしきい値電
圧が予定するしきい値電圧よりも低くなった場合、Nチ
ャンネルMOSトランジスタ群52を構成する各ダミー
セルトランジスタのソース・ドレイン間電圧の緩和効果
は大きく減殺されてしまう。
【0015】この様子を、図7を用いて説明する。
【0016】図7は、基準電圧発生回路60における節
点Dxに流れる電流I(Dx)と節点Dxの電圧V(D
x)の関係を示すグラフであり、実線はメモリセルトラ
ンジスタ及び周辺トランジスタともにしきい値のばらつ
きがない場合、破線はメモリセルトランジスタのしきい
値がプラス方向へばらつき、周辺トランジスタのしきい
値がマイナス方向へばらついた場合を示している。ここ
では、メモリセルトランジスタのしきい値Vt2=3.
3V、メモリセルトランジスタのしきい値Vt0=周辺
トランジスタのしきい値Vtnであるとする。
【0017】図7から明らかなように、節点Dxの電圧
V(Dx)は周辺トランジスタのしきい値のばらつきに
大きく依存し、これがマイナス方向へばらつくと、節点
Dxの電圧V(Dx)が、予定する電圧V(Dx)=約
2.0Vよりも大幅に高くなってしまうことが分かる。
このことは、製造プロセス上のばらつきがダミーセルト
ランジスタの寿命を大きく左右することを意味し、製品
の信頼性を大幅に損なう結果となる。
【0018】したがって、本発明は、ダミーセルトラン
ジスタの寿命が製造プロセス上のばらつきに左右されな
い半導体記憶装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、第1の
電源端と出力端との間に接続された抵抗手段と、第2の
電源端と前記出力端との間に直列に接続された第1及び
第2のダミーセルトランジスタとを有し、前記出力端に
現れる電圧をワード線に供給する半導体記憶装置であ
り、前記第1のダミーセルトランジスタと前記第2のダ
ミーセルトランジスタとは同一の製造工程により作製さ
れることを特徴とする半導体記憶装置が提供される。ま
た、前記第1及び第2のダミーセルトランジスタのゲー
トは、いずれも前記出力端に接続されていることが好ま
しい。さらに、前記第1のダミーセルトランジスタのし
きい値電圧と前記第2のダミーセルトランジスタのしき
い値電圧とは異なることが好ましい。
【0020】また、本発明によれば、複数のメモリセル
トランジスタを有するメモリセルアレイと、前記複数の
メモリセルトランジスタをそれぞれ選択する複数のワー
ド線と、アドレス信号に応じて前記複数のワード線の中
の所定のワード線を活性化させるXデコーダと、前記活
性化された前記所定のワード線に基準電圧を供給する手
段とを備える半導体記憶装置において、前記基準電圧を
供給する手段は、第1の電源端と出力端との間に接続さ
れた抵抗手段と、第2の電源端と前記出力端との間に直
列に接続された第1及び第2のダミーセルトランジスタ
と、前記出力端に現れる電圧を前記活性化された前記所
定のワード線に供給する手段とを有し、前記第1及び第
2のダミーセルトランジスタは、前記メモリセルトラン
ジスタと同一の製造工程により作製されたことを特徴と
する半導体記憶装置が提供される。また、前記各メモリ
セルトランジスタは少なくとも2ビット以上の情報をそ
のしきい値電圧によって保持するものであり、前記第1
のダミーセルトランジスタのしきい値電圧は前記メモリ
セルトランジスタが保持する所定の情報に対応するしき
い値電圧と実質的に等しく、前記第2のダミーセルトラ
ンジスタのしきい値電圧は前記所定の情報とは異なる情
報に対応するしきい値電圧と実質的に等しいことが好ま
しい。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態による半導体
記憶装置について図面を用いて説明する。
【0022】図1は、本発明の核心をなす基準電圧発生
回路10を示す図であるが、その詳細については後述す
ることとし、まず本実施の形態による半導体記憶装置1
00の全体像について説明する。
【0023】図2は本実施の形態による半導体記憶装置
100の全体を概略的に示すブロック図であり、本発明
と直接関係のない部分については省略してある。
【0024】半導体記憶装置100は、メモリセルアレ
イ28を有するマスクROMであり、メモリセルアレイ
28に含まれる各メモリセルトランジスタは、複数ビッ
ト(例えば2ビットや4ビット)の情報を保持してい
る。以下の説明に於いては、各メモリセルトランジスタ
が2ビットの情報を保持しているものとして説明を進め
るが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば
4ビットの情報を保持するものであっても良い。
【0025】このように半導体記憶装置100では、各
メモリセルトランジスタが2ビットの情報を保持してい
るので、各メモリセルトランジスタのしきい値電圧は4
種類のしきい値電圧の中から保持すべき情報に応じたい
ずれかのしきい値に設定されている。例えば、メモリセ
ルトランジスタに[0,0]の情報を保持させる場合に
は、当該メモリセルトランジスタのしきい値電圧をVt
0に設定し、メモリセルトランジスタに[0,1]の情
報を保持させる場合には、当該メモリセルトランジスタ
のしきい値電圧をVt1に設定し、メモリセルトランジ
スタに[1,0]の情報を保持させる場合には、当該メ
モリセルトランジスタのしきい値電圧をVt2に設定
し、メモリセルトランジスタに[1,1]の情報を保持
させる場合には、当該メモリセルトランジスタのしきい
値電圧をVt3に設定すればよい。特に限定されない
が、各しきい値電圧の関係は、Vt0<Vt1<Vt2
<Vt3であるとする。
【0026】このようなメモリセルトランジスタからな
るメモリセルアレイ28へのアクセスは、Xデコーダ2
6と図示しないYデコーダを用いて行われる。Xデコー
ダ26は、装置の外部より供給されるアドレス信号を受
けて選択されたワード線W01、W02、・・・Wxx
を活性化する回路であるが、選択されたワード線W0
1、W02、・・・Wxxに印加する電圧が1種類で
は、上述のとおり、選択されたメモリセルトランジスタ
のしきい値電圧がVt0〜Vt3のいずれであるのか判
別することはできない。すなわち、選択されたワード線
には、Vt0とVt1の中間の電圧(T1V)、Vt1
とVt2の中間の電圧(T2V)及びVt2とVt3の
中間の電圧(T3V)を次々印加しなければ、選択され
たメモリセルトランジスタがいずれのしきい値電圧を有
しているかを判別できない。このため、Xデコーダ26
により選択されたワード線に種々の電圧を供給するため
の回路が必要となる。
【0027】その回路が、基準電圧発生回路10及び2
0、昇圧回路22、増幅回路16及び18、ゲート電圧
選択回路24である。
【0028】基準電圧発生回路20は、Vt0とVt1
の中間の電圧(T1V)を生成する回路であり、基準電
圧発生回路10は、Vt1とVt2の中間の電圧(T2
V)を生成する回路であり、昇圧回路22は、Vt2と
Vt3の中間の電圧(T3V)を生成する回路である。
【0029】尚、近年のマスクROMにおいては、電源
電圧Vccとして3.3Vを要求されることが多いが、
そのような電源電圧の範囲においてメモリセルトランジ
スタのしきい値を4種類作り分け、かつこれら4種類の
しきい値が判別できるようにワード線の電位を制御する
にはマージンが小さく、困難である。そこで、本発明で
は、電源電圧を超える電圧の範囲においてメモリセルト
ランジスタのしきい値を4種類作り分けている。具体的
には、Vt0=0.7V、Vt1=1.8V、Vt2=
3.3V、Vt3=6Vに設定される。このようなしき
い値の作り分けは、半導体記憶装置100の製造プロセ
スにおけるイオン注入により実現される。半導体記憶装
置100において、メモリセルトランジスタの各しきい
値を上述のように設定したのは、各しきい値間が大きく
離れていれば離れているほど読み出しマージンが大きく
とれる一方、しきい値を高くするためにイオン注入量を
増大させればさせるほどイオン注入によるしきい値の制
御性が悪化すること、及び、あまりに高いしきい値を設
定すると、昇圧回路の回路規模や消費電力が増大するこ
とから、イオン注入おけるしきい値の制御性悪化の影響
が小さく、且つ昇圧回路の回路規模や消費電力が小さく
抑えられる範囲において、各しきい値電圧間をできるだ
け大きく離した結果である。ただし、本発明が上述のよ
うに設定されたしきい値電圧に限定されないことは言う
までもない。
【0030】このように設定されたしきい値電圧をもつ
メモリセルトランジスタへの読み出しを行うべく、各基
準電圧は、T1V=1.7〜1.8V、T2V=3.2
〜3.3V、T3V=4.3Vに設定される。そして、
上述のとおり、基準電圧T1Vは基準電圧発生回路20
により生成され、基準電圧T2Vは基準電圧発生回路1
0により生成され、基準電圧T3Vは昇圧回路22によ
り生成される。
【0031】これら回路により生成された各基準電圧T
1V〜T3Vはゲート電圧選択回路24に供給され、タ
イミング信号φ1〜φ3に応答してその一つが選択さ
れ、ワード線駆動電圧VWとしてXデコーダ26に供給
される。Xデコーダ26は、アドレス信号に応じて選択
したワード線に、ワード線駆動電圧VWを供給する。
【0032】尚、半導体記憶装置100では、基準電圧
発生回路20とゲート電圧選択回路24との間に増幅回
路18を介在させ、基準電圧発生回路10とゲート電圧
選択回路24との間に増幅回路16を介在させている
が、これら増幅回路16、18は、基準電圧発生回路1
0、20の電流供給能力が不足である場合にこれを増強
させるものであり、基準電圧発生回路10、20の電流
供給能力が十分であれば必要はない。したがって、基準
電圧T1VとT1V’、基準電圧T2VとT2V’はそ
れぞれ同電圧である。
【0033】次に、図3を用いて、選択されたワード線
へのワード線駆動電圧VWの印加の様子を説明する。
【0034】上述のとおり、Xデコーダ26はワード線
W01、W02、・・・Wxxのうちアドレス信号に応
答したものを選択するが、ゲート電圧選択回路24に
は、まずタイミング信号φ1が供給されており、これに
応答してゲート電圧選択回路24は基準電圧T1V(T
1V’)を選択し、これをXデコーダ26に供給する。
これにより、Xデコーダ26により選択されたワード線
には基準電圧T1V(T1V’)が印加される。次に、
ゲート電圧選択回路24にはタイミング信号φ2が供給
され、これに応答してゲート電圧選択回路24は基準電
圧T2V(T2V’)を選択し、これをXデコーダ26
に供給する。次に、ゲート電圧選択回路24にはタイミ
ング信号φ3が供給され、これに応答してゲート電圧選
択回路24は基準電圧T3Vを選択し、これをXデコー
ダ26に供給する。これにより、Xデコーダ26により
選択されたワード線には、基準電圧T1V(T1
V’)、基準電圧T2V(T2V’)、基準電圧T3V
が次々と印加されることになる。
【0035】かかるワード線の駆動により、選択された
メモリセルトランジスタがVt0〜Vt3のいずれのし
きい値を有しているか、図9に示すごとく判別される。
すなわち、選択されたメモリセルトランジスタのしきい
値がVt0であれば、タイミング信号φ1がアクティブ
な期間からタイミング信号φ3がアクティブな期間に亘
って常にONするはずであり、選択されたメモリセルト
ランジスタのしきい値がVt1であれば、タイミング信
号φ1がアクティブな期間はOFFしタイミング信号φ
2、3がアクティブな期間はONするはずであり、選択
されたメモリセルトランジスタのしきい値がVt2であ
れば、タイミング信号φ1、2がアクティブな期間はO
FFしタイミング信号φ3がアクティブな期間はONす
るはずであり、選択されたメモリセルトランジスタのし
きい値がVt3であれば、タイミング信号φ1がアクテ
ィブな期間からタイミング信号φ3がアクティブな期間
に亘って常にOFFするはずであるから、このON/O
FF状態を図示しないセンスアンプにより検出すること
により、選択されたメモリセルトランジスタのしきい
値、すなわち保持された情報を読み出すことができる。
【0036】次に、図1に戻って、本発明の核心たる基
準電圧発生回路10について説明する。
【0037】ワード線電圧発生回路10は、上述のとお
り、基準電圧T2Vを発生する回路、すなわち、メモリ
セルトランジスタのしきい値電圧Vt1とVt2の中間
の電圧を生成する回路である。
【0038】具体的には、図1に示すように、電源電位
Vccと接地電位GNDとの間において直列接続された
複数のPチャンネルMOSトランジスタP1、P2、・
・・Pmと、並列接続されたNチャンネルMOSトラン
ジスタ群12と、同じく並列接続されたNチャンネルM
OSトランジスタ群14とを有しており、直列接続され
た複数のPチャンネルMOSトランジスタP1、P2、
・・・PmとNチャンネルMOSトランジスタ群12と
の節点において基準電圧T2Vを発生する。
【0039】このうち、直列接続されたPチャンネルM
OSトランジスタP1、P2、・・・Pmは、周辺回路
を構成するトランジスタと同一工程で作製されるトラン
ジスタであり、そのゲートはいずれも接地電位GNDに
接続されている。このためこれらPチャンネルMOSト
ランジスタP1、P2、・・・Pmは抵抗として働く。
直列接続されるPチャンネルMOSトランジスタの個数
は、トランジスタの駆動能力や消費電力を勘案して決定
すればよく、例えば5個〜7個である。
【0040】並列接続されたNチャンネルMOSトラン
ジスタ群12は、メモリセルトランジスタと同一工程で
作製される複数のダミーセルトランジスタC01、C0
2、・・・C0nからなり、そのしきい値はVt0のし
きい値を持つメモリセルトランジスタと同一である。つ
まり、これらダミーセルトランジスタは、メモリセルア
レイ28内のメモリセルトランジスタと同時に作製さ
れ、Vt0のしきい値を持つメモリセルトランジスタへ
のイオン注入の際に同時にイオン注入されて、Vt0の
しきい値を持つようになる。これら並列に接続されるダ
ミーセルトランジスタの数はその駆動能力や消費電力に
応じて決定すればよく、例えば10個である。
【0041】また、NチャンネルMOSトランジスタ群
14も、メモリセルトランジスタと同一工程で作製され
る複数のダミーセルトランジスタC21、C22、・・
・C2nからなり、そのしきい値はVt2のしきい値を
持つメモリセルトランジスタと同一である。つまり、こ
れらダミーセルトランジスタは、メモリセルアレイ28
内のメモリセルトランジスタと同時に作製され、Vt2
のしきい値を持つメモリセルトランジスタへのイオン注
入の際に同時にイオン注入されて、Vt2のしきい値を
持つようになる。これら並列に接続されるダミーセルト
ランジスタの数も、その駆動能力や消費電力に応じて決
定すればよく、例えば10個である。特に限定されない
が、NチャンネルMOSトランジスタ群12に含まれる
ダミーセルトランジスタ数とNチャンネルMOSトラン
ジスタ群14に含まれるダミーセルトランジスタ数とは
同数であることが好ましい。本実施の形態においては、
上述のとおり、いずれも10個である。
【0042】そしてこれらトランジスタ群のゲートは全
て基準電圧T2Vを発生する出力節点に接続されてい
る。
【0043】このため、基準電圧T2Vの電圧はNチャ
ンネルMOSトランジスタ群14を構成するダミーセル
トランジスタのしきい値電圧によって決まり、Vt2よ
りもやや低い電圧、すなわちしきい値電圧Vt1とVt
2の中間の電圧となる。しかも、かかるNチャンネルM
OSトランジスタ群14は、メモリセルトランジスタと
同一工程で作製されるため、プロセス上の問題により仮
にメモリセルトランジスタのしきい値電圧Vt2が予定
するしきい値電圧よりも高くなってしまったとしても、
基準電圧T2Vも同様に高くなり、逆にしきい値電圧V
t2が予定するしきい値電圧よりも低くなってしまった
としても基準電圧T2Vも同様に低くなるため、常にメ
モリセルトランジスタのしきい値電圧Vt2よりもやや
低い電圧となる。
【0044】また、NチャンネルMOSトランジスタ群
14を構成するダミーセルトランジスタC21、C2
2、・・・C2nのソース・ドレイン間にかかる電圧は
NチャンネルMOSトランジスタ群12により緩和され
ている。すなわち、上述のとおり、NチャンネルMOS
トランジスタ群12を構成するダミーセルトランジスタ
C01、C02、・・・C0nは、しきい値がVt0で
あるメモリセルトランジスタと同一工程で作製されてい
るため、NチャンネルMOSトランジスタ群12とNチ
ャンネルMOSトランジスタ群14との節点Dxの電位
は、基準電圧T2Vよりもしきい値Vt0以上低くな
る。これにより、NチャンネルMOSトランジスタ群1
4を構成するダミーセルトランジスタC21、C22、
・・・C2nのソース・ドレイン間にかかる電圧は、約
2.0Vとなる。
【0045】このようなソース・ドレイン間電圧の緩和
による効果を図8に示す。
【0046】図8は、ソース・ドレイン間電圧の緩和を
行わない場合(従来例による基準電圧発生回路50)と
ソース・ドレイン間電圧の緩和を行った場合(本発明に
よる基準電圧発生回路10)におけるダミーセルトラン
ジスタの寿命を示すグラフである。このグラフから分か
るように、電源電位Vcc=3.3V(1/Vcc=
0.3)であるとすると、ソース・ドレイン間電圧の緩
和を行わない従来の基準電圧発生回路50ではその寿命
が数日〜数週間のオーダーであるのに対し、ソース・ド
レイン間電圧の緩和を行う本発明の基準電圧発生回路1
0ではその寿命が数千年以上となり、顕著な効果が得ら
れていることが分かる。
【0047】しかも、基準電圧発生回路10では、Nチ
ャンネルMOSトランジスタ群14を構成するダミーセ
ルトランジスタのソース・ドレイン間電圧の緩和のため
に、これと同一工程にて作製されるNチャンネルMOS
トランジスタ群12を用いているので、NチャンネルM
OSトランジスタ群14のばらつき方向とNチャンネル
MOSトランジスタ群12のばらつき方向は常に一致
し、このため当該ばらつきによってダミーセルトランジ
スタのソース・ドレイン間電圧の緩和効果はほとんど変
化しない。例えば、NチャンネルMOSトランジスタ群
14を構成するダミーセルトランジスタC21、C2
2、・・・C2nのしきい値電圧が予定するしきい値電
圧Vt2よりも高くなり、Vt2+△Vとなった場合、
NチャンネルMOSトランジスタ群12を構成するダミ
ーセルトランジスタC01、C02、・・・C0nのし
きい値電圧も予定するしきい値電圧Vt0よりも高いV
t0+△Vとなるはずであり、逆にNチャンネルMOS
トランジスタ群14を構成するダミーセルトランジスタ
C21、C22、・・・C2nのしきい値電圧が予定す
るしきい値電圧Vt2よりも低くなり、Vt2−△Vと
なった場合、NチャンネルMOSトランジスタ群12を
構成するダミーセルトランジスタC01、C02、・・
・C0nのしきい値電圧も予定するしきい値電圧Vt0
よりも低いVt0−△Vとなるはずであるから、両者の
しきい値電圧の差、すなわち緩和量は常に一定となる。
この様子を示したのが図4であり、従来の基準電圧発生
回路60のようにダミーセルトランジスタのソース・ド
レイン間電圧を緩和するために周辺回路に用いられるN
チャンネルMOSトランジスタ62を使用した場合と異
なり、節点Dxの電位が極めて安定していることが分か
る。
【0048】また、NチャンネルMOSトランジスタ群
14を構成するダミーセルトランジスタC21、C2
2、・・・C2nのしきい値電圧が予定するしきい値電
圧Vt2よりも高くなり、Vt2+△Vとなった場合、
基準電圧T2Vもこれに応じて高くなるが、この場合、
メモリセルアレイ28内のメモリセルトランジスタも同
様のばらつきにより、しきい値電圧が予定するしきい値
電圧よりも高くなっているはずである。逆に、Nチャン
ネルMOSトランジスタ群14を構成するダミーセルト
ランジスタC21、C22、・・・C2nのしきい値電
圧が予定するしきい値電圧Vt2よりも低くなり、Vt
2−△Vとなった場合、基準電圧T2Vもこれに応じて
低くなるが、この場合、メモリセルアレイ28内のメモ
リセルトランジスタも同様のばらつきにより、しきい値
電圧が予定するしきい値電圧よりも低くなっているはず
である。これにより、基準電圧発生回路10は、常にメ
モリセルアレイ28内のメモリセルトランジスタのばら
つきに応じた基準電圧T2Vを発生することになる。
【0049】尚、ここで言う「ばらつき」とは、主に、
作製されたトランジスタのゲート長と予定していたゲー
ト長との差に起因するしきい値の狂いをいい、作製され
たトランジスタのゲート長が予定していたゲート長より
も長くなれば長くなるほどそのトランジスタのしきい値
電圧は予定よりも高くなり、逆に作製されたトランジス
タのゲート長が予定していたゲート長よりも短くなれば
短くなるほどそのトランジスタのしきい値電圧は予定よ
りも低くなる。また、「ばらつき」は、1チップ内にお
ける各トランジスタ間の性能の差をいうのではなく、チ
ップ間(ロット間)における各トランジスタの性能の差
をいう。つまり、1チップ内に、予定していたゲート長
よりも長いゲート長を有するメモリセルトランジスタと
予定していたゲート長よりも短いゲート長を有するメモ
リセルトランジスタとがランダムに混在しているのでは
なく、1つのチップにおける予定ゲート長とのずれは全
てのメモリセルトランジスタに共通であり、全てのメモ
リセルトランジスタのゲート長が予定よりも長いとか、
全てのメモリセルトランジスタのゲート長が予定よりも
短いという現象が起きるのであって、その現象の発生
が、製造条件によりチップ毎(ロット毎)に「ばらつ
く」のである。
【0050】尚、基準電圧発生回路20の具体的な回路
例は説明しなかったが、基準電圧発生回路50と同様の
回路において、NチャンネルMOSトランジスタ群52
を構成する各ダミーセルトランジスタのしきい値電圧を
Vt1に設定すればよい。この場合、これらダミーセル
トランジスタのソース・ドレイン間にかかる電圧はT1
V(=1.7V〜1.8V)となり、ホットキャリア注
入による劣化の影響はほとんどないため、当該ソース・
ドレイン間電圧を緩和するためのトランジスタは必要な
い。
【0051】以上のとおり、本発明によれば、メモリセ
ルトランジスタのしきい値電圧のばらつきの影響を受け
ることなく、ダミーセルトランジスタのソース・ドレイ
ン間電圧が緩和されるので、安定的に長寿命な基準電圧
発生回路10を有する半導体記憶装置が得られる。
【0052】尚、本発明は上記実施の形態に限定される
ものではなく、種々の応用が可能であることは言うまで
もない。例えば、上記実施の形態においては、基準電圧
T1V及びT2Vは基準電圧発生回路20及び10によ
り生成し、基準電圧T3Vは昇圧回路22により生成し
ているが、電源電位Vccが比較的高い場合には、基準
電圧T3Vも基準電圧発生回路により生成することがで
きる。この場合、基準電圧T3Vを発生するためのダミ
ーセルトランジスタは、そのしきい値電圧をVt3に設
定すればよい。しかしこの場合、これらダミーセルトラ
ンジスタのソース・ドレイン間にかかる電圧はT3V
(=4.3V)となり、ホットキャリア注入による劣化
の影響が大きいため、基準電圧発生回路10と同様、ソ
ース・ドレイン間電圧緩和のためのダミーセルトランジ
スタが設ける必要がある。
【0053】また、1つのメモリセルトランジスタに4
ビットの情報を保持するマスクROMに本発明を適用す
る場合は、各基準電圧を生成する回路においてそれぞれ
ダミーセルトランジスタのソース・ドレイン間電圧を緩
和すべく、当該ダミーセルトランジスタのしきい値電圧
よりも低いしきい値を持つダミーセルトランジスタを本
発明に従い接続すればよい。
【0054】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、メモリ
セルトランジスタのしきい値電圧のばらつきの影響を受
けることなく、ダミーセルトランジスタのソース・ドレ
イン間電圧が緩和されるので、安定的に長寿命な基準電
圧発生回路を有する半導体記憶装置が提供される。
【0055】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による半導体記憶装置100に用いら
れる基準電圧発生回路10を示す回路図である。
【図2】 本発明による半導体記憶装置100の概略を
示すブロック図である。
【図3】 本発明による半導体記憶装置100のワード
線に印加される電圧を示す図である。
【図4】 本発明の効果を説明するための、節点Dxに
かかる電圧と節点Dxに流れる電流との関係を示すグラ
フである。
【図5】 従来の基準電圧発生回路50を示す回路図で
ある。
【図6】 従来の基準電圧発生回路60を示す回路図で
ある。
【図7】 従来の基準電圧発生回路60の問題点を説明
するための、節点Dxにかかる電圧と節点Dxに流れる
電流との関係を示すグラフである。
【図8】 電源電位Vccと基準電圧発生回路の寿命と
の関係を示すグラフである。
【図9】 2ビットの情報を保持するメモリセルトラン
ジスタにおけるワード線電圧と導通状態との関係を示す
図である。
【符号の説明】
10、20 基準電圧発生回路 12、14 NチャンネルMOSトランジスタ群 16、18 増幅回路 22 昇圧回路 24 ゲート電圧選択回路 26 Xデコーダ 28 メモリセルアレイ 100 半導体記憶装置 W01、W02、・・・Wxx ワード線 φ1〜φ3 タイミング信号 T1V〜T3V、T1V’、T2V’ 基準電圧 VW ワード線駆動電圧

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の電源端と出力端との間に接続され
    た抵抗手段と、第2の電源端と前記出力端との間に直列
    に接続された第1及び第2のダミーセルトランジスタと
    を有し、前記第1及び第2のダミーセルトランジスタの
    ゲートは、いずれも前記出力端に接続され、前記出力端
    に現れる電圧をワード線に供給する半導体記憶装置であ
    り、前記第1のダミーセルトランジスタと前記第2のダ
    ミーセルトランジスタとは同一の製造工程により作製さ
    れることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 複数のメモリセルトランジスタを有する
    メモリセルアレイと、前記複数のメモリセルトランジス
    タをそれぞれ選択する複数のワード線と、アドレス信号
    に応じて前記複数のワード線の中の所定のワード線を活
    性化させるXデコーダと、前記活性化された前記所定の
    ワード線に基準電圧を供給する手段とを備える半導体記
    憶装置において、前記基準電圧を供給する手段は、第1
    の電源端と出力端との間に接続された抵抗手段と、第2
    の電源端と前記出力端との間に直列に接続された第1及
    び第2のダミーセルトランジスタと、前記出力端に現れ
    る電圧を前記活性化された前記所定のワード線に供給す
    る手段とを有し、前記第1及び第2のダミーセルトラン
    ジスタは、前記メモリセルトランジスタと同一の製造工
    程により作製されたことを特徴とする半導体記憶装置。
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