JP3165868B2 - 携帯食品の製造方法 - Google Patents

携帯食品の製造方法

Info

Publication number
JP3165868B2
JP3165868B2 JP01785192A JP1785192A JP3165868B2 JP 3165868 B2 JP3165868 B2 JP 3165868B2 JP 01785192 A JP01785192 A JP 01785192A JP 1785192 A JP1785192 A JP 1785192A JP 3165868 B2 JP3165868 B2 JP 3165868B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
rice
food
recess
guide ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP01785192A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05211848A (ja
Inventor
公 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otsuka Chemical Co Ltd
Original Assignee
Otsuka Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Otsuka Chemical Co Ltd filed Critical Otsuka Chemical Co Ltd
Priority to JP01785192A priority Critical patent/JP3165868B2/ja
Publication of JPH05211848A publication Critical patent/JPH05211848A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3165868B2 publication Critical patent/JP3165868B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Formation And Processing Of Food Products (AREA)
  • Cereal-Derived Products (AREA)
  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
  • Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は飯材料及び副食材料を一
体化した携帯用食品の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】飯材料と副食材料とを一
体化した携帯食品としては、おにぎりが一般的である
が、これを工業的に製造する場合は、1個分の米飯を二
つに分け、この間に副食材料を置き、これらを一体化し
て型により押圧するというように行われていた。従っ
て、米飯と副食材料とに同時に略等しい押圧力しか加え
ることができず、挿入する副食材料によってはおにぎり
全体の保形性を損ね、食する際の崩れを生じるなどの問
題があった。
【0003】本発明は、このような従来の携帯食品の問
題点を解決し、保形性に優れ、食する際の崩れを確実に
防止でき、極めて気軽に食べることができる携帯食品の
製造方法を提供することを目的とする。
【0004】
【問題点を解決するための手段】本発明の前記目的は、
飯材料及び副食材料のうちの一方の材料を、側壁及び底
壁を有した型内に入れ、該型内に挿入される棒状の突部
を有した押型により前記一方の材料を加圧して離型後の
保形性を付与すると共に、前記突部により前記一方の材
料に細長い凹所を形成し、前記一方の材料の上端部の外
径及び前記凹部の内径に等しい径を有したガイドリング
を前記型内に入れて前記一方の材料の上に位置させ、
材料及び副食材料のうちの他方の材料を前記凹部及び前
記ガイドリング内に供給し、該凹所内に保持されるよう
、前記ガイドリングの内側に挿入される押子を有した
押型により前記他方の材料を加圧することを特徴とする
携帯食品の製造方法により達成される。また、飯材料を
側壁及び底壁を有した型内に入れ、該型内に挿入される
複数の突部を有した押型により前記飯材料を加圧して離
型後の保形性を付与すると共に、前記突部により前記飯
材料に複数の細長い凹所を形成し、ガイドリングを前記
型内に入れて前記飯材料の上に位置させ、副食材料を前
記凹部及び前記ガイドリング内に供給し、該凹所内に保
持されるように、前記ガイドリングの内側に挿入される
押子を有した押型により前記副食材料を加圧して複数の
前記副食材料が棒状に延びた携帯食品を得ることを特徴
とする携帯食品の製造方法によっても達成される。前記
飯材料としては、米飯、麦飯、その他種々の穀類の飯、
及びこれらに細かく刻んだ副食材料を混ぜたもの(所謂
混ぜ御飯)を使用することができる。また、前記副食材
料としては、細かい野菜、魚肉類、漬物等、種々のもの
を使用することができる。
【0005】前記飯材料としては、米飯、麦飯、その他
種々の穀類の飯、及びこれらに細かく刻んだ副食材料を
混ぜたもの(所謂混ぜ御飯)を使用することができる。
また、前記副食材料としては、細かい野菜、魚肉類、漬
物等、種々のものを使用することができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例につき添附図面を参照
しつつ説明する。図1から図4は本発明方法の製造工程
の一例を示している。まず、側壁及び底壁を有した型を
用意する。この例ではコップ状の空所を有した型1を使
用する。型1の空所の大きさは、直径5〜10cm程
度、高さ10〜15cm程度とするのが望ましい。さら
に、該型内に挿入される棒状の突部を有した押型を準備
する。この例では、飯材料を二段階で成形するように、
二種類の押型が準備されている。製造にあたっては、ま
ず調理された飯材料を型1内に適当量入れる。次に細い
突部20を有した押型2を型1内に挿入し、加圧する
(図1)。これにより、型内の飯材料には細長い凹所が
形成される。
【0007】押型2を引き抜いた後、より太い突部30
を備えた押型3を型1内に挿入し、加圧する(図2)。
これにより、飯材料が離型後に保形性を有するように押
し固められると共に、副食材料を挿入するための凹所が
形成される。このように、突部を細いものから太いもの
へ多段階に分けて押圧することにより、型内材料の圧縮
度が均一化される。尤も、飯材料が加圧による保形性に
優れている場合や、突部の径がかなり細い場合には、一
回の押圧で所定の形状を得るようにすることもできる。
【0008】次に、押型3を引き抜き、成形された飯材
料の上端部の外径及び内径に等しい径を有したガイドリ
ング4を飯材料の上に挿入する(図3)。その後、飯材
料A及びガイドリング4内の空所に副食材料Bを適当量
入れ、ガイドリング4の内側に挿入される押子50を有
した押型5により、副食材料Bを加圧する。副食材料B
は、図3に示すように、成形された飯材料Aより高い位
置まで充填し、加圧により、飯材料Aと同じ高さまで圧
縮されるようにし、その際の加圧により飯材料A内に保
持されるようにするのが望ましい。
【0009】押型5及びガイドリング4を型1から外し
た後、取手用棒Cを、型1の中央に挿入する(図4)。
その後、飯材料A、副食材料B及び取手用棒Cを一体と
した状態で型1から取出せば、携帯用食品が得られる。
型1からの取出しは、型開口部からの落下、割型の解
放、取手用棒Cによる引抜きなどにより適宜行われる。
取手用棒Cは、必ずしも必要ではなく、これを設けない
場合は、該棒を挿入する前に型1からの取出しを行えば
よい。
【0010】型1の凹所及び押型2の突部の形状は種々
のものとすることができる。図5は、複数の突部60を
備えた押型6を用いた場合を示している。これにより得
られた携帯食品は、図6に示すように、飯材料Aに対し
て複数の副食材料Bが棒状に延びており、中央に取手用
棒Cが設けられている。この場合、一つの棒状の副食材
料を一単位として他の単位と副食材料の種類を異ならせ
ることもでき、これにより変化に富んだ味を具備させる
ことができる。
【0011】前述の例では飯材料Aを外側とし副食材料
Bを内側としたが、これらを内外逆とすることも可能で
ある。
【0012】
【発明の効果】本発明に係る製造方法に於ては、まず飯
材料及び副食材料のうちの一方が型内に入れられて加圧
により保形性を付与されるので、該一方の材料の保形性
付与に必要な加圧力を、他方の材料に邪魔されることな
く十分に与えることができる。また該加圧の際に、他方
の材料を挿入するための凹所が形成され、他方の材料
は、該凹所に挿入された後に直接加圧されるので、前記
一方の材料内での保持が確実となる。これらの独立した
加圧により、携帯食品全体としての強い保形性が得ら
れ、食べる際の崩れが確実に防止され、極めて気軽に食
べることができる。
【0013】また、外側の材料の加圧を強くすることに
より、強い保形性が得られるので、外側の飯材料を薄く
して副食材料を多くしたり、従来方法では保形が困難な
副食材料を外側にして内側に飯材料を詰めることにより
従来にはないタイプの携帯食品を得ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る製造方法の一例の第一段階を示す
縦断面図。
【図2】本発明に係る製造方法の一例の第二段階を示す
縦断面図。
【図3】本発明に係る製造方法の一例の第三段階を示す
縦断面図。
【図4】本発明に係る製造方法の一例の第四段階を示す
縦断面図。
【図5】本発明に係る製造方法の他の例を示す縦断面
図。
【図6】本発明に係る製造方法により得られた携帯食品
の一例を示す斜視図。
【符号の説明】
1 型 2 押型 3 押型 5 押型 6 押型 20 突部 30 突部 60 突部 A 飯材料 B 副食材料 C 取手用棒
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A23L 1/10 A23L 1/00 A23L 1/48 A23P 1/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飯材料及び副食材料のうちの一方の材料
    を、側壁及び底壁を有した型内に入れ、該型内に挿入さ
    れる棒状の突部を有した押型により前記一方の材料を加
    圧して離型後の保形性を付与すると共に、前記突部によ
    り前記一方の材料に細長い凹所を形成し、前記一方の材
    料の上端部の外径及び前記凹部の内径に等しい径を有し
    たガイドリングを前記型内に入れて前記一方の材料の上
    に位置させ、飯材料及び副食材料のうちの他方の材料を
    前記凹部及び前記ガイドリング内に供給し、該凹所内に
    保持されるように、前記ガイドリングの内側に挿入され
    る押子を有した押型により前記他方の材料を加圧するこ
    とを特徴とする携帯食品の製造方法。
  2. 【請求項2】 飯材料を側壁及び底壁を有した型内に入
    れ、該型内に挿入される複数の突部を有した押型により
    前記飯材料を加圧して離型後の保形性を付与すると共
    に、前記突部により前記飯材料に複数の細長い凹所を形
    成し、ガイドリングを前記型内に入れて前記飯材料の上
    に位置させ、副食材料を前記凹部及び前記ガイドリング
    内に供給し、該凹所内に保持されるように、前記ガイド
    リングの内側に挿入される押子を有した押型により前記
    副食材料を加圧して複数の前記副食材料が棒状に延びた
    携帯食品を得ることを特徴とする携帯食品の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記型内に於て、加圧された前記飯材料
    又は副食材料に対して取手用棒を挿入することを特徴と
    する請求項1又は2に記載の製造方法。
JP01785192A 1992-02-03 1992-02-03 携帯食品の製造方法 Expired - Fee Related JP3165868B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01785192A JP3165868B2 (ja) 1992-02-03 1992-02-03 携帯食品の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01785192A JP3165868B2 (ja) 1992-02-03 1992-02-03 携帯食品の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05211848A JPH05211848A (ja) 1993-08-24
JP3165868B2 true JP3165868B2 (ja) 2001-05-14

Family

ID=11955168

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01785192A Expired - Fee Related JP3165868B2 (ja) 1992-02-03 1992-02-03 携帯食品の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3165868B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100364525B1 (ko) * 2000-05-19 2002-12-12 주식회사롯데삼강 스틱형 레토르트 미반가공의 제조방법
JP4248138B2 (ja) * 2000-11-27 2009-04-02 株式会社シンワ機械 パックおにぎりの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05211848A (ja) 1993-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5316689A (en) Toy soap containing compressed sponge which pops out during use
EP0948899A3 (en) Confectionery product
EP1297750A4 (en) SMALL HOLLOW OVENS CONTAINING BLOWED CHOCOLATE AND PROCESS FOR PRODUCING THE SAME
JP3165868B2 (ja) 携帯食品の製造方法
EP0012588A1 (en) Method and apparatus for preparing moulded wafers
WO1998028988A1 (en) Edible toy figures constructed of cereal, and method
WO1998028988A9 (en) Edible toy figures constructed of cereal, and method
GB2274573A (en) Cooked article configuration
JPH0923805A (ja) 食用可能な又は飼料として使用可能なかつ動物学的に容易に分解し得る材料からなる容器、皿、盆、カップ等の製造方法
KR100532717B1 (ko) 내용적을 갖는 누룽지 과자의 제조 방법과 그 장치
US5139059A (en) Device for filling a plurality of containers
JP2896241B2 (ja) 組み合せ菓子
JP2005075789A (ja) 多色固形化粧料および多色固形化粧料の製造方法
CN112120081A (zh) 一种油莎草块茎粉奶豆腐加工方法
KR101857194B1 (ko) 육고기 말이식 핫도그 제조 방법 및 육고기 사각 슬라이스 제조 방법
JP2753378B2 (ja) 高圧ガス封入キャンデー含有固形喫食物の製造方法
JPS596625B2 (ja) 食品の成型方法
JP3208324U (ja) 食品成型具
JPS58198274A (ja) 松茸風練り製品の製造法
GB2211391A (en) Process for the manufacture of pastry cases
JPS5933271Y2 (ja) エビ様食品の製造装置
JPH0634485U (ja) 握りずし成形型
JPH05137543A (ja) 餃子製造機における餃子取出し装置
KR20190039451A (ko) 김밥 제조용 성형틀 및 그 성형틀을 이용한 김밥 제조방법
RU2199231C2 (ru) Карамельное изделие

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees