JPH0923805A - 食用可能な又は飼料として使用可能なかつ動物学的に容易に分解し得る材料からなる容器、皿、盆、カップ等の製造方法 - Google Patents
食用可能な又は飼料として使用可能なかつ動物学的に容易に分解し得る材料からなる容器、皿、盆、カップ等の製造方法Info
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- A21C—MACHINES OR EQUIPMENT FOR MAKING OR PROCESSING DOUGHS; HANDLING BAKED ARTICLES MADE FROM DOUGH
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- A21C15/02—Apparatus for shaping or moulding baked wafers; Making multi-layer wafer sheets
- A21C15/025—Apparatus for shaping or moulding baked wafers, e.g. to obtain cones for ice cream
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- A21B—BAKERS' OVENS; MACHINES OR EQUIPMENT FOR BAKING
- A21B5/00—Baking apparatus for special goods; Other baking apparatus
- A21B5/02—Apparatus for baking hollow articles, waffles, pastry, biscuits, or the like
- A21B5/026—Apparatus for baking hollow articles, waffles, pastry, biscuits, or the like for baking waffle cups or cones
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Abstract
て、個々のペーストの特性に対応することができ、か
つ、最終製品の目的に合った性質を得ることのできる容
器等の製造方法を提供する。 【解決手段】食用可能な又は飼料として使用可能なかつ
動物学的に容易に分解し得る材料、例えば澱粉ベースの
パスタ材ないしはパン材、又はウェーファ材からなる容
器、皿、盆、カップ等の、少くとも2回の予備焼成段階
と仕上焼成を含む、製造方法が提供されている。すなわ
ち、最終的な成形厚さによる仕上焼成の前に、厚さを増
した、例えば2倍の成形厚さで閉じた型での最初の予備
焼成と更に大きな成形厚さ(例えば3倍の厚さ)での継
続した2回目の予備焼成が行われる。予備焼成された製
品はその後最終成形厚さに圧縮され仕上焼成される。
Description
を用い、焼成型を閉じた状態で最終成形厚さよりも大き
な厚さで予備焼成を行い、最終成形厚さで仕上焼成を行
う、食用可能な又は飼料として使用可能なかつ動物学的
に容易に分解可能な材料、特に澱粉ベースのパスタ材な
いしはパン材、又はウェーファ材からなる容器、皿、
盆、カップ等の製造方法に関する。
運搬目的、特に使い捨て食器、例えばサンドウィッチ
皿、パーティ用皿として、又はファーストフード分野に
おいて多数用いられている。これらの製品は従来よりプ
ラスチック材で生産されているが、今日ではこれは環境
保全上問題視されるようになっている。
材ではアイスクリーム容器や皿といった形で、又は澱粉
ベースのパスタ材ないしはパン材による皿や密閉可能な
食品運搬容器では増量用として使用し得る食用可能な材
料で作られている。
用とされる一方、澱粉製品は従来動物飼料に又は飼料増
量用に使われている。また、埋立処理や堆肥用に使われ
た場合には、望みの目的、即ち、環境にやさしい迅速な
腐朽が達成される。
おける中型を含むいくつかの焼成型部材を使用して行わ
れる。WO95/00023によれば、最終成形厚さよ
りも大きな厚さで予備焼成を行い、仕上焼成で最終成形
厚さに圧縮することにより堅牢な焼成結果を得ることが
効果的である。
中型を下型中に不完全に押込むことによって達成され
る。このような重要な予備焼成段階における成形厚さ拡
大の数値決定は困難ではあるが、焼成結果は満足すべき
ものである。
製造方法においては、一時的であれ成形厚さが大き過ぎ
るとペースト(練り粉)が型内に充満せず、一時的であ
れ成形厚さが小さ過ぎると型内にペースト材の完全な分
配が可能ではあるが、閉じた型の蒸気スリットに直ぐに
ペースト材が侵入する。これらのパラメータは、焼成物
の好ましい理想状態に較べて最終成形結果の悪化をもた
らすことになる。
であれ、個々のペーストの特性に対応することができ、
かつ、最終製品の目的に合った性質を得る方法を達成す
ることを目的とする。
いては、焼成型を閉じた状態で最終成形厚さより大きな
成形厚さによる最初の予備焼成、例えば最終成形厚さの
2倍に相当する厚さで20秒間実施される、の後、少く
とも2回目の予備焼成段階を引続き焼成型を閉じた状態
でかつ更に成形厚さを増した状態で、例えば最終成形厚
さの3倍の厚さで約30秒間、実施し、更に続けて最終
成形厚さで例えば40秒間仕上焼成を行うことにより達
成される。
増した状態での予備焼成段階、の後で、成形厚さは仕上
焼成の最終成形厚さに段階的に減少させることができ
る。予備焼成はそのようにして閉じた型において少くと
も2段階に分割され、その際2段階目の焼成は最初の段
階よりも更に大きくした成形厚さにより行われる。
では、流動状のペーストは、熱せられた焼成型に投入さ
れた後急激に供給される蒸気の結果として、蒸気スリッ
トに送られた蒸気流れに連れて拡がり焼成型内部に一様
に分配される。
形厚さは、最初の予備焼成段階では未だ、後に設定され
る最大厚さに拡げられていないが、これは焼成空間の内
部容積が非常に大きいと蒸気形成と蒸気流れがペースト
の分配のために必要とされる量が供給されないからであ
る。
や直ちに、2回目の予備焼成段階が更に拡げられた成形
厚さ(中型と下型間の空間)により開始される。こうし
て、ペーストは蒸気の拡がりのもとで浸潤し、拡げられ
た成形厚さの自由空間に充たされる。2回目の予備焼成
段階で拡げられた焼成型の内部空間により、ペーストは
蒸気スリットに過度に入り込み失われるのを防止され
る。
が開始される。中型は最終成形厚さまで押下げられる。
焼成製品は、仕上焼成の間、衝撃をもって段階的に又は
連続的に圧縮される。
では、成形厚さの最終厚さへの減少は複数回の行程動作
により行われ、その際型部材、即ち中型、を下型中に段
階的に押込むことが効果的である。それによって、成形
品の表面部及び内部の種々の圧縮程度が達せられる。固
く圧縮された表面は、液体に強い製品となる。
設定により、ほとんど空隙のない湿気に影響されにくい
最終製品、例えば酒盃に適した、を製造することができ
る。かくして、本発明の方法によれば、容器壁全面に蒸
気が湿気としてふりかかる、例えば熱い料理用の蓋付食
器、を必要な抵抗力をもって製造することができる。
成形厚さ並びに圧縮方法の選定により、より軟らかい内
部構造とより固い成形品表面をもった容器を生産するこ
ともできる。これらの構造構成は、容器が保温性又は耐
熱性の課題を有している時は、効果的である。この場合
には、最初の予備焼成段階は、例えば1.5倍の成形厚
さで約15秒、2回目の予備焼成段階は例えば2倍の成
形厚さで約25秒間行い、仕上焼成は最終成形厚さによ
り行う。
施の一形態による手順を図面により具体的に説明する。
図1は皿の焼成型を示し、最初の予備焼成における型の
閉じた状態の断面図である。図2は、2回目の予備焼成
段階における焼成型を示す図である。図3は、仕上焼成
における閉じられた状態の焼成型を示す図である。
2は、図1、図2及び図3に示されるように、加熱可能
な下型4の凹部3中に異った深さで押込められている。
それによって、種々の成形厚さが達成される。材料充填
並びに取出しの際には型板1は中型2と共に引上げるこ
とができる。下型4は図平面上で2分割されそれにより
皿は簡単に取出すことができる。
れ閉じられている。蒸気スリット5が一本の点線で例示
されている。周辺にはより多くの蒸気スリットを備える
ことができる。これらのスリットを垂直な分割平面(図
の平面)中に配置することは洗浄を容易化する目的には
特に効果的である。図1〜図3における皿は正方形又は
長方形である。対象軸を補足すれば皿は勿論平面図的に
円形と見ることもできよう。
ペーストが凹部3に投入され、型板1と中型2が図1の
位置に押下げられる。図3における最終状態と較べて成
形厚さ、即ち、中型表面と凹部表面間の距離、が図3の
最終状態の約2倍となっている。
と下型4間の間隙中に行きわたり、皿の上縁部に達す
る。型を閉じたまま最初の予備焼成が行われる。澱粉ベ
ースのパン材が適用される時は、最初の予備焼成は約2
倍の成形厚さにより20秒間行われる。蒸気が蒸気スリ
ット5を通って吹込まれ、ペーストが膨張する。
られた中型2により継続される。図1に較べて拡げられ
た自由空間中で、ペーストは蒸気の拡がりのもとで約3
0秒間膨張する。ペーストは型と接触し続け、それで中
型2から離れず、かつ、皿の周縁部(図2)からも離れ
ない。
に充分大きくなっている。引続き蒸気スリット5から蒸
気が吹込まれる。設定された成形厚さは非常にわずかな
ペースト量しか蒸気スリット5内に入り込まないように
調整される。
厚さでの仕上焼成が継続される。更に中型2ないしは型
板1は図2の位置から図3の位置に押込まれる。この押
込みは図2により軟らかく予備焼成された成形物を衝撃
的に圧縮するように急激に行われる。
度深めるように複数回の行程動作で行うこともできる。
最終成形厚さでの仕上焼成は例えば40秒を必要とす
る。その際、余剰蒸気は蒸気スリット5を通って排出さ
れる。
ーストの焼成用混合物は、最終製品の条件を左右し得る
パラメータのうちのいくつかである。予備焼成を細分化
すること及び最終成形厚さでの仕上焼成の前に成形厚さ
を例えば2倍ないし約3倍にすることは、実質的なプロ
セス上の重要事項である。
述べられた皿以外の形状体に対しては相違し得ることは
明白である。予備焼成段階とそれに続く最終圧縮並びに
仕上焼成の一連の過程で成形厚さの調整がその都度重要
である。
終的な成形厚さによる仕上焼成の前に、厚さを増した、
例えば2倍の成形厚さで閉じた型での最初の予備焼成と
更に大きな成形厚さ(例えば3倍の厚さ)での継続した
2回目の予備焼成を行い、このように予備焼成された製
品をその後最終成形厚さに圧縮し仕上焼成することによ
って、ウェーファ材であれ澱粉混合物であれ、個々のペ
ーストの特性に対応することができ、かつ、最終製品の
目的に合った性質を得る方法を達成できる。
示す断面図。
示す断面図。
示す断面図。
Claims (2)
- 【請求項1】 熱せられた焼成型を閉じた状態で最終成
形厚さよりも大きな厚さで予備焼成を行い、最終成形厚
さで仕上焼成を行う、食用可能な又は飼料として使用可
能なかつ動物学的に容易に分解可能な材料、特に澱粉ベ
ースのパスタ材ないしはパン材、又はウェーファ材から
なる容器、皿、盆、カップ等の製造方法において、焼成
型を閉じた状態で最終成形厚さより大きな成形厚さによ
る最初の予備焼成の後、少くとも2回目の予備焼成段階
を引続き焼成型を閉じた状態でかつ更に成形厚さを増し
た状態で実施し、更に続けて最終成形厚さで仕上焼成を
行うことを特徴とする、食用可能な又は飼料として使用
可能なかつ動物学的に容易に分解し得る材料からなる容
器、皿、盆、カップ等の製造方法。 - 【請求項2】 前記2回目の予備焼成段階の後、成形厚
さの最終成形厚さへの減少が仕上焼成における複数回の
行程動作で行われ、それによって型部材、即ち中型、を
下型中に段階的に深めて押込めることを特徴とする請求
項1に記載の食用可能な又は飼料として使用可能なかつ
動物学的に容易に分解し得る材料からなる容器、皿、
盆、カップ等の製造方法。
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