JP3208324U - 食品成型具 - Google Patents
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Abstract
【課題】大根おろしを型崩れなく、所定の形状に容易に成型できる食品成型具を提供する。【解決手段】食品成型具は第1の凹型1、第2の凹型2、押し具4とから構成されている。第1の凹型と第2の凹型はそれぞれ、互いが重なり合う合わせ面となる合わせ面部と、合わせ面部の内側に連続し、動物等の形状をして凹んだ凹部とを有している。大根おろしを凹部内に十分に詰め込んだ後に、第1の凹型と第2の凹型とを閉じてロック部1e、ロック受部2eにより第1の凹型と第2の凹型とをロックする。続いて、押し具4の握り部4aを持ち、押込部4bを筒部3aを介して凹部1c内の空間に押し込んで押圧する。筒部を介して食品の補充を繰り返しながら、押込部で圧縮することで、凹部内の空間に圧縮した食品が充填される。【選択図】図1
Description
本考案は、鍋料理等に入れる大根おろし細工等を成型するための食品成型具に関するものである。
鍋等に大根おろしを入れて食するみぞれ鍋は、広く普及している。この場合に、大根おろしで動物やキャラクタを形取った所謂大根おろしアートを成型し、鍋料理の中央に載置したりすることで雰囲気が楽しくなる。鍋料理以外にも、大根おろしアートを焼き魚の皿に載置して、雰囲気を楽しくすることもできる。
特許文献1には、食品を動物の形に成型する成型具として、おにぎりを成型する成型器が開示されている。この成型器は、底部にご飯を入れ、押し込むことで、動物の形をしたおにぎりが成型される。
鍋料理等に大根おろしアートを使用する場合には、水気を十分に取り除いた大根おろしを粘土細工を成型するように、手で大根おろしアートを成型する必要があり、手間を要する。
また、特許文献1の成型具で、水分を絞った大根おろしを用いて大根おろしアートの成型の代用を行うと、押圧部で押す際に水分を十分に取り除くことができず、形状の保形が十分でなく、すぐに形が崩れてしまうという問題がある。
また、押圧部は裏面側の全体を押圧するため、前面側の部分的に押圧力が足りない個所に対して、押圧することができず、完成後に例えば耳の部分だけが欠落してしまうという問題が発生する。
更には、成型品の前面側は立体的に成型することは可能であるが、背面は均一に押圧力を有する平面状の押圧具のため、立体的に成型することが難しいという問題もある。
本考案の目的は、食品を型崩れがなく、背面部を含めて立体的な形状に成型し得る食品成型具を提供することにある。
上記目的を達成するための本考案に係る食品成型具は、凹型部と押し具とから成り、前記凹型部に食品を充填し、前記押し具を用いた押圧により前記凹型部内における前記食品の形取りを行う食品成型具において、前記凹型部は第1の凹型と第2の凹型とから構成され、前記第1の凹型と第2の凹型は、互いが重なり合う合わせ面となる合わせ面部と、該合わせ面部の内側に連続して凹んだ凹部とを有することを特徴とする。
本考案に係る食品成型具によれば、押し具により凹部内の空間の食品を押し込むことで、型崩れのない食品を容易に成型することができる。
本考案を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は実施例の食品成型具の斜視図を示しており、食品成型具は第1の凹型1と第2の凹型2とから成る凹型部3と、押し具4とから構成されている。第1の凹型1と第2の凹型2とを合わせた状態の凹型部3の内部には、例えば動物を形取った空間が形成されている。
図1は実施例の食品成型具の斜視図を示しており、食品成型具は第1の凹型1と第2の凹型2とから成る凹型部3と、押し具4とから構成されている。第1の凹型1と第2の凹型2とを合わせた状態の凹型部3の内部には、例えば動物を形取った空間が形成されている。
図2、図3はそれぞれ第1の凹型1、第2の凹型2の(a)正面図、(b)側面図、(c)背面図を示しており、図4は押し具4を凹型部3内に押し込んだ状態の斜視図を示している。
第1の凹型1と第2の凹型2はそれぞれ、互いが重なり合う平面状の合わせ面部1a、2aと、これらの合わせ面部1a、2aの外周を取り囲む周壁部1b、2bと、合わせ面部1a、2aの内側に連続し、動物等の形状をして凹んだ凹部1c、2cとを有している。
なお、合わせ面部1a、2aは平面状以外に、山形状や階段状等の互いの面が重なり合う形状であれば、適宜の形状を採用することができる。
また、周壁部1b、2bの一方の側には、第1の凹型1と第2の凹型2とを開閉自在にヒンジ部として機能する軸受部1d、軸部2dを有し、周壁部1b、2bの他方の側部同士には閉止状態を保持するロック部1e、ロック受部2eが設けられている。
軸受部1d、軸部2dの代わりに、例えば折り目を有する樹脂帯から成るヒンジ部により第1の凹型1と第2の凹型2とを開閉自在に連結するようにしてもよい。更には、ロック部1e、ロック受部2eから成るロック体を周壁部1b、2bの対向する両側部のそれぞれに配置して、それらの複数組から成るロック部1e、ロック受部2eをロックすることで閉止状態にしてもよい。
また、図1の食品成型具では、周壁部1b、2bの両側の一対のヒンジ部及びロック体を設けているが、例えば凹部1c、2cを上下の2段に分割し、それぞれにヒンジ部及びロック体を設けるようにしてもよい。このように、周壁部1b、2bには複数のヒンジ部及びロック体を配置することも可能である。
凹部1cの内面には動物、例えば熊をデフォルメした前面部が形取られており、凹部2cの内面には熊の背面部が形取られている。なお、本実施例ではデフォルメした熊の形状を用いて説明しているが、兎等の各種の動物のデフォルメや著名なキャラクタ等の形状を適宜に採用することができる。
凹部1c、2cの一端には、半円状の半筒部1f、2fが形成されており、これらの半筒部1f、2fに周壁部1b、2bが連続している。第1の凹型1と第2の凹型2を組合わせた状態において、半筒部1f、2fには円筒形状の筒部3aが形成されている。なお、筒部3aは楕円等の適宜の筒状体を用いることが可能である。
この筒部3aの中心軸は軸部2dの軸と平行しており、筒部3aは凹部1c、2cから成る内部の空間に連続している。また、半筒部1f、2fの外側端部にはテーパ状の外側に拡くテーパ部1g、2gが形成されている。
押し具4は棒状の握り部4aの先端に円板状の押込部4bが、握り部4aに対して直交して取り付けられており、握り部4aの後端に円環状の引掛部4cが形成されている。
握り部4aの長さは凹型部3の長手方向の長さと同等であり、押込部4bはテーパ部1g、2gから成る筒部3aのテーパから挿入可能とされている。押込部4bの直径は、筒部3aの直径の3分の2程度であり、筒部3aを通って凹部1c、2c内の空間を或る程度自在に押し込むことが可能である。
引掛部4cは押し具4を凹部1c、2c内の空間に挿入後に、引き戻すために指で摘んだり、引っ掛けることで、任意の方向に押し具4の押込部4bを操作することが可能である。
この食品成型具により、大根おろしを大根おろしアートとして成型するためには、先ずロック部1e、ロック受部2eを解除し、第1の凹型1と第2の凹型2とを軸受部1d、軸部2dにより連結した状態で開いて、別途に大根をおろし器でおろし、十分に水切りした大根おろしを第1の凹型1の凹部1cと第2の凹型2の凹部2c内に詰め込む。
次に、第1の凹型1と第2の凹型2とを閉じて、ロック部1e、ロック受部2eによりロックする。続いて、押し具4の握り部4aを持ち、押込部4bを筒部3aを介して凹部1c、2c内の空間に図4で示すように押し込んで押圧する。
筒部3a内の大根おろしは動物等の形状をした空間内に押し込まれると同時に、絞り出された水分は合わせ面部1a、2a間の隙間から外部に抜け出してゆく。同時に、凹部1c、2c内の大根おろしは圧縮され、熊の頭部内へと押し込まれてゆく。
最初に大根おろしを押し込んだ後は、更に水切りした大根おろしを筒部3aから補充し、再度押し具4により押し込んでゆく。このように、大根おろしの補充を繰り返しながら、押込部4bで圧縮することで、熊の足部まで圧縮した大根おろしが充填されることになる。
このように、大根おろしが凹型部3内で圧縮されることで保形が可能となり、ロックを解除して第1の凹型1と第2の凹型2を開くことで、形取りした熊の形状の大根おろしアートDを取り出すことができる。そして、図5に示すように熊の形状の大根おろしアートDを鍋Nに入れた具材の上に添えればよい。
なお、本実施例では大根おろしを例に食品成型具の説明を行ったが、大根おろし以外にもおにぎり等の成型に用いてもよい。この場合でも、熊の形状でおにぎりを保形させるために、押し具4で凹部1c、2c内のおにぎりを圧縮しながら成型を行うことになる。
1 第1の凹型
1a、2a 合わせ面部
1b、2b 周壁部
1c、2c 凹部
1d 軸受部
1e ロック部
1f、2f 半筒部
1g、2g テーパ部
2 第2の凹型
2d 軸部
2e ロック受部
3 凹型部
3a 筒部
4 押し具
4a 握り部
4b 押込部
4c 引掛部
1a、2a 合わせ面部
1b、2b 周壁部
1c、2c 凹部
1d 軸受部
1e ロック部
1f、2f 半筒部
1g、2g テーパ部
2 第2の凹型
2d 軸部
2e ロック受部
3 凹型部
3a 筒部
4 押し具
4a 握り部
4b 押込部
4c 引掛部
Claims (6)
- 凹型部と押し具とから成り、前記凹型部に食品を充填し、前記押し具を用いた押圧により前記凹型部内における前記食品の形取りを行う食品成型具において、
前記凹型部は第1の凹型と第2の凹型とから構成され、前記第1の凹型と第2の凹型は、互いが重なり合う合わせ面部と、該合わせ面部の内側に連続して凹んだ凹部とを有することを特徴とする食品成型具。 - 前記第1の凹型及び第2の凹型の一端は、半筒部をそれぞれ形成しており、該半筒部同士は前記合わせ面部同士を重なり合わせた場合に筒部を形成し、該筒部を通って、前記凹型部内に前記押し具に押し込むことで前記食品の形取りを行うことを特徴とする請求項1に記載の食品成型具。
- 前記第1の凹型及び第2の凹型とは、片側に設けたヒンジ部により開閉可能とし、他側に設けたロック体により閉止状態を保持する構造、又は、両側に設けたロック体により閉止状態を保持する構造にしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の食品成型具。
- 前記押し具は、握り部の先端に円板状の押込部を前記握り部に対して直交して取り付けたことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の食品成型具。
- 前記合わせ面部は平面状であることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の食品成型具。
- 前記凹部の空間は動物の形状を形取ったことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の食品成型具。
Priority Applications (1)
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JP2016005120U JP3208324U (ja) | 2016-10-24 | 2016-10-24 | 食品成型具 |
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Publications (1)
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2016
- 2016-10-24 JP JP2016005120U patent/JP3208324U/ja not_active Expired - Fee Related
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