JP3165338B2 - 小型船舶のエンジンの排気構造 - Google Patents
小型船舶のエンジンの排気構造Info
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Description
どの小型船舶のエンジンの排気構造、とくに排気管の配
置構造に関するものである。
ては、推進機の駆動用のエンジンからの排気ガスは排気
ガス管を通して船尾あるいは船側から船外に排出するよ
うにしており、この排気ガス管には、エンジンへの水の
浸入を防止するためのウォータロックを設けることも行
なわれている。そしてこのウォータロックは、エンジン
の一側部に接続された排気ガス管の後側に設置された
り、推進機の上側に配置されたりしている。あるいは、
一側部に排気ガス管を接続する一方、エンジンの他側部
にウォータロックを配置し、エンジンから導出した排気
ガス管をエンジン前方を迂回させてウォータロックに接
続している。
タロックの設置スペースが問題であり、船内スペースの
余裕のない小型船舶においては、大型で重量物であるウ
ォータロックを設置すると他の機器などの設置場所が制
約を受けることになり、また重量物の設置位置によって
は船体の重心が一方の側部に偏るという問題がある。
エンジンの一側部に接続された排気ガス管の後側に設置
する構造では、重量物が船体の一側に偏るために船体が
横傾斜することになる。またこの場合、船体前後長が短
くエンジンとウォータロックとが前後に近接しているた
めに、エンジンの一側部に接続された排気ガス管をその
後方に近接したウォータロックに接続するに当たり排気
ガス管を急激に屈曲させる必要が生じる。
した構造ではウォータロックが高い位置に配置されるこ
とになるために、エンジン排気口との高さの差が小さく
なってエンジンへの水の浸入防止効果が減少するという
問題がある。
続する一方、エンジン他側部にウォータロックを配置
し、エンジンから導出した排気ガス管をエンジン前方を
迂回させてウォータロックに接続する構造では、エンジ
ンからウォータロックへの排気ガス管がエンジンの前側
を回して通すことになり、排気ガス管が長くなって馬力
のロスが大きくなるという問題がある。
するためになされたものであり、排気ガス管長を短く抑
えつつその取り回しを容易にし、転覆時にエンジンへの
水の浸入を防止するとともに、船体の重量バランスがよ
く、船内スペースの有効利用が図られる小型船舶のエン
ジンの排気構造を提供することを目的とするものであ
る。
推進機が設置され、その前側の船体中心線上に推進機用
エンジンが設置された小型船舶のエンジンの排気構造に
おいて、エンジンの一側部に接続された排気ガス管を船
体一側において船体後方に向かって導出した後、エンジ
ン後方において船体長さ方向中心線を越える第1転向部
を設けることによって船体他側に導くとともに、エンジ
ン後方かつ船体他側に配置したウォータロックに接続
し、このウォータロックからの排気ガス管を上記第1転
向部の後方に位置するとともに船体長さ方向中心線を越
える第2転向部を設けることによって船体一側に導いた
後に船外に開口させているものである。
置され、この排気膨張室と上記ウォータロックとが船体
長さ方向中心線の一側と他側とに振り分けられて配置さ
れた構成としてもよい。また上記ウォータロックは船体
長さ方向に延びる筒状体と、この筒状体の前後端開口を
閉じる蓋体とから構成され、上記排気ガス管の第1転向
部と第2転向部とを上記筒状体に接続するとともに、第
1転向部と第2転向部とを船体長さ方向中心線に対して
ほぼ直角に延在させた構成としてもよい。また上記ウォ
ータロックは上記推進機の側部に配置される一方、上記
第1転向部と第2転向部は推進機の上方に配置されてい
てもよい。さらに上記第1転向部と第2転向部の上方に
は取り外し可能な物入れが形成されていてもよい。また
上記第1転向部は、その後面が水導入口の前端よりも後
方に配置されているとともにその下面が推進機の水吸い
込みダクトの最上面よりも下方に配置され、上記ウォー
タロックから導出された第2転向部は、上昇して上記推
進機上を通った後下降してウォータロックと反対側で船
外に開口している構成としてもよい。
れた排気ガスは、エンジンの一側部に接続された排気ガ
ス管および第1転向部を介して、エンジン後方かつ船体
他側に配置したウォータロックに導かれた後、第2転向
部によって船体一側に導かれて船外に排出される。また
船が転覆してエンジンの一側部を下にして横傾斜すれ
ば、ウォータロックが排気ガス管の出口よりも上方に位
置し、またエンジンの他側部を下にして横傾斜すれば排
気ガス管の出口が水面上に位置する。
接続された排気ガス管を船体一側において船体後方に向
かって導出した後、エンジン後方において船体長さ方向
中心線を越える第1転向部を設けることによって船体他
側に導くとともに、エンジン後方かつ船体他側に配置し
たウォータロックに接続したので、エンジンとウォータ
ロックとが前後に近接したとしても第1転向部の存在に
よってエンジンの排気出口からウォータロックまでの間
隔を確保でき、排気ガス管を急激に屈曲させる必要がな
く、排気ガス管の取り回しが容易になる。また排気ガス
管を取り回すに当たり排気ガス管をエンジンの前側を回
して通すことになく最短の径路で取り回すことができ、
排気ガス管長を短く抑えてエンジンの馬力の損失を抑え
ることができる。さらに、エンジンの一側部に接続され
た排気ガス管を船体長さ方向中心線を越える第1転向部
を設けることによって船体他側に導くとともに、さらに
船体長さ方向中心線を越える第2転向部を設けることに
よって船体一側に導いた後に船外に開口しているので、
船体が転覆していずれの側に傾斜してもエンジンに水が
浸入することを防止できる。
向中心線の一側の排気膨張室と他側のウォータロックに
より船体の重量バランスが取られる。
ックと第1、第2転向部とを船体長さ方向にコンパクト
に配置することができ、他の機器の配置を制限すること
がなく、船内スペースの有効利用を図ることができる。
ックが推進機の側部のデッドスペースに配置される一
方、第1転向部と第2転向部が推進機の上方のデッドス
ペースに配置されるので、他の機器の配置を制限するこ
とがなく、船内スペースの一層の有効利用を図ることが
できる。
と第2転向部の上方には取り外し可能な物入れが形成さ
れているために、その取り外しにより形成された開口部
を通して第1転向部と第2転向部の点検を容易に行なう
ことができる。
向部は推進機の水吸い込みダクト近傍のデッドスペース
に配置されるので、他の機器の配置を制限することがな
く、船内スペースの一層の有効利用を図ることができ
る。また、ウォータロックから導出された第2転向部は
上昇して上記推進機上を通った後下降してウォータロッ
クと反対側で船外に開口しているので、転覆の際に水が
ウォータロックに浸入するのが防止される。
はその中央部付近の船体中心線上に操作ハンドル2が設
置され、その後側には船尾方向に延びる座席シート21
が設けられている。また船体10の内部には船体中心線
上で長さ方向中央部付近に2サイクルエンジン3が設置
され、その後側には船尾端まで延びる水ジェット推進機
4が隔壁11を隔てて設置されて、この推進機4の内部
で回転するインペラーの軸40がエンジン3の駆動軸に
連結されている。この推進機4はその後部が船尾端に開
口する船尾ケーシング(ポンプ室)44内に配置され、
推進機4は船底に開口する水導入口42を備え、インペ
ラーの回転によりこの水導入口42から水を導入し、船
尾の水噴射口41から後方の所定方向に噴射させること
により船体に推進力および旋回力を生じさせるようにし
ている。
室30が配置され、この排気膨張室30と反対側のエン
ジン3の側部後方には隔壁11を隔ててウォータロック
6が配置され、上記排気膨張室30からの上流側排気ガ
ス管(第1転向部)31は図7に示すように反対側の側
方に延びて上記ウォータロック6の前側側部に接続され
ている。またこのウォータロック6の後側上側部からは
下流側排気ガス管(第2転向部)61が一旦上昇して上
記推進機4上を通った後、下降してウォータロック6と
反対側で上記船尾ケーシング44内に開口している。こ
の下流側排気ガス管61は、図6に示すように背面形状
が逆U字形に構成されるとともに斜め前方に傾斜し、こ
れによって推進機4の上側のデッドスペースを埋めるよ
うに配置されている。
心線上で座席シート21の下側にバッテリケース22お
よびバッテリケース22に設けた開口部に挿入された消
火器ケース23が設けられ、そこにバッテリ24および
消火器25がそれぞれ収容されている。そして上記座席
シート21を取り外すと、このバッテリケース22およ
び消火器ケース23は取り外すことができるようにして
おり、取り外し状態で開口部220が形成されるため
に、その開口部を通して船内の点検を行なうことができ
る。
にも示すように船体部材18に形成された開口部19を
覆うエンジンハッチ5が設けられ、このエンジンハッチ
5はその前端部のヒンジ59を中心に回動して開閉でき
るように構成されている。さらにこのエンジンハッチ5
の上側にはエンジンハッチカバー51が配置され、この
エンジンハッチカバー51はエンジンハッチ5に対して
両者間に空気室52が形成されるように取付けられてい
る。
幅方向中央部にヒンジ取付け座17が形成され、その両
側には左右一対の空気取入れ口710,720が形成さ
れ、これに対して船内下方に伸びるベンチレーションホ
ース71,72の上端部が接続され、このベンチレーシ
ョンホース71,72は互いに交差して反対側の側部下
方に伸びてその下端部が開口している。またエンジンハ
ッチ5の前端部には上記空気取入れ口710,720に
対応する開口部711,721が形成され、それらの間
にはヒンジ取付け座57が形成され、この取付け座57
と上記船体部材のヒンジ取付け座17とに取付けられた
ヒンジ59によってエンジンハッチ5がヒンジ59を中
心にして回動開閉できるようにしている。また中央部付
近には下方に伸びてエンジン3の前側に開口する直管か
らなるベンチレーションパイプ39が取付けられてい
る。さらにエンジンハッチ5には軸貫通孔200が形成
され、図3に示すように上記操作ハンドル2の軸20が
この軸貫通孔200を貫通してその下側で取付け具29
によって固定されている。
ンハッチ5の上部を覆うように横断面逆U字形に形成さ
れ、その上部には空気取入れ口55が形成され、その後
側にはメータ27が取付けられ、さらにその後側には物
入れ56が形成されている(図3参照)。このメータ2
7は表面が半透明のプラスチックなどの板で覆われ、こ
れによってLEDメータやオイルメータなどの計器の表
示ランプが見えやすくなるようにしている。この表示ラ
ンプは点滅させるようにしてもよく、表示ランプの点滅
と同時にブザーを鳴らすようにしてもよい。
内側に突出する鍔部510が形成され、この鍔部510
にドレン排出孔511が形成されている。このエンジン
ハッチカバー51はエンジンハッチ5に固定的に取付け
られて両者間に空気室52が形成され、この空気室52
に入った水が上記ドレン排出孔511からデッキ上の船
外に排出されるようにしている。さらにこのエンジンハ
ッチカバー51上にはバイザー53が取付けられ、この
バイザー53の前端部下側にはエンジンハッチカバー5
1の上面との間に隙間が形成されて、この隙間により空
気取入れ口54が形成され、またバイザー53の後端部
はメータ27上まで延びてメータ27用の庇を形成して
いる。
設置され、さらにその前側には船首物入れ73が設けら
れ、その上側には物引れカバー74が船首デッキに設け
られている。
ると、排気ガスが排気膨張室30に送り込まれて膨張す
ることにより消音効果が果たされ、この排気膨張室30
から上流側排気ガス管31を通してウォータロック6に
送られ、ここで排気ガスは膨張するために消音効果が果
たされ、ついで下流側排気ガス管61を通して船尾ケー
シング44中に排出され、船外に放出される。また船体
10の転覆により下流側排気ガス管61から水が浸入す
るが、浸入した水は船体10の復元により下流側排気ガ
ス管61の逆U字形の頂部から一部はウォータ6中に入
り、残りは再び船尾ケーシング44内に排出される。ま
たウォータロック6中に浸入した水はその内部に溜り、
エンジン3へ浸入するのは防止される。しかも下流側排
気ガス管61は逆U字形に構成されているために、この
部分でも水の浸入防止効果が達成されている。
タロック6とは幅方向には船体中心線に対してほぼ左右
対称に配置されているために、船体の重量バランスがよ
く、またそれらの間を連結する上流側排気ガス管31も
最小限の長さで構成されているために馬力のロスも小さ
い。またウォータロック6は推進機4の側部のデッドス
ペースに配置されているために、他の機器の配置を制限
することがなく、船内スペースの有効利用を図ることが
でき、しかもこの部分はその上側のバッテリケース22
が消火器ケース23とともに取り外し可能であるため
に、その取り外しにより形成された開口部を通してウォ
ータロック6などの点検を容易に行なうことができると
いう利点がある。
ザー53の前端下側の空気取入れ口54から空気取入れ
口55を通して空気室52中に送り込まれ、この送り込
まれる空気には水も含まれているが、水は空気室52中
の最も低い部分に形成されたドレン排出口511から船
外に排出され、空気のみがベンチレーションホース7
1,72を通して燃料タンク7の前側に送り込まれる。
このベンチレーションホース71,72の空気取入れ口
710,720は左右一対設けらており、その上側の船
体中心線上の空気取入れ口55から流入した水を含む空
気は急激に流れ方向が変えられ、空気のみはベンチレー
ションホース71,72中に送り込まれ、比重の大きい
水は空気と分離してエンジンハッチ5の上面を流下して
ドレン排出口511から船外に排出される。さらにベン
チレーションホース71,72は、その上端部の空気取
入れ口と下端部の空気排出口とが互いに船幅方向の反対
側に位置しているために、船体の横転時にこのベンチレ
ーションホース71,72からエンジンルーム内に水が
浸入するのが防止される。
りエンジンハッチ5をその前端部のヒンジ57回りにエ
ンジンハッチカバー51とともに回動させて開くことが
でき、これによってエンジン3の点検を行なうことがで
きる。なお、上記実施例においてはエンジンに接続され
た排気ガス管に大容量の排気膨張室を設けた2サイクル
エンジンにこの発明を適用した例について説明したが、
排気膨張室が設けられていない4サイクルエンジンにも
この発明を適用できることは勿論である。
よれば、エンジンから排出された排気ガスは、エンジン
の一側部に接続された排気ガス管および第1転向部を介
して、エンジン後方かつ船体他側に配置したウォータロ
ックに導かれた後、第2転向部によって船体一側に導か
れて船外に排出される。また船が転覆してエンジンの一
側部を下にして横傾斜すれば、ウォータロックが排気ガ
ス管の出口よりも上方に位置し、またエンジンの他側部
を下にして横傾斜すれば排気ガス管の出口が水面上に位
置する。
接続された排気ガス管を船体一側において船体後方に向
かって導出した後、エンジン後方において船体長さ方向
中心線を越える第1転向部を設けることによって船体他
側に導くとともに、エンジン後方かつ船体他側に配置し
たウォータロックに接続したので、エンジンとウォータ
ロックとが前後に近接したとしても第1転向部の存在に
よってエンジンの排気出口からウォータロックまでの間
隔を確保でき、排気ガス管を急激に屈曲させる必要がな
く、排気ガス管の取り回しが容易になる。また排気ガス
管を取り回すに当たり排気ガス管をエンジンの前側を回
して通すことになく最短の径路で取り回すことができ、
排気ガス管長を短く抑えてエンジンの馬力の損失を抑え
ることができる。さらに、エンジンの一側部に接続され
た排気ガス管を船体長さ方向中心線を越える第1転向部
を設けることによって船体他側に導くとともに、さらに
船体長さ方向中心線を越える第2転向部を設けることに
よって船体一側に導いた後に船外に開口しているので、
船体が転覆していずれの側に傾斜してもエンジンに水が
浸入することを防止できる。
向中心線の一側の排気膨張室と他側のウォータロックに
より船体の重量バランスが取られる。
ックと第1、第2転向部とを船体長さ方向にコンパクト
に配置することができ、他の機器の配置を制限すること
がなく、船内スペースの有効利用を図ることができる。
ックが推進機の側部のデッドスペースに配置される一
方、第1転向部と第2転向部が推進機の上方のデッドス
ペースに配置されるので、他の機器の配置を制限するこ
とがなく、船内スペースの一層の有効利用を図ることが
できる。
と第2転向部の上方には取り外し可能な物入れが形成さ
れているために、その取り外しにより形成された開口部
を通して第1転向部と第2転向部の点検を容易に行なう
ことができる。
向部は推進機の水吸い込みダクト近傍のデッドスペース
に配置されるので、他の機器の配置を制限することがな
く、船内スペースの一層の有効利用を図ることができ
る。また、ウォータロックから導出された第2転向部は
上昇して上記推進機上を通った後下降してウォータロッ
クと反対側で船外に開口しているので、転覆の際に水が
ウォータロックに浸入するのが防止される。
各機器の配置図である。
る。
Claims (6)
- 【請求項1】 船尾船底に推進機が設置され、その前側
の船体中心線上に推進機用エンジンが設置された小型船
舶のエンジンの排気構造において、エンジンの一側部に
接続された排気ガス管を船体一側において船体後方に向
かって導出した後、エンジン後方において船体長さ方向
中心線を越える第1転向部を設けることによって船体他
側に導くとともに、エンジン後方かつ船体他側に配置し
たウォータロックに接続し、このウォータロックからの
排気ガス管を上記第1転向部の後方に位置するとともに
船体長さ方向中心線を越える第2転向部を設けることに
よって船体一側に導いた後に船外に開口させていること
を特徴とする小型船舶のエンジンの排気構造。 - 【請求項2】 上記エンジンの一側部には排気膨張室が
配置され、この排気膨張室と上記ウォータロックとが船
体長さ方向中心線の一側と他側とに振り分けられて配置
されていることを特徴とする請求項1記載の小型船舶の
エンジンの排気構造。 - 【請求項3】 上記ウォータロックは船体長さ方向に延
びる筒状体と、この筒状体の前後端開口を閉じる蓋体と
から構成され、上記排気ガス管の第1転向部と第2転向
部とを上記筒状体に接続するとともに、第1転向部と第
2転向部とを船体長さ方向中心線に対してほぼ直角に延
在させたことを特徴とする請求項1記載の小型船舶のエ
ンジンの排気構造。 - 【請求項4】 上記ウォータロックは上記推進機の側部
に配置される一方、上記第1転向部と第2転向部は推進
機の上方に配置されていることを特徴とする請求項3記
載の小型船舶のエンジンの排気構造。 - 【請求項5】 上記第1転向部と第2転向部の上方には
取り外し可能な物入れが形成されていることを特徴とす
る請求項4記載の小型船舶のエンジンの排気構造。 - 【請求項6】 上記第1転向部は、その後面が水導入口
の前端よりも後方に配置されているとともにその下面が
推進機の水吸い込みダクトの最上面よりも下方に配置さ
れ、上記ウォータロックから導出された第2転向部は、
上昇して上記推進機上を通った後下降してウォータロッ
クと反対側で船外に開口していることを特徴とする請求
項4記載の小型船舶のエンジンの排気構造。
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