JP3165132B2 - プリンタのギャップ調整装置およびその方法 - Google Patents

プリンタのギャップ調整装置およびその方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリントヘッドと
媒体(プリント用紙)との間のギャップを調整する機能
を備えたプリンタのギャップ調整装置およびその方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、オフィスオートメーションの発達
に伴い、多種多様なプリンタがいろいろな用途に用いら
れている。これらプリンタは、印字方式により打撃的印
字を行うインパクトプリント方式と、非打撃的印字を行
うノンインパクトプリント方式とに分類される。
【0003】これら両方式のうちインパクトプリント方
式のプリンタは、複数枚のプリント用紙を同時に記録す
ることが可能であり、ドットシリアルプリンタを始めと
して今日まで幅広く用いられている。
【0004】従来、この種のプリンタには、プリント用
紙の厚さに合った適正な印刷濃度を得る目的から、プリ
ントヘッドとプリント用紙(プラテン)間において一定
のギャップを保つためのギャップ調整装置を備えたもの
が採用されている。このようなプリンタにおいては、印
刷前にプリントヘッドとプリント用紙間のギャップが調
整される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この種のプリ
ンタのギャップ調整装置においては、手動によってプリ
ントヘッドとプリント用紙間のギャップを調整するもの
であることから、ギャップ調整が面倒なものになるばか
りか、ギャップ調整ミスによるプラテンへの衝突によっ
てプリントヘッドのピン折れが発生してしまい、このた
め従来からプリントヘッドとプリント用紙間ギャップを
自動的に調整することができるギャップ調整装置の出現
が要望されていた。
【0006】なお、特開平2−11374号公報および
特開平7−205499号公報にそれぞれ「プラテンギ
ャップ自動補正装置」と「自動間隙調整装置」に先行技
術が開示されているが、前述した課題は解決されていな
い。
【0007】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、プリントヘッドと媒体間のギャップ調整を自動
的に行うことができ、もって手動によるギャップ調整不
要のプリンタを得ることができるとともに、ギャップ調
整ミスによるプリントヘッドのピン折れ発生を防止する
ことができるプリンタのギャップ調整装置およびその方
法の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の請求項1記載のプリンタのギャップ調整装
置は、駆動機構によって回転するトルクリミッタ付きの
シャフトと、このシャフト上にカムを介して保持されシ
ャフトの回転によるカムの回転によって昇降する媒体載
置用のプラテンと、このプラテンの上方に進退自在に配
設されプリントヘッドを搭載するプロテクタとを備え、
このプロテクタにプラテンにおいて出射光を反射させこ
の反射光を検出する反射型センサを配設し、この反射型
センサによる検出結果およびトルクリミッタの駆動によ
る駆動機構からの駆動信号に基づいて駆動機構を駆動制
御するコントローラを含ませ、プラテン上における媒体
の厚さに対応する検出レベルと反射型センサからの検出
レベルとのレベル差を算出し、この算出値と規定値とを
比較判定し、プリントヘッドと媒体との間のギャップを
所定の寸法に調整する構成としてある。
【0009】したがって、コントローラが駆動機構を正
方向に駆動制御することによりプラテンとプロテクタと
の間に媒体を挟持し、この媒体の挟持状態において反射
型センサからの出射光をプラテンで反射させこの反射光
を検出した後、この検出結果およびトルクリミッタの駆
動による駆動機構からの駆動信号に基づいてコントロー
ラが駆動機構を負方向に駆動制御することにより、プリ
ントヘッドと媒体間のギャップが所定の寸法に調整され
る。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載のプ
リンタのギャップ調整装置において、カムを、シャフト
の周囲に設け、断面形状がシャフト軸芯からプラテンに
対するカム接触面までの寸法が漸次大きくなる形状とし
た構成としてある。したがって、駆動機構の駆動による
シャフトの回転によってカムが回転すると、この回転動
作に伴いプラテンがカム接触面に接触した状態で昇降す
る。
【0011】請求項3記載の発明(プリンタのギャップ
調整方法)は、駆動機構によって回転するトルクリミッ
タ付きのシャフトと、このシャフト上にカムを介して保
持されシャフトの回転によるカムの回転によって昇降す
る媒体載置用のプラテンと、このプラテンの上方に進退
自在に配設されプリントヘッドおよび反射型センサを搭
載するプロテクタとを備えたプリンタのギャップ調整装
置を用い、駆動機構を正方向に駆動制御することにより
プラテンとプロテクタとの間に媒体を挟持し、次にこの
媒体の挟持状態においてトルクリミッタの駆動による駆
動機構からの駆動信号を検出した後、プラテンにおいて
反射型センサからの出射光を反射させこの反射光を検出
してから、この検出結果に基づいて駆動機構を負方向に
駆動制御することによりプリントヘッドと媒体間のギャ
ップを所定の寸法に調整する方法であって、ギャップを
所定の寸法に調整するにあたり、媒体の挟持状態におけ
るプラテン・センサ間ギャップに対応する出力レベル
と、駆動機構の負方向への駆動による前記プラテンの移
動位置におけるプラテン・センサ間ギャップに対応する
出力レベルとのレベル差を算出した後、この算出値と予
め設定された規定値とを比較判定する方法としてある。
【0012】したがって、プリントヘッドと媒体間のギ
ャップ調整が、駆動機構を正方向に駆動制御することに
よりプラテンとプロテクタとの間に媒体を挟持し、次に
この媒体の挟持状態においてトルクリミッタの駆動によ
る駆動機構からの駆動信号を検出した後、プラテンにお
いて反射型センサからの出射光を反射させこの反射光を
検出してから、この検出結果に基づいて駆動機構を負方
向に駆動制御することにより行われる。
【0013】この際、ギャップ調整が、媒体の挟持状態
におけるプラテン・センサ間ギャップに対応する出力レ
ベルと、駆動機構の負方向への駆動によるプラテンの移
動位置におけるプラテン・センサ間ギャップに対応する
出力レベルとのレベル差を算出した後、この算出値と規
定値とを比較することにより行われる。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項3記載のプ
リンタのギャップ調整方法において、媒体の挟持状態に
おけるプラテン・センサ間ギャップに対する出力レベル
を、反射型センサによる検出結果およびトルクリミッタ
の駆動による駆動機構からの駆動信号に基づいて定期的
に測定し、これら測定値を平均して補正することにより
決定する方法としてある。
【0015】したがって、媒体の挟持状態におけるプラ
テン・センサ間ギャップに対応する出力レベルの決定
が、反射型センサによる検出結果およびトルクリミッタ
の駆動による駆動機構からの駆動信号に基づいて定期的
に測定し、これら測定値を平均して補正することにより
行われる。
【0016】請求項5記載の発明は、請求項3または4
記載のプリンタのギャップ調整方法において、プロテク
タを二つの進退位置に移動させ、これら各移動位置にお
いて反射型センサによってプラテンからの反射光を検出
し、これら検出結果に基づいてプラテンとプリントヘッ
ドとの平行度を検出する方法としてある。
【0017】したがって、プラテンとプリントヘッドと
の平行度が、プロテクタを二つの進退位置に移動させ、
これら各移動位置において反射型センサによってプラテ
ンからの反射光を検出し、これら検出結果に基づいて行
われる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につき、
図面を参照して説明する。図1(a)および(b)は本
発明の第一実施形態に係るプリンタのギャップ調整装置
を示す正面図と側面図、図2は同じく本発明の第一実施
形態に係るプリンタのギャップ調整装置における媒体の
挟持状態を示す正面図、図3は本発明のプリンタのギャ
ップ調整装置によってギャップが調整された状態を示す
正面図である。図1〜図3において、符号1で示すプリ
ンタのギャップ調整装置は、駆動機構2と、シャフト3
と、プラテン4と、プロテクタ5と、反射型センサ6お
よびコントローラ(図示せず)とを備えている。
【0019】駆動機構2は、モータ7と、プーリ8およ
び伝達ベルト9とを有し、装置筐体(図示せず)に収納
されている。モータ7は、コントローラに接続されてい
る。これにより、反射型センサ6およびトルクリミッタ
(後述)の駆動によるモータ7からそれぞれ検出信号と
駆動信号がコントローラに出力されると、この出力結果
に基づいてモータ7が駆動制御される。この場合、トル
クリミッタが駆動すると、モータ7の回転量がトルク非
駆動時におけるモータ回転量と比較して多くなる。
【0020】プーリ8は、各プーリ径が互いに大小異な
る二つプーリ8a,8bを有している。一方のプーリ8
aは、モータ7によって回転する駆動側プーリからな
り、モータ軸7aに固着されている。他方のプーリ8b
は、駆動側プーリ8aの回転による伝達ベルト9の駆動
によって回転する従動側プーリからなり、シャフト3に
固着されている。
【0021】伝達ベルト9は、モータ7の回転力をシャ
フト3に伝達するゴムベルトからなり、両プーリ8a,
8bに掛け渡されている。これにより、モータ7の回転
によってプーリ8aが回転すると、この回転力が伝達ベ
ルト9を介してプーリ8bに伝達される。
【0022】シャフト3は、駆動機構2の駆動によって
回転するトルクリミッタ10付きの回転軸からなり、装
置筐体内に回転自在に保持されている。シャフト3の両
端部には、シャフト軸芯からプラテン4に対するカム接
触面11aまでの寸法が漸次大きくなる断面形状を有す
るカム11が固着されている。これにより、駆動機構2
の駆動によってシャフト3が回転すると、カム11がカ
ム接触面11aをプラテン4に接触させた状態で回転す
る。また、プラテン4およびプロテクタ5によってプリ
ント用紙Pが挟持されると、トルクリミッタ10からの
駆動信号をコントローラが検出し、シャフト3が回転停
止する。
【0023】プラテン4は、駆動機構2の駆動によって
昇降する媒体載置用部材からなり、シャフト3上にカム
11を介して保持されている。これにより、駆動機構2
の駆動によるシャフト3の回転によってカム11が回転
すると、プラテン4がカム接触面11aに対する接触位
置を変化させて昇降する。
【0024】プロテクタ5は、プラテン4の上方に進退
自在に配設されている。これにより、プロテクタ5が駆
動機構(図示せず)によって同一の平面上でそれぞれが
互いに直角な二方向(スペーシング方向Xと搬送方向)
に進退する。プロテクタ5上には、プラテン4上のプリ
ント用紙Pに印刷するためのプリントヘッド12が搭載
されている。
【0025】反射型センサ6は、プラテン4の媒体載置
面4aに対する発光面6aと受光面6bを有し、プロテ
クタ5上に搭載されている。これにより、発光面6aか
らの出射光aをプラテン4の媒体載置面4aにおいて反
射させ、この反射光bが受光面6bで検出される。
【0026】なお、図中、符号Tx,TyおよびΔTは、
それぞれプラテン4とプロテクタ5との間にプリント用
紙Pを挟持する前のプラテン・プロテクタ間ギャップ,
プラテン4とプロテクタ5間にプリント用紙Pを挟持し
た後のプラテン・プロテクタ間ギャップ(プリント用紙
Pの厚さ),調整後のプリント用紙・プリントヘッド間
ギャップを示す。
【0027】次に、本発明の第一実施形態に係るプリン
タのギャップ調整方法について説明する。先ず、図1に
示す状態におけるプラテン4上にプリント用紙Pを載置
する。このとき、プラテン4とプロテクタ5間ギャップ
は、十分な寸法Tx(プリント用紙Pの厚さTy+規定ギ
ャップΔT+α)に設定されている。
【0028】次に、コントローラが駆動機構2を正方向
に駆動制御することによりプラテン4を上昇させ、図2
に示すようにプラテン4およびプロテクタ5によってプ
リント用紙Pを挟持する。このとき、プリント用紙Pの
挟持状態がトルクリミッタ10の駆動によって検出され
る。また、プラテン4とプロテクタ5との間のギャップ
として、図2に示すようにプリントPの厚さTyに対応
する検出レベルが反射型センサ6からコントローラに出
力される。
【0029】その後、コントローラが駆動機構2を負方
向に駆動制御することにより、プリントヘッド12とプ
リント用紙P間ギャップが所定の寸法となるまでプラテ
ン4を下降させる。このとき、反射型センサ6からの検
出レベルとプリント用紙Pの厚さTyに対応する検出レ
ベルとのレベル差を算出し、この算出値と規定値(規定
ギャップΔTに対応する出力値)とが比較判定される。
ここで、図4に示すように、プラテン4と反射型センサ
6とのギャップ変化量が同一であれば、センサ出力のレ
ベル差は同一である。このようにして、プリントヘッド
とプリント用紙との間のギャップを調整することができ
る。
【0030】したがって、本実施形態においては、コン
トローラが駆動機構2を正方向に駆動制御することによ
りプラテン4とプロテクタ5との間にプリント用紙Pを
挟持し、このプリント用紙Pの挟持状態においてトルク
リミッタ10からの駆動信号を検出した後、反射型セン
サ6からの出射光aをプラテン4で反射させこの反射光
bを検出してから、この検出結果に基づいてコントロー
ラが駆動機構2を負方向に駆動制御することにより、プ
リントヘッド12とプリント用紙P間のギャップが所定
の寸法に調整されるから、プリントヘッド12とプリン
ト用紙Pとの間のギャップ調整を自動的に行うことがで
きる。
【0031】また、本実施形態において、プリントヘッ
ド12とプリント用紙Pとの間のギャップを自動調整で
きることは、プリント用紙Pの厚さに応じて印字処理を
自動的に施すことができる。さらに、本実施形態におい
ては、反射型センサ6を用いてページマークのバーコー
ドを読み取ることもできる。
【0032】この他、本発明においては、図5に実線お
よび二点鎖線で示すようにプロテクタ5を二つの進退位
置(スペーシング方向位置)に移動させ、これら各移動
位置において反射型センサ6によってプラテン4からの
反射光bを検出し、これら検出結果に基づいてプラテン
4とプリントヘッド12との平行度を検出することがで
きる。
【0033】なお、本実施形態においては、プリント用
紙Pの厚さTyが反射型センサ6およびトルクリミッタ
10を用いて印刷毎に決定される場合について説明した
が、反射型センサ6のみを用いて決定することもでき
る。この場合、プリント用紙Pの厚さTyに対応するプ
ロテクタ・プラテン間ギャップを定期的に測定し、これ
ら測定値を平均して補正し、この補正値がプリント用紙
Pの厚さTyとして決定される。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、コ
ントローラが駆動機構を正方向に駆動制御することによ
りプラテンとプロテクタとの間に媒体を挟持し、この媒
体の挟持状態においてトルクリミッタの駆動による駆動
機構からの駆動信号を検出した後、反射型センサからの
出射光をプラテンで反射させこの反射光を検出してか
ら、この検出結果に基づいてコントローラが駆動機構を
負方向に駆動制御することにより、プリントヘッドと媒
体間のギャップが所定の寸法に調整される。
【0035】したがって、プリントヘッドと媒体間のギ
ャップ調整を自動的に行うことができるから、手動によ
るギャップ調整不要のプリンタを得ることができるとと
もに、ギャップ調整ミスによるプリントヘッドのピン折
れ発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)および(b)は本発明の第一実施形態に
係るプリンタのギャップ調整装置を示す正面図と側面図
である。
【図2】同じく本発明の第一実施形態に係るプリンタの
ギャップ調整装置における媒体の挟持状態を示す正面図
である。
【図3】本発明のプリンタのギャップ調整装置によって
ギャップが調整された状態を示す正面図である。
【図4】プラテン−センサ間のギャップとセンサ出力レ
ベルとの関係を示す図である。
【図5】本発明の第一実施形態に係るプリンタのギャッ
プ調整装置を用いてプリントヘッドとプラテンとの平行
度を検出する場合について説明するために示す正面図で
ある。
【符号の説明】
1 プリンタのギャップ調整装置 2 駆動機構 3 シャフト 4 プラテン 5 プロテクタ 6 反射型センサ 7 モータ 8,8a,8b プーリ 9 伝達ベルト 10 トルクリミッタ 11 カム 12 プリントヘッド a 出射光 b 反射光

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動機構によって回転するトルクリミッ
    タ付きのシャフトと、 このシャフト上にカムを介して保持され、前記シャフト
    の回転による前記カムの回転によって昇降する媒体載置
    用のプラテンと、 このプラテンの上方に進退自在に配設され、プリントヘ
    ッドを搭載するプロテクタとを備え、 このプロテクタに前記プラテンにおいて出射光を反射
    させこの反射光を検出する反射型センサを配設し、 この反射型センサによる検出結果および前記トルクリミ
    ッタの駆動による前記駆動機構からの駆動信号に基づい
    て前記駆動機構を駆動制御するコントローラを含ませ、 このコントローラは、前記プラテン上における媒体の厚
    さに対応する検出レベルと前記反射型センサからの検出
    レベルとのレベル差を算出し、この算出値と規定値とを
    比較判定し、前記プリントヘッドと前記媒体との間のギ
    ャップを所定の寸法に調整する構成とした ことを特徴と
    するプリンタのギャップ調整装置。
  2. 【請求項2】 前記反射型センサが、バーコードを読み
    取り可能な反射型センサであることを特徴とする請求項
    1記載のプリンタのギャップ調整装置。
  3. 【請求項3】 駆動機構によって回転するトルクリミッ
    タ付きのシャフトと、 このシャフト上にカムを介して保持され、前記シャフト
    の回転による前記カムの回転によって昇降する媒体載置
    用のプラテンと、 このプラテンの上方に進退自在に配設され、プリントヘ
    ッドおよび反射型センサを搭載するプロテクタとを備え
    たプリンタのギャップ調整装置を用い、 前記駆動機構を正方向に駆動制御することにより前記プ
    ラテンと前記プロテクタとの間に媒体を挟持し、 次に、この媒体の挟持状態において前記トルクリミッタ
    の駆動による前記駆動機構からの駆動信号を検出した
    後、 前記プラテンにおいて前記反射型センサからの出射光を
    反射させ、この反射光を検出してから、 この検出結果に基づいて前記駆動機構を負方向に駆動制
    御することにより前記プリントヘッドと前記媒体間のギ
    ャップを所定の寸法に調整する方法であって、 前記ギャップを所定の寸法に調整するにあたり、前記媒
    体の挟持状態におけるプラテン・センサ間ギャップに対
    応する出力レベルと、前記駆動機構の負方向への駆動に
    よる前記プラテンの移動位置におけるプラテン・センサ
    間ギャップに対応する出力レベルとのレベル差を算出し
    た後、この算出値と予め設定された規定値とを比較判定
    する ことを特徴とするプリンタのギャップ調整方法。
  4. 【請求項4】 前記媒体の挟持状態におけるプラテン・
    センサ間ギャップに対応する出力レベルを、前記反射型
    センサによる検出結果および前記トルクリミッタの駆動
    による前記駆動機構からの駆動信号に基づいて定期的に
    測定し、これら測定値を平均して補正することにより決
    定することを特徴とする請求項3記載のプリンタのギャ
    ップ調整方法。
  5. 【請求項5】 前記プロテクタを二つの進退位置に移動
    させ、これら各移動位置において前記反射型センサによ
    って前記プラテンからの反射光を検出し、これら検出結
    果に基づいて前記プラテンと前記プリントヘッドとの平
    行度を検出することを特徴とする請求項3または4記載
    のプリンタのギャップ調整方法。
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