JP3164670B2 - 燃料集合体 - Google Patents

燃料集合体

Info

Publication number
JP3164670B2
JP3164670B2 JP29312692A JP29312692A JP3164670B2 JP 3164670 B2 JP3164670 B2 JP 3164670B2 JP 29312692 A JP29312692 A JP 29312692A JP 29312692 A JP29312692 A JP 29312692A JP 3164670 B2 JP3164670 B2 JP 3164670B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
moderator
rod
fuel
burnable poison
poison
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP29312692A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06138272A (ja
Inventor
宏司 平岩
和毅 肥田
良平 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP29312692A priority Critical patent/JP3164670B2/ja
Priority to US08/142,052 priority patent/US5416813A/en
Publication of JPH06138272A publication Critical patent/JPH06138272A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3164670B2 publication Critical patent/JP3164670B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は可燃性毒物入り減速材棒
を使用した燃料集合体に関する。
【0002】
【従来の技術】
(BWR燃料集合体の基本構成の例)従来用いられてい
る沸騰水型原子炉用燃料集合体の構造の例を図14を用い
て説明する。燃料集合体200 は核分裂性物質が充填され
た8行8列配置の多数本の燃料棒205 と、図14(b)に
示すようにこれらの燃料棒205 のうち4本分を取り除い
て配置した1本の円管状減速材棒(ウォータロッド)20
6 とを束ねてスペーサ204 により拘束し、上端を上部タ
イプレート202 に、下端を下部タイプレート203 に固定
し、これらの周囲をチャンネルボックス201 で包囲して
構成されている。
【0003】図14(b)に示した制御棒207 は十字状の
ブレードを有しており、燃料集合体200 を4体配列した
十字状空間内に挿入される。減速材棒206 は燃料集合体
200の中心付近に1本または複数本配置され、これら減
速材棒の外径は燃料被覆管の外径と同程度かまたはそれ
よりも大きいものが使用される。
【0004】原子炉の運転中において減速材棒の内部は
冷却材が沸騰しないように適切な量の冷却材が流される
構造となっている。また使用される減速材棒について
は、外径の異なる複数のものが用いられる場合もあり、
この例として特開平2-12088 号公報や特開平2-147890号
公報に開示されたものが知られている。
【0005】(Gd入り燃料の例) 従来の燃料集合体の燃料棒の一部には可燃性毒物が含ま
れており、所定の運転期間に亘って平坦な余剰反応度を
保つために可燃性毒物の濃度やその燃料の本数が適切
な値に調整されている。
【0006】これは燃料棒の内部に添加された可燃性毒
物の反応度価値(負)とウランの反応度(正)がいずれ
も燃焼にともなってほぼ直線的に減少する特性があるこ
とを利用したもので、例えば特開平2-147890号公報の第
2図に開示されるようにガドリニア,ウランの反応度価
直線的な減少を示すことを利用して余剰反応度を平
坦化している。
【0007】(PWRの可燃性毒物入り減速材棒の例)
また可燃性毒物については燃料棒以外に配置される例が
あり、特公昭58-16712号公報の第3図には加圧水型原子
炉に用いる燃料集合体において、2重管構造とした減速
材棒の環状部にホウ素や酸化ガドリニウムのペレットで
形成した可燃性毒物を充填する例が開示されている。
【0008】(BWRに可燃性毒物入り減速材棒を適用
した例)この可燃性毒物入り減速材棒は沸騰水型原子炉
に用いる燃料集合体にも適用することができ、例えば特
開昭58-113785 号公報の第6図に同様な例が開示されて
いる。
【0009】さらにこの特許公報の第9図から第12図に
は可燃性毒物入り減速材棒の毒物反応度を調整する方法
として減速材棒の断面を非円形として表面積を変える例
も開示されている。また、特開平2-147890号公報では減
速材棒に可燃性毒物であるジルコニウムボライドを塗布
した例が開示されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】近年燃料の経済性向上
を目的として取出燃焼度を増加させる燃料が提案されて
いる。このような高燃焼度化した燃料では従来の燃料と
比較して可燃性毒物を添加した燃料ペレットを被覆管内
に充填し可燃性毒物入り燃料棒の本数や毒物濃度を増
加させる必要がある。
【0011】しかしながら、可燃性毒物入り燃料棒は毒
物のない燃料棒より熱伝導度が悪いことや毒物濃度の増
加によってウランなどの燃料物質重量が減るなどの問題
があるため、可燃性毒物入り燃料棒をあまり増加するこ
とは望ましくない
【0012】このような場合に燃料棒以外の部位に毒物
を配置できればこのような問題を回避できる。
【0013】ところが、従来の特許公報等に開示されて
いる可燃性毒物入りの減速材棒をそのまま適用した場
合、反応度特性が余剰反応度の平坦化の観点からは望ま
しくない特性となることが明らかとなった。
【0014】検討では可燃性毒物入り減速材棒に可燃性
毒物であるガドリニアを充填した場合の毒物反応度とガ
ドリニア濃度との関係を評価した。評価例では減速材棒
はジルカロイ製の外管,内管とし、環状部厚さを 1.0mm
としてその内部にジルコニウム金属とガドリニアによる
合金(サーメット)を充填した体系を模擬した。
【0015】図15に可燃性毒物入りの減速材棒の毒物濃
度を3種類順次高めた場合の反応度変化(実線x,y,
z)を示す。図に示されたように可燃性毒物入りの減速
材棒の毒物反応度はある燃焼度点から以後は急激にその
反応度が減少し、図15の破線に示す通常のペレットに添
加した可燃性毒物の反応度のような直線的な変化と比較
して上に凸となることがわかる。
【0016】また、減速材棒に充填した可燃性毒物の実
線x,y,zの初期反応度の大きさに差があまりないこ
とからわかるように、ガドリニア濃度を変化させても初
期反応度の変化幅は小さく、ガドリニア濃度のみでは初
期反応度の調整が十分にできないこともわかる。またこ
の結果余剰反応度への影響が生じる。
【0017】このことを図16および図17を用いて詳しく
説明する。図16の破線は可燃性毒物を燃料ペレットのみ
に添加した場合の典型的な無限増倍率の燃焼変化を模式
的に示しており、図中の矢印で示した燃焼期間はそれぞ
れ炉心に滞在する場合の当該運転サイクルである。
【0018】例えば燃料が燃料取替時期ごとに1/3ず
つ交換される炉心実効増倍率は図16の無限増倍率を1サ
イクルずつずらして平均化することに相当する。図16の
破線の無限増倍率はそれぞれの燃焼期間について見ると
燃焼度に対して直接的に変化しており、それを平均化し
た炉心の余剰反応度の燃焼度変化も図17の破線のように
ほぼ直線的となる。
【0019】ところが可燃性毒物入りの減速材棒の毒物
反応度は図15の実線x,y,zのように燃焼度に対して
直線とならないため無限増倍率は図16の実線のように燃
焼度に対して1サイクル目で直線的な変化から外れるこ
とになる。
【0020】このため可燃性毒物入りの減速材棒を用い
た炉心の余剰反応度の燃焼度変化は図17の実線のように
これに影響されてサイクル初期を大きくし、またサイク
ル中期を減少させる影響がある。
【0021】以上の検討の結果、可燃性毒物として単一
濃度の可燃性毒物入りの減速材棒のみを使用する場合、
その燃焼特性に起因して余剰反応度を平坦化できない課
題があり、余剰反応度制御のための制御棒の操作や流量
調節の操作頻度が増加して運転操作が繁雑になる課題が
あることがわかった。
【0022】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、可燃性毒物入りの減速材棒の毒物反応
度の減少特性を直線的な変化特性を有する、つまり平坦
な余剰反応度が実現できるようにした燃料集合体を提供
することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明はチャン
ネルボックスと、このチャンネルボックスに収容された
多数本の燃料棒と、少なくとも1本の減速材棒とを具備
した燃料集合体において、前記減速材棒は内管と外管と
からなる2重管で、かつその内管と外管の間に形成され
る環状部に可燃性毒物が充填されてなり、さらに前記環
状部の厚さ、前記可燃性毒物の濃度、前記可燃性毒物の
質量数の異なる核種中の熱中性子に対する強吸収物質の
濃縮度のうち、少なくとも1つを前記環状部の周方向に
異ならせたことを特徴とする。請求項2の発明はチャン
ネルボックスと、このチャンネルボックスに収容された
多数本の燃料棒と、少なくとも1本の減速材棒とを具備
した燃料集合体において、前記減速材棒は内管と外管と
からなる2重管構造で、かつその内管と外管の間に形成
される環状部に可燃性毒物が充填されてなり、さらに前
記環状部の厚さ、前記可燃性毒物の濃度、前記可燃性毒
物の質量数の異なる核種中の熱中性子に対する強吸収物
質の濃縮度のうち、少なくとも1つが異なる複数の領域
に周方向に区分されてなることを特徴とする。
【0024】請求項の発明はチャンネルボックスと、
このチャンネルボックスに収容された多数本の燃料棒
と、複数の減速材棒とを具備した燃料集合体において、
前記減速材棒は内管と外管とからなる2重管構造で、か
つその内管と外管の間に形成される環状部に可燃性毒物
が充填されてなり、さらに前記減速材棒のうち互いに隣
接して配置される少なくとも2本の減速材棒は前記環状
部の厚さが異なるよう設定されたことを特徴とする。
【0025】
【作用】複数の可燃性毒物入り減速材棒の毒物反応度を
組み合わせることにより毒物反応度は平均として直線的
な反応度減少に近付けられ、毒物反応度は通常の可燃性
毒物入り燃料棒と組み合わせて、より直線的な毒物反応
度を実現できる。
【0026】可燃性毒物入り減速材棒の毒物反応度の燃
焼変化の特長は図15に既に説明したように上に凸の形状
であり、簡略化すれば図18(a)の原理説明図に示すよ
うなステップ状の変化(3本の実線)と解釈できる。
【0027】すなわち、減速材棒に可燃性毒物を充填し
た場合、その毒物の燃焼終了時点は容易に濃度などによ
って調節可能であるが、初期反応度は可燃性毒物の自己
遮蔽効果により濃度では十分に調整できない。この場合
でも可燃性毒物入り減速材棒の毒物反応度を燃焼度に対
して直線とする一つの方法は図18(b)にように異なる
ステップ状の反応度を平均化して階段状の変化とするこ
とが考えられる。
【0028】この方法による効果を実際の毒物反応度で
実現した結果を図19に示す。図19(a)の実線a,b,
cは毒物濃度をbを基準に、aはbの 0.5倍、cはbの
1.5倍とした場合の毒物反応度である。図19(b)はこ
れら反応度を平均化したもので、実線bを比較のために
示しており、実線eは毒物濃度の実線a,実線cの2つ
の反応度を平均化したもの、実線fは実線a,実線b,
実線cの3つの反応度を平均化したものを示している。
【0029】この結果からも明らかなように、ステップ
状の反応度を平均化することによって2つの反応度を平
均した場合はやや階段状になり、3つの反応度を平均し
た場合はほぼ直線となりいずれの場合も平均効果によっ
て直線に近付くことが示されている。
【0030】以上の効果は可燃性毒物の濃度を変化させ
た場合について説明したものであるが、環状の領域に可
燃性毒物を充填した場合、一般に可燃性毒物の熱中性子
吸収物質を制御するのと同じ効果が得られる。
【0031】例えば図20には図19と外管の直径および肉
厚を同じとして、環状部の厚さを2倍とした場合(曲線
g)と、厚さをそのままとして濃度を2倍とした場合
(曲線h)とを比較して示したが、この毒物反応度は毒
物の総量が等しければ反応度変化がほぼ等しくなること
が示されている。
【0032】さらに天然のガドリニアは質量数の異なる
数種類の核種が数10%ずつ混ざりあった物質であるが、
このうち熱中性子に対する強吸収物質はGd-155,Gd
-157のみであることから、これらの核種のみを濃縮して
これらの濃縮度を濃度の代りに調節することでも同様の
効果が得られる。
【0033】また、可燃性毒物は周方向のみでなく軸方
向(長手方向)に分布させることでも同様の効果が得ら
れる。この場合例えば中性子の移動距離以内のきざみ幅
で分布させることによって軸方向の出力分布にあまり影
響せずに本発明の効果が得られる。
【0034】さらに減速材棒の長手方向と周方向に同時
に可燃性毒物を分布させてもよい。また、2重管は必ず
しも円断面である必要はなく、内管や外管を例えば4角
管,6角管などの多角形としてもよい。
【0035】
【実施例】
(第1の実施例)本発明に係る燃料集合体の第1の実施
例を図1を用いて説明する。図1は燃料集合体17の横断
面を示したものであり、チャンネルボックス18の外側に
制御棒21を配置した状態で示している。
【0036】本第1の実施例の燃料集合体17は核分裂性
物質ペレットを充填した9行9列配置燃料棒19と、こ
の燃料棒19の代りにGと表示した可燃性毒物入りの燃料
棒20と、可燃性毒物入りの減速材棒10を束ねて、チャン
ネルボックス18で囲み構成される。
【0037】減速材棒10は外径約40mmの外管11と内部を
沸騰しない減速材の流れる内管12による2重管構造とな
っている。内管12の周囲には突起16部が設けられ、内管
12と外管11で挟まれる厚さ約1mmの3種類の環状部13,
14および15はこの突起16部によって周方向に区分けされ
ている。環状部13は可燃性毒物(濃度中)、14は可燃性
毒物(濃度大)、15は可燃性毒物(濃度小)である。
【0038】環状部13,14,15にはいずれも可燃性毒物
であるガドリニア(Gd 2 3 )とジルコニウム金属と
の合金(サーメット)を顆粒状としたものが充填されて
おり、サーメット中のガドリニアの重量割合は環状部13
は10%、環状部14は20%、環状部15は30%に設定されて
いる。
【0039】また、環状部13,14,15は制御棒21側を起
点とする対角線(WWとNNを結ぶ一点鎖線)に対して
対称位置となるように減速材棒10の位置が固定されてい
る。燃料棒20の可燃性毒物(ガドリニア)濃度はその毒
物反応度が減速材棒10に入れた可燃性毒物よりも早い時
点でなくなるように設定されている。
【0040】次に、本実施例の作用を図2を用いて説明
する。図2は毒物反応度と燃焼度との関係を示したもの
で、燃料集合体の毒物反応度を計算により評価して、各
々の毒物からの寄与がわかるように反応度が表示されて
いる。減速材棒10の環状部13,14,15には異なる量の可
燃性毒物(ガドリニア)が充填されており、反応度がほ
ぼ消滅する燃焼度点が異なっており、それぞれ実線i,
実線,実線kのようになる。
【0041】減速材棒10の毒物反応度はこれら実線i,
実線j,実線kの和である実線mとなる。さらに燃料ペ
レットに添加した可燃性毒物の反応度は実線nのように
なり、燃料集合体全体の毒物反応度は実線pに示す値に
なり、全体としてほぼ直線的な減少率が実現できる。
【0042】次に上記実施例の効果を説明する。濃度の
異なる可燃性毒物を組み合わせることによって毒物反応
度の減少率を直線化することができ、余剰反応度をより
平坦化することができる。また、減速材棒に可燃性毒物
を充填したことによって、可燃性毒物入り燃料棒の本数
を削減することができる。
【0043】この例では可燃性毒物入り減速材棒による
反応度価値は可燃性毒物入り燃料棒で5〜6本分程度に
相当しており、この本数分だけ可燃性毒物入り燃料棒を
削減できたことになる。これによって燃焼初期に出力の
小さい可燃性毒物入り燃料の本数を減らすことができ、
局所出力ピーキング係数を低減することができる。
【0044】さらに、可燃性毒物を添加する燃料棒で熱
伝導度が低下するため、出力があまり高くならないよう
に濃縮度をあまり高くできないが、可燃性毒物入り燃料
棒の減少でこのような制限が減少し、さらに局所出力ピ
ーキングを抑制できるようになる。
【0045】また目標とする取出し燃焼度が高くなると
必要となる可燃性毒物入り燃料棒の本数、濃度が増加
し、毒物棒どうしを隣接させなければ配置できない場合
が生じることがある。このような場合、毒物どうしの吸
収効果を減殺する隣接効果により毒物棒1本当りの反応
度価値が低下し、さらに必要本数が増えてしまう問題が
ある。このような場合にも本実施例の燃料集合体ではよ
り多くの可燃性毒物を効率的に配置することが可能とな
る。
【0046】また、燃料集合体の濃縮度分布は局所出力
ピーキングを平坦化するため制御棒側対角線に対して対
称にされることが普通であり、このような場合にあわせ
て本実施例では図1の可燃性燃焼毒物入り減速材棒を燃
料集合体の制御棒側対角線(WWとNNを結ぶ一点鎖
線)に対して対称としている。この結果、対角対称方向
に対してより対称性があり、局所出力ピーキングの低い
燃料とすることができる。この結果、対角対称方向に対
してより対称性があり、局所出力ピーキングの低い燃料
とすることができる。
【0047】なお、本実施例ではガドリニアの濃度を変
化させる例を示したが、例えばガドリニアの場合、実質
的に吸収物質となっているのはGd-155とGd-157の2
核種であり、天然のガドリニウムに含まれるGd-154,
Gd-156等の核種は吸収能力が小さい。したがって、G
d-155やGd-157の濃縮度を変化させても濃度を変化さ
せた場合と同じ効果を得ることができる。
【0048】また、本実施例では可燃性毒物をサーメッ
トの顆粒としたが、この顆粒の径として大きいものと小
さいものを使用することによって充填率を変化させて実
効的な毒物濃度を変化させることも可能である。さら
に、可燃性毒物の物質としてはガドリニアの他にホウ素
化ジルコニウムなどの通常可燃性毒物として使用される
物質も利用することができる。
【0049】(第2の実施例)第2の実施例を図3を用
いて説明する。図3は可燃性毒物入り減速材棒のその他
の実施例の横断面図を示している。可燃性毒物入り第2
の実施例の減速材棒30は肉厚が一定の外管31と肉厚が異
なる部分を有する内管32による2重管構造となってい
る。
【0050】内管32の外面には6個の突起35が設けら
れ、内管32と外管31で挟まれる環状部は内管32の肉厚に
より厚い部分(厚さ大)33と薄い部分(厚さ小)34とに
周方向に区分けされている。また、環状部内の可燃性毒
物は突起35により区画される。
【0051】可燃性毒物としては第1の実施例と同じジ
ルコニウムとガドリニアの顆粒状サーメットで同じガド
リニア濃度のものが厚い部分33と薄い部分34の両方に充
填されている。
【0052】この例はガドリニア濃度の代りに濃度を同
様にして2種類の厚さを減速材棒の周方向に分布させて
おり、第1の実施例と同様に反応度の組み合わせ効果に
よって反応度を直線に近付けることができる。
【0053】また、本実施例では可燃性毒物の濃度は1
種類でよいので、可燃性毒物の製造工程を簡略化でき
る。さらに本実施例ではジルコニウムとガドリニアの顆
粒状サーメットを用いたがサーメットの板材を厚さを変
えて円弧状に曲げ加工して環状部に挿入することもでき
る。
【0054】(第3の実施例)第3の実施例を図4を用
いて説明する。可燃性毒物入り第3の実施例の減速材棒
40は外管41と楕円形状の内管42による2重管構造となっ
ており、環状部43の厚さは楕円形状の内管42により連続
的に厚い部分から薄い部分に変化している。
【0055】可燃性毒物は1種類の濃度のものが環状部
43に充填される。本実施例は可燃性毒物部分の厚さが異
なる部分を数多く設けたことに相当し、第1の実施例と
同様の効果が得られる。本実施例では内管42の製造方法
が容易であり、製造コストを安くできる。
【0056】(第4の実施例)第4の実施例を図5を用
いて説明する。可燃性毒物入り第4の実施例の減速材棒
50は外管51と、この外管51の中心軸からずれた位置に挿
入された内管52とからなる2重構造となっている。この
外管51と内管52との間の環状部53の厚さは連続的に厚い
部分から薄い部分に変化している。
【0057】また、環状部53の最も間隔の大きい位置に
は内管52と外管51の位置がずれないようにスペーサ54が
設置されている。環状部53内には第1の実施例と同様に
可燃性毒物が充填されている。本実施例の効果は第3の
実施例とほぼ同じであり、内管52が円形のためにさらに
製造が容易となる。
【0058】以上の第2の実施例から第4の実施例では
減速材棒30,40,50のみについて説明したが、これらの
減速材棒30,40,50は第1の実施例と同様にチャンネル
ボックス18内に組み込まれて燃料集合体を構成すること
はいうまでもない。
【0059】(第5の実施例)第5の実施例を図6を用
いて説明する。本実施例の燃料集合体70は2種類の可燃
性毒物入りの減速材棒(A)60と減速材棒(B)65を用
いている。一方の減速材棒(A)60は外管61と内管62で
構成されているが、他方の減速材棒(B)65は前記減速
材棒(A)60の外管61と外径の等しい外管66と、同じく
減速材棒(A)60の内管62より外径の小さい内管67で構
成されている。したがって、減速材棒(B)65の環状部
68の厚さは減速材棒(A)60の環状部63より大きい。
【0060】環状部63,68には可燃性毒物が充填され
る。この実施例では1本ごとの減速材棒については周方
向の分布はないが、2種類の異なる厚さの毒物によって
毒物反応度の減少率を直線に近付けることができる。な
お、図中71はチャンネルボックス、72は燃料棒をそれぞ
れ示し、燃料集合体70を構成している。
【0061】(第6の実施例)第6の実施例を図7を用
いて説明する。本実施例の燃料集合体90はチャンネルボ
ックス91内の中央部に3行3列配列した9本の3種類か
らなる可燃性毒物86入り減速材棒80,82,83を用いてい
る。これらの減速材棒80,82,83はそれぞれ3本ずつ燃
料集合体の中央部9本の燃料棒92が引き抜かれた位置
に、対角線対称で配置されている。
【0062】本実施例では内管85の外径がそれぞれ異な
って環状部の厚さを異ならしめており、環状部内には可
燃性毒物86が充填されている。つまり、それぞれの内管
85は減速材棒80,82,83の順に径が小さくなっている。
【0063】本実施例では第5の実施例よりさらに毒物
反応度を直線に近付けることができる。図中84は減速材
棒80,82,83の外管を示しており外管84の外径は燃料棒
92の外径と同様である。なお、本実施例では内管85の外
径を異ならしめて環状部厚さを変化させる例を示した
が、可燃性毒物の濃度を変化させても同様な効果が得ら
れるのは明らかである。
【0064】(第7の実施例)図8により第7の実施例
の燃料集合体110 を説明する。本実施例はチャンネルボ
ックス111 内に燃料棒112 が10行10列に配列された燃料
集合体110 の中心部に毒物層の厚さが同じで外径の異な
る一本の減速材棒100 と、その周辺部に4本の減速材棒
101 を使用した場合の例を示している。
【0065】中心部の減速材棒100 は大径外管102 と大
径内管103 との間に形成される環状部内に可燃性毒物10
4 が充填されたもので、周辺部の減速材棒101 は小径外
管105 と小径内管106 との間に形成される環状部内に可
燃性毒物107 が充填されたものからなっている。
【0066】中心部の減速材棒100 は径が大きいほど内
部の減速材よる中性子減速が多くなり内部での中性子吸
収が増加し、径が小さいと逆に外側表面の吸収割合が多
くなる。
【0067】したがって同じ毒物層の厚さとしても外径
の違いによっても毒物反応度の消滅時期をずらすことが
でき、その他の実施例にように毒物反応度減少を直線に
近付ける効果がある。本実施例では環状部厚さを変化さ
せる例を示したが、濃度を変化させても同様な効果が得
られるのは明らかである。
【0068】(第8の実施例)第8の実施例を図9を用
いて説明する。図9(a)は第8の実施例の減速材棒12
2 の縦断面図を示し、図9(b)は図9(a)のA−A
矢視方向断面を示し、図9(c)は図9(a)における
中空ペレット120 の斜視図を示している。
【0069】外管123 と内管124 にはさまれた環状部に
はガドリニアとジルコニウムを混合し焼結して高さ1〜
2cmの中空状に成形したガドリニアの濃度の低いペレッ
ト120 と、中空状ガドリニアの濃度の高いペレット121
とが交互に積み重ねられている。
【0070】減速材棒122 の下部の流入口140 は減速材
を内管124 の内部に導入するためのもので、この冷却材
は上部の流出口130 から流出していく。この例は複数の
濃度の可燃性毒物を上下方向に分布させる場合を示して
おり、この場合単純な2重管構造でも異なる濃度の可燃
性毒物を容易に組み合わせて使用することが可能であ
る。なお、中空ペレット120 ,121 の高さはここでは熱
中性子拡散距離を考慮して1〜2cmとした。
【0071】(第9の実施例)第9の実施例を図10を用
いて説明する。図10は減速材棒150 の縦断面を示してお
り、外管151 と、表面にランダムに凹凸状ディンプル15
3 を設けた内管152 で構成され、環状部154 には可燃性
毒物の例えばガドリニア粉末とジルコニアの粉末を充填
する。
【0072】この実施例では表面のディンプル153 によ
って可燃性毒物の厚い部分と薄い部分とが方向および
長手方向に亘って細かく分布しており出力分布に影響す
ることなく可燃性毒物反応度変化を適切に調整可能であ
る。
【0073】(第10の実施例)第10の実施例を図11ない
し図13を用いて説明する。本実施例では外管161 ,171
,181 を四角形とした場合の例を示している。図11は
減速材棒(A)160 の内管162 を円形とした場合、図12
は減速材棒(B)170 の内管172 も四角形とした例、図
13は減速材棒(C)180 の内管182 の中心を外管181 の
中心と異なる位置とした例である。
【0074】このように減速材棒160 ,170 ,180 は必
ずしも円形だけでなく本実施例のような四角形の場合や
多角形としても実施可能である。また、外管を円,円管
を四角形や多角形とすることも可能である。なお、図中
符号163 ,173 ,183 はそれぞれ外管161 ,171 ,181
と内管162 ,172 ,182 との間に充填した環状部の可燃
性毒物を示している。
【0075】なお、第8から第10までの実施例では減速
材棒122 ,150 ,160 ,170 ,180のみについて説明し
たが、これらの減速材棒は第1の実施例と同様にチャン
ネルボックス内に組み込まれて燃料集合体を構成するこ
とはいうまでもない。
【0076】本実施例の実施態様を要約すれば次のとお
りである。 (1) チャンネルボックスと、このチャンネルボックスに
収容された燃料棒と、複数または1本の内管と外管とか
らなる2重管構造で、その内管と外管との間に形成され
る環状部に可燃性毒物が充填された減速材棒とを具備し
た燃料集合体において、前記環状部の可燃性毒物は前記
2重管の周方向に分布していること。
【0077】(2) チャンネルボックスと、このチャンネ
ルボックスに収容された燃料棒と、複数または1本の内
管と外管とからなる2重管構造で、その内管と外管との
間に形成される環状部に可燃性毒物が充填された減速材
棒とを具備した燃料集合体において、前記環状部の可燃
性毒物は前記2重管の長手方向に燃料の出力分布に影響
しない周期で分布していること。
【0078】(3) (1) または(2) において、可燃性毒物
入り減速材棒の環状部の可燃性毒物層の厚さを分布させ
たこと。 (4) 同様に2重管の内管と外管の中心軸をずらし、環状
部の可燃性毒物層の厚さを周方向に連続に分布させたこ
と。
【0079】(5) 同様に2重管の内管を楕円形として環
状部の可燃性毒物層の厚さを周方向に連続に分布させた
こと。 (6) 同様に2重管の外管を四角形管とし内管を円形とし
て環状部の可燃性毒物層の厚さを周方向に連続に分布さ
せたこと。
【0080】(7) 同様に可燃性毒物入り減速材棒の環状
部の可燃性毒物の濃度を分布させたこと。 (8) 同様に可燃性毒物入り減速材棒の環状部の可燃性毒
物分布が燃料集合体の制御棒の挿入される頂点位置を始
点とする対角線に対して対称としたこと。
【0081】(9) 同様に複数の外径が異なる2重管構造
の減速材棒を有すること。 (10)同様に可燃性毒物入り減速材棒よりも毒物反応度持
続期間を短くした可燃性毒物入り燃料棒を具備したこ
と。
【0082】
【発明の効果】本発明によれば、可燃性毒物入り減速材
棒を使用した場合、毒物反応度を適切に制御でき、炉心
の余剰反応度をより平坦化することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る燃料集合体の第1の実施例を示す
横断面図。
【図2】図1における効果を説明するための特性図。
【図3】本発明の第2の実施例における減速材棒を示す
横断面図。
【図4】本発明の第3の実施例における減速材棒を示す
横断面図。
【図5】本発明の第4の実施例における減速材棒を示す
横断面図。
【図6】本発明に係る燃料集合体の第5の実施例を示す
横断面図。
【図7】本発明に係る燃料集合体の第6の実施例を示す
横断面図。
【図8】本発明に係る燃料集合体の第7の実施例を示す
横断面図。
【図9】(a)は本発明の第8の実施例における減速材
棒を一部切欠しかつ縦断面で示す斜視図、(b)は
(a)におけるA−A線を切断して示す横断面図、
(c)は(a)における中空可燃性毒物ペレットを示す
斜視図。
【図10】(a)は本発明の第9の実施例における減速
材棒を一部切欠しかつ縦断面で示す斜視図、(b)は
(a)におけるB−B線を切断して示す横断面図。
【図11】本発明の第10の実施例における減速材棒を示
す横断面図。
【図12】本発明の第10の実施例における減速材棒を示
す横断面図。
【図13】本発明の第10の実施例における減速材棒を示
す横断面図。
【図14】(a)は従来の燃料集合体を示す縦断面図、
(b)は(a)のC−C矢視断面図。
【図15】可燃性毒物反応度の燃焼変化を示す特性図。
【図16】可燃性毒物のある燃料の無限増倍率を示す特
性図。
【図17】余剰反応度の燃焼変化を示す特性図。
【図18】(a)は減速材棒の毒物反応度を仮想的に示
す特性図、(b)は平均化した毒物反応度を仮想的に示
す特性図。
【図19】(a)は実際の減速材棒の毒物反応度を示す
特性図、(b)は実際の減速材棒の毒物反応度を平均化
した場合の結果を示す特性図。
【図20】毒物濃度または毒物層厚さを変えた場合の毒
物反応度を示す特性図。
【符号の説明】
10…第1の実施例の減速材棒、11…外管、12…内管、1
3,14,15…環状部、16…突起、17…燃料集合体、18…
チャンネルボックス、19…燃料棒、20…可燃性毒物入り
燃料棒、21…制御棒、30…第2の実施例の減速材棒、31
…外管、32…内管、33…厚い部分(厚さ大)、34…薄い
部分(厚さ小)、35…突起、40…第3の実施例の減速材
棒、41…外管、42…内管、43…環状部、50…第4の実施
例の減速材棒、51…外管、52…内管、53…環状部、54…
スペーサ、60…第5の実施例の減速材棒(A)、61…外
管、62…内管、63…環状部、65…第5の実施例の減速材
棒(B)、66…外管、67…内管、68…環状部、70…第5
の実施例の燃料集合体、71…チャンネルボックス、72…
燃料棒、80,82,83…第6の実施例の減速材棒、84…外
管、85…内管、86…可燃性毒物、90…第6の実施例の燃
料集合体、91…チャンネルボックス、92…燃料棒、 100
…第7の実施例の中心部の減速材棒、 101…周辺部の減
速材棒、 102…大径外管、 103…大径内管、 104…可燃
性毒物、 105…小径外管、 106…小径内管、 107…可燃
性毒物、 110…第7の実施例の燃料集合体、 111…チャ
ンネルボックス、 112…燃料棒、 120…濃度の低いペレ
ット、 121…濃度の高いペレット、 122…第8の実施例
の減速材棒、 123…外管、 124…内管、 130,132 …流
出口、140 ,142 …流入口、 150…第9の実施例の減速
材棒、 151…外管、 152…内管、 153…ディンプル、 1
54…環状部、 160…第10の実施例の減速材棒(A)、 1
61…外管、 162…内管、 163…環状部の可燃性毒物、 1
70…第10の実施例の減速材棒(B)、 171…外管、 172
…内管、 173…環状部の可燃性毒物、 180…第10の実施
例の減速材棒(C)、 181…外管、 182…内管、 183…
環状部の可燃性毒物、 200…燃料集合体、 201…チャン
ネルボックス、 202…上部タイプレート、 203…下部タ
イプレート、 204…スペーサ、 205…燃料棒、 206…減
速材棒、 207…制御棒。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−205280(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G21C 3/30 G21C 3/32

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チャンネルボックスと、このチャンネル
    ボックスに収容された多数本の燃料棒と、少なくとも1
    本の減速材棒とを具備した燃料集合体において、前記減
    速材棒は内管と外管とからなる2重管で、かつその内管
    と外管の間に形成される環状部に可燃性毒物が充填され
    てなり、さらに前記環状部の厚さ、前記可燃性毒物の濃
    度、前記可燃性毒物の質量数の異なる核種中の熱中性子
    に対する強吸収物質の濃縮度のうち、少なくとも1つを
    前記環状部の周方向に異ならせたことを特徴とする燃料
    集合体。
  2. 【請求項2】 チャンネルボックスと、このチャンネル
    ボックスに収容された多数本の燃料棒と、少なくとも1
    本の減速材棒とを具備した燃料集合体において、前記減
    速材棒は内管と外管とからなる2重管構造で、かつその
    内管と外管の間に形成される環状部に可燃性毒物が充填
    されてなり、さらに前記環状部の厚さ、前記可燃性毒物
    の濃度、前記可燃性毒物の質量数の異なる核種中の熱中
    性子に対する強吸収物質の濃縮度のうち、少なくとも1
    つが異なる複数の領域に周方向に区分されてなることを
    特徴とする燃料集合体。
  3. 【請求項3】 チャンネルボックスと、このチャンネル
    ボックスに収容された多数本の燃料棒と、複数の減速材
    棒とを具備した燃料集合体において、前記減速材棒は内
    管と外管とからなる2重管構造で、かつその内管と外管
    の間に形成される環状部に可燃性毒物が充填されてな
    り、さらに前記減速材棒のうち互いに隣接して配置され
    る少なくとも2本の減速材棒は前記環状部の厚さが異な
    るよう設定されたことを特徴とする燃料集合体。
JP29312692A 1992-10-30 1992-10-30 燃料集合体 Expired - Fee Related JP3164670B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29312692A JP3164670B2 (ja) 1992-10-30 1992-10-30 燃料集合体
US08/142,052 US5416813A (en) 1992-10-30 1993-10-28 Moderator rod containing burnable poison and fuel assembly utilizing same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29312692A JP3164670B2 (ja) 1992-10-30 1992-10-30 燃料集合体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06138272A JPH06138272A (ja) 1994-05-20
JP3164670B2 true JP3164670B2 (ja) 2001-05-08

Family

ID=17790759

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29312692A Expired - Fee Related JP3164670B2 (ja) 1992-10-30 1992-10-30 燃料集合体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3164670B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102842345A (zh) * 2012-09-14 2012-12-26 南华大学 锝—99作为可燃毒物元件的应用

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06138272A (ja) 1994-05-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5416813A (en) Moderator rod containing burnable poison and fuel assembly utilizing same
JP3531011B2 (ja) 燃料集合体及び原子炉
JP5878442B2 (ja) 燃料集合体及び原子炉の炉心
JPH0536757B2 (ja)
JP3164670B2 (ja) 燃料集合体
JP2723253B2 (ja) 沸騰水型原子炉用燃料集合体
JPH102980A (ja) 燃料集合体の製造方法及び燃料集合体
JP2007225624A (ja) 原子炉炉心
JP4040888B2 (ja) 燃料集合体
JP2001116875A (ja) 燃料集合体および原子炉
JP3485999B2 (ja) 沸騰水型原子炉用燃料集合体
JPH07311291A (ja) 燃料集合体
JP4046870B2 (ja) Mox燃料集合体
JP2963731B2 (ja) 核燃料集合体
JP2972917B2 (ja) 燃料集合体
JP3852881B2 (ja) 原子炉の炉心
JP3036129B2 (ja) 燃料集合体
JPH10221474A (ja) 燃料集合体
JP2003167083A (ja) 燃料集合体の製造方法
JPH10325890A (ja) 燃料集合体
JPH0382994A (ja) 高速炉用燃料集合体及び高速炉の炉心並びに高速炉用燃料棒
JP2809626B2 (ja) 燃料集合体
JP2953789B2 (ja) 核燃料集合体
JP3051762B2 (ja) 核燃料集合体
JP2003185774A (ja) 燃料集合体

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080302

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090302

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees