JP3163758U - 防水構造を備えた構造物 - Google Patents

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Abstract

【課題】床の防水機能を害することなく、汎用的な部材を用いて床上に構造物を固定させる手段を提供する。【解決手段】床Fの上に汎用的な支持具11が配置される。支持具11の土台部111には4つの孔が設けられており、予め床Fの対応する位置に開けられた穴と位置合わせされた状態で、その穴にねじ込まれるタッピンネジ12により上方から下方に押圧されることにより、支持具11が床Fに対し固定される。なお、床Fがコンクリート層Iを備える場合にはコンクリート層Iに開けられた穴に打ち込まれた樹脂プラグ13に対しタッピンネジ12のねじ込みが行われる。このように床Fに対し固定された支持具11の上面およびその周辺の領域を全て覆うように防水剤14が塗布され乾燥される。その結果、タッピンネジ12により防水シートGに破損が生じても、床Fに対し水の浸入が生じない構造物が実現される。【選択図】図1

Description

本考案は、床上に物を載置するための支柱等を床に固定させる際の防水技術に関する。
防水シート等により防水処理の施されている屋上の床等の上に何らかの構造物を配置し固定する必要がある場合、床等に螺子等を打ち込むと防水効果がなくなり、雨漏り等の問題が引き起こされる。そのため、防水効果を維持しつつ上記のように構造物を配置するための対策が必要となる。
そのような対策のための従来技術の例として、例えば特許文献1には、建物の外側に張り出して設けられるバルコニーの手摺り支柱の根元部の防水構造が開示されている。
また、特許文献2には、屋上床を貫通する配管およびその施工方法において、雨仕舞いを良くする防水構造が開示されている。
また、特許文献3には、屋上床上の構造物支持構造において、当該支持構造の根元部に防水層が形成された構成が開示されている。
特開2005−213952号公報 特開2004−308127号公報 特開2000−45474号公報
家屋の建築が完了した後に、後付けで屋上に太陽電池パネル等の構造物を設置する必要が生じる場合がある。それらのものを屋上の床にしっかりと固定する最も簡易で安価な方法は、支柱となる汎用的な部材を螺子や釘で床に固定し、その支柱上に太陽電池パネル等を螺子等で固定することである。
ただし、汎用的な部材を螺子や釘で床に固定すると、屋上の床面下に配置されている防水層や防水シートを螺子や釘が突き破り、屋上の防水機能を害する危険性がある。
上述した特許文献において提案されている技術は、いずれも配置されるべき構造物の形状やサイズに応じた防水キャップ等の専用の部材を用いて屋上等の防水機能の維持を行うものである。従って、設置場所等に応じたそれらの専用の部材を施工前に予め必要な数だけ準備しておく必要があり手間がかかったり、各々の部材のコストが高くなったり、という問題がある。
そこで、本考案は、汎用的で容易かつ安価に入手できる部材を用いて、屋上等の床上に構造物を固定させつつ、その屋上等の防水機能が害される問題を回避することを可能とする手段を提供することを目的とする。
本考案は、上記の目的に鑑みて想到されたものであり、
床の上面上に配置された状態において前記床の上面に接する土台部と、前記土台部から上方に延伸する支柱部とを有し、前記支柱部に取り付けられた物を前記床の上方において下方から支持する支持具と、
床に差し込まれ、前記床の上面上に配置された前記支持具を前記床に固定する1以上の留め具と、
上方から見たときに、前記土台部と前記床の上面とが接している領域の外縁から外側に所定の距離の点の集合で構成される境界線の内側の領域のうち前記支柱部が前記土台部と接続されている部分を除く全ての部分に配置されている前記土台部、前記留め具および前記床の上面を、上方から覆う一連の防水剤と
を備える構造物
を提供する(第1の実施態様)。
また、上記の第1の実施態様において、
前記防水剤は、前記床の上面から上方に向かって配置されるプライマー層と防水主剤層とトップコート層とを有する
構成を採用してもよい(第2の実施態様)。
また、上記の第1または2の実施態様において、
前記留め具は、釘状の部材もしくは螺子状の部材である
構成を採用してもよい(第3の実施態様)。
本考案の第1の実施態様にかかる構造物によれば、専用の部材を用いることなく簡易に、床の上面上に配置された土台部から上方に延伸する支柱部の根元部の防水をしっかりと行うことが可能である。
本考案の第2の実施態様にかかる構造物によれば、上述の支柱部の根元部の防水をさらにしっかりと行うことが可能である。
本考案の第3の実施態様にかかる構造物によれば、入手が容易な釘や螺子を用いて上述の土台部を上述の床に固定することが可能である。
図1は、本考案の実施形態にかかる構造物の概観を示す断面図である。 図2は、本考案の実施形態にかかる構造物の施工方法の一例を説明するための図である。
(実施形態)
以下、本考案の一具体例である実施形態を、図面を用いて説明する。
図1は、本実施形態にかかる構造物1、構造物1が施工される床F、構造物1に取り付けられる架台R、および架台Rを支持する支持構造の概観を示す断面図である。なお、図1に示されるように、床Fは上から順に防水シートG、断熱材層Hおよびコンクリート層Iの3層構造を備えている。ただし、床Fの構造はこれに限られない。
構造物1は、架台Rを床Fの上方において下方から支持する支持具11と、支持具11を床Fに固定する例えば4本のタッピンネジ12と、タッピンネジ12の各々の先端部分を覆うように配置されタッピンネジ12を床Fのコンクリート層Iに開けられた穴に固定する例えば4個の樹脂プラグ13と、上から見たときに支持具11の略全面、タッピンネジ12、および床Fの所定の領域を上方から覆う一連の防水剤14とを備えている。
支持具11は、床Fの上面に接する土台部111と、土台部111から上方に延伸する支柱部112とを有している。
土台部111は、例えば、ステンレス製の正方形板状の部材である。そして、当該正方形の一辺の長さは、例えば15センチメートルである。また、当該板の厚さは、例えば1センチメートルである。
土台部111における当該正方形板の一方の面は、支持具11が床Fに配置される際に床Fの上面と接する。そして、土台部111における当該正方形板の他方の面の中央には、支柱部112を接続するために、例えば直径2センチメートルで深さ0.5センチメートルの円柱状の穴が設けられている。なお、この穴は土台部111に対する支柱部112の位置決めおよび溶接時の仮支えをするためのものであるので、この穴を設けず、土台部111の中央位置に支柱部112を垂直に押し当てて溶接してもよい。
また、土台部111には、当該正方形板の一方の面から他方の面にかけて、後述のようにタッピンネジ12を貫通させるために、例えば、直径1.1センチメートルの円形の孔が4つ設けられている。これらの4つの孔の配置位置は、例えばその中心位置が、当該正方形の任意の頂点を原点とし、その頂点を含む2辺を各々X軸およびY軸とする座標平面における以下の位置となるような位置である(ただし、単位はセンチメートル)。
孔1:点(2.5,2.5)
孔2:点(2.5,12.5)
孔3:点(12.5,2.5)
孔4:点(12.5,12.5)
支柱部112は、例えば、ステンレス製の軸方向に長い円柱状の形状を有する部材である。そして、当該円柱の軸方向の長さは、例えば15センチメートルである。また、当該円柱の軸方向に垂直な断面を構成する円の直径は、上述した土台部111の中央に設けられた円柱状の穴にその一端付近を差し込み可能なように、2センチメートルより若干短い長さである。
支柱部112における当該円柱の軸方向の一端付近は、土台部111の中央に設けられた穴に差し込まれた状態で、例えば溶接によって土台部111に固着されている。
支柱部112における土台部111に固着されない側の先端付近には、雄螺子が切られている。支柱部112の雄螺子が切られている部分は、各々その雄螺子と係合する雌螺子の切られた2個のナットと、それらとともに使用されるワッシャーおよびスプリングワッシャーとともに、架台Rを支持するための支持構造を構成する。それらの使用方法については後述する。
タッピンネジ12は、例えばステンレス製である。そして、タッピンネジ12は、頭部がプラスドライバと噛み合う半球状の形状を有しており、当該頭部を除いた柱状の部分の軸方向の長さは、例えば10センチメートルである。また、当該10センチメートルうち、タッピンネジ12の上述の頭部と反対側の先端から軸方向に5センチメートルまでの部分は、雄螺子が切られた構成となっている。また、当該柱状の部分の軸方向に垂直な断面を構成する円の直径は、例えば1センチメートルである。
樹脂プラグ13は、樹脂製であり、例えば、軸方向の長さが5.5センチメートルの筒状の形状を有する部材である。当該筒の軸方向の一端は開口しており、他端は開口せずに閉じた構成となっている。ただし、この他端も開口していてもよい。また、当該筒における軸方向に垂直な断面を構成するドーナツ状の二重円の内径は例えば0.9センチメートルであり、外径は例えば1.5センチメートルである。
樹脂プラグ13は、タッピンネジ12が床Fにねじ込まれる前に床Fのコンクリート層Iに設けられた穴に挿入され、その穴に対しねじ込まれるタッピンネジ12の側面と穴の側面の間の隙間を埋めることにより、タッピンネジ12がコンクリート層Iにおいてがたつくことを防止するための部材である。従って、樹脂プラグ13は、タッピンネジ12の本数に合わせて、例えば4個用いられる。なお、施工時における樹脂プラグ13の使用方法については後述する。
防水剤14は、上方から見たときに、土台部111と床Fの上面とが接している領域の外縁から外側に所定の距離の点の集合で構成される境界線の内側の領域のうち、支柱部112が土台部111と接続されている部分を除く全ての領域に位置する土台部111、タッピンネジ12、および床Fの上面を、上方から覆う。
具体的には、例えば、支持具11を床Fの上面上に配置した状態で、上述したXY座標平面において、X=−15、Y=−15、X=30、およびY=30の4つの直線で囲まれる正方形状の領域を覆うように防水剤14を塗布し乾燥させる。ただし、支柱部112が土台部111と接続されている部分、すなわち点(7.5、7.5)を中心とした直径2センチメートルの円形の部分は、防水剤14を配置することができないため、塗布の対象から除外される。
この場合、土台部111と床Fの上面とが接している領域の外縁上にある任意の一点から見て、所定の距離である15センチメートルだけ離れた位置の点の集合により構成される領域が、支柱部112との接続部分を除き、全て覆われるように防水剤14の配置が行われることになる。
防水剤14は、床Fの上面から上方に向かって配置されるプライマー層と防水主剤層とトップコート層とを有する。
具体的には、例えば、上述のプライマーは、アクリルエマルション系の防水剤であり、上述の防水主剤は、ゴムアスファルトエマルションであり、上述のトップコートは、アクリルエマルション系の塗料である。
以上のような構成を有する構造物1の施工方法の一例を、以下に説明する。
図2(a)、図2(b)、図2(c)、および図2(d)は、構造物1の施工方法の一例を説明するための図である。
先ず、床Fに、一辺10センチメートルの正方形の4つの頂点の各々を中心とする直径が約1.5センチメートルで深さが約10.5センチメートルの穴を4つ開ける。この場合、電気式のドリル等を用いて穴を開けることが一般的である。
なお、建物の屋上の構造は、上述したように、例えば、床Fの表面部分が防水シートGであり、その下側に断熱材層Hが設けられており、さらにその下側がコンクリート層Iになっている。なお、断熱材層Hの厚さは例えば5センチメートルである。
次に、上述の4つの穴の各々の中に樹脂プラグ13を、軸方向において開口している側の一端を上にして配置する。具体的には、何らかの治具を用いて樹脂プラグ13を当該穴の底まで打ち込む。
なお、上述のコンクリート層Iの素材が例えばALC(Autoclaved Light−weight aerated Concrete)である場合には、樹脂プラグ13を打ち込んだ後に、上述の穴の中にエポキシ接着剤を注入する。
その後、支持具11を、土台部111の底面を下にして床Fの上面上に配置する。この際、上述の4つの穴の位置と、土台部111の4つの孔の位置とを合わせる。
そして、4本のタッピンネジ12の軸部を土台部111の4つの孔の各々に貫通させて、床Fの4つの穴の各々にねじ込み、当該頭部の下向きの押圧により支持具11を床Fに固定する。この際、各々のタッピンネジ12の先端部分から軸方向に略5センチメートルまでの部分は、樹脂プラグ13の内部に挿入される。
さらに、上述したように、支持具11の支柱部112を除く部分の上面および側面、タッピンネジ12の上方もしくは水平方向から見える部分、および土台部111の側面と床Fとが接する土台部111の外縁から広がる床Fの上面上の所定の領域に、上述したプライマー、防水主剤、およびトップコートを、順番に上から覆うように配置していく。この際それぞれの層は、配置しては乾かし、配置しては乾かしを繰り返して形成される。
この際、上述した防水主剤層がプライマー層の全ての部分を覆い、上述したトップコート層が防水主剤層の全ての部分を覆うことに注意する。
なお、それぞれの層を形成する際に、マスキングを行えば容易に所望の施工を行うことが可能である。
そのようにして構成された構造物1には、例えば、上述した支持構造を用いて、架台R等を取り付けることが可能である。先ず、支柱部112の先端付近の雄螺子が切られている部分に雌螺子の切られたナットを1つ係合させる。その上に、上述のワッシャーを入れる。そして、架台Rに設けられた孔に当該ナットおよびワッシャーが取り付けられた支柱部112の先端部分を貫通させるように、支柱部112の上に架台Rを配置する。さらに、その上から上述のスプリングワッシャーを入れ、雌螺子の切られた2つ目のナットを係合させて、これらの2つのナットで架台Rを挟み付ける。そうすることによって、支持具11が、上述の支持構造により架台Rを支持することになる。
架台Rのサイズや形状により架台Rを支持するために複数の支持具11を必要とする場合には、それらの支持具11の各々に関し上述の作業を繰り返す。そのようにして支持具11により床Fの上に架台Rが固定されると、架台Rの上に、例えば太陽電池パネル等の構造物が取り付け可能となる。
上述した実施形態は、本考案の技術的思想の範囲内で様々に変形可能である。
例えば、構造物1および床Fの各部分のサイズについて上述した数値は全て例示であり、本考案を限定するものではない。
また、構造物1について上述した材料および形状も全て例示であり、本考案を限定するものではない。例えば、土台部111は、ステンレス製の正方形板状の部材であるとしたが、ステンレス以外の素材によって作られていてもよく、また正方形板状以外の形状を有していてもよい。同様に、支柱部112は、ステンレス製の軸方向に長い円柱状の形状を有する部材であるとしたが、ステンレス以外の素材で作られていてもよく、また長い円柱以外の形状を有していてもよい。さらに、防水剤14も、防水効果を有するものであればいかなる素材が採用されてもよい。
また、土台部111には、土台部111を構成する正方形板の一方の面から他方の面にかけて、タッピンネジ12を貫通させるための円形の孔が4つ設けられているものとしたが、当該孔の形状および個数は、本考案を限定するものではない。また、特に問題がなければ、当該孔は設けられなくてもよい。例えば、当該孔が設けられない例としては、タッピンネジ12に代わるL字状の形状を有する留め具が、当該Lの一辺で土台部111を土台部111の外縁の外側上方から内側に向かって覆うように配置された状態で床Fに対し打ち込まれ、土台部111を床Fに対し下方に押圧することにより固定することが考えられる。
また、支柱部112における上述した円柱の軸方向の一端付近は、溶接以外の方法によって土台部111に固着されてもよい。また、土台部111と支柱部112とは、一体成形されてもよい。
また、支柱部112における土台部111に固着されない側の先端付近には雄螺子が切られ、その雄螺子が切られている部分が架台Rを支持するための支持構造の一部を構成するものとしたが、支柱部112が、支柱部112に取り付けられた物を床Fの上方において下方から支持することができれば、その支持構造としていかなる構造が採用されてもよい。さらに、特に問題がなければ、支持構造と呼べるような特段の構造が設けられなくてもよい。
また、支柱部112は、例えば架台R等を支持するものとしたが、架台R以外のいかなる物を支持してもよい。
また、タッピンネジ12は留め具の一例であって、床Fに差し込まれ、床Fの上面上に配置された支持具11を床Fに固定する1以上の留め具であれば、タッピンネジ12の代わりにいかなる留め具が採用されてもよい。上述したL字状の形状を有する留め具はその一例である。
また、上述した実施形態においては床Fにコンクリート層Iが含まれていたため、タッピンネジ12のがたつき防止のために樹脂プラグ13が用いられるものとしたが、例えば床Fが木製の下地を備える等の場合には、樹脂プラグ13は不要となる。
また、防水剤14は、少なくとも、支持具11の支柱部112を除く部分の上面および側面、タッピンネジ12の上方もしくは水平方向から見える部分、および土台部111の側面と床Fとが接する境界を含んだ領域を、上方から覆っていればよい。
また、防水剤14は、床Fの上面から上方に向かって配置されるプライマー層と防水主剤層とトップコート層とを有するものとしたが、これは本考案を限定するものではない。例えば、それらの各々の層が有する機能を複数もしくは全て備える材料があれば、防水剤14は2層もしくは1層により構成され得るし、例えば異なる材料による防水主剤層を2層以上重ねることにより防水効果を高めたい場合には、防水剤14が4層以上により構成されることになる。
また、上述した構造物1の施工方法は、あくまで例示であり、本考案を限定するものではない。
本考案にかかる防水構造は、ビルの屋上等に架台等を施工する場合に有用であるため、太陽電池パネル等の設置に便利であり、世の中で広く利用されることが期待される。
1…構造物、11…支持具、111…土台部、112…支柱部、12…タッピンネジ、13…樹脂プラグ、14…防水剤

Claims (3)

  1. 床の上面上に配置された状態において前記床の上面に接する土台部と、前記土台部から上方に延伸する支柱部とを有し、前記支柱部に取り付けられた物を前記床の上方において下方から支持する支持具と、
    床に差し込まれ、前記床の上面上に配置された前記支持具を前記床に固定する1以上の留め具と、
    上方から見たときに、前記土台部と前記床の上面とが接している領域の外縁から外側に所定の距離の点の集合で構成される境界線の内側の領域のうち前記支柱部が前記土台部と接続されている部分を除く全ての部分に配置されている前記土台部、前記留め具および前記床の上面を、上方から覆う一連の防水剤と
    を備える構造物。
  2. 前記防水剤は、前記床の上面から上方に向かって配置されるプライマー層と防水主剤層とトップコート層とを有する
    請求項1に記載の構造物。
  3. 前記留め具は、釘状の部材もしくは螺子状の部材である
    請求項1または2に記載の構造物。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014060271A (ja) * 2012-09-18 2014-04-03 Taiyo Kogyo Corp 太陽光発電装置、およびその組み立て方法
JP2014152548A (ja) * 2013-02-12 2014-08-25 Sekisui Chem Co Ltd 防水支持構造及び支持アンカー
JP2016145511A (ja) * 2015-01-29 2016-08-12 三ツ星ベルト株式会社 雪止め支持金具、及び、雪止め構造を伴った屋根の防水構造

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